JPH0266855A - シート状正極板の製造法 - Google Patents
シート状正極板の製造法Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/04—Processes of manufacture in general
- H01M4/0402—Methods of deposition of the material
- H01M4/0404—Methods of deposition of the material by coating on electrode collectors
-
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、シート状正極板の製造法に関するものであり
特に、粉粒状の正極合剤をシート状に加工して正極板を
得る製造法に関する。
特に、粉粒状の正極合剤をシート状に加工して正極板を
得る製造法に関する。
従来の技術
従来一般に、シート状正極板の製造法として第2図に示
す3本のロールを用いて正極合剤を金属集電網に充填す
る方法が一般的であった。すなわち、供給ロール1と造
膜ロール2との間隙に水、メタノール等の希釈剤を10
〜60重量係含有した正極合剤4全流し込み、造膜ロー
ル2の表面に正極シート5を形成する。その後造膜ロー
ル2と充填ロール3との間隙において前記正極シー1−
5を金属集電網6の片面に充填してシート状正極板8を
製造していた。なお、この後電池の放電容量を向上する
ために、シート状正極板8を乾燥し、加圧して正極合剤
密度を向上することが一般的であった。
す3本のロールを用いて正極合剤を金属集電網に充填す
る方法が一般的であった。すなわち、供給ロール1と造
膜ロール2との間隙に水、メタノール等の希釈剤を10
〜60重量係含有した正極合剤4全流し込み、造膜ロー
ル2の表面に正極シート5を形成する。その後造膜ロー
ル2と充填ロール3との間隙において前記正極シー1−
5を金属集電網6の片面に充填してシート状正極板8を
製造していた。なお、この後電池の放電容量を向上する
ために、シート状正極板8を乾燥し、加圧して正極合剤
密度を向上することが一般的であった。
捷だ、シート状正極板を製造する際に、正極合剤中に2
0〜60重t%の希釈剤を含有する目的は、造膜ロール
2の表面に均一な正極シート5を形成することにある。
0〜60重t%の希釈剤を含有する目的は、造膜ロール
2の表面に均一な正極シート5を形成することにある。
正極合剤中の希釈剤が20チ未満の場合、正極シート5
が脆くて断裂することが多く、捷た正極合剤中の希釈剤
が50%よりも多い場合、正極シート5の表面もしくは
内部に空孔が多く発生し、均一な正極シート6を連続的
に製造することが不可能であった。
が脆くて断裂することが多く、捷た正極合剤中の希釈剤
が50%よりも多い場合、正極シート5の表面もしくは
内部に空孔が多く発生し、均一な正極シート6を連続的
に製造することが不可能であった。
発明が解決しようとする課題
以上のような従来の製造法によれば、正極合剤を金属集
電網の片面にのみ充填した正極板が得られており、この
場合、正極板を乾燥して必要な密度を得るべく加圧した
場合第3図に示すように正極板に歪みによる変形が発生
した。このような歪みによる変形は、金属集電網付近の
正極合剤とその他の部分の正極合剤間に密度差を発生す
るためであると考えられる。このように変形した正極板
は、電池構成時すなわち、正極板を、セパレータを介し
て負極と構成する際に多くの不良を発生する大きな要因
となっていた。
電網の片面にのみ充填した正極板が得られており、この
場合、正極板を乾燥して必要な密度を得るべく加圧した
場合第3図に示すように正極板に歪みによる変形が発生
した。このような歪みによる変形は、金属集電網付近の
正極合剤とその他の部分の正極合剤間に密度差を発生す
るためであると考えられる。このように変形した正極板
は、電池構成時すなわち、正極板を、セパレータを介し
て負極と構成する際に多くの不良を発生する大きな要因
となっていた。
正極板の歪みによる変形を減少するため金属集電網の両
面に正極合剤をシート状に形成する方法として、特公昭
52−18379号公報で示されている方法がある。こ
の方法は固体粉末状の活物質と導電材としての炭素粉末
を混合したものにバインダーとしてポリ47ツ化エチレ
ン樹脂の水性エマルジョンを用い、バインダーを全体に
均一に分散させるための希釈剤としてメタノールの適量
を用い、これらを練合した後、整粒した合剤4を、第4
図Aに示す如く2本の対をなすロー29間に供給するこ
とによりシートを作成すると同時に、その片面に金属集
電網6を埋め込んでシート状正極板aとし、これを乾燥
後第4図Bに示す如く2本の対ローラ9間にて、前述の
乾燥シートa′の金属集電網6側の片面に前述の練合、
整粒合剤4をシート状に押し出し成形すると同時に貼シ
合せて1枚のシート状の正極板すを得ていた。なお、シ
ート状正極板aの乾燥は、必ずしも極板を完全に乾燥さ
せる必要はなく、合剤を手で押しても流れない程度以上
に乾燥すれば良いというものであった。しかしこの方法
によれば、貼9合わせ後のシートどうしの密着力が弱く
、平板状のシートを重ね合わす構造の電池に用いる場合
は問題を生じないが、極板を渦巻状に巻回する場合には
巻き芯部分の巻き径の小さい場所において両シート間が
はく離するという問題が発生していた。
面に正極合剤をシート状に形成する方法として、特公昭
52−18379号公報で示されている方法がある。こ
の方法は固体粉末状の活物質と導電材としての炭素粉末
を混合したものにバインダーとしてポリ47ツ化エチレ
ン樹脂の水性エマルジョンを用い、バインダーを全体に
均一に分散させるための希釈剤としてメタノールの適量
を用い、これらを練合した後、整粒した合剤4を、第4
図Aに示す如く2本の対をなすロー29間に供給するこ
とによりシートを作成すると同時に、その片面に金属集
電網6を埋め込んでシート状正極板aとし、これを乾燥
後第4図Bに示す如く2本の対ローラ9間にて、前述の
乾燥シートa′の金属集電網6側の片面に前述の練合、
整粒合剤4をシート状に押し出し成形すると同時に貼シ
合せて1枚のシート状の正極板すを得ていた。なお、シ
ート状正極板aの乾燥は、必ずしも極板を完全に乾燥さ
せる必要はなく、合剤を手で押しても流れない程度以上
に乾燥すれば良いというものであった。しかしこの方法
によれば、貼9合わせ後のシートどうしの密着力が弱く
、平板状のシートを重ね合わす構造の電池に用いる場合
は問題を生じないが、極板を渦巻状に巻回する場合には
巻き芯部分の巻き径の小さい場所において両シート間が
はく離するという問題が発生していた。
これはバインダーに用いているポリフッ化エチレン樹脂
は、本来結着性はあまp強くないが、活物質および炭素
材料と練合されることにより、樹脂粉末が繊維化効果に
よって互いに絡み合うためと、比較的水分、メタノール
等の希釈剤が多いため、ローラでの圧力により互いが密
着し合ってシート状となるため、合剤粒子間の結着、密
着は比較的高いが、シート状態どうしでの貼り合せ時に
は片側のシート表面は既に平滑であるため、他方のシー
トの合剤粒子の接着、密着強度が弱いためと考えられる
。
は、本来結着性はあまp強くないが、活物質および炭素
材料と練合されることにより、樹脂粉末が繊維化効果に
よって互いに絡み合うためと、比較的水分、メタノール
等の希釈剤が多いため、ローラでの圧力により互いが密
着し合ってシート状となるため、合剤粒子間の結着、密
着は比較的高いが、シート状態どうしでの貼り合せ時に
は片側のシート表面は既に平滑であるため、他方のシー
トの合剤粒子の接着、密着強度が弱いためと考えられる
。
このシートどうしの接着、密着強度を向上させるために
乾燥後シート状電極a′の合剤を有していない片面に合
剤4をシート状に押し出し成形する際に、対ローラ9の
隙間を小さくし、シートどうしを金属集電網を介して圧
着する方法も検討されている。この方法によれば両シー
トを比較的強固に圧着することが可能であるが、電極a
の乾燥が不十分な場合、電極a′の有する水分及びメタ
ノール及び、合剤4の有する水分及びメタノールが対ロ
ーラ9の隙間において電極及び合剤より絞り出され、第
5図に示すように、電極すの表面に溝状6 ・ の凹部1oが発生した。
乾燥後シート状電極a′の合剤を有していない片面に合
剤4をシート状に押し出し成形する際に、対ローラ9の
隙間を小さくし、シートどうしを金属集電網を介して圧
着する方法も検討されている。この方法によれば両シー
トを比較的強固に圧着することが可能であるが、電極a
の乾燥が不十分な場合、電極a′の有する水分及びメタ
ノール及び、合剤4の有する水分及びメタノールが対ロ
ーラ9の隙間において電極及び合剤より絞り出され、第
5図に示すように、電極すの表面に溝状6 ・ の凹部1oが発生した。
本発明は以上のような問題点を解決することを目的とし
て金属集電網の両面に正極材料をシート状に形成し、両
シートを強固に圧着する方法を提供しようとするもので
ある。
て金属集電網の両面に正極材料をシート状に形成し、両
シートを強固に圧着する方法を提供しようとするもので
ある。
課題を解決するだめの手段
本発明は、金属集電網の片面にシート状に正極合剤を塗
着してシート状正極板とし、その後正極板の正極合剤中
の水、メタノール等の希釈剤が10重量係以下となるよ
うに乾燥し、しかる後に金属集電網の正極合剤を塗着し
ていない片面にシート状に正極合剤を圧着して正極板を
製造するものである。
着してシート状正極板とし、その後正極板の正極合剤中
の水、メタノール等の希釈剤が10重量係以下となるよ
うに乾燥し、しかる後に金属集電網の正極合剤を塗着し
ていない片面にシート状に正極合剤を圧着して正極板を
製造するものである。
作用
本発明によれば、あらかじめ金属集電網の片面に正極合
剤をシート状に塗着して正極板とし、その後正極板を正
極板の合剤中希釈剤含有率を1゜重量%以下となるよう
に乾燥するため、正極合剤をシート状に金属集電網の他
面に圧着しても希釈剤が絞り出されることが少ない。
剤をシート状に塗着して正極板とし、その後正極板を正
極板の合剤中希釈剤含有率を1゜重量%以下となるよう
に乾燥するため、正極合剤をシート状に金属集電網の他
面に圧着しても希釈剤が絞り出されることが少ない。
捷だ、例えば従来のように対ローラを用いて両シート全
圧着する際、圧着強さを高めるべく、対ローラ隙間を小
さくした場合、正極合剤より絞られた希釈剤が、あらか
じめ金属集電網に塗着さ江希釈剤含有率が1o重量係以
下に乾燥された正極合剤中に含浸されるため従来のよう
に正極板に溝状の凹部が発生することがない。
圧着する際、圧着強さを高めるべく、対ローラ隙間を小
さくした場合、正極合剤より絞られた希釈剤が、あらか
じめ金属集電網に塗着さ江希釈剤含有率が1o重量係以
下に乾燥された正極合剤中に含浸されるため従来のよう
に正極板に溝状の凹部が発生することがない。
実施例
以下、本発明の一実施例全商面に基づいて説明する。第
1図A、Bは本発明の一実施例を示す電池用正極板の製
造工程を示す略図である。まず、第1図人に示すように
正極合剤4を、供給ロール1と造膜ロール2との間隙に
流し込み、造膜ロール20表面に正極シート5を形成す
る。正極シート6は、造膜ロール2と充填ロール3との
間隙において金属集電網6の片面に充填され、−次歪極
板7が形成される。次にこの一次正極板7を、正極合剤
中の水分が100重量%以下なるように乾燥し、その後
第1図BvLC/Tりすように、造膜ロール2′と充填
ロール3′との間隙に配し、予め供給ロール1′と造膜
ロール2′とにより形成された正極シート5′を一次正
極板7に充填して正極板8を形成する。なお、正極合剤
4及び4′は、水、メタノール等の希釈剤を10〜60
重量係含有している。希釈剤を10〜60重量係合有し
た正極合剤を用いる理由は、従来の技術において述べた
ように、造膜ロール2,2′の表面に均一な正極シー)
5.5’を形成するためである。
1図A、Bは本発明の一実施例を示す電池用正極板の製
造工程を示す略図である。まず、第1図人に示すように
正極合剤4を、供給ロール1と造膜ロール2との間隙に
流し込み、造膜ロール20表面に正極シート5を形成す
る。正極シート6は、造膜ロール2と充填ロール3との
間隙において金属集電網6の片面に充填され、−次歪極
板7が形成される。次にこの一次正極板7を、正極合剤
中の水分が100重量%以下なるように乾燥し、その後
第1図BvLC/Tりすように、造膜ロール2′と充填
ロール3′との間隙に配し、予め供給ロール1′と造膜
ロール2′とにより形成された正極シート5′を一次正
極板7に充填して正極板8を形成する。なお、正極合剤
4及び4′は、水、メタノール等の希釈剤を10〜60
重量係含有している。希釈剤を10〜60重量係合有し
た正極合剤を用いる理由は、従来の技術において述べた
ように、造膜ロール2,2′の表面に均一な正極シー)
5.5’を形成するためである。
本発明を二酸化マンガンを正極活物質とし、導電剤とし
てカーボンブラックを添加した正極板の製造において実
施した。なお、二酸化マンガンとカーボンブラックより
なる粉粒状正極合剤100重量部にバインダーとしてポ
リ47ソ化エチレン樹脂の水性エマルジョン(固形分6
0重量%濃度)を12重量部添加し、さらに希釈剤とし
て水を3゜重量部添加してこれらを練合した後粒子径が
1.5閣になるよう整粒を行った。
てカーボンブラックを添加した正極板の製造において実
施した。なお、二酸化マンガンとカーボンブラックより
なる粉粒状正極合剤100重量部にバインダーとしてポ
リ47ソ化エチレン樹脂の水性エマルジョン(固形分6
0重量%濃度)を12重量部添加し、さらに希釈剤とし
て水を3゜重量部添加してこれらを練合した後粒子径が
1.5閣になるよう整粒を行った。
」二記二酸化マンガンを正極活物質とした正極合剤をま
ず第1図人に示す3本ロールを用いて金属集電網の片面
に塗着し、1次歪極板7を形成した。
ず第1図人に示す3本ロールを用いて金属集電網の片面
に塗着し、1次歪極板7を形成した。
なお、供給ロール1と造膜ロール2との隙間は0.4w
nとし、造膜ロール2と充填ロール3との隙間はα43
mとした。金属集電網6の厚さは0.5咽である。つぎ
に、上記−次歪極板7を乾燥し、正極合剤中希釈剤含有
率が2o重量係、15重量%、10重量係及び5重量%
の4種類の一次正極板を作成した。その後第1図Bに示
すように3本ロールを用いて正極シート6′を一次正極
板に圧着した。なお、正極合剤4′は、−次歪極板を形
成する際に利用した正極合剤4と同様である。また、正
極シート5′を形成する供給ロール1′と造膜ロール2
′の隙間は0.4閣とし、正極シート5′と前記4種の
一次正極板を圧着する造膜ロール2′と充填ロール3′
の隙間は、o、80閣と、0.5mの2種実施した。こ
のようにして得られた8種のシート状正極板をそれぞれ
正極合剤中希釈剤含有率を1重量%以下となるよう乾燥
し、さらにその後正極合剤密度が3.0g / cc
となるまで圧延し、8種の正極板を外観形状と極板強度
の2点につき調査した。
nとし、造膜ロール2と充填ロール3との隙間はα43
mとした。金属集電網6の厚さは0.5咽である。つぎ
に、上記−次歪極板7を乾燥し、正極合剤中希釈剤含有
率が2o重量係、15重量%、10重量係及び5重量%
の4種類の一次正極板を作成した。その後第1図Bに示
すように3本ロールを用いて正極シート6′を一次正極
板に圧着した。なお、正極合剤4′は、−次歪極板を形
成する際に利用した正極合剤4と同様である。また、正
極シート5′を形成する供給ロール1′と造膜ロール2
′の隙間は0.4閣とし、正極シート5′と前記4種の
一次正極板を圧着する造膜ロール2′と充填ロール3′
の隙間は、o、80閣と、0.5mの2種実施した。こ
のようにして得られた8種のシート状正極板をそれぞれ
正極合剤中希釈剤含有率を1重量%以下となるよう乾燥
し、さらにその後正極合剤密度が3.0g / cc
となるまで圧延し、8種の正極板を外観形状と極板強度
の2点につき調査した。
結果を次表に示す。なお、調査は、それぞれの正10
・・ 7 極板を25mmX 230rrrmに切断し、各々のテ
スト数は各60ケで行なった。外観形状は、各正極板を
シート状正極両面を目視により観察し、金属集電網が露
呈している正極板の枚数を表わし、寸だ極板強度は、第
6図に示す如く直径3f+1mO棒Cを中心として隙間
の開かない程度の強さで巻きつけ、その後再び巻きほど
き元に戻して平板状とし、棒Cへの巻きつけ前後の極板
重量を比較して合剤脱落比率を算出し、平均値を示した
。
・・ 7 極板を25mmX 230rrrmに切断し、各々のテ
スト数は各60ケで行なった。外観形状は、各正極板を
シート状正極両面を目視により観察し、金属集電網が露
呈している正極板の枚数を表わし、寸だ極板強度は、第
6図に示す如く直径3f+1mO棒Cを中心として隙間
の開かない程度の強さで巻きつけ、その後再び巻きほど
き元に戻して平板状とし、棒Cへの巻きつけ前後の極板
重量を比較して合剤脱落比率を算出し、平均値を示した
。
(以下余白)
発明の効果
上表より明らかなように、−次正極板の正極合剤中希釈
剤含有率i10重量%以下とし、かつ、−次正極板の金
属集電網の片面にシート状に正極板を圧着することによ
り、金属集電網の両面にシート状正極合剤を凹凸なく強
固に貼り合わせることが可能である。なお、−次正極板
の乾燥は正極合剤中希釈剤含有率が10重量%以下とす
れば効果があるが、希釈剤含有率が低い程効果があり、
特に5重量係以下において著しい効果が見られた。
剤含有率i10重量%以下とし、かつ、−次正極板の金
属集電網の片面にシート状に正極板を圧着することによ
り、金属集電網の両面にシート状正極合剤を凹凸なく強
固に貼り合わせることが可能である。なお、−次正極板
の乾燥は正極合剤中希釈剤含有率が10重量%以下とす
れば効果があるが、希釈剤含有率が低い程効果があり、
特に5重量係以下において著しい効果が見られた。
また、−次正極板の片面にシート状に正極を効果的に圧
着するために、圧着時−次正極板の厚さとシート状正極
の厚さの合計厚さ以下の隙間にて圧着を行なうことが必
要である。圧着隙間は小さい程圧着効果かあることは明
らかであるが、−次歪極板厚さとシート状正極の厚さの
合計厚さの半分以下にて圧着を行なった場合、金属集電
網が断裂するという問題が発生しやすい傾向があった。
着するために、圧着時−次正極板の厚さとシート状正極
の厚さの合計厚さ以下の隙間にて圧着を行なうことが必
要である。圧着隙間は小さい程圧着効果かあることは明
らかであるが、−次歪極板厚さとシート状正極の厚さの
合計厚さの半分以下にて圧着を行なった場合、金属集電
網が断裂するという問題が発生しやすい傾向があった。
第1図A、Bは本発明の実施例におけるシート13 、
状正極板の製造工程を示す図、第2図は従来例によるシ
ート状正極板の製造工程を示す図、第3図は第2図に示
す製造工程により製造された金属集電網の片面にシート
状正極を有した正極板の外観図、第4図ム、Bは従来例
による金属集電網の両面にシート状正極を配するシート
状正極板の製造工程を示す図、第5図は第4図A、Bの
製造工程によシ製造された正極板の外観図、第6図はシ
ート状正極板の極板強度のテスト方法の斜視図である。 1 、1’・・・・・・供給ロール、2.2’・・・・
・・造膜ロール、3.3′・・・・・・充填ロール、4
.4′・・・・・・正極合剤、6゜6′・・・・・・正
極シート、6・・・・・・金属集電網、7・・・・・・
−次正極板、8・・・・・・正極板、9・・・・・・対
ローラ、1゜・・・・・・溝状凹部、a・・・・・・−
次正極板、b・・・・・・正極板、C・・・・・・棒。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名−1
会七 ム蔦萎 111 藁11&111!11 0ロロ40;>瞠N軍 ミニ ー1h l 原着1寒)斯 ―口卓!#1 41))!4象1.!妬國
ート状正極板の製造工程を示す図、第3図は第2図に示
す製造工程により製造された金属集電網の片面にシート
状正極を有した正極板の外観図、第4図ム、Bは従来例
による金属集電網の両面にシート状正極を配するシート
状正極板の製造工程を示す図、第5図は第4図A、Bの
製造工程によシ製造された正極板の外観図、第6図はシ
ート状正極板の極板強度のテスト方法の斜視図である。 1 、1’・・・・・・供給ロール、2.2’・・・・
・・造膜ロール、3.3′・・・・・・充填ロール、4
.4′・・・・・・正極合剤、6゜6′・・・・・・正
極シート、6・・・・・・金属集電網、7・・・・・・
−次正極板、8・・・・・・正極板、9・・・・・・対
ローラ、1゜・・・・・・溝状凹部、a・・・・・・−
次正極板、b・・・・・・正極板、C・・・・・・棒。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名−1
会七 ム蔦萎 111 藁11&111!11 0ロロ40;>瞠N軍 ミニ ー1h l 原着1寒)斯 ―口卓!#1 41))!4象1.!妬國
Claims (1)
- 粉粒状の正極合剤に希釈剤を混合したスラリー状の正
極合剤を金属集電網に充填してシート状正極板を得る製
造法であって、あらかじめ金属集電網の片面にシート状
に正極合剤を塗着しその後正極合剤中の希釈剤が10重
量%以下となるように乾燥しついで前記金属集電網の正
極合剤を塗着していない片面にシート状に正極合剤を圧
着することを特徴とするシート状正極板の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63216532A JPH0266855A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | シート状正極板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63216532A JPH0266855A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | シート状正極板の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0266855A true JPH0266855A (ja) | 1990-03-06 |
Family
ID=16689910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63216532A Pending JPH0266855A (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | シート状正極板の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0266855A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06140077A (ja) * | 1992-09-11 | 1994-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | 電気化学素子、リチウム二次電池及び組電池並びに製造方法 |
JP2016046252A (ja) * | 2014-08-21 | 2016-04-04 | ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッドJohnson & Johnson Vision Care, Inc. | 生体適合性電池で使用するためのカソード混合物 |
US9622635B2 (en) | 2001-01-24 | 2017-04-18 | Irobot Corporation | Autonomous floor-cleaning robot |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP63216532A patent/JPH0266855A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06140077A (ja) * | 1992-09-11 | 1994-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | 電気化学素子、リチウム二次電池及び組電池並びに製造方法 |
US9622635B2 (en) | 2001-01-24 | 2017-04-18 | Irobot Corporation | Autonomous floor-cleaning robot |
JP2016046252A (ja) * | 2014-08-21 | 2016-04-04 | ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッドJohnson & Johnson Vision Care, Inc. | 生体適合性電池で使用するためのカソード混合物 |
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