JPH0266724A - 光カードと光カードの記録,再生装置 - Google Patents

光カードと光カードの記録,再生装置

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JPH0266724A
JPH0266724A JP63218982A JP21898288A JPH0266724A JP H0266724 A JPH0266724 A JP H0266724A JP 63218982 A JP63218982 A JP 63218982A JP 21898288 A JP21898288 A JP 21898288A JP H0266724 A JPH0266724 A JP H0266724A
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JP
Japan
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recording
convex lens
light
reproducing
optical card
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JP63218982A
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Inventor
Makoto Iwahara
誠 岩原
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光学的な記録再生手段によって情報信号を記録
再生できる光力−1−と光力−1〜の記録。
再生装置に関する。
(従来技術) 近年になって銀行カード、クレジット・カード、身分証
明カード、メモリ・カード、その他、各種用途のカード
が広く実用されていることは周知のとおりであるが、前
記のように広く社会に普及しているクレジット・カード
等と同様な形状寸法の矩形のカードに、光学的な記録材
料層を備えさせて、カードを所謂光カードとして各種情
報の記録媒体として利用することについての試みも行わ
れるようになった。
すなわち、広く社会に普及しているクレジット・カード
等と同様な形状寸法の矩形のカードに、所定の閾値以下
の光強度の光の長時間の照射によっても記録されること
がなく、前記した所定の閾値具」−の光強度の光の照射
によって記録が行われるような記録材料により2次元的
な拡がりを有する記8Nを設けて構成した光カードは、
記録層に対する情報信号の記録動作時と、記録層からの
情報信号の再生動作時とに記録層と記録再生素子とを相
対的に直線的に往復運動させるための変位駆動機構が、
円盤状の情報記録媒体(ディスク)の記録再生装置にお
けるディスクの回転駆動機構に比へて構造が複雑な上に
、動作に際して運動エネルギの損失や振動が多いという
欠点が指摘されてはいるが、広く社会に普及しているク
レジット・カード等と同様な形状寸法の矩形のカードに
は、世間一般のなじみがあり、また、−枚の光カードに
は約2メガ・バイトの情報の記録が可能であるというこ
とから、各種の用途での利用が有望視されている。
第12図は前記した光カードの従来例の−っとして、米
国のドレクスラ・テクノロジー社から発表された光カー
ドの概略構成を示す光カードの一部の平面図であり、ま
た、第13図は第12図に示されている光カードの記録
面の一部の拡大平面図、第14図は前記した第12図示
の光カードの記録再生装置の概略構成を示す斜視図であ
る。
第12図乃至第14図において1は光カードであり、こ
のカード1において2,2 ・はカードの記録面に予め
設定された記録領域であって、前記した各記録領域2,
2・にはそれの一方の端部にクロック・トラックTcが
予め記録形成されているとともに、他方の端部にトラッ
キング制御用の情報として連続した直線状の溝によるト
ラッキング制御用トラックTtが予め記録形成されてい
て、前記したクロック・1へラックTcとトラッキング
制御用トラックTtとの間における部分(第13図中の
矢印T]で示されている領域)に情報信号のトラックT
1が記録形成されるようになされている。
光カード1における情報信号のトラックTiに記録の対
象にされている情報信号を記録する際には、第14図に
示されている記録再生装置(第14図は記録再生装置に
おける光学ヘッドの部分と、光カードとを示している)
における光源3から放射されたレーザ光をコリメータレ
ンズ4によって平行光にして回折格子5に入射させて、
前記の回折格子5から3本の光束を集光レンズ6に入射
させる。
集光レンズ6では前記した3本の光束を集束して光カー
ド1における記録領域2におけるクロック・トラックT
cに微小な径の光点Scを結像させ、また、記録領域2
におけるクロック・トラックTcに微小な径の光点Sc
を結像させ、さらにトラッキング制御用トラックTtに
微小な径の光点Stを結像させ、さらにまた、情報信号
のトラックTiに記録の対象にされている情報信号によ
って強度変調されている微小な径の光点Siを結像させ
る。
前記した光カード1と前記した光点St、Sc。
Siとは相対的に第14図中の矢印7の方向に変位駆動
されているから、光カード1における順次の記録領域2
,2・・における情報信号のトランクT]には、記録対
象の情報信号によって強度変調されている微小な径の光
点S]により記録の対象にされている情報信号が記録さ
れることになる。
すなわち、光カード1は所定の閾値以下の光強度の光の
長時間の照射によっても記録されることがなく、前記し
た所定の閾値以上の光強度の光の照射によって記録が行
われるような記録材料による2次元的な拡がりを有する
記録層を備えているから、記録動作時に情報信号のトラ
ック゛r ]に対して、前記した所定の閾値以上の光強
度の光を情報信号によって強度変調して照射することに
より微小な径の光点Siにより記録の対象にされている
情報信号が記録層に記録されることになる。
第10図は既述したトレクスラ・・テクノロジー社の光
カードに使用されている記録層を示すための光カード1
の断面図であり、この第10図において10は損傷防止
用の表面硬化層、1]は保護層、12は銀塩パターン層
(クラストM)、13はF層のゼラチン層、14は基材
、15は保護層であって、光カード1に閾値の光強度以
上の光1−6が入射すると、銀粒子を含む有機物コロイ
ド状(ゼラチン)の銀塩パターン層12が、前記の光の
照射によって生した熱により銀粒子が下層のゼラチン層
に溶は込みピン1〜を形成して、情報信号と対応する記
録が行われる。
前記した情報信号のトラックT]に対する情報信号の高
密度記録が良好に行われるようにするために、第12図
に示されている光カードでは、トラッキング制御用トラ
ック−r tに照射された微小な径の光点Stからの反
射光を用いて、前記の光点Stを常にトラッキング制御
用トラック゛17 tにIF、確に位置させるようなト
ランキング制御動作が行われるようにするとともに、前
記した3つの光点が良好に集束された状態で光カード1
の記録面に照射されるようにする。
すなわち、前記した光カード1の記録領域2に結像され
た微小な径の23つの光点SL、Sc、Siからの反射
光は、第14図に示されているように集光レンズ6と反
射鏡8とレンズ9とを介して、それぞれ個別に設けC)
れている光検出器P l) c 。
PL)i、PDtに与えられることにより、I−ランキ
ング制御用トラック′1゛tを照射した光点Stからの
反射光が供給された光検出器P IJ t (例えば周
知の4分割型の光検出器)からの出方信号を用いて、例
えばプッシュプル法、その他、周知の方法の適用により
1〜ラソキンク制御情報を発生して図示されていなし司
−ランキング制御系による1〜ラッキング制御動作によ
り、第14図に示されている記録再生装置における光学
ヘットをアクチュエータが駆動変位して、光カード1の
記録領域2を照射する3つの光点S t、 + sc 
+ sjが正しく1〜ランキング制御されている状態に
し、また、前記の光検出器P I) tがらの出力信号
を用いて発生させたフォーカス制御信号を図示されてい
ないフォーカス制御系に供給して、前記した3つの光点
s1゜Sc + S ]が正しくフォーカスされている
状態にz 制御されるようにする。
また、クロック・1−ラック’L” cに照射された微
小な径の光点S cからの反射光は、第】4図に示され
ているように集光レンズ6と反射鏡8とレンズ9とを介
して、光検出器P I) cに与えられることにより、
光検出器P I) cからの出力信号に基づいてクロッ
ク信号が発生され、前記のクロyり信号に基づいて記録
動作が行われる。
また、光力−1〜1からの情報信号の再生動作は、光カ
ード1における記録層に記録が行われないように、所定
の閾値以下で一定の光強度の3本の光束を集光レンズ6
に入射させて、記録領域2におけるクロック・1−ラッ
ク゛l” cに微小な径の光点SOを結像させ、また、
記録領域2におけるタロツク・トランクT’ cに微小
な径の光点Scl結像させ、さらに、トラッキング制御
用1へラック゛■゛tに微小な径の光点Stを結像させ
て、前記した光カード1と前記した光点St;、Sc、
Siとを相対的に第14図中の矢印′7の方向に変位駆
動し、前記した光点からの反射光を光検出器PDc、P
Di。
P D tに与えることによって行う。
この再生動作時においても、光学ヘットには既述した記
録動作時と同様に自動トラッキング制御動作と自動集束
制御動作とが行われることはいうまでもない。
(発明が解決しようどする問題点) ところで、光力−1へに多くの情報量の情報Di壮の記
録を行うようにした場合には、当然のことながら情報信
号の1へラック′■]のトランク・ピンチは小さなもの
になる。そして、広く一般に使用されることが前提にな
される光カードや光力−1〜の記録再生装置についてみ
ると、光力−lくや光カードの記録再生装置における機
械的な精度を1−げて高密度記録に対応することは価格
の面からも実施することができず、そのために既述した
従来例においてもトラッキング制御等の手段を適用して
高密度記録再生登行えるようにしている。
しかしながら、既述した従来の光カードでは記録領域2
,2 ・の全体が情報信号の記録のために使用されるの
ではなく、各記録領域2,2 には情報信号のトランク
T1の他にクロック・トラックTcと、トラッキング制
御用トラックTtとが設けられているために、面積当り
の記録容量が減少されていた。
それで、トラッキング制御用(ならびにフォーカシング
制御用)トラックなどが不要で、高密度記録の可能な光
カードの出現が待望された。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、所定の閾値以下の光強度の光の長時間の照射
によっても記録されることがなく、前記した所定の閾値
以上の光強度の光の照射によって記録が行われるような
記録材料の2次元的な拡がりによって形成させた記録層
と、前記した記録層の片面に微小な径の複数の凸レンズ
を所定の配列態様で2次元的に配列して構成させた凸レ
ンズアレイと、前記の凸レンズアレ“イを構成している
個々の凸レンズと個別に対応して前記した記録層へ形成
される個々の記録再生領域の中に、前記した個々の記録
再生領域を2次元的に分割して予め定められた個数の単
位の記録再生領域を設定し、それぞれ個別な情報が記録
再生されるべき前記した単位の記録再生領域の個々のも
のは、凸レンズの光軸に対してそれぞれ異なる予め定め
られた角度から凸レンズを通して見たときに、それぞれ
特定な1個の単位の記録再生領域だけが凸レンズの大き
さに拡大されて見えるように、前記した凸レンズアレイ
における各凸レンズの焦点面に記録層を位置させてなる
凸レンズアレイと記録層との対よりなる構成部分を光カ
ードにおける少なくとも一部に設けてなる光カード、及
び所定の閾値以下の光強度の光の長時間の照射によって
も記録されることがなく、前記した所定の閾値以上の光
強度の光の照射によって記録が行われるような記録材料
の2次元的な拡がりによって形成させた記録層と、前記
した記録層の片面に微小な径の複数の凸レンズを所定の
配列態様で2次元的に配列して構成させた凸レンズアレ
イと、前記の凸レンズアレイを構成している個々の凸レ
ンズと個別に対応して前記した記録層へ形成される個々
の記録再生領域の中に、前記した個々の記録再生領域を
2次元的に分割して予め定められた個数の単位の記録再
生領域を設定し、それぞれ個別な情報が記録再生される
べき前記した単位の記録再生領域の個々のものは、凸レ
ンズの光軸に対してそれぞれ異なる予め定められた角度
から凸レンズを通して見たときに、それぞれ特定な1個
の単位の記録再生領域だけが凸レンズの大きさに拡大さ
れて見えるように、前記した凸レンズアレイにおける各
凸レンズの焦点面に記録層を位置させてなる凸レンズア
レイと記録層との対よりなる構成部分が少なくとも一部
に設けられている光カードにおける前記した凸レンズア
レイの1個の凸レンズの形状及び寸法と略々等しい断面
形状及び断面寸法の平行光束を2軸に傾斜させうるとと
もに、光カードの所定の範囲で2次元的に移動可能にす
る手段と、前記の平行光束を用いて情報信号の記録、再
生を行う手段とを備えてなる光カードの記録、再生装置
、ならびに所定の閾値以下の光強度の光の長時間の照射
によっても記録されることがなく、前記した所定の閾値
以上の光強度の光の照射によって記録が行われI6− るような記録材料の2次元的な拡がりによって形成させ
た記録層と、前記した記録層の片面に微小な径の複数の
凸レンズを所定の配列態様で2次元的に配列して構成さ
せた凸レンズアレイと、前記の凸レンズアレイを構成し
ている個々の凸レンズと個別に対応して前記した記録層
へ形成される個々の記録再生領域の中に、前記した個々
の記録再生領域を2次元的に分割して予め定められた個
数の単位の記録再生領域を設定し、それぞれ個別な情報
が記録再生されるべき前記した単位の記録再生領域の個
々のものは、凸レンズの光軸に対してそれぞれ異なる予
め定められた角度から凸レンズを通して見たときに、そ
れぞれ特定な1個の単位の記録再生領域だけが凸レンズ
の大きさに拡大されて見えるように、前記した凸レンズ
アレイにおける各凸レンズの焦点面に記録層を位置させ
てなる凸レンズアレイと記録層との対よりなる構成部分
が少なくとも一部に設けられている光カードにおける凸
レンズアレイの1個の凸レンズの形状及び寸法と略々等
しい断面形状及び断面寸法の平行光束を光カードの所定
の範囲で2次元的に移動可能にする手段を備えて、前記
の平行光束を用いて情報信号の記録再生を行うようにし
た光力−1〜の記録再生装置において、光カードの凸レ
ンズアレイの個々の凸レンズにおける複数個の単位の記
録再生領域の配置態様と相似な配列態様で、かつ、前記
した複数個の単位の記録再生領域の個数Nと同数の発光
素子からの光を共通のコリメータレンズを介して凸レン
ズアレイにおけるN個の凸レンズのそれぞれに、凸レン
ズアレイにおける1個の凸レンズの形状及び寸法と略々
等しい断面形状及び断面寸法の平行光束として入射させ
て、その光を前記した凸レンズアレイにおけるN個の凸
レンズ毎に設定されている各N個の単位の記録再生領域
におけるそれぞれ特定な1個の単位の記録再生領域に対
して与える手段と、前記した光によって照射されたN個
の凸レンズにおいてそれぞれ前記の光により照射されて
いる各1個ずつの単位の記録再生領域からの反射光を、
前記した反射光を生じさせたm位の記録再生領域が属し
ている凸レンズと前記した共通のコリメータレンズを介
して、光カードの凸レンズアレイの個々の凸レンズにお
ける複数個の単位の記録再生領域の配置態様と旧位な配
列態様で、かつ、前記した個数の単位の記録再生領域の
個数Nと同数の光センサを備えている2次元センサにお
けるそれぞれ対応している光センサに入射させるr段と
、前記した光学系と光力−1〜とを2次元的にil/、
行移動させる手段とに設けてなる光カードの記録、再生
装置を堤供するものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の光カードと光力−1
〜の記録、再生装置の具体的な内容を詳細に説明する。
第1図は本発明の光カードの一実施例の概略構成を示す
斜視図、第2図は本発明の光カードの記録、再生装置の
一実施例の概略構成を示す斜視図、第3図は本発明の光
力−1への一実施例の一部を拡大して示す斜視図、第4
図は本発明の光力−1〜の記録、再生装置の構成原理及
び!11J4’+原理を説明するための光学系の平面図
、第5図及び第6図は本発明の光カードの記録、再生装
置の構成原理及び動作原理を説明するだめの記録再生領
域の図、第7図は立体情報の記録用の記録装置の斜視図
、第8図は本発明の光カードの記録、再生装置の他の実
施例の概略構成を示す斜視図、第9図は第8図示の光カ
ードの記録、再生装置の構成原理及び動作原理を説明す
るための一部の側断面図、第10図乃至第11図は記録
層の説明用の側断面面図である。
第1図は本発明の光力−1〜、すなわち、所定の閾値以
下の光強度の光の長時間の照射によっても記録されるこ
とがなく、前記した所定の閾値以上の光強度の光の照射
によって記録が行われるような記録材料の2次元的な拡
がりによって形成させた記録層と、前記した記録層の片
面に微小な径の複数の凸レンズを所定の配列態様で2次
元的に配列して構成させた凸1ノンズアレイと、前記の
凸レンズアレイを構成している個々の凸レンズと個別に
対応して前記した記録層へ形成される個々の記録再生領
域の中に、前記した個々の記録再生領域を2次元的に分
割して予め定められた個数の単位の記録再生領域を設定
し、それぞれ個別な情報が記録再生されるべき前記した
単位の記録再生領域の個々のものは、凸レンズの光軸に
対してそれぞれ異なる予め定められた角度から凸レンズ
を通して見たときに、それぞれ特定な1個の単位の記録
再生領域だけが凸レンズの大きさに拡大されて見えるよ
うに、前記した凸レンズアレイにおける各凸レンズの焦
点面に記録層を位置させてなる凸レンズアレイと記録層
との対よりなる構成部分を光カードにおける少なくとも
一部に設けて構成した光カードの一実施例の全体の斜視
図である。
第1図に示されている光力−+りL A Cは、それの
一部分だけに凸レンズアレイFELを含んで構成されて
いる構成部分を備えている場合の実施例であるが、本発
明の実施に当っては光カードの全面が凸レンズアレイF
ELを含んで構成されている構成部分を備えているもの
として構成されてもよいことは勿論である。
第3図は第1図に示されている光カード■、 A Cに
おける凸レンズアレイFELを含んで構成されている構
成部分の一部の拡大斜視図で、この第3図示の構成例で
は記録層RML、すなわち、所定の閾値以下の光強度の
光の長時間の照射によっても記録されることがなく、前
記した所定の閾値以上の光強度の光の照射によって記録
が行われるような記録材料の2次元的な拡がりによって
形成させる記録層RMLとして、第10図を参照して既
述したような、銀塩パターン層(クラスト層)12と下
層のゼラチン層13との2層構造とし、情報信号の記録
のために、閾値の光強度共−ヒの光を光カード1.に入
射させたときに、その光の熱で光カードLACに設けら
れている凸レンズアレイFELの凸レンズの焦点面に設
けられている銀粒子を含む有機物コロイド状(ゼラチン
)の銀塩パターンM12の銀粒子を下層のゼラチン層1
3に溶は込ませてピットを形成させて、情報信号と対応
する記録が記録層に行われるような構成形態の記録層R
M Lが使用されているとされており、前記の記録層R
MLは基材14と保護層15とによって構成されている
基板BP上に設けられている。凸レンズアレイFELの
表面には保護膜(第9図中に符号61で例示されている
)が設けられている。
なお、本発明の光カードLACにおいて使用される記録
層RMLとしては、前記の例のように銀塩パターン層(
クラスト層)12と下層のゼラチン層13との2層構造
から構成されているものに限られることはなく、第11
図に例示されているように従来から追記型の光ティスフ
における光学的記録材料として使用されている記録材料
の内から適当な材料を選択して記録層RMLが構成され
てもよいことは勿論である。
第11図は追記型の光ディスクにおいて従来から知られ
ている各種の構成形態の記録層RMLを例示したもので
ある。第11図の(a)は基板BPに所定の閾値以下の
光強度の光が長時間にわたって照射しても記録されるこ
とがなく、前記した所定の閾値以上の光強度の光が照射
されたときに記録が行われるような記録材料を用いて構
成させた光学的記録材料による記録層RML(以下、単
に記録層RMLと記載されることもある)として所定の
閾値以上の光強度の光の照射によって溶けてピッl−P
を形成させる単層の材料層16(例えば厚さ40nmの
P b −T e −S eの層、あるいは、厚さ4.
0 n mのT e −Cの層)を設けた場合の構成例
であり、また第11図の(b)は基板BPに記録層RM
 Lとしてポリマ膜17(厚さ3〜6ミクロン)と所定
の閾値以上の光強度の光の照射によって溶けてピットP
を形成させる材料層]8(例えば銀の微粒子を分散させ
た厚さ1100nの層)との2層からなる記録層RML
を設けた場合の構成例であり、さらに、第11図の(c
)は基板BPに記録層RMLとしてアルミニウムの光反
射膜19と干渉打消用の二酸化シリコン膜20(膜厚は
光の波長の四分の−の整数倍)と所定の閾値以上の光強
度の光の照射によって溶けてピットPを形成させる金属
簿膜21(3〜8nmの膜厚)との3層からなる記録層
RMLを設けた場合の構成例であり、さらにまた、第1
1図の(d)は基板BPに記録層RMLとして薄い光反
射膜22と所定の閾値以上の光強度の光の照射によって
溶けてピットPを形成する染料膜23(厚さ130nm
)との2層からなる記録層RMLを設けた場合の構成例
である。
次に、第11図の(e)は基板BPに所定の閾値以下の
光強度の光が長時間にわたって照射しても記録されるこ
とがなく、前記した所定の閾値以上の光強度の光が照射
されることによって記録が行われるような記録材料を用
いて構成させた光学的記録材料による記録層RMLとし
て所定の閾値以上の光強度の光の照射によって相変化を
起こす単層の材料層24(例えば、厚さ120nmのT
eOxの層)を設けた場合の構成例であり、また第11
図の(f)は基板BPに記録層RMLとして所定の閾値
以上の光強度の光の照射によって相変化を起こす材料膜
の2重層(40〜45nmの厚さの5b−8e膜25と
40nmの厚さのBi −Te膜26との2重層)から
なる記録層RM Lを設けた場合の構成例である。
第11図の(g)は基板BPに記録IRMLとして反射
膜27と干渉打消用のスペーサ28と吸収面29との3
重層からなるものが用いられ、所定の閾値以」−の光強
度の光の照射によって吸収面29に泡L3を生じさせる
ようにした場合の構成例であり、また、第11図の(1
))は基板BPに記録層RM Lとして、所定の閾値以
上の光強度の光の照射によって表面が平滑面Sfになる
ようなゲルマニウムの層30(1ミクロン以下の厚さの
層)を設けた場合の構成例である。
前記のように構成された本発明の光カードLACにおけ
る記録層RM Lに対して、所要の情報の記録(書込み
)を行うのには、例えば第2図に示されているような構
成の光カードの記録再生装置が用いられる(第7図に示
されているような構成の立体情報の記録装置及び第8図
に示されているような構成の光カードの記録再生装置を
用いても後述のように情報信号の記録を行うことができ
る)。
第2図に示されている光カードの記録再生装置において
、31は光カードの記録再生装置の機台であり、また、
32は前記した機台31に立設されている柱状体であり
、さらに、RP Aは記録再生構体である。そして、前
記した柱状体32には記録再生構体RPAを第2図中の
矢印Ry方向に回動させるために使用される駆動モータ
M r yが取付けられている。
33は前記した柱状体32に固着されている軸受けであ
り、34は前記した駆動用モータM r yの回転軸で
あり、この回転軸34は前記した軸受け33に支持され
ていて、それの先端部34 aには前記した記録再生構
体RPAを支持するためのL字状の支持部材35の−・
方のアーム335aが固着されている。
また、前記した17字状の支持部材35の他方のアーム
35 bには、記録再生構体RP Aを第2図中の矢印
Rx方向に回動させるために使用される駆動モータM 
r xが取付けられている。36C)は前記した記録再
生構体RI) Aの矢印Rx方向における回動角度を示
す目盛りである。
航記した記録再生構体RPAは、それに固着させである
回動軸に固着されているヘリカルベベルギヤ(図示され
ていない)と前記した駆動用モータM r xの回転軸
に取付けられたヘリカルベベルギヤ(図示されていない
)とを噛合わせることにより、駆動用モータM r x
の回転軸の回転方向と直交する矢印R x方向に回動す
るようになされている。
また、前記した記録再生構体R P Aは、例えば第4
図に示されているような光学系を備えているものとして
構成されている。第4図において36は光源(例えば半
導体レーザ)、37は偏光ビームスプリッタ、38は光
検出器、39は1/4波長板、40.41はレンズであ
って、光源36から放射されたレーザ光は偏光ビームス
プリッタ37と1/4波長板39とレンズ40.41の
光路を介してレンズ41に入射され、レンズ41からは
光カードLACに設けられている凸レンズアレイFEL
における1個の凸レンズの形状及び寸法と略々等しい断
面形状及び断面寸法の平行光束を凸レンズアレイF E
 Lにおける1個の凸レンズに入射させるように構成さ
れている。
前記のように記録再生構体RPAから記録再生光(書込
み読出し光)が投射されるへき光カード■4ACは、光
カードL A Cに示されている方向指示の矢印に従っ
て装着姿態を定めた上で、位置規制ド取付は板46上に
固着する。
前記の光カード取付は板46は、移動架台47に設けら
れている案内棒48,49を挿通させているとともに、
駆動モータMxによって駆動回転される移送ねじ50と
螺合されていて、前記した駆動モータMxが回転される
ときに図中の矢印X方向に移送される。
前記した移動架台47は、機台31に固着されている架
台51に設けられている案内棒52,53に挿通されて
いるとともに、架台5]−に固着されている駆動モータ
Myによって駆動回転される移送ねじ54と螺合されて
いて、前記した駆動モータMyが回転さ九るときに図中
の矢印Y方向に移送される。
それで、前記した駆動モータMx,Myが駆動されるこ
とによってX、Y方向に移動される移動架台46に取付
けられている光カードLACにおける凸レンズアレイの
各凸レンズには、前記した記録再生構体RPAから選択
的に光が投射できることになる。
ところで、前記のように構成された本発明の光カードに
おいては、それの記録層RMLの片面に微小な径の複数
の凸レンズを所定の配列態様で2次元的に配列して構成
させた凸レンズアレイFELにおける個々の凸レンズと
個別に対応する記録再生領域が前記した記録層RMLに
形成されるのであり、また、前記のように記録層RML
に凸レンズアレイF E L、における個々の凸レンズ
と個別に対応して形成されている記録再生領域には、そ
の個別の記録再生領域と対応している特定な]個の凸レ
ンズに入射した平行光がその凸レンズによって集束され
ることによって記録再生領域の面積に比べて非常に小さ
な面積の光点が結像されるのであるが、前記のようにし
て記録再生領域中に結像される光点の位置は、その記録
再生領域と対応している凸レンズに入射する光線の方向
が変化するのに応じて変化する。
そして、第5図及び第6図は記録再生構体RPAから光
カード■、ACに設けられている凸レンズ、アレイFE
Lにおける1個の凸レンズの形状及び寸法と略々等しい
断面形状及び断面寸法の平行光束を凸レンズアレイFE
I、における1個の凸レンズに入射させる場合に、その
凸レンズに対する入射光の入射方向をそれぞれ特定な方
向となるように変化させることによって、その光が入射
されている凸レンズと対応している記録再生領域中に結
像される光点の位置を記録再生領域中のそれぞれ特定な
位置とすることができる、ということを図示説明したも
のである。
すなわち、第5図では記録再生構体RPAのレンズ41
から凸レンズアレイFELにおける1個の凸レンズの形
状及び寸法と略々等しい断面形状及び断面寸法の平行光
束が光カードLACに設けられている凸レンズアレイF
ELにおける1個の凸レンズLαに入射されるようにな
されている場3] 合に、駆動モータM、 r y 、 M r xを制御
して、記録再生構体RPAから凸レンズアレイFELに
おける1個の凸レンズLαに入射させる光の方向を第5
図中のPL、P2.P3のように変化させた場合に、前
記したPL、P2.P3のような各方向の入射光は、前
記した凸レンズLαと対応している記録再生領域中にお
けるそれぞれ異なる位置に光点Sα1.光点Sα2.光
点Sα3が生じることを示している。
また第6図は記録再生構体RPAのレンズ41から凸レ
ンズアレイFELにおける1個の凸レンズの形状及び寸
法と略々等しい断面形状及び断面寸法の平行光束が、光
カードLACに設けられている凸レンズアレイFELに
おける順次の1個の凸レンズLa、Lb、LQ・・・に
対して入射できるようになされている場合に、駆動モー
タM r y 。
Mrx、My、Mxを制御すると、前記した各凸レンズ
La、Lb、Lc・・・に入射させる光の方向をそれぞ
れ特定な方向、例えば、凸レンズに入射される光が凸レ
ンズアレイFELにおける各自しレンズLa、Lb、L
a ・にそれぞれ対応している各記録再生領域La、L
b、Lc・・における位置1(第6図中で点線の丸で囲
んで示す1の位置)に集光されるような方向と、凸レン
ズに入射される光が凸レンズアレイFELにおける各凸
レンズLa、Lb、Lc・・・にそれぞれ対応している
各記録再生領域L a r T、b + L c・・に
おける位置2(第6図中で点線の丸で囲んで示す2の位
置)に集光されるような方向と、凸レンズに入射される
光が凸レンズアレイFELにおける各凸レンズLa。
Lb、Lc・にそれぞれ対応している各記録再生領域L
a、Lb、Lc・・における位置3(第6図中で点線の
丸で囲んで示す3の位置)に集光されるような方向と、
凸レンズに入射される光が凸レンズアレイFELにおけ
る各凸レンズLa、Lb。
Lc・・にそれぞれ対応している各記録再生領域La、
Lb、Lc・・における位置4(第6図中で点線の丸で
囲んで示す4の位置)に集光されるような方向と、いう
ように、凸レンズアレイFELにおける各凸レンズLa
、Lb、Lc・・・にそれぞれ対応している各記録再生
領域La、Lb、Lc・を2次元的に分割して、前記の
各記録再生領域■、a、Lb、Lc  にそれぞれ対応
している各記録再生領域La、Lb、Lc・に予め定め
られた個数の単位の記録再生領域を設定できることが示
されている。
なお、第6図に関する記述においては凸レンズアレイF
ELにおける各凸レンズLa、Lb、LCと、その各凸
レンズr−,a、Lb、■、C・にそれぞれ対応してい
る各記録再生領域La、Lb。
L c  とに同じ図面符号L a 、 1.、 b 
、 L c・・を使用したが、前記の両者は1対1に対
応しているので共通の図面符号を使用したのである。
前記した第2図に示されている光カードの記録再生装置
を用いて光カード1.、 A Cに情報信号の記録を行
う場合には、光カードL A Cで使用されている記録
層RM 1. 、すなわち、所定の閾値以下の光強度の
光の長時間の照射によっても記録されることがなく、前
記した所定の閾値以上の光強度の光の照射によって記録
が行われるような記録材料の2次元的な拡がりによって
形成させた記録層RMLに情報信号を記録させるために
、前記した閾値以上の光強度の光が記録層RM I、に
与えられるように記録再生構体RI) Aの光源36の
光出力を大にし、その光を記録すべき情報信号によって
強度変調し、また、駆動モータMx、My、M+・X。
M r yを制御して、光カード1、ACに所望の情報
信号が記録されるようにする。
また、前記した第2図に示されている光力−1への記録
再生装置を用いて光カードi、 A Cに記録されてい
る情報信号の再生を行う場合には、光カードLACで使
用されている記録層RM L、すなわち、所定の閾値以
下の光強度の光の長時間の照射によっても記録されるこ
とがなく、前記した所定の閾値以上の光強度の光の照射
によって記録が行われるような記録材料の2次元的な拡
がりによって形成させた記録層RM T、に光を投射し
ても記録層RMにおける記録内容に変化を生じさせない
ために、前記した閾値以下の光強度の光が記録層IくM
 Lに与えられるように記録再生構体RP Aの光:ミ
6 源36の光出力を小にした状態の一定の光強度の光を光
カードLACに与え、また、駆動モータMX+ My、
Mrx、Mryを制御して、光カードL A Cからの
反射光を第4図中の光検出器38で受光して光検出器3
8から出力信号が得られるようにする。
第6図を参照して既述したように、記録再生構体RP 
Aに設けられているレンズ41から凸レンズアレイドE
Lにおける1個の凸レンズの形状及び・」法と略々等し
い断面形状及び断面寸法の平行光束が光カードL A 
Cに設けられている凸レンズアレイF E Lにおける
順次の1個の凸レンズLa。
Lb、Lc  に入射させる光の方向をそれぞれ特定な
方向にして、凸レンズアレイFELにおける各凸レンズ
L a 、 L b 、 I、C・・にそれぞれ対応し
ている各記録再生領域La、Lb、Lc・・を2次元的
に分割して、前記の各記録再生領域La、Lb。
L c  にそれぞれ対応している各記録再生領域La
、Lb、Lc  に予め定められた個数の単位の記録再
生領域にそれぞれ記録された情報を、前記した単位の記
録再生領域に情報信号を記録する際に凸レンズに入射さ
せた光の入射方向と同し入射方向で、かつ、前記した単
位の記録再生領域に情報信号を記録する際に凸レンズに
入射させた光と同じ断面積の光を凸レンズに入射させて
得られる反射光によって読出すようにすると、読出され
る記録情報は1つの凸レンズと対応している記録再生領
域に設定された複数の+4を位の記録再生領域の内の特
定な1個が凸レンズの大きさに拡大されたものとして読
出されるのであり、したがって、前記した1つの凸レン
ズと対応している記録再生領域に設定された複数の単位
の記録再生領域にそれぞれ記録されている情報信号は、
前記したそれぞれの情報信号の記録時に使用された光と
同一の方向及び同一の断面形状寸法の光を凸レンズに入
射させることによって記録層RMLで生じる反射光によ
り、それぞれ凸レンズと同じ大きさのものとして得られ
る。
このように、本発明の光カードLACは、所定の閾値以
下の光強度の光の長時間の照射によっても記録されるこ
とがなく、前記した所定の閾値以上の光強度の光の照射
によって記録が行われるような記録材料の2次元的な拡
がりによって形成させた記録層RMLと、前記した記録
層RMLの片面に微小な径の複数の凸レンズを所定の配
列態様で2次元的に配列して構成させた凸レンズアレイ
FELと、前記の凸レンズアレイFELを構成している
個々の凸レンズと個別に対応して前記した記録層RML
へ形成される個々の記録再生領域の中に、前記した個々
の記録再生領域を2次元的に分割して予め定められた個
数の単位の記録再生領域を設定し、それぞれ個別な情報
が記録再生されるべき前記した単位の記録再生領域の個
々のものは、凸レンズの光軸に対してそれぞれ異なる予
め定められた角度から凸レンズな通して見たときに、そ
れぞれ特定な1個の単位の記録再生領域だけが凸レンズ
の大きさのものとして見えるように、前記した凸レンズ
アレイにおける各凸レンズの焦点面に記録層を位置させ
てなる凸レンズアレイFE■、と記録層RMLとの対よ
りなる構成部分が少なくとも一部に設けられている光カ
ードであるために、凸レンズアレイFELを構成してい
る各1個毎の凸レンズにそれぞれ対応している記録再生
領域が複数の単位の記録再生領域の集まりから構成され
たものとなるように2次元的に分割して、それぞれの単
位の記録再生領域においてそれぞれ異なる情報信号の記
録再生が行われるので高密度記録再生が行われ、また、
再生は前記した単位の記録再生領域の情報信号が凸レン
ズの断面積の大きさに迄拡大されて読出されるので、自
動トランキング制御の手段を用いなくても高密度記録再
生を容易に行うことができ、さらに、記録再生は平行光
によって行われるので自動フォーカス制御の無い簡単な
機構の記録再生装置で情報信号の記録再生装置が実施で
きるのであり、さらにまた、凸レンズアレイFELと記
録層RMLとの組合せ構成の記録部材が用いられている
ので、例えば第7図に示されているような構成形態のX
YZプロッタを使用すれば、光カードLACにおける記
録層RMLへ簡単に立体画像情報を記録し再生すること
できる。
第7図においてMBは機台であって、この機台MB上に
は本発明の光カードLACが設置される。
この第7図示のxYZプロッタにおいて、Fybは前記
した凸レンズアレイFELの前面の3次元空間内で、後
述されている駆動装置DRAの動作によって変位駆動さ
れる移送体であり、この移送体Fyb内には光源PSと
光学系LOとが収納されている。
前記した移送体Fyb内に収納されている光学系Loは
、例えば、凸レンズあるいは凹面鏡のように、光源ps
から放射された光を集束して集光点PSIを形成させた
後に、前記した集光点PS工から光束を発散させうるよ
うな機能を有する構成形態のものが使用される。
第7図中では前記の光学系LOとして、1枚の凸レンズ
で構成されているものが使用されているが、光学系LO
が凸レンズによって構成される場合にはそれが複数枚の
レンズの組合わせによって構成されたものが使用されて
もよいことは勿論である。
前記した移送体Fyb内に収納されている光源PSは1
例えば白熱ランプ、あるいは放電灯、その他任意の発光
源から放射された光をコンデンサレンズで集束し、その
集光点にピンホールを設置するなどして構成した点光源
であり、前記の点光源PSから放射された発散光束は光
学系LOを構成している凸レンズで集束されて集光点P
SIに点光源psの像を結像する。
そして、点光源psから発散した光束を光学系によって
集束した前記の集光点PSIは新たな光源PS I(新
たな点光源PSI)として、それからの発散光束が光カ
ードLACにおける凸レンズアレイFELを照射するよ
うになされている。
前記の新たな点光源PSIとなされる集光点PSIは、
記録の対象にされる3次元像の形状と対応する位置で発
光する状態となされるように、前記した移送体Fybを
介して駆動装置DRAにより変位駆動されるのであり、
第7図示の装置の全体は暗箱内に収納された状態で使用
される。
前記した移送体F y bは凸レンズアレイFELの前
面の3次元空間における予め定められた範囲内のどの位
置にも変位駆動されるように駆動装置DRAによって変
位駆動されうるようになされている。
前記した駆動装置D RAは、ステッピングモータM 
s xの駆動回転によってXYZ直交座標系におけるX
軸方向に延在するように設けられたレール部材Rxに沿
ってX軸方向に移送されるX軸方向の移送体F xと、
前記したX方向の移送体F xに固着されていて、XY
Z直交座標系におけるZ軸方向に延在するように設けら
れたレール部材1く2に沿い、ステッピングモータM 
s zの駆動回転によってZ軸方向に移送されるZ軸方
向の移送体Fzと、前記したZ軸方向の移送体Fzに固
着されていて、XYZ直交座標系におけるY軸方向に延
在するように設けられたレール部材Ryに沿ってステッ
ピングモータMsyの駆動回転によってY$l11方向
に移送されるYllIl11方向の既述した移送体r;
” y bとを備えて構成されている。
それで、第7図示のXYZプロッタにおける点光源の駆
動装置D RAは、前記したX、Y、Z軸方向の各移送
体Fx、Fyb、Fzにおけるそれぞれのステッピング
モータMs x、Ms yb、Ms zがコンピュータ
から供給される駆動信号に応して回転駆動されることに
よって、Y軸方向の移送体Fybはそれの最下端F y
 b (!がT’−!IレンズアレイFE T−の表面
に接触する直前の位置を最1ぐ端とし、Z軸方向の移送
体1・Zがレール部材Rzの1−1端部に達した位置を
上端部とする上−ト方向での移f/J1可能な範囲、及
び各移送体Fx、Fybがレール部材Rx、Ryに沿っ
て前後左右に移動iiJ能な範囲内で、光カード1. 
A、 Cの凸レンズアレイドE丁、の前面の3次元空間
におけるどの位置にも変位駆動されうるのである。
第7図示の装置において前記したY方向の移送体Fyb
が光カードLACの凸レンズアレイl−’ ELの前面
の空間におけるに方に離隔した位置にあって、前記した
新たな点光源となる集光点PSIが光力−1−r、、 
A Cの凸レンズアレイドE 1=のト方4:1 に位置している場合には、前記した集光点PS Iから
発1校した光は、光カードL A Cの凸レンズアレイ
Fl!:Lにおける個々の凸レンズ毎に集束されて凸レ
ンズアレイl=” ト: r、の焦点面に設置されてい
る記録層RM 1.、に、前記した凸レンズアレイFE
■、における個々の凸レンズ毎に集光点(点光源)PS
Iの像が結像して記録される。
また、第7図示の装置において前記したY方向の移送体
F y bが光カードT、 A Cの凸レンズアレイF
EI−1の前曲の空間における下方の位置にあって、前
記した新たな点光源となる集光点PSIが、光カードL
 A Cの凸レンズアレイF E Lの位置よりも下方
に位置する場合、すなわち、前記した光学系L oによ
る光束の集束作用により形成される集光点PSIの位置
よりも光カードL A Cの凸レンズアレイI” E 
Lか光学系[,0寄りに設置されている場合には、光力
−F L A Cの凸レンズアレイ1” l!: Lが
存在していなかったとした場合に空間中に生じる仮想の
集光点に集束している状態の光束か、光力−+−r、 
A cの1!、!+レンズアレイF E Lにおける個
々の凸レンズ毎に集束されて凸レンズアレイF E L
の焦点面に設置されている記録層IくにIIに、前記し
た凸レンズアレイI=” ELにおける個々の凸レンズ
毎に記録される。
そして、前記の記録層RMLに733次元空内で3次元
的に変位した多数の位置毎の点光源の像が記録されてい
た場合には、記録層T<M+、に記録されていた点光源
の各位置におけろ像は、それぞれ光カードT−A Cの
凸レンズアレイF E r−7におけろ個々の凸レンズ
毎に集光されて、光力−1〜L A Cの凸レンズアレ
イI” T’、 Lが存在している733次元空内にお
けるもとの点光源の位置にそれぞれ実像を結び3次元像
として知覚できることになる。
第2図を参照しC説明した光カードの記録、再生装置で
は、光力−1りL A cの凸レンズアレイFE Lの
各凸レンズと対応している記録層4E領域を、それぞれ
2次元的に分割して設定されろ複数個の単位の記録再生
領域の個別のものに対してそれぞれ個別に光点を結像さ
せろために、駆動圧モータM r x 、 M r y
によって記録再生槽体RPΔを2軸に関してそれぞれ回
動できるようなものとして構成させていたが、前記のよ
うに記録再生構体1くP Aを2軸に関して駆動するこ
とにより、光カードL A Cの凸レンズアレイFEL
の各凸レンズと対応している記録再生領域が、2次元的
に分割して設定される複数個の単位の記録再生領域の個
別のものに対してそれぞれ個別に光点を結像させるよう
にした場合には機構が複雑になるとともに、操作が複雑
になるということが問題になることがある。
第8図は前記した第2図示の光カードの記録再生装置に
おける問題点のない光カードの記録再生装置、すなわち
、所定の閾値以下の光強度の光の長時間の照射によって
も記録されることがなく、前記した所定の閾値具」二の
光強度の光の照射によって記録が行われるような記録材
料の2次元的な拡がりによって形成させた記録層RM 
Lと、前記した記録層の片面に微小な径の複数の凸レン
ズを所定の配列態様で2次元的に配列して構成させた凸
レンズアレイドE Lと、前記の凸レンズアレイFEL
を構成している個々の凸レンズと個別に対応して前記し
た記録層RMLへ形成される個々の記録再生領域の中に
、前記した個々の記録再生領域を2次元的に分割して予
め定められた個数の単位の記録再生領域を設定し、それ
ぞれ個別な情報が記録再生されるべき前記した単位の記
録再生領域の個々のものは、凸レンズの光軸に対してそ
れぞれ異なる予め定められた角度から凸レンズを通して
見たときに、それぞれ特定な1個の単位の記録再生領域
だけが凸レンズの大きさのものとして見えるように、前
記した凸レンズアレイFELにおける各凸レンズの焦点
面に記録層RMLを位置させてなる凸レンズアレイFE
Lと記録層RMLとの対よりなる構成部分が少なくとも
一部に設けられている光カードLACにおける凸レンズ
アレイF E Lの1個の凸レンズの形状及び寸法と略
々等しい断面形状及び断面形状の平行光束を光カードL
ACの所定の範囲で2次元的に移動可能にする手段を備
えて、前記の平行光束を用いて情報信号の記録再生を行
うようにした光カードの記録書主装置において、光カー
ドの凸レンズアレイFELの個々の凸レンズにおける複
数個の単位の記録再生領域の配置態様と相似な配列態様
で、かつ、前記した複数個の単位の記録再生領域の個数
Nと同数の発光素子からの光を共通のコリメータレンズ
を介して凸レンズアレイFELにおけるN個の凸レンズ
のそれぞれに、凸レンズアレイF E Lにおける1個
の凸レンズの形状及び寸法と略々等しい断面形状及び断
面形状の平行光束として入射させて、前記した凸レンズ
アレイFELにおけるN個の凸レンズ毎に設定されてい
る各N個の単位の記録再生領域におけるそれぞれ特定な
1個の単位の記録再生領域に対する光として与える手段
と、前記した光によって照射されたN個の凸レンズにお
いてそれぞれの光により照射されている各1個ずつの単
位の記録再生領域からの反射光を、前記した反射光を生
じさせた単位の記録再生領域が属している凸レンズと前
記した共通のコリメータレンズを介して、光カードLA
Cの凸レンズアレイFELの個々の凸レンズにおける複
数個の単位の記録再生領域の配置態様と相似な配列態様
で、かつ、前記した個数の単位の記録再生領域の個数N
と同数の光センサを備えている2次元センサにおけるそ
れぞれ対応している光センサに入射させる手段と、前記
した光学系と光力−1くとを2次元的に平行移動させる
手段とを設けてなる光カードの記録再生装置の一実施例
の斜視図であり、この第8図において既述した第2図示
の光カードの記録再生装置における構成部分と対応する
構成部分には、第2図中に使用されていた図面符号と同
一の図面符号が使用されている。
第8図に示されている光カードの記録再生装置において
、3]は光カードの記録再生装置の機台であり、また、
55は前記した機台3」−に立設されている柱状体であ
り、さらに、RP A aは記録再生構体である。
前記した記録再生構体RPAaは、例えば第9図に示さ
れているような光学系を備えているものとして構成され
ている。第9図において56は所定の個数の発光素子が
特定な配列パターンで配列されている光源であって、こ
の複数個の発光素子が特定な配列パターンで配列されて
いる光源56における複数個の発光素子LSI、LS2
.LS3−・は、光カードL A Cの凸レンズアレイ
FELの個々の凸レンズにおける複数個(N個)の単位
の記録再生領域の配置態様と相似な配列態様で、前記し
た複数個の単位の記録再生領域の個数Nと同数のN個の
発光素子LSI、LS2.LS3・が配列されている。
前記の光源56における複数個の発光素子L SI、L
S2.LS3・・・からの光はハーフミラ−58に入射
され、ハーフミラ−58で反射された光が共通のコリメ
ータ・レンズ60に入射される。そして、前記のコリメ
ータ・レンズ60からは、前記の光源56における複数
の発光素子LSI、LS2゜LS3  ・・からそれぞ
れ放射された光が、絞り59により光束の断面積が光カ
ードLACの凸レンズアレイFELにおける1個の凸レ
ンズの断面形状寸法に銘々等しい形状寸法の平行光束と
して、凸レンズアレイFE■、におけるそれぞれ特定な
1−個の凸レンズに入射されうるような方向の光として
出射される。
今、光力−+: r、 A cの凸レンズアレイF T
噌: 1.における各1個の凸レンズと対t、t: し
ている記録再イ1−領域を2次元的に分割して設定され
たそれぞれN個の単位の記録再生領域が、第6図中の点
線丸印の1,2 ・のように配列されていたとし、また
、光カード1. A Cの凸レンズアレイドl−> L
を構成している凸レンズの配列の態様が第6図に例示さ
れているLa、Lb、[、C−のように基盤のIII状
[2次元的に配列されているとした場合を例にとり、前
記の光源56に2次元的に配置されているN個の発光素
子■、Sl、LS2.LS3  からそれぞれ放射され
た光が、絞り59によって光束の断面形状寸法が光力−
F I、A、 Cの凸レンズアレイF E T、におけ
る1個の凸レンズの形状寸法に略々等しいN本の平行光
束として、光カードLACの凸レンズアレイドELにお
けるそれぞれ特定な1個の凸レンズに入射されうるよう
な方向の光どして前記のコリメータ・レンズ60から出
射して、第9図中に示されているように多数の凸レンズ
LL、L2゜L、3・・・が2次元的に配列されること
によって構成されている凸レンズアレイFELにおける
隣接配置されているN個の凸レンズLl、 L、2.L
a・・に個別に入射されたときに、前記したN個の凸レ
ンズLL、L2.L3・における各個別の凸レンズで集
束された光が、前記したN個の凸レンズLl、 L2゜
丁、3・・とそれぞれ対応しているN個の記録再生領域
におけるそれぞれN個の単位の記録再生域のどれに集光
されるものであるのかを第9図、第15図及び第16図
を参照して説明すると次のとおりである。
第9図、第15図及び第16図は、記録再生構体RP 
A aに設けられている光源56として、図示説明の簡
単化のために6列6行で計36個(N36)という少数
の発光素子が配列されているものが用いられたとした場
合における説明例のための図であり、第15図は光カー
ドLACにおける凸レンズアレイFE L、における複
数の凸レンズにおいて、記録再生構体RP A aに設
けられている光源56に設けられている6列6行で削;
36個(N=36)の発光素子LSI、LS2・・から
放射された36本の光束の各1本の光束が個別に投射さ
れるべく隣接して配設されている凸レンズ1.l。
L2・・L56t、示しており、また、第16図は前記
した第15図中に示されている凸レンズLl、[2・・
と対応する記録再生領域Ll、L2・内にそれぞれ2次
元的に設定されてい各36個(N二36)の単位の記録
再生領域fill、 Q12・を例示している図である
さて、第8図示の光カードの記録再生装置における記録
再生構体RP A aにおける光源56に2次元的に配
置されているN個(第9図、第15図、及び第16図を
参照して行われている説明においては、既述もしたよう
にNは36個であるとされている)の発光素子L SI
、L S2.L S3・からそれぞれ放射された光が、
絞り59によって光束の断面形状寸法が光力−1〜L 
A Cの凸レンズアレイFE Lにおける1個の凸レン
ズの形状寸法に略々等しい36本の平行光束として、光
力−F L A Cの凸レンズアレイFELにおけるそ
れぞれ特定な1個の凸レンズに入射されうるような方向
の光として前記のコリメータ・レンズ60から出射して
、第9図中に示されているように多数の凸レンズL]、
L2.L3・・が2次元的に配列されることによって構
成されている凸レンズアレイFELにおける隣接配置さ
れている36個の凸レンズLl、 L2゜L3・・・に
個別に入射されたときに、前記した36個の凸レンズL
l、 L2.L3・・・における各個別の凸レンズで集
束された光は、前記した36個の凸レンズLl、 I、
2.L3・・・とそれぞれ対応している36個の記録再
生領域においてそれぞれ異なる特定の1個の単位の記録
再生域に集光されるようになされるのであり、そのため
に前記した共通に用いられているコリメータ・レンズ6
0の位置の設定が行われるのである。
すなわち、前記した光源56と光カードLACとの間に
設けられる1個のコリメータレンズ60の位置を特定の
位置に設定することにによって、市記した光源56から
放射された36本の光束における各1本が、多数の凸レ
ンズL+、、 L2.L3の2次元的な配列によって構
成されている凸レンズアレイFELにおいて隣接配置さ
れている36個の凸レンズLl、 L2.L3  ・に
個別に入射されたときに、前記した36個の凸レンズL
l、L2゜L3・における各個別の凸レンズでそれぞれ
集束された光が、前記した36個の凸レンズL]、L2
゜L3・・・とそれぞれ対応している36個の記録再生
領域におけるそれぞれ異なる特定の1個の単位の記録再
生領域に集光されるようにするのである。
第9図では光源56から放射された36本の光束の内で
発光素子LSI〜LS6から放射された6本の光が、多
数の凸レンズLl、L2.L3・の2次元的な配列によ
って構成されている凸レンズアレイFELにおいて隣接
配置されている6個の凸レンズL1〜L6に個別に入射
されたときに、市記した6個の凸レンズL1〜L6にお
ける各個別の凸レンズで・それぞれ集束された光が、前
記した6個の凸レンズL1〜L6とそれぞれ対応してい
る6個の記録再生領域におけるそれぞれ異なる特定の1
個の単位の記録再生領域に集光されるようにされている
場合が例示されている。
この第9図示の例では光源56における発光素子L S
 Iから放射された光は、光源56の発光素子L S 
1→ハーフミラ−58→コリメータ・レンズ60→光カ
ードの凸レンズアレイFELの凸レンズL1→記録層R
MLにおける記録再生領域L1の単位の記録再生領域の
1つ(今、第9図、第16図に示されている光カードの
凸レンズアレイFELの凸レンズL1と対応する記録再
生領域L1における単位の記録再生領域11とする)Q
llに集光され、また、光源56における発光素子LS
2から放射された光は、光源56の発光素子LS2→ハ
ーフミラー58→コリメータ・レンズ60→光カードの
凸レンズアレイFELの凸レンズL2→記録層RMLに
おける記録再生領域L2の単位の記録再生領域の1つ(
今、第9図、第16図に示されている光カードの凸レン
ズアレイFELの凸レンズL2と対応する記録再生領域
L2における単位の記録再生領域Q22とする)Q22
に集光され、以下同様に、光源56における発光素子L
S3から放射された光は、光源56の発光素子L S 
2→ハーフミラ−58→コリメータ・レンズ60→光カ
ードの凸レンズアレイF E Lの凸レンズL3→記録
層RMLにおける記録再生領域L3の単位の記録再生領
域の1つ(今、第9図、第16図に示されている光力−
1くの凸レンズアレイFELの凸レンズL3と対応する
記録再生領域L3における単位の記録再生領域l133
とする)Q33に集光され、光源56における発光素子
LS4から放射された光は、光源56の発光素子LS4
→ハーフミラー58→コリメータ・レンズ60→光カー
ドの凸レンズアレイFELの凸レンズL4→記録層RM
 Lにおける記録再生領域丁、4の単位の記録再生領域
の1つ(今、第9図に示されている光カードの凸レンズ
アレイFELの凸レンズL4と対応する記録再生領域L
4における単位の記録再生領域0.44とする)Q44
に集光されるというような態様で、光源56における3
6個の発光素子から放射された36本の光が、多数の凸
レンズLl、r、2.I、3の2次元的な配列によって
構成されている11ルンズアレイIパE■、において隣
接配置されている36個の凸レンズに個別に入射されて
、前記した36個の凸レンズLl、L2  における各
個別の凸レンズでそれぞれ集束された光か、前記した3
6個の凸レンズLl、 L2・にそhぞれ対応している
36個の記録再生領域におけるそれぞれ異なる特定な1
個の単位の記録再生領域に集光点を生しさせるのである
それで、前記した例においては記録再生構体■くP A
 aが、X軸とY軸とにおけるそれぞれ特定な1つの位
置と対応して定まる36個の隣接する凸レンズにおける
各個別の凸レンズでそれぞれ集束された光が、前記した
36個の凸レンズにそれぞれ対応している36個の記録
再生領域におけるそれぞれ異なる特定な]−個の単位の
記録再生領域に集光点を生じさせるのであるが、前記の
ようにして36個の凸レンズにそれぞれ対応している3
6個の記録再生領域におけるそれぞれ異なる特定な1個
の1.li□位の記録再生領域に生しる集光点の位置は
、記録再生構体RPA aをX軸の方向で凸レンズアレ
イFELにお(づる凸レンズの並びの1ピツチずつずら
すことにより、36個の凸レンズにそれぞれ対応してい
る336個の記録再生領域における集光点の生じる特定
な1個の+1を位の記録書41、領域の位置は、記録書
11、領域にお(づる煩位の記録再生領域のX方向での
並びの方向において1つだ目隣りのm位の記録再生領域
の位置に移動する(第16図を参照して説明すると、例
えば記録再生領域[,1における集光点をQ]+とし、
また、記録再生領域L2における集光点を022とする
ような位置にあった記録再生構体RP A aが、凸レ
ンズアレイF E Lにおける凸レンズの並びの1ピツ
チだけX方向に位置がずらされた場合には、記録再生領
域L+ における集光点の位置はfillの位置から隣
りのfl!2の位置に1つだけすらされ、また、記録再
生領域L2における集光点はQl2の位置から隣りのQ
23の位置に1つだけずらされるというような態様で、
36個の記録再生領域における集光点が生じているRt
位の記録再生領域の位置はX力51] 向で隣りに1つずつずらされるのである)。
また、前記のようにして36個の凸レンズにそれぞれ対
応している36個の記録再生領域におけるそれぞれ異な
る特定な」−個の単位の記録再生領域に生じる集光点の
位置は、記録再生構体RI−’ AaをY軸の方向で凸
レンズアレイ1” E Lにおける凸レンズの並びの1
ピツチずつずらすことにより、36個の凸レンズにそれ
ぞれ対応している36個の記録再生領域における集光点
の生じる特定な1個の単位の記録再生領域の位置は、記
録再生領域における単位の記録再生領域のX方向での並
びの方向において1つだけ隣りの単位の記録再生領域の
位置に移動する(第16図を参照して説明すると、例え
ば記録再生領域L I における集光点を011とし、
また、記録再生領域L2における集光点を022とする
ような位置にあった記録再生構体RP A、 aが、凸
レンズアレイFELにおける凸レンズの並びの1ピツチ
だけX方向に位置がずらされた場合には、記録再生領域
[看における集光点の位置は+21■の位置から隣りの
Ql、1の位置に1つだけずらされ、また、記録再生領
域L2における集光点はQl2の位置から隣りの0.2
8の位置に1つだけずらされるというような態様で、3
6個の記録再生領域における集光点が生じている単位の
記録再生領域の位置がX方向で隣りに1一つずつずらさ
れるのである)。
したがって、N=6の場合を示している前記した構成例
においては、記録再生構体をX方向とX方向とに凸レン
ズアレイFELの凸レンズの並びのピッチで1ピツチづ
つ6ピツチずつ移動させれば36個の凸レンズと対応し
ている記録領域におけるm位の記録再生領域(全部で3
6X36個)に情報信号を記録することができ、また、
記録再生構体をX方向とX方向とに凸レンズアレイF 
E Lの凸レンズの並びのピッチで1ピツチづつ6ビソ
チずつ移動させれば36個の凸レンズと対応している記
録領域における単位の記録再生領域(全部で36X36
個)から情報信号を再生することができるのであり、記
録再生に際しては記録再生構体RP A aをX軸の方
向とY軸の方向とにそれぞれ平行移動させるだけでよく
、第2図について既述した光カードの記録再生装置の場
合のように、記録再生構体を2軸について回動させて特
定な単位の記録再生領域に光を指向させるようにする必
要がないので、光カードの記録再生装置の構成が簡単化
されることになる。
なお、第8図示のような構成の光カードの記録再生装置
では、凸レンズアレイFELにおける各凸レンズと対応
している記録再生領域に同時的に集光される集光点の位
置は、それぞれずれているが、それに応じて記録情報を
編集して記録するようにすれば第2図に示されている光
カードの記録再生装置によって記録される記録態様と同
一の記録態様のものを得ることができる。
第8図示の光力−Iくの記録再生装置において、記録再
生構体RP A aから記録再生光(書込み読出し光)
が投射されるべき光カードLACは、光カードLACに
示されている方向指示の矢印に従って装着姿態を定めた
」二で1位置規制板42,43に2つの側縁を当接させ
た状態としてから2つの係着ばね44,45a、45b
によって光カード取付は板46上に固着する。
前記の光カード取付は板46は、移動架台47に設けら
れている案内棒48,49を挿通させているとともに、
駆動モータMxによって駆動回転される移送ねじ50と
螺合されていて、前記した駆動モータMxが回転される
ときに図中の矢印X方向に移送される。
前記した移動架台47は、機台31に固着されている架
台51に設けられている案内棒52,53に挿通されて
いるとともに、架台51に固着されている駆動モータM
yによって駆動回転される移送ねじ54と螺合されてい
て、前記した駆動モータMyが回転されるときに図中の
矢印Y方向に移送される。
それで、前記した駆動モータMx、Myが駆動されるこ
とによってX、Y方向に移動される移動架台46に取付
けられている光カードL A Cにおける凸レンズアレ
イの各凸レンズには、前記した記録再生構体RP A 
aから選択的に光が投射でき6;3 ることになる。
前記した第8図に示されている光カードの記録再生装置
を用いて光力−+: L p、 cに情報信号の記録を
行う場合には、光カードLACで使用されている記録層
RML、すなわち、所定の閾値以下の光強度の光の長時
間の照射によっても記録されることがなく、前記した所
定の閾値以上の光強度の光の照射によって記録が行われ
るような記録材料の2次元的な拡がりによって形成させ
た記録層RMLに情報信号を記録させるために、前記し
た閾値以上の光強度の光が記録層RMLに与えられるよ
うに記録再生構体RP A aの光源56の光出力を大
にし、その光を記録すべき情報信号によって強度変調し
、また、駆動モータMx、Myを制御して、光カードL
ACに所望の情報信号が記録されるようにする。
また、前記した第8図に示されている光カードの記録再
生装置を用いて光カードLACに記録されている情報信
号の再生を行う場合には、光カードL A Cで使用さ
れている記録IRML、すなわ藺 ち、所定の閾値以下の光強度の光の長時間の照射によっ
ても記録されることがなく、前記した所定の閾値以上の
光強度の光の照射によって記録が行われるような記録材
料の2次元的な拡がりによって形成させた記録層RML
に光を投射しても記録層RMにおける記録内容に変化を
生じさせないために、前記した閾値以下の光強度の光が
記録層RMLに与えられるように記録再生構体RP A
 aの光源56の光出力を小にした状態の一定の光強度
の光を光カードLACに与え、また、駆動モータMx、
Myを制御して、光カードLACからの反射光を光検出
器57で受光して光検出器57から出力信号が得られる
ようにする。
前記した光検出器57は、既述した光源56における複
数個の発光素子LSI、LS2・から放射された複数の
光が光カードLACにおける記録層RMLで反射した複
数の光を個別に光電変換する複数の光電変換器PDI、
PD2・・を備えて構成されていて、光源56の発光素
子LSI→ハーフミラー58→コリメータ・レンズ60
→光カードの凸レンズアレイF E Lの凸レンズL1
→記録層RM Lにおける記録再生領域L、1の単位の
記録再生領域の1つ(今、第9図、第16図に示されて
いる光カードの凸レンズアレイFELの凸レンズL1と
対応する記録再生領域L1における単位の記録再生領域
Q11とする)Qllに集光され、そこで反射された光
は光カードの凸レンズアレイFELの凸レンズ1.1→
コリメータ・レンズ60→ハーフミラ−58→光検出器
57の光電変換器PDIで光電変換され、また、光源5
6の発光素子LS2→ハーフミラー58→コリメータ・
レンズ60→光カードの凸レンズアレイF E Lの凸
レンズL2→記録層RM Lにおしプる記録再生領域L
1の単位の記録再生領域の1つ(今、第9図、第16図
に示されている光カードの凸レンズアレイFELの凸レ
ンズL2と対応する記録再生領域L2における単位の記
録再生領域Q22とする)Q22に集光され、そこで反
射された光は光カードの凸レンズアレイF ]F: L
の凸レンズF、2→コリメータ・レンズ60→ハーフミ
ラ−58→光検出器57の光電変換器PD2で光電変換
される、というような動作に行うことができるような構
成を有する光検出器57によって光カードL A Cか
らの反射光が受光されて光検出器57から出力信号が得
られるようにされているのである。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の光カードと光カードの記録、再生装置は、所定の閾
値以下の光強度の光の長時間の照射によっても記録され
ることがなく、前記した所定の閾値以上の光強度の光の
照射によって記録が行われるような記録月料の2次元的
な拡がりによって形成させた記録層と、前記した記録層
の片面に微小な径の複数の凸レンズを所定の配列態様で
2次元的に配列して構成させた凸レンズアレイと、前記
の凸レンズアレイを構成している個々の凸レンズと個別
に対応して前記した記録層へ形成さオLる個々の記録再
生領域の中に、前記した個々の記録再生領域を2次元的
に分割して予め定められた個数の単位の記録再生領域を
設定し、それぞれ個別な情報が記録再生されるべき前記
した単位の記録再生領域の個々のものは、凸レンズの光
軸に対してそれぞれ異なる予め定められた角度から凸レ
ンズを通して見たときに、それぞれ特定な1個の単位の
記録再生領域だけが凸レンズの大きさのものとして見え
るように、前記した凸レンズアレイにおける各凸レンズ
の焦点面に記録層を位置させてなる凸レンズアレイと記
録層との対よりなる構成部分を光カードにおける少なく
とも一部に設けてなる光カード、及び所定の閾値以下の
光強度の光の長時間の照射によっても記録されることが
なく、前記した所定の閾値以上の光強度の光の照射によ
って記録が行われるような記録材料の2次元的な拡がり
によって形成させた記録層と、前記した記録層の片面に
微小な径の複数の凸レンズを所定の配列態様で2次元的
に配列して構成させた凸レンズアレイと、前記の凸レン
ズアレイを構成している個々の凸レンズと個別に対応し
て前記した記録層へ形成される個々の記録再生領域の中
に、前記した個々の記録再生領域を2次元的に分割して
予め定められた個数の単位の記録再生領域を設定し、そ
れぞれ個別な情報が記録再生されるへき前記した単位の
記録再生領域の個々のものは、凸レンズの光軸に対して
それぞれ異なる予め定められた角度から凸レンズを通し
て見たときに、それぞれ特定な1個の単位の記録再生領
域だけが凸レンズの大きさのものとして見えるように、
前記した凸レンズアレイにおける各凸レンズの焦点面に
記録層を位置させてなる凸レンズアレイと記録層との対
よりなる構成部分が少なくとも一部に設けられている光
力−1〜における前記した凸レンズアレイの1個の凸レ
ンズの形状及び寸法と銘々等しい断面形状及び断面寸法
の平行光束を2軸に傾斜させつるとともに、光カードの
所定の範囲で2次元的に移動可能にする手段と、前記の
平行光束を用いて情報信号の記録、再生を行う手段とを
備えてなる光カードの記録、再生装置、ならびに所定の
閾値以下の光強度の光の長時間の照射によっても記録さ
れることがなく、前記した所定の閾値以上の光強度の光
の照射によって記録が行われるような記録材料の2次元
的な拡がりによって形成させた記録層と、前記した記録
層の片面に微小な怪の複数の凸レンズを所定の配列態様
で2次元的に配列して構成させた凸レンズアレイと、前
記の凸レンズアレイを構成している個々の凸レンズと個
別に対応して前記した記録層へ形成される個々の記録再
生領域の中に、前記した個々の記録再生領域を2次元的
に分割して予め定められた個数の単位の記録再生領域を
設定し、それぞれ個別な情報が記録再生されるべき前記
した単位の記録再生領域の個々のものは、凸レンズの光
軸に対してそれぞれ異なる予め定められた角度から凸レ
ンズを通して見たときに、それぞれ特定な1個の単位の
記録再生領域だけが凸レンズの大きさのものとして見え
るように、前記した凸レンズアレイにおける各凸レンズ
の焦点面に記録層を位置させてなる凸レンズアレイと記
録層との対よりなる構成部分が少なくとも一部に設けら
れている光カードにおける凸レンズアレイの1個の凸レ
ンズの形状及び寸法と略々等しい断面形状及び断面寸法
の平行光束を光カードの所定の範囲で2次元的に移動可
能にする手段を備えて、前記の平行光束髪用いて情報信
号の記録再生を行うようにした光カードの記録再生装置
において、光カードの凸レンズアレイの個々の凸レンズ
における複数個の単位の記録再生領域の配置態様と相似
な配列態様で、かつ、前記した複数個の単位の記録再生
領域の個数Nと同数の発光素子からの光を共通のコリメ
ータレンズを介して凸レンズアレイにおけるN個の凸レ
ンズのそれぞれに、凸レンズアレイにおける1個の凸レ
ンズの形状及び寸法と略々等しい断面形状及び断面寸法
の平行光束として入射させて、前記した凸レンズアレイ
におけるN個の凸レンズ毎に設定されている各N個の単
位の記録再生領域におけるそれぞれ特定な1個の単位の
記録再生領域に対して与える手段と、前記した光によっ
て照射されたN個の凸レンズにおいてそれぞれの光によ
り照射されている各1個ずつの単位の記録再生領域から
の反射光を、前記した反射光を生じさせた単位の記録再
主領域が属している凸レンズと前記した共通のコリメー
タレンズを介して、光カードの凸レンズアレイの個々の
凸レンズにおける複数個の単位の記録再生領域の配置態
様と相似な配列態様で、かつ、前記した個数の単位の記
録再生領域の個数Nと同数の光センサを備えている2次
元センサにおけるそれぞれ対応している光センサに入射
させる手段と、前記した光学系と光カードとを2次元的
に平行移動させる手段とを設けてなる光カードの記録再
生装置であるから、この本発明の光カードLACは、所
定の閾値以下の光強度の光の長時間の照射によっても記
録されることがなく、前記した所定の閾値以上の光強度
の光の照射によって記録が行われるような記録材料の2
次元的な拡がりによって形成させた記録層RMLと、前
記した記録層RMLの片面に微小な径の複数の凸レンズ
を所定の配列態様で2次元的に配列して構成させた凸レ
ンズアレイFELと、前記の凸レンズアレイFELを構
成している個々の凸レンズと個別に対応して前記した記
録層RMLへ形成される個々の記録再生領域の中に、前
記した個々の記録再生領域を2次元的に分割して予め定
められた個数の単位の記録再生領域を設定し、それぞれ
個別な情報が記録再生されるべき前記した単位の記録再
生領域の個々のものは、凸レンズの光軸に対してそれぞ
れ異なる予め定められた角度から凸レンズを通して見た
ときに、それぞれ特定な1個の単位の記録再生領域だけ
が凸レンズの大きさのものとして見えるように、前記し
た凸レンズアレイにおける各凸レンズの焦点面に記録層
を位置させてなる凸レンズアレイFELと記録層RML
との対よりなる構成部分が少なくとも一部に設けられて
いる光カードであるために、凸レンズアレイ・FELを
構成している各1個毎の凸レンズにそれぞれ対応してい
る記録再生領域が複数の単位の記録再生領域の集まりか
ら構成されたものとなるように2次元的に分割して、そ
れぞれの単位の記録再生領域においてそれぞれ異なる情
報信号の記録再生が行われるので高密度記録再生が行わ
れ、また、再生は前記した単位の記録再生領域の情報信
号が凸しンズの断面積の大きさに迄拡大されて読出され
るので、自動トラッキング制御の手段を用いなくても高
密度記録再生を容易に行うことができ、さらに、記録再
生は平行光によって行われるので自動フォーカス制御の
無いm貼な機構の記録再生装置で情報(Ii号の記録再
生が実施できるのであり、さらにまた、凸レンズアレイ
F E Lと記録層RM Lとの組合せ構成の記録部材
が用いられているので、光カードLACにおける記録層
RM Lへ簡単に立体画像情報を記録し再生することも
できる。
前記した本発明の光カードは前述のように自動トラッキ
ング制御動作や自動フォーカス制御動作を使用しなくて
も高密度記録再生が可能であるために、構成の簡単な記
録再生装置で光カードに対する情報信号の記録動作や光
カードからの情報信号の再生動作を行うことができるの
で、記録再生装置を低コストで提供することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光カードの一実施例の概略構成を示す
斜視図、第2図は本発明の光力−1〜の記録、再生装置
の一実施例の概略構成を示す斜視図、第3図は本発明の
光カードの一実施例の一部を拡大して示す斜視図、第4
図は本発明の光カードの記録、再生装置の構成原理及び
動作原理を説明するための光学系の平面図、第5図及び
第〔5図ならびに第15図、第16図は本発明の光カー
ドの記録、再生装置の構成原理及び動作原理を説明する
だめの記録再生領域の図、第7図は立体情報の記録用の
記録装置の斜視図、第8図は本発明の光カードの記録、
再生装置の他の実施例の概略構成を示す斜視図、第9図
は第8図示の光カードの記録。 再生装置の構成原理及び動作原理を説明するための一部
の側断面図、第10図乃至第11図は記録層の説明用の
側断面図、第12図は従来の光カードの構成例を示す平
面図、第123図は従来の光カードの一部の拡大平面図
、第14図は従来の光カードの記録再生装置の斜視図で
ある。 1、■、AC光カード、2・カードの記録部に予め設定
された記録領域、;3 光源、4 コリメータレンズ、
5 回折格子、6 集光レンズ、8 反射光、9 レン
ズ、1o−損傷防止用の表面硬化層、1] 保護層、1
2・銀塩パッーン層(クラスト層)、13−下層のゼラ
チン層、14基材、】5 ・保護層、16〜3o・・材
料層、31 光カードの記録再生装置の機台、32 機
台31に立設されている柱状体、33 ・柱状体32に
固着されている軸受け、34・・駆動用モータM r 
yの回転軸、34− a  回転軸の先端部、35− 
I、字状の支持部材、 35 a 、 35 b =ア
ーム、360 ・記録再生構体RI) Aの矢印Rx方
向における回動角度を示す目盛り、36・・光源(例え
ば半導体レーザ)、37・・偏光ビームスプリッタ、;
38・・光検出器、39・1/4波長板、40.4]・
・レンズ、42.43位置規制板、44 、45 a 
、 45 b−係着ばね、46・光カード取付は板、4
7・・・移動架台、48,49,52゜53 案内棒、
50.54  移送ねし、5] ・機台3Fに固着され
ている架台、38.57・・光検出器、55−機台31
にQ設されている柱状体、56・所定の個数の発光素子
が特定な配列パターンで配列されている光源、58・ハ
ーフミラ−59・絞り、60 ・共通のコリメータ・レ
ンズ、61−・保護膜、S t、S c、S i 、 
S αl、S a2゜Sα3・ 光点、PDc、PDi
 、PDt  ・光検出器、F E L ・=凸レンズ
アレイ、RPA、RPAa・記録再生構体、M r y
 、 M r x 、 M x 、 M y駆動用モー
タ、M B−機台、F x、 F”yb、 F z移送
体、ps・光源、■、0・・光学系、PSI  集光点
、DRA  駆動装置、M s x、M s yb、M
 s2・・・ステラピンクモータ、Rx 、Ry + 
Rz  レール部材、LSI、LS2.L33  発光
素子、P Dl、PD2.PD3−・光電変換器、L 
a + L b + Lc、Ll、L2.L3−凸レン
ズ、RML・記録層、BP・・・基板、P・・・ピット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定の閾値以下の光強度の光の長時間の照射によっ
    ても記録されることがなく、前記した所定の閾値以上の
    光強度の光の照射によって記録が行われるような記録材
    料の2次元的な拡がりによって形成させた記録層と、前
    記した記録層の片面に微小な径の複数の凸レンズを所定
    の配列態様で2次元的に配列して構成させた凸レンズア
    レイと、前記の凸レンズアレイを構成している個々の凸
    レンズと個別に対応して前記した記録層へ形成される個
    々の記録再生領域の中に、前記した個々の記録再生領域
    を2次元的に分割して予め定められた個数の単位の記録
    再生領域を設定し、それぞれ個別な情報が記録再生され
    るべき前記した単位の記録再生領域の個々のものは、凸
    レンズの光軸に対してそれぞれ異なる予め定められた角
    度から凸レンズを通して見たときに、それぞれ特定な1
    個の単位の記録再生領域だけが凸レンズの大きさに拡大
    されて見えるように、前記した凸レンズアレイにおける
    各凸レンズの焦点面に記録層を位置させてなる凸レンズ
    アレイと記録層との対よりなる構成部分を光カードにお
    ける少なくとも一部に設けてなる光カード 2、所定の閾値以下の光強度の光の長時間の照射によっ
    ても記録されることがなく、前記した所定の閾値以上の
    光強度の光の照射によって記録が行われるような記録材
    料の2次元的な拡がりによって形成させた記録層と、前
    記した記録層の片面に微小な径の複数の凸レンズを所定
    の配列態様で2次元的に配列して構成させた凸レンズア
    レイと、前記の凸レンズアレイを構成している個々の凸
    レンズと個別に対応して前記した記録層へ形成される個
    々の記録再生領域の中に、前記した個々の記録再生領域
    を2次元的に分割して予め定められた個数の単位の記録
    再生領域を設定し、それぞれ個別な情報が記録再生され
    るべき前記した単位の記録再生領域の個々のものは、凸
    レンズの光軸に対してそれぞれ異なる予め定められた角
    度から凸レンズを通して見たときに、それぞれ特定な1
    個の単位の記録再生領域だけが凸レンズの大きさに拡大
    されて見えるように、前記した凸レンズアレイにおける
    各凸レンズの焦点面に記録層を位置させてなる凸レンズ
    アレイと記録層との対よりなる構成部分が少なくとも一
    部に設けられている光カードにおける前記した凸レンズ
    アレイの1個の凸レンズの形状及び寸法と略々等しい断
    面形状及び断面寸法の平行光束を2軸に傾斜させうると
    ともに、光カードの所定の範囲で2次元的に移動可能に
    する手段と、前記の平行光束を用いて情報信号の記録、
    再生を行う手段とを備えてなる光カードの記録、再生装
    置 3、所定の閾値以下の光強度の光の長時間の照射によっ
    ても記録されることがなく、前記した所定の閾値以上の
    光強度の光の照射によって記録が行われるような記録材
    料の2次元的な拡がりによって形成させた記録層と、前
    記した記録層の片面に微小な径の複数の凸レンズを所定
    の配列態様で2次元的に配列して構成させた凸レンズア
    レイと、前記の凸レンズアレイを構成している個々の凸
    レンズと個別に対応して前記した記録層へ形成される個
    々の記録再生領域の中に、前記した個々の記録再生領域
    を2次元的に分割して予め定められた個数の単位の記録
    再生領域を設定し、それぞれ個別な情報が記録再生され
    るべき前記した単位の記録再生領域の個々のものは、凸
    レンズの光軸に対してそれぞれ異なる予め定められた角
    度から凸レンズを通して見たときに、それぞれ特定な1
    個の単位の記録再生領域だけが凸レンズの大きさに拡大
    されて見えるように、前記した凸レンズアレイにおける
    各凸レンズの焦点面に記録層を位置させてなる凸レンズ
    アレイと記録層との対よりなる構成部分が少なくとも一
    部に設けられている光カードにおける凸レンズアレイの
    1個の凸レンズの形状及び寸法と略々等しい断面形状及
    び断面寸法の平行光束を光カードの所定の範囲で2次元
    的に移動可能にする手段を備えて、前記の平行光束を用
    いて情報信号の記録再生を行うようにした光カードの記
    録再生装置において、光カードの凸レンズアレイの個々
    の凸レンズにおける複数個の単位の記録再生領域の配置
    態様と相似な配列態様で、かつ、前記した複数個の単位
    の記録再生領域の個数Nと同数の発光素子からの光を共
    通のコリメータレンズを介して凸レンズアレイにおける
    N個の凸レンズのそれぞれに、凸レンズアレイにおける
    1個の凸レンズの形状及び寸法と略々等しい断面形状及
    び断面寸法の平行光束として入射させて、その光を前記
    した凸レンズアレイにおけるN個の凸レンズ毎に設定さ
    れている各N個の単位の記録再生領域におけるそれぞれ
    特定な1個の単位の記録再生領域に対して与える手段と
    、前記した光によって照射されたN個の凸レンズにおい
    てそれぞれ前記の光により照射されている各1個ずつの
    単位の記録再生領域からの反射光を、前記した反射光を
    生じさせた単位の記録再生領域が属している凸レンズと
    前記した共通のコリメータレンズを介して、光カードの
    凸レンズアレイの個々の凸レンズにおける複数個の単位
    の記録再生領域の配置態様と相似な配列態様で、かつ、
    前記した個数の単位の記録再生領域の個数Nと同数の光
    センサを備えている2次元センサにおけるそれぞれ対応
    している光センサに入射させる手段と、前記した光学系
    と光カードとを2次元的に平行移動させる手段とを設け
    てなる光カードの記録、再生装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04234699A (ja) * 1991-01-08 1992-08-24 Victor Co Of Japan Ltd 光カード
JP2012011630A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Nidec Copal Corp 紙葉類用レーザマーカ

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JPS61283045A (ja) * 1985-05-28 1986-12-13 イルミネイテツド デ−タ− インコ−ポレ−テツド 光学デ−タ−記憶と修正装置

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