JPH026671Y2 - - Google Patents

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JPH026671Y2
JPH026671Y2 JP16402584U JP16402584U JPH026671Y2 JP H026671 Y2 JPH026671 Y2 JP H026671Y2 JP 16402584 U JP16402584 U JP 16402584U JP 16402584 U JP16402584 U JP 16402584U JP H026671 Y2 JPH026671 Y2 JP H026671Y2
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JP
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filter
frequency
operational amplifier
signals
pass
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JP16402584U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は演算増幅器を用いて、所定周波数帯域
の信号を通過させることができるようにしたバン
ドパスフイルタを提供するものである。 (ロ) 従来の技術 テレビ音声多重放送において、例えば特開昭58
−38084号公報に記載されているように、受信し
て得られた合成信号から副音声信号L−Rあるい
は制御信号を抽出するためにバンドパスフイルタ
が必要である。このバンドパスフイルタは特公昭
58−8606号公報に記載するように演算増幅器を用
いて構成することにより、集積回路化の容易等を
図つている。しかし前述のバンドパスフイルタは
狭帯域であるので制御信号を抽出するのには適し
ているが、15〜47KHzの範囲にある副音成信号L
−Rを抽出することは出来ない。そこで第2図に
示す如く、演算増幅器1及びコンデンサー2と抵
抗3等とよりなるローパスフイルタ4に同じく演
算増幅器5と抵抗6及びコンデンサー7等とを組
合せて形成したハイパスフイルタ8を直列接続
し、広帯域バンドパスフイルタを構成している。
即ちローパスフイルタ4で所定の第1周波数以下
の信号を通過させ、ハイパスフイルタ8で前記第
1周波数以下の範囲内の第2周波数以上の信号を
通過させ全体としてバンドパスフイルタを得てい
る。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 前述のバンドパスフイルタにおいて、演算増幅
器1自体のゲイン対周波数特性は第3図の直線X
に示すように周波数が高くなるに伴い低下するの
で、バンドパスフイルタのゲイン対周波数特性は
第4図点線Yで示すように演算増幅器のゲイン対
周波数特性Xにより定められてしまい、前述のよ
うに15〜47KHzの範囲内にある副音声信号を一様
に通過させることは困難である。バンドパスフイ
ルタの高周波数域での利得を高めるには演算増幅
器の段数を増加し、ゲイン対周波数特性をシフト
させればよいがコストが高くなるので、本考案は
斯る点を除去したバンドパスフイルタを提供する
ものである。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本考案はコンデンサ及びコイルとよりなり第1
周波数以上の信号を通過させるLCフイルタと、
コンデンサー及び抵抗を有する演算増幅器よりな
るハイパスフイルタと、該ハイパスフイルタに直
列接続され前記第1周波数以上で第2周波数以下
の信号を通過するように演算増幅器で構成したロ
ーパスフイルタとにて構成されたバンドパスフイ
ルタである。 (ホ) 作用 本考案のバンドパスフイルタは上述のような構
成をなすので、所定の第1周波数以上の信号は高
周波数帯域での周波数成分が減衰されることがな
くLCフイルタを通過しハイパスフイルタに供給
され、該ハイパスフイルタに供給された信号は増
幅され演算増幅器の周波数特性で定められる第2
周波数までの信号は一様に増幅するが、しかし第
2周波数以上の信号は急激に減衰されローパスフ
イルタに加えられる。ローパスフイルタでは演算
増幅器のゲイン対周波数特性で定められる以上の
ゲインで信号を通過させる。この結果入力から出
力を見た場合の特性は演算増幅器2個でハイパ
ス・ローパスを組んだバンドパスフイルタより高
い利得のバンドパスフイルタとして使用できる。 (ヘ) 実施例 本考案のバンドパスフイルタの実施例を図面を
参照しつつ説明すると、第1図において10は入
力端子11,11に接続されたLCフイルタで、
コイル12とコンデンサー13とよりなり第5図
Aに示すように周波数f1以上の信号を通過させる
ようにしている。14は該LCフイルタ10に直
列接続したハイパスフイルタで、演算増幅器15
と、該演算増幅器15の一端子に接続されたコン
デンサ16,17,18及び抵抗19,20とよ
り構成され、前記周波数f1以上の信号を通過させ
る。21は前記ハイパスフイルタ14に直列接続
されたローパスフイルタで、演算増幅器22と、
該演算増幅器22の一入力端子に接続された抵抗
23,24とよりなり、第5図Bに示すように演
算増幅器15自体の周波数特性により前記周波数
f1より高い周波数域にある周波数f2以下を減衰さ
せるように構成されている。 本考案のバンドパスフイルタの動作を以下説明
する。先ずアンテナに受信されたTV多重信号は
チユーナで増幅周波数変換、あるいは復調され合
成信号を発生する。その合成信号は入力端子1
1,11よりLCフイルタ10に供給されている。
LCフイルタ10は第5図Aに示するよう周波数
f1(本実施例においては15KHz)以上の信号を通
過させ、それ以下の周波数の信号は12dBOctで減
衰されるようにしているので、前記合成信号のう
ち15KHz以上の信号のみがLCフイルタ10を通
過され、該LCフイルタ10に直列接続されたハ
イパスフイルタ14のコンデンサ16,18を通
つて演算増幅器15の一端子に供給され出力され
る。出力された信号の一部は抵抗19とコンデン
サ17とを介して前記一端子に帰還されるように
構成されているので、第5図Bに示すように、周
波数f1以上の信号を通過させ、それ以下の信号は
12dBOctで減衰されることは前述と同様である
が、演算増幅器15自体の周波数特性により周波
数f2(本実施例では47KHz)以下の信号は6dBOct
で減衰されるので、前記端子11,11に供給さ
れた合成信号のうち15KHz〜47KHzの周波数帯域
にある副音声信号のみを通過させ、さらに前記副
音声信号はローパスフイルタ21に供給される。
ローパスフイルタ21は通常の演算増幅器と同一
構成をなしており、第5図Cに示すように演算増
幅器22自体の高域周波数での減衰特性を利用
し、演算増幅器自体の利得対高域周波数特性以上
の利得を得るようにし、減衰特性はf2(47KHz)
よりも低いf2′を得るように形成している。結局
入力端子11,11に供給された合成信号はLC
フイルタ10、ハイパスフイルタ14及びローパ
スフイルタ21での各周波数特性を重畳したバン
ドパスフイルタとなり、第5図Dに示すように周
波数f1以下の信号はLCフイルタ10とハイパス
フイルタ14とで24dBOct減衰されるが、周波数
f1以上ではLCフイルタ10とハイパスフイルタ
14とローパスフイルタ21との演算増幅器1
5,22とで増幅された信号が得られる。従つて
各演算増幅器15,22において減衰し始める周
波数f2の肩のところの信号が補償され周波数f3
で信号を略一様に増幅し、それ以上の周波数の信
号を12dBOctで減衰させる。 (ト) 考案の効果 本考案のバンドパスフイルタは上述したよう
に、LCフイルタを用いたので、演算増幅器を用
いたハイパスフイルタ及びローパスフイルタを信
号が通過される際、各演算増幅器の高周波数域で
の信号を補償するから、各演算増幅器の高周波数
の減衰特性を越えた信号まで一様に通過させるこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のバンドパスフイルタのブロツ
ク図、第2図は従来のバンドパスフイルタのブロ
ツク図、第3図は演算増幅器のゲイン対周波数特
性図、第4図は従来のバンドパスフイルタのゲイ
ン対周波数特性図、第5図A,B,C,Dは夫々
本考案のバンドパスフイルタの各回路部分のゲイ
ン対周波数特性図である。 10……LCフイルタ、12……コイル、13
……コンデンサ、14……ハイパスフイルタ、1
5……演算増幅器、21……ローパスフイルタ、
22……演算増幅器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンデンサー及びコイルとよりなり第1周波数
    以上の信号を通過させるLCフイルタと、入力側
    にコンデンサー及び抵抗を有する演算増幅器より
    なるハイパスフイルタと、該ハイパスフイルタと
    直列接続され前記第1周波数以上の範囲にある第
    2周波数以下の信号を通過させるよう演算増幅器
    にて構成したローパスフイルタを備えるバンドパ
    スフイルタ。
JP16402584U 1984-10-30 1984-10-30 Expired JPH026671Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16402584U JPH026671Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16402584U JPH026671Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6178427U JPS6178427U (ja) 1986-05-26
JPH026671Y2 true JPH026671Y2 (ja) 1990-02-19

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JP16402584U Expired JPH026671Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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JPS6178427U (ja) 1986-05-26

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