JPH026653B2 - - Google Patents
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- JPH026653B2 JPH026653B2 JP58081591A JP8159183A JPH026653B2 JP H026653 B2 JPH026653 B2 JP H026653B2 JP 58081591 A JP58081591 A JP 58081591A JP 8159183 A JP8159183 A JP 8159183A JP H026653 B2 JPH026653 B2 JP H026653B2
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- JP
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- seat
- isolating
- isolation
- mode
- latching
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- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims abstract description 66
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000003534 oscillatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 6
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 4
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/06—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable
- B60N2/08—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable characterised by the locking device
- B60N2/0831—Movement of the latch
- B60N2/0862—Movement of the latch sliding
- B60N2/0868—Movement of the latch sliding in a transversal direction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60N2/07—Slide construction
- B60N2/0702—Slide construction characterised by its cross-section
- B60N2/0705—Slide construction characterised by its cross-section omega-shaped
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60N2/0702—Slide construction characterised by its cross-section
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-
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、自動車等のための新規で改良された
調整式座席装着装置に関するものである。更に詳
述すれば、本発明は、調整モード(アンロツクモ
ード)と、ロツクモードと共に、座席の限定され
た前後動揺運動を可能ならしめることにより、座
席を自動車等の前後方向振動から部分的に隔離す
る隔離モードを備える座席懸架装置に関するもの
である。
調整式座席装着装置に関するものである。更に詳
述すれば、本発明は、調整モード(アンロツクモ
ード)と、ロツクモードと共に、座席の限定され
た前後動揺運動を可能ならしめることにより、座
席を自動車等の前後方向振動から部分的に隔離す
る隔離モードを備える座席懸架装置に関するもの
である。
従来技術
公知の調整式座席装置は一般に、1対の横方向
に離間した支持装置を備え、該支持装置に、
夫々、支持装置間に連結されていると共に解放ハ
ンドルと協働する掛け金機構を設けている。更
に、上記支持装置は、通常、座席組立物に固着さ
れた上部サポートと、自動車の床に固定された下
部サポートと、座席を車体に対して前後運動させ
るように、上部サポートと下部サポートを連結す
る型式の摺動機構とを備える。上記支持装置と協
働する掛け金機構により、座席占有者の肉体的特
性に応じて選択された位置で、上部サポートと下
部サポートがロツクされる。
に離間した支持装置を備え、該支持装置に、
夫々、支持装置間に連結されていると共に解放ハ
ンドルと協働する掛け金機構を設けている。更
に、上記支持装置は、通常、座席組立物に固着さ
れた上部サポートと、自動車の床に固定された下
部サポートと、座席を車体に対して前後運動させ
るように、上部サポートと下部サポートを連結す
る型式の摺動機構とを備える。上記支持装置と協
働する掛け金機構により、座席占有者の肉体的特
性に応じて選択された位置で、上部サポートと下
部サポートがロツクされる。
通常、摺動組立物が、上記上部サポートと上記
下部サポートを連結するのに使われてきた。該摺
動組立物は、通常、1対の協働する細長くて、U
字形の摺動部材を備え、更に、該摺動部材に、比
較的摩擦の少ない調整ができるように配設された
玉軸受、又は、ころ軸受によつて互いに連結され
た、側壁の側方延在部を設けている。
下部サポートを連結するのに使われてきた。該摺
動組立物は、通常、1対の協働する細長くて、U
字形の摺動部材を備え、更に、該摺動部材に、比
較的摩擦の少ない調整ができるように配設された
玉軸受、又は、ころ軸受によつて互いに連結され
た、側壁の側方延在部を設けている。
上記型式の公知座席装置には、自動車の振動に
応じて、バネ装置の付勢力下に座席の前後方向移
動を特定の限界位置まで許容する、通常、前後ア
イソレータ(fore and aft isolator)と呼ばれる
手段を設けたものがある。上記前後アイソレータ
は、座席懸架装置のロツクモードで操作されると
共に、座席占有者を自動車の前後方向振動から部
分的に隔離するように自動車の前後方向振動を吸
収する。
応じて、バネ装置の付勢力下に座席の前後方向移
動を特定の限界位置まで許容する、通常、前後ア
イソレータ(fore and aft isolator)と呼ばれる
手段を設けたものがある。上記前後アイソレータ
は、座席懸架装置のロツクモードで操作されると
共に、座席占有者を自動車の前後方向振動から部
分的に隔離するように自動車の前後方向振動を吸
収する。
アイソレータ装置を組込んだ自動車の座席懸架
装置の一例は、1966年6月28日付のW.C.Oswald
氏対する米国特許明細書第3258241号に開示され
ている。上記米国特許においては、振動を隔離し
た自動車の座席懸架装置が開示されていると共
に、該座席懸架装置は、座席の前後方向の所定位
置で座席をベースに直接接続することにより、隔
離機構を不作動とする手段を備えている。然しな
がら、上記米国特許に開示されている公知アイソ
レータは、多数の欠点や問題点を有する。例え
ば、座席懸架装置を充分に操作するには、複数個
の制御ハンドル又は制御レバーが必要となるとい
う欠点がある。即ち、第1の制御ハンドルが座席
の前後方向調整をロツクするために設けられ、第
2の制御ハンドルがアイソレータ機構を操作又は
規制するために設けらている。然しながら、この
ような構成は座席占有者を混乱させる可能性があ
る。更に、上記制御ハンドルの内の一つは、座席
が調整されている時、座席と共に移動しないの
で、座席占有者が制御ハンドルの位置を捜す場合
に危険を伴う。そのため、上述の如き制御ハンド
ルは、座席が調整される時に座席占有者と共に移
動することが望ましい。
装置の一例は、1966年6月28日付のW.C.Oswald
氏対する米国特許明細書第3258241号に開示され
ている。上記米国特許においては、振動を隔離し
た自動車の座席懸架装置が開示されていると共
に、該座席懸架装置は、座席の前後方向の所定位
置で座席をベースに直接接続することにより、隔
離機構を不作動とする手段を備えている。然しな
がら、上記米国特許に開示されている公知アイソ
レータは、多数の欠点や問題点を有する。例え
ば、座席懸架装置を充分に操作するには、複数個
の制御ハンドル又は制御レバーが必要となるとい
う欠点がある。即ち、第1の制御ハンドルが座席
の前後方向調整をロツクするために設けられ、第
2の制御ハンドルがアイソレータ機構を操作又は
規制するために設けらている。然しながら、この
ような構成は座席占有者を混乱させる可能性があ
る。更に、上記制御ハンドルの内の一つは、座席
が調整されている時、座席と共に移動しないの
で、座席占有者が制御ハンドルの位置を捜す場合
に危険を伴う。そのため、上述の如き制御ハンド
ルは、座席が調整される時に座席占有者と共に移
動することが望ましい。
従つて、アイソレータ機構を組込んであると共
に、アンロツクモードと、ロツクモードと、隔離
モードとが単一ハンドレバーで制御され、且つ、
該単一ハンドレバーは座席及び座席占有者と共に
移動するように構成した、自動車の調整式座席装
着装置を実現する必要があつた。
に、アンロツクモードと、ロツクモードと、隔離
モードとが単一ハンドレバーで制御され、且つ、
該単一ハンドレバーは座席及び座席占有者と共に
移動するように構成した、自動車の調整式座席装
着装置を実現する必要があつた。
かかる構成の座席装着装置が、実開昭56−
172439号公報に開示されている。しかしながら、
この公知の座席装着装置は、軸状の単一ハンドレ
バーに装着した複数の複雑なブラケツト状部材で
アンロツクモード、ロツクモードと隔離モードの
切換が行なわれるので、構造が極めて複雑である
いう欠点を有する。更に、この公知の座席装着装
置では、単一ハンドレバーを水平軸心の回りで回
転することにより、単一ハンドレバーの屈曲端部
を水平、斜め上方及び斜め下方に配置した時、装
置が、夫々、ロツクモード、アンロツクモード、
及び隔離モードに設定される。しかしながら、座
席占有者が上方より、座席下方の単一ハンドレバ
ーの屈曲端部の水平軸心の回りのわずかな回転を
識別することは困難であるから、この公知の座席
装着装置ではモードの切換が確実に行なわれない
危険がある。
172439号公報に開示されている。しかしながら、
この公知の座席装着装置は、軸状の単一ハンドレ
バーに装着した複数の複雑なブラケツト状部材で
アンロツクモード、ロツクモードと隔離モードの
切換が行なわれるので、構造が極めて複雑である
いう欠点を有する。更に、この公知の座席装着装
置では、単一ハンドレバーを水平軸心の回りで回
転することにより、単一ハンドレバーの屈曲端部
を水平、斜め上方及び斜め下方に配置した時、装
置が、夫々、ロツクモード、アンロツクモード、
及び隔離モードに設定される。しかしながら、座
席占有者が上方より、座席下方の単一ハンドレバ
ーの屈曲端部の水平軸心の回りのわずかな回転を
識別することは困難であるから、この公知の座席
装着装置ではモードの切換が確実に行なわれない
危険がある。
目 的
従つて、本発明の目的は、座席占有者を前後方
向振動から部分的に隔離する隔離手段を組込んで
あると共に単一操作レバーで制御され、且つ、単
一操作レバーを含む機構が座席及び座席占有者と
共に移動するように構成した型式の調整式座席装
着装置において、構造が簡単で且つモード切換が
確実に行なわれる調整式座席装着装置を提供する
ことである。
向振動から部分的に隔離する隔離手段を組込んで
あると共に単一操作レバーで制御され、且つ、単
一操作レバーを含む機構が座席及び座席占有者と
共に移動するように構成した型式の調整式座席装
着装置において、構造が簡単で且つモード切換が
確実に行なわれる調整式座席装着装置を提供する
ことである。
要 旨
本発明の1実施例にかかる調整式座席装着装置
は摺動組立物を備え、該摺動組立物に、自動車の
床等の固定ベース構造物に固着される第1部品
と、座席又は他の座席支持構造物に固着される第
2部品とを設けている。摺動組立物により、座席
が固定ベース構造物に対して前後運動せしめられ
る。更に、多数の前後方向調整位置で座席をロツ
クするように、摺動組立物の第1部品と第2部品
の間で協働するように掛け金手段が設けられてい
る。又、調整式座席装着装置がロツク位置にある
時、座席に限定された前後動揺運動を許容する隔
離手段が設けられている。且つ、掛け金手段のロ
ツクモードと、隔離手段を有効化せしめる隔離モ
ードと、座席の前後方向調整を可能ならしめる、
掛け金手段のアンロツクモードの間で、調整式座
席装着装置を調整できるように、掛け金手段と隔
離手段と協働する一体操作制御手段が設けられて
いる。
は摺動組立物を備え、該摺動組立物に、自動車の
床等の固定ベース構造物に固着される第1部品
と、座席又は他の座席支持構造物に固着される第
2部品とを設けている。摺動組立物により、座席
が固定ベース構造物に対して前後運動せしめられ
る。更に、多数の前後方向調整位置で座席をロツ
クするように、摺動組立物の第1部品と第2部品
の間で協働するように掛け金手段が設けられてい
る。又、調整式座席装着装置がロツク位置にある
時、座席に限定された前後動揺運動を許容する隔
離手段が設けられている。且つ、掛け金手段のロ
ツクモードと、隔離手段を有効化せしめる隔離モ
ードと、座席の前後方向調整を可能ならしめる、
掛け金手段のアンロツクモードの間で、調整式座
席装着装置を調整できるように、掛け金手段と隔
離手段と協働する一体操作制御手段が設けられて
いる。
一体操作制御手段は、調整式座席装着装置を上
記3個のモードの間で調整できるように、単一手
動操作部材を備えている。
記3個のモードの間で調整できるように、単一手
動操作部材を備えている。
本発明の望ましい実施例にかかる調整式座席装
着装置は、摺動組立物の第1部品と第2部品の内
の一方に装着された隔離ブラケツトを備える。掛
け金手段が、隔離ブラケツトに対して前後動揺運
動すると共に摺動組立物の第1部品と第2部品の
内の他方とロツク係合するように、掛け金手段が
隔離ブラケツトに装着されている。又、掛け金手
段の前後動揺運動を弾性的に抑制する復心バネ
が、隔離ブラケツトと掛け金手段の間に配設され
ている。且つ、掛け金手段の前後動揺運動を制限
する緩衝停止手段が隔離ブラケツトと掛け金手段
の間に配設されている。
着装置は、摺動組立物の第1部品と第2部品の内
の一方に装着された隔離ブラケツトを備える。掛
け金手段が、隔離ブラケツトに対して前後動揺運
動すると共に摺動組立物の第1部品と第2部品の
内の他方とロツク係合するように、掛け金手段が
隔離ブラケツトに装着されている。又、掛け金手
段の前後動揺運動を弾性的に抑制する復心バネ
が、隔離ブラケツトと掛け金手段の間に配設され
ている。且つ、掛け金手段の前後動揺運動を制限
する緩衝停止手段が隔離ブラケツトと掛け金手段
の間に配設されている。
更に、隔離ブラケツトと一体の掛け金手段を移
動せしめて、掛け金手段を摺動組立物の第1部品
と第2部品の内の上記他方とロツク係合及びロツ
ク係合離脱するように、隔離ブラケツトが、摺動
組立物の第1部品と第2部品の内の上記一方に揺
動自在に装着されている。単一手動操作制御部材
は、隔離ブラケツトに揺動自在に装着されたハン
ドレバーを備える。又、掛け金手段が摺動組立物
の第1部品と第2部品の内の上記他方とロツク係
合している時、掛け金手段の前後動揺運動を可能
ならしめ又は防止するように、ハンドレバーが掛
け金手段と協働する。更に、ハンドレバーは、隔
離ブラケツトを揺動して、掛け金手段を移動せし
める結果、摺動組立物の第1部品と第2部品の内
の上記他方と掛け金手段との係合を離脱させるよ
うに操作される。
動せしめて、掛け金手段を摺動組立物の第1部品
と第2部品の内の上記他方とロツク係合及びロツ
ク係合離脱するように、隔離ブラケツトが、摺動
組立物の第1部品と第2部品の内の上記一方に揺
動自在に装着されている。単一手動操作制御部材
は、隔離ブラケツトに揺動自在に装着されたハン
ドレバーを備える。又、掛け金手段が摺動組立物
の第1部品と第2部品の内の上記他方とロツク係
合している時、掛け金手段の前後動揺運動を可能
ならしめ又は防止するように、ハンドレバーが掛
け金手段と協働する。更に、ハンドレバーは、隔
離ブラケツトを揺動して、掛け金手段を移動せし
める結果、摺動組立物の第1部品と第2部品の内
の上記他方と掛け金手段との係合を離脱させるよ
うに操作される。
実施例
以下に、本発明の構成を1実施例について添付
した図面に従つて説明する。なお、以下の実施例
においては、本発明にかかる調節式座席装着装置
は自動車の座席に応用されているが、他の座席装
着用途にも同様に適用できることは言うまでもな
い。
した図面に従つて説明する。なお、以下の実施例
においては、本発明にかかる調節式座席装着装置
は自動車の座席に応用されているが、他の座席装
着用途にも同様に適用できることは言うまでもな
い。
第1図乃至第4図において、本発明の1実施例
にかかる調整式座席装着装置10が示されてい
る。多くの公知の自動車用調整式座席装着装置と
同様に、調整式座席装着装置10では、横方向に
離間した一対の支持装置が、夫々、互いに連結さ
れていると共に解放ハンドルと協働する掛け金手
段を備える。更に、上記支持装置は、通常、座席
組立物に固着される上部サポートと、自動車の床
に固定された下部サポートと、座席を車体に対し
て前後運動させるように、上部サポートと下部サ
ポートを連結する型式の摺動機構とを備える。
にかかる調整式座席装着装置10が示されてい
る。多くの公知の自動車用調整式座席装着装置と
同様に、調整式座席装着装置10では、横方向に
離間した一対の支持装置が、夫々、互いに連結さ
れていると共に解放ハンドルと協働する掛け金手
段を備える。更に、上記支持装置は、通常、座席
組立物に固着される上部サポートと、自動車の床
に固定された下部サポートと、座席を車体に対し
て前後運動させるように、上部サポートと下部サ
ポートを連結する型式の摺動機構とを備える。
第1図乃至第4図に示すように、摺動組立物
は、1対の協働する、細長くて、U字形のスライ
ドレール12,14を備える。スライドレール1
2は、摺動組立物の上方部品を形成すると共に自
動車の座席又は他の座席支持構造物に固着される
ように構成されている。一方、スライドレール1
4は、自動車の床等の固定ベース構造物に固着さ
れる、摺動組立物の下方部品を形成する。スライ
ドレール12,14の夫々の側方延在部12a,
14aは、スライドレール12,14を相互に連
結すると共に、側方延在部12a,14aの間に
玉軸受16(第3図)が挟持されている。可動位
置決めプレート18は、上方のスライドレール1
2と下方のスライドレール14の間で、ころ軸受
20を位置決めする。上記スライドレール組立物
構造は、一般に公知であると共にベース構造物に
対する座席の前後運動を可能ならしめる。
は、1対の協働する、細長くて、U字形のスライ
ドレール12,14を備える。スライドレール1
2は、摺動組立物の上方部品を形成すると共に自
動車の座席又は他の座席支持構造物に固着される
ように構成されている。一方、スライドレール1
4は、自動車の床等の固定ベース構造物に固着さ
れる、摺動組立物の下方部品を形成する。スライ
ドレール12,14の夫々の側方延在部12a,
14aは、スライドレール12,14を相互に連
結すると共に、側方延在部12a,14aの間に
玉軸受16(第3図)が挟持されている。可動位
置決めプレート18は、上方のスライドレール1
2と下方のスライドレール14の間で、ころ軸受
20を位置決めする。上記スライドレール組立物
構造は、一般に公知であると共にベース構造物に
対する座席の前後運動を可能ならしめる。
本発明にかかる調整式座席装着装置10は、ロ
ツクモードと、座席占有者を自動車の前後方向振
動から部分的に隔離する隔離モードと、調整用の
アンロツクモードとの間で座席を調整するように
一体的に制御される。更に詳述すれば、調整式座
席装着装置10は、板状の隔離ブラケツト22
と、板状の掛け金プレート34と、手動操作の板
状の単一ハンドレバー26とを備える。隔離ブラ
ケツト22は、該隔離ブラケツトの後部のボルト
28(第1図)で、上方のスライドレール12に
揺動自在に装着されている。隔離ブラケツト22
の前部に、スライドレール12に対して横方向に
延在する溝30が形成され、又、該溝30を案内
ボルト32が貫通する。案内ボルト32に、隔離
ブラケツト22の溝30の両側に突出する拡大頭
部32aを設けたため、隔離ブラケツト22はス
ライドレール12に対して安定保持されると共
に、隔離ブラケツト22がボルト28の回りで揺
動する時、案内ボルト32が溝30内を移動せし
められる。
ツクモードと、座席占有者を自動車の前後方向振
動から部分的に隔離する隔離モードと、調整用の
アンロツクモードとの間で座席を調整するように
一体的に制御される。更に詳述すれば、調整式座
席装着装置10は、板状の隔離ブラケツト22
と、板状の掛け金プレート34と、手動操作の板
状の単一ハンドレバー26とを備える。隔離ブラ
ケツト22は、該隔離ブラケツトの後部のボルト
28(第1図)で、上方のスライドレール12に
揺動自在に装着されている。隔離ブラケツト22
の前部に、スライドレール12に対して横方向に
延在する溝30が形成され、又、該溝30を案内
ボルト32が貫通する。案内ボルト32に、隔離
ブラケツト22の溝30の両側に突出する拡大頭
部32aを設けたため、隔離ブラケツト22はス
ライドレール12に対して安定保持されると共
に、隔離ブラケツト22がボルト28の回りで揺
動する時、案内ボルト32が溝30内を移動せし
められる。
第2図に示すように、掛け金プレート34は、
スライドレール12,14に対して隔離ブラケツ
ト22と一体に矢印Aの両方向に移動するよう
に、隔離ブラケツト22に装着されている。隔離
ブラケツト22と掛け金プレート34の揺動運動
により、ロツク突条36が下方のスライドレール
14のロツク溝38と係合及び係合離脱するよう
に移動せしめられる。上方のスライドレール12
に対して掛け金プレート34とロツク突条36を
限定された前後運動せしめるために、スライドレ
ール12の側方延在部12aの一方を切欠いて細
長い切欠き40を形成している。後述するよう
に、掛け金プレート34とロツク突条36の限定
された前後運動が、調整式座席装着装置10の隔
離モードにおける掛け金プレート34の限定され
た前後動揺運動をもたらす。
スライドレール12,14に対して隔離ブラケツ
ト22と一体に矢印Aの両方向に移動するよう
に、隔離ブラケツト22に装着されている。隔離
ブラケツト22と掛け金プレート34の揺動運動
により、ロツク突条36が下方のスライドレール
14のロツク溝38と係合及び係合離脱するよう
に移動せしめられる。上方のスライドレール12
に対して掛け金プレート34とロツク突条36を
限定された前後運動せしめるために、スライドレ
ール12の側方延在部12aの一方を切欠いて細
長い切欠き40を形成している。後述するよう
に、掛け金プレート34とロツク突条36の限定
された前後運動が、調整式座席装着装置10の隔
離モードにおける掛け金プレート34の限定され
た前後動揺運動をもたらす。
従つて、スライドレール12に対して隔離ブラ
ケツト22をボルト28の回りで揺動することに
より、ロツク突条36と共に掛け金プレート34
は、下方のスライドレール14とロツク係合及び
ロツク係合離脱するように移動せしめられる。
ケツト22をボルト28の回りで揺動することに
より、ロツク突条36と共に掛け金プレート34
は、下方のスライドレール14とロツク係合及び
ロツク係合離脱するように移動せしめられる。
第2図において、掛け金プレート34は、隔離
ブラケツト22に対して限定された前後動揺運動
するように、隔離ブラケツト22に装着されてい
るので、スライドレール12,14がロツク状態
の時、スライドレール12,14の間で限定され
た前後動揺運動が行われる。更に、隔離ブラケツ
ト22に、2個の端部フランジ42と、摺動フラ
ンジ44と、細長く切欠いた開口46を設ける。
掛け金プレート34の前後動揺運動を抑制する4
個の復心バネ48が、端部フランジ42と掛け金
プレート34の間に配設されている。摺動ブロツ
ク50(第3図)が段付きボルト52によつて掛
け金プレート34に固着されており、且つ、段付
きボルト52には、調整式座席装着装置10の上
部に拡大頭部54が形成されている一方、調整式
座席装着装置10の下部にナツト56が配設され
ている。摺動ブロツク50はプラスチツク材料で
形成されて、その一部が掛け金プレート34の小
孔58(第2図)を介して露出している。摺動ブ
ロツク50は、掛け金プレート34と共に移動す
ると共に隔離ブラケツト22の1対の平行フラン
ジ60によつて、隔離ブラケツト22に対する移
動案内が行われる。又、平行フランジ60は隔離
ブラケツト22の開口46の側部を形成する。
ブラケツト22に対して限定された前後動揺運動
するように、隔離ブラケツト22に装着されてい
るので、スライドレール12,14がロツク状態
の時、スライドレール12,14の間で限定され
た前後動揺運動が行われる。更に、隔離ブラケツ
ト22に、2個の端部フランジ42と、摺動フラ
ンジ44と、細長く切欠いた開口46を設ける。
掛け金プレート34の前後動揺運動を抑制する4
個の復心バネ48が、端部フランジ42と掛け金
プレート34の間に配設されている。摺動ブロツ
ク50(第3図)が段付きボルト52によつて掛
け金プレート34に固着されており、且つ、段付
きボルト52には、調整式座席装着装置10の上
部に拡大頭部54が形成されている一方、調整式
座席装着装置10の下部にナツト56が配設され
ている。摺動ブロツク50はプラスチツク材料で
形成されて、その一部が掛け金プレート34の小
孔58(第2図)を介して露出している。摺動ブ
ロツク50は、掛け金プレート34と共に移動す
ると共に隔離ブラケツト22の1対の平行フラン
ジ60によつて、隔離ブラケツト22に対する移
動案内が行われる。又、平行フランジ60は隔離
ブラケツト22の開口46の側部を形成する。
隔離ブラケツト22と掛け金プレート34の間
の相対的前後動揺運動を制限する停止手段が、隔
離ブラケツト22と掛け金プレート34の間に配
設されている。即ち、開口46の両端部に、隔離
ブラケツト22の内方へ延在する1対の停止フラ
ンジ62が設けられている。掛け金プレート34
の前後動揺運動の移動ストローク両端部で停止フ
ランジ62と当接して上記前後動揺運動を緩衝す
るゴム緩衝バンパ64が、掛け金プレート34の
フランジ66に受承されている。
の相対的前後動揺運動を制限する停止手段が、隔
離ブラケツト22と掛け金プレート34の間に配
設されている。即ち、開口46の両端部に、隔離
ブラケツト22の内方へ延在する1対の停止フラ
ンジ62が設けられている。掛け金プレート34
の前後動揺運動の移動ストローク両端部で停止フ
ランジ62と当接して上記前後動揺運動を緩衝す
るゴム緩衝バンパ64が、掛け金プレート34の
フランジ66に受承されている。
一体操作制御手段が掛け金プレート34と隔離
ブラケツト22の間で協働することにより、掛け
金プレート34のロツクモードと、ロツクモード
中に掛け金プレート34の限定された前後動揺運
動を可能ならしめることにより、座席占有者を自
動車の前後方向振動から部分的に隔離する隔離モ
ードと、座席の前後方向の全移動ストローク調整
を可能ならしめる、掛け金プレートのアンロツク
モードとの間で調整式座席装着装置10の調整が
行われる。更に、上記一体操作制御手段は、ロツ
クモードと、隔離モードと、アンロツクモードの
3個のモードの間で調整するために手動で操作さ
れる単一ハンドレバー26を備える。
ブラケツト22の間で協働することにより、掛け
金プレート34のロツクモードと、ロツクモード
中に掛け金プレート34の限定された前後動揺運
動を可能ならしめることにより、座席占有者を自
動車の前後方向振動から部分的に隔離する隔離モ
ードと、座席の前後方向の全移動ストローク調整
を可能ならしめる、掛け金プレートのアンロツク
モードとの間で調整式座席装着装置10の調整が
行われる。更に、上記一体操作制御手段は、ロツ
クモードと、隔離モードと、アンロツクモードの
3個のモードの間で調整するために手動で操作さ
れる単一ハンドレバー26を備える。
第1図において、単一ハンドレバー26は、隔
離ブラケツト22と単一ハンドレバー26の前部
で、隔離ブラケツト22のピボツトピン68によ
つて揺動せしめられる。単一ハンドレバー26の
後部には、固定ピン72が貫通しているやや円弧
状の溝70が大略横方向に延在している。固定ピ
ン72は隔離ブラケツト22の後部付近に固設さ
れている。又、第3ピン74が固定ピン72の前
方で単一ハンドレバー26に固定される一方、湾
曲バネ76が固定ピン72と第3ピン74の間に
配設されている。
離ブラケツト22と単一ハンドレバー26の前部
で、隔離ブラケツト22のピボツトピン68によ
つて揺動せしめられる。単一ハンドレバー26の
後部には、固定ピン72が貫通しているやや円弧
状の溝70が大略横方向に延在している。固定ピ
ン72は隔離ブラケツト22の後部付近に固設さ
れている。又、第3ピン74が固定ピン72の前
方で単一ハンドレバー26に固定される一方、湾
曲バネ76が固定ピン72と第3ピン74の間に
配設されている。
更に第1図において、T字形溝78がビポツト
ピン68と第3ピン74の間で単一ハンドレバー
26に形成されている。T形溝78は、横断部8
0と脚部82を備えると共に段付きボルト52を
受承するように寸法取りされており、段付きボル
ト52の拡大頭部54はT字形溝78の周囲で単
一ハンドレバー26上面に突出している。後述す
るように、T字形溝78の横断部80は調整式座
席装着装置10の隔離モードにおいて、掛け金プ
レート34とスライドレール14の相対的な前後
動揺運動を可能ならしめる一方、T字形溝78の
脚部82は上記前後動揺運動を防止する。
ピン68と第3ピン74の間で単一ハンドレバー
26に形成されている。T形溝78は、横断部8
0と脚部82を備えると共に段付きボルト52を
受承するように寸法取りされており、段付きボル
ト52の拡大頭部54はT字形溝78の周囲で単
一ハンドレバー26上面に突出している。後述す
るように、T字形溝78の横断部80は調整式座
席装着装置10の隔離モードにおいて、掛け金プ
レート34とスライドレール14の相対的な前後
動揺運動を可能ならしめる一方、T字形溝78の
脚部82は上記前後動揺運動を防止する。
以下に、本発明にかかる調整式座席装着装置1
0の操作を第5図乃至第7図に従つて説明する。
0の操作を第5図乃至第7図に従つて説明する。
第5図は、ロツクされた、非動揺状態の調整式
座席装着装置10を示す。この時、単一ハンドレ
バー26は、掛け金プレート34のロツク突条3
6がスライドレール14の対応するロツク溝38
との係合離脱を開始する直前の位置まで、ピボツ
トピン68の回りで矢印B方向に揺動せしめられ
ている。この位置において、単一ハンドレバー2
6は、該単一ハンドレバーのT字形溝78の脚部
82に段付きボルト52を配置するように、ピボ
ツトピン68の回りで位置決めされている。この
位置において、段付きボルト52は掛け金プレー
ト34と隔離ブラケツト22の間のいかなる前後
動揺運動も防止する。同時に、スライドレール1
2,14間の相対運動も防止される。単一ハンド
レバー26はこの位置に湾曲バネ76によつて保
持される。
座席装着装置10を示す。この時、単一ハンドレ
バー26は、掛け金プレート34のロツク突条3
6がスライドレール14の対応するロツク溝38
との係合離脱を開始する直前の位置まで、ピボツ
トピン68の回りで矢印B方向に揺動せしめられ
ている。この位置において、単一ハンドレバー2
6は、該単一ハンドレバーのT字形溝78の脚部
82に段付きボルト52を配置するように、ピボ
ツトピン68の回りで位置決めされている。この
位置において、段付きボルト52は掛け金プレー
ト34と隔離ブラケツト22の間のいかなる前後
動揺運動も防止する。同時に、スライドレール1
2,14間の相対運動も防止される。単一ハンド
レバー26はこの位置に湾曲バネ76によつて保
持される。
第6図は隔離モードの調整式座席装着装置10
を示す。この位置において、ロツク溝38と掛け
金プレート34はまだ係合状態にあるが、単一ハ
ンドレバー26は、T字形溝78の横断部80に
段付きボルト52を配置するように、ビポツトピ
ン68の回りで矢印Cの方向に移動せしめられて
いる。この位置に単一ハンドレバー26を移動す
るには、湾曲バネ76の付勢力に抗して、固定ピ
ン72を単一ハンドレバー26の溝70内で移動
する。第6図の隔離モードにおいて、隔離ブラケ
ツト22に対する掛け金プレート34の限定され
た前後動揺運動を復心バネ48の付勢力に抗して
行うことが可能である。従つて、上記の限定され
た前後動揺運動は、夫々、スライドレール12と
スライドレール14の間で行われる。隔離モード
においては第6図に示すように、掛け金プレート
34は、スライドレール14と共にまだロツク状
態に置かれている。矢印B,Cで示すように、第
5図の完全なロツクモードと第6図の隔離モード
の間で、単一ハンドレバー26を前後に移動でき
るという事実に注目すべきである。
を示す。この位置において、ロツク溝38と掛け
金プレート34はまだ係合状態にあるが、単一ハ
ンドレバー26は、T字形溝78の横断部80に
段付きボルト52を配置するように、ビポツトピ
ン68の回りで矢印Cの方向に移動せしめられて
いる。この位置に単一ハンドレバー26を移動す
るには、湾曲バネ76の付勢力に抗して、固定ピ
ン72を単一ハンドレバー26の溝70内で移動
する。第6図の隔離モードにおいて、隔離ブラケ
ツト22に対する掛け金プレート34の限定され
た前後動揺運動を復心バネ48の付勢力に抗して
行うことが可能である。従つて、上記の限定され
た前後動揺運動は、夫々、スライドレール12と
スライドレール14の間で行われる。隔離モード
においては第6図に示すように、掛け金プレート
34は、スライドレール14と共にまだロツク状
態に置かれている。矢印B,Cで示すように、第
5図の完全なロツクモードと第6図の隔離モード
の間で、単一ハンドレバー26を前後に移動でき
るという事実に注目すべきである。
スライドレール12,14の位置を調整する、
従つて、座席の位置を調整するには、単一ハンド
レバー26を第7図の矢印Dの方向に移動して、
隔離ブラケツト22及び全体の機構をボルト28
の回りで揺動する。この位置に移動させると、段
付きボルト52はT字形溝78の脚部82内へ移
動せしめられると共に、隔離ブラケツト22は、
隔離ブラケツト22とスライドレール12の間に
配設された掛け金バネ90の付勢力に抗して移動
せしめられる。掛け金バネ90の付勢力に抗し
て、隔離ブラケツト22の該隔離ブラケツトと一
体の掛け金プレート34を移動せしめる。従つ
て、掛け金プレート34のロツク突条36が移動
せしめられて、スライドレール14のロツク溝3
8とロツク突条36とのロツク係合離脱が行われ
る結果、調整式座席調整装置10の座席の新しい
位置に選択調整することができる。単一ハンドレ
バー26を解放すると、掛け金バネ90により、
隔離ブラケツト22と掛け金プレート34が第5
図のロツクモードまで揺動せしめられる結果、調
整式座席調整装置10をロツクモードから第6図
の隔離モードに及びその逆に隔離モードからロツ
クモードに容易に調整することができる。それ
故、単一ハンドレバー26を水平面内で矢印B,
C及びDの方向に揺動操作して、単一ハンドレバ
ー26の握り部を真直前方、斜め右前方及び斜め
左前方に配置することにより、調整式座席装着装
置10が、夫々、ロツクモード、隔離モード及び
アンロツクモードに設定される。
従つて、座席の位置を調整するには、単一ハンド
レバー26を第7図の矢印Dの方向に移動して、
隔離ブラケツト22及び全体の機構をボルト28
の回りで揺動する。この位置に移動させると、段
付きボルト52はT字形溝78の脚部82内へ移
動せしめられると共に、隔離ブラケツト22は、
隔離ブラケツト22とスライドレール12の間に
配設された掛け金バネ90の付勢力に抗して移動
せしめられる。掛け金バネ90の付勢力に抗し
て、隔離ブラケツト22の該隔離ブラケツトと一
体の掛け金プレート34を移動せしめる。従つ
て、掛け金プレート34のロツク突条36が移動
せしめられて、スライドレール14のロツク溝3
8とロツク突条36とのロツク係合離脱が行われ
る結果、調整式座席調整装置10の座席の新しい
位置に選択調整することができる。単一ハンドレ
バー26を解放すると、掛け金バネ90により、
隔離ブラケツト22と掛け金プレート34が第5
図のロツクモードまで揺動せしめられる結果、調
整式座席調整装置10をロツクモードから第6図
の隔離モードに及びその逆に隔離モードからロツ
クモードに容易に調整することができる。それ
故、単一ハンドレバー26を水平面内で矢印B,
C及びDの方向に揺動操作して、単一ハンドレバ
ー26の握り部を真直前方、斜め右前方及び斜め
左前方に配置することにより、調整式座席装着装
置10が、夫々、ロツクモード、隔離モード及び
アンロツクモードに設定される。
従つて、上記説明から明らかなように、本発明
にかかる新規で改良された調整式座席装着装置
は、掛け金手段のロツクモードと、隔離手段を有
効化する隔離モードと、座席の前後運動の全移動
ストロークの調整を可能ならしめる、掛け金手段
のアンロツクモードの3つの別個のモードを備え
る。更に、本発明にかかる調整式座席装着装置は
単一手動操作部材で制御されると共に、手動ハン
ドレバーを備える上記制御装置は常に座席と共に
移動する。
にかかる新規で改良された調整式座席装着装置
は、掛け金手段のロツクモードと、隔離手段を有
効化する隔離モードと、座席の前後運動の全移動
ストロークの調整を可能ならしめる、掛け金手段
のアンロツクモードの3つの別個のモードを備え
る。更に、本発明にかかる調整式座席装着装置は
単一手動操作部材で制御されると共に、手動ハン
ドレバーを備える上記制御装置は常に座席と共に
移動する。
又、本発明にかかる調整式座席装着装置は、構
成要素である掛け金手段、隔離手段及び単一ハン
ドレバーの各々が板状に形成されているから、構
造が極めて簡単であるので、操作の信頼性も高く
なる。
成要素である掛け金手段、隔離手段及び単一ハン
ドレバーの各々が板状に形成されているから、構
造が極めて簡単であるので、操作の信頼性も高く
なる。
その上、本発明にかかる調整式座席装着装置で
は、単一ハンドレバーを水平面内で揺動すること
によりモードの切換が行なわれるから、座席占有
者は上方より、座席下方の単一ハンドレバーの水
平揺動を容易に識別することができるため、モー
ドの切換が確実に行なわれる。
は、単一ハンドレバーを水平面内で揺動すること
によりモードの切換が行なわれるから、座席占有
者は上方より、座席下方の単一ハンドレバーの水
平揺動を容易に識別することができるため、モー
ドの切換が確実に行なわれる。
従つて、本発明は上記実施例に詳記した如き構
成よりなり、所期の目的を達成し得るものであ
る。
成よりなり、所期の目的を達成し得るものであ
る。
第1図は本発明にかかる調整式座席装着装置の
正面側斜視図であり、第2図は第1図の調整式座
席装着装置の背面側斜視図であり、第3図は第1
図の3−3線における断面図であり、第4図は第
1図の調整式座席装着装置の側面図であり、第5
図、第6図及び第7図は、夫々、ロツクモード、
隔離モード及びアンロツク(調整)モードにあ
る、第1図の調整式座席装着装置の平面図であ
る。 10……調整式座席装着装置、12,14……
スライドレール、22……隔離ブラケツト、26
……単一ハンドレバー、28……ボルト、34…
…掛け金プレート、36……ロツク突条、38…
…ロツク溝、48……復心バネ、50……摺動ブ
ロツク、60……平行フランジ、68……ピボツ
トピン、72……固定ピン、78……T字形溝、
90……掛け金バネ。
正面側斜視図であり、第2図は第1図の調整式座
席装着装置の背面側斜視図であり、第3図は第1
図の3−3線における断面図であり、第4図は第
1図の調整式座席装着装置の側面図であり、第5
図、第6図及び第7図は、夫々、ロツクモード、
隔離モード及びアンロツク(調整)モードにあ
る、第1図の調整式座席装着装置の平面図であ
る。 10……調整式座席装着装置、12,14……
スライドレール、22……隔離ブラケツト、26
……単一ハンドレバー、28……ボルト、34…
…掛け金プレート、36……ロツク突条、38…
…ロツク溝、48……復心バネ、50……摺動ブ
ロツク、60……平行フランジ、68……ピボツ
トピン、72……固定ピン、78……T字形溝、
90……掛け金バネ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 調整式座席装着装置において、固定ベース構
造物に固着される第1部品及び、座席が固定ベー
ス構造物に対して前後運動するように、座席又は
座席支持構造物に固着される第2部品を備える摺
動組立物と、多数の前後方向調整位置で座席をロ
ツクするように第1部品と協働する板状の掛け金
手段と、座席がロツク位置にある時、座席に限定
された前後運動を許容することにより、座席を固
定ベース構造物の前後方向振動から部分的に隔離
する板状の隔離手段と、掛け金手段のロツクモー
ド及び、隔離手段を有効化せしめる隔離モード及
び、座席の前後方向調整を可能ならしめる、掛け
金手段のアンロツクモードの間で調整式座席装着
装置を調整できるように、掛け金手段及び隔離手
段と協働する板状の一体操作制御手段とを設け、 更に、隔離手段を、水平方向に揺動するように
第2部品に揺動自在に装着し、又、掛け金手段が
隔離手段に対して前後動揺運動するように掛け金
手段を隔離手段に装着すると共に、一体操作制御
手段を、水平方向に揺動するように隔離手段に揺
動自在に装着し、又、隔離手段は掛け金手段と一
体的に移動して掛け金手段を第1部品とロツク係
合及びロツク係合離脱せしめ、更に、掛け金手段
が第1部品とロツク係合している時、一体操作制
御手段を水平方向に操作することにより一体操作
制御手段が隔離手段に対して揺動される結果、掛
け金手段の隔離手段に対する前後動揺運動を可能
ならしめ又は防止するように、掛け金手段の一部
を受承するT字形溝を一体操作制御手段に設け、
且つ、T字形溝の横断部は掛け金手段の隔離手段
に対する前後動揺運動を可能ならしめる一方、T
字形溝の脚部は掛け金手段の隔離手段に対する前
後動揺運動を防止し、更に、一体操作制御手段を
水平方向に操作することにより、隔離手段が第2
部品に対して揺動される結果、掛け金手段が第1
部品とロツク係合離脱するように移動せしめられ
る調整式座席装着装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/376,674 US4455009A (en) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | Adjustable vehicle seat mounting device |
US376674 | 1982-05-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58202118A JPS58202118A (ja) | 1983-11-25 |
JPH026653B2 true JPH026653B2 (ja) | 1990-02-13 |
Family
ID=23485986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58081591A Granted JPS58202118A (ja) | 1982-05-10 | 1983-05-09 | 調整式座席装着装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4455009A (ja) |
EP (1) | EP0094141B1 (ja) |
JP (1) | JPS58202118A (ja) |
AT (1) | ATE33798T1 (ja) |
CA (1) | CA1207221A (ja) |
DE (1) | DE3376406D1 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4779832A (en) * | 1987-07-20 | 1988-10-25 | General Motors Corporation | Manually operable seat adjustor assembly |
FR2631592B1 (fr) * | 1988-05-19 | 1990-08-24 | Ecia Equip Composants Ind Auto | Dispositif de verrouillage pour glissiere de guidage de siege de vehicule ou analogue |
EP0433243A3 (en) * | 1989-10-16 | 1992-01-02 | Cama S.P.A. | Unified control device for a group of seat sliding mechanisms |
FR2682332B1 (fr) * | 1991-10-11 | 1993-12-17 | Faure Automobile Bertrand | Glissiere pour siege de vehicule a position de retour fixe. |
US5584460A (en) * | 1995-03-31 | 1996-12-17 | Sears Manufacturing Co. | Adjustable seat apparatus and controls |
US5720462A (en) * | 1995-03-31 | 1998-02-24 | Sears Manufacturing Company | Rotatable and fore-aft slidable seat mount and controls |
DE19649385C2 (de) * | 1996-11-29 | 2000-02-10 | Keiper Gmbh & Co | Verriegelungsvorrichtung an Längsverstelleinrichtungen für Sitze, insbesondere Kraftfahrzeugsitze |
US6254188B1 (en) * | 1998-05-29 | 2001-07-03 | Dura Automotive Properties, Inc. | Seat track with cam actuated locking device |
DE19918986B4 (de) * | 1999-04-27 | 2007-03-01 | C. Rob. Hammerstein Gmbh & Co. Kg | Handhebelvorrichtung für eine Betätigungseinrichtung an einem Fahrzeugsitz |
US6336619B1 (en) * | 2000-06-21 | 2002-01-08 | Michigan Seat Company | Adjustable seat platform |
CA2515781C (en) * | 2003-02-18 | 2009-10-20 | National Seating Company, Inc. | Vehicle seating system with improved vibration isolation |
US7044553B2 (en) * | 2004-06-22 | 2006-05-16 | Sears Manufacturing Co. | Vehicle seat suspension with omni directional isolator |
US20080143067A1 (en) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | John Wicka | Device for controlling wheeled vehicles, wheeled vehicles incorporating such device and methods of operating the same |
US9409497B1 (en) * | 2015-05-22 | 2016-08-09 | AISIN Technical Center of America, Inc. | Anti-unlock towel bar |
WO2016197154A1 (en) | 2015-06-04 | 2016-12-08 | Milsco Manufacturing Company | Modular forward and rearward seat position adjustment system, with integral vibration isolation system |
JP2017047728A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | アイシン精機株式会社 | 車両用シートのウォークイン装置 |
Family Cites Families (15)
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