JPH0266222A - 超小旋回パワーショベルにおける作業機干渉防止装置 - Google Patents

超小旋回パワーショベルにおける作業機干渉防止装置

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JPH0266222A
JPH0266222A JP21724288A JP21724288A JPH0266222A JP H0266222 A JPH0266222 A JP H0266222A JP 21724288 A JP21724288 A JP 21724288A JP 21724288 A JP21724288 A JP 21724288A JP H0266222 A JPH0266222 A JP H0266222A
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JP
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arm
boom
working machine
small
angle
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JP21724288A
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English (en)
Inventor
Shinji Maeda
前田 伸二
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0266222A publication Critical patent/JPH0266222A/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/2025Particular purposes of control systems not otherwise provided for
    • E02F9/2033Limiting the movement of frames or implements, e.g. to avoid collision between implements and the cabin

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明はブームおよびアーム等からなる作業機の姿勢を
自在に操作しろる超小旋回パワーショベルにおける作業
機干渉防止装置に関する。
〔従来の技術〕
周知にように、パワーショベルとしては上下方向にそれ
ぞれ旋回するブーム、アームおよびパケットからなる作
業機を備えたものがある。このようなパワーショベルで
は作業機をどのように移動しても、作業機が例えばオペ
レータ室に干渉するようなことはなく、このために作業
機の移動範囲を特に限定する必要がない。
ところが、超旋回パワーショベルにおいては、例えばア
ームがブームに対して左右方向に旋回し、かつ車両本体
方向へのアームの巻き込み量が大きくされているので、
パケット先端がオペレータ室に干渉しつる。
また、例えばブーム自体が2つの連結された腕部を有し
、これらの腕部が上下方向にそれぞれ旋回し、かつアー
ムが旋回ばかりでなくて該アームの中心線回りを回転す
る場合も、作業機がオペレータ室に干渉しつる。
このため、オペレータは作業様の操作に際して、作業■
がオペレータ室に干渉しないように注意せねばならなか
った。また、ブームとアームの旋回角、およびアームの
回転角等に限度をそれぞれ持たせ、これにより作業機が
オペレータ室に干渉しないようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題) このように従来の超小旋回パワーショベルでは作業機が
危険を伴う領域に干渉しうるので、このために作業機の
操作に際してはオペレータに大きな心理的負担がかかつ
ていた。また、作業機を構成するブームとアームの旋回
角、およびアームの回転角等に限度をそれぞれ持たせ、
これにより作業機が危険を伴う領域に干渉しないように
していたので、作業機の姿勢に大きな制約を生じるとい
う問題点があった。
そこで、本発明は作業機の姿勢に大きな制約を生じるこ
となく、作業機が危険な領域に干渉することを防止する
ことが可能な超小旋回パワーショベルにおける作業機干
渉防止装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、複数の腕部と該各腕部を連結するそれぞれの
関節とから少くともなる作業機を備える超小旋回パワー
ショベルにおいて、前記各腕部の旋回角をそれぞれ検出
する検出手段と、この検出手段によって検出された各旋
回角に基づいて前記作業機の位置を求めるとともに、求
められた該作業機の位置が予め定められた領域に達して
いるか否かを判定する演算手段と、この演算手段によっ
て該作業機の位置が前記領域に達したと判定された場合
は、該作業機の該領域に対する干渉を防止するための防
止手段とを備えたことを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、検出された各腕部の旋回角に基づいて
作業機の位置が求められ、求められた該作業機の位置が
予め定められた領域に達した場合は、該作業機の該領域
に対する干渉が防止される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。
第1図〜第5図は本発明に係る作業機干渉防止装置の一
実施例を示している。第1図(a)および(b)には超
小旋回パワーショベルの側面および平面が示されており
、この超小旋回パワーショベルは上下方向にそれぞれ旋
回するブーム1、アーム2およびパケット3を作業機と
して備えている。ブーム1は第2図(a)に示すように
上昇限界からの旋回角αをなして上下方向に旋回する。
そして、アーム2は第2図(a)に示すようにブーム1
に対する旋回角βをなして上下方向に旋回する。
また、ブーム1は第1図に示すように第1の小腕部10
1、第2の小腕部102および第3の小腕部103を有
しており、これらの小腕部が相互に連結されている。こ
こで、第2の小腕部102は第1の小腕部101に対し
て左右に旋回し、これに伴い第1の小腕部101と第3
の小腕部103が略平行な姿勢を保つ。したがって、第
3の小腕部103に連結されているアーム2は、第2図
(b)に示すようにブーム1に対するオフセット角γを
なして左右に旋回する。
そして、ブーム1の回動軸にはポテンショメータ4が設
けられ、またアーム2の回動軸にはポテンショメータ5
が設けられ、さらにブーム1における第2の小腕部10
2の回動軸にはポテンショメータ6が設けられている。
これらのポテンショメータ4.5および6は旋回角α、
旋回角βおよびオフセット角γをそれぞれ検出している
さて、ブーム1が十分に上昇した状態で旋回角βを小さ
くすると、アーム2の巻き込み最は大きくなる。また、
アーム2はブーム1に対する左右の旋回角γをなして旋
回する。このため、ブーム、アームおよびパケットから
なる作業機は、オペレータ室7に充分に干渉しつる。こ
こで、アーム2の先端が干渉しうるオペレータ室7の近
傍を危険領域とし、他の領域を安全領域とすると、危険
領域および安全領域は第3図に示すように旋回角αを横
軸とし、旋回角βを縦軸とし、オフセット角γをパラメ
ータとしたグラフで表すことができる。
第3図において、ブーム1に対するアーム2の左方向の
各オフセット各γ1.γ2およびγ3(ただし、γ1〉
γ2〉γ3とする)をそれぞれ定めた場合、各境界線A
、BおよびCをそれぞれ描くことができ、これらの境界
線A、BおよびCを境にして斜線側が危険領域となり、
また空白側が安全領域となる。例えば、ブーム1に対す
るアーム2の左方向のオフセット角が11である場合、
ブーム1の旋回角をα1にするとともに、アーム2の旋
回角をβ1にすると、旋回角α1と旋回角β1で定まる
座標位置×1が境pIsAを境にして空白側にあるので
、アーム2の先端は安全領域にある。また、ブーム1の
旋回角をα2にするとともに、アーム2の旋回角をβ2
にすると、旋回角α2と旋回角β2で定まる座標位11
2X2が境界線Aを境にして斜線側にあるので、アーム
2の先端は危険領域にある。
このような境界線は各旋回角α、βおよびオフセット角
γに基づき次式(1)の−機関数で近似的に表すことが
できる。
1=に1α+に2β+に3γ ・・・(1)ただし、k
l、に2 、に3は可変パラメータであり、これらの値
により境界線を適宜に設定しつる。
したがって、アーム2の先端が危険領域に入る場合は、
次式(2)の条件を満している。
1〉k1α+に2β+に3γ ・・・(2)ここで、ブ
ーム1の旋回角αを検出するポテンショメータ4の出力
電圧をVa、アーム2の旋回角βを検出するポテンショ
メータ5の出力電圧をVa、アーム2のオフセット角γ
を検出するポテンショメータ6の出力電圧■ とすると
、VcX。
γ ■βおよび■7を次式(4)でそれぞれ表すことができ
る。
V   −J  α+n1 α ■β−」β+n 2      (3)■γ=1γ+n
3 ただし、j:定数 nl、n2.n3:定数 このため、上式(3)を上式(2)に代入して整理する
と、次式(4)を導くことができる。
K  >klV  +に2Vβ+ks V7・・・(4
)S         α ただし、K、=に1n1+に2n2 +に3n3+1 したがって、ポテンションメータ4.5および6の出力
電圧Va、VβおよびV7を上式(4)に代入して、こ
の式(4)が成立すれば、アーム2の先端が危険領域に
浸入したこととなる。
第4図は上式(4)に基づく演算等を行うための制御回
路を示しており、この制御回路の動作を第5図のフロー
チャートに従って説明する。
まず、各ポテンショメータ4.5および6からの電圧■
。、■βおよび■アは各バッファアンプ41.42およ
び43を介して入力され、異常判断回路44に加えられ
る。異常判断回路44は各電圧Va、Vβおよび■7が
所定の電圧範囲から外れているか否かにより各ポテンシ
ョメータ4゜5および6に異常を生じているか否かを判
断する(ステップ201)。すなわち、ポテンショメー
タは正常に動作している限り所定の電圧範囲内の電圧を
出力しており、このため該出力電圧が所定の電圧範囲か
ら外れていればポテンショメータに異常を生じていると
判断することができる。
ここで、例えばポテンショメータ4からの電圧V が所
定の電圧範囲から外れている場合、異常α 判断回路44はポテンショメータ4に異常を生じたと判
断し、ポテンショメータ4に対応する発光ダイオード4
5−1を点灯する。この発光ダイオード45−1の点灯
により、ポテンショメータ4に異常を生じたことが表示
される。
また、異常判断回路44はポテンショメータ4に異常を
生じたと判断すると、信号″1”を各オア回路46およ
び47に出力する。この信号“1”は各オア回路46お
よび47を介して各1〜ランジスタ48および49に加
えられ、これにより各トランジスタ48および49がオ
ンとなる。そして、トランジスタ48がオンとなると、
ブザー50に電流が流れて、このブザー50が@動し、
もって作業機についての警告がなされる。一方、トラン
ジスタ49がオンになると、ランプ51および電磁弁5
2に電流が流れる。ランプ51は電流が流れると点灯し
、これにより作業機についての警告が表示される。電磁
弁52は電流が流れると起動し、圧油を送出する。この
圧油はM1図に示すアクチュエータ8に流入し、アクチ
ュエータ8を作動させる。このアクチュエータ8は作業
機を操作するための操作レバー9に連結されており、作
動すると操作量が減少するように操作レバー9を強制的
に動かす。この結果、操作レバー9の操作量は零となり
、該操作ωに応動する作業機つまりブーム1、アーム2
およびパケット3が停止する(ステップ202)。
なお、前記ステップ201で、異常判断回路44は他の
各ポテンショメータ5.6に異常を生じたと判断すると
、該各ポテンショメータ5,6に対応する各発光ダイオ
ード45−2.45−3を点灯するとともに、信号“1
″を各オア回路46および47に出力する。そして、各
発光ダイオード45−2.45−3の点灯により該各ポ
テンショメータ5,6の異常が表示される。また、信号
“1″は各オア回路46,47を介して各トランジスタ
48.49に加えられ、これにより各トランジスタ48
.49がオンとなり、ブザー50の鳴動、ランプ51の
点灯および電磁弁52の起動がなされる。この結果、電
磁弁52から圧油がアクチュエータ8に送出され、アク
チュエータ8の作動により操作レバー9の操作量が零と
なり、もって作業機が停止する。
次に、前記ステップ201で各ポテンショメータ4.5
.6に異常を生じていないと判断された場合、異常判断
回路44はトランジスタ49と抵抗53間に流れる電流
をサンプリングし、サンプリングした電流値に基づいて
電磁弁52の状態を判断し、さらにこの判断に基づいて
アクチュエータ8が正常に動作するか否かを判断する(
ステップ203)。
ここで、アクチュエータ8が正常に動作しないと判断さ
れた場合、異常判断回路44はアクチュエータ8に対応
する発光ダイオード45−4を点灯する。この発光ダイ
オード45−4の点灯によりアクチュエータ8が正常に
動作しないことが表示される。
また、異常判断回路44はアクチュエータ8が正常に動
作しないと判断すると、信号“1′を各オア回路46.
47に送出する。これにより、各トランジスタ48.4
9は各オア回路46.47を介して信号“1″をそれぞ
れ入力してオンとなり、ブザー50の鳴動、ランプ51
の点灯および電磁弁52の起動がなされる。この結果、
電磁弁52から圧油がアクチュエータ8に送出され、ア
クチュエータ8の作動により操作レバー9の操作量が零
となり、もって作業機が停止する(ステップ202)。
次に、前記ステップ203でアクチュエータ8が正常に
動作すると判断された場合、前記ステップ203よりも
下位の処理がなされる。すなわち、コンパレータ53は
ポテンショメータ4からの電圧V。がバッフ1アンプ4
1を介して一端子に加えられるとともに、予め設定され
た電圧V1が+端子に加えられており、電圧■。と電圧
■1を比較している(ステップ204)。そして、電圧
■oが電圧v1未満の場合は、コンパレータ53から信
号“1nが各アンド回路54および56に加えられる。
このとぎ、電圧Vaに対応するプーム1の旋回角αが十
分に小さく、このため作業機はオペレータ室7近傍の危
険領域に近づきつる。
ただし、ポテンショメータ4からの■。は旋回角αに対
応して大きくなるものとする。
また、コンパレータ55はポテンショメータ6からの電
圧Vアがバッファアンプ43を介して一端子に加えられ
るとともに、予め設定された電圧■2が子端子に加えら
れており、電圧■アと電圧■2を比較している(ステッ
プ204)。そして、電圧■7が電圧■2未満の場合は
、コンパレータ55から信号“1″が各アンド回路54
および56に加えられる。このとき、電圧■アに対応す
るアーム2の左方向の旋回角γが十分に大きく、このた
め作業機はオペレータ室7近傍の危険領域に近づきうる
。ただし、ポテンショメータ6からの電圧■ は旋回角
Vアに対応して小さくなるもγ のとする。
なお、前記ステップ204で各コンパレータ53および
55の両者から信号゛1′が出力されなかった場合、こ
のステップ204よりも上位のステップ201からの処
理が繰り返される。
次に、前記ステップ204で各コンパレータ53および
550両者から信号“1″が出力された場合、このステ
ップ204よりも下位の処理がなされる。すなわち、ポ
テンショメータ4からの電圧■。はバッフF41を介し
てアンプ57に加えられ、ここで係数に1を掛けられ、
この積k 1V aが加舞器58に加えられる。また、
ポテンショメータ5からの電圧■βはバッファ42を介
してアンプ59に加えられ、ここで係数に2を掛けられ
、この積に2■βが加算器58に加えられる。さらに、
ポテンショメータ6からの電圧■ はバッファ43を介
してアンプ60に加えらγ れ、ここで係1kk3を掛けられ、この1ak3V7が
加算器58に加えられる。そして、加算器58は前記各
に1V   k2V73− およ(Fka v7eα′ 加算して、この和Kを示す電圧V、を出力する。
このKを示す電圧Vkは加算器58から各コンパレータ
81および82に加えられる(ステップ205)。なお
、該には上式(4)に示されるk 1V  + k 2
 V 73 + k 3V y L等しい。
α コンパレータ81は前記電圧Vkを一端子に入力すると
ともに、予め設定された電圧V、を入力しており、電圧
V と電圧VBを比較している(ステップ206)。そ
して、電圧Vkが電圧VB以下であれば、コンパレータ
81から信号“1”がアンド回路54に加えられる。こ
こで、コンパレータ81から信号“1nが出力された場
合、次式(5)が成立する。
K ≧に1■ +に2Vβ+に3Vア・・・(5)B 
      α ただし、K は電圧V8に対応する値である上式(5)
によって示される値に、は上式(4)によって示される
値に8よりもやや大きく、このため上式(5)が成立す
るときはアーム2の先端がオペレータ室7近傍の危険領
域に浸入していなくても、危険領域に近づきつつある。
なお、前記ステップ206でコンパレータ81から信号
“1”が出力されなかりた場合、このステップ206よ
りも上位のステップ201からの処理が行われる。
次に、前記ステップ206でコンパレータ81から信号
′1”が出りされた場合、アンド回路54はこの信号“
1”を入力するとともに、各コンパレータ53および5
5からの信号“1”を入力するので、これに応答して信
号“1”をトランジスタ48に加える。これによりトラ
ンジスタ48がオンとなり、ブザー50が鳴動し、もっ
て作1mlについての警告がなされる(ステップ207
>、すなわち、各コンパレータ53.55゜81からの
信号“1”がアンド回路54にそれぞれ入力されたとき
は、ブーム1の旋回角αが十分に小さく、アーム2の左
方向の旋回角γが十分に大きく、かつアーム2の先端が
オペレータ室7近傍の危険領域に近づきつつある。そし
て、このときにブザー50の鳴動による警告がなされる
次に、コンパレータ82は加算器58からの電圧■8を
一端子に入力するとともに、予め設定された電圧V8を
入力しており、電圧Vkと電圧■sを比較している(ス
テップ208)。そして、電圧V が電圧Vs以下であ
れば、コンパレータに 82から信号゛1″がアンド回路56に加えられる。こ
こで、電圧V8は上式(4)に示される値Ksに対応し
ており、また電圧Vkは先に述べた様に上式(4)に示
されるに1Va十に2Vβ十に3■γに対応している。
したがって、コンパレータ82から信号“1”が出力さ
れた場合、上式(4)が成立したときであり、アーム2
の先端がオペレータ室7近傍の危険領域に達したことと
なる。
なお、前記ステップ208でコンパレータ82から信号
“1nが出力されなかった場合、このステップ208よ
りも上位のステップ201からの処即が行われる。
次に、前記ステップ20日でコンパレータ82から信号
“1”が出力された場合、アンド回路56はこの信号“
1″を入力するとともに、各コンパレータ53および5
5からの信号゛′1”を入力するので、これに応答して
信号111 Nをトランジスタ49に加える。これによ
りトランジスタ49がオンとなり、ランプ51が点灯し
て作業機についての警告がなされるとともに、電磁弁5
2が起動して圧油を7クチユエータ8に送出する。
これによりアクチュエータは作動して操作レバー9の操
作量を零にし、もって作業機が停止する(ステップ20
2)。すなわち、各コンパレータ53.55.82から
の信号゛1”がアンド回路56にそれぞれ入力されたと
きは、ブーム1の旋回角αが十分に小さく、アーム2の
左方向の旋回角γが十分に大きく、かつアーム2の先端
がオペレータ室7近傍の危険領域に達している。そして
、このときにランプ51の点灯による警告がなされると
ともに、作業機が停止する。
このように上記実施例ではブーム1の上下方向の旋回角
α、アーム2の上下方向の旋回角βおよびアーム2の左
右方向の旋回角γに基づいてアーム2先端位置を演算し
、この位置が予め定められた危険領域に近づくとブザー
50の鳴動による警告をなし、さらにこの位置が危険領
域に達するとランプ51の点灯による警告をなすととも
に、操作レバー9の操作ωを減少して零にすることによ
り作業機を停止するようにしている。
第6図〜第9図は本発明に係る作業機干渉防止装置の他
の実施例を示している。第6図には他の超小旋回パワー
ショベルの概略構成が示されており、この超小旋回パワ
ーショベルは上下方向にそれぞれ旋回する第1の小腕部
61および第2の小腕部62かうなるブーム63と、上
下方向に旋回するアーム64と、上下方向に旋回するパ
ケット65とを作lI機として備えている。ブーム63
における第1の小腕部61は第7図に示ずように車両本
体に対する旋回角α′をなして上下方向に旋回し、また
ブーム63における第2の小腕部62は第7図に示すよ
うに第1の小腕部61に対する旋回角β′をなして上下
方向に旋回する。さらに、アーム64は第7図に示すよ
うに第2の小腕部63に対する旋回角γ′をなして上下
方向に旋回する。なお、アーム64は上下方向に旋回す
るばかりでなく、該アームの中心軸回りを回転し、もっ
てパケット65を回転させる。
そして、第1の小腕部61の回動軸にはポテンショメー
タ66が設けられ、また第2の小腕部62にはポテンシ
ョメータ67が設けられ、さらにアーム64の回動軸に
はポテンショメータ68が設けられている。これらのポ
テンショメータ66.67および68は旋回角α′、旋
回角β′および旋回角γ′をそれぞれ検出している。
さて、ブーム63は第1の小腕部61と第2の小腕部6
2による2ピース構成であり、これらの小腕部が供に上
下方向に旋回するのでアーム64を車両本体側へ非常に
大きく巻き込むことができる。また、アーム64は旋回
ばかりでなく回転可能である。このため、ブーム、アー
ムおよびパケットからなる作業機は、オペレータ室69
に充分に干渉しつる。
ここで、第7図に示すようにアーム64の先端が干渉し
うるオペレータ室69の近傍を危険領域とする。一方、
第1の小腕部61、第2の小腕部62およびアーム64
のそれぞれの長さをJll。
J2およびj3とすれば、これらの長さJll。
、l!2およびj3を定数とし、また各旋回角α′β′
およびγ′を変数として、アーム64の先端位置を演算
して求めることができる。したがって、求められたアー
ム64の先端位置が危険領域に達するか否かを容易に判
定することが可能である。
第8図はアーム64の先端位置が危険領域に達するか否
かの判定等を行う制御装置のブロック図を示しており、
この制御装置の動作を第9図のフローチャートに従って
説明する。
まず、各ポテンショメータ66.67および68からの
電圧V  、■β′および■7′は入α カバッファ91を介してアナログデジタル変換器92に
入ノ〕され、ここでアナログデジタル変換されて中央処
理装置(以下CPUと称す)93に加えられる。CPU
93は各電圧VcX、VβおよびV を示すそれぞれの
デジタル信号を入力すると、γ これらの電圧が所定の電圧範囲から外れているか否かに
より各ポテンショメータ66.67および68に異常を
生じているか否かを判断する(ステップ301)。
ここで、各ポテンショメータ66.67および68のう
ちのいずれかに異常を生じていると判断された場合、C
PU93はアンプ94を介してランプ95、ブザー96
および電磁弁97にそれぞれの信号を出力する。ランプ
95は前記信号を入力すると発光し、もって表示による
警告を行う。
また、ブザー96は前記信号を入力すると鳴動し、もっ
て音による日告を行う。さらに、電磁弁97は前記信号
を入力すると起動し、圧油を送出する。
この圧油は第6図に示すアクチュエータ70に流入し、
アクチュエータ70を作動させる。このアクチュエータ
70は作業機を操作するための操作レバー71に連結さ
れており、作動すると操作量が減少するように操作レバ
ー71を強制的に動かす。この結果、操作レバー71の
操作Φは零となり、該操作量に応動する作業機つまりブ
ーム63、アーム64およびパケット65が停止する(
ステップ302)。
次に、前記ステップ301で各ポテンショメータ66.
67および68に異常を生じていないと判断された場合
、CPL193は電磁弁97の状態を判断する。すなわ
ち、電磁弁97に流れる電流は入力バッファ91に入力
されて電流−電圧変換され、さらに変換された電圧がア
ナログデジタル変換器92でアナログデジタル変換され
、変換されたデジタル信号がCPU93に加えられる。
CPU93はこのデジタル信号によって示される電磁弁
97の電流に基づいて電磁弁97の状態を判断し、さら
にこの判断に基づいてアクチュエータ70が正常に動作
するか否かを判断する(ステップ303)。
ここで、アクチュエータ70が正常に動作しないと判断
された場合、CPU93はアンプ94を介してランプ9
5、ブザー96およびff1li弁97にそれぞれの信
号を出力する。これにより、ランプ95は点灯し、ブザ
ー96は鳴動し、電磁弁97は起動して圧油をアクチュ
エータ70に送出する。この結果、アクチュエータ70
は作動して操作レバー71の操作量を減少させて零にし
、もって作業機が停止する(ステップ302)。
次に、前記ステップ303でアクチュエータ70が正常
に動作すると判断された場合、CPU93は各ポテンシ
ョメータ66.67および68からのそれぞれの電圧v
  ’、vβ′およびα ■7′をサンプリングし、これらの電圧V。
■β′およびv7′に対応するそれぞれの旋回角α′、
β′およびγ′を求める(ステップ304)。そして、
CPLI93はこれらの旋回角のうちの旋回角β′が予
め設定された角度θ以上であるか否かを判断する(ステ
ップ305)。ここで、第2の小腕部62の旋回角β′
が角度0以上であると判断された場合、アーム64の巻
き込み吊が少ないのでアーム64の先端が危険領域に達
する可能性がなく、このために前記ステップ301から
の処理が繰り返されることになる。
また、前記ステップ305で第2の小腕部62の旋回角
β′が角度θ未満であると判断された場合、CPU93
はリードオンリイメモリ98に予め記憶されている第1
の小腕部61の長さjl、第2の小腕部62の長さj2
およびアーム64の長さj3を読出す。そして、CPU
93はこれらの長さJl、J2およびj3と前記ステッ
プ304で求められた各旋回角α′、β′およびγ′に
基づいてアーム64の先端位置を演算して求める(ステ
ップ306)。さらに、CPU93はり一ドオンリイメ
モリ98に予め記憶されているオペレータ室69近傍の
危険領域についてのデータを読出し、前記ステップ30
6で求められたアーム64の先端位置が危険領域に達す
るか否かを判断する(ステップ307)。ここで、アー
ム64の先端位置が危険領域に達していないと判断され
た場合、前記ステップ301からの処理が繰り返される
ことになる。
また、前記ステップ307でアーム64の先端位置が危
険領域に達していると判断された場合、CPU93はア
ンプ94を介してランプ95、ブザー96および電磁弁
97にそれぞれの信号を出力する。これにより、ランプ
95は点灯し、ブザー96は鳴動し、電磁弁97は起動
して圧油をアクチュエータ70に送出する。この結果、
アクチュエータ70は作動して操作レバー71の操作Q
を減少させて零にし、もって作業機が停止する(ステッ
プ302)。
したがって、この実施例ではブーム63における第1の
小腕部61、ブーム63における第2の小腕部62、お
よびアーム64のそれぞれの旋回角α′、β、およびγ
′に基づいてアーム64の先端位置を演算し、この位置
が予め定められた危険領域に達するとランプ95を点灯
し、またブザー96を鳴動し、さらに作業機を停止する
ようにしている。
なお、上記2つの実施例では操作レバーの操作量を減少
させて零にし、もって作業機を停止するようにしている
が、これに限らず、作業機が急停止するようにブーム、
アームおよびパケットを旋回させるアクチュエータを直
接的に停止させるようにしてもかまわない。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、検出された作業機
の各腕部の旋回角に基づいて作業機の位置が求められ、
求められた作業機の位置が予め定められた領域に達する
場合は、作業機の該領域に対する干渉を防止するように
している。したがって、作業機の各腕部の旋回角、およ
び回転角等に限度を持たせなくても、作業機が該領域に
干渉しないようにすることができる。このため、作業機
の姿勢に大きな制約を生じるようなことがなく、また作
業機の操作に際してはオペレータに心理的な負担がかか
ることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の超小旋回パワーショベ
ルを示す概略構成図、第2図は第1図に示した実施例の
超小旋回パワーショベルの動作を説明するために用いら
れた図、第3図は第1図に示した実施例の危険領域を示
すグラフ、第4図は第1図に示した実施例の制御回路を
示す回路図、第5図は第4図に示した制御回路の動作を
説明するために用1られたフローチャート、第6図は本
発明に係る他の実施例の超小旋回パワーショベルを示す
概略構成図、第7図は第6図に示した実施例の超小旋回
パワーショベルの動作を説明するために用いられた図、
第8図は第6図に示した実施例の制卸装置を示すブロッ
ク図、第9図は第8図に示した制tII81efの動作
を説明するために用いられたフローチャートである。 1.63・・・ブーム、2,64・・・アーム、3゜6
5・・・パケット、4,5,6,66.67.68・・
・ボテンシ目メータ、7.69・・・オペレータ室、8
.70・・・アクチュエータ、9,71・・・操作レバ
ー、41.42.43・・・バッファアンプ、44・・
・異常判断回路、45−1〜45−4・・・発光ダイオ
ード、46.47・・・オア回路、48.49・・・ト
ランジスタ、50.96・・・ブザー、51.95・・
・ランプ、52.97・・・電磁弁、53.55.81
゜82・・・コンパレータ、54.56・・・アンド回
路、57.59.60・・・アンプ、58・・・加鋒器
、61・・・第1の小腕部、62・・・第2の小腕部、
91・・・入力バッファ、92・・・アナグデジタル変
換器、93・・・中央処理装置、94・・・アンプ、9
8・・・リードオンリイメモリ。 第3図 第1図 第2図 第5図 第6図 第7図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の腕部と該各腕部を連結するそれぞれの関節
    とから少なくともなる作業機を備える超小旋回パワーシ
    ョベルにおいて、 前記各腕部の旋回角をそれぞれ検出する検出手段と、 この検出手段によって検出された各旋回角に基づいて前
    記作業機の位置を求めるとともに、求められた該作業機
    の位置が予め定められた領域に達しているか否かを判定
    する演算手段と、 この演算手段によって該作業機の位置が前記領域に達し
    たと判定された場合は、該作業機の該領域に対する干渉
    を防止するための防止手段とを備えたことを特徴とする
    超小旋回パワーショベルにおける作業機干渉防止装置。
  2. (2)作業機は相互に連結され、かつそれぞれ上下方向
    に旋回するブームおよびアームを備え、前記アームは前
    記ブームに対して左右方向に旋回することを特徴とする
    請求項(1)記載の超小旋回パワーショベルにおける作
    業機干渉防止装置。
  3. (3)作業機は相互に連結され、かつそれぞれ上下方向
    に旋回するブームおよびアームを備え、前記ブームは相
    互に連結されかつそれぞれ上下方向に旋回する第1の小
    腕部および第2の小腕部を有することを特徴とする請求
    項(1)記載の超小旋回パワーショベルにおける作業機
    干渉防止装置。
  4. (4)防止手段は前記作業機の位置が前記領域に達した
    ことを警告することを特徴とする請求項(1)記載の超
    小旋回パワーショベルにおける作業機干渉防止装置。
  5. (5)防止手段は前記作業機を操作するための操作レバ
    ーの操作量を減少させるアクチュエータであることを特
    徴とする請求項(1)記載の超小旋回パワーショベルに
    おける作業機干渉防止装置。
  6. (6)防止手段は前記作業機の動作を停止することを特
    徴とする請求項(1)記載の超小旋回パワーショベルに
    おける作業機干渉防止装置。
JP21724288A 1988-08-31 1988-08-31 超小旋回パワーショベルにおける作業機干渉防止装置 Pending JPH0266222A (ja)

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