JPH026608Y2 - - Google Patents

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JPH026608Y2
JPH026608Y2 JP10097380U JP10097380U JPH026608Y2 JP H026608 Y2 JPH026608 Y2 JP H026608Y2 JP 10097380 U JP10097380 U JP 10097380U JP 10097380 U JP10097380 U JP 10097380U JP H026608 Y2 JPH026608 Y2 JP H026608Y2
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wire
coaxial
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JP10097380U
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内芯線および外包線からなる同軸線
とリード線との接続を改良した結線装置に関す
る。
従来、温度制御機能をもつた電気毛布等に使用
されるヒータ線や、電気毛布あるいは電気カーペ
ツト等に使用される温度検知線には、内芯線と外
包線の間にナイロンや塩化ビニルのごとき合成樹
脂製の電気絶縁層を介在させた同軸線が用いられ
ており、この同軸線は内芯線もしくは外包線の一
方に交流電圧を印加させることにより、他方でそ
の温度変化に伴うインピーダンス変化を受けて温
度制御をなすようになつている。
ところで、このような同軸線は、その内芯線お
よび外包線をそれぞれ給電用のリード線に接続し
て使用されるが、この同軸線全体の径が2mmと細
いものにあつては、内芯線および外包線をリード
線に接続して絶縁するのがきわめて困難であり、
またその接続部における機械的強度を得るのも困
難であつた。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、内芯線および外包線と
リード線との接続が、電気的絶縁ならびに機械的
強度を確実に保持しておこなえる同軸線とリード
線の結線装置を提供することにある。
すなわち、本考案は上記目的を達成するため、
同軸線の内芯線と外包線を夫々一対のリード線に
結線するに当り、内芯線の端末と一方のリード線
とを同軸線の先端部にて結線するとともに、この
結線部とは同軸線の軸方向内側に外れた位置にお
いて上記外包線の端末と他方のリード線とを結線
し、これら両結線部を一端部が封じられたチユー
ブ内に挿入し、同軸線と各リード線を離間して該
チユーブ内にエポキシ等の合成樹脂を注入して固
化してなることを特徴とする。
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。
第1図は被接続側である電気毛布や電気カーペ
ツトに組み込まれる同軸線1を示し、この同軸線
1は内芯線2の周囲をナイロンもしくは塩化ビニ
ルのごとき合成樹脂製の電気絶縁層3で被覆し、
さらにその周囲に外包線4を設けたのち、これら
全体を絶縁被覆5で被覆して構成してある。この
ような同軸線1は、たとえば内芯線2に交流電圧
を印加させることにより生じるその温度の変化に
よつて、外包線4に電気絶縁層3の温度変化作用
により生じるそのインピーダンス変化量に応じた
信号電圧を発生させ、この信号電圧を被接続側の
コントローラ(図示しない)にて受信させること
によつて、電気毛布や電気カーペツトなどの温度
制御をなすようになつている。そして、これら内
芯線2および外包線4は、給電用の一対のリード
線6,7に接続されており、この接続構造につい
ては第2図および第3図に詳図されている。すな
わち、同図に示されるように、同軸線1の先端部
において内芯線2の端末とリード線6とが半田付
けイ等により電気的に接続されており、この接続
部よりも内側、つまり同軸線1の軸方向に外れた
位置にて外包線4の端末とリード線7とが同じく
半田付けイ等により電気的に接続されている。そ
して、これら両接続部は、一端を封止した塩化ビ
ニル製のチユーブ8内に挿入されており、このの
ちこのチユーブ8内にはエポキシ等の合成樹脂9
が注入されている。この合成樹脂9は上記両接続
部を一体的に包み込んだ状態で硬化されており、
このことにより同軸線1とリード線6,7とが抜
け止め固定されている。
このような構成の一実施例によれば、内芯線2
および外包線4とリード線6,7との接続部は、
チユーブ8内においてエポキシ等の合成樹脂9に
よつて固化されているので、接続部に外部から力
がかかることがないとともに、両接続部は互に離
れた状態で固定されているから、その電気的絶縁
が良好に保たれる。したがつて、接続部の機械的
強度ならびに電気的な絶縁を同時にして確実に保
持できるので、その接続の信頼性は高く、電気カ
ーペツト等に使用しても断線や短絡のおそれがな
いなどの効果を奏する。
しかも、内芯線2および外包線4とリード線
6,7との接続部が、チユーブ8内で互にずれて
いることに伴い、これら両接続部を覆う合成樹脂
9の内面には、同軸線1の軸方向に離間して段差
が形成され、このため格別な抜け止めを施さなく
ともチユーブ8に対する同軸線1およびリード線
6,7の抜け止めをなすことができ、接続部の信
頼性が増すとともに構造の簡略化が可能となる。
また、同軸線1の先端部では、リード線6,7
との接続の都合上、内芯線2および外包線4が露
出されるが、これら両線2,4の外周囲は合成樹
脂9とチユーブ8とによつて二重に覆われるの
で、外方からの温度影響が少なく保たれる。この
ため、インピーダンス変化量に悪影響を及ぼすこ
ともなく、確実な温度制御を行なえる利点があ
る。
以上詳述した本考案によれば、同軸線とリード
線との接続部の機械的強度ならびに電気的な絶縁
を確実に保持できるので、その接続の信頼性は高
く、電気カーペツト等に使用しても断線や短絡の
おそれがない。しかも、格別な抜け防止対策を施
さなくともチユーブに対する同軸線およびリード
線の抜け止めをなすことができ、接続の信頼性向
上により有効に寄与するとともに、構造の簡略化
が可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は電気
線を一部切欠して示す側面図、第2図は結線装置
を示す側面図、第3図は第2図の−線に沿う
断面図である。 1……同軸線、2……内芯線、3……電気絶縁
層、4……外包線、6,7……リード線、8……
チユーブ、9……合成樹脂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内芯線と外包線との間に合成樹脂製の電気絶縁
    層を介在させ、交流電気印加時温度変化によつて
    インピーダンスの変化する温度検知用同軸線の前
    記内芯線と外包線の各端末が、同軸線の軸方向に
    外れた位置でそれぞれリード線と結線されたもの
    において、これらリード線との両結線部を一端部
    が封じられたチユーブ内に挿入し、同軸線と各リ
    ード線を離間して該チユーブ内にエポキシ等の合
    成樹脂を注入固化してなることを特徴とする同軸
    線とリード線の結線装置。
JP10097380U 1980-07-17 1980-07-17 Expired JPH026608Y2 (ja)

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JP10097380U JPH026608Y2 (ja) 1980-07-17 1980-07-17

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JP10097380U JPH026608Y2 (ja) 1980-07-17 1980-07-17

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JPS5723877U JPS5723877U (ja) 1982-02-06
JPH026608Y2 true JPH026608Y2 (ja) 1990-02-16

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ID=29462503

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JPS5723877U (ja) 1982-02-06

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