JPH026601A - ヘルメット保持用背袋付き二輪車搭乗者用ジャケット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は、ヘルメットを保持する背袋を備えた二輪車搭
乗者用ンヤケソトに関する。

【従来の技術】

常に数が増え続けている二輪車使用者は、二輪車から落
ちた結果受ける頭部の損傷によって生しる損害−を避け
るかもしくは少なくとも軽減するために、保護へルメノ
トを着用することを余儀なくされている。さらに、いく
つかの国々では、この保護ヘルメットの着用が特定の型
の二輪車で走行する特定の範囲の二輪車使用者には義務
付けられている。

【発明が解決しようとする課題・課題を解決するための手段】

これらのことはすべて、幸運にも、多数の事故の程度を
軽減することにつながっているが、上記二輪車使用者に
対して一般にはかなり高張るヘルメットを携帯すること
を余儀なくしている。すなわち、上記二輪車使用者が二
輪車から降りたときに上記ヘルメットを安全な場所に置
くことができない場合には、該二輪車使用者が該ヘルメ
ットを手に持っていなければならない。このようなこと
は、たとえば、二輪車を使用して数回連続的に移動する
必要があり、しかも、その移動の間の短い時間に自由に
動き回る必要のある配達人にとっては、特に面倒である
のは明らかである。 本発明の目的は上述の問題点を回避することにあり、従
って、本発明に係るジャケットは以下の特徴を有する二
輪車搭乗者用ジャケットで構成される。すなわち、本発
明に係る二輪車搭乗者用ジャケットは、上記二輪車使用
者の胴体を取り巻くための帯状部を備えるベストで構成
される。この帯状部は、上記二輪車使用者の背中に当接
する位置に設けられる中央部と、前側において互いに閉
じられ得る二つの両翼部と、帯状部に取り付けられる一
対の調節可能なつり紐部材とを有している。 さらに、上記ジャケットは、上記帯状部の中央部に取り
付けられかつ上記二輪車搭乗者のヘルメットを保持する
のに適した寸法を有する背袋を備えている。 これ以外の本発明の特徴及び長所は、本発明を限定する
ものではない一実施例を示すものとして添（＝ｊされた
図面を参照して以下に述べる詳細な説明から明らかとな
るであろう。

【実施例］ 第１及び第２図に示すように、ジャケット１は、二輪車
搭乗者である二輪車使用者３の胴体を取り巻くための帯
状部２を備えるベストで構成されている。本説明におい
ては、二輪車搭乗者という用語は、たとえば自動二輪車
又はモペット等のエンジン付きのもの、あるいは、自転
車等のエンジンを備えていないもののすべての二輪車の
運転者及びその同乗者を意味する。 第３及び第４図に示すように、上記帯状部２は、二つの
両翼部５．５と中央部４とを備えている。 この中央部４は上記二輪車搭乗者の背中に当接する位置
に設けられ、また、該中央部４には、二輪車搭乗者用ヘ
ルメット７を保持できるように、背袋６が好ましくは縫
着により取り付けられる。 上記背袋６は開閉手段を備えている。好ましい実施例に
おいては、この開閉手段はバックル８及び紐部材９から
構成され、これらはそれぞれ」−記背袋６及び上記帯状
部２の中央部４の後側に取り付けられている。上記紐部
材９は上記バックル８に挿通ずることができ、また、該
紐部材９は、方の面に、マイクロフック（ｍｉｃｒｏｈ
ｏｏｋｓ）が形成された第１部分面１０と、該第１部分
面ＩＯより所定間隔だけ離れて配置され、該マイクロフ
ックに分離可能に係合させられる第２部分面１１とを有
している。第２部分面１１は、上記組部＠９が」上記バ
ックル８に挿通され、第１部分面１０と第２部分面１１
とが互いに接合されたのちに、上記マイクロフックに係
合させられ、これにより、上記背袋６は閉じられる。そ
の後、この背袋６を開けるには、上記第２部分面ＩＩの
」上記マイクロフックに対する係合を解除するように、
上記紐部材９を勢いよく引っ張ればよい。尚、上記背袋
６は二つの押し止め金具（ｐｒｅｓｓ−ｓｔｕｄｓ）　
＋　２　、１２によってさらに確実に閉じられる。 上記帯状部２の両翼部５，５の前側には、上記背袋６に
関して」−述したのと同様な構造を有しかつ同様に操作
される開閉手段が設けられている。 また、上記両翼部５．５の前側部分には少なくとも一つ
のポケット１３が設けられている。 バックル１５．１５によって長さを調節されることがで
きる一対のつり紐１４．　、　Ｉ　４は、上記帯状部２
に取り付けられ、上記ジャケット１が上記二輪車使用者
に合うのを可能にする。 」上記ジャケット１が着用されていないときに該ジャケ
ット１の嵩を最小限にすることができるように、上記帯
状部２の両翼部５．５及び上記背袋６の側面にも、押し
止め金具１６．・・、１６が設けられている。 【発明の効果】 本発明に係るジャケットの効果は上述の説明より明らか
である。すなわち、上記二輪車搭乗者が二輪車から降り
ると、即座にヘルメットを上記前袋に入れて上記ジャケ
ットを着用することができ、従って、全く自由に動き回
ることができるようになる。 上記ジャケットは、弾力性を有する胴体用ベルト（ｂｏ
ｄｙ−ｂｅｌｔ）の機能をも果たすように作られること
もでき、また、背部分に強化用の骨部材を備えて作られ
てもよい。

【図面の簡単な説明】 第１及び第２図は二輪車使用者によって着用された本発
明に係るジャケットを示す図、第３図は本発明に係るジ
ャケットの前側斜視図、第４図は本発明に係るジャケッ
トの後側斜視図である。 ｌ・・ジャケット、２・・・帯状部、 ３・・・二輪車使用者、４・・・中央部、訃・・両翼部
、６・・・背袋、７・・二輪車搭乗者用ヘルメット、訃
・・バックル、９・・・紐部材、ＩＯ・・・第１部分面
、＋１　・・第２部分面、１２・・押し止め金具、１３
　・ポケット、１４・・・つり紐。 ｒｌＧ、　１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）二輪車搭乗者用ジャケット（１）にして、二輪車
   使用者（３）の胴体を取り巻くための帯状部（２）を備
   えるベストで構成され、 上記帯状部（２）は、上記二輪車使用者（３）の背中に
   当接する位置に設けられる中央部（４）と、前側におい
   て互いに閉じられることができる二つの両翼部（５、５
   ）と、帯状部（２）に取り付けられる一対の調節可能な
   つり紐（１４、１４）とを有し、さらに、上記帯状部（
   ２）の中央部（４）に取り付けられかつ二輪車搭乗者用
   ヘルメット（７）を保持するのに適した寸法を有する背
   袋（６）を備えていることを特徴とするジャケット。 （２）上記背袋（６）が上記帯状部（２）の中央部（４
   ）に縫着されてなることを特徴とする請求項１記載のジ
   ャケット。 （３）上記両翼部（５、５）の前側部分に少なくとも一
   つのポケット（１３）を有することを特徴とする請求項
   １記載のジャケット。 （４）上記背袋（６）の開閉手段を備えることを特徴と
   する請求項１記載のジャケット。（５）上記開閉手段が
   、それぞれ上記背袋（６）及び上記帯状部（２）の中央
   部（４）後側に取り付けられたバックル（８）及び紐部
   材（９）を備え、上記紐部材（９）は、上記バックル（
   ８）に挿通することができ、一方の面には、マイクロフ
   ックが形成された第１部分面（１０）と、該第１部分面
   （１０）より所定間隔だけ離れて配置され、該マイクロ
   フックに対して分離可能に係合する第２部分面（１１）
   とを有し、 上記紐部材（９）を上記バックル（８）に挿通し、上記
   二つの部分面（１０、１１）を互いに接合したのち、上
   記マイクロフックに対して上記第２部分面（１１）が係
   合することによって、上記背袋（６）が閉じられるよう
   にしたことを特徴とする請求項４記載のジャケット。 （６）上記背袋（６）が、上記バックル（８）及び紐部
   材（９）と共に該背袋（６）の開閉手段を構成する少な
   くとも一つの押し止め金具（１２）を有することを特徴
   とする請求項２記載のジャケット。 （７）上記帯状部（２）の両翼部（５、５）の開閉手段
   を備えることを特徴とする請求項１記載のジャケット。 （８）上記開閉手段が、それぞれ上記両翼部（５、５）
   の各一方に取り付けられたバックル（８）及び紐部材（
   ９）を備え、 上記紐部材（９）は、上記バックル（８）に挿通するこ
   とができ、一方の面には、マイクロフックが形成された
   第１部分面（１０）と、該第１部分面（１０）より所定
   間隔だけ離れて配置され、該マイクロフックに対して分
   離可能に係合する第２部分面（１１）とを有し、 上記紐部材（９）を上記バックル（８）に挿通し、上記
   二つの部分面（１０、１１）を互いに接合させたのち、
   上記マイクロフックに対して上記第２部分面（１１）を
   係合させることによって、上記帯状部（２）の両翼部（
   ５、５）が閉じられるようにしたことを特徴とする請求
   項４記載のジャケット。