JPH026598Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH026598Y2 JPH026598Y2 JP922583U JP922583U JPH026598Y2 JP H026598 Y2 JPH026598 Y2 JP H026598Y2 JP 922583 U JP922583 U JP 922583U JP 922583 U JP922583 U JP 922583U JP H026598 Y2 JPH026598 Y2 JP H026598Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- base plate
- lead terminal
- dowel
- battery lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 238000010348 incorporation Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子式携帯時計の電池の接続構造の改
良に関するものである。
良に関するものである。
従来の電子式携帯時計の電池の接続構造の例を
第１図、第２図に示す。第１図において、１は電
池リード端子であり、１ａは前記電池リード端子
電池バネ部、１ｂは前記電池リード端子固定部で
ある。２は電池、３は金属地板、４はネジピン、
５は電池リード絶縁枠、６は回路基板、７は回路
受、８は固定ネジ、１１は絶縁テープである。又
図中Ａは電池リード端子電池バネ部１ａの曲げ位
置、φl1は電池リード端子固定部１ｂでの穴径を
示す。
第１図、第２図に示す。第１図において、１は電
池リード端子であり、１ａは前記電池リード端子
電池バネ部、１ｂは前記電池リード端子固定部で
ある。２は電池、３は金属地板、４はネジピン、
５は電池リード絶縁枠、６は回路基板、７は回路
受、８は固定ネジ、１１は絶縁テープである。又
図中Ａは電池リード端子電池バネ部１ａの曲げ位
置、φl1は電池リード端子固定部１ｂでの穴径を
示す。
この構造において、電池リード端子１は電池リ
ード絶縁枠５のつばによる絶縁構造のために、電
池リード端子の穴径φl1を大きくとる必要が生じ
ると同時に、電池リード端子電池バネ部１ａの曲
げ位置Ａをネジ固定部よりある程度離した所に設
定する必要が生じるために、平面的かつ断面的ス
ペースが必要となる欠点を有する。
ード絶縁枠５のつばによる絶縁構造のために、電
池リード端子の穴径φl1を大きくとる必要が生じ
ると同時に、電池リード端子電池バネ部１ａの曲
げ位置Ａをネジ固定部よりある程度離した所に設
定する必要が生じるために、平面的かつ断面的ス
ペースが必要となる欠点を有する。
第２図において、１ｃは電池リード端子リード
部、９はプラスチツク材地板、１０は地板補強
板、９ａは回路基板６および回路受７の案内ダボ
である。また１c′および６′はそれぞれ組み込み
前の電池リード端子リード部１ｃおよび回路基板
６の状態を示す。又、図中δは、回路基板６およ
び回路受７の組み込み時における電池リード端子
リード部１ｃのたわみ量を示す。
部、９はプラスチツク材地板、１０は地板補強
板、９ａは回路基板６および回路受７の案内ダボ
である。また１c′および６′はそれぞれ組み込み
前の電池リード端子リード部１ｃおよび回路基板
６の状態を示す。又、図中δは、回路基板６およ
び回路受７の組み込み時における電池リード端子
リード部１ｃのたわみ量を示す。
この構造において、電池リード端子１ｃは電池
リード端子固定部１ｂを固定したバネ部として作
用し、一定の接触圧を得るために、回路基板６お
よび回路受７の組み込み時に撓みδだけ浮き上が
りを生じさせ、組み立て性が悪く、案内ダボ９ａ
を長く設定してやらなければならない欠点を有す
る。また、固定部においては、プラスチツク材で
のネジ固定構造をとるために、クリープを生じや
すい。さらに、第１図と同様なネジ固定構造をと
るために、平面的かつ断面的なスペースが必要と
なる欠点を有する。
リード端子固定部１ｂを固定したバネ部として作
用し、一定の接触圧を得るために、回路基板６お
よび回路受７の組み込み時に撓みδだけ浮き上が
りを生じさせ、組み立て性が悪く、案内ダボ９ａ
を長く設定してやらなければならない欠点を有す
る。また、固定部においては、プラスチツク材で
のネジ固定構造をとるために、クリープを生じや
すい。さらに、第１図と同様なネジ固定構造をと
るために、平面的かつ断面的なスペースが必要と
なる欠点を有する。
本考案はこれらの欠点を除去するためになされ
たもので、その目的は、複雑なネジ固定構造を廃
止することにより、プラスチツク材でのクリープ
をおさえると同時に、簡単なダボ構造を利用し
て、スペースの有効活用を可能とする。又、回路
基板などの組み込み性を良化させることを可能と
する。
たもので、その目的は、複雑なネジ固定構造を廃
止することにより、プラスチツク材でのクリープ
をおさえると同時に、簡単なダボ構造を利用し
て、スペースの有効活用を可能とする。又、回路
基板などの組み込み性を良化させることを可能と
する。
本考案による電子式携帯時計の電池の接続構造
は、電池と、前記電池の収納部を有する地板と、
前記地板に装着される回路基板と、前記地板に装
着され前記電池との導通をとる電池リード端子を
有する電子式携帯時計の電池の接続構造におい
て、前記地板には曲げ形成された前記電池リード
端子が係合する段差付ダボと段差なしの二つの案
内ダボが形成されており、前記電池リード端子は
前記段差付ダボの近傍で且つ前記電池収納部の地
板面を支点とし揺動可能に前記案内ダボに係合
し、前記支点をはさんで前記曲げ部の一端を前記
電池に接触させ、他端を前記回路基板に接触させ
てなることを特徴とする。
は、電池と、前記電池の収納部を有する地板と、
前記地板に装着される回路基板と、前記地板に装
着され前記電池との導通をとる電池リード端子を
有する電子式携帯時計の電池の接続構造におい
て、前記地板には曲げ形成された前記電池リード
端子が係合する段差付ダボと段差なしの二つの案
内ダボが形成されており、前記電池リード端子は
前記段差付ダボの近傍で且つ前記電池収納部の地
板面を支点とし揺動可能に前記案内ダボに係合
し、前記支点をはさんで前記曲げ部の一端を前記
電池に接触させ、他端を前記回路基板に接触させ
てなることを特徴とする。
次に本考案の実施例について、図面と共に詳細
に説明する。
に説明する。
第３図は本考案の実施例の断面図である。１
a′は電池リード端子電池バネ部１ａの電池２の挿
入前の形状を示す。９ａおよび９ｂはプラスチツ
ク材地板９におけるダボで、９ａは案内ダボ、
又、９ｂは段差付ダボを示す。ここで、プラスチ
ツク地板９は金属地板に絶縁を考慮したものでも
かまわない。１２は輪列受、１３は歯車である。
ここで、平面的には、輪列受１２および歯車１３
は段差付ダボ９ｂおよび９ｂと重り合うことも可
能である。
a′は電池リード端子電池バネ部１ａの電池２の挿
入前の形状を示す。９ａおよび９ｂはプラスチツ
ク材地板９におけるダボで、９ａは案内ダボ、
又、９ｂは段差付ダボを示す。ここで、プラスチ
ツク地板９は金属地板に絶縁を考慮したものでも
かまわない。１２は輪列受、１３は歯車である。
ここで、平面的には、輪列受１２および歯車１３
は段差付ダボ９ｂおよび９ｂと重り合うことも可
能である。
又、図中Ｂはプラスチツク地板９の段差付ダボ
９ｂの段差肩であり、電池リード端子１の揺動運
動の支点である。φl2は段差付ダボ９ｂのダボ径、
φl3は案内ダボ９ａのダボ径を示す。ｈは電池リ
ード端子組み込み時における揺動可能距離を示
す。
９ｂの段差肩であり、電池リード端子１の揺動運
動の支点である。φl2は段差付ダボ９ｂのダボ径、
φl3は案内ダボ９ａのダボ径を示す。ｈは電池リ
ード端子組み込み時における揺動可能距離を示
す。
第３図において、電池２が挿入される前の状態
では、電池リード端子１はプラスチツク地板９の
段差付ダボ９ｂの段差のＢを支点として、電池リ
ード端子リード部１ｃは回路基板６との間で距離
ｈだけ揺動可能であり、回路基板６の組み込み時
に回路基板を受き上げることはない。電池リード
端子電池バネ部１a′は電池２が挿入された後の状
態では、前記電池リード端子電池バネ部１ａまで
プラスチツク地板９の段差付ダボ９ｂの段差肩Ｂ
を支点として撓み、電池の陰極との接触圧を得る
と同時に、そのモーメントにより、初めて回路基
板６と電池リード端子リード部１ｃは一定の接触
圧を持ち接触する。
では、電池リード端子１はプラスチツク地板９の
段差付ダボ９ｂの段差のＢを支点として、電池リ
ード端子リード部１ｃは回路基板６との間で距離
ｈだけ揺動可能であり、回路基板６の組み込み時
に回路基板を受き上げることはない。電池リード
端子電池バネ部１a′は電池２が挿入された後の状
態では、前記電池リード端子電池バネ部１ａまで
プラスチツク地板９の段差付ダボ９ｂの段差肩Ｂ
を支点として撓み、電池の陰極との接触圧を得る
と同時に、そのモーメントにより、初めて回路基
板６と電池リード端子リード部１ｃは一定の接触
圧を持ち接触する。
この構造において、電池リード端子リード部１
ｃの撓みは電池２の挿入前にはなく、回路基板６
および回路受７の組み込み時における浮き上がり
はなくなる。又、第１図に示されたネジ固定にお
ける電池リード端子の穴径φl1に対して、第３図
での段差付ダボ９ｂのダボ径φl2および案内ダボ
径φl3は半分以下となり、スペースの有効活用が
可能となる 又、本考案の形状は直線的な揺動可能形状だけ
でなく、組み込みスペースの関係により、曲線的
な揺動可能形状でも実施が可能である。
ｃの撓みは電池２の挿入前にはなく、回路基板６
および回路受７の組み込み時における浮き上がり
はなくなる。又、第１図に示されたネジ固定にお
ける電池リード端子の穴径φl1に対して、第３図
での段差付ダボ９ｂのダボ径φl2および案内ダボ
径φl3は半分以下となり、スペースの有効活用が
可能となる 又、本考案の形状は直線的な揺動可能形状だけ
でなく、組み込みスペースの関係により、曲線的
な揺動可能形状でも実施が可能である。
以上のように、本考案の構成によれば、電池リ
ード端子を地板の電池収納部の近傍を支点として
一端は電池と接触部を持ち、他端を回路基板と接
触部を持つ揺動可能な構造にすることにより、プ
ラスチツク材料におけるクリープを生じさせるこ
となく、安定した接触圧を保持すると同時に、電
池リード端子および回路基板などの組み込み性を
良くし、今までネジ固定で失なわれていたスペー
スを有効に利用することが可能となる。たとえ
ば、平面的なスペースについては、ネジ固定され
た電池リード端子の穴径に対して、本考案のダボ
径は半分以下となる。又、ネジ固定構造の廃止に
より断面的スペースについては、輪列受、歯車な
どを平面的に重なり合うように配置させることも
可能となる。
ード端子を地板の電池収納部の近傍を支点として
一端は電池と接触部を持ち、他端を回路基板と接
触部を持つ揺動可能な構造にすることにより、プ
ラスチツク材料におけるクリープを生じさせるこ
となく、安定した接触圧を保持すると同時に、電
池リード端子および回路基板などの組み込み性を
良くし、今までネジ固定で失なわれていたスペー
スを有効に利用することが可能となる。たとえ
ば、平面的なスペースについては、ネジ固定され
た電池リード端子の穴径に対して、本考案のダボ
径は半分以下となる。又、ネジ固定構造の廃止に
より断面的スペースについては、輪列受、歯車な
どを平面的に重なり合うように配置させることも
可能となる。
第１図は従来のネジ固定による電池の接続構造
を示す断面図。第２図は従来のネジ固定により、
リード端子バネ部を有する電池の接続構造を示す
断面図、第３図は本発明による電池の接続構造を
示す断面図。 １……電池リード端子、２……電池、３……金
属地板、４……ネジピン、５……電池リード絶縁
枠、６……回路基板、７……回路受、８……ネ
ジ、９……プラスチツク地板、１０……地板補強
板、１１……案内ダボ、１２……輪列受、１３…
…歯車。
を示す断面図。第２図は従来のネジ固定により、
リード端子バネ部を有する電池の接続構造を示す
断面図、第３図は本発明による電池の接続構造を
示す断面図。 １……電池リード端子、２……電池、３……金
属地板、４……ネジピン、５……電池リード絶縁
枠、６……回路基板、７……回路受、８……ネ
ジ、９……プラスチツク地板、１０……地板補強
板、１１……案内ダボ、１２……輪列受、１３…
…歯車。
Claims (1)
- 電池と、前記電池の収納部を有する地板と、前
記地板に装着される回路基板と、前記地板に装着
され前記電池との導通をとる電池リード端子を有
する電子式携帯時計の電池の接続構造において、
前記地板には曲げ形成された前記電池リード端子
が係合する段差付ダボと段差なしの二つの案内ダ
ボが形成されており、前記電池リード端子は前記
段差付ダボの近傍で且つ前記電池収納部の地板面
を支点とし揺動可能に前記案内ダボに係合し、前
記支点をはさんで前記曲げ部の一端を前記電池に
接触させ、他端を前記回路基板に接触させてなる
ことを特徴とする電子式携帯時計の電池の接続構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP922583U JPS59115566U (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | 電子式携帯時計の電池の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP922583U JPS59115566U (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | 電子式携帯時計の電池の接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59115566U JPS59115566U (ja) | 1984-08-04 |
| JPH026598Y2 true JPH026598Y2 (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=30140694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP922583U Granted JPS59115566U (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | 電子式携帯時計の電池の接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59115566U (ja) |
-
1983
- 1983-01-26 JP JP922583U patent/JPS59115566U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59115566U (ja) | 1984-08-04 |
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