JPH0265825A - 電気掃除機の吸い込みパイプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野Ｊ 本発明は、電気掃除機の吸い込みパイプ更に詳しくは、
阿の障害物もない広い床等を掃除するのに適した吸い込
みノズルと　壁ぎわ等の狭いところを掃除することに適
した吸い込みノズルとの着は替えを行わずに掃除を続行
できることを特徴とした　電気掃除機の吸い込みパイプ
　に関するものである。

「従来の技術」 従来、電気掃除機に関しては、例えば次に示すような掃
除機が典型的なものであった。

即ち、一定の負圧による吸引力を作り出す掃除機本体、
　　その掃除機本体が作り出す負圧による吸引力を！′
１１除機本体から離れたところで使用するために掃除機
本体に接続されたホース、　　そのホースに接続される
吸い込みパイプ、　　及びその吸い込みパイプに接続さ
れ帰陣機本体が作り出しな負圧による吸引力によってｔ
１Ｍ除を行うための吸い込みノズル、　　から形成され
ている。

ここで、吸い込みノズルとしては、掃除を行うに際して
何の障害物もない広い面積を掃除する場合には、絨挟、
畳等、掃除を行うべき面に適した様々な適合を行うこと
ができる「多目的ブラシ」を用いる。

一方、壁ぎわや家具と家具との間の狭い空間のように狭
くて多目的ブラシが使用できないような場所を掃除する
場合には、多目的ブラシを「フレバスパイプ」に着は替
えてから、掃除を行う。

ここでフレバスパイプとは、パイプ形状をつぶしたよう
な形状を有し吸い込みを行う開口部分の面積が多目的ブ
ラシのそれよりもずっと小さくした吸い込みノズルであ
る。　　よってフレバスパイプを用いたときの方が、多
目的ブラシよりも吸引力が大きく形状も細いので、狭い
空間を掃除するのに適している。

「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、従来の電気掃除機に於いては、次のよう
な欠点があった。

電気掃除機を用いて掃除を行う場合、多目的ブラシを用
いて何の障害物もない広い面積を掃除した後に　狭くて
多目的ブラシが使用できないような場所をｔ吊除する場
合には、−旦掃除を中断して、多目的ブラシをフレバス
パイプに着は替えてから掃除を再開しなければならない
ので、　　掃除を行う者にとっては大変煩わしい作業で
あった。

「課題を解決するための手段」 前記したような従来技術の欠点を鑑みた本発明者は、　
　吸い込みパイプ内に内蔵して突出自在とした「内蔵パ
イプ」なるものを考え、その内蔵パイプをフレバスパイ
プの代用とすることを思い付き、　　本発明に至ったも
のである。

即ち、本発明によれば、 電気掃除機に用いる吸い込みパイプであってひとつの端
部付近を折曲して折曲部となし　その折曲部からその端
部までを多目的ブラシを取り付けるための先端筒とし　
折曲部に対する反先端筒側を中間筒とし　中間筒の反折
曲部側の端部を電気掃除機に接続する吸い込みパイプに
ついて、中間筒には　中間筒の内径を外径とした円筒状
の内蔵パイプを内蔵し、中間筒の軸方向延長上の先端筒
側の吸い込みパイプには　内蔵パイプを突出させるため
の飛び出し口と　その飛び出し口を閉じる閉じ蓋とを設
け、内蔵パイプを飛び出し口から突出させた際には　内
蔵パイプの外表面によって先端筒と中間筒とを連通させ
ないようにしたことを特徴とする電気掃除機の吸い込み
パイプ、が提供される。

［作用Ｊ 以下、本発明の作用について説明する。

■　本発明の吸い込みパイプを電気掃除機に取り付ける
。

■　掃除を行う者は、掃除を行うに際して何の障害物も
ない広い面積を掃除する場合には、先端筒に取り付けら
れた多目的ブラシを用いて行う。

このとき、電気掃除機の作り出す負圧による吸弓力は、
吸い込みパイプの中間筒に内蔵されている内蔵パイプの
内側を通り、折曲部、先端筒を通って多目的ブラシに供
給される。　　同時に閑じ蓋は、電気掃除機のつくり出
す負圧による吸引力によって飛び出し口を密封している
。

一方、多目的ブラシによって吸い込まれたゴミや塵は、
先端筒、折曲部を通り、中間筒に内蔵されている内蔵パ
イプのパイプ内を通り、電気掃除機内に蓄積される。

■　壁ぎわや家具と家具との間の狭い空間のように狭く
て多目的ブラシが使用できないような場所を掃除する場
合には、掃除を行う者は、まず飛び出し口から、その飛
び出し口を閏じる閏じ蓋を押し退けて内蔵パイプを突出
させる。　　このとき内蔵パイプの外表面が折曲部のパ
イプ内を塞ぐので、電気掃除機がイｔり出す負圧による
吸引力は多目的ブラシへは伝えられなくなり、突出させ
た内蔵パイプの先端へ伝えられることとなる。

そこで、掃除を行う者は、多目的ブラシが使用できない
ような壁ぎわ等を、この突出させた内蔵パイプを用いて
掃除することができる。

■　内蔵パイプを用いて掃除するのに適した場所を掃除
し終えたら、掃除を行う者は、内蔵パイプを飛び出し口
からその内蔵パイプが中間筒に位置するまで収納する。

同時に、閉じ蓋が飛び出し口を閉じる。

これによって、電気？＋’ｆｌ除機が作り出す負圧によ
る吸引力は、収納させた内蔵パイプから折曲部、先端筒
を通って多目的ブラシに供給されるので、再び多目的ブ
ラシによる掃除を続行することができる。

「実施例」 以下、本発明を実施例によって更に詳しく説明するが、
本発明が以下に記す実施例に限られないことは明らかで
あろう。

第１図及び第２図は、本発明の一実施例を示す正面図及
び側面図であり、 第３図は、同実施例に於いて、内蔵パイプを突出させた
状態を示す側面図である。

以下に、本実施例の構成について説明する。

■　本実施例の吸い込みパイプ１０は、ひとつの端部付
近を折曲して折曲部１６とし、その折曲部１６から端部
までを先端筒１８としている。　　同じく先端筒１８と
反対側の端部付近を折曲し、その折曲したところからそ
の端部まで手元筒１７とし、折曲部１６と手元筒１７と
の間を中間筒１９としている。

手元筒１７と中間筒１９との軸方向、及び先端筒１８と
中間筒１９との軸方向がなす角度は鈍角である。

この吸い込みパイプ１０は、その手元筒１７を電気ｔｉ
Ｔｌ除機本体から延びた吸引用の可撓性ホース１２に接
続され、先端筒１８と多目的ブラシ４０に接続されてり
る。

■　又、中間筒１つの軸方向延長上の先端筒１８側の吸
い込みパイプＩＯには、飛び出し口１３とその飛び出し
０１３を閉塞する閉じ蓋１４とが設けられている。

閉じｆｉ！１４は、多目的ブラシ４０側の吸い込みパイ
プ１０上に設けられた支点１５を中心にして回転し、電
気掃除機の吸引力で飛び出し口１３を密封するようにな
っているが、スプリング等を設けることによって、電気
掃除機が作動していないときでも飛び出し口１３に密着
するように形成することが望ましい。

■　中間筒１９には、飛び出し口１３から突出自在であ
るように円筒状の内蔵パイプ２０が内蔵されている。　
　ここで内蔵パイプ２０とは、中間筒１９の内径を外径
とし突出する切口を斜めとしたパイプである。　　この
内蔵パイプ２０が飛び出し口１３から突出させられた際
には、その内蔵パイプ２０の外表面によって折曲部１６
のパイプ内を閉塞して、先端筒１８と中間筒１９とが連
通しないようにしてＩλる。

また、内蔵パイプ２０の外表面には、内蔵パイプを突出
させるためのラックギアが設けられてい■　吸い込みパ
イプ１０の中間筒１９の下部には、内蔵パイプ２０の突
出収納を行うための部品を内蔵したモーターハウジング
３０が設けられている。

このモーターハウジング３０には、内蔵パイプ２０の突
出収納を行うための動力源となるモーター３１、このモ
ーター３１に直接つながれて回転するギア３２、及びギ
ア３２の回転を内蔵パイプ２０に設けたラックギアに伝
動し軸方向運動に変換するためのビニオンギア３３　が
内蔵されている。

このモーター３１の正逆回転及び停止の命令は、手元筒
１７に取り付けられたスイッチ１１によりて行われる。

次に、本実施例の作用について説明する。

■　本実施例の吸い込みパイプ１０を、可撓性ポース１
２を介して電気掃除機に取り付ける。

■　掃除を行う者は、本実施例の吸い込みパイプ１０を
使用した電気掃除機のスイッチをいれ、多目的ブラシ４
０を用いて障害物のない広い面積を掃除する。　　この
とき、電気掃除機の作り出す負圧による吸引力は、吸い
込みパイプ１０の中間筒１９に内蔵されている内蔵バイ
ブ２０の内側を通り、折曲部１６、先端筒１８を通って
多目的ブラシ４０に供給される。同時に閉じＭ１４は、
電気掃除機のつくり出す負圧による吸引力によって飛び
出し口１３を密封している。

従って、多目的ブラシ４０によって吸い込まれたゴミや
塵は、折曲部１６を通り、中間筒１９に内蔵されている
内蔵パイプ２０のバイブ内を通り、電気掃除機内に蓄積
される。

■　次に、多目的ブラシ４０で掃除を行うことができな
い壁ぎわ等を掃除するには、掃除を行う者は、スイッチ
１１をＯＮにする。　　するとモーター３１が正回転し
、そのモーター３１はギア３２を回転させる。このギア
３２がビニオンギア３３を回転させる。

ピニオンギア３３の回転が内蔵パイプ２０のラックギア
に伝えられ、吸い込みパイプ１０に内蔵されていた内蔵
パイプ２０は、閉じ蓋１４を押し退は飛び出し口１３か
ら突出する。　内蔵パイプ２０が適当な長さまで突出し
たら、スイッチ１１をＯＦＦとし、その突出を停止させ
る。　　すると、内蔵パイプ２０の外表面が折曲部１６
のパイプ内を塞ぐので、電気掃除機が作り出す負圧によ
る吸引力は多目的ブラシ４０へは伝えられなくなる。

このとき、電気掃除機が作り出す負圧による吸弓力は、
手元筒１７、中間筒１９を通って突出させた内蔵パイプ
２０の先端へ伝えられることとなる。

そこで、掃除を行う者は、多目的ブラシ４０が使用でき
ないような壁ぎわ等を、この突出させた内蔵パイプ２０
を用いて掃除することができる。

■　壁ぎわ等の掃除を終えたら、スイッチ１１をＯＮと
してモーター３１を逆回転させ、内蔵パイプ２０を飛び
出し口１３からその内蔵パイプ２０が折曲部１６よりも
奥に位置するまで収納させる。

内蔵パイプ２０の収納を終えたらスイッチ１１をＯＦＦ
とし、モーター３１の逆回転を停止させる。

■　内蔵パイプ２０が収納されると、電気掃除機が作り
出す負圧による吸引力は突出させた内蔵パイプ２０の先
端から折曲部１６、先端筒１８を通って多目的ブラシ４
０に供給されるので、多目的ブラシ４０による掃除を続
行することができる。

次に、本実施例の効果について説明する。

本実施例の吸い込みパイプ１０は、以下のような効果が
ある。

■　本実施例においては、吸い込みパイプ１０に内蔵パ
イプ２０を内蔵し、多目的ブラシ４０を吸い込みパイプ
１０に取り付けたまま内蔵された内蔵パイプ２０を突出
させることができるようにしたため、　　広い吸い込み
面積を有する多目的ブラシ４０と　壁ぎわ等の狭いとこ
ろを掃除することに適した内蔵パイプ２０との着は替え
を行わずに掃除を続行できる。

■　本実施例においては、内蔵パイプ２０の突出収納を
モーター３１等によって行い、その突出収納を制御する
ためのスイッチ１１を手元筒１７に設けたため、　　内
蔵パイプ２０の突出収納を手元で行える。

■　本実施例においては、円筒状の内蔵パイプ２０の外
径を中間筒１９の内径としたため、多目的ブラシ４０を
使用する際に、多目的ブラシ４０から吸い込まれたゴミ
は、内蔵パイプ２０と中間筒１９との間に引っかかるこ
となく掃除機本体に吸い込まれる。

次に、本実施例のバリエーションについて説明する。

■　内蔵パイプ２０を突出収納させる機構は、本実施例
のようにモーター３１等によるものに限られない、　　
例えば、ａ楕の簡略化や軽量化のために、手動のものと
してもよい。

■　多目的ブラシ４０は、吸い込みパイプ１０に取り付
けるものであって分離も可能であるとして説明したが、
これに限られるものではない、　　例えば、多目的ブラ
シ４０と吸い込みパイプ１０とを一体に形成してもよい
。

■　本実施例に於いては、支点１５の位置を飛び出し口
１３の多目的ブラシ４０側として説明したが、これに限
られるものではない。

■　本実施例の内蔵パイプ２０は突出する切口を斜めと
したパイプであるとして説明したが、斜めでなくともよ
い、更に、斜めとした切口の端面にブラシをつければ、
内蔵パイプ２０を壁ぎわに密着させ、細かなゴミや塵ま
でも吸引することができる。

「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、電気掃除機に用
いる吸い込みパイプにおいて、多目的ブラシを接続した
ままの状態で　吸い込みパイプにその吸い込みパイプか
ら突出自在であるような内蔵パイプを中間筒に内蔵させ
た吸い込みパイプを提供することとしたため、 広い面積を掃除するのに適したノズルたる多目的ブラシ
と　壁ぎわ等の狭いところを掃除することに適したノズ
ルたる内蔵パイプとの着は替えを行わずに掃除を続行で
きる。

更に、円筒状の内蔵パイプの外径を中間筒の内径とした
ため、多目的ブラシを使用する際に、多目的ブラシから
吸い込まれたゴミは、内蔵パイプと中間筒との間に引っ
かかることなくｔｍｍ除水本体吸い込まれる。

本発明には、以上のような効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、本発明の一実施例を示す正面図及
び側面図であり、 第３図は、同実施例に於いて、内蔵パイプを突出させた
状態を示す側面図である。 １０： １２＝ １４＝ １６二 １８： ２０＝ ３０＝ 吸い込みパイプ　１１： 可撓性ホース　　１３： 閉じ蓋　　　　　　１５： 折曲部　　　　　１７： 先端筒　　　　　１９： 内蔵パイプ モーターハウジング スイッチ 飛び出し口 支点 手元筒 中間筒 ３１：モーター ３２：ギア ３３：ピニオンギア ４０：多目的ブラシ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電気掃除機に用いる吸い込みパイプであってひと
   つの端部付近を折曲して折曲部となしその折曲部からそ
   の端部までを多目的ブラシを取り付けるための先端筒と
   し折曲部に対する反先端筒側を中間筒とし中間筒の反折
   曲部側の端部を電気掃除機に接続する吸い込みパイプに
   ついて、中間筒には中間筒の内径を外径とした円筒状の
   内蔵パイプを内蔵し、中間筒の軸方向延長上の先端筒側
   の吸い込みパイプには内蔵パイプを突出させるための飛
   び出し口とその飛び出し口を閉じる閉じ蓋とを設け、内
   蔵パイプを飛び出し口から突出させた際には内蔵パイプ
   の外表面によって先端筒と中間筒とを連通させないよう
   にしたことを特徴とする電気掃除機の吸い込みパイプ。