JPH0264160A - 水膨潤性シリコーンゴム組成物 - Google Patents

水膨潤性シリコーンゴム組成物

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JPH0264160A
JPH0264160A JP21363288A JP21363288A JPH0264160A JP H0264160 A JPH0264160 A JP H0264160A JP 21363288 A JP21363288 A JP 21363288A JP 21363288 A JP21363288 A JP 21363288A JP H0264160 A JPH0264160 A JP H0264160A
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JP
Japan
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water
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composition
weight
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Pending
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JP21363288A
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English (en)
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Tetsuo Fujimoto
哲夫 藤本
Masayoshi Anzai
安西 正吉
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Momentive Performance Materials Japan LLC
Original Assignee
Toshiba Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、その硬化物が優れた水膨潤性、すなわち吸水
して大きな体積膨張を示す水膨潤性シリコーンゴム組成
物に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] −Sにシリコーンゴムはベンゼン、トルエンなどの芳香
族炭化水素系有機溶剤に対する膨潤性は大きいが、水に
対しては膨潤性は示さない。これはシリコーンゴムが疎
水性を有し、撥水作用を示すからである。
シリコーンゴムに水膨潤性を付与する方法として、ポリ
オキシアルキレン変性したポリオルガノシロキサンを添
加剤として用いたり、アクリル酸重合体からなる吸水性
樹脂を充填剤として用いたリする方法がある(特開昭6
1−236856号公報参照)。
これらの方法によればシリコーンゴムに親水性または吸
水性を付与することはできるが、十分な水膨潤性を付与
することはできない。
[発明の目的] 本発明は、その硬化物が吸水°することにより非常に大
きい体積膨張を示すような水膨潤性シリコーンゴム組成
物を提供することを特徴とする。
[発明の構成] 本発明のシリコーンゴム組成物は、(A)分子末端がシ
ラノール基で封鎖され、25℃における粘度が100〜
500.000cStであるポリオルガノシロキサン 
100重量部、 (B)1分子中に少なくとも2以上のアミノキシ基を有
するケイ素化合物 0.1〜20重量部、および (C)カルボキシル基および/またはカルボキシレート
基を有する高吸水性ポリマー 2〜200重量部、 を含有することを特徴とする。
本発明で用いる(A)成分は、分子末端がシラノール基
で封鎖されたポリオルガノシロキサンである。
このポリオルガノシロキサンはジオルガノシロキサン単
位から構成され、分子末端がシラノール基で封鎖された
ものであり、鎖状もしくは分岐状の重合体またはこれら
の混合物としても用いることができる。
前記ジオルガノシロキサン単位においてケイ素原子に結
合する有機基としては、メチル基、エチル基、プロピル
基などのアルキル基:ビニル基、アリル基などのアルケ
ニル基:フェニル基、トリル基などのアリール基、3.
3.3−トリフルオロプロピル基、フロロメチル基など
の1価の置換炭化水素基:などを例示することができる
。これらのなかでもメチル基であることが他の有機基で
ある場合と比較して原料中間体の合成が容易であり、得
られる重合体の重合度の高さにくらべて粘度が最も低く
、また硬化物であるゴム状弾性体の機械的性質のバラン
スに好影響を与えるために好ましい。かかる理由から実
質的には前記有機基のすべてがメチル基であることがさ
らに好ましい。
また(A)成分のポリオルガノシロキサンは、25°C
における粘度が100〜500.000cStであり、
好ましくは500〜200゜000cStである。この
粘度が1oOcst未満であると硬化物の機械的性質が
低下し、500.0OOcStを超えると組成物の流動
性が低下し、成形が困難になる。
本発明で用いる(B)成分は、1分子中に少なくとも2
以上のアミノキシ基を有するケイ素化合物である。この
(B)成分は(A)成分であるポリオルガノシロキサン
を架橋反応させることに資する成分である。
(B)成分としては次式、 (式中、Rはアルキル基を表し、mはl、2または3で
、平均で1.7以上2,0未満となる数を表す)で示さ
れる環状ポリシロキサンが好まししAo Rで示される2個のアルキル基は、互いに同一であって
も相異なっていてもよく、メチル基、エチル基、プロピ
ル基などを例示することができる。このアルキル基とし
ては、合成の容易さ、取り扱いの容易さ、反応性および
硬化時の副生物の揮散のしやすさからエチル基であるこ
とが好ましい。
mの意味は前記のとおりであるが、mの平均値の価が2
.0以上であると硬化物の弾性が低下するのであまり好
ましくなく、1.7未満であると硬化物の水膨潤性が低
下するのであまり好ましくない。
mは、■または2であり、平均で1.90〜1.98の
間の数であることが好ましい6(B)成分の化合物とし
ては以下に示すものも用いることができる。
Si[0NfC−H712]4. 5i[0N(CH−
IC−Hs14C6H4Sl [ON fcsHsl 
al 3. Si [O5i (CHz) 2ON (
CJs) d 4CHiSi [O3i (CHi) 
*ON (CzHsl zl 3 。
(B)成分の配合量は、(A)成分100重量部に対し
て0.1〜20重量部であり、好ましくは0.5〜lO
重量部である。(B)成分の配合量が0.1重量部未満
であると硬化が不十分となり、20重量部を超えると硬
化時間が長くかかりすぎる。
本発明で用いる(C)成分は、カルボキシル基および/
またはカルボキシレート基を有する高吸水性重合体であ
る。
(C)成分の高吸水性重合体としては、アクリル酸(塩
)重合体、メタクリル酸(塩)重合体、アクリル酸(塩
)/メタクリル酸(塩)共重合体、澱粉/アクリル酸(
塩)クラフト共重合体、澱粉/アクリル酸エステルグラ
フト共重合体のケン化物、澱粉/メタクリル酸エステル
グラフト共重合体のケン化物、メタクリル酸メチル/酢
酸ビニル共重合体のケン化物、澱粉/アクリロニトリル
グラフト共重合体のケン化物、澱粉/アクリルアミドグ
ラフト共重合体のケン化物、アクリル酸で架橋されたポ
リエチレンオキシド、ナトリウムカルボキシメチルセル
ロースの架橋物などを例示することができる。
(C)成分の高吸水性重合体の形態は、球状、粉体状、
顆粒状、繊維状の何れの形態であってもよいが、硬化物
に十分な機械的強度を付与するためには粉体状で平均粒
子径がO,1〜200μmのものであることが好ましい
。この場合には平均粒子径が0.ILLm未満であると
組成物中に均一に分散することが困難になるのであまり
好ましくなく、200μmを超えると異物としての性格
が強くなり、硬化物の機械的特性、特にゴム弾性の低下
を招くことがあることからあまり好ましくない。
(C)成分の配合量は、(A)成分100重量部に対し
て2〜200重量部であり、好ましくは10〜150重
量部である。(C)成分の配合量が2重量部未満である
と水膨潤性が低下し、200重量部を超えると組成物中
に均一に分散することが困難になることから硬化物のゴ
ム弾性が低下し、他の機械的特性も低下する。
本発明の組成物においては(A)、(B)および(C)
成分のほかにも必要に応じて、充填剤としてけいそう土
、炭酸カルシウム、粉砕石英、煙霧質シリカ:顔料とし
てベンガラ、二酸化チタン、亜鉛華、群青などを配合す
ることができる。
さらに目的に応じて本発明の効果を損なわない範囲の他
のポリオルガノシロキサンを併用することができる。
[発明の効果] 本発明の組成物の硬化物は、水に対して優れた膨潤性、
すなわち非常に大きな体積膨張変化を示すものである。
本発明の組成物を水漏れ防止用シーリング材として適用
した場合には、速やかに吸水して大幅に体積が膨張する
ことによ・す、水漏れ部分をくまなく覆い、水漏れを防
止することができる。
[実施例] 以下において「部」は全て「重量部」を表す。
実施例1 25°Cにおける粘度が3.000cStの両末端がシ
ラノール基で封鎖されたポリジメチルシロキサン100
部に、アクリル酸−ビニルアルコル共重合体としてスミ
カゲル5P−520(商品名:住友化学■製)100部
、アミノキシ基含有ケイ素化合物として次式: で示される化合物を3.2部、次式: で示される化合物を0.3部、および炭酸カルシウム4
0部を混練して本発明の組成物を得た。
この組成物を金型に注入し、室温下で24時間放置して
10100X20X2のシート状の硬化物を得たにの硬
化物を25℃で1週間水に浸漬した場合の硬化物の重量
および体積を測定し、下記式から吸水比と膨潤度を算出
した。結果を第1表に示す。
実施例2 25°Cにおける粘度が10.0OOcStの両末端が
シラノール基で封鎖されたポリジメチルシロキサン10
0部、無水マレイン酸−イソブチレン共重合体としてK
I−ゲル210K(商品名:クラレイソブレンケミカル
■製)50部およびSi [ON fc−H7) gl
 −3部を混合して本発明の組成物を得た。
この組成物を用い、実施例1と同様にして同形状の硬化
物を得、吸水比および膨潤度を測定した6結果を第1表
に示す。
比較例1 アミノキシ基含有ケイ素化合物のかわりにアルコキシ基
含有ケイ素化合物としてn−プロピルシリケート3.5
部用い、さらに硬化触媒としてジブチルスズジオクトエ
ート0.2部を用いたほかは実施例1と同じ組成の組成
物を得た。
この組成物を用い、実施例1と同様にして同形状の硬化
物を得、吸水比および膨潤度を測定した。結果を第1表
に示す。
比較例2 無水マレイン酸−イソブチレン共重合体のかわりにクリ
スタライトVX−R(商品名:■龍森製)50部を用い
たほかは実施例2と同じ組成の組成物を得た。
この組成物を用い、実施例1と同様にして同形状の硬化
物を得、吸水比および膨潤度を測定した。結果を第1表
に示す。
第  1  表 実施例3 25°Cにおける粘度が50.000cStの両末端が
シラノール基で封鎖されたポリジメチルシロキサン10
0部に、アクリル酸ナトリウム重合体としてアクアキー
プl03H(商品名:製鉄化学工業(掬製)40部およ
び次式、 で示される化合物2.35部、次式、 で示される化合物0.15部、を混合して本発明の組成
物を得た。
この組成物を用い、実施例1と同様にして同形状の硬化
物を得、吸水比および膨潤度を測定した。結果を第2表
に示す。
実施例4 アミノキシ含有化合物として次式、 Si[0N(CH3)C6Hs14  で示すもの3.
0部を用いたほかは実施例3と同じ組成の本発明の組成
物を得た。
この組成物を用い、実施例1と同様にして同形状の硬化
物を得、吸水比および膨潤度を測定した。結果を第2表
に示す。
比較例3 アミノキシ含有化合物のかわりに次式、C6H55l 
fOcHsl aで示すもの3.0部を用いたほかは実
施例3と同じ組成の組成物を得た。
この組成物を用い、実施例1と同様にして同形状の硬化
物を得、吸水比および膨潤度を測定した。結果を第2表
に示す。
比較例4 アミノキシ含有化合物のかわりに次式、C1,SL[0
N=C(CH31C2H,]3で示すもの2.5部を用
いたほかは実施例3と同じ組成の組成物を得た。
この組成物を用い、実施例1と同様にして同形状の硬化
物を得、吸水比および膨潤度を測定した。結果を第2表
に示す。
第  2  表

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)分子末端がシラノール基で封鎖され、25
    ℃における粘度が100〜500,000cStである
    ポリオルガノシロキサン100重量部、 (B)1分子中に少なくとも2以上のアミノキシ基を有
    するケイ素化合物0.1〜20重量部、および (C)カルボキシル基および/またはカルボキシレート
    基を有する高吸水性ポリマー2〜200重量部、 を含有することを特徴とする水膨潤性シリコーンゴム組
    成物。
  2. (2)(B)成分の1分子中に少なくとも2以上のアミ
    ノキシ基を有するケイ素化合物が、一般式、▲数式、化
    学式、表等があります▼ (式中、Rはアルキル基を表し、mは1、2または3で
    、平均で1.7以上2.0未満となる数を表す)で示さ
    れる環状ポリシロキサンである請求項1記載の水膨潤性
    シリコーンゴム組成物。
JP21363288A 1988-08-30 1988-08-30 水膨潤性シリコーンゴム組成物 Pending JPH0264160A (ja)

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Cited By (6)

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