JPH0262655B2 - - Google Patents

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JPH0262655B2
JPH0262655B2 JP26957684A JP26957684A JPH0262655B2 JP H0262655 B2 JPH0262655 B2 JP H0262655B2 JP 26957684 A JP26957684 A JP 26957684A JP 26957684 A JP26957684 A JP 26957684A JP H0262655 B2 JPH0262655 B2 JP H0262655B2
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JP
Japan
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water
hole
casing
discharge pipe
water discharge
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JP26957684A
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English (en)
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JPS61151345A (ja
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Yoko Hayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WASEI KINGYO KOFUN JUGENKOSHI
Original Assignee
WASEI KINGYO KOFUN JUGENKOSHI
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は便器のフラツシユ装置に関し、特に頻
繁に使用される公衆便所に適しており、応答性が
よく、水漏れのない小便器のフラツシユ装置を提
供するものである。
[従来技術] 従来小便器のフラツシユ装置において、操作方
式は様々ではあるが、使用に際して、まだ不備な
点が多く残されている。例えば、貯水タンクが満
水になると、自動洗浄をするものは、構造上簡単
であるという利点があげられるが、節水できない
という欠点もある。又、使用したのち、押しボタ
ンあるいはレバーを操作して洗浄を行なわせるも
のもあるが、使用者が怠り、あるいは不当使用を
すると、便所を汚したり、水を無駄に使つたりす
ることになりがちである。その他、超音波を利用
して使用者の存在を検知したのち、自動的に放水
をするものもあるが、検知器は時として騒音によ
り誤動作をするため、最近赤外線が超音波に取つ
て代つて媒体として利用されるようになつてき
た。
尚、上記フラツシユ装置には、第4B図に示す
ように、停電や故障などの事故に備える手動操作
の押しボタン150が設けられてある。図中、プ
ラグ102が押しボタンと一体揺動するように突
杆103によつて押されて、やや傾斜した状態で
示されているが、実際に放水しない時は、プラグ
102が第4A図に示されるように、垂直に保た
れると共に、軸棒108がコイルばね110によ
り、プラグ102の軸線方向に穿設された貫通孔
(図示せず)の上端開口を塞ぐように下方の位置
に圧接付勢されている。貯水室101と、これと
連通する弁室109が水で充満された状態のもと
に、使用者が検知装置が検知すると、軸棒108
がコイル107の磁力によりコイルばね110の
ばね力に抗して上方へ吸引後退される。それによ
つて、プラグ102の貫通孔が開けられ、弁室1
09に貯えた水が上記貫通孔を経由して、放水管
111り放出される。
弁室109内の水が放出されると、貯水室10
1内に水がすぐ補充されながら弁室109へ流れ
込む。しかし乍ら、若し軸棒108がそのまま後
退した位置におかれば、貯水室101からの水は
順次放水管111より放出され、弁室109を充
満させることができない。一方、貯水タンク(図
示せず)からの水は管105および室106を経
由し、室104まで送られると共に、室104と
室101との隔壁に設けられた小孔(図示せず)
を経由し、室101へ押し込まれるが、上記隔壁
の小孔がプラグ102の貫通孔より小さいため、
一時的に、水の補充が遅れ、室109が空の状態
になる。そのためプラグ102を支承するうき弁
体112が室104の水圧に押しあげられ(第4
A図参照)、室104に貯えた水は直接に放水管
111とうき弁体112との隙間117より放出
されるようになる。
コイル107の磁力が消えると、軸棒108が
プラグ102を介して、ばね110の反撥力によ
り、うき弁体112を元の位置へ押し下げると共
に、プラグ102の貫通孔を再び塞ぐようにな
る。うき弁体112と放水管111の上端面が密
接すると、放水が止められ、水は室104から室
101および室109を補充するように流れ込
む。
尚、停電に際して、押しボタン150を押す
と、プラグ102は第4B図に示すように、傾斜
姿勢となつて、室109に貯えられた水はすぐプ
ラグ102と、うき弁体112との隙間より放出
され、室109が空になると、うき弁体112が
浮上ると共に、室104内の水は直接放水管より
放出される。しかして押しボタン150を離す
と、再び放水が停止される。
上記フラツシユ構造において、コイル107が
水中に配設されるため、その水密性能が特に要求
されることと、うき弁体112と放水管111と
が滑り嵌合されるため、うき弁体112が水の浮
力に対する応答性が悪いことと、プラグ102を
傾斜した姿勢から完全に元の水密できる姿勢に戻
されることは保証できず、水漏れを完全に止める
ことができないことと、押しボタンを操作する
際、第4B図に示されるように自動放水の機能も
かねたプラグ102は突杆103に当接され、手
動押動を受けて移動することから不具合があれば
互いに干渉することが避けられないことなどの欠
陥があげられる。
[発明の目的] 本発明は上記の欠陥に鑑み、構造が簡単で且
つ、応答性のよい、水漏れあるいはコイル進水な
どの事故を大幅に低減させる小便器のフラツシユ
装置を提供することを目的とする。
[発明の特徴] 上記目的は、給水源並びに放水管と連通する孔
口が開口されたケーシングと、使用者を感知して
所定時間経過後制御信号を発信するための制御回
路と、ケーシング上部において前記回路の信号を
受けて作動するコイルと復帰ばねとにより上下動
する弁棒と、その周縁部がほぼ波紋状に隆起する
ように形成されると共に、中央部には減圧孔が、
且つ該周縁部には均衡小孔がそれぞれ穿たれ、ケ
ーシング内部を上下に仕切つて上部に弁室を形成
すると共に、中央部の上端は通常該弁棒の下端部
と当接して該減圧孔が閉塞されると同時に中央部
底面が該放水管の給水口を通常当接閉塞するよう
に取付けてなる弾性膜と、ケーシング内において
給水源と放水管側部間に開設した連通口を外部よ
り開閉操作するための手動放水弁とからなり、前
記制御回路が使用者を感知して制御信号を発信す
ると復帰ばねに抗して該弁棒が上昇することによ
つて達成できる。
本発明は又、上記弁棒の下端部には、軟質シー
ル材でなるパツキングが取付けてあることを特徴
とする。
本発明は又、上記弾性膜に形成された前記均衡
小孔の径が上記減圧孔の径より小さいことを特徴
とする。
[実施例] 第1図は本発明による小便器のフラツシユ装置
の一実施例を示す断面図であり、制御回路10は
公知の赤外線を用いて、使用者の存在を検知する
と共に、検知信号に基づき電磁コイル1の作用を
制御するためのものであり、その手段はすでに例
えば自動ドアの検知器に応用されてあるため、こ
こでは説明を省略する。本装置のケーシング20
の上部外側に取付け、その作動を前記制御回路1
0によりコントロールするようにしてなる電磁コ
イル1の弁棒11の先端部には、後述する減圧孔
23を緊密に塞ぐための、軟質シール材からなる
パツキング12が取付けられると共に、コイル1
が作動しない時、ばね13により、該減圧孔23
を塞ぐように圧接付勢されている。その周縁部2
1が波紋状に隆起するように形成した弾性膜2は
ケーシング20の内部を仕切つて上部に弁室24
を形成すると共に、その中央部には、弁室24内
の水を放水減圧するための減圧孔23が設けら
れ、該減圧孔23を囲む周縁部21には、弁室2
4と供水源(又は給水タンク)との水圧を均衡さ
せるための均衡小孔22があけられてある。一
方、ケーシング20の下部外側の押しボタン3の
桿31の先端部にはプラグ33がパツキング部材
34を介して取付けられると共に、その開口部を
弾性膜2の中央部に当接させた放水管51と供水
源との連通孔52を常時塞ぐようにばね32によ
つて付勢されている。尚、調整弁4は連通孔41
の開き具合を調整することにより、給水の速度を
適宜調整することができる。
コイル1が作動しない時、弁棒11は、第2図
に示すように、ばね13の弾撥力で、弁室24内
の水を放水管51へ流さないように、弾性膜2の
減圧孔23を塞いでいる。その際、弾性膜2の弁
室24側(上方側)における水圧がその供水側
(下方側)における水圧より大きく、その水圧の
差が弾性膜2を下方へ押し下げると同時にばね1
3の作用のため、供水側からの突発的な圧力増加
により弾性膜2を上方へ押し上げられても水漏れ
をきたすことがない。
もし、制御回路10が使用者を検知すると、電
磁コイル1により弁棒11がばね13に抗して上
方へ後退され、弁室24内に貯えた水が減圧孔2
3を通して、放水管51より放出され、小便器を
洗浄することになる。電磁コイル1の電流が切ら
れると、弁棒11はばね13により下方へ押し下
げられ、減圧孔23を再び塞ぐようになる。とこ
ろが、水は放水管51より放出されつつ、それと
同時に、均衡小孔22より弁室24へ流れ込ん
で、所定時間(均衡小孔22の孔径は通常減圧孔
23より小に形成されるが、その値は両者の孔径
の差によつて決定される)が経過すると、水が流
れこむことによつて弁室24の圧力を上昇させ、
弾性膜2を押下げ、放水管51は閉鎖される。
又、停電や故障などに際して、押しボタン3を
押すことにより、プラグ33を、第3図に破線で
示すように右へ移動させることができ、それに伴
つて、水が連通孔52より放出され、ボタン3を
押している間だけ小便器を洗浄することができ
る。
[発明の効果] 本発明において、電磁コイルは弁室の外側に配
置されるので、水から隔離され、コイルの水密性
を特別に配慮する必要がないと同時に、減圧孔が
均衡小孔より大きく形成されるため、電磁コイル
が作用すると、弁室に貯えた水がすぐに放出さ
れ、在来のフラツシユ装置の如く部材間の相対摺
動構造がなくなるため、放水制御に対する応答性
の向上が期待できる。尚、弾性膜はその上下の圧
力差ゆえに、ばねの弾撥力に加えて、更に放水管
の水密効果を強化させ、水漏れがなくなる。又、
手動と自動のための手段が別々に独立しているの
で、互いに干渉しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による小便器のフラツシユ装置
の一実施例を示す断面図、第2図はその弾性膜が
変位する態様を示す側断面図、第3図はその押し
ボタンが押された状態の側断面図、第4A図は先
行技術による小便器のフラツシユ装置において、
電磁弁が作動する際の側断面図、第4B図はその
押しボタンが押された状態の側断面図である。 1……電磁コイル、2……弾性膜、3……押し
ボタン、4……調整弁、10……制御回路、11
……弁棒、13……復帰ばね、22……均衡小
孔、23……減圧孔、24……弁室、31……
桿、32……ばね、33……プラグ、34……パ
ツキング部材、41,52……連通孔、51……
放水管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 給水源並びに放水管と連通する孔口が開口さ
    れたケーシングと、使用者を感知して所定時間経
    過後に制御信号を発信するための制御回路と、ケ
    ーシング上部において前記回路の信号を受けて作
    動するコイルと復帰ばねとにより上下動する弁棒
    と、その周縁部がほぼ波紋状に隆起するように形
    成されると共に、中央部には減圧孔が、且つ該周
    縁部には均衡小孔がそれぞれ穿たれ、ケーシング
    内部を上下に仕切つて上部に弁室を形成すると共
    に、中央部の上端は通常該弁棒の下端部と当接し
    て該減圧孔が閉塞されると同時に中央部底面が該
    放水管の給水口を通常当接閉塞するように取付け
    てなる弾性膜と、ケーシング内において給水源と
    放水管側部間に開設した連通口を外部より開閉操
    作するための手動放水弁とからなり、前記制御回
    路が使用者を感知して制御信号を発信すると復帰
    ばねに抗して該弁棒が上昇して放水を行うことを
    特徴とする小便器のフラツシユ装置。 2 前記弁棒の下端部には、軟質シール材でなる
    パツキングが取付けてあることを特徴とする前記
    第1項記載の小便器のフラツシユ装置。 3 前記弾性膜に形成された前記均衡小孔の径が
    前記減圧孔の径より小さいことを特徴とする前記
    第1項または第2項記載の小便器のフラツシユ装
    置。
JP26957684A 1984-12-20 1984-12-20 小便器のフラツシユ装置 Granted JPS61151345A (ja)

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JPS61151345A JPS61151345A (ja) 1986-07-10
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JPH0752209Y2 (ja) * 1989-10-10 1995-11-29 株式会社南澤商会 水洗便器用洗浄弁ユニット
JP2595121B2 (ja) * 1990-06-14 1997-03-26 宇呂電子工業 株式会社 小用便器の自動押しボタン操作装置の取り付け方法
JP2003159198A (ja) * 2000-03-08 2003-06-03 Kanda Seisakusho:Kk ロールペーパーホルダー装置

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