JPH0262402A - 油圧昇降シリンダ制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、油圧昇降シリンダ制御回路に関する。

従来の技術、および発明が解決しようとする課題 油圧シリンダへ圧油を給排して重量物を昇降する場合に
、単動シリンダを使用する形態では１重量物の重量によ
って下降速度が速くなったり遅くなったり変化する。そ
のため該単動シリンダへ圧油を給排する昇降制御弁の下
降側に排油量を絞る排油制御弁を設けている。

しかし、固定オリフィス又は調整オリフィスを設けて単
動シリンダからの排油量を絞り調整しても、重量物の重
量が変化するとシリンダ負荷が変化するものであるから
下降速度を一定にすることができ難い。

そこでこの発明は、油圧シリンダからの排油圧力によっ
て、しかもこの排油圧力に応じた下降排油量を自動絞り
調整することによって下降速度を一定に制御することを
目的とする。

課題を解決するための手段 この発明は、油圧シリンダ（１）へ圧油を給排して重量
物を昇降する昇降制御弁（２）の油圧回路に、この昇降
制御弁（２）の下降側切換による該油圧シリンダ（１）
からの排油圧力によってしかもこの排油圧力に応じた下
降排油量を自動絞り調整する排油制御弁（３）を設けて
なる油圧昇降シリンダ制御回路の構成とする。

発明の作用 昇降制御弁（２）を上昇側へ切換えると、圧油が油圧シ
リンダ（１）へ供給されてこの油圧シリンダ（１）が伸
長し、重量物が上昇される。

昇降制御弁（２）を下降側へ切換えると、該油圧シリン
ダ（１）から排油されてこの油圧シリンダ（１１が縮小
し重量物は下降されるが、該昇降制御弁（２）を下降側
へ切換えると、排油制御弁（３）において該油圧シリン
ダ（１）からの排油圧力によって、しかもこの排油圧力
に応じた下降排油量に自動絞り調整され、油圧シリンダ
（りから排油されて重量物は下降される。

発明の効果 このように、油圧シリンダ（１）の縮小によって下降さ
れる重量物による排油圧力によって、しかもこの排油圧
力に応じて、該油圧シリンダ（１）からの下降排油量を
２排油圧力が大きいときは絞りを強くして少く、小さい
ときは弱くして多くするように自動絞り調整される。

従って重量物の重量の大小、及び重量の変化に拘らずこ
の重量物の下降速度を一定にすることができる。

実施例 なお、回倒において、油圧ポンプ（４）から油圧シリン
ダ（１）へ圧油を給排する油路に昇降制御弁（２）を設
けている。

該昇降制御弁（２）のタンクポート（５）から油タンク
（６）へ排油される油圧回路（７）に固定オリフィス（
８）と可変オリフィス（９）とを有した排油制御弁（３
）を設けている。この可変オリフィス（９）は該昇降制
御弁（２）のシリンダポート（１ωの排油圧力によって
パイロット操作される構成としている。

昇降制御弁（２）は、手動によってスプール（１υをこ
のスプール軸方向へ摺動移動することによって５中立位
置かも油圧シリンダ（１）へ圧油を供給する上昇側と、
排油する下降側とに油路を切換える構成としている。

該スプール（１υの中立位置において、ポンプポート（
１２１と排油ポート（１３１とが連通しており、該スプ
ール（１υを上昇側へ摺動移動するとポンプポート（功
とシリンダポート（１１とが連通し、スプール（１０を
下降側へ摺動移動するとポンプポート（１乃と排油ポー
ト（１３とが連通ずると共に、シリンダポート（１１ｍ
とタンクポート（５）とが連通ずるように構成されてい
る。

昇降制御弁（２）のボディＱ４には、該スプール（Ｉｌ
ｌ軸と平行に固定オリフィス（８）を有したバランスピ
ストン（１９をこの軸方向へ摺動自在に設けている。

該バランスピストン（１！１の一端側に、スプール（Ｉ
ｎを下降側へ移動したときシリンダポート（１１と連通
する油室ｆ１６）を設け、他端側に、このバランスピス
トン（Ｉｓ）を該油室ｆｌＥ９側へ抑圧付勢するばね（
功を設けた絞り後の油室（１８を設け、これら両油室（
ＩＧ）　（Ｉｌｌは固定オリフィス（８）を介して連通
した構成としている。

該絞り後の油室（＋１から油タンク（６ンへ排油される
波路に可変オリフィス（９）を設けている。

（１つはリリーフバルブである。

スプール（１υを中立位置とすると、油圧ポンプ（４）
からの圧油は、ポンプポート（１２）から排油ポート（
１３１を経て油タンク（６）へ戻される。スプール（１
υを送油側へ移動すると昇降制御弁（２）が切換えられ
、油圧ポンプ（４）からの圧油はシリンダポート（１［
Ｉを経て油圧シリンダ（１）へ供給され、この油圧シリ
ンダ（１）が伸長して重量物が上昇される。

スプール０１１を排油側へ移動すると昇降制御弁（２）
が切換えられ、油圧シリンダ＋１１の圧油は、シリンダ
ポート（＋（ｌｌからタンクポート（５）を経て油路（
７）を通り、バランスピストン（＋５１の固定オリフィ
ス（８ンを通って絞り後の油室１＋１１へ送油されて、
可変オリフィス（９）から油タンク（６）へ排油され、
油圧シリンダ（１）が縮小して重量物が下降される。

このとき、シリンダポート（１１１６の排油圧力が増大
して固定オリフィス（８）を通る流量が増すと１両油室
（１ｅ（旧の差圧が大きくなって、バランスピストンＣ
Ｆ） １ジはばね（功に抗して絞り後の油室（ｍ側へ移動され
る。すると、可変オリフィス（９）が絞られて油タンク
（６）への下降排油量を少くするように調整される。

又、逆にシリンダポート（ＩＤＩの排油圧力が減少しは
ばね（５）によって可変オリフィス（９）を広くし、排
油圧力が減少したときには油タンク（６）への排油量こ
のようにしてシリンダポート（１［Ｉの排油圧力によっ
て、しかもこの排油圧力に応じた下降排油量を自動絞り
調整することができ、重量物の大、小に拘らず下降速度
を一定とすることができる。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は油圧回
路図、第２図はその一部の側断面図である。 図中、符号（１）は油圧シリンダ、（２）は昇降制御弁
、（３）は排油制御弁を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 油圧シリンダ（１）へ圧油を給排して重量物を昇降する
   昇降制御弁（２）の油圧回路に、この昇降制御弁（２）
   の下降側切換による該油圧シリンダ（１）からの排油圧
   力によってしかもこの排油圧力に応じた下降排油量を自
   動絞り調整する排油制御弁（３）を設けてなる油圧昇降
   シリンダ制御回路。