JPH0261349B2 - - Google Patents

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JPH0261349B2
JPH0261349B2 JP57173120A JP17312082A JPH0261349B2 JP H0261349 B2 JPH0261349 B2 JP H0261349B2 JP 57173120 A JP57173120 A JP 57173120A JP 17312082 A JP17312082 A JP 17312082A JP H0261349 B2 JPH0261349 B2 JP H0261349B2
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JP
Japan
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gate valve
sliding
sliding gate
fluid
connecting rod
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JP57173120A
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JPS58125364A (ja
Inventor
Bikutaa Abarotein Yuujin
Binsento Bonku Reroi
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YUU ESU ETSUKUSU ENJINIAAZU ANDO KONSARUTANTSU Inc
Original Assignee
YUU ESU ETSUKUSU ENJINIAAZU ANDO KONSARUTANTSU Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by YUU ESU ETSUKUSU ENJINIAAZU ANDO KONSARUTANTSU Inc filed Critical YUU ESU ETSUKUSU ENJINIAAZU ANDO KONSARUTANTSU Inc
Publication of JPS58125364A publication Critical patent/JPS58125364A/ja
Publication of JPH0261349B2 publication Critical patent/JPH0261349B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/14Closures
    • B22D41/22Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings
    • B22D41/40Means for pressing the plates together

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は注入容器からの溶金の流量を制御する
ためのすべりゲート弁に関する。通常この種の弁
は相互間の整合の度合に応じて弁を通り抜ける金
属の流れを制御するように互いに協同する貫通開
口を設けられて、相互に関して滑動自在であるよ
うに配列された耐火材から成る1対の板を含んで
いる。
正確な量の密封圧力が両方の板の相互間に加え
られることはこのすべりゲート型の弁の作動にお
ける必須の条件である。板の相互間に過大な密封
圧力が加えられると、板相互間の相対的滑り運動
が妨げられあるいは防止さえされ、かくしてこの
弁が無効にされる。それに反して加えられる圧力
が小さ過ぎると、両板の相互間で金属の漏洩が生
じかねない。
一般的に、前記すべり板をその上方に位置決め
されている相手の上板と液密のすべり接触をさせ
るように前記すべり板に上向きの押し付け力を加
えることで、密封圧力が板の相互間に加えられ
る。米国特許第3511261号の明細書に記載されて
いるとおりこの上向きの押し付け力は、弁成分を
組立てられた関係に維持するねじ山を切られたコ
ネクタに正確な回転力を加えることで、加えられ
てもよいが、この押し付け力が、米国特許第
4063668号の明細書に開示されているように、前
記ゲート板より下方で前記ゲートフレーム内に設
置され且つ前記板の相手表面を液密の滑り接触状
態にするのに有効な上向きの押し付け力を前記開
口の周りに加えるように金属の流れ開口の周りに
配列された、機械的ばねのアレイの形をなすも可
なるばねの圧力を加えることで提供されることが
より望ましい。
上記ばねを、溶金が通り抜けて流れる前記板開
口にきわめて接近して上記ばねを位置決めするこ
とはこれ等のばねに溶金の流れにより生成された
高い温度を作用させるという好ましからぬ効果を
有している。したがつて、上記ばねは熱応力を加
えられ、その結果、たとえば、冷却空気流をこれ
に当てることで、適当な冷却が提供されなければ
上記ばねが弛緩されまた究極的には故障すること
になる。
前記の問題の改善のため、耐火板の相互間に密
封圧力を加えるためのばねが上記板と、それとと
もに金属の流れとから遠方の位置に位置決めされ
ている、すべりゲート弁機構を提供し、且つ適当
な細長い、関節式の連結リンク仕掛けを介して前
記のばねの押し付け力を前記板に加えることが提
案されて来た。この種の弁配列は米国特許第
3937372号の明細書に開示されている。悪い金属
注入条件の下における上記特許明細書記載の弁の
使用により、この配列が一部は上記ばねがなお弛
緩されまた前記細長いリンク仕掛け自体が熱の作
用を受け、それにより引き伸ばされて、有効な密
封圧力が軽減される傾向があることに起因して、
上記の問題に決着をつけていないことが判明して
いる。
したがつて、本発明の目的は前記の問題を解決
することにある。
本発明によれば、注入容器の出口から出る溶解
した材料の流れを制御するためのすべりゲート弁
装置は、容器の出口に対して可動なゲートと、容
器出口に対してゲートを動かすための駆動装置
と、ゲートと容器出口との間に密封圧力を与える
ための装置とを含み、前記密封圧力を与えるため
の装置が、流体で作動するローダにして、ゲート
から離れて位置決めされかつ流体室およびこの室
内で相対的に動くことのできるプランジヤを有す
るローダと、ローダの流体室に接続されかつ流体
貯槽を有する流体システムと、ローダとゲートと
の間の連結装置にして、細長い連結棒およびこの
連結棒をプランジヤに共に動くようにつなぐ中間
接続装置を有する連結装置とを含むことを特徴と
する。
本発明にしたがつて構成されたすべりゲート弁
装置が同様な種類の先行技術の装置の上記の缺陥
を排除していることは理解されるであろう。本文
に記載されているがごとき弁荷重付加機構の配備
により、相互に滑動する部材の相互間に密封圧力
を生成する力を生成するように応答することので
きるこの装置が前記滑り部材から遠方に且つこれ
等の部材が位置決めされている高温環境から離れ
て、位置決め可能にされる。この特質は単独で、
この装置に軽減された熱応力を加えることで、弁
作動を強め、それにより有効寿命を延引する。
また滑り部材の相互間に密封圧力を生ぜしめる
力を生成するのに油圧装置を使用することによ
り、弁作動の開始に先立つて正確に決定されるこ
とができ且つしかる後に、弁の作動状態に応答し
て選択的に変えられる、無限可変密封圧力を加え
ることが可能にされ、それにより上記両部材の相
互間の密封圧力が比較的に一定にされる。
弁作動の際の熱の伸長効果を軽減し且つ相互に
滑動する部材の整列不良により他の場合では生成
されるであろう弁の誤作動のおそれを最少限に減
ずるその他の改善は本文記載の弁の構造内に具体
化されている。
本発明の明確なる理解のため、以下本発明の好
ましい実施例を添付図面について詳述する。
添付図面の第1図において、たとえば溶金をイ
ンゴツトまたはそれに類似したものに供給するた
めのとりべのごとき溶金注入容器12の底面に作
動関係で取付けられているすべりゲート弁装置1
0が図示されている。容器12は耐火材のライニ
ング16を有している金属製の外殻体14を含ん
でいる。この容器外殻体の底部を覆つているライ
ニング16はこの容器からの溶金の注入通路を画
定するくぼみ開口18を含んでいる。通常どおり
このくぼみ開口18はくぼみ形成耐火材20,2
2および24と、容器の注入開口を画定する貫通
開口28を有しているノズル挿入子26とを含ん
でいる。
弁装置10は、容器外殻体に溶着固定されたレ
ベリングプレート30と、このレベリングプレー
トをボルト(図示されていない)により連結する
装架板32とを含んでいる装架装置により、前記
容器に取付けられている。装架板32はノズル開
口28と軸線方向に整列している貫通開口36を
設けられている耐火材の板34を受け入れる凹所
を設けられている。頂板と呼ばれるこの板34は
可動すべりゲート38上の協同表面と対をなして
すべり接触をなすようにされた下表面を有してい
る。
すべりゲート38は頂板34と係合するための
上向きのすべり表面を有する耐火材の板40を含
んでいる。コレクターノズル42と呼ばれる、ノ
ズル要素が板40から垂下し、且つ頂板開口36
と整列された場合に、弁装置10を通り抜けて金
属を流れさせる開口44を有している。二者択一
的に、ゲート38が開口44を頂板開口36と整
合しない位置へ動かされた場合には、この技術の
分野にて周知されているとおり、金属の流れが中
断される。頂板34とすべりゲート38との両方
は各が本発明の一部をなしていない薄い金属製の
ケーシング46内に囲われることができる。
すべりゲート38はゲートキヤリア48内にて
弁10内に装架されているがこのゲートキヤリア
48は耐火材の板40を受け入れるための凹所
と、下向きに垂下したコレクタノズル42を嵌挿
するための底部開口とを設けられている。キヤリ
ア48は一方の端部においてU形リンク50によ
り、垂直支持体となるフレーム構造体54内にて
キヤリアとこれに収容されたゲート38を往復動
させるように、全体を符号52で示されている駆
動装置に連結されている。
フレーム54は矩形状に配列された直立板から
構成され、上記板はそれぞれ互いに対向して離隔
された側板56および58と、端板60および6
2を含み、これ等の板は溶接その他の手段で結合
されて単一の構造体にされている。容器外殻体1
4から垂下したブラケツト64がフレーム54を
その作動位置における一方の端部で容器12に枢
動自在に結合するため側板56および58の延長
部68に設けられている開口を通り抜けるピボツ
トピン66を受け入れている。フレーム54の他
方の端部は、後にきわめて詳細に述べられるよう
に、頂板34とスライドゲート38との互いに対
をなす表面の相互間に密封圧力を提供する力伝達
装置70により調節自在に垂直に支持されてい
る。
しばしば必要とされることであるが、頂板34
とすべりゲート38の取替えを容易ならしめるた
め、フレーム54はまた容器底部から懸吊された
支持体71に側壁60に沿つて枢動自在に連結さ
れるように配列されている。フレーム54と支持
体71との間のピボツト連結は、一方の端部では
ピン73により前記支持体に連結されまた他方の
端部においてはピン74によりフレーム54に連
結されているヒンジリンク72により達成されて
いる。ブラケツト64からピン66を除去し且つ
力伝達装置70からフレーム54の他方の端部を
分離することで、第2図に幻線で図示されている
ように上記フレームは装架板32から枢動的に分
離されて、頂板34とすべりゲート38との両方
を取り替えのため露出することができる。
フレーム54内でのゲートキヤリア48の滑り
運動は、特に頂板34に関してゲート38が自力
で整列することを可能ならしめる形状配列されて
いるすべり案内75により、提供される。第4図
および第5図に図示されているとおり、すべり案
内75はゲートキヤリアの運動方向に細長くされ
且つ上記キヤリアの対向両側に配置されている。
各のすべり案内はそれぞれのフレーム側板56お
よび58の内側表面に取付けられた支持ベース7
6と、このベース上に装架された弓形状の着座表
面78を有する着座部77と、内部に位置決めさ
れた着座部の着座表面と互いに相補足する下表面
82を有するロツカー80とから成つている。各
のロツカー80の上表面84は円筒体の切片とし
て成形され且つゲートキヤリア48の各の長手側
辺に沿つて延びている相補足する形状にされた肩
部86の下表面に係合するようにされている。ロ
ツカー80の表面84の湾曲軸はフレーム54の
長手軸線を含む平面内に配置されまたこれ等の表
面84と着座部77内のロツカー80との間の協
同によりすべりゲート38がこの機構の長手方向
と横断方向との両方で自動的に整列することが可
能にされることが理解されるであろう。
フレーム54に関するキヤリア48の往復運動
は、容器12の側壁上のブラケツト89から取外
し自在に懸吊された複動流体圧力シリンダ88ま
たはそれに相当した直線運動装置から成つている
駆動装置52により、キヤリア48に与えられ
る。ベルクランク90はフレーム54の端部から
開口付きのブラケツト92の相互間に延びている
ピン91により枢動自在に固定されている。ベル
クランク90の一方の腕はシリンダ88から延び
ているピストンロツド93にピンで連結されまた
他方の腕はキヤリア48上のU形リンク50と連
結されている。
頂板34とすべりゲート38との間の密封圧力
はフレーム54と、ピボツトピン66を含んでい
る端部とは反対側の端部において連結している力
伝達装置70により提供されている。その連結は
前記力伝達装置に作用する上向きの力を頂板34
に対するすべりゲート38上の上向きの押付け力
に変えるような連結である。添付図面に図示され
ているとおり、力伝達装置70は、下端部におい
てU形リンク98を介してフレーム付属物100
に取付けられている、垂直方向に細長くされた連
結棒構体96を含んでいる。連結棒構体96は互
いに軸線方向に離隔されて相互に連結された部分
から成り、これ等の部分は与圧された冷却空気源
に接続されるようにされた軸線方向の通路104
を含んだ大直径部分102と、ユニオン108を
介して部分102と連結する中間部分106と、
112において部分106と連結するための雌ね
じを切られまた114において安全ナツト116
を受け入れるための雄ねじを切られた端部分11
0とを含んでいる。ナツトの過度の逆行運動によ
る前記連結棒構体からのナツト116の分離を防
止するように作動するピン120を受け入れるた
めの準備が端部分110上になされている。
本発明によれば、連結棒構体96の周りにその
周りにその上端部付近で望遠鏡式に受け入れられ
てこの構体に対し作動する弁荷重付加機構122
が提供されている。機構122はばねのパツケツ
ジ124と、容器のプラツトフオーム128上に
堅固に装架されたフレーム127内にて上記ばね
パツケツジ上に重ねられた油圧力付加器126と
を含んでいる。ばねパツケツジ124はフレーム
ベース132上に着座されたベース130と、こ
のベースから同心をなして直立した円筒状の囲い
133および案内スリーブ134と、上記囲い1
33とスリーブ134との間に介在された複数の
円板ばね136とから成つている。可動カバー1
38が前記パツケツジの頂部を閉じ且つ油圧力付
加器126とばね136との間に力を伝達するよ
うにされている。
油圧力付加器126はカバー138とともに運
動するように装架された流体シリンダ140と、
供給開口146を介してのシリンダ140への油
圧流体の供給に応答しての軸部144に沿つた伸
縮運動を案内されるように前記シリンダ内に作動
関係で位置決めされたプランジヤ142とを含ん
でいる。戻しばね148はプランジヤ142の引
込み運動を助勢するように作動し、また前記シリ
ンダとプランジヤとの間で流体が漏洩するのを防
止するO形リングシール150が配備されること
ができる。
弁荷重付加機構122の配列はばねパツケツジ
124が力伝達装置70を画定する機械的システ
ム内に生ずるであろう瞬間の、熱的にあるいは機
械的に誘発される変化を吸収するように作動する
間、弁頂板34とすべりゲート38との間の密封
圧力が力付加装置126への流体圧力の付加によ
り生成されるように定められている。
油圧流体は流体システム151によりシリンダ
140へ供給されるがこの流体システム151は
添付図面に概略的に示され且つ開口146を貯槽
154として示されている作動流体源と接続する
供給管路152から成つている。上記貯槽とシリ
ンダ開口との間の供給管路152内には、手動ポ
ンプ156と、流量制御弁158と、ポンプ荷重
操作弁160と、圧力計162とが直列に取付け
られているがこれ等の全てはあり来りの、容易に
入手できる要素である。制御弁158はポンプ1
56からの流体を通すための管路152を単に開
閉するように作用する。荷重操作弁160は、作
動ハンドル164が一方の位置に配置された場
合、シリンダ140と弁160との間の流体圧力
を維持するための逆止め弁として作動する弁であ
る。第2の位置へのハンドル164の回転で、流
体は弁160を通つて戻され、それによりシリン
ダ140内の流体圧力を選択的に軽減することが
可能にされる。
本発明を組込んだすべりゲート弁装置10の作
動は下記のとおりである。弁フレーム54が、頂
板34とすべりゲート38との取替えに続いて、
第2図に幻線で示されている位置にある場合、こ
のフレームはヒンジリンク72の回転により容器
12の下方の作動位置へ動かされる。しかる後に
ピボツトピン66がブラケツト64に挿入されま
たピン65がベルクランク90に差し込められて
本装置を力伝達装置70とすべりゲート駆動装置
52とに連結する。それに引続いて、制御弁15
8が開放し且つ弁160が荷重保持位置にされ
て、ポンプ156が作動されると油圧流体を貯槽
154から力付加器126のシリンダ140へ供
給する。シリンダ140に進入する流体は作動し
てプランジヤ142を上向きに延ばし且つばねパ
ツケツジ124のカバー138を圧縮しそれによ
りばね136を圧縮する。望ましくは、頂板34
とゲート38との間に所望のシール圧力を表示す
る約126気圧の管路圧力が達成されて圧力計16
2に記録されるまで流体がシリンダ140に導入
されることが望ましい。
シリンダ140に流体圧力を加えることでプラ
ンジヤ142が伸長され且つ連結棒構体96が垂
直方向に移動されて、フレーム54をピン66の
周りに時計方向に枢動することで、すべりゲート
38と頂板34との係合表面の相互間に密封圧力
が加えられる。フレーム54の枢動中にすべりゲ
ート38と頂板34との互いに対をなす表面が平
行な整列状態から移動される傾向は、上記の互い
に協同する部材の形状配列に起因して、上記頂板
とすべりゲートとを長手方向と横断方向との両方
向において互いに自動的に整列させるのに有効で
あるすべり案内75により容易に提供される。
連結棒構体96の垂直移動に続いて、安全ナツ
ト116がフレーム127に底部をつけられて、
容器12に押し当る弁10の位置を定め且つこの
システムからの油圧力の損失の場合における連結
棒構体96の下向きの移動を防止する。次に駆動
装置52が作動されて、すべりゲート38を閉位
置へ移動し、かくして弁10が容器12への溶金
の導入の準備を完了する。
弁を通る注入口から遠方のばね136の位置が
過熱または過大な熱応力により生成されるような
ばねの弛緩または故障を保護するのに有効である
ことが理解されるであろう。さらにその上に、連
結棒構体96の熱伸長の作用による密封圧力が軽
減される傾向は連結棒通路104を通る冷却用空
気の循環により抑えられる。上記の防護手段にも
かゝわらず、本発明は従業者をしてゲージ162
を観察することでシールの有効加減を監視させる
ことにより、頂板34とすべりゲート38との間
における溶金の漏洩を積極的に防止するための有
効な手段を提供する。なんらかの理由で密封圧力
が安全レベル以下に減ぜられた場合、その減少は
ゲージ162に記録されるような管路152内の
圧力の減少として現われ、その結果、ポンプ15
6の作動により、この流体システム内の圧力は増
大され且つ前記密封圧力は安全作動レベルまで戻
されるであろう。
それとは逆に、本発明によれば、頂板34とす
べりゲート38との間の密封圧力が過大となつた
場合には、この過大な密封圧力を逃がして上記弁
を所望の作動状態へ戻すための準備の整つた手段
が提供される。このことは従業者がゲージ162
の過大な読みを観察し、制御弁158を閉じ且つ
弁160のハンドル164を動かして、弁の圧力
保持状態を解除し、その結果、弁160の下流の
管路152内の圧力が第2図に「L」として指示
されている管路152の部分内の利用可能な容積
と釣り合つた量だけ軽減されるであろう。望まし
くは、管路部分Lが予定の増分の量だけシステム
圧力を減ずるような長さを有し、弁が所望の密封
圧力レベルに戻されるまで弁158の交互の開放
と弁160を流体保持状態に戻すことを繰返すこ
とで管路圧力が周知の増分段階で減ぜられること
が望ましい。
以上の説明から、本発明がすべりゲート弁の作
動部分の相互間に所望の程度の密封圧力を正確に
維持する有効な方法を提供することが理解される
であろう。それよりも重要なことは、本発明が弁
を通る溶金の注入を停止したりあるいは中断する
必要なく、弁内の危険なあるいは破壊的な状態の
迅速な排除を可能ならしめる。
以上において本発明の好ましい実施例を詳述し
たが本発明の原理ならびに精神を逸脱することな
く各種の変更を施し得ることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にしたがつて構成されたすべり
ゲート弁装置を備えた注入容器の一部概略図によ
る部分的垂直断面図、第2図は第1図の右方から
見た容器と、これに取り付けられたすべりゲート
弁装置の端両図で、力付加装置の成分をかなり詳
細に示した図、第3図は第1図のすべりゲート弁
装置の底部平面図、第4図は第1図の4−4線に
沿つた垂直断面図、第5図は第4図の5−5線に
沿つて断面して矢印方向に見た断面図である。 10……すべりゲート弁装置、12……溶金注
入容器、14……金属外殻体、16……耐火ライ
ニング、18……くぼみ開口、20,22,24
……くぼみ形成耐火材、26……ノズル挿入子、
30……レベリングプレート、32……装架板、
34……耐火材の板、36……貫通孔、38……
可動すべりゲート、40……耐火材の板、42…
…コレクタノズル、44……開口、46……金属
製ケーシング、48……ゲートキヤリア、50…
…U形リンク、52……駆動装置、54……フレ
ーム構造体、56,58……側板、60,62…
…端板、64……ブラケツト、70……力伝達装
置、71……支持体、72……ヒンジリンク、7
3,74……ピン、75……すべり案内、77…
…着座部、78……弓形状着座表面、80……ロ
ツカー、82……下表面、84……上表面、86
……肩部、88……複動流体圧力シリンダ、89
……ブラケツト、90……ベルクランク、92…
…ブラケツト、94……リンク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 注入容器の出口から出る溶解した材料の流れ
    を制御するためのすべりゲート弁装置で、前記容
    器の出口に対して可動なゲートと、前記容器出口
    に対して前記ゲートを動かすための駆動装置と、
    前記ゲートと容器出口との間に密封圧力を与える
    ための装置とを含むすべりゲート弁装置であつ
    て、前記密封圧力を与えるための装置は、流体で
    作動するローダにして、前記ゲートから離れて位
    置決めされかつ流体室およびこの室内で相対的に
    動くことのできるプランジヤを有するローダと、
    前記ローダの流体室に接続されかつ流体貯槽を有
    する流体システムと、前記ローダと前記ゲートと
    の間の連結装置にして、細長い連結棒およびこの
    連結棒を前記プランジヤに共に動くようにつなぐ
    中間接続装置を有する連結装置とを含むすべりゲ
    ート弁装置。 2 特許請求の範囲第1項記載のすべりゲート弁
    装置において、前記ローダと共に作動して前記連
    結棒の瞬間移動を吸収するばね装置を含むすべり
    ゲート弁装置。 3 特許請求の範囲第2項記載のすべりゲート弁
    装置において、前記ばね装置を支持するため前記
    容器の壁に固定された容器プラツトホームを含
    み、前記ばね装置が前記プラツトホーム上のベー
    ス板に対向した可動カバーを備え、前記ローダが
    前記ベース板に対して前記可動カバーと共に動く
    ように該可動カバーに装着されているすべりゲー
    ト弁装置。 4 特許請求の範囲第3項記載のすべりゲート弁
    装置において、前記流体システムが前記流体室を
    前記流体貯槽に接続する流体供給管路と、流体を
    前記流体室に対して選択的に導入しあるいは放出
    するため前記管路内に設けた装置と、前記管路内
    の流体圧力を示すための装置とを含むすべりゲー
    ト弁装置。 5 特許請求の範囲第4項記載のすべりゲート弁
    装置において、前記流体供給管路がポンプと、こ
    のポンプの下流に選択的に解放自在な荷重保持弁
    を含んだ弁装置とを含むすべりゲート弁装置。 6 特許請求の範囲第5項記載のすべりゲート弁
    装置において、前記弁装置が流量制御弁を含み、
    該流量制御弁が前記ポンプと前記荷重保持弁との
    間に介在しかつ所定の容積の管路により前記荷重
    保持弁から隔てられているすべりゲート弁装置。 7 特許請求の範囲第1項から第6項までのいず
    れかの一項に記載のすべりゲート弁装置におい
    て、前記ゲートを共に動くように装架する可動キ
    ヤリアと、前記ゲートキヤリアのための支持体
    で、一方の端部を前記容器の底部に枢動自在に連
    結した支持体と、前記連結棒を前記キヤリア支持
    体の他方の端部に結合する装置とを含むすべりゲ
    ート弁装置。 8 特許請求の範囲第7項記載のすべりゲート弁
    装置において、前記連結棒が軸線方向の流れ通路
    と、この流れ通路に冷却流体を供給するための装
    置とを含むすべりゲート弁装置。 9 特許請求の範囲第7項記載のすべりゲート弁
    装置において、前記キヤリア支持体が互いに対向
    離隔した側壁と、スライド案内であつて該すべり
    案内に沿つて配置された前記ゲートキヤリアを滑
    動自在に装架するためのすべり案内とを含み、前
    記すべり案内が前記側壁に垂直な軸線の周りに枢
    動するように前記側壁上に装架されるすべりゲー
    ト弁装置。 10 特許請求の範囲第9項記載のすべりゲート
    弁装置において、前記すべり案内の各々が前記ゲ
    ートキヤリア上の相手表面と滑り係合するための
    担持表面を含み、前記担持表面が前記キヤリア支
    持体の側壁と平行な軸線の周りの円筒体の切片と
    して形成されるすべりゲート弁装置。 11 特許請求の範囲第10項記載のすべりゲー
    ト弁装置において、前記円筒体切片の軸線が前記
    キヤリア支持体の長手軸線を含む平面内にあるす
    べりゲート弁装置。 12 特許請求の範囲第7項記載のすべりゲート
    弁装置において、前記流体室の垂直上方に隔てら
    れた止め板と、ねじ山を切られた前記連結棒の一
    方の端部を受ける隙間開口を前記止め板に形成す
    る装置と、前記連結棒上の前記ねじ山に係合自在
    なナツトで、前記ばね装置に所望の撓みまで荷重
    を加えかつ前記連結棒に加わる押し付け力に逆ら
    つて該連結棒の下向きの運動を制限するように作
    動するナツトとを含むすべりゲート弁装置。 13 特許請求の範囲第12項記載のすべりゲー
    ト弁装置において、前記ベース板が前記止め板よ
    り垂直下方に隔てられ、前記連結棒を通過させる
    ために開口した、前記止め板と軸線方向に整列し
    て設けられた隙間開口を有し、前記ばね装置と前
    記プランジヤを内部に含んだ前記流体室とが前記
    ベース板上に垂直に支持されかつ前記連結棒の周
    りに取囲む関係で配置され、前記プランジヤが前
    記連結棒の前記一方の端部に隣接して形成された
    環状肩部に係合するすべりゲート弁装置。 14 特許請求の範囲第13項記載のすべりゲー
    ト弁装置において、前記プランジヤを前記流体室
    に導入される流体に逆らつて押し付けるため前記
    流体室内に設けた戻しばねを含むすべりゲート弁
    装置。 15 特許請求の範囲第7項記載のすべりゲート
    弁装置において、前記キヤリア支持体が長方形状
    に配置された壁を有しかつ前記容器出口の下に置
    かれることと、前記ゲートキヤリアが前記容器出
    口と協働する流量制御開口を備えた耐火材の板を
    含むことと、前記ゲートキヤリア上の相手表面と
    すべり係合するための担持表面を備える、前記キ
    ヤリア支持体の側壁に沿つたすべり案内と、前記
    担持表面が前記フレームの側壁に平行な軸線の周
    りの円筒体の切片として形成されることとを含む
    すべりゲート弁装置。 16 特許請求の範囲第15項記載のすべりゲー
    ト弁装置において、前記円筒体の軸線が前記板に
    設けられた流量制御開口の軸線と実質上交さする
    ように配置されるすべりゲート弁装置。
JP57173120A 1981-10-02 1982-10-01 すべりゲ−ト弁 Granted JPS58125364A (ja)

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BR (1) BR8205717A (ja)
DE (1) DE3236303A1 (ja)
DK (1) DK437982A (ja)
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FR (1) FR2513915A1 (ja)
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DE3236303A1 (de) 1983-04-21
PT75594A (en) 1982-10-01
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GB2107027A (en) 1983-04-20

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