JPH0261347A - ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置

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Publication number
JPH0261347A
JPH0261347A JP63209208A JP20920888A JPH0261347A JP H0261347 A JPH0261347 A JP H0261347A JP 63209208 A JP63209208 A JP 63209208A JP 20920888 A JP20920888 A JP 20920888A JP H0261347 A JPH0261347 A JP H0261347A
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JP
Japan
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egr
sensor
amount
fuel
excess air
Prior art date
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Pending
Application number
JP63209208A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Aiyoshizawa
相吉澤 英二
Shunichi Aoyama
俊一 青山
Shogo Saegusa
三枝 省五
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0261347A publication Critical patent/JPH0261347A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Landscapes

  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置、特
に所定の運転域で排出〃ス還流制御を行うものに関する
(従来の技術) ディーゼルエンジンの燃料噴射装置として、燃料の噴射
時期や燃料の噴射量等を電子制御するようにした分配型
の燃料噴射ポンプがある(参考文献・・・1986年2
月発行のSAEペーパー860145)。
これを第12図により説明すると、1はポンプハウソン
グ、2と3は駆動軸4により駆動される低圧制フィード
ポンプと高圧側プランジャポンプで、図示しない燃料入
口からフィードポンプ2により吸引された燃料はハウジ
ング1内のポンプ室5に供給され、ポンプ室5に開口す
る吸込通路6を介してプランジャポンプ3に送られる。
プランツヤポンプ3のプランジャ7には、その先端にエ
ンジンのシリングと同数の吸込溝8が形成されると共に
、他端に同じく同数のカム山をもつ7エイスカム9が形
成され、7エイスカム9は駆動軸4と共に回転しながら
ローラリング10に配設されたローラ11を乗り越えて
所定のカムリフトだけ往復運動する。このプランジャ7
の回転往復運動にて、吸込溝8からプランジャ室12に
吸引された燃料が、プランジャ室12に通じる図示しな
い各気筒毎の分配ポートからデリバリバルブを通って噴
射ノズルへと圧送される。
13は、プランジャ室12と低圧のポンプ室5とを連通
する燃料戻し通路で、この燃料戻し通路13には駆動回
路からの信号(駆動パルス)によりエンジンの運転条件
に応じて駆動される高速応動型の電磁弁14が介装され
る。この電磁弁14は燃料制御のために設けられるもの
で、プランジャ7の圧縮行程中に電磁弁14を閉じると
、燃料の噴射が開始され、電磁弁14を開くと噴射が終
了する。つまり、電磁弁14の閉弁時期にて燃料の噴射
開始時期が、その閉弁期間に応じて噴射期間(噴射量)
が制御される。
電磁弁14を制御するのは、各種の運転条件信号を入力
するコントロールユニット(図示せず)で、コントロー
ルユニットにはマイクロコンピュータが使用される。た
とえば、エンジン回転数等のエンジンの諸条件に対応す
る最適な噴射開始時期と噴射期間(噴射パルス幅でもあ
る)を予め実験等により得て、その値をコントロールユ
ニット内のROM等の記憶素子に記憶させておく。そし
て、実際の運転時には、噴射ポンプの1回転当たり1個
のパルス(リファレンスパルス)と1回転当たり36個
のパルス(スケールパルス)とを入力してエンジン回転
数(N)を計算し、その回転数とアクセルベグル閏度に
対応して噴射開始時期と噴1tMIを読み出し、読み出
した情報から駆動パルスを作って電磁弁14に出力する
のである。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このような分配型の燃料噴射ポンプを用いた
噴射制御に、実際の空気過剰率を測定し、この測定値を
用いて、スモーク限界や失火限界等を越えないように、
最大噴射量をフィードバック制御することで、最大噴射
量のバラツキを吸収してスモーク量を抑制するものが知
られている(たとえば、特開昭60−050号公報参照
)。
また、ディーゼルエンジンでも、排気〃ス中のNoにを
低減するため、アイドルから部分負荷域にかけての運転
域で、不活性である排出〃スの一部を吸気系統へ再循環
させ、吸入混合気に混入させることにより燃焼時の最高
温度を下げ、NOxの生成を少なくすることが佇なわれ
る。これを排出〃スの再循HA(Exhaust  G
as  Recirculati。
n、以下EGRで略称する)というが、このEGRを行
うディーゼルエンジンに前述の空気過剰率に基づくフィ
ードバック制御をそのまま適用すると、スモーク量が抑
制されるものの、噴射量の増減に伴って発生トルクが変
動するので、待にトルクが減少した場合には運転性に影
響を与える。
これは、EGRの行なわれる領域では実質の吸入量7C
流量が低下することから、混合気がリッチ化するので、
空気過剰率は小さなほうへずれるからである。このため
、EGR中にも実際の空気過剰率が所定値となるように
燃料の噴射期間を補正すれば、EGRに伴って実際の空
気過剰率が小さなほうへずれた分だけ余計に噴射期間(
噴射量)が減量され、その分トルクが低下してしまう。
つまり、EGR中にあっては、トルク変動を生じさせる
ことなくスモークを抑制しなければならないのである。
この発明はこのような従来の課題に着目してなされたも
ので、EGR中にはEGR量の増減にて所定の空気過剰
率を維持させるようにした装置を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) この発明は、燃料の噴射開始時期と噴射終了時期の少な
くともいずれか一方が可変制御される燃料噴射ポンプ(
第12図参照)を備えるとともに、所定の運転域でEG
R制御を行うディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置に
おいて、第1図に示すように、エンジンの作動状態量を
検出するそンサ(たとえばエンジン負荷相当量としての
アクセルペダル開度Accを検出するセンサ21とエン
ジン回転数Nを検出するセンサ22)と、このセンサ検
出値(AceとN)に応じて燃料の基本噴射期間(AV
M)を算出する手段23と、同じくセンサ検出値(Ac
eとN)に応じて基本EGR量(たとえばスロットル弁
の基本開度VεGRM)を算出する手段24と、空気過
剰率を測定するセンサ(たとえば空燃比センサ)25と
、この空気過剰率に応じて噴射期間の補正量(ΔAv)
を算出する手段26と、同じく空気過剰率に応じてEG
R量の補正量(ΔVEGR)を算出する手段27と、E
GR中であるかどうかを判定する手段28と、EGR中
でないと判定された場合に噴射期間の補正量(ΔAv)
にて前記基本噴射期間(AvM)を補正して前記燃料噴
射ポンプからの燃料の噴射期間(Av)を決定する手段
29と、EGR中であると判定された場合にEGR量の
補正量(たとえばスロットル弁開度の補正量ΔV EG
R)にて前記基本EGR量(V EGRM)を補正して
最終的なEGRi(スロットル弁開度V EGR)を決
定する手段30とを設けた。
(作用) 高負荷時等のEGRが行なわれない領域では、所定の空
気過剰率となるように噴射期間が増減補正され、これに
て待に最大噴射量がリッチ側にずれた場合のバラツキが
吸収され、スモーク量が抑制される。
これに対して、EGRが行なわれる領域では、EGR量
の増減にて所定の空気過剰率が維持される。このため、
この領域においてもスモークが抑制され、かつ噴射期間
が増減されることがないので、トルク変動が生じること
がない。
(実施例) 第12図に示した燃料噴射ポンプの具体的な構造は従来
と同じである。第2図は制御系(t&述するEGR制御
を除く)の詳細を示し、コントロールユニットは入出力
回路(Ilo)41.ROM42、RAM43.CPU
44からなるマイクロコンピュータから構成され、第1
図に示す各手段23゜24.26〜30の8!能を備え
る。
入出力回路41には、エンジンの作動状1!量の基本値
を検出するセンサ(IJ7アレンスパルス、スケールパ
ルスを発生するセンサ31,32、エンジン負荷相当量
としてのアクセルペダル開度を検出するセンサ33)だ
けでなく、その他の運転条件を検出するセンサ(燃料温
度センサ34.水温センサ35.アイドルスイッチ36
.電磁弁14の実際の閉弁開始時期と閉弁期間を検出す
るセンサ37及び実際の噴射開始時期を検出するセンサ
38)からの信号が人力される。
3つは空燃比センサで、このセンサ39からの信号も入
出力回路41に入力される。このセンサ39には、空燃
比の広い範囲で応答する広域空燃比センサ(以下単に[
空燃比センサ]と称す)が採用さ扛る。これは、ボンピ
ングセルとセンシングセルの闇のギャップに排出ガスを
導びいて、その排出ガス中の酸素分圧をセンシングセル
により測定し、ギャップ内のガスが常に理論空燃比相当
(酸素分圧がほぼ零)になるように、ボンピングセルに
流し込む電流を増減制御すると、この流し込み電流(ボ
ンピング電流ともシフう)が空燃比と一定の関係を有す
るものである。ここに、供給空燃比λ丁と理論空燃比λ
th(はぼ14.8)の比が空気過剰率(n)であるか
ら、λTはnに比例つまりλ丁は空気過剰率相当量であ
る。なお、空燃比センサには、検出部にノルフェアを採
用したリーンセンサを採用することもできる。
CPU44ではROM42に記憶されたプログラムにし
たがっで入出力回路41からの情報を採り込んで各種の
演算処理を行い、電磁弁14を制御するためのデータ(
噴射開始時期と噴射期間)を入出力回路41にセットす
る。なお、RAM43はCPU44の演算処理に関連し
たデータを一時的に退避するために使われる。入出力回
路41ではCPU44から出力されたデータに基づき電
磁弁14に駆動パルスを出力する。
第3図はEGR制御に関するシステム図で、これは、基
本的には排気通路51と吸気通路52を連通し排出ガス
を還流させる通路(EGR通路)53と、このEGR通
路53を開閉する弁54と、吸気通路52に設けたスロ
ットル弁55及びこのスロットル弁55を駆動するダイ
ヤプラム式アクチュエータ56と、バキュームポンプ5
9からの負圧または大気圧を切換導入する電磁弁57と
、デユーティ制御可能な電磁弁58と、各電磁弁57.
58に制御信号を出力するコントロールユニット65か
ら構成され、この構成によりEGR量を無段階に変化さ
せる。
ここに、一方の電磁弁57は開閉弁54を駆動するため
のもので、非通電状態(図示の状態)では、リターンス
プリング57Bに押されてバルブ57Cがa−bのボー
ト間を遮断するとともにa−eのボート間を連通してお
り、これにて開閉弁54の作動室54AにはCのボート
より大気圧が導入される。開閉弁54ではリターンスプ
リング54Bに押されてパルプ54CがEGR通路53
を遮断する。これに対しで、電磁弁57のソレノイド5
7Aに通電されると、バルブ57CIJ’a−cのボー
ト間を遮断するとともにa−bのボート間を連通するの
で、今度は開閉弁54の作動室54Aにバキュームポン
プ59からの負圧が導入され、これにてパルプ54Cが
持ち上げられてEGR通路53が開かれる。つまり、電
磁弁57への通電によりEGRが行なわれる。
他方の電磁弁58については、電磁弁57とその構成が
同じであるが、デユーティ値(一定時間当たりのオン時
間割合)に応じて制御される点が異なり、アクチュエー
タ56の作動室56Aには、大気圧から一定負圧(バキ
ュームポンプ59にて形成される)までの圧力が作動圧
として連続的に導入される。この場合、作動室56Aに
導入される作動圧とリターンスプリング56Cとのバラ
ンスにてダイヤプラム56Bの上下方向の位置が定まる
ので、デユーティ値が小さいはどロッド56Dが上方へ
と引かれ、リンク1fHillを介してスロットル弁5
5が閉弁方向(図中時計方向)に回転する。
開閉弁54を通過するEGR量はその弁開度が一定の場
合、前後差圧(P+−P2)にて決まるので、スロット
ル弁55が閉弁方向に向かうほど前後差圧が大きくなっ
てEGRffiが増す。つまり、スロットル弁55の開
度に応じてEGR量が微細に変化する。
コントロールユニット65には、エンジンの作動状態量
の基本値を検出するセンサ(回転数センサ62とアクセ
ルペブル開度センサ33)からの信号のほか、実際のス
ロットル弁開度(VT)I)を検出するセンサ63や水
温センサ35からの信号が入力され、コントロールユニ
ット65では、これらの信号に基づいてEGRを行う領
域になると電磁弁57に通電を行い、かつそのときの運
転条件に応じたEGR量となるように電磁弁58にデユ
ーティ信号を出力する。なお、回転数センサ65は設(
すなくとも、スケールパルス り得られる回転数を用いることができる。
第4図はCPU44の動作を示す70−チャートで、こ
のルーチンではスロットル弁55の開度を変化させての
EGR制御と、空気過剰率に基づくフィードバック制御
とを関連させて行う。
ステップ71ではエンジン回転数(N)、アクセルベグ
ル開度(Ace)、冷却水温(Tw)および燃料温度(
TF )を取り込み、ステップ72でこれらの値に応じ
て燃料の基本噴射期間(AVM)と燃料の基本噴射時期
(ITM)を算出する。tIS5図と第6図はNとAc
eをパラメータとするAVMとITMの基本特性を示し
、こうして定まる値がさらにTwとTFの補正を受け、
補正後の値が改めてA VMI I 7Mとされる。T
wとTFにて基本特性が補正される点は後述するλ8^
Pについても同様である。
続くステップ73ではNとAceに応じてスロットル弁
55の基本開度(V EGRM)を算出する。第10図
はNとAceとさらにEGR率をパラメータとするV 
EGRMの特性を示し、負荷が高くなるほどスロットル
弁55が開かれ、EGR量が減じられていくようにV 
EGRMを設定する。ここに、V EGRMはEGR制
御の基本値、つまりスロットル弁開度がEGRfi相当
量となる。なお、EGR率はNとAccとスロットル弁
開度とから決定される。
ステップ74ではEGR中かどうかを判定する。
始動時,暖機前(たとえば冷却水温が60℃未満の低温
時)、高負荷時などは運転性を考慮して、EGRをカッ
トする領域であるとされるので、これ以外の運転域(ア
イドルから部分負荷域にかけての運転域)がEGRを行
う領域となる。ここに、EGR中であるかどうかを判定
するのは、EGRが行なわれている状態lこも空気過剰
率に基づくフィードバック制御を行うと、空燃比がリッ
チ側にずれた場合に供給燃料量が減量され、その分トル
クが低下してしまうので、そうならないようにする必要
があるからである。
まず、EGR中でないと判定された場合はステップ75
〜78へと進んで空気過剰率に基づくフィードバック制
御を行う。ステップ75では空燃比センサ39からの出
力電圧(VAF)を取り込み、VAFに応じて実空燃比
(λ丁)を算出する。第7図はVAFに対する入Tの特
性を示す、ここに、供給空燃比λ丁と理論空燃比λth
(はぼ14.8)の比が空気過剰率(、)であるから、
λ丁はnに比例つまりλ丁は空気過剰率相当量である。
ステップ76ではそのときの運松条件に応じた目標空燃
比(λMAP)をN、Ace、Tw及びTFの関数とし
て算出し、さらにステップ77:c前述のATとの空燃
比差(AT−λMAP)に応じて噴射期間の補正量(Δ
Av)を求める。
ここに、λMAPは、高負荷近傍のスモーク排出領域に
おいてもスモーク限界等を越えないように定める値で、
第8図にNとAceに対するλMAPの基本特性を示す
。ΔAVは前述のAVMを増減補正するための値で、A
VM十ΔAVfJfR終的な噴射期間(Av)となる(
ステップ78)、第9図にλT−入MAPに対するΔA
Vの特性を示す。つまり、ATくλ2^Pの場合は混合
気の空燃比が目標値よりもリッチ化しているのであるか
ら、AVMからΔAVだけ減量することで混合気の空燃
比を目標値に戻し、この逆にλ丁〉λMAPならAVM
をΔAvだけ増量するのである。
さて、EGRが行なわれている場合において、混合気の
空燃比が目標値よりもリッチ化したときを考えると、そ
の状態よりスロットル弁55を余計に閏くようにすれば
、開閉弁54の前後差圧(Pl −P2 )の低下分だ
けEGR3lが少なくなる。
ここに、E’G R量の低下分だけ実質の吸入空気流量
が多くなり、混合気は薄くなる。つまり、EGR中には
スロットル弁開度の増減にても、混合気の空燃比を目標
値へと戻すことができるのであり、その場合に供給燃料
量はそのままであるから、発生トルクが変動することも
ない。
そこで、ステップ74でEGR中であると判断された場
合にはステップ79.80へと進んで、空燃比偏差(λ
T−入MAP)を噴射期間の増減ではなくスロットル弁
開度を増減することで解消させる。
具体的には、ステップ79でスロットル弁開度の補正量
(ΔV EGR)を空燃比差(λT−入MAP>に応じ
て算出し、X f−/ブ80 ′ChV EGRM十Δ
VEcRヲ最終的なスロットル弁開度(VEGR)とし
て決定する。ここに、ΔV EGRは空燃比が目標値よ
りもリッチ化した場合(AT〈λMAPの場合)にその
リッチ化した分だけ余計にスロットル弁55が閏がれる
ように設定する。つまり、この場合はV EGRMをΔ
V EGRだけ増量させる。この逆に目標値よりもリー
ン化した場合も同様であり、この場合はV EGRMを
ΔV EGRだけ減量させる。第11図にλT−λ9A
pに対するΔV EGRの特性を示す。
また、EGR中は噴射期間を増減補正することはしない
ので、AvMがそのままAVとなる(ステップ80)、
これに対して、EGR中でない場合には、V EGRM
がそのままV EGRとなる(ステ7プ74゜78)。
一方、噴射時期については、EGRを行うかどうかに拘
わらず、1丁、をそのまま最終的な噴射時期(IT)と
して設定する(ステップ78.80)。
R後に、ステップ81でAVとITさらにVEGR(に
応じたデユーティ値)をRAM43の所定のアドレスに
格納することで制御を終了する。
なお、第5図から第11図に示した特性については、こ
れらの値を計算式により、あろいはROM42に予め記
憶させであるマツプを参照したり基本特性のマツプ参照
と補間計算を組み合わせることによ’)′FCめること
が考えられる。また、ステンプ72,73,75.76
はサブルーチンで行わせることもできる。
次に、この例の作用を説明すると、高負荷時等のEGR
が行なわれない領域では、実空燃比λTが目標空燃比λ
MAPと一致するように空燃比センサ39からの信号に
基づいて噴射期間が増減補正される。これにて、特に最
大噴射量がリッチ側にずれた場合のバラツキが吸収され
、スモーク量が抑制される。
これに対して、EGRが行なわれる領域では、実質の吸
入空気流量が少なくなる分混合気が濃くなって空燃比が
リッチ側へとずれるので、EGR中にこれを目標空燃比
・に引き戻そうと噴射期間(噴射量)を減量させると、
トルクが相対的に少なくなって、運転性が悪化する。し
かしながら、この例によれば、EGR中に空燃比がリッ
チ側へずれた場合には、噴射量が減量されるのではなく
、EGR3lが減量される。ここに、EGR量が滅°1
.されると、その分実質の吸入空気流量が増すので、混
合気が薄くなってリッチ化した空燃比が目標値へと引き
戻される。つまり、EGR量を少なくすることでも目標
空燃比を維持させることができるので、これにてスモー
クを抑制することができ、かつ噴射量を減量せずども済
むので、発生トルクが低下することもないのである。
また、EGR中に空燃比がリーン化した場合にも、EG
R量の増加にて目標空燃比が維持されるので、トルクの
変動を招かずに済む。
さらに、所定の空気過剰率となるように噴射量制御を行
わずEGRを行うだけの構成のものについては、高地に
おいて大気圧が低下するのに応じ開閉弁54の前後差圧
が大きくなってEGR量が不要に増すので、部分負荷域
でも負荷の高い領域で運転性が不良となることがある。
しかしながら、この例によれば、大気圧の低下に伴い実
質の吸入空気流量が少なくなる分、空燃比がリッチ側に
ずれるので、これを目標空燃比へと引き戻すべく、EG
R量が減量される。つまり、高地においてもEGR量が
不要に増すことがな(、部分負荷域でも負荷の高い領域
における運転性が不良となることが防止される。
実施例では、開閉弁54を一定開度で開く一方、スロッ
トル弁55の開度を連続的に変化させることで、EGR
量を微細に制御できる構成としたが、この逆に開閉弁5
4の開度を連続的に変化させるようにしても構わない。
また、エンジン負荷としては、燃料噴射ポンプのフント
ロールレバー1m&を採用することもできる。
(発明の効果) この発明によれば、EGR中でない場合には所定の空気
過剰率となるように供給燃料量を増減補正し、EGR中
になるとEGR量の増減補正にで所定の空気過剰率を維
持させるようにしたため、EGRの如何に拘わらずスモ
ーク排出領域で最大噴射量のバラツキをなくしてスモー
ク量を抑制できるほか、特にEGR中のトルク変動を防
止して運転性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1UjJは本発明のクレーム対応図、第2図は一実施
例のコントロールユニットのブロック図、第3図はこの
実施例のEGR制御のシステム図、第4図はこの実施例
のCPUの制御動作を説明するための流れ図、PIIJ
5図ないし第11図は第4図の制御動作において使用さ
れる各個の内容を示す特性図である。 第12図は従来例の噴射ポンプの断面図である。 3・・・プランツヤポンプ、5・・・ポンプ室、7・・
・プランジャ、9・・・7エイスカム、12・・・ブラ
ンツヤ室、13・・・燃料戻し通路、14・・・電磁弁
、21・・・アクセルペブル開度センサ、22・・・回
転数センサ、23・・・基本噴射期間算出手段、24・
・・基本EGR量算出手段、25・・・空気過剰率セン
サ、26・・・噴射期間補正量算出手段、27・・・E
GR量補正補正量算出手段8・・・EGR中判定手段、
29・・・最終噴射期間決定手段、30・・・最終EG
R量決定手段、31・・・177アレンスパルス発生セ
ンサ、32・・・スケールパルス発生センサ、33・・
・アクセルペブル開度センサ、35・・・水温センサ、
39・・・空燃比センサ、41・・・入出力回路、42
・・・ROM、43・・・RAM、44・・・CPU、
53・・・EGR通路、54・・・開閉弁、55・・・
スロットル弁、56・・・ダイヤフラム式アクチエエー
タ、57・・・電磁弁、58・・・デユーティ制御可能
な電磁弁、62・・・回転数センサ、63・・・スロッ
トル弁開度センサ、65・・・コントロールユニット。 第4 エングン回転枚 N 空燃比センサ出力電圧−VAF 第6 図 エソシソ回転、I N 第8 図 工7ヅン回に、φ丈N

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  燃料の噴射開始時期と噴射終了時期の少なくともいず
    れか一方が可変制御される燃料噴射ポンプを備えるとと
    もに、所定の運転域でEGR制御を行うディーゼルエン
    ジンの燃料噴射制御装置において、エンジンの作動状態
    量を検出するセンサと、このセンサ検出値に応じて燃料
    の基本噴射期間を算出する手段と、同じくセンサ検出値
    に応じて基本EGR量を算出する手段と、空気過剰率を
    測定するセンサと、この空気過剰率に応じて噴射期間の
    補正量を算出する手段と、同じく空気過剰率に応じてE
    GR量の補正量を算出する手段と、EGR中であるかど
    うかを判定する手段と、EGR中でないと判定された場
    合に噴射期間の補正量にて前記基本噴射期間を補正して
    前記燃料噴射ポンプからの燃料の噴射期間を決定する手
    段と、EGR中であると判定された場合にEGR量の補
    正量にて前記基本EGR量を補正して最終的なEGR量
    を決定する手段とを設けたことを特徴とするディーゼル
    エンジンの燃料噴射制御装置。
JP63209208A 1988-08-23 1988-08-23 ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置 Pending JPH0261347A (ja)

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