JPH0261288B2 - - Google Patents

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JPH0261288B2
JPH0261288B2 JP61038333A JP3833386A JPH0261288B2 JP H0261288 B2 JPH0261288 B2 JP H0261288B2 JP 61038333 A JP61038333 A JP 61038333A JP 3833386 A JP3833386 A JP 3833386A JP H0261288 B2 JPH0261288 B2 JP H0261288B2
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JP
Japan
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filter element
cake
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filter
net
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Application number
JP61038333A
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English (en)
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JPS62197114A (ja
Inventor
Masahito Okuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takuwa Corp
Original Assignee
Takuwa Corp
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Publication date
Application filed by Takuwa Corp filed Critical Takuwa Corp
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Publication of JPS62197114A publication Critical patent/JPS62197114A/ja
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水あるいは油等の液体中に含有する
微小な浮遊物を濾過するフイルター装置に関す
る。
(従来技術) この種従来のフイルター装置としては、例え
ば、多数の貫通孔を有する筒状芯体の外周面に線
状のフイルター素子を巻装してなるものがある
(特開昭55−114314号公報参照)。このものは、浮
遊物を含有した液体中に濾過補助剤を混合してフ
イルター装置とタンクとの間で循環させることに
より、フイルター素子の外周面にプリコートが形
成されこのプリコートに浮遊物が付着し、さら
に、フイルター素子を通過させて濾過するもので
ある。このものは、濾過につれてプリコートされ
たフイルター素子の外周面に浮遊物が積層して固
形物(以下「ケーキ」という。)が形成される。
このため、このケーキは一定時間使用後に筒状芯
体の内側から圧縮空気等を送り込む(逆洗浄す
る)ようにして除去するか、あるいは、液体中か
ら外部に取出してナイフ等で削り取るようにして
いる。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、フイルター素子は微細な間隔を存し
て巻装されているおり、タンク中への組込みやケ
ーキの除去のためナイフで削り取る等の際に傷が
付きやすいため、濾過精度の低下を招きやすいば
かりでなく、除去に際しては、逆洗浄の場合はケ
ーキがなかなか除去されずコストが高くなり、ま
た、ナイフ等で削り取る場合はフイルター素子に
傷付かないように細心の注意を払つて削り取る必
要がありやはりコスト高になる等の問題点があつ
た。
本発明は、上記問題点を一掃して、フイルター
素子を保護して濾過精度の低下を防止するととも
に、ケーキの除去を容易に行うことができるフイ
ルター装置の提供を目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、多数の貫
通孔を有する筒状芯体の外周面に線状のフイルタ
ー素子を巻装してなるフイルター装置において、
前記フイルター素子の外周を覆う多孔部材を設け
て構成した。
(作用) 本発明は、濾過に際し浮遊物を含有する液体に
濾過補助剤を混入して、フイルター素子と多孔部
材との間にプリコートが形成される。そして、こ
のプリコートを介して多孔部材の外周には浮遊物
が付着しフイルター素子の隙間を通過することに
より液体が濾過されて貫通孔から外部に排出され
る。濾過につれて多孔部材の外周にケーキが積層
形成されるが、ケーキの除去に際しては、逆洗浄
の場合は筒状芯体から貫通孔を通して噴出された
流体は多孔部材を通過する際に泡となるので、こ
の泡によりケーキの除去が行われ、また、ナイフ
等で削り取る場合は多孔部材の外周側から削り取
る。
(実施例) 本発明の構成を第1図乃至第4図に示された第
1実施例に基づいて説明する。
第3図に示すようにタンク1内には浮遊物を含
有した液体が図示しない供給手段から順次供給さ
れるようになつており、この液体中には濾過に際
して濾過補助剤が混入される。また、タイク1の
底部にはフイルター装置3が長手方向を水平にし
て配置されている。
フイルター装置3は、その中心部に多数の貫通
孔5を有する筒状芯体7が設けられている。この
筒状芯体7は各辺が内側に向けて凹んだ六角形の
波打多角管から形成されており、筒状芯体7の一
端には外周に螺刻された継手管11が設けられて
いる。この継手管11は図示しない排出口に連通
するパイプ9に接続されている。
筒状芯体7の外周には各辺との間に空隙部13
を存して線状のフイルター素子15が各回線間に
微小間隔をもつて巻装されている。フイルター素
子15の両端は環状の押さえ具17,17により
固定されている フイルター素子15の外周長手方向には適間隔
を存して多孔部材としての網部材19が囲繞して
設けられている。網部材19はその外周から上記
押さえ具17,17の外周に固定される固定枠1
6により着脱自在に固定されている。固定枠16
は第2図に示すように直径方向に二分割形成され
ており、押さえ具17に重複して接する半環部1
8,20からなる二つ割りの環状部21と、半環
部18,20の長手方向両側に設けられ両端の半
環部18,18同士及び20,20同士を長手方
向に連結する鍔部22,23とからなり、一側の
鍔部22,22は蝶番24,24を介して回動可
能に連結され、他方の鍔部23はコ字状に形成さ
れた蝶番25,25により着脱可能に連結されて
いる。そして、コ字状に形成された蝶番25,2
5を回動して、鍔部23,23の連結を解くこと
により上記網部材19は固定枠16とともに一体
にフイルター素子15から脱着するようになつて
いる。
次に上記構成からなる本発明により、浮遊物を
含有する液体を濾過する当たり、まず、液体中に
濾過補助剤を混入する。しかる後、ポンプを作動
すると、フイルター装置3に液体が吸い込まれ、
まず、網部材19を通過した濾過補助剤が混入さ
れた液体により、網部材19とフイルター素子1
5との間にプリコートPが形成される(第4図)。
ついで、このプリコートPに浮遊物が付着し(第
5図)、さらに、フイルター素子15を通過して
濾過され、濾過水は貫通孔5を介して筒状芯体7
の内部に流れ、パイプ9を介して外部に排出され
る。
そして、濾過につれて付着した浮遊物が積層さ
れて網部材19の外周にはケーキCが形成される
が、これを除去するために、まず、逆洗浄により
行う場合には、貫通孔5から噴出された水、空気
等の流体はフイルター素子15を通過し、プリコ
ートPを離脱させ、次いで、網部材19の網目か
ら液体中に通過する。そして、この網部材19の
網を通過する際に流体は泡となるので、この泡の
界面活性作用により網部材19に積層形成された
ケーキCが容易に離脱除去されて液体中に混入す
ることとなる。
また、ナイフ等によりケーキCを削り取るに
は、まず、蝶番25,25により、鍔部23,2
3の連結を解いて蝶番24,24回りに網部材1
9を固定枠16とともに回動させると、網部材1
9はフイルター素子15から脱着して取外され
る。ついで、網部材19を固定枠16とともに液
体中より外部に取出す。この外部への取出しは、
継手管11とパイプ9との接続を解除する等の面
倒な作業が不要で固定枠16と網部材19のみを
取出せばよいので、極めて簡単に行うことができ
る。しかる後、ナイフ等の適宜削り取り具によ
り、網部材19の外周側から削り取ることによ
り、フイルター素子15に傷付けることなく極め
て容易にケーキCが除去される(第6図)。この
ように、網部材19の外周側からケーキCを除去
するので、網部材19とフイルター素子15との
間に形成されているプリコートPは削り取られる
ことがなく、そのまま残るとともに、プリコート
Pの内側のフイルター素子15は傷付くことがな
い。このため、除去後の使用にはそのままプリコ
ートPの使用が可能であり、新しい濾過補助剤は
不要となるので無駄がなくなるとともに、フイル
ター素子15の精度が落ちるとなく良好な状態で
濾過を行うことができる。
第7図及び第8図は第2実施例を示すものであ
る。このものは、網部材19Aが一体の筒状に形
成されており、網部材19Aの両端に押さえ具1
7,17に固定される環状部31,31aからな
る固定枠16Aが設けられている。そして、継手
管11側の環状部31は内側に向けて尖頭状に形
成されたナイフ部33に形成されており、環状部
31は網部材19Aとともに筒状芯体7の他端側
に移動させる、すなわち、第7図及び第8図の白
抜き矢印の方向に引き抜くと、フイルター素子1
5から着脱可能に形成されている。このため、環
状部材31を引き抜くことにより、フイルター素
子15と網状部材19Aとの間に付着したケーキ
Cはナイフ部33で削り取られるようになつてい
る。したがつて、網部材19の外周でなく、内周
にケーキCが形成されたとしても容易に除去する
ことができる。
また、第9図及び第10図は第3実施例を示す
ものである。網部材19Bが一体の筒状に形成さ
れており、網部材19Bの両端に押さえ具17,
17に固定される環状部31,31aからなる固
定枠16Bが設けられている。この第3実施例は
固定枠16Bが押さえ部17の外周に接する環状
部41,41Aと、両環状部41,41Aを長方
向に連結する押さえ板43,45とから構成され
ており、一方の押さえ板43は網部材19Bの外
周を押さえる円弧状に形成され、他方の押さえ板
38は網部材19Bの外周を押さえる円弧状部と
この円弧状部からフイルター素子15の近傍まで
延出する屈曲部とから形成されており、屈曲部は
内側に向けて尖頭状のナイフ部47に形成されて
いる。また、網状部材19Bは上記押さえ板4
3,45との間が開口している。そして、固定枠
16Bを網部材19Bと一体に第9図及び第10
図の白抜き矢印の方向に回動することにより、フ
イルター素子15と網部材19Bとの間に積層形
成されたケーキCが削り取られるようになつてい
る。したがつて、この第3実施例でも、第2実施
例と同様網部材19Bの外周でなく、内周にケー
キCが形成されたとしても容易に除去することが
できる。
なお、第2実施例及び第3実施例のナイフ部3
3,47とフイルター素子15との間隔はケーキ
Cの除去後もプリコートPが残るように設定され
ている。
また、上記実施例では、多孔部材を網部材1
9,19A,19Bにより形成したものについて
示したが、この他に簾状部材で形成したものでも
よく、要は多孔部材であればよい。
また、上記実施例では網状部材19,19A,
19Bがフイルター素子15に対して着脱可能な
ものを示したが、これに限定されず、網状部材1
9,19A,19Bとフイルター素子15とは一
体に形成されてもよい。
さらに、上記実施例では網部材19,19A,
19Bと固定枠16,16A,16Bは一体に形
成したものを示したが、別体に形成されるもので
もよい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、フイルター素子は多孔部材により覆われてお
り、フイルター素子が保護されるので、濾過精度
の低下を防止することができるとともに、ケーキ
の除去を極めて容易に行うことができる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明に関するフイルター
装置の第1実施例を示し、第1図は全体斜視図、
第2図は平面図、第3図はタンクに配置した状態
を示す側面図、第4図乃至第6図は作用説明図、
第7図及び第8図は第2実施例を示し、第7図は
全体斜視図、第8図は作用説明図、第9図及び第
10図は第3実施例を示し、第9図は全体斜視
図、第10図は作用説明図である。 3……フイルター装置、5……貫通孔、7……
筒状芯体、15……フイルタ素子、16,16
A,16B……固定枠、19,19A,19B…
…網部材(多孔部材)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多数の貫通孔を有する筒状芯体の外周面に線
    状のフイルター素子を巻装してなるフイルター装
    置において、前記フイルター素子の外周を覆う多
    孔部材を設けたことを特徴とするフイルター装
    置。 2 前記多孔部材はフイルター素子と着脱可能に
    設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のフイルター装置。
JP61038333A 1986-02-25 1986-02-25 フイルタ−装置 Granted JPS62197114A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61038333A JPS62197114A (ja) 1986-02-25 1986-02-25 フイルタ−装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP61038333A JPS62197114A (ja) 1986-02-25 1986-02-25 フイルタ−装置

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JPS62197114A JPS62197114A (ja) 1987-08-31
JPH0261288B2 true JPH0261288B2 (ja) 1990-12-19

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JP61038333A Granted JPS62197114A (ja) 1986-02-25 1986-02-25 フイルタ−装置

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JP5641719B2 (ja) * 2009-09-04 2014-12-17 東芝エレベータ株式会社 油圧エレベータおよびメンテナンス方法

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JPS62197114A (ja) 1987-08-31

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