JPH0260913B2 - - Google Patents

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JPH0260913B2
JPH0260913B2 JP13582081A JP13582081A JPH0260913B2 JP H0260913 B2 JPH0260913 B2 JP H0260913B2 JP 13582081 A JP13582081 A JP 13582081A JP 13582081 A JP13582081 A JP 13582081A JP H0260913 B2 JPH0260913 B2 JP H0260913B2
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JP
Japan
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valve
negative feedback
potentiometer
command signal
valve body
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JP13582081A
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JPS5837381A (ja
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Masami Yomo
Seigo Tanimura
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Okumura Seisakusho KK
Shimazu Seisakusho KK
Original Assignee
Okumura Seisakusho KK
Shimazu Seisakusho KK
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D7/00Control of flow
    • G05D7/06Control of flow characterised by the use of electric means

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、1方向から流体が流入し、2方向に
分流するごとき構造をなし、2方向に分流された
流体の流量の合計が常に略一定になるような流量
特性を得ることができるようにした三方流量制御
弁装置に関するものである。
[従来の技術] 従来一般にこのような目的に使用されている三
方流量制御弁としては、例えば、玉形弁形式のも
のがある。すなわち、この種形式の弁装置は、第
1図に示すように、要求される流量特性に対応さ
せてその内弁1の曲面を加工して、該内弁1と弁
座2,3との間に形成される開口の面積の和が内
弁1の動作範囲のいかなる位置においても常に一
定になるように設計されている。
[発明が解決しようとする課題] しかして、このような玉形弁形式の三方流量制
御弁は、内弁1の曲面加工を正確に行つておきさ
えすれば良好な制御性を示すが、口径が大きくな
ると形状が大形になり、重量の増加などの理由で
非常に高価なものになるという欠点がある。すな
わち、このような構成のものは、弁箱4内に1本
流入通路5と、2本の流出通路6,7を形成し、
その流入通路5の終端と各流出通路6,7の始端
との間に前記弁座2,3を軸心を一致させて設け
る必要があるため、円滑な流体の流れを確保する
には前記弁箱4を鋳物製のものにせざるを得な
い。このため、この弁箱4は、一体構造物となり
分解が不可能であるばかりでなく、鋳造時の湯流
れや強度上の問題から薄肉化には一定の制限を受
けるものであり、口径が大きくなると、嵩が高く
なるとともに重量の極めて大きなものになつてし
まうのが現状である。したがつて、運搬や設置の
際の取り扱いが困難である上に、鋳造後必要な箇
所に機械加工を加えるのに大形の工作機械が必要
になり、安価に製品を提供するのが難しいという
問題がある。
本発明は、以上のような課題を解消することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明はこのような目的を達成するために、次
のような手段を講じたもである。
すなわち、本発明に係る三方流量制御弁装置
は、流体流通路11を途中から2方向に分岐さ
せ、分岐後の流体流通路11a,11bに、蝶弁
形式の弁機構12,22をそれぞれ介挿し、一方
の弁機構12に対して、該弁機構12の弁体14
を開閉動作させる第1の電動駆動機15と、前記
弁体14の動作位置を検出する第1の負帰還用ポ
テンシヨメータ16と、入力される第1の指令信
号aと前記負帰還用ポテンシヨメータ16からの
負帰還信号とを比較しその差が略零になるまで前
記電動駆動機15を所要方向に作動させる第1の
差動アンプ17と、前記弁体14の開閉位置の変
化量に比例した第2の指令信号bを出力する指令
用ポテンシヨメー28とを設けるとともに、他方
の弁機構22に対して、該弁機構22の弁体24
を開閉作動させる第2の電動駆動機25と、この
弁体24の動作位置を検出する第2の負帰還用ポ
テンシヨメータ26と、前記指令用ポテンシヨメ
ータ28から入力される第2の指令信号bと第2
の負帰還用ポテンシヨメータ26からの負帰還信
号とを比較しその差が略零になるまで第2の電動
駆動機25を所要方向に作動させる第2の差動ア
ンプ27とを設け、第1の指令信号aに基いて一
方の弁機構12を開閉させるとともに、第2の指
令信号bに基いて他方の弁機構22を一方の弁機
構12とは逆の方向に開閉させるように設定して
なるものである。そして、前記第2の負帰還用ポ
テンシヨメータ26を、摺動子31が接触する主
抵抗器32を複数の区域c,d,e,f,g,
h,iに区分したものにし、前記両弁機構12,
22の開口面積の和が常に略一定になるように、
その主抵抗器32の所要区域d,e,f,g,h
に補助抵抗器33,34,35,36,37をそ
れぞれ並列に接続したことを特徴とする。
[作用] このような構成のものであれば、一方の弁機構
12は、外部から入力される第1の指令信号aに
基いてフイードバツク制御され、他方の弁機構2
2は、一方の弁機構12の弁体12の開度に応じ
て変化する第2の指令信号bに基いてフイードバ
ツク制御される。一般に、このような構成の場
合、動作特性の正負を選択することによつて、他
方の弁機構22を一方の弁機構12と同一方向に
同期開閉動作させるか、または、逆方向に背反開
閉動作させることが可能であるが、本発明では、
両弁機構12,22が背反的に開閉動作し得るよ
うに設してある。
そのため、第1の指令信号aを変化させると、
まず、この第1の指令信号aと第1の負帰還用ポ
テンシヨメータ16からの負帰還信号との間に差
が生じる。その結果、第1の差動アンプ17によ
つてその差が零に近づく方向へ第1の電動駆動機
15が作動させられ、弁体14が開方向または閉
方向に駆動される。そして、第1の差動アンプ1
7で比較される第1の指令信号aと第1の負帰還
用ポテンシヨメータ16からの負帰還信号との差
が略零(すなわち、零または微小な許容範囲内の
値)に収まつた時点で、第1の電動駆動機15が
停止させられる。そのため、第1の弁体14は第
1の指令信号aに対応する位置にまで移行して停
止する。このようにして一方の弁機構12の弁体
14が開閉動作すると、それに伴つて第2の指令
信号bが変化する。その結果、第2の指令信号b
と、第2の負帰還用ポテンシヨメータ26からの
負帰還信号との間に差が生じ、第2の差動アンプ
27によつて、その差が零に近づく方向へ第2の
電動駆動機25が作動させられ、他方の弁機構2
2の弁体24が閉方向または開方向に駆動され
る。そして、第2の差動アンプ27で比較される
第2の指令信号bと第2の負帰還用ポテンシヨメ
ータ26からの負帰還信号との差が略零に収まつ
た時点で、第2の電動駆動機25が停止させられ
る。そのため、第2の弁体24は第2の指令信号
bに対応する位置にまで移行して停止する。した
がつて、第1の指令信号aを変化させることによ
つて、一方の弁機構12が開方向または閉方向に
駆動されるとともに、他方の弁機構22が閉方向
または開方向に作動することになり、分岐後の各
流体流通路11a,11bの開度が背反的に変化
することになる。
なお、従来、このようなフイードバツク制御に
使用されている一般的な負帰還用ポテンシヨメー
タは、周知のように、摺動子が接触する抵抗器に
一定の電圧を印加しておき、その摺動子に作動位
置を検出すべき回転軸等の動作を伝達するように
したものであり、その摺動子から前記回転軸等の
動作量に比例した信号を取り出すことができるよ
うになつている。仮に、以上の制御を、このよう
な一般的な負帰還用ポテンシヨメータを用いて行
つて場合には、一方の弁機構の弁体と、他方の弁
機構の弁体とは、比例した状態で背反的に開閉動
作を行うことになる。ところが、蝶弁形式の弁機
構は、後述するようにその弁体の動作位置と、そ
の開口面積とが正比例するものではない。そのた
め、前述した両弁機構の弁体が比例して背反動作
する場合には、一方の弁機構の開口面積と、他方
の弁機構の開口面積との和と常時一定にすること
とは不可能である。
これに対して、本発明では、第2の負帰還用ポ
テンシヨメータ26を、摺動子31が接触する主
抵抗器32を複数の区域c,d,e,f,g,
h,iに区分したものにし、その主抵抗器32の
所要区域d,e,f,g,hに補助抵抗器33,
34,35,36,37をそれぞれ並列に接続し
ている。そのため、補助抵抗器33,34,3
5,36,37の抵抗値を適宜選定することによ
つて、各区域d,e,f,g,hの抵抗値をそれ
ぞれ自由に設定することができ、摺動子31の動
作位置と、取り出される負帰還用信号とが正比例
しないようにすることができきる。すなわち、所
要の区域d,e,f,g,hに補助抵抗器33,
34,35,36,37を並列に接続しその補助
抵抗器33,34,35,36,37の抵抗値を
適宜選定すれば、弁体24に接続された摺動子3
1の動作量と、この負帰還用ポテンシヨメータ2
6から取り出される負帰還信号との関係を、直線
ではなく、種々の曲線に近似させることが可能と
なる。しかして、本発明では、前記両弁機構1
2,22の開口面積の和が常に略一定になるよう
に、補助抵抗器33,34,35,36,37を
並列接続する区域d,e,f,g,hと、その補
助抵抗器33,34,35,36,37の抵抗値
とを選定しているが、その選定は、実験により試
行錯誤で行うこともできるし、また、予め計算に
より行うことも可能である。
したがつて、本発明によれば、単純なフイード
バツク制御により対をなす蝶弁形式の弁機構1
2,22を制御しているにもかかわらず、それら
両弁機構12,22の開口面積の和が常に略一定
になるように作動させることが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第2図〜第6図を参
照して説明する。
流体流通路11を途中から2方向に分岐させ、
分岐後の流体流通路11a,11bに弁機構1
2,22をそれぞれ介挿している。弁機構12,
22は、環状のフレーム13,23内に蝶形の弁
体(以下「蝶弁」と称す)14,24を軸支して
なる蝶弁形式のものである。そして、第3図に示
すように一方の弁機構12に対して、該弁機構1
2の蝶弁14を開閉動作させるための第1の電動
駆動機15と、前記蝶弁14の動作位置を検出す
るための第1の負帰還用ポテンシヨメータ16
と、入力された第1の指令信号aと前記ポテンシ
ヨメータ16からの負帰還信号とを比較しその差
が零または微小な許容範囲内に収まるまで前記電
動駆動機15を作動させて前記蝶弁14を前記指
令信号aに対応する動作位置まで移動させる第1
の差動アンプ17とを設けている。なお、前記第
1の負帰還用ポテンシヨメータ16は、直線的な
抵抗特性を有した抵抗器に摺動子を摺接させてな
る通常のものであり、この摺動子に蝶弁14の回
動動作を伝達することにより、その動作量に正比
例した負帰還信号を得ることができるようになつ
ている。そして、このポテンシヨメータ16から
の負帰還信号と、調節計18から入力される第1
の指令信号aとを前記差動アンプ17に入力して
前記第1の電動駆動機15をフイードバツク制御
することにより、前記蝶弁14を前記指令信号a
に比例するように動作させるようになつている。
また、他方の弁機構22に対して、該弁機構22
の蝶弁24を開閉動作させるための第2の電動駆
動機25と、前記蝶弁24の動作位置を検出する
ための第2の負帰還用ポテンシヨメータ26と、
入力された指令信号bと前記ポテンシヨメータ2
6からの負帰還信号とを比較しその差が零または
微小な許容範囲内に収まるまで前記第2の電動駆
動機25を作動させる第2の差動アンプ27とを
設けている。第2の電動駆動機25と第2の差動
アンプ27とは前記第1の伝動駆動機15および
第1の差動アンプ17とそれぞれ同様な構成のも
ので、前記指令信号bは前記ポテンシヨメータ1
6に連動する通常のポテンシヨメータ28から前
記差動アンプ27に伝達されるようになつてい
る。すなわち、前記調節計18を操作して該調節
計18から前記第1の差動アンプ17に向けて出
力される指令信号aを変化させると一方の蝶弁1
4が前記指令信号aに対応する動作位置まで回動
するとともに、該蝶弁14に応動するポテンシヨ
メータ28から前記差動アンプ27に向けて出力
される指令信号bが変化して、他方の蝶弁24が
該指令信号bに対応する動作位置まで回動するよ
うになつている。なお、前記蝶弁14と蝶弁24
とは、常に逆方向に作動するように設定してあ
る。換言すれば、蝶弁14が開成方向に作動すれ
ば蝶弁24が開成方向に作動し、蝶弁14が開成
方向に作動すれば蝶弁24が開成方向に作動する
ようにしてある。
そして、前記第2の負帰還用ポテンシヨメータ
26を、摺動子31が接触する主抵抗器32を長
手方向に複数の区間c,d,e,f,g,h,i
に区分して、所要の区間d,e,f,g,hに補
助抵抗器33,34,35,36,37をそれぞ
れ並列に接続してなるものにし、前記補助抵抗器
33,34,35,36,37の抵抗値を、前記
両蝶弁14,24の開口面積の和が常に略一定に
なるように設定している。すなわち、蝶弁14,
24は、その開閉動作量と開口面積とが第5図に
示すように正確に比例しないため、差動アンプ2
7に負帰還信号を与えるポテンシヨメータ26が
仮に、他のポテンシヨメータ16,28と同様に
直線的な抵抗特性を有した抵抗器のみからなる通
常のポテンシヨメータである場合には、前記第5
図に示すように前記両蝶弁14,24の複合開口
面積が蝶弁14,24の作動に伴つて大きく変化
してしまうことになるが、ポテンシヨメータ26
を前記のような構成のものにすれば、補助抵抗器
33,34,35,36,37の抵抗値を選定す
ることによつて負帰還特性を比較的に自由に変更
することができるので第6図に示すように蝶弁2
4の動作特性を改変して両蝶弁14,24の複合
開口面積が常に略一定になるように調整すること
が可能なわけである。具体的に説明すれば、次の
ようである。すなわち、第4図において、端子3
8と端子39との間に設けられた主抵抗器32は
直線的な抵抗特性を有した通常の抵抗器である。
そして、この主抵抗器32の区間cにおける抵抗
値をR1、区間dにおける抵抗値をR2この区間d
に並列接続した補助抵抗器33の抵抗値をR3
主抵抗器32の区間eにおける抵抗値をR4、こ
の区間eに並列接続した補助抵抗器34の抵抗値
をR5とし、また、摺動子31の端子41から見
て区間eの端子と接触点との間の抵抗値R6とす
ると、端子38と端子41との間の抵抗値Rは、 R=R1+R2×R3/R2+R3+(R4−R6−R5)×R6/R4
R5 なる式で表現される。したがつて、抵抗値R2
R4が抵抗値R1に対して直線的な変化をするもの
であつても、補助抵抗器33,34の抵抗値R3
R5を選定して取付けることによつて要求する曲
線に近接した特性が得られるわけである。
このような構成のものであれば、2方向に分岐
させた流体通路11a,11bに介挿した対をな
す弁機構12,22の弁体(蝶弁14,24)の
開口面積の和を常に略一定に維持することができ
るので、従来の玉形弁形式の三方流量制御弁等を
用いる場合と同様に、2方向に分流された流体の
合計が常に略一定になるような流体特性を得るこ
とができるものである。しかも、弁機構12,2
2として、前述したような蝶弁形式のものを採用
しているので、大流量を扱う場合でも設備の大形
化や大重量化を招くことがないという利点があ
る。すなわち、蝶弁形式の弁機構12,22は、
環状のフレーム13,23内に蝶弁14,24を
軸支しただけのものであり、そのフレーム13,
23を鋼管等により構成された流体流通路11
a,11bの途中に介在させるだけでよいため、
内部に流体通路と2種類の流出通路を有した鋳物
製の弁箱が不要となる。そのため、従来の球形弁
形式の三法流量制御弁に比べて軽量化が可能とな
る。しかも、各弁機構12,22のフレーム1
3,23や蝶弁14,24は、各別に加工するこ
とが可能であるため、口径が大きくなつても、前
記弁箱を加工する場合に比べて、はるかに小規模
な工作機械を用いて製造することが可能である。
第7図は、口径Dが同一の球形弁形式の三法流量
制御弁Aと、本発明にかかる三法流量制御弁装置
Bとを同一縮尺で表したものであり、第1図〜第
6図に示すものと同様の部分には同一の符号を付
してある。
その上、このようなものであれば、弁体14,
24の開閉面積とその開口面積とが正確に比例し
ない固有特性を有した蝶弁形式の弁機構12,2
2を使用しているのにもかかわらず、これら各弁
機構12,22を、一般のフイードバツクによる
比例制御に用いる標準化された電動駆動機15,
25、ポテンシヨメータ16,28および差動ア
ンプ17,27等を使用して開閉制御することが
可能である。そして、唯一、特殊な部品であるポ
テンシヨメータ26も、通常のポテンシヨメータ
に、適当な補助抵抗器33,34,35,36,
37を付加しただけのものである。そのため、構
成が簡単で実施が容易であり少量しか生産しない
場合でも安価で信頼性の高い製品を提供できるも
のである。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明は対をなす蝶弁形
式の弁機構を用いたものであるため、大流量を扱
う場合でも大重量化を招いたり製造設備が大掛か
りになるのを防ぐことができる。すなわち、蝶弁
形式の弁機構は、環状のフレーム内に板状の弁体
を軸支しただけのものであり、そのフレームを鋼
管等により構成された流体流通路の途中に介在さ
せるだけでよいため、内部に流入通路と2種類の
流出通路を有した鋳物製の弁箱が不要となる。そ
のため、従来の球形弁形式の三法流量制御弁に比
べて軽量化が可能となる。しかも、各弁機構のフ
レームや弁体は、各別に加工することが可能であ
るため、口径が大きくなつても、前記弁箱を加工
する場合に比べて、はるかに小規模な工作機械を
用いて製造することが可能である。
その上、本発明によれば、弁体の開閉動作とそ
の開口面積とが正確に比例しない固有特性を有し
た蝶弁形式の弁機構を使用しているのにもかかわ
らず、これら各弁機構を、一般のフイードバツク
制御に用いる標準化された電動駆動機や差動アン
プ等を使用して、両弁機構の開口面積の和が常に
略一定になるように開閉制御することが可能であ
る。そして、唯一、特殊な部品である第2の負帰
還用ポテンシヨメータも、通常のポテンシヨメー
タの主抵抗器に補助抵抗器を付加しただけのもの
である。そのため、容易に実施することができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す断面図である。第2図〜
第6図は本発明の一実施例を示し、第2図は断面
図、第3図は回路説明図、第4図は要部を示す回
路説明図、第5図、第6図は作用を説明するため
の特性曲線図である。第7図は本発明の効果を説
明するための説明図である。 11,11a,11b……流体流通路、12,
22……弁機構、14,24……弁体(蝶弁)、
15,25……電動駆動機、16,26……負帰
還用ポテンシヨメータ、17,27……差動アン
プ、31……摺動子、32……主抵抗器、33,
34,35,36,37……補助抵抗器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 流体流通路11を途中から2方向に分岐さ
    せ、分岐後の流体流通路11a,11bに、蝶弁
    形式の弁機構12,22をそれぞれ介挿し、一方
    の弁機構12に対して、該弁機構12の弁体14
    を開閉動作させる第1の電動駆動機15と、前記
    弁体14の動作位置を検出する第1の負帰還用ポ
    テンシヨメータ16と、入力される第1の指令信
    号aと前記負帰還用ポテンシヨメータ16からの
    負帰還信号とを比較しその差が略零になるまで前
    記電動駆動機15を所要方向に作動させる第1の
    差動アンプ17と、前記弁体14の開閉位置の変
    化量に比例した第2の指令信号bを出力する指令
    用ポテンシヨメータ28とを設けるとともに、他
    方の弁機構22に対して、該弁機構22の弁体2
    4を開閉動作させる第2の電動駆動機25と、こ
    の弁体24の動作位置を検出する第2の負帰還用
    ポテンシヨメータ26と、前記指令用ポテンシヨ
    メータ28から入力される第2の指令信号bと第
    2の負帰還用ポテンシヨメータ26からの負帰還
    信号とを比較しその差が略零になるまで第2の電
    動駆動機25を所要方向に作動させる第2の差動
    アンプ27とを設け、第1の指令信号aに基いて
    一方の弁機構12を開閉させるとともに、第2の
    指令信号bに基いて他方の弁機構22を一方の弁
    機構12とは逆の方向に開閉させるように設定し
    てなる三方流量制御弁装置であつて、前記第2の
    負帰還用ポテンシヨメータ26を、摺動子31が
    接触する主抵抗器32を複数の区域c,d,e,
    f,g,h,iに区分したものにし、前記両弁機
    構12,22の開口面積の和が常に略一定になる
    よう、その主抵抗器32の所要区域d,e,f,
    g,hに補助抵抗器33,34,35,36,3
    7をそれぞれ並列に接続したことを特徴とする三
    方流量制御弁装置。
JP13582081A 1981-08-29 1981-08-29 三方流量制御弁装置 Granted JPS5837381A (ja)

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