JPH0260900A

JPH0260900A - 太陽電池パドル地上模擬試験装置

Info

Publication number: JPH0260900A
Application number: JP63214116A
Authority: JP
Inventors: Masatoshi Tanaka; 正敏田中
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-08-29
Filing date: 1988-08-29
Publication date: 1990-03-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「発明の＋−＋　（（Ｊ］（産業上の利用分野）この発明は、例えば人工衛星に搭載される太陽電池パド
ルの無重力環境試験を行なうのに用いる太陽電池パドル
地上模擬試験装置に関する。

（従来の技術）従来より、太陽電池パドルにおいては、第６図に示すよ
うに、ポリイミド等のフィルム材を用いて可撓性を有し
た柔軟パネル構造の太陽電池パネル１を形成し、この太
陽電池パネル１を矢印方向に伸縮自在に設けた支持溝体
２に装イユして一次元的に折畳み展開することにより、
軽量化が図られている。

ところが、上記太陽電池パドルでは、その太陽電池パネ
ル１を一方向に伸展する構成上、パネル面の伸展方向の
みしか張力を付与することができないために、パネル面
に一定の張力を付与して、柔軟パネル面の動特性を安定
状態に維持することの可能なパネル面積に限界があるの
で、近年の宇宙開発の分野で要、慣されている大形化の
促進が困難であるという問題を角“していた。

そのため、最近では、第７図に示すように、平行四辺形
のプランケット］−０ａを矢印Ｘ方向に線対称に配列し
て、二次元的に折畳み自在に組合わせた略四角形状の太
陽電池パネル１０を形成して、この太陽電池パネル１０
を略直交する矢印Ｘ、　Ｙ７ｔｊ向に伸縮駆動される第
１及び第２のマスト部材１１．１２に装蒼し、白星本体
１３に対して二次元的に伍畳み展開することにより、パ
ネル面積の大形化を図ることか考えられている。これに
よると、パネル面の各辺において頂点方向に張力を付ｒ
ｉ−することにより、パネル面の周囲に一定の張力をト
ｊ与することが可能となることにより、その広いパネル
面積を確保することが可能となるからである。

しかしながら、」−記二次元展開型太陽電池パドルでは
、その折畳み展開構造か在来の一次元的に展開させてい
た展開（１４造と異なるために、在来の技術を直接的に
使用することが困難で、各種の改良点を有する。

例えば、太陽７に池パドルを地上において、宇宙環境と
略同様の無重力環境における展開折畳み試験を行なう太
陽電池パドル地−に模擬試験装置かある。この太陽電池
パドル地上模擬試験装置としては、設計性能確認の観点
から宇宙空間における太陽電池パドルの特性を忠実に再
現できて、正確ｌよ模擬試験が要求されることにより、
在来の一次元的に折畳み展開を行なう太陽電池パドルを
対象としだ地−［−模擬試験装置では適用か困難なもの
である。

そこで、このような二次元的展開型太陽電池パドルを宇
宙環境（５！（重力環境）を模擬し２て正確な地上模擬
試験を行なうことができる太陽電池パドル地上模擬試験
装置の開発が強く要請されている。

（発明が解決しようとする課題）以上述べたように、従来の太陽電池パドル地」二模擬試
験装置では、−次元的に折畳み展開する太陽電池パドル
を対象としているために、二次元展開型太陽電池パドル
の性能を確認するための無重力環境模擬試験を地」−に
おいて行なうことが困難で、設計性能確認等の点で問題
を有していた。

この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、（、Ｉ
４成簡易にして、二次元展開型太陽電池パドルのｄＥ確
な地−に模擬試験を実現し得るようにした太陽電池パド
ルの地上模擬試験装置を提供することを［」的とする。

［発明の横Ｊ戊］（課題を解決するだめの手段）この発明の太陽電池バドル地に模擬試験装置は゛１；行
四辺形のｔｈ　ｉのプランケットを一方向に線対称に配
列して二次元的に折畳み自在に組合わせた太陽電池パネ
ルを略直交する方向に伸縮自在に設けた第１及び第２の
マスト部材を介して折畳み展開させてなる太陽電池パド
ルと、前記第１及び第２のマスト部材を支持してそれぞ
れ駆動方向に案内する第１及び第２の案内部を何した第
１の支持手段と、この第１の支持手段に対向配置され、
前記プランケットの列方向と略直交する行方向に対応す
る一方の連結部の略中央を支点として釣支し、前記太１
ｉｌＩ！電池パネルの折畳み展開を案内する第２の支持
手段とを備えて＋１３成したものである。

（作用）上記（１“４成によれば、第１及び第２のマスト部材は
それぞれ伸展駆動されると、第１の支持手段の第１及び
第２の案内部に案内されて略直交する方向に伸展され、
同時に、太陽゛・上池パネルは第２の支持手段に吊下げ
られた状態で二次元的に案内されて展開折畳まれる。こ
れにより、太陽電池パドルは、その第１及び第２のマス
ト部材と太陽電池パネルが略無重力環境と同様の状態が
保たれて展開及び折畳みが行われる。

（実施例）以下、この発明の実施例について、図面を参照して詳細
に説明する。

第１図はこの発明の一実施例に係る太陽電池パドル地上
模擬試験装置を示すもので、装置支持床２０−ににはマ
スト部材支Ｉｊｆ用の第１及び第２の案内部２１．２２
が略直交して配設される。この第１及び第２の案内部２
１．２２はそれぞれ略直線状に配設される一対のレール
２１ａ、２１ｂ及び２２ａ、２２ｂが伸展位置に対応し
て形成されており、この第１及び第２の案内部２１’、
２２の各レール２１ａ、２１ｂ及び２２ａ、２２ｂには
ロブ２３を介して連結された複数の台車２４がそれぞれ
移動自在に装着される（第２図参照）。そして、この台
車２４には例えば前記第６図に示す太陽電池パドルの第
１及び第２のマスト部材１１゜１２が搭載される。この
第１及び第２の案内部２１．２２の各台車２４は第１及
び第２のマスト部材１１．１２の伸展にともなって該第
１及び第２のマスト部材１１．１２を支持して二次元的
に案内せしめ、その縮小に連動して先端部の所定の台車
以外か離脱されて各レール２１ａ、２１ｂ及び２２ａ、
２２ｂの基端部に収容される。

また、第１及び第２の案内部２１．２２の上部にはパネ
ル支持部２５が所定の間隔を有して対向配設される。こ
のパネル支持部２５は第３図に示すように、一対の第１
のレール２６ａ、２６ｂが所定の間隔を釘して設けられ
、この第１のレール２６ａ、２６ｂ間には複数の第２の
レール２７の両端がそれぞれ矢印Ｘ方向に移動自在に架
設される。この第２のレール２７は前記第６図の太陽電
池パネル１０におけるブランケット１０ａの列方向（矢
印Ｘ方向）に略直交する行方向（矢印Ｙ方向）における
いわゆる折曲げ状態の山となる一方の連結部に対応して
設けられており、それぞれに複数の取付は具２８が移動
自在に取着される（第４図参照）。そして、これら取付
は具２８には、釣支用ワイヤ２つの中間部がそれぞれ係
１１．され、この各ワイヤ２つの両端には太陽電池パネ
ル】０のブランケット１０ａの行方向の一方の連結部の
両端部か係止されて該ブランケット１．０　ａか、その
一方の連結部の略中央部を支点として釣支される。

上記（１カ成において、太陽電池パドルの地上ｔＡ擬試
験を行なう場合は、例えばその折畳み状態で第１及び第
２のマスト部材１１．１２が第１及び第２の案内部２１
．２２の台車２４に装着され、その太陽電池パネル１０
が第１及び第２のレール２６ａ、２６ｂ、２７に対して
ワイヤ２９及び取付は具２８を用いて吊下げられて装着
される。次に、図示しない駆動部か駆動されて第１及び
第２のマスト部材１１．．１２が伸展駆動される。する
と、第１及び第２のマスト部材１１．１２は第１及び第
２の案内部２１．２２の台車２４に支持されて各レール
２１ａ、２］、ｂ及び２２ａ、２２ｂに案内されて伸長
される。これに連動して、太陽電池パネル１０は、その
各ブランケット１０ａがワイヤ２９に呂下げられた状態
で、第１及び第２のレール２６ａ、２６ｂ、２７に案内
されて矢印Ｙ及びＸ方向に伸展されて展開される。この
際、太陽電池パネル１０は、第４図に示すように、その
Ｔ行四辺形のプランケラｈ　１０　ａの頂角がｅとし、
そのブランケットの展開角度かのとすると、その矢印Ｘ
及びＹ方向の展開比Ｓｘ及びｓｙが５Ｘ−ｃｏｓ　ｌ５
ｉｎ−’　（ｃｏｓｅｅｓｉｎω）］５ｙ−ｃｏｓω／
ｃｏｓ　（ｓｉｎ−１（ｃｏｓｅ−ｓｔｎｃ＋、＋）１
の関係で同期して展開される。これにより、太陽電池パ
ドルはその第１及び第２のマスト部材１１゜１２と太陽
電池パネル１０との関係が略無重力環境が保たれた状態
で、その展開折畳み動作が行われる。

また、展開された太陽電池パドルを折畳む場合は、上記
第１及び第２のマスト部材１１１２が縮小されると、上
記展開動作と略逆の動作を行なって、折畳み収容され、
同様に略無重力環境が模擬される。

このように、上記太陽電池パドル地」二模擬試験装置は
太陽電池パドルの第１及び第２のマスト部月１１．１２
を略直交する各駆動方向に案内自在に支持する第１及び
第２の案内部２１．２２を設けると共に、この第１及び
第２の案内部２１２２に対向して太陽電池パネル１ｏの
ブランケット１０ａの列方向と略１アＬ交する行方向に
対応する一方の連結部の略中央を支点として釣支して案
内するパネル支持部２５を設け、第１及び第２のマスト
部材１１．１２の伸縮駆動に連動して、第１及び第２の
マスト部材１１．１２が第１及び第２の案内部２１．２
２に案内されて略直交する方向に案内され、同時に、太
陽電池パネル１０がノくネル支持部２５に吊下げられた
状態で二次元的に案内されて展開折畳まれるようにして
、その展開及び折畳み動作を無重力環境と略同様に模擬
できるように構成した。これによれば、その第１及び第
２のマスト部材１１．１２と太陽電池パネル１０の展開
及び折畳み動作を含む二次元展開型太陽電池パドルの性
能の確認試験が地上において実現できるため、太陽電池
パドルの大形化と共に、安全性の向上に寄与できる。

なお、上記実施例では、太陽電池パネル１０を略四角形
状に形成した場合で説明したが、このパネル形状に限る
ことなく、パネル形状としては多角形状のものも構成可
能である。

また、上記実施例では、ワイヤ２９の両端をプランケラ
ｈ　１０　ａの両端部に係止して略中央部に支点として
釣支するように構成したが、これに限ることなく、ワイ
ヤ２つの一端を直接的にプランケラＩ−１０ａの略中心
部に係止して他端を吊上げるように（１４成することも
可能である。

よって、この発明は上記実施例に限ることなく、その他
、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施
し得ることは勿論のことである。

［発明の効果］以−に詳述したように、この発明によれば、構成簡易に
して、二次元展開型太陽電池パドルの正確な地１１模擬
試験を実現し得ようにした太陽電池パドルの地−に模擬
試験装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】第１図はこの発明の一実施例に係る太陽電池パドル地上
模擬試験装置を示す構成図、第２図乃至第５図は第１図
の要部詳細を説明するために示した図、第６図は従来の
太陽電池パドルを示す図、第７図のこの発明の適用され
る二次元展開型太陽電池パドルを示す図である。１０・・太陽電池パネル、１０ａ・・・ブランケット、
１１．１２・・・第１及び第２のマスト部材、１３・・
・衛星本体、２０・・・装置支持床、２１．２２・・・
第１及び第２の案内部、２１ａ、２１ｂ、２２ａ。２２ｂ・・・レール、２３・・・ローブ、２４・・・台
車、２５・・・パネル支持部、２６ａ、２６ｂ・・・第
１のレール、２７・・・第２のレール、２８・・・取付
は具、２９・・・ワイヤ。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

平行四辺形の複数のブランケットを一方向に線対称に配
列して二次元的に折畳み自在に組合わせた太陽電池パネ
ルを略直交する方向に伸縮自在に設けた第１及び第２の
マスト部材を介して折畳み展開させてなる太陽電池パド
ルと、前記第１及び第２のマスト部材を支持してそれぞ
れ駆動方向に案内する第１及び第２の案内部を有した第
１の支持手段と、この第１の支持手段に対向配置され、
前記ブランケットの列方向と略直交する行方向の一方の
連結部の略中央を支点として釣支し、前記太陽電池パネ
ルの折畳み展開を案内する第２の支持手段とを具備した
ことを特徴とする太陽電池パドル地上模擬試験装置。