JPH0259408A - 超微粉末製造方法および製造装置 - Google Patents

超微粉末製造方法および製造装置

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JPH0259408A
JPH0259408A JP21191788A JP21191788A JPH0259408A JP H0259408 A JPH0259408 A JP H0259408A JP 21191788 A JP21191788 A JP 21191788A JP 21191788 A JP21191788 A JP 21191788A JP H0259408 A JPH0259408 A JP H0259408A
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JP
Japan
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powder
plasma flame
cylindrical container
thermal plasma
frequency
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Pending
Application number
JP21191788A
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English (en)
Inventor
Tadashi Nosaka
野坂 忠志
Takaharu Kurumachi
車地 隆治
Koichi Yokoyama
公一 横山
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J12/00Chemical processes in general for reacting gaseous media with gaseous media; Apparatus specially adapted therefor
    • B01J12/02Chemical processes in general for reacting gaseous media with gaseous media; Apparatus specially adapted therefor for obtaining at least one reaction product which, at normal temperature, is in the solid state

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、窒素ガスの高周波熱プラズマ中にシリコン粉
末を供給して、高純度かつ高品質の窒化珪素の超微粉末
を効率良く合成することができる超微粉末製造方法およ
びその製造装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、窒化珪素(以下Si、N4という)の微粉末を
製造する方法としては、シリコン粉末(以下Si粉末と
いう)と窒素ガス(以下N2ガスという)とを大気の下
で1000℃以上に加熱して合成する直接窒化法が知ら
れている。ところが、この方法ではSi、N4の微粉末
を粒径0.01μmという超微粉末にすることが困難で
、また酸化物が混入し易く、Si、N4の微粉末の純度
を高く維持することが難しかった。このために、上記の
方法で製造されたSi3N、の微粉末を用いてSi3N
、セラミックスを製造しても、緻密性および機械的強度
において問題があった。
そこで最近では、原料にS i、CQ4やSiH4を用
い、これをN2ガスの熱プラズマ炎の中に供給すること
によって、Si、N、の超微粉末を合成する方法が考え
られている。ところが、この方法ではCQ等を含む排ガ
スを処理しなければならないという欠点があるため、こ
れに代わって、N2ガスの熱プラズマ炎の中に直接Si
粉末を供給する方法が用いられるようになった。これに
よれば。
安い金属Sjが使え、かつSi、N4の場合のように排
ガス処理が不要で、Si、N、やSiH4等に比較して
エネルギー損失が少ない。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、高周波プラズマ炎の温度および流れの分布は
、第8図に示すように、プラズマ炎の中央の温度はやや
低い傾向を示している。しかしながら、上記従来の技術
では、Si粉末をプラズマ炎の中央に供給するようにな
っており、生産量を向上を図るために、多量のSi粉末
を供給したりするとプラズマ炎の温度が低下し、極端な
場合にはプラズマ炎が消滅してしまう欠点があった。第
9図は、8.2MHz、コ、OKWの装置において、0
 、25 / m mのSiy!床を供給したとき、温
度が6200Kから3000Kまで低下した例を示して
いる。
プラズマ炎の温度が低下すると、反応率を大きく左右す
るSi粉末の溶融蒸発やN2ガスの解離が不十分となり
、回収したSi3N4の超微粉末中に未反応のSi粉末
が多量に混合されることになる。第10図はN2ガスの
温度と解離度の関係を示しており、5000にではN2
ガスの解離度は1.6%であり、Si粉末供給量が0.
2g/min程度とすればSi3N、を合成し得るが、
これ以下の温度になれば解離度が極端に下がるので、N
2ガスをプラズマガスとするには5000Kが限界であ
る。
本発明の目的は、熱プラズマ炎の温度を有効に利用して
、純度の高いSi、N4の超微粉末を効率良く合成する
ことができる超微粉末製造方法および製造装置を提供す
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の超微粉末製造方法
は、円筒状容器内の窒素ガスを高周波加熱することによ
り、窒素ガスの高周波熱プラズマ炎を発生させるととも
に、前記高周波熱プラズマ炎の環状高温域内にシリコン
粉末を供給して、窒化珪素の超微粉末を合成することを
特徴とする。
また、前記環状高温域は、前記円筒状容器の内半径をr
としたとき、該円筒状容器の中心から0.2〜0.8 
rの範囲内にあることを特徴とする。
さらに、本発明の超微粉末製造装置は、円筒状容器と、
該円筒状容器内を真空引きする吸引手段と、前記円筒状
容器内に窒素ガスを供給する窒素ガス供給手段と、前記
円筒状容器の外周に巻回しされ、円筒状容器内の窒素ガ
スを高周波加熱して窒素ガスの高周波熱プラズマ炎を発
生させる高周波コイルと、該高周波熱プラズマ炎内ヘシ
リコン粉末を供給するノズルと、を備えた超微粉末製造
装置において、前記ノズルに複数の孔を円周に沿って穿
設し、シリコン粉末を前記孔を介して高周波熱プラズマ
炎内に供給する構成としたことを特徴とする。
また、前記複数の孔は、前記高周波熱プラズマ炎の環状
高温域の範囲に応じて、二重または三重の円周に沿って
穿設されていることを特徴とする。
〔作用〕
N2ガスの高周波熱プラズマ炎において、最も高温度と
なる部分は環状を呈している。この環状の高温域にSi
粉末を均一に分散供給すれば、プラズマ炎の温度低下が
少なく、かつ尾炎部の方まで5000に以上の温度を維
持できる。このため、Si粉末の溶融蒸発とN2ガスの
解離が十分に行われ、高純度にSi、N4の超微粉末を
効率良く得ることができる。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図はSi、N4の超微粉末を合成するプラズマリア
クタの全体構成を示している。図に示すように、上部に
トーチ1を有する回収部2の下部には、ロータリポンプ
3が接続され、このロータリポンプ3によってトーチ1
内および回収部2内を真空引きするこ仁ができる。また
トーチ1の外周面には高周波コイル6が巻回しされ、こ
の高周波コイル6の両端は高周波電源5に接続されてい
る。
さらに、トーチ1内には多孔式ノズル11が配設され、
多孔式ノズル11はロータリフィーダ10を介してホッ
パー8に、流量計15を介してN2ボンベまたはArボ
ンベ12にそれぞれ接続されている。また回収部2の内
部には合成したSi。
N4の超微粉末を回収するための回収円筒13が立設さ
れている。なお、9はホッパー8内に貯溜されたSi粉
末、14は回収部2を冷却する循環冷却水である。
トーチ1内の多孔式ノズル11の構成とN2熱プラズマ
7の様子を詳細に示したのが第2図乃至第4図である6
図に示すように、多孔式ノズル11の端面には、Si粉
末を噴出する複数個の粉末噴出口21が円周上に設けら
れ、N2ガスを噴出する複数個のガス噴出口22が、前
記円周の外側の円周上に設けられている。また熱プラズ
マ炎7をrV−rV線に沿って切断すると、第4図に示
すように、熱プラズマ炎7の内部には環状高温域23が
存在している。
次に本実施例の作用について説明する。
トーチ1および回収部2内をロータリポンプ3で0.1
〜I Torr程度に真空引きした後、N2ボンベ4か
らN2ガスを導入し、10Torrに保持した状態で2
7MHzの高周波電源5を作動させ、高周波コイル6に
通電し、トーチ1内でN2ガスの熱プラズマ炎7を発生
させる。次いで徐々にN2量を増加しながら高周波出力
に上げ、最終的にはガス圧を0.5〜1気圧にして20
KWまで上げる。
この状態でホッパー8内のSi粉末9を、ロータリフィ
ーダ10を介して多孔式ノズル11内に導入し、トーチ
1内の熱プラズマ炎7に均等に分散供給する。この場合
、Si粉末9の搬送にはArボンベ12からのArガス
をキャリアガスとして用いている。
このようにして熱プラズマ炎7中に供給されたSi粉末
9は溶融蒸発し、同じく熱プラズマ炎7中で解離したN
と反応して、Si3N4の超微粉末が合成される。合成
されたSi3N、は下方に流れ下部に設置されている熱
泳動方式の回収円筒13で回収される。なおトーチ1や
回収部2は循環冷却水14で冷却される。
本実施例では、高周波電源に周波数27MHzのものを
用いているが、一般的には4MHzのものが多い、しか
し、4MHzの場合はSi粉末を供給するとプラズマが
消滅し易いという欠点があるので、側面から供給するな
どの方法がとられているが、プラズマ熱を有効に利用で
きず、Si、N4への反応率も悪いという欠点があった
また本実施例では、ノズル11に円周方向に沿った粉末
噴出口21とガス噴出口22を設けたので、熱プラズマ
炎7内の環状高温域23に対してSi粉末9を均一分散
して、希薄化したものを供給できる。この場合トーチ1
の中心から15mm離れた所に供給したが、Si粉末9
がプラズマを消滅させることなく供給できるのは、分散
供給のみならず、第11図に示すように、従来一般の4
MHzよりも27MHzの方が熱効率が良いことによっ
ている。
しかしながら、熱プラズマ炎7は第6図で示したように
、電場や磁場に起因する磁気圧効果でプラズマ上部に渦
流が発生する。したがって、若干のSi粉末は最高温度
域23をはずれて通過するものもあるし、またトーチ1
の内壁に付着するものもあると考えられる。
第5図は、Si粉末の無供給時、従来による供給および
実施例の供給時におけるプラズマの温度分布推定線図で
ある。無供給の状態では中央部が低くなるが、これに従
来法(プラズマ中央部供給)では、高濃度のSi粉末が
連続的に供給されるので、中央部は極端に温度が低下し
Si粉末の溶融蒸発やN2ガスの解離が困難となる40
00に付近までになると推察される。これに対して分散
供給すると、はとんど一定の温度分布を示すものと考え
られる。
上記条件で行ったSi、N4への反応率は、従来法に比
べ格段に向上することがわかった。
次に本発明の他の実施例について説明する。
前述した実施例では、粉末噴出口21はノズルの軸方向
に平行にあけである。しかし、温度分布や渦流を考慮す
れば、第6図のように、内側に向けて若干角度をつけた
方が良好である。これは第8図で示したように、ガスの
流れがトーチの内壁側に寄り温度の低い領域を通過する
可能性があるので、上記したように、粉末噴出口21を
内側に向けると、最高温度領域にSi粉末9が供給し易
くなるためである。
第7図は粉末噴出口21を二重につけた例である。これ
は、装置の大型化を考慮して最高温度領域が変る可能性
があり、これに対応できるよう、二重、三重の粉末噴出
口21を設けたものである。
これによって、更に最高温度領域への分散供給効果が期
待され、反応効率を著しく改善することができる。
〔発明の効果〕
以上説明した。ように、本発明によれば、Si粉末を環
状高温度域に供給するために、プラズマの温度低下が抑
制されて、Si粉末の溶融蒸発ならびにN8のNへの解
離が促進され、Si、N4の反応効率が著しく向上する
【図面の簡単な説明】
第1図はSi、N4の超微粉末を製造するプラズマリア
クタの全体構成図、第2図は第1図のトーチ内の詳細図
、第3図はノズル端面を示す平面図、第4図は第2図の
IV−IV線に沿った断面図、第5図はトーチ内の温度
分布予想線図、第6図および第7図は他の実施例でのノ
ズルの断面図、第8図はプラズマ炎の温度分布および流
形を示す線図、第9図は粉末供給時の温度低下を示す線
図、第10図はN2ガスの解離度を示す線図、第11図
はプラズマガスの周波数と出力の関係を示す線図である
。 1・・・トーチ、2・・・回収部、3・・・ロータリポ
ンプ、4・・・N2ボンベ、5・・・高周波電源、6・
・・高周波コイル、7・・・熱プラズマ炎、8・・・ホ
ッパー9・・・Si粉末、1o・・・ロータリフィーダ
、11・・・ノズル、12・・・Arボンベ、13・・
・回収円筒、14・・・循環冷却水、15・・・流量計
、21・・・粉末噴出口、22・・・ガス噴出口、23
・・・環状高温域。 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、円筒状容器内の窒素ガスを高周波加熱することによ
    り、窒素ガスの高周波熱プラズマ炎を発生させるととも
    に、前記高周波熱プラズマ炎の環状高温域内にシリコン
    粉末を供給して、窒化珪素の超微粉末を合成することを
    特徴とする超微粉末製造方法。 2、請求項1記載の方法において、前記環状高温域は、
    前記円筒状容器の内半径をrとしたとき、該円筒状容器
    の中心から0.2〜0.8rの範囲内にあることを特徴
    とする超微粉末製造方法。 3、円筒状容器と、該円筒状容器内を真空引きする吸引
    手段と、前記円筒状容器内に窒素ガスを供給する窒素ガ
    ス供給手段と、前記円筒状容器の外周に巻回しされ、円
    筒状容器内の窒素ガスを高周波加熱して窒素ガスの高周
    波熱プラズマ炎を発生させる高周波コイルと、該高周波
    熱プラズマ炎内へシリコン粉末を供給するノズルと、を
    備えた超微粉末製造装置において、前記ノズルに複数の
    孔を円周に沿って穿設し、シリコン粉末を前記孔を介し
    て高周波熱プラズマ炎内に供給する構成としたことを特
    徴とする超微粉末製造装置。 4、請求項3記載の装置において、前記複数の孔は、前
    記高周波熱プラズマ炎の環状高温域の範囲に応じて、二
    重または三重の円周に沿って穿設されていることを特徴
    とする超微粉末製造装置。
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