JPH02590Y2 - - Google Patents

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JPH02590Y2
JPH02590Y2 JP5749185U JP5749185U JPH02590Y2 JP H02590 Y2 JPH02590 Y2 JP H02590Y2 JP 5749185 U JP5749185 U JP 5749185U JP 5749185 U JP5749185 U JP 5749185U JP H02590 Y2 JPH02590 Y2 JP H02590Y2
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JP
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intake
air supply
duct
exhaust
livestock
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JP5749185U
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JPS61175833U (ja
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  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、家畜の飼育用畜舎に関するもので
あり、一層詳細には、強制換気機構を備える飼育
用畜舎の改良に関するものである。
〔従来技術〕
出願人は、畜舎内において空気汚染度の著しい
床面近く、特に、家畜の頭部が位置して呼吸を行
う部分に対して屋外の新鮮な空気を供給して換気
を良好に行える飼育用畜舎を開発し、昭和54年4
月9日付で実願昭54−45868号(実開昭55−
146936号)として実用新案登録出願を行つた。
すなわち、この飼育用畜舎は、畜舎の長さ方向
に沿つた両側壁における家畜の頭部よりやや高い
部分に、取入口を屋外に配置した空気導入ダクト
を複数個所設け、これらの導入ダクト間を周方向
に複数の気孔を開設した内管とこの内管に回動自
在に嵌合されかつ前記気孔と連通する給気孔を有
した外管とからなる給気ダクトを介して接続する
ことにより構成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、この考案に係る飼育用畜舎において
は排気操作は畜舎の棟部分に配設される換気扇に
より行うのに対し新鮮な外気の吸入は空気導入ダ
クトの取り入れ口を介して行うため、畜舎が設置
される方向あるいは地形によつては吸気効果が低
いという問題点が生じることがあり、またこのよ
うな吸排気を複数の強制換気装置により行う場合
は設置コストが嵩みしかも構造も複雑となり、さ
らには換気扇として可逆フアンを使用すると換気
能力が低下する等の問題点を有していた。
〔問題点の解決手段〕
そこで、この考案では前述の問題点を克服する
ために、畜舎の吸排気開口部に送気方向切換機構
を有する換気装置を付設して前記換気装置を吸排
気ダクトに接続し、この吸排気ダクトの長手方向
に沿つて一もしくはそれ以上の分岐ダクトを導出
すると共に各分岐ダクトに可撓性ホースを連結
し、さらに前記可撓性ホースを分岐ダクトの下方
に配設されかつその下端部開口を畜舎床面に臨ま
せてなる固定ダクトの上端部開口に連結自在に装
着することにより、構造が簡単でしかも換気能力
の向上を図ろうとするものである。
〔作用〕
本考案に係る飼育用畜舎は換気装置の送気方向
切換機構の操作および可撓性ホースの固定ダクト
への連結ないしは取外し操作を行うことにより吸
排気、位置、風向等が所望に応じて調整される。
〔実施例〕
次に本考案に係る飼育用畜舎の好適な実施例に
つき添付図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
第1図において、本考案に係る飼育用畜舎は、
畜舎10の側壁部に開設した吸排気開口部12に
送気方向切換機構14を備える換気装置16を配
設してこの換気装置16を吸排気ダクト18に接
続する。吸排気ダクト18の長手方向下側部から
は複数の分岐ダクト20a,20b……を導出す
ると共に各分岐ダクト20a,20b……にフレ
キシブルホース22a,22b……を連結し、さ
らにこれらのフレキシブルホース22a,22b
……を各分岐ダクト20a,20b……の下方に
配設されかつその下端部開口24を畜舎床面26
に臨ませてなるスポツトパイプ28a,28b…
…の上端部開口30に連結自在に装着する。
なお、この場合、換気装置16は、ケーシング
32に対向配置した開口部34および36を吸排
気開口部12および吸排気ダクト18の端部開口
部38に夫々連結すると共にこのケーシング32
中央に送気フアン40を配設し、さらに前記送気
フアン40の吸気側40aおよび送気側40bの
夫々にダンパ42および44を配設してこれらの
ダンパ42および44が共働するように構成す
る。また各スポツトパイプ28a,28b……
は、夫々に対応する分岐ダクト20a,20b…
…から延設した支持アーム46a,46b……を
介して保持するのが好ましい。
次に、このように構成される本考案に係る飼育
用畜舎の換気作用につき説明する。
すなわち、例えば、夏期等において外気を畜舎
10内に供給(吸入)して体感温度等を低下させ
る場合は、第1図に示すように、ダンパ42およ
び44により、開口部12と送気フアン40の吸
気側40aおよび送気フアン40の送気側40b
と吸排気ダクト18を連通して送気フアン40を
作動させれば、外気は開口部12から送気フアン
40に吸引され分岐ダクト20a、フレキシブル
ホース22aおよびスポツトパイプ28aを介し
て下端部開口24から畜舎10内に供給される。
なお、この場合、フレキシブルホース22bと
スポツトパイプ28bとの連結状態を解除してこ
のフレキシブルホース22bの開口部の指向方向
を適宜調整すれば、外気の供給方向および位置を
調整できる。
また、塵埃等の排出、換気等に際してはダンパ
42および44を操作して開口部12と送気フア
ン40の送気側40bおよび送気フアン40の吸
気側40aと吸排気ダクト18を連通すれば、畜
舎内の空気はスポツトパイプ28の下部開口ある
いはフレキシブルホース22の開口部から送気フ
アン40に吸引され開口部12を介して外部に排
出することができる(第2図参照)。
〔考案の効果〕
先に述べたように、本考案に係る飼育用畜舎に
よれば、吸排気は強制換気装置で行うので畜舎の
設置方向、地形等に左右されることなく好適な換
気を達成することができるだけでなく、構造も簡
単となり、しかも送気方向切換機構の切換操作に
より吸排気を行うので換気能力の低下を阻止する
ことができる。また、フレキシブルホースの着脱
調整操作により吸排気の位置ないしは方向を適宜
調整することができる等の利点を有しその実用的
効果は極めて大きい。
以上、本考案の好適な実施例につき説明した
が、本考案はこの実施例に限定されるものではな
く本考案の精神を逸脱しない範囲内において種々
の改変を行うことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る飼育用畜舎の好適な実施
例の吸気状態を示す説明図、第2図は第1図に示
す畜舎の排気状態を示す説明図である。 10……畜舎、12……開口部、14……送気
方向切換機構、16……換気装置、18……吸排
気ダクト、20……分岐ダクト、22……フレキ
シブルホース、28……スポツトパイプ、32…
…ケーシング、40……送気フアン、40a……
吸気側、40b……送気側、42,44……ダン
パ、46……支持アーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 畜舎の吸排気開口部に送気方向切換機構を有
    する換気装置を付設して前記換気装置を吸排気
    ダクトに接続し、この吸排気ダクトの長手方向
    に沿つて一もしくはそれ以上の分岐ダクトを導
    出すると共に各分岐ダクトに可撓性ホースを連
    結し、さらに前記可撓性ホースを分岐ダクトの
    下方に配設されかつその下端部開口を畜舎床面
    に臨ませてなる固定ダクトの上端部開口に連結
    自在に装着することを特徴とする飼育用畜舎。 (2) 換気装置は、対向して設けた開口部を畜舎の
    吸排気開口部および吸排気ダクトに夫々連結し
    たケーシングと、このケーシングの中央部に配
    設した送気フアンと、前記送気フアンの吸気側
    および送気側に夫々配設されかつこれらの吸気
    側または送気側を前記開口部に選択的に連通す
    る一対のダンパとを備えることからなる実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の飼育用畜舎。 (3) 固定ダクトは、分岐ダクトから延設した支持
    部材により保持されることからなる実用新案登
    録請求の範囲第1項又は第2項記載の飼育用畜
    舎。
JP5749185U 1985-04-19 1985-04-19 Expired JPH02590Y2 (ja)

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JPS61175833U JPS61175833U (ja) 1986-11-01
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