JPH0258943B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、上面を小型ボールが重力によつて
転動する遊戯板と、遊戯板上に配置された案内部
材とを具え、案内部材の一部分が制御されてボー
ルがその都度たどる各球道を定め、又は変更する
型式のゲーム機に関する。

一般にこの型式のゲーム機は、玉突き形式又は
はじき形式で、ボールのたどる球道は一部には自
然的であり、また一部には偶然の影響を受け、こ
の影響はゲームに巧妙さを加えるが、それから得
られる教訓的な効果を除いては、ゲーム機の分野
における使用が制限される。

この発明の目的は、前記のようなゲーム機にあ
つて、遊戯者が各ボールがたどる球道を全部制御
でき、遊戯者がたくみに定めた点にボールを転動
させ、かつ種々の分野における計算勘定に関連す
る知的要素を関するゲーム機に発展させ、これに
よつてこのゲーム機を教訓的な使用目的にも適合
させることにある。

この目的は、この発明によつて達成され、即ち
この発明のゲーム機は、上部のボールマガジン
と、ボールマガジンから１度に唯１個のボールを
送出させるように作動する第１閉止部材をもつ送
出シヤツタと、送出シヤツタと整合した位置に始
まり、それぞれが少なくとも２つの分岐路をもつ
連続する分岐部を有するボール用の案内通路と、
案内通路の分岐路および分岐路によつて形成され
る１つの筋道を通つてたどるボールのための複数
のボール受と、到達するボールをボール受内に通
常は保持するように配置され、かつボールをその
ボール受から排出させる第３閉止部材を具備する
多重シヤツタと、案内通路の各分岐部に配置され
かつその都度案内通路を通つてボールを移行させ
る分岐路を選択するように作動する第２閉止部材
を具備する多数の選択シヤツタとを具えている。

この装置によつて、遊戯者はシヤツタの制御部
材の位置によつて確実に１つの位置を正確に予想
でき、ボール受に案内通路を通つてボールを移行
させるが、このような予想は、転動するボールに
対する選択シヤツタの連続的な作用についての論
理的推理を前提とし、かつこれによるあるテクニ
ツクを必要として形成的動作を与え、このゲーム
機の場合、この両者は単純な楽しみを求めたこと
によつて開発され、それが教育的な目的も含むよ
うになつた。

案内通路の分岐路は、二又分岐路となつてお
り、選択シヤツタはそれぞれ当該シヤツタの下流
に位置する一方又は他方の分岐路へボールを受入
れることができるように２つの作動位置をもつて
いる。さらに案内通路の最初の二又路は、最初の
選択シヤツタに設けられた単一の第１閉止部材に
よつて制御され、後続の各分岐路は同一段階の選
択スイツチに集合的に設けられた複数の第２閉止
部材によつて制御される。これらの選択シヤツタ
を調整する論理は、２進法数字の論理で、２進法
数字を用いた推理によつて行われる。これはこの
数字システムの使用の習得および練習に対し有効
なゲーム機を構成することになる。

第２閉止部材は、そろ都度二又の一方の分岐路
を閉じ、同時に他方の分岐路への通過を許すよう
に配置された三角形に形成され、同一段階におけ
る二又路のすべての第２閉止部材は、遊戯板に凹
設された案内腔内に滑動可能に収容され、かつ一
端に制御部材を形成する突起をもつ共通の１枚の
細長部材によつて支持される。各細長部材は、ば
ねと協働して細長部材によつて支持された第２閉
止部材の２つの作動位置を定める２つの凹部をも
つている。これらの特徴によつて、簡単かつ経済
的な構造の選択シヤツタが得られる。

次に多重シヤツタについて述べれば、通常はボ
ールの球道を閉じるように配置されかつ中立位置
へ可動な第３閉止部材を具え、この第３閉止部材
は、遊戯板に凹設された案内腔内に滑動可能に収
容され、一端に制御部材を形成する突起をもち、
かつ第３閉止部材を閉止位置に向けて偏倚するば
ねと協働する１枚の細長部材によつて支持されて
いる。これらの特徴によつて、簡単かつ経済的な
構造の多重シヤツタが得られる。

ボールマガジンの出口に設けられた送出シヤツ
タは、作動ごとに１個のボールのみを通過させる
２つの相互に偏位した第１閉止部材をもち、かつ
ボールのマガジン内を可動なピンを支持してい
る。この特徴によつて、マガジン内でボールの周
期的な排出を保証し、これによつて詰まりが生ず
るのを防いでいる。

遊戯板は、閉止部材を支持する細長部材上に配
置されたシートを具えることが好適である。この
ようにして、この機構は部分的に隠蔽され、かつ
遊戯板はシートに印刷を施すことによつて所望の
方法で装飾又は標識される。

遊戯板は、ボール受の多重シヤツタの下方に、
遊戯板の周辺に延びかつボールマガジン内に開口
する戻り通路を形成する。このようにして、各遊
戯動作の後、ボール受から排出されたボールは、
遊戯板を適宜傾けることによつてボールマガジン
に戻される。

遊戯板は、遊戯板上にボールを保持できる透明
カバーによつて覆われ、かつボールを見得るよう
にする。好ましくは遊戯板用の案内通路は、透明
カバー上に形成される。このようにして、複雑な
形態の案内通路でも余り困難を伴わずに得られ
る。

好ましくは案内通路は、対応する選択シヤツタ
の制御部材の位置を識別するマークに対応するマ
ークをその分岐路に付ける。好ましくはこれらの
マークは、各分岐路に対応する彩色を対応する制
御部材にあらわす。これはボールの球道上での、
制御部材の位置と選択シヤツタの動きとの間の関
連を目視できるようにさせる。

選択シヤツタの制御部材の２つの位置は、０と
１とで表示され、この表示は頂部から底部に読ん
で制御部材の位置に関連する数字がボールが到達
されるボール受の連続数字を２進法数字の形で示
すように配置される。さらにボール受について述
べれば、10進法数字の形で表現された連続数字に
よつて標示される。これらは、10進法で表示した
数字と２進法で表示した数字との間の対応を具体
的にあらわし、これによつて一方から他方の数字
システムへの変換数字の実施を便利にする。

好ましくは、遊戯板に重ねた透明カバーは位置
決め部材をもち、附属の不透明カバーが位置決め
部材上に取付けられ、これによつて遊戯板の案内
通路および分岐路を隠蔽する。この不透明カバー
を用いることによつて、選択シヤツタの位置とボ
ール受との間の関係の目視制御は不可能になり、
これによつて推理によつてこの関係の予見するこ
とを必要にさせてその正確さを立証させる。この
処置は一層進んだ遊戯又は学習態様に適してい
る。

好ましくは、遊戯板はその下面に、使用されな
いときは不透明カバーを支持する引掛け装置を具
備する。これは不透明カバーの損失又は使用時に
それを見付ける際の困難さを避けさせる。

この発明の上記および他の特徴と利点は、図示
されたこれに限定されない実施例についての以下
の説明からさらに明らかになるであろう。

このゲーム機は、遊戯板２０を具え、この実施
例では一部円形の形状をもち、周縁リム２１とテ
ーブル等の平面２３上に支持するための足部２２
をもち、遊戯板２０上を重力でボールが転動する
ような傾斜状態に支持する。透明カバー２４が遊
戯板２０上に配置され、遊戯板２０に向つて折曲
げられた透明カバーに、ボール用の種々の空所、
即ち上部のボールマガジン２５、何回も二又に分
れた案内路２６、案内路２６の最終分岐路の末端
に設けた一連のボール受２７、およびボール受２
７の下方から上部ボールマガジン２５内へ開口す
る戻り通路２８を形成する突起が設けられてい
る。第１，２図においてボールマガジン２５、ボ
ール受２７および戻り通路２８内に若干のボール
が図示されている。実際の場合、このゲーム機に
含まれるボールの数は一般に図示のものより多
い。

ボールマガジン２５の出口には遊戯板２０に凹
設された案内腔３５内に滑動可能に収容された細
長片に取付けられた２つの互いに喰違つた羽根状
の第１閉止部材３０，３１と、対応する窓を通し
て突出する制御突起３３とをもつ送出シヤツタ３
２が配置される。ばね３６がシヤツタ３２を図に
示す閉じ位置に向けて偏倚し、制御部材３３を押
圧することによつて、シヤツタ３２は一時的に移
動し、その後自発的に閉じ位置に戻る。この作動
中閉止部材３０，３１は、１個のボール２９をボ
ールマガジン２５から出口に送らせる。シヤツタ
３２はまたピン３４をもち、このピン３４はボー
ルマガジン２５内に突出し、かつ制御部材３３を
操作するごとに、ボール２９に当接し、これによ
つてボールが詰まるのを防ぐ。ゲーム機が使用状
態にあるときは、上記の機構は遊戯板２０の一部
をなし、かつその上をボール２９が転動するシー
ト６８によつて隠蔽され、このシート６８は、機
構を示すために第３図においては除去されてい
る。

案内通路２６は送出シヤツタ３２の下流から始
まり、第１段二又路の中に最初の第２閉止部材３
７が挿入され、この閉止部材３７は遊戯板２０の
案内腔４１内に滑動可能に収容された細長部材を
有する選択シヤツタ３８に取付けられた三角形部
材によつて形成され、制御部材３９および窓４０
とともに、シヤツタ３８の２つの作動位置を定め
るばね４２と協働する２つの小さい凹部をもつて
いる。

図示の位置において、閉止部材３７は案内通路
２６の右側分岐路を遮断し（第１図）、ボールを
左側分岐路に向けて案内し、これら２つの分岐路
は別に色分け（第１図では異つた斜線）され、か
つ窓４０は通過可能な分岐路に対応する色および
方向、この場合は０をあらわす。制御部材３９を
左方へ移動すると、案内通路２６の右側分岐路が
通行状態となり、窓４０を通してこれに対応する
色彩と方向１があらわされる。

案内通路２６のこのように分れた分岐路は、そ
れぞれつぎの第２閉止部材４３をもつている第２
段二又部に進む。この２つの閉止部材４３は、遊
戯板２０に凹設された案内腔４７内に滑動可能に
収容された１個の細長部材からなる選択シヤツタ
４４によつて支持され、制御部材４５、窓４６お
よびばね４２と協働してシヤツタ４４の２つの作
用位置を定める凹部をもつている。これらの部品
の作用は第１段二又部の対応する部品と全く同じ
である。

上述のように、第２段二又部から延びる案内通
路２６の分岐路は、案内腔５２内に滑動可能に収
容され、かつ制御用突起５０および窓５１をもつ
１個の選択シヤツタ４９に取付けられた第２閉止
部材４８を有する第３段二又部に向つて進行す
る。シヤツタ４９の作用位置は、ばね５３と協働
する凹部によつて定められる。最後に第３段二又
部から延びる案内通路２６の分岐路は、案内腔５
８内に滑動可能に収容され、かつ制御部材５６、
窓５７、第２閉止部材５４およびばね５３と協働
する凹部を有する選択シヤツタ５５を具えた第４
二又部に進む。図示の実施例においては、このよ
うに案内通路２６の第４二又部を有するが、もち
論これと異る段数の分岐路を用いることができ
る。

第４二又部から延びる案内通路２６の分岐路は
ボール受２７に接続し、その下方に遊戯板２０に
形成された案内腔６２内に滑動可能に収容され、
かつ制御部材６１を具備した１個の細長部材に取
付けられた複数の羽根からなる第３閉止部材５９
を有する多重シヤツタ６０が配設され、シヤツタ
６０はばね６３によつて閉じ位置に保持されてい
るが、これに抗して制御部材６１を操作して移動
すると、ボール受２７内にあるすべてのボールを
戻り通路２８に向けて落下する。ボール受２７は
10進法に従つて、例えばこの場合０から15という
ように順次番号が付けられている。

窓４０，４６，５１，５７を通して垂直方向に
読み得るように２進法数字を配列し、次いでボー
ル２９をボールマガジン２５から落下させるため
にシヤツタ３０を作動すると、ボールは案内通路
２６の後続する分岐路内のスイツチ３７，４３，
４８，５４によつて案内されて、２進法数字で造
られた同一数字によつて10進法の数字で記号した
ボール受２７内に走行する。よつて図示されたよ
うに、２進法数字0001を設定すると、No.１ボール
受が受入態勢をとる。つぎに例えば２進法数字
1010を設定すると、このボールの落下中に第１段
二又部において右への変更が行われ、第２段二又
部において左へ変換され、第３段二又部において
右に変換され、第４段二又部において左に変換さ
れて、No.10ボール受に入れる。この行程中に、ボ
ールの連続進路変換の観測は、２進法数字システ
ムおよび一方の数字システムから他方の数字シス
テムへの変換を具体化することおよび記憶するこ
とについて観測者を助ける。

透明カバー２４は位置決め突起６４を受け、こ
の突起６４上に附属の不透明カバー６５を保持す
るのを便利にするための中央内孔６６をもつ不透
明カバー６５を装着させる。この場合ほとんど半
円形であるカバー６５は、分岐路、二又部および
選択シヤツタをもつ案内通路２６に関連するすべ
ての空所を覆うように造られる。制御部材３９，
４５，５０，５６およびそれぞれの窓４０，４
６，５１，５７の他に、ボール受２７が見られ
る。この実施例において、第２図に示すように、
ボールの選択機構は隠れており、受入可能なボー
ル受の予見は制御部材の位置を根拠とする理論的
推理によつてのみ可能である。よつてこの形態
は、さらに進歩した学習段階にとつて好適であ
る。

カバー６５は、それを使用していないときは、
遊戯板２０の下面に設けられた突起６７に懸けて
おくことができる。

上述の部品類の詳細な構造は、種々の様式に変
更できるとは明らかで、即ち遊戯板の形状、二又
部の数、シヤツタの配置、分岐路および対応する
制御部材の表示は、自由に選択できる。簡単に実
施できることを保証し、種々の構成部品を単純に
重ね合わせ、弾性スナツプ栓６９などを用いて組
立てることのできる上記の構造は、必ずしもこれ
を限定するものではなく、他の多くの構造を用い
ることができる。閉止部材は揺動ニードル形式の
ものが使用できる。教育的性格を放棄してゲーム
をさらに複雑化することが望まれる場合は、２つ
以上の分岐路をもつ分岐部を設けることができ
る。最後にある使用目的に対し、カバーを固定式
に構成することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、カバー部材を外したこの発明の実施
例の平面図、第２図は、カバー部材を取付けた同
上の平面図、第３図は、透明カバーと隠蔽シート
を取除いた後の制御機構を具備した遊戯板の図、
第４図は、第１図のものの矢印の方向に見た側
面図を示す。 ２０……遊戯板、２４……透明カバー、２５…
…ボールマガジン、２６……案内通路、２７……
ボール受、２８……戻り通路、２９……ボール、
３０，３１……第１閉止部材、３２……送出シヤ
ツタ、３３，３９……制御部材、３５，４１，４
７，５２，５８，６２……案内腔、３７，４３，
４８，５４……第２閉止部材、３８，４４，４
９，５５……選択シヤツタ、３６，４２，５３…
…ばね、５９……第３閉止部材、６０……多重シ
ヤツタ、６４……位置決め部材、６５……不透明
カバー、６７……突起、６８……シート。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 傾斜した遊戯板と、遊戯板の頂部に設けられ
   かつ出口を有するボールマガジンと、遊戯板上を
   適切に転動するボールマガジン内の多数の小型ボ
   ールと、１度に１個だけのボールをボールマガジ
   ンから送出させるように作動する第１閉止部材を
   もち、かつボールマガジンの出口に設けられた送
   出シヤツタと、送出シヤツタから離脱する転動ボ
   ールを移動させるためのものであつて、多数の連
   続する分岐路をもつ案内通路と、各分岐路から分
   れる案内通路の少なくとも２つの分岐路と、案内
   通路の最終分岐路の末端に設けたボール受と、ボ
   ール受においてボール受内に到来したボールを保
   留し、かつ移動によつてボールを解放する第３閉
   止部材をもつ多重シヤツタと、案内通路の分岐路
   の１つに選択的に位置する第２閉止部材を有する
   複数の選択シヤツタとを具え、選択シヤツタが移
   動してその都度案内通路を通つて転動する１個の
   ボールを受入れる分岐路を選択するようになつて
   いることを特徴とするゲーム機。 ２ 案内通路の分岐路が二又に分かれ、第２閉止
   部材がいずれか一方の分岐路に受入れられるよう
   になつている特許請求の範囲第１項記載のゲーム
   機。 ３ 案内通路の各二又部を制御する第２閉止部材
   は、各二又部の数に応じた数だけ設けられ、かつ
   各二又案内部に位置するように選択シヤツタに直
   列に順序を保つて配置されている特許請求の範囲
   第２項記載のゲーム機。 ４ 選択シヤツタが、遊戯板に凹設された案内腔
   内に滑動可能に収容され、かつ一端に制御部材を
   形成する突起をもつ細長部材と、二又部の１つに
   おいてその都度二又の一方の分岐路を閉じると同
   時に、他方の分岐路に案内入口を形成するように
   細長部材に配置された三角形の第２閉止部材とを
   具えている特許請求の範囲第３項記載のゲーム
   機。 ５ 選択シヤツタが２つの凹部をもち、この凹部
   と協働するばねが細長部材によつて支持された第
   ２閉止部材の２つの作動位置を決定するように設
   けられた特許請求の範囲第４項記載のゲーム機。 ６ 多重シヤツタが、遊戯板に凹設された案内腔
   と、案内腔内に滑動可能に収容され、かつそれぞ
   れ一端に制御部材を構成する突起をもつ細長部材
   と、この細長部材に設けられ、通常はボールの球
   道を遮断するように配置され、かつ中立位置に移
   動可能な多数の第３閉止部材とを具え、細長部材
   を第３閉止部材の通常の遮断位置に向けて偏倚す
   るために協働するばねが設けられている特許請求
   の範囲第１項記載のゲーム機。 ７ 送出シヤツタの第１閉止部材が２個あり、互
   いに偏位していて、各作動時に単一のボールのみ
   を通過させるようになつており、送出シヤツタが
   さらにボールのマガジン内を可動なピンを有して
   いる特許請求の範囲第６項記載のゲーム機。 ８ 遊戯板が、閉止部材を支持するシヤツタ上に
   配置されたシートを含む特許請求の範囲第４又は
   ６項記載のゲーム機。 ９ ボール受の多重シヤツタの下方から始まり、
   遊戯板の周辺に延びかつ上方のボールマガジン内
   に開口する戻り通路を具えている特許請求の範囲
   第１項記載のゲーム機。 １０ 遊戯板上にボールを保持し、かつこのボー
   ルを見得るように遊戯板に重設された透明カバー
   を具えている特許請求の範囲第１項記載のゲーム
   機。 １１ 遊戯板の案内通路が透明カバーの一部分で
   ある特許請求の範囲第１０項記載のゲーム機。 １２ 案内通路の分岐路が対応するシヤツタの制
   御部材のマークに対応するマークによつて標記さ
   れている特許請求の範囲第１項記載のゲーム機。 １３ 案内通路の各分岐路に各制御部材に対応す
   る異る色彩マークが形成されている特許請求の範
   囲第１２項記載のゲーム機。 １４ 各シヤツタの制御部材に、ボールが頂部か
   ら底部に向つて移動する際、制御部材の位置に関
   連する数字がボールが到達されるボール受の連続
   数字の２進法数字の０と１が表記されている特許
   請求の範囲第２項記載のゲーム機。 １５ ボール受が10進法数字であらわされた連続
   数字によつて表記されている特許請求の範囲第１
   ４項記載のゲーム機。 １６ 遊戯板上に重ね置かれた透明カバーが位置
   決め部材をもち、この位置決め部材上に遊戯板の
   案内通路およびその分岐路および二又部を隠蔽す
   る不透明カバーが取付けられている特許請求の範
   囲第１０項記載のゲーム機。 １７ 遊戯板がその下面に、不使用時には不透明
   カバーを支持する引掛け装置をもつている特許請
   求の範囲第１６項記載のゲーム機。