JPH0258592A - 耐熱性ガスケット - Google Patents

耐熱性ガスケット

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JPH0258592A
JPH0258592A JP1012154A JP1215489A JPH0258592A JP H0258592 A JPH0258592 A JP H0258592A JP 1012154 A JP1012154 A JP 1012154A JP 1215489 A JP1215489 A JP 1215489A JP H0258592 A JPH0258592 A JP H0258592A
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明正 杉山
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 崖1」ぼり旧」氷賢 本発明は、自動車、トランク、船舶あるいはその他の各
種輸送手段のエンジンにおける排気系用のガスゲットな
どとして好適な耐熱性ガスケットに関する。
従来の技術 エンジンの稼働中における排気ガスは500℃以上の高
温度であるので、エンジンの排気系に使用されるガスケ
ット、たとえばエキゾーストマニホールド用、排気管と
ターボチャージャとの接続部に使用するガスケット用な
どとしてはこのような高温度に長時間曝されても所要の
シール性を保持し得る耐熱性のものが要求される。
この要求に応えるものとして、所定のガスケット形状に
成形したカーボンベースシートの表裏両面を耐熱性金属
薄板で包覆した所謂くるみ型ガスケットが従来より周知
である。このガスケントはカーボンが大気、特に酸素と
遮断された状態においては橿めて優れた耐熱性を示すこ
とに着目して開発されたものであり、耐熱性金属薄板に
よる全面包覆はカーボンベースシートを酸素から遮断保
護する目的で施与される。このくるみ型ガスケットは、
内部のカーボンベースシートの弾力性と外部の耐熱性金
属包覆の保護作用とにより、前記の高温度域において優
れたシール効果を示す。
が迭m≧81匪徂点 ところでくるみ型ガスケットにおいては、カーボンベー
スシートを外気から完全に遮断すべくその上に耐熱性金
属薄板を施与する必要があるが、商業生産上からは全製
品につきそれを行うことは困難であって、実製品におい
ては耐熱性金属薄板の継目に隙間が生じているのが実情
である。また、エンジンの運転中と停止時で発生する大
きな温度変化によりフランジが熱膨張−収縮を繰り返し
、これにひきづられたくるみ型ガスケットの耐熱性金属
薄板の継目が初期の装着時より広がり、最終的には該ガ
スケット内部に酸素が侵入し、この結果、内部のカーボ
ンベースシートは前記の高温度と酸素とで、さらにカー
ボンベースシート自体のM4織を破壊する方向に作用す
るエンジンからの強振動も加わって予想外の短期間で焼
失する問題が屡々ある。
本発明者らは、カーボンベースシートの上記欠点に鑑み
て、さらに従来から耐熱性繊維として知られているアス
ベストのシートを芯材とするくるみ型ガスケットの開発
を試みたが、アスベストでさえ耐熱性不良のために充分
満足できる実用品が得られないことも判明した。
上記の事情から、耐熱性金属薄板の施与を比較的ラフに
行っても優れた耐熱性を長時間持続するくるみ型ガスケ
ットの開発が必要となっている。
■塁AA邂[1コrk’8υλL段 本発明は、上記問題点を解決するための手段として、所
定のガスケット形状に成形した芯材シートの少なくとも
表MWf4面とガス通過口部側面とを耐熱性金属薄板で
包覆してなる耐熱性ガスケットであって、上記の芯材シ
ートは酸素存在雰囲気下での850℃×30分の加熱に
よる引張り強さ残率が80%以上の高耐熱性繊維を少な
くとも10重量%含有し、かつ700℃×1時間の加熱
減量が30重1%以下である組成物からなることを特徴
とする耐熱性ガスケントを提供しようとするものである
ΣJI回1里 本発明の耐熱性ガスゲットに使用される芯材シートは、
下記の2条件を満足する組成物(以下において、本組成
物を本発明組成物と略称する)からなっている。
第1条件: 酸素存在雰囲気下での850℃×30分の
加熱による引張り強さ残率が80%以上の高耐熱性繊維
(以下、A成分と称する)を少なくとも10重量%含有
すること、および第2条件: 本発明組成物全体として
の700℃x1時間の加熱減量が30重量%以下である
こと。
本発明組成物は主成分として上記のA成分を少なくとも
10重量%含有するが、該成分は、低温度においては勿
論のことエンジン稼働中の高温度においても、第2条件
が満たされる限り、長期にわたり本発明組成物に適度の
弾性を有せしめる構造材として機能する。しかも高温度
下でのこの機能は、酸素の有無を問わない、したがって
本発明のガスケットは、芯材シート自体が耐熱性に優れ
ていること並びに該芯材シートの少なくとも表裏両面と
ガス通過口部側面とが耐熱性金属薄板で包覆されている
ことの2点が相乗作用をなして、耐熱性金属薄板での包
覆が多少不完全であってもガスケット全体としては後記
実施例におい、で示す通り、実機テストにおいて優れた
耐熱性を長期にわたって持続する。
の亘  な量′日 以下、図面により本発明の詳細な説明する。第1図は本
発明の1実施例の上面図、第2図は第1図のX−X線に
沿った断面図、第3図は第1図のX−X線に沿った他の
実施例の断面図である。
第1図〜第3図において、1は所定のガスケット形状に
打抜き成形したものであって1つのガス通過口4と4つ
の締付用ボルト穴5とを有する芯材シート、2は芯材シ
ートlと略同形に成形したものであって芯材シート1の
上面を覆うように設けた耐熱性金属の薄板、3は芯材シ
ート1の下面を覆うと同時に該シート1の全外周部側面
およびガス通過口4の側面を覆い、さらに耐熱性金属薄
板2の上面まで覆う耐熱性金属薄板である。耐熱性金属
薄板2や3としては、たとえば厚さ031〜0.3鶴の
ステンレス板、特に5US310S。
5US304などのステンレス板が好ましい。
本発明においては、耐熱性金属薄板2と3の重なり部は
溶接してもよく、あるいは単に機械的に圧接されている
だけであってもよい。本発明のガスケットを低コストで
生産する上では、機械的に圧接するだけとすることのほ
うが好ましい。
締付用ボルト穴5の側面も耐熱性金属薄板3で包覆して
もよいが、ガスケットがボルトでフランジ間に締付けら
れた際に該ボルト穴5が高温外気に曝されなければ第2
図、第3図のように耐熱性金属薄板3で包覆しなくても
よい、また芯材シート1の全外周部側面は、包覆しなく
てもよい場合があるが、図示する通りに耐熱性金属薄板
3で包覆することは一般に好ましい。
芯材シートlは、第2図の実施例に示すように本発明組
成物のみからなっていてもよく、あるいは第3図に示す
実施例のようにフック鉄板などの耐熱性金属板11と本
発明組成物層12とからなる複合構造であってもよい。
金ma1sとしては、スチールベスト用として従来から
周知の両面にフックを有するものを使用することができ
る。金属板IIは、本発明組成物シートの内部や表面に
設けてもよい、また金属板11に代わって、パワーベス
ト用として従来から周知の片面にフックを有するものや
両面ともフックのない単なる平板なども使用することが
できる。
本発明組成物の主成分たるA成分としては、たとえばシ
リカ−アルミナ−CaO−MgO繊維、シリカ繊維、ア
ルミナ繊維、アルミナ−シリカ繊維、アルミナ−ボリア
−シリカ繊維、シリカ−アルミナ−MgO繊維、チタン
酸カリウム繊維、ジルコニヤ繊維、炭化ケイ素繊維、窒
化ケイ素繊維などのセラミック系繊維類、天然石英ガラ
ス繊維、合成純石英ガラス繊維、高軟化点シリケート系
ガラス繊維などのガラス繊維類、ステンレス繊維、タン
グステン繊維などの高融点金属繊維類などが例示される
。A成分は、太さが0.1〜50μm、特に1〜30μ
麟程度、長さが1〜150fl、特に5〜100鰭程度
が好ましい。
本発明組成物は、A成分の1種または2種以上のみから
なっていてもよく、あるいは前記した第1条件並びに第
2条件を満足する限り、後記の他種材料の1種または2
種以上との混合物であってもよい、但し他種材料を併用
する場合、A成分の本発明組成物中での含有量が過少で
あると、芯材シート中での構造材としての作用が不足し
、ガスケットのシール機能が低下し易くなる。したがっ
て本発明組成物中におけるA成分の含有量は、少なくと
も10重屑イ、好ましくは少なくとも15重■%、特に
は少なくとも20重量%とする。
A成分以外の他種材料例としては、700℃×1時間の
加熱減量が5重量%以下、好ましくは2重量%以下の耐
熱性材料(但しA成分を除く、以下、B成分と称する)
、有機高分子繊維(C成分と称する)、無m’it結合
剤(D成分と称する)、有機質結合剤(E成分と称する
)などである、なお、本発明における加熱減量(本発明
組成物やB成分のそれら)は、いずれの場合においても
保存中などで吸収した水分や揮発性物質を除く量を指す
ものとする。具体的には被試験材料を105℃で1〜2
時間加熱乾燥した後、大気中での700℃×1時間の加
熱によって検出される量を意味するものとする。
日成分としては、ロックウール、Cガラス、Eガラス、
金属繊維などの繊維類(以下、B成分繊維と称する)、
B成分繊維と同じ材料の粉末、A成分と同じ材料の粉末
、タルク、クレー、マイカ粉、膨張したひる石、河川や
海岸の乾燥砂、あるいはその他各種の耐熱性鉱石の粉末
(以下、日成分粉末と称する)などのが例示される。B
成分繊維は、太さが0.1〜50μm、特に1〜30μ
−程度、長さが1〜150fi、特に5〜100m程度
が好ましい、B成分粉末は、平均粒径が1〜700μ鑑
、特に200μ−以下のものが好ましい。
C成分としては、芳香族ポリアミド、芳香族ポリエステ
ル、フェノール樹脂、カーボンなどの繊維およびクラフ
トバルブなどの天然有機繊維を使用することができる。
市販品ではデュポン社製の商品名ケブラー、アクゾ社製
の商品名トワロン、日本カイノール社製の商品名カイノ
ールなどが例示される。C成分の太さは0.1〜100
μl、特に1〜50μm、長さは1〜300龍、特に2
〜501重程度が好ましい。
C成分としては、未硬化状態あるいは半硬化状態におい
て無機質であるものは勿論のこと、それらの状態でたと
え有機質であっても結合剤として実質的に作用する状態
においては本質的に無機質であるものも用いられる。た
とえば各種のセラミック化性シリコン、(たとえば、関
西ペイント社製CELA400やトーレ・シリコーン社
製AY49−208)、シリカ系溶液(たとえば、朝日
化学工業社製スミセラムPN2010)などが例示され
る0本発明組成物中にC成分が適当量含有されていると
、高温度に加熱されたときの芯材シートの纏まり性が良
好となる。
E成分としては、たとえばNBRエマルジョン、アクリ
ルエマルジ目ン、ポリビニルアルコール水溶液などが例
示される。E成分を適当量使用すると、本発明組成物の
シートの製造並びに得られたノートの常態での取扱が容
易となる。
以下、B−E成分を使用する場合におけるそれらの使用
量につき説明する。
B成分は、A成分100重量部あたり5〜600重量部
、特に10〜400重量部が好ましい。殊にB成分繊維
の少なくとも1種をA成分100重量部あたり10〜2
00重量部使用することが特に好ましい。
C成分およびE成分は、高温度において焼失あるいは分
解する性質のものであるので、それらの合計使用!(溶
媒や分散媒を含むE成分は固形分重量、以下同様)は、
30重量%未満の少量とする必要があり、いずれの成分
も本発明組成物中で10重屑イ以下、好ましくは5重量
%以下の少量とすることが好ましく、とりわけ有機バイ
ンダーは5重量%以下、特に不使用とするのが好ましい
C成分の使用量(溶媒や分散媒を含むC成分については
固形分重量、以下間l!!−)は、A成分100重量部
あたり5〜300重量部、特に30〜200重量部が好
ましい。
本発明組成物は、−Cに芯材シートの状態において可及
的高密度であるほどガスケットの長期シール特性に好結
果を及ぼす。したがって坪量(第3図に示すような複合
構造の場合は、本発明組成物からなる層の合計坪量)に
して800 g/m”以上、特に1000 g/m”以
上、更に1200g / m 2以上であることが好ま
しい、高坪量のシートは、原料シートの1枚を、あるい
はその複数枚を重ねて常温乃至200℃程度の高温度で
プレス加工することによって得ることができる。
芯材シートにおける本発明組成物層の厚さ(第3図に示
すような複合構造の場合は、本発明組成物からなる層の
合計厚さ)は、0.5〜2.5fl、好ましくは1.0
〜2.0mm程度である。
以下に、本発明組成物の好ましい実施態様例を示す。
111  A成分のみからなる圧縮シート、あるいはA
成分と極く少量の、特にA成分100重量部あたり5重
量部以下、好ましくは2重量部以下のC成分および/ま
たはE成分とからなる組成物。
(2)A成分100重量部、B成分繊維5〜250重量
部とからなる組成物。
(3)A成分100重量部、B成分繊維5〜200重量
部、B成分粉末10〜200重量部、C成分5〜100
重量部とからなる組成物。
(4)A成分100重量部、B成分繊維5〜200重量
部、B成分粉末10〜300重量部、C成分1−10重
量部、C成分1〜100重量部とからなる組成物。
(5)A成分100重量部、B成分繊維5〜200重量
部、日成分粉末10〜300重量部、C成分1〜10重
量部、E成分1〜10重量部とからなる組成物。
(61700℃×1時間の加熱減量が20重量%以下、
特に10重量%以下の組成物。
又里■四米 本発明は、改良くるみ型ガスゲットであって、耐熱性金
属薄板にて包覆される芯材シート材として、酸素を含む
外気と接触した状態で高温度に加熱されても高度の機械
的強度を持続し得る高耐熱性繊維を主成分とする組成物
を使用するので、上記耐熱性金属薄板による芯材シート
の包覆が多少不完全でも充分な高温シール性を示す、し
たがって本発明のガスケットは、製造容易にしてしかも
高温度でのシール性が安定しているので各種エンジンの
排気系ガスケットとして頗る高性能を発揮する。
叉旌拠 以下、実施例および比較例により本発明を一層詳細に説
明する。
実施例1 A成分としてのアルミナシリカ繊維(平均太さ1.9μ
−2平均長さ70龍)80重量%とB成分粉末としての
アルミナシリカ粉末(ショット)20重量%とからなる
イビデン■社製の商品名イビウールJ(ショットレス品
>100重景部、C成分としてのNBRエマルジョンを
その固形分量にして2重量部、および5重量%明ばん水
溶液16重量部とからなる粥状組成物(固形分102.
8重量部)を抄造してシートを得、ついでか(して得た
シートを常温で高圧プレス加工して平均厚さ1.Ou、
坪fi750g/m”のシートとした。ついで該シート
2枚(合計坪量1500g/m”)を両面にフックを有
するフック鉄板(厚さ0.2uw)の両面にそれぞれ施
してスチールベストタイプの芯材シート材(厚さ1.6
■璽)を得た。
かくして得た芯材シート材から第1図に示す構造の芯材
シートを打抜き、ついで厚さ0.25mの5US31O
Sステンレス板を使用して第3図に示す構造のくるみ型
ガスケットを得た。
実施例2 A成分としてのアルミナシリカ繊維(平均太さ1.9μ
m、平均長さ70畷1)50重量%とB成分粉末として
のアルミナシリカ粉末(ショット)50重量%とからな
るイビデン■社製の商品名イビウールJ(ショア)品)
63重量部、B成分繊維としてのガラス繊維(太さ11
μm、平均長さ131冨、富士ファイバーグラス■社製
の商品名FES−13)27Fi1部、C成分としての
クラフトバルブ(太さ約50μm、平均長さ2.  (
in)を7重量部、B成分粉末としての膨張したひる石
(平均粒径約0.5龍、ヒルイシ化学工業−社製ヒルコ
ンs#80)を40重量部、C成分としてのNBRエマ
ルジョンをその固形分量にして5重量部、および5重量
%明ばん水溶液40重量部とからなる粥状組成物(固形
分142重量部)を抄造してシートを得、ついでかくし
て得たシートを120℃でプレス加工して平均厚さl、
O■1、坪量930g/m”のシートとした。ついで該
シート2枚を両面にフックを有するフック鉄板(厚さ0
、 2um)の両面にそれぞれ施してスチールベストタ
イプの芯材シート材(厚さ1.6u)を得た。
かくして得た芯材シート材から第1図に示す構造の芯材
シートを打抜き、ついで厚さ0.25mmの5LIS3
10Sステンレス板を使用して第3図に示す構造のくる
み型ガスケットを得た。
実施例3 クラフトバルブの使用量を4重量%、NBRエマルジョ
ンをその固形分量にして4重量部とし、平均厚さ1.O
sm、坪1950g/m”のシートを得たことを除いて
は実施例2と同様にしてスチルベストタイプの芯材シー
ト材(厚さ1.6璽l)を得、これより実施例1と同様
にして同構造のくるみ型ガスケントを得た。
実施例4 NBRエマルジョンを使用せず、クラフトバルブの使用
量を15重量%とじて平均厚さ1,8u、坪量1600
g/m’のシートを得た。かくして得たシートから第1
図に示す構造の芯材シートを打抜き、ついで厚さ0.2
11の5(JS304ステンレス板を使用して第2図に
示す構造のくるみ型ガスケットを得た。
実施例5〜9 アルミナシリカ繊維、ガラス繊維、クラフトバルブ、カ
イノール、膨張したひる石、NBRエマルシコン、無機
結合剤の種類およびN(重量部)を下表の通りに変えて
実施例2と同様にしていずれも平均厚さ1.0龍、坪量
930 g/m”のシ−トとした。なお無機結合剤の量
はすべて20重量部に統一し、また無機結合剤としてス
ミセラムPN2010を使用した場合は、それを除く材
料を抄造して得たシートを該無機結合剤に浸漬して施与
し、ハマセラコン384を使用した場合は抄造して得た
シートの表面にスプレイングした。
ついで各シート2枚を両面にフックを有するフック鉄板
(厚さ0.2龍)の両面に夫々施してスチールベストタ
イプの芯材シート材(厚さ1. 6謹1)を得、これを
用いて実施例1と同様にして同構造のくるみ型ガスゲッ
トを得た。
実施例10 外周部側面が金属薄板で包覆されていない点においての
み実施例4と異なるくるみ型ガスケットを得た。
比較例1 実施例1で使用したアルミナシリカ繊維シートの代わり
に平均厚さl、Qmm、密度1000g/m3のグラフ
ァイトシートを用いたことを除いては実施例1と同様に
して芯材シート材(厚さ1.6m)を得、これより実施
例1と同様にして同構造のくるみ型ガスケットを得た。
比較例2 実施例1で使用したアルミナシリカ繊維シートの代わり
にアスベスト88重量部、NBRエマルジョンをその固
形分量にして10重量部、および少量の加硫剤とからな
る組成物を抄造して得た平均厚さf、Ow、密度100
0 g/m’のアスベストシートを用いたことを除いて
は実施例1と同様にしてスチールベストタイプの芯材シ
ート材(厚さ1.6n)を得、これより実施例1と同様
にして同構造の(るみ型ガスケットを得た。
比較例3 実施例1とは、NBRエマルジョンをその固形分量にし
て60重量部使用し、平均厚さ1.0fi、坪ff19
50g/m”のシートを得たことを除いては実施例1と
同様にしてスチールベストタイプの芯材シート材(厚さ
1.6n)を得、これを用いて実施例1と同様のくるみ
型ガスケットを得た。
比較例4 A成分としてのアルミナシリカ繊維を20重量部、B成
分繊維としてのガラス繊維を80重量部として平均厚さ
1.0鰭、坪量8QOg/m”のシートを得たことを除
いては実施例2と同様にしてスチールベストタイプの芯
材シート材(厚さ1.6n)を得、これを用いて実施例
1と同様のくるみ型ガスゲットを得た。
実施例1〜10、並びに比較例1〜4の各ガスゲットを
実際のエンジンのターボチャージャの入口にとりつけ、
連続200hrの耐久テストを行った。この結果、実施
例1〜10のいずれのガスケットもガス漏れはなかった
が、比較例はいずれもガス漏れの跡が見られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の上面図、第2図は第1図の
X−X線に沿った断面図、第3図は第1図のX−X線に
沿った他の実施例の断面図である。 第1図〜第3図において、lは所定のガスケント形状に
打抜き成形した芯材シート、2.3は耐熱性金属の薄板
、4はガス通過口、5は締付用ボルト穴、11はフック
鉄板。 特許出願人  三菱電線工業株式会社 日本ラインツ株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定のガスケット形状に成形した芯材シートの少な
    くとも表裏両面とガス通過口部側面とを耐熱性金属薄板
    で包覆してなる耐熱性ガスケットであって、上記の芯材
    シートは酸素存在雰囲気下での850℃×30分の加熱
    による引張り強さ残率が80%以上の高耐熱性繊維を少
    なくとも10重量%含有し、かつ 700℃×1時間の加熱減量が30重量%以下である組
    成物からなることを特徴とする耐熱性ガスケット。
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