JPH0258487B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0258487B2
JPH0258487B2 JP59026396A JP2639684A JPH0258487B2 JP H0258487 B2 JPH0258487 B2 JP H0258487B2 JP 59026396 A JP59026396 A JP 59026396A JP 2639684 A JP2639684 A JP 2639684A JP H0258487 B2 JPH0258487 B2 JP H0258487B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circular fitting
shroud
circular
eccentric sleeve
eccentric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59026396A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60172717A (ja
Inventor
Teruo Ito
Masahiro Kobayashi
Katsuhisa Hayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP59026396A priority Critical patent/JPS60172717A/ja
Publication of JPS60172717A publication Critical patent/JPS60172717A/ja
Publication of JPH0258487B2 publication Critical patent/JPH0258487B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は第1、第2の円形嵌合部が設けられた
第1、第2の構造物を、両円形嵌合部に共通の嵌
合構造体を嵌合させた状態で一体化する機構にお
いて、両円形嵌合部間に偏心が生じ易い場合に適
用される芯合せ機構に関する。
〔発明の技術的背景〕
大形の構造物同志を位置合せし、各構造物に予
め設けられた円形嵌合部を互いに嵌合させた状態
で両構造物を一体化する場合、それらの構造物の
熱変形や寸法誤差等により互いの円形嵌合部同志
が偏心したものとなることが多い。
その具体例を原子炉の構造について説明する
と、第1図は沸騰水型原子炉の概略構成を示すも
ので、原子炉圧力容器1内には円筒形のシユラウ
ド2が、圧力容器1と同心状に取付けられてい
る。シユラウド2の内部には炉心3を下方より支
持する炉心支持板4および炉心3を上方より支持
する上部格子板5が取付けられている。またシユ
ラウド2の上端は、シユラウド2内の気液二相流
体がシユラウド2外部へ漏れないようにするため
に、シユラウドヘツド6により閉塞されている。
なお、符号7はシユラウドヘツド6上に取付けら
れた気水分離器である。
前記シユラウドヘツド6のシユラウド2に対す
る取付け構造は次の通りである。
すなわち第2図、第3図に示す如くシユラウド
2の上端およびシユラウドヘツド6の下端にはそ
れぞれ円筒状のフランジ8,9が端面同志接合す
るように設けられ、さらに各フランジ8,9の外
周には多数のブラケツト10,11が上下方向に
互いに対向するように設けられている(ブラケツ
ト10,11は各1個のみ図示する)。そして一
部のブラケツト10,11間をシユラウドヘツド
ボルト(図示せず)により上下方向に締付けてシ
ユラウド2とシユラウドヘツド6とが固定され
る。また地震発生時等にフランジ8,9の接合面
間における相互の水平移動を防止するために、各
フランジ8,9の接合面に円形嵌合穴12,13
を設けてここに耐震ピン14を嵌合させている。
耐震ピン14はシユラウド2側の嵌合穴12に対
しては回転しないように回り止めピン15で固定
されている。したがつて、耐震ピン14はまずシ
ユラウド2側の嵌合穴12内に固定され、シユラ
ウドヘツド6をクレーン等で吊し降しながらシユ
ラウドヘツド6側の嵌合穴13に嵌合される。な
おこのような耐震ピン14は円周方向に複数(た
とえば36個)設けられるが、その1個のみを図示
する。
さらに耐震ピン14とシユラウドヘツド6側の
嵌合穴12との嵌合を容易にするためにガイドロ
ツド16が使用される。ガイドロツド16は、前
記ブラケツト10,11のうちシユラウドヘツド
ボルトによる締付けに使用されない数個のブラケ
ツト10,11の円形嵌合孔17,18に嵌合し
てシユラウド2に対するシユラウドヘツド6の位
置決めを行なうものであり、シユラウドヘツド6
側の円形嵌合孔18内には円筒状のスリーブ19
が圧入され、このスリーブ19内周の下半部には
めねじ20が設けられている。またガイドロツド
16にはスリーブ19のめねじ20に螺合するお
ねじ21が形成され、さらにその下方にはシユラ
ウド2側の円形嵌合孔17より若干小径(おねじ
21よりは大径)の逃げ部22が形成され、その
下方すなわちガイドロツド16の最下部には円形
嵌合孔17にきわめて小さい公差で嵌合する円形
被嵌合部23が形成されている。そしてこのよう
なガイドロツド16はシユラウドヘツド6上の気
水分離器7に取付けられ、おねじ21をスリーブ
19内のめねじ20に螺合してセツトされる。
そこで、シユラウドヘツド6をシユラウド2上
にクレーン等で吊り降すとき、第2図の如く、シ
ユラウドヘツド6側の円形嵌合穴13が耐震ピン
14に嵌合する前に、ガイドロツド16の円形被
嵌合部23がシユラウド2側の円形嵌合孔17に
嵌合し、円形嵌合穴13の軸心線を耐震ピン14
の軸心線と一致させる。このようにしてシユラウ
ドヘツド6をさらに降下させていき、円形嵌合穴
13を耐震ピン14に嵌合させる。その後、ガイ
ドロツド16を上端部において回転させ、おねじ
21をめねじ20に対して回転させることにより
下方へ外し、同時に円形被嵌合部23を円形嵌合
孔17より下方へ抜出して、第3図の如く円形嵌
合孔17内には小径の逃げ部22を位置させる。
なお円形嵌合孔17の内径と逃げ部22の外径と
の差は、円形嵌合穴13の内径とこれに嵌合する
耐震ピン14上半部の外径との差より大きく設定
されており、したがつて地震発生時等にシユラウ
ド2とシユラウドヘツド6相互の水平移動は、耐
震ピン14と円形嵌合穴13との関係によつて防
止されることになる。
ここで問題となるのは、大形の構造物であるシ
ユラウド2およびシユラウドヘツド6は別々に製
作されるため、それぞれの熱変形や寸法誤差の差
異により、円形嵌合穴12,13相互の軸心線
や、円形嵌合孔17,18相互の軸心線を一致さ
せることが困難になることである。
このため従来ではシユラウドヘツド6をシユラ
ウド2上に取付ける際、いつたん両者を仮合せし
て円形嵌合穴12,13相互の偏心量および円形
嵌合孔17,18相互の偏心量を測定し、円形嵌
合穴12,13相互の偏心量だけ耐震ピンチ14
の下半部と上半部とを偏心させ、また円形嵌合孔
17,18相互の偏心量だけスリーブ19の内径
と外径とを偏心させて加工するようにしていた。
なお第2図、第3図中の符号24はシユラウド
2側のフランジ8の内周上端部に溶接された筒状
板で、これはフランジ8,9の接合部に水を溜め
て蒸気の漏れを防止するためのものである。また
符号25はスリーブ19をブラケツト11の嵌合
孔18内に固定するためのナツトである。
〔背景技術の問題点〕
第1図ないし第3図の具体例で見るように、構
造物同志を位置合せし、各構造物に予め設けられ
た円形嵌合部を互いに嵌合させた状態で両構造物
を一体化する場合、それらの構造物のひずみや寸
法誤差等により互いの円形嵌合部同志が偏心した
ものとなることが多い。
このため構造物同志をいつたん仮合せして偏心
量を測定し、その偏心量に合せて部品加工をしな
ければならない。前記具体例では耐震ピン14、
スリーブ19等が、このような部品に相当する。
そしてそれらの部品は予め加工しておくことがで
きず、しかも1個ずつ偏心量が異なるために加工
に多くの時間を費やし、また構造物同志の組立工
程が円滑さを欠くものとなるため工期が長期に及
ぶ問題があつた。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情にもとづいてなされた
もので、その目的は、構成部品を予め加工してお
くこと、およびすべての構成部品を均一寸法にす
ることを可能にし、これによつて構造物同志を一
体化するための工期の短縮をはかり得る芯合せ機
構を提供することにある。
〔発明の概要〕
以上の目的達成のため、本発明の芯合せ機構
は、第1の構造物に設けられた第1の円形嵌合部
と、この第1の円形嵌合部に回転自在に嵌合する
第1の円形被嵌合部およびこれと偏心して設けら
れた偏心円形嵌合部を有する第1の芯合せ部材
と、前記第1の構造物と一体化されるべき第2の
構造物に設けられた第2の円形嵌合部と、この第
2の円形嵌合部に直接または間接的に嵌合する第
2の円形被嵌合部およびこれと偏心して設けられ
前記第1の芯合せ部材の偏心円形嵌合部に回転自
在に嵌合する偏心円形被嵌合部を有する第2の芯
合せ部材とを具備し、前記第1の円形嵌合部に対
する第1の芯合せ部材の回転と、この第1の芯合
せ部材に対する第2の芯合せ部材の回転との組合
せにより、前記第2の円形被嵌合部の軸心線を第
2の構造物の第2の円形嵌合部の軸心線に一致さ
せることを可能にした構成のものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を第1図に示すような沸騰水型原
子炉の各部に適用した一実施例を、図面を参照し
て説明する。第4図、第5図はシユラウド2とシ
ユラウドヘツド6との接合部分を示すものであ
る。
図中Aはシユラウドヘツド部耐震用芯合せ機構
を示し、符号31は外周円(第1の円形被嵌合
部)と内周円(偏心円形嵌合部)とを偏心させた
偏心スリーブ(第1の芯合せ部材)で、その偏心
量をeとする(第6図参照)。偏心スリーブ31
は、内周上端部に、内周円に内接し外周円と同心
円をなす座ぐり穴32を有し、シユラウド2側の
フランジ8に設けられた円形嵌合穴(第1の円形
嵌合部)12に回転自在に嵌合されている。
符号33は耐震ピン(第2の芯合せ部材)で、
これは第6図に示すように下半部(偏心円形被嵌
合部)33aを上半部(第2の円形被嵌合部)3
3bより大径とし、かつ下半部33aと上半部3
3bとを偏心させてその偏心量もeとしている。
そして下半部33aは偏心スリーブ31内に回転
自在に嵌合され、上半部33bはシユラウドヘツ
ド6側のフランジ9に設けられた円形嵌合穴(第
2の円形嵌合部)13に対し径および長さ方向に
適度の余裕をもつて嵌合させている。なお第6図
は偏心スリーブ31、耐震ピン33および円形嵌
合穴12,13の関係を示すもので、図中、符号
C1は耐震ピン33の上半部33bの軸心線、C1a
は偏心スリーブ33の外径軸心線、C1bは同スリ
ーブ33の内径軸心線を示している。
そしてシユラウド2側のフランジ8の内周面よ
り径方向外方へ向けて回り止めピン15が打込ま
れ、偏心スリーブ31および耐震ピン33が円形
嵌合穴12内に固定されている。
また、図中Bはシユラウドヘツド部位置決め用
芯合せ機構を示し、符号34は外周円(第1の円
形被嵌合部)と内周面(偏心円形嵌合部)とを偏
心させた外側偏心スリーブ(第1の芯合せ部材)
で、その偏心量をfとする(第7図参照)。外側
偏心スリーブ34は、内周下端部に、内周円に内
接し外周円と同心円をなす座ぐり穴35を有し、
シユラウドヘツド6側のブラケツト11に設けら
れた円形嵌合孔(第1の円形嵌合部)18に回転
自在に嵌合されている。
符号36は外周円(偏心円形被嵌合部)と内周
円(第2の円形被嵌合部)とを偏心させた内側偏
心スリーブ(第2の芯合せ部材)で、その偏心量
もfとする。内側偏心スリーブ36は内部にガイ
ドロツド16を挿通させ、このガイドロツド16
を介して間接的にシユラウド2側の円形嵌合孔
(第2の円形嵌合部)に嵌合されるもので、その
外周上端部には、外周円に内接し内周円と同心円
をなす小径部37が形成され、ここにねじ加工が
施されている。また、内側偏心スリーブ36の内
周下半部には、めねじ38が形成されている。さ
らに、この内側偏心スリーブ36は外周下端にフ
ランジ部39を有して外側偏心スリーブ34内に
回転自在に嵌合され、フランジ部39を外側偏心
スリーブ36およびブラケツト11の下面に当接
させている。また内側偏心スリーブ36の小径部
37にはナツト40が螺合され、両偏心スリーブ
34,36がブラケツト11の内形嵌合孔18内
に固定されている。なお第7図は両偏心スリーブ
34,36の関係を示すもので、図中、符号C2
は外側偏心スリーブ34の外径軸心線、C2aは同
スリーブ34の内径軸心線、C2bは内側偏心スリ
ーブ36の内径軸心線を示している。
第8図はシユラウド2内における、炉心支持板
4の取付構造を示すもので、図中Cは炉心支持部
耐震用芯合せ機構を示すものである。炉心支持板
4はシユラウド2内周に形成された段部41に載
置され、複数(図では1本のみ示す)のボルト4
2により締付固定されている。
シユラウド2の内周にはボルト42の下端を臨
かせる凹部43が形成され、この凹部43内にて
ナツト44が螺合されている。また符号45は炉
心支持板4の縁部に鉛直方向に設けられた、ボル
ト42を挿通させるためのボルト孔(第1の円形
嵌合部)であるが、このボルト孔45の径はボル
ト42の径より十分大きく形成されている。これ
はシユラウド2の段部41に形成されたボルト孔
(第2の円形嵌合部)46と、炉心支持板4側の
ボルト孔45の軸心線を一致させることは実際上
困難であるため、両者の軸心線が不一致となつて
もボルトの挿通を可能にするためである。そし
て、このボルト孔45内に外側偏心スリーブ(第
1の芯合せ部材)47が回転自在に嵌合され、同
スリーブ47とボルト42との間には内側偏心ス
リーブ(第2の芯合せ部材)48が回転自在に嵌
合されている。外側偏心スリーブ47は、外周円
(第1の円形被嵌合部)と内周円(偏心円形嵌合
部)との偏心量をgとする。また内側偏心スリー
ブ48における外周円(偏心円形被嵌合部)と内
周円(第2の円形被嵌合部)との偏心量も同量と
する(第9図参照)。また外側偏心スリーブ47
の内周上端部には、第9図に示す如く内周円に内
接し外周円と同心円をなす座ぐり穴49が形成さ
れている。なお第9図は両偏心スリーブ47,4
8の関係を示すもので、図中、符号C3は外側偏
心スリーブ47の外径軸心線、C3aは同スリーブ
47の内径軸心線、C3bは内側偏心スリーブ48
の内径軸心線を示している。
符号50は炉心支持板4上に設置されボルト4
2を挿通させるワツシヤであり、51はボルト4
2の上端部に螺合されたナツトである。
次に、シユラウドヘツド6のシユラウド2への
取付け手順を説明する。
第10図aは第4図の−断面を示すもの
で、このように偏心スリーブ31および耐震ピン
33を各嵌合穴12,13内に取付けるには、ま
ず偏心スリーブ31と耐震ピン33とを別々に、
各嵌合孔12,13に嵌合させる。この状態で耐
震ピン33の下半部33aを偏心スリーブ31に
上方より接近させ、第10図bの如く下半部33
aが座ぐり穴32内に入るような位置に耐震ピン
33を回転調節する。そして下半部33aを座ぐ
り穴32内に位置させたのち、再び耐震ピン33
を回転させ、同図cの如き下半部33aの外周面
が座ぐり穴32の内周面に接したところで、偏心
ピン33を嵌合穴13内に固定する。次に偏心ス
リーブ31を回転させてその内孔位置を耐震ピン
33の下半部33aの下方に合せ、このスリーブ
31を嵌合穴12内に固定するのである。
第11図aは第4図のXI−XI断面を示すもの
で、このように外側偏心スリーブ34と内側偏心
スリーブ36とをブラケツト11の円形嵌合孔1
8内に取付けるには、まず外側偏心スリーブ34
を嵌合孔18内に嵌合させるとともに、内側偏心
スリーブ36をブラケツト10,11間に位置さ
せて、そのめねじ38にガイドロツド16のおね
じ21を螺合させ、かつ、ガイドロツド16の円
形被嵌部23を円形嵌合孔17内に嵌合させる。
この状態で内側偏心スリーブ36を外側偏心スリ
ーブ34に下方より接近させ、第11図bの如く
内側偏心スリーブ36の上部が座ぐり穴35内に
入るような位置に内側偏心スリーブ36をガイド
ロツド16と共に回転させる。内側偏心スリーブ
36の上部を座ぐり穴35内に位置させたのち、
再び内側スリーブ36をガイドロツド16と共に
回転させ、同図cの如く内側偏心スリーブ36の
上部外周面が座ぐり穴35の内周面に接したとこ
ろで、内側スリーブ36の位置が決定する。次に
外側偏心スリーブ34を回転させてその内孔位置
を内側偏心スリーブ36の上方に合せるのであ
る。
このようにして偏心スリーブ31、耐震ピン3
3、外側および内側偏心スリーブ34,36の位
置が決つたところで、シユラウドヘツド6をシユ
ラウド2上に、第5図の如く取付けることができ
る。
また、炉心支持板4のシユラウド2内への取付
けは次の手順で行なわれる。
すなわち第12図aは第8図のXII−XII断面を示
すもので、このように外側偏心スリーブ47と内
側偏心スリーブ48とをボルト孔45内に取付け
るには、まず同図bの如く外側偏心スリーブ47
の一部をボルト孔45内に嵌合させるとともに、
内側偏心スリーブ48を外側偏心スリーブ47の
上方に位置させて、両スリーブ47,48を通し
てボルト42の下端をシユラウド2側のボルト孔
46内に挿入させておく。この状態で内側偏心ス
リーブ48をボルト42の周りに回転させて外側
偏心スリーブ48の座ぐり穴49内に位置させ
(同図c)、さらに内側偏心スリーブ48の外周面
を座ぐり穴49の内周面に内接させる(同図d)。
次に外側偏心スリーブ47を回転させてその内孔
位置を内側偏心スリーブ48の下方に位置させ、
内側偏心スリーブ48を上方より嵌合させる。そ
の後、両スリーブ47,48を一体にボルト孔4
5内に落し込む。
このようにして偏心スリーブ47,48をボル
ト孔45内に設置したのち、ワツシヤ50、ナツ
ト51を取付けて、炉心支持板4の取付けが完了
する。
以上の実施例によれば、シユラウドヘツド部耐
震用芯合せ機構Aでは偏心スリーブ31に対する
耐震ピン33の回転と、偏心スリーブ31の円形
嵌合穴12に対する回転との組合せにより、円形
嵌合穴12,13の偏心量および偏心方向に合つ
た芯合せを行なうことができる。
またシユラウドヘツド部位置決め用芯合せ機構
Bでは外側偏心スリーブ34に対する内側偏心ス
リーブ36の回転と、外側偏心スリーブ34の円
形嵌合孔18に対する回転との組合せにより、円
形嵌合孔17,18の偏心量および偏心方向に合
つた芯合せを行なうことができる。
さらに炉心支持部耐震用芯合せ機構Cでは外側
偏心スリーブ47に対する内側偏心スリーブ48
の回転と、外側偏心スリーブ47のボルト孔45
に対する回転との組合せにより、ボルト孔45,
46の偏心量および偏心方向に合つた芯合せを行
なうことができ、炉心支持板4の水平移動を防止
して原子炉の安全性の向上をはかることができ
る。
なお、本発明は実施例の構成に限定されるもの
ではない。たとえばシユラウドヘツド部位置決め
用芯合せ機構Bではシユラウド2側の嵌合孔17
に二重の偏心スリーブを嵌合するものとしてもよ
い。また原子炉以外にも、円形嵌合部が設けられ
た2つの構造物を、両嵌合部に共通の嵌合構造体
を嵌合させた状態で一体化する機構に広く適用す
ることができ、特に大形構造物には有効である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば、偏心ス
リーブ等の構成部品を予め加工しておくこと、お
よびすべての構成部品を均一寸法にすることがで
き、構造物同志を一体化するための工期を大幅に
短縮できる芯合せ機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は沸騰水型原子炉の概略構成を示す断面
図、第2図および第3図はシユラウドとシユラウ
ドヘツドとの接合部分を示す部分断面図、第4図
ないし第12図は本発明の一実施例を示すもの
で、第4図および第5図はシユラウドとシユラウ
ドヘツドとの接合部分を示す部分断面図、第6図
はシユラウドヘツド部耐震用芯合せ機構の分解断
面図、第7図はシユラウドヘツド部位置決め用芯
合せ機構の分解断面図、第8図は炉心支持板の取
付構造を示す部分断面図、第9図は炉心支持部耐
震用芯合せ機構の分解断面図、第10図aは第4
図の−断面図、同図b,cはシユラウドヘツ
ド部耐震用芯合せ機構の組立て手順を示す図、第
11図aは第4図のXI−XI断面図、同図b,cは
シユラウドヘツド部位置決め用芯合せ機構の組立
て手順を示す図、第12図aは第8図のXII−XII断
面図、同図bないしdは炉心支持部耐震用芯合せ
機構の組立て手順を示す図である。 A……シユラウドヘツド部耐震用芯合せ機構、
B……シユラウドヘツド部位置決め用芯合せ機
構、C……炉心支持部耐震用芯合せ機構、31…
…偏心スリーブ(第1の芯合せ部材)、33……
耐震ピン(第2の芯合せ部材)、34……外側偏
心スリーブ(第1の芯合せ部材)、36……内側
偏心スリーブ(第2の芯合せ部材)、47……外
側偏心スリーブ(第1の芯合せ部材)、48……
内側偏心スリーブ(第2の芯合せ部材)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の構造物に設けられた第1の円形嵌合部
    と、この第1の円形嵌合部に回転自在に嵌合する
    第1の円形被嵌合部およびこれと偏心して設けら
    れた偏心円形嵌合部を有する第1の芯合せ部材
    と、前記第1の構造物と一体化されるべき第2の
    構造物に設けられた第2の円形嵌合部と、この第
    2の円形嵌合部に直接または間接的に嵌合する第
    2の円形被嵌合部およびこれと偏心して設けられ
    前記第1の芯合せ部材の偏心円形嵌合部に回転自
    在に嵌合する偏心円形被嵌合部を有する第2の芯
    合せ部材とを具備し、前記第1の円形嵌合部に対
    する第1の芯合せ部材の回転と、この第1の芯合
    せ部材に対する第2の芯合せ部材の回転との組合
    せにより、前記第2の円形被嵌合部の軸心線を第
    2の構造物の第2の円形嵌合部の軸心線に一致さ
    せることを可能にした芯合せ機構。
JP59026396A 1984-02-15 1984-02-15 芯合せ機構 Granted JPS60172717A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59026396A JPS60172717A (ja) 1984-02-15 1984-02-15 芯合せ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59026396A JPS60172717A (ja) 1984-02-15 1984-02-15 芯合せ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60172717A JPS60172717A (ja) 1985-09-06
JPH0258487B2 true JPH0258487B2 (ja) 1990-12-07

Family

ID=12192385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59026396A Granted JPS60172717A (ja) 1984-02-15 1984-02-15 芯合せ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60172717A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113010A (ja) * 1984-06-26 1986-01-21 三菱重工業株式会社 偏心ピンおよび偏心ブツシユによる位置決め方法
DE102015114401A1 (de) * 2015-08-28 2017-03-02 Wittenstein Se Befestigungssystem für ein Maschinenelement
CN111721127A (zh) * 2019-03-18 2020-09-29 北京三兴汽车有限公司 一种推钢机油缸接头销轴改造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60172717A (ja) 1985-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7272204B2 (en) Method and apparatus for clamping a riser brace assembly in nuclear reactor
US5803686A (en) Reactor core shroud repair using splice plate to bridge weld seam
CA1105297A (en) Assembly of two parts
US6857814B2 (en) Method and apparatus for repairing a riser brace in nuclear reactor
US6647083B1 (en) Method and apparatus for stiffening a riser brace in nuclear reactor
US20060215801A1 (en) Method and apparatus for repairing a jet pump riser brace to reactor vessel pad attachment in a nuclear reactor
JPH0258487B2 (ja)
DE69629388T2 (de) Verfahren zur installierung eines druckdifferenzumsetzers
JP6283154B2 (ja) 拡張分割ブッシュパイプのための方法及び装置
KR910005731B1 (ko) 원자로용 연료 집합체
JPH07117088B2 (ja) 鋼構造物のボルト接合構造
JPH0420153B2 (ja)
RU2166101C2 (ru) Узел соединения статорных деталей паровой турбины
CN112392564A (zh) 一种外环机匣与辐板的连接结构
CN219413876U (zh) 一种法兰式阀门安装固定抱箍
JP2572596Y2 (ja) フランジレス形の弁の芯出し構造
CN215468639U (zh) 一种x射线管组件外壳的焊接工装
US20020098036A1 (en) Screwing device and method for locking a control rod drive housing tube nut of a nuclear power station
CN201401585Y (zh) 用于管件快速连接装置连接的金属波纹管
CN209837107U (zh) 一种窨井内井盖专用支架
JP2804787B2 (ja) 主蒸気フローノズルを有する原子炉圧力容器の組み立て方法
JP3065511B2 (ja) 燃料集合体
JP4219190B2 (ja) 耐震管継手用スペーサ
JPH04210385A (ja) 配管要素の位置決め治具
JPS6021772Y2 (ja) オリフイス式流量計

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term