JPH0258419A - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JPH0258419A
JPH0258419A JP63208416A JP20841688A JPH0258419A JP H0258419 A JPH0258419 A JP H0258419A JP 63208416 A JP63208416 A JP 63208416A JP 20841688 A JP20841688 A JP 20841688A JP H0258419 A JPH0258419 A JP H0258419A
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JP
Japan
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circuit
output
output stage
transistor
totem pole
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Pending
Application number
JP63208416A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Hoshi
星 恭彦
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Original Assignee
Hitachi Microcomputer Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トーテムポール回路やコンプリメンタリプッ
シュプル回路、又はオープンコレクタ回路やオープンド
レイン回路を含む出力回路に関し、例えばそのような出
力回路を含む半導体集積回路に適用して有効な技術に関
するものである。
〔従来技術〕
半導体集積回路の出力回路としてはTTL (トランジ
スタ・トランジスタ・ロジック)ゲートで構成されるト
ーテムポール出力やオープンコレクタ出力などを利用す
ることができる。トーテムポール出力回路はハイレベル
及びローレベルの双方の出力状態に対して低インピーダ
ンスを有し、容量性負荷に対する高速駆動などに利用さ
れる。−方オープンコレクタ出力回路の出力トランジス
タはコレクタが開放され、そこにプルアップ抵抗のよう
な負荷抵抗を外付けして動作され、複数のゲート出力に
対するワイヤード○Rを可能とするものである。
尚、トーテムポール出力やオープンコレクタ出力につい
て記載された文献の例としては昭和56年6月30日朝
倉書店発行の「集積回路応用ハンドブック」第236頁
がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、出力回路が駆動すべきバス信号線は一般的に
終端抵抗を入れない限り容量成分が相対的に大きくなり
、バス信号線の論理値が変化されないときには大きな電
流は流れないが、バス信号線の論理値を反転させるよう
な場合に、その動作を高速に行おうとすると、容量性負
荷に対する駆動能力を増さなければならず、そのために
従来はトーテムポール出力回路を構成するトランジスタ
を大きくしてベース及びコレクタに大きな電流を流して
いた。しかしながら、このような手段では消費電力が著
しく増大してしまう。
また、オープンコレクタ出力回路ではバス信号線に対す
る充電を負荷抵抗によって行うため、トーテムポール出
力回路に比べて高速にバス信号線を駆動することができ
ないが、そうかといって負荷抵抗の値を小さくしても消
*電力ばかり増して負荷抵抗の値を小さくする割りには
高速動作を実現することができない。この点については
オープンドレイン出力回路についても同様である。
本発明の目的は、消費電力の著しい増大を抑えて駆動能
力もしくは駆動速度を高めることができる出力回路を提
供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、トーテムポール回路又はコンプリメンタリプ
ッシュプル回路を含む最終出力段に、出力前段を構成す
るトーテムポール回路又はコンプリメンタリプッシュプ
ル回路を結合し、その最終出力段を出力反転させる入力
の変化に基づいて所定期間出力前段を最終出力段に同期
動作させる制御手段を設けるものである。
また、オープンコレクタ又はオープンドレインとされる
トランジスタによって構成される最終出力段の出力端子
に電流供給用トランジスタを結合し、その最終出力段を
構成するトランジスタをターンオフさせる入力の変化を
検出して、上記電流供給用トランジスタを所定期間ター
ンオン制御する制御手段を設けるものである。このとき
、電流引き抜き能力をも向上させる場合には、トーテム
ポール回路又はコンプリメンタリプッシュプル回路によ
って出力前段を構成し、上記最終出力段を出力反転させ
る入力の変化に基づいて所定期間出力前段を最終出力段
に同期動作させるとよい6〔作 用〕 上記した手段によれば、最終出力段の出力反転動作に呼
応して出力動作する出力前段が最終出力段だけの動作に
較べて出力インピーダンスをさらに低くして高速動作も
しくは駆動能力の増大をもたらすように働く。そして出
力前段及び最終出力段による駆動動作で出力が確定され
る以降出力前段の出力動作を停止させる制御手段は無駄
な電力消費を抑制するように作用する。
〔実施例1〕 第1図には本発明の一実施例であるトーテムポール形式
の出力回路が示される。
第1図に示される出力回路は、最終出力段を構成するト
ーテムポール回路1と、このトーテムポール回路1の出
力端子に結合されて出力前段を構成するトーテムポール
回路2と、上記最終出力段を構成するトーテムポール回
路1の出力を反転させるべき入力信号INの変化に基づ
いて所定期間出力前段を構成するトーテムポール回路2
を最終出力段を構成するトーテムポール回路1に同期動
作させる制御回路3とを備えて成る。
上記最終出力段を構成するトーテムポール回路1は、特
に制限されないが、電源端子V c cと回路の接地端
子Veeとの間に直列接続された1対のnpn トラン
ジスタQl、Q2を備え、これらトランジスタQl、Q
2を制御するために、抵抗R1,npnトランジスタQ
3.抵抗R2が電源端子vccと回路の接地端子Vee
との間に直列接続される。上記トランジスタQ1のベー
ス電極はトランジスタQ3のコレクタ電極に結合され。
且つ上記トランジスタQ2のベース電極はトランジスタ
Q3のエミッタ電極に結合され、そして上記トランジス
タQ3のベース電極には入力信号INが供給される。入
力信号INが比較的高いレベルにされると、トランジス
タQ3がオン動作され、これによってトランジスタQ2
は出力端子OUTに結合されるパス信号IBSLの容量
性負荷CLに充電されている電荷を回路の接地端子V 
eeに引き抜いてローレベルに駆動する。一方、入力信
号INが比較的低いレベルにされると、トランジスタQ
3がオフ動作され、これによってトランジスタQ1は出
力端子OUTに結合される容量性負荷CLに電源端子V
ccから充電電荷を供給してハイレベルに駆動する。
出力前段を構成する上記トーテムポール回路2は、特に
制限されないが、電源端子Vccと回路の接地端子Ve
eとの間に直列接続された1対のnpnトランジスタQ
4.Q5を備え、これらトランジスタQ4.Q5の制御
は上記制御回路3が行う。
ここで、トーテムポール回路1は、ハイレベル又はロー
レベルに確定されるバス信号線BSL上のレベルを維持
するために専ら利用され、これに含まれるトランジスタ
Ql、Q2のサイズはその要求を満足し得る大きさでよ
く、比較的小さくすることができる。一方、トーテムポ
ール回路2は、バス信号線BSL上の論理値を反転させ
るときに、トーテムポール回路1の駆動能力を補って論
理値反転動作を高速化するためのものであり、その必要
な駆動速度に応じてトランジスタQ4.Q5のサイズは
相対的に大きくされる。
上記制御回路3は、トランジスタQ4のベース電極に供
給される制御信号C上とトランジスタQ5のベース電極
に供給される制御信号C2を形成する。この制御回路3
は、入力信号INの変化を検出すると、所定期間制御信
号C1,C2を相補レベルに駆動し、それ以外の期間は
両者を供に低いレベルに制御してトランジスタQ4.Q
5をオフ制御する。例えば、入力信号INが高いレベル
から低いレベルに変化されたときは、制御信号C1は比
較的高いレベルにそして制御信号C2は比較的低いレベ
ルに制御され、これによってトランジスタQ4は、入力
信号INが比較的高いレベルから低いレベルに変化され
る状態に呼応して所定期間、トーテムポール回路1に含
まれるトランジスタQ1と供に電源端子Vccから出力
端子OUTへ電荷を供給し、バス信号線BSLに結合さ
れている容量性負荷CLを急速に充電してその論理値を
高速に反転させる1反転動作が確定された後にはトーテ
ムポール回路1に含まれるトランジスタQ1だけが電荷
供給状態を維持する。一方、入力信号が低いレベルから
高いレベルに変化されたときは、制御信号C1は比較的
低いレベルにそして制御信号C2は比較的高いレベルに
制御され、これによってトランジスタQ5は、入力信号
INが比較的低いレベルから高いレベルに変化される状
態に呼応して所定期間、トーテムポール回路1に含まれ
るトランジスタQ2と供に容量性負荷CLの電荷を電源
端子Veeに急速に引き抜いてバス信号線BSLの論理
値を高速に反転させる。反転動作が確定された後にはト
ーテムポール回路1に含まれるトランジスタQ2だけが
放電可能状態を維持する。
次に上記出力回路の動作の一例を第2図をも参照しなが
ら説明する。
例えば1時刻t0に入力信号INが高いレベルから低い
レベルに変化されると、これを受けるトーテムポール回
11のトランジスタQ1は低インピーダンス状態にされ
て電源端子Vddから出力端子にOUTに電荷を供給開
始する。トランジスタQ1のサイズは相対的に小さいか
ら電荷の供給速度は緩やかである。また、時刻t0にお
ける入力信号INの変化を受ける制御口w13は、その
変化に応じて制御信号C1を比較的高いレベルに変化さ
せる。これにより、制御信号C1をベース電極に受ける
トーテムポール回路2のトランジスタQ4は低インピー
ダンス状態にされて電源端子V<(dから出力端子OU
Tに電荷を供給開始する6トランジスタQ4のサイズは
相対的に大きいから電荷の供給速度は急速である。従っ
て出力端子OU Tのレベル即ち容量性負荷CLが結合
されたバス信号IBsLのレベルは、低インピーダンス
状態のトランジスタQ1とQ4との共働作用で高速に充
電されて時刻t□にハイレベルに反転される。
バス信号IBSLのレベル反転が確定された以降、制御
回路3は所定の時刻し2に制御信号C1を比較的低いレ
ベルに戻し、ハイレベルに反転されたバス信号線B S
 LのレベルをトランジスタQ1の電荷供給動作によっ
て維持される。
このように、トーテムポール回路2に含まれるトランジ
スタQ4は、バス信号線BSL上の論理値をハイレベル
に反転させるとき、トーテムポール回路1に含まれるト
ランジスタQ1の駆動能力を補って論理値反転動作を高
速化するから、比較的大きな容量性負荷CLに対するレ
ベル反転駆動動作に対しても高速化を達成することがで
きる。
そして、反転動作が確定された後、トーテムポール回路
2は制御回路3によって再び高出力インピーダンス状態
に戻されるから、バス信号線BSLのレベルが確定され
た後の無駄な電力消費が抑制される。
尚、入力信号INが低いレベルから高いレベルに変化さ
れるときの動作も同様であり、この場合にはトランジス
タQ5が機能する。
第3図には本発明の他の実施例である相補型MO8回路
形式の出力回路が示される。
第3図に示さ九る出力回路は、最終出力段を相補型MO
8(以下端にCMO5とも記す)インバータ4によって
構成し、出力前段をCMOSインバータ5によって構成
した点が上記実施例と相違する。上記CM OSインバ
ータ4は、電源端子Vccと回路の接地端子Veeとの
間に直列接続されたpチャンネル型MO3FETQ6及
びnチャンネル型MOSFETQ7によって構成され、
上記CMOSインバータ5は、電源端子V c cと回
路の接地端子Veeとの間に直列接続されたpチャンネ
ル型M OS F E T 08及びnチャンネル型1
(O5FETQ9によって構成される。夫々のCM O
Sインバータ11,5は出力端子OUTを共有し、最終
出力段を構成するCMOSインバータ4の入力端子には
上記入力信号INが供給され、また出力前段を構成する
CMOSインバータ5に含まれるMO8FETQ8のゲ
ート電極には制御回路9から出力される制御信号C3が
供給されると供に、MO3FETQ9のゲート電極には
制御信号C4が供給される。
上記制御回路9は、入力信号Inの変化を検出すると、
所定期間上記制御信号C3,C4の何れか一方をイネー
ブルレベルに駆動し、それ以外は両者を共にディスエー
ブルレベルに制御する。尚、q、n イ、v号C3のイ
ネーブルレベルはローレ、ベル。
制御信号C4のイネーブルレベルはハイレベルとされる
。この制御回路9において1例えば入力信号INが高い
レベルから低いレベルに変化されたときは、制御信号C
3及びC4は共に比較的低いレベルに制御され、これに
よってMO3FETQ8は、入力信号INが比較的高い
レベルがら低いレベルに変化される状態に呼応して所定
期間、CMOSインバータ4に含まれるMO5FETQ
6と供に電源端子Vccから出力端子OUTへ電荷を供
給し、バス信号線BSLに結合されている容量性負荷C
Lを急速に充電してその論理値を高速に反転させる。反
転動作が確定された後にはCMOSインバータ4に含ま
れるMO5FETQ6だけが電荷供給状態を維持する。
一方、入力信号が低いレベルから高いレベルに変化され
たときは、制御信号C3及びC4は共に比較的高いレベ
ルに制御され、これによってMO8FETQ9は、入力
信号INが比較的低いレベルから高いレベルに変化され
る状態に呼応して所定期間、CMOSインバータ4に含
まれるMO5FETQ7と供に容量性負荷CLの電荷を
電源端子Veeに急速に引き抜いてバス信号線BSLの
論理値を高速に反転させる。反転動作が確定された後に
はCMOSインバータ4に含まれるMO5FETQ’7
だけが放電可能状態を維持する、 本実施例の出力回路においても、出力前段を構成するC
MOSインバータ5は、バス信号線BSL上の論理値を
反転させるときに、最終出力段を構成するCMOSイン
バータ4の駆動能力を補って論理値反転動作を高速化し
、且つ、反転動作終了後には高出力インピーダンス状態
を採って無駄な電力消費を抑えるように作用する。
−に記実施例1によれば以下の作用効果を得るものであ
る。
(1)出力前段を構成するトーテムポール回路2やCM
OSインバータ5は、バス信号線BSL上の論理値を反
転させるときに、最終出力段を構成するトーテムポール
回路1やCMOSインバータ4の駆動能力を補うよに、
電荷供給動作又は電荷引き抜き動作を行うから、比較的
大きな容量性負荷CLが結合されているバス信号線BS
Lの論理値反転動作を高速に行うことができる。
(2)論理値反転動作によりバス信号線BSL上のレベ
ルが確定された以降、制御回路3,9は出力前段を構成
するトーテムポール回路2やCMOSインバータ5を高
出力インピーダンス状態にもどすことにより、バス信号
線BSLのレベルを一定に保てばよい状態における無駄
な電力消費を抑えることができる。
〔実施例2〕 第4図には本発明の他の実施例であるオーブンコレクタ
形式の出力回路が示される。
第4図に示される出力回路は、最終出力段をオープンコ
レクタ形式で構成するnpnl−ランジスタQLOと、
このトランジスタQIOのコレクタと電源端子Vccに
結合された電流供給用のnpnトランジスタQllとを
備える。上記トランジスタQIOのベース電極には、入
力信号INを反転させるインバータ6の出力信号が供給
される。
上記トランジスタQllのベース電極にはタイマのよう
な制御回路7から出力される制御信号C5が供給される
一ヒ記制御回路7は、入力信号INの比較的低いレベル
から比較的高いレベルへの変化を検出した後の所定期間
だけ制御信号C5を比較的高いレベルに制御する。即ち
、最終出力段を構成するトランジスタQIOをターンオ
フさせる入力信号rNの変化を検出して上記電流供給用
のトランジスタQllを所定期間ターンオン制御する。
トランジスタQIOのコレクタに結合された出力端子O
UTは、バス信号線BSLを介して図示しないその他の
出力回路とワイヤードORされるが、そのバス信号線B
SLなどは不所望な容量性負荷CLを構成する。
この出力回路において、入力信号INが比較的高いレベ
ルから低いレベルに変化されると、トランジスタQIO
がターン・オンしてバス信号、IBSLの容量性負荷C
Lをディスチャージする。−方、入力信号INが比較的
低いレベルから高いレベルに変化されると、トランジス
タQIOがターン・オフするが、これに同期して制御回
路7がトランジスタQllをターン・オン制御する。こ
れにより、バス信号線BSLの容量性負荷CLはプルア
ップ抵抗R3からの電荷の供給に加えて、ターン・オン
されたトランジスタQllから電荷の供給を受けて高速
に充電される。バス信号線BSLに対する論理値反転動
作が確定された後、制御回路7はトランジスタQllを
ターン・オフ制御して無駄な′電力消費を抑える。
第5図には本発明の他の実施例であるオープンドレイン
形式の出力回路が示される。
第5図に示される出力回路は、nチャンネル型MO8F
ETQ12によって最終出力段をオープンドレイン形式
で楕成し、このMO5FETQI2のドレインと電源端
子Vccに電流供給用のPチャンネル型MO5FETQ
13を結合する。上記MOSFETQ12のゲート電極
には入力信号INが供給され、MO3FETQ13のゲ
ート電極には制御回路8から出力される制御信号C6が
供給される。
上記制御回路8は、入力信号INの比較的高いレベルか
ら比較的低いレベルへの変化を検出した後の所定期間だ
け制御信号C6を比較的低いレベルに制御する。即ち、
最終出力段を構成するMO5FETQ12をターンオフ
させる入力信号INの変化を検出して上記電流供給用の
MO5FETQ13を所定期間ターンオン制御する。
MO8FETQ13のドレイン電極に結合された出力端
子OUTは、バス信号線BSLを介して図示しないその
他の出力回路とワイヤードORされるが、そのバス信号
線BSLなどは不所望な容量性負荷CLを構成する。
この出力回路において、入力信号INが比較的低いレベ
ルから高いレベルに変化されると、MO5FETQ12
がターン・オンしてバス信号MtBSLの容量性負荷C
Lをディスチャージする。−方、入力信号INが比較的
高いレベルから低し)レベルに変化されると、MO5F
ETQ12がターン・オフするが、これに同期して制御
回路8がMO5FETQ13をターン・オン制御する。
これにより、43171号線BSLの容量性負荷CLは
プルアップ抵抗R3からの電荷の供給に加えて、ターン
・オンされたMO8FETQ13から電荷の供給を受け
て高速に充電される。バス信号aBSLに対する論理値
反転動作が確定された後、制御回路8はMO3FETQ
13をターン・オフ制御して無駄な電力消費を抑える。
上記実施例2によれば以下の作用効果を得るものである
(1)npnトランジスタQllやM OS F E 
TQ13は、バス信号1lABsL上のレベルが比較的
低いレベルから高いレベルに反転される場合に、オーブ
ンコレクタ出力形式やオープンドレイン出力形式におけ
る外部のプルアップ抵抗R3による充電作用を補うよに
1強制的に電源端子Vccから電荷を供給するから、比
較的大きな容量性負荷CLが結合されているバス信号線
BSLの論理値を比較的高いレベルに反転させる動作を
能動的に高速化することができる。この動作は、トーテ
ムポール回路やコンプリメンタリプッシュプル回路を最
終出力段に含む出力回路においてバス信号線のレベルを
比較的低いレベルから高いレベルに反転させるのと同様
の能動的動作とされる。
(2)論理値反転動作によりバス信号$1BsL上のレ
ベルが比較的高いレベルに確定された以降、制御回路7
や8はトランジスタQllやMO3FETQ13をカッ
ト・オフ状態に戻すことにより、バス信号IBsLのレ
ベルを一定に保てばよい状態における無駄な電力消費を
抑えることができるようになる。
〔実施例3〕 第6図には本発明のその他の実施例であるオープンコレ
クタ形式の出力回路が示される。
第6図に示される出力回路は、第4図に示される出力回
路におけるトランジスタQllの代わりに出力前段を構
成するトーテムポール回路10を設けた点が相違する。
このトーテムポール回路10は、電源端子Vccと回路
の接地端子の間にnpnトランジスタQ15とQ16を
直列接続して成り、トランジスタQ15.Q16のベー
ス電極には制御回路11から出力される制御信号C5゜
C6が供給される。
制御回路11は、入力信号INの変化を検出すると、所
定期間制御信号C7,C8を相補レベルに駆動し、それ
以外の期間は両者を供に低いレベルに制御してトランジ
スタQ15.Q16をオフ制御する。例えば、入力信号
が低いレベルから高いレベルに変化されたときは、制御
信号C7は比較的高いレベルにそして制御信号C8は比
較的低いレベルに制御され、これによってトランジスタ
Q15は、プルアップ抵抗R3による充電用に加え、電
源端子Vccから出力端子OUTへ電荷を供給し、バス
信号線BSLに結合されている容量性負荷CLを能動的
に充電してその論理値を高速にハイレベルに反転させる
。反転動作が確定された後にはトランジスタQ15はタ
ーン・オフされる、一方、入力信号が高いレベルから低
いレベル・に変化されたときは、制御信号C7は比較的
低いレベルにそして制御信号C8は比較的高いレベルに
制御され、これによってトランジスタQ16は。
入力信号INが比較的高いレベルから低いレベルに変化
される状態に呼応して所定期間、オープンコレクタ形式
のトランジスタQIOと供に容量性負荷CLの電荷を電
源端子Veeに急速に引き抜いてバス信号線BSLの論
理値をローレベルに反転させる1反転動作が確定された
後にはトランジスタQ16はターン・オフされる。
したがって、第6図に示される出力回路によれば、第4
図に示される出力回路に対し、バス信号4fIBSLを
ローレベルにディスチャージする動作に対しても高速化
を図ることができるという効果が付加される。
第7図には本発明のその他の実施例であるオープンドレ
イン形式の出力回路が示される。
第7図に示される出力回路は、第5図に示される出力回
路におけるMO,5FETQ13の代わりに、出力前段
を構成するC MOSインバータ12を設けた点が相違
する。CMOSインバータ12は、電源端子V c c
と回路の接地端子の間にpチャンネル型MO3FETQ
17とnチャンネル型MO5FET018を直列接続し
て成り、MO8FETQ17.Q18のゲート電極には
制御回路13から出力される制御信号C9,CIOが供
給される。
制御回路13は、入力信号INの変化を検出すると、所
定期間制御信号C9,CIOの何れか一方をイネーブル
レベルに駆動し、それ以外の期間は両者を供にディスエ
ーブルレベルに制御してトランジスタQ17,018を
供にオフ状態に制御する。尚、制御信号C9のイネーブ
ルレベルはローレベルとされ、#御信号C10のイネー
ブルレベルはハイレベルとされる。
この制御回路において、例えば入力信号INが高いレベ
ルから低いレベルに変化されたときは、制御信号C9及
びCIOは供に比較的低いレベルに制御され、これによ
ってオン動作されるMO3FETQ17は、プルアップ
抵抗R3による充電用に加え、電源端子V c cから
出力端子OUTへ電荷を供給し、バス信号線BSLに結
合されている容量性負荷CLを能動的に充電してその論
理値を高速にハイレベルに反転させる。反転動作が確定
された後にはそのトランジスタQ17はターン・オフさ
れる。一方、入力信号が低いレベルから高いレベルに変
化されたときは、制御信号C9及びCIOは供に比較的
高いレベルに制御され、これによってオン動作されるト
ランジスタ018は、ハイレベルの入力信号INを受け
てオン動作するオープンコレクタ形式のトランジスタQ
1oと供に容量性負荷CLの電荷を電源端子Veeに急
速に引き抜いてバス信号線BSLの論理値をローレベル
に反転させる。反転動作が確定された後にはトランジス
タQ16はターン・オフされる。
したがって、第7図に示される出力回路によれば、第5
図に示される出力回路に対し、バス信号線BSLをロー
レベルにディスチャージする動作に対しても高速化を図
ることができるという効果が付加される。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能であることは言うまでもない。
例えば第1図などに示されるトーテムポール回路の回路
構成は上記実施例に限定されず適宜変更することができ
る。また、このトーテムポール回路はコンプリメンタリ
プッシュプル回路に変更可能である。また第3図に示さ
れるCMOSインバータも1対のnチャンネル型MO3
FETを直列接続した回路形式に変更可能である。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である′rTLロジックや
CMOSロジックに適用した場合について説明したが5
本発明はそれに限定されず各種論理回路や半導体棋積回
路に適用することができる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなりち、トーテムポール回路又はコンブリメンタリプ
ッシュプル回路を含む最終出力段に、出力前段を構成す
るトーテムポール回路又はコンプリメンタリプッシュプ
ル回路を結合し、その最終出力段を出力反転させる入力
の変化に基づいて所定期間出力前段を最終出力段に同期
動作させる制御手段を設けたから、出力前段を構成する
トーテムポール回路などは、バス信号線り上の論理値を
反転させるときに、最終出力段を構成するトーテムポー
ル回路などの駆動能力を補うよに、制御回路の制御に基
づいて電荷供給動作又は電荷引き抜き動作を行い、これ
によって、比較的大きな容量性負荷が結合されているバ
ス信号線の論理値反転動作を高速に行うことができ、し
かも、論理値反転動作によりバス信号線上のレベルが確
定された以降、制御回路は出力前段を構成するトーテム
ポール回路などを高出力インピーダンス状態にもどすこ
とにより、バス信号線のレベルを一定に保てばよい状態
における無駄な電力消費を抑えることができるという効
果がある。
また、オープンコレクタ又はオープンドレインとされる
トランジスタによって構成される最終出力段の出力端子
に電流供給用トランジスタを結合し、その最終出力段を
構成するトランジスタをターンオフさせる入力の変化を
検出して、上記電流供給用トランジスタを所定期間ター
ンオン制御する制御手段を設けて出力回路を構成するこ
とにより、電流供給用トランジスタは、バス信号線上の
レヘルカ比較的低いレベルから高いレベルに反転される
場合に、オープンコレクタ出力形式やオープンドレイン
出力形式における外部のプルアップ抵抗による充電作用
を補うよに1強制的に電源端子から電荷を供給するから
、比較的大きな容量性負荷が結合されているバス信号線
の論理値を比較的高いレベルに反転させる動作を能動的
にそして高速に行うことができ、しかも上記同様に論理
値反転動作によりバス信号線上のレベルが比較的高いレ
ベルに確定された以降、制御回路は電流供給用トランジ
スタはカット・オフ状態に戻されるから、バス信号線の
レベルを一定に保てばよい状態における無駄な電力消費
を抑えることができる。
そして、オープンコレクタ形式やオープンドレイン形式
の出力回路において、トーテムポール回路又はコンプリ
メンタリプッシュプル回路によって出力前段を構成し、
上記最終出力段を出力反転させる入力の変化に基づいて
所定期間出力前段を最終出力段に同期動作させると、バ
ス信号線をローレベルにディスチャージする動作に対し
ても高速化もしくは電流引き抜き能力を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるトーテムポール形式の
出力回路を示す回路図。 第2図は第1図の出力回路における動作の一例を示すタ
イミングチャート。 第3図は本発明の他の実施例であるCMOSインバータ
回路形式の出力回路を示す回路図、第4図は本発明のそ
の他の実施例であるオープンコレクタ形式の出力回路を
示す回路図。 第5図は本発明の他の実施例であるオープンドレイン形
式の出力回路を示す回路図、 第6図は本発明のその他の実施例であるトーテムポール
回路を出力前段にもつオープンコレクタ形式の出力回路
を示す回路図、 第7図は本発明の他の実施例であるCMOSインバータ
を出力前段に持つオープンドレイン形式の出力回路を示
す回路図である。 1.2・・・トーテムポール回路、3・・・制御回路、
OUT・・・出力端子、BSL・・・バス信号線、CL
・・・容量負荷、IN・・・入力信号、4,5・・・C
MOSインバータ、QIO・・・オープンコレクタ構成
用npnトランジスタ、Qll・・・電流供給用npn
l−ランジスタ、7・・・制御回路、Q12・・・オー
プンドレイン構成用nチャンネル型MO3FET、Q1
3・・・電流供給用pチャンネル型MO5FET、8・
・・制御回路、9・・・制御回路、10・・・トーテム
ポール回路、11・・・制御回路、12・・・CMOS
インバータ、13・・・制御回路。 第 図 第 図 □−−−−\4 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トーテムポール回路又はコンプリメンタリプッシュ
    プル回路を含む最終出力段と、この最終出力段の出力端
    子に結合されて出力前段を構成するトーテムポール回路
    又はコンプリメンタリプッシュプル回路と、上記最終出
    力段を出力反転させる入力の変化に基づいて所定期間出
    力前段を最終出力段に同期動作させる制御手段とを備え
    て成る出力回路。 2、オープンコレクタ又はオープンドレインとされるト
    ランジスタによって構成される最終出力段と、この最終
    出力段の出力端子に結合された電流供給用トランジスタ
    と、上記最終出力段を構成するトランジスタをターンオ
    フさせる入力の変化を検出して上記電流供給用トランジ
    スタを所定期間ターンオン制御する制御手段とを備えて
    成る出力回路。 3、上記電流供給用トランジスタは、電流引き抜き用ト
    ランジスタと供にトーテムポール回路又はコンプリメン
    タリプッシュプル回路によって出力前段を構成し、制御
    手段は、上記最終出力段を出力反転させる入力の変化に
    基づいて所定期間出力前段を最終出力段に同期動作させ
    るものである請求項2に記載の出力回路。
JP63208416A 1988-08-24 1988-08-24 出力回路 Pending JPH0258419A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02205113A (ja) * 1989-02-03 1990-08-15 Nec Corp ワイアード信号ドライブ回路
JP2007235546A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Elpida Memory Inc 出力回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02205113A (ja) * 1989-02-03 1990-08-15 Nec Corp ワイアード信号ドライブ回路
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