JPH0258124B2 - - Google Patents

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JPH0258124B2
JPH0258124B2 JP56078410A JP7841081A JPH0258124B2 JP H0258124 B2 JPH0258124 B2 JP H0258124B2 JP 56078410 A JP56078410 A JP 56078410A JP 7841081 A JP7841081 A JP 7841081A JP H0258124 B2 JPH0258124 B2 JP H0258124B2
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JP
Japan
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cooling
evaporator
temperature
compressor
degree
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JP56078410A
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JPS57194113A (en
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Yasuyuki Nishi
Masao Sakurai
Masashi Takagi
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE19823210884 priority patent/DE3210884A1/de
Publication of JPS57194113A publication Critical patent/JPS57194113A/ja
Priority to US06/614,713 priority patent/US4539823A/en
Publication of JPH0258124B2 publication Critical patent/JPH0258124B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
    • B60H1/3205Control means therefor

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車等に用いられる空調装置の冷凍
サイクルの能力制御に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の自動車用空調装置は第1図に示す
ような圧縮機1、凝縮器2、レシーバ3、膨張弁
4、蒸発器5により構成される蒸気圧縮式冷凍サ
イクルを用いていた。この冷凍サイクルは、送風
機8によつて空調装置通風系路に導かれた車室内
或は車室外の空気を蒸発器5で3℃〜4℃に冷却
するような構成になつている。そして、この冷凍
サイクルによつて冷却された空気は第2図に示す
エアミツクスダンパ9によつて2つの流れに分け
られ、一方は加熱器10によつて温められ、他方
はバイパス路10aを通つてそのままの温度で、
エアミツクスチヤンバ7へ導かれ、両者が混り合
い乗員の欲する適当な温度で車室内へ吐出される
ようになつている。そして、乗員が欲する空気温
度の高低は、乗員により操作されるか、または車
室内温度と設定温度とに応じて自動的に操作され
るエアミツクスダンパ9の開度によつて調節され
ている。
従つて、エアミツクスダンパの開度が大きく加
熱器による加熱量が多いときは高い吹出空気温度
が要求されるときであり、逆に開度が小さく加熱
量が小さいときは低い吹出空気温度が要求される
ときである。
ところで、この種の装置では、エンジン回転数
の増加に伴う圧縮機回転数の増加、或は外気温低
下等による冷房負荷の低下によつて、蒸発器内の
冷媒温度が低くなり、蒸発器表面に霜が付着し、
その結果送風機8によつて送り出される風量が減
少し、冷房能力の低下をまねくことがあるため蒸
発器直後の空気温度を温度感知器6によつて感知
し、その信号により圧縮機1の電磁クラツチ1a
を断続し、圧縮機1の稼働時間を調節して、蒸発
器内冷媒温度を制御するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記構成では乗員の希望温度の
高低とは無関係に常に蒸発器直後の空気温度が一
定値(3℃〜4℃)となるように圧縮機1の運転
を断続しているので、車室へ吹出すべき空気温度
が比較的高い時すなわち暖房時には、エアミツク
スダンパ9の開度が大きくなり、再加熱量を多く
して温度調節することになる。その結果圧縮機1
は再加熱分だけ無駄な仕事をするという欠点があ
る。
また、圧縮機1の運転が断続されるので、吹出
空気温度の変動が著しく、空調フイーリングを悪
くするとともに、電磁クラツチ1aの耐久性に悪
影響を及ぼしたり、自動車の走行フイーリングを
悪くする等の不具合もある。
また、従来から特公昭54−12693号公報に開示
されるように、エアミツクスダンパの開度が所定
値以上の暖房領域にあるときには冷媒圧縮機を停
止させ、上述のような再加熱の無駄を減少させる
ものが知られている。
しかし、上記公報のものではエアミツクスダン
パの開度が所定値以上になると蒸発器の冷却度合
に関係なく突然に冷媒圧縮機が停止され空気の冷
却が全く行われなくなるため、それまで除湿され
ていた空気が突然に除湿されなくなり、乗員に不
連続な空調フイーリングを与えてしまうという問
題点があつた。
本発明は上記の如き問題点に鑑みてなされたも
のであり、高い吹出空気温度が要求されるときに
は蒸発器の冷却度合を減少させて圧縮機の消費動
力を減少させることができ、また、低い吹出空気
温度が要求されるときには蒸発器の冷却度合を増
加させて十分な冷却効果を発揮することができ、
しかも圧縮機の断続運転に伴なうような蒸発器の
冷却度合の変動を制御して空調フイーリングを向
上させ、更に圧縮機の断続運転を行なうクラツチ
等の耐久性をも向上させることができる空調制御
装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本発明は、 一端側が空気吸入口に連通し、他端側が室内へ
の吹出口に連通する通風ケーシングと、 この通風ケーシング内に設置された蒸発器と、 前記通風ケーシング内で、前記蒸発器の下流側
に設置された加熱器と、 前記吹出口から吹出すべき空気の温度を高温か
ら低温にわたつて指令する指令手段と、 この指令手段からの指令に応じて前記加熱器に
より空気を加熱し吹出温度を変化させる温度制御
部材と、 前記蒸発器の出口側冷媒回路に接続された圧縮
機と、 この圧縮機に内蔵され、圧縮機の吐出容量を変
化させる容量可変部材と、 前記蒸発器の冷却度合を示す温度または冷媒圧
力のいずれかを感知する感知器と、 前記圧縮機の容量可変部材を駆動する駆動装置
と、 前記指令手段により高温の吹出温度が指令され
るほど前記蒸発器の冷却度合を減少させ、低温の
吹出温度が指令されるほど前記蒸発器の冷却度合
を増大させるように、前記指令手段の指令に応じ
て前記蒸発器の目標冷却度合を設定する設定手段
と、 前記感知器により感知された感知冷却度合と前
記設定手段により設定された目標冷却度合とを比
較し、感知冷却度合が高いとき容量を減少させ感
知冷却度合が低いとき容量を増加させるように前
記駆動装置に前記容量可変部材を駆動させる制御
手段と を具備する空調制御装置という技術的手段を採用
する。
なお、本発明における指令手段は、吹出温度を
高温から低温にわたつて指令すればよく、後述す
る実施例にあつてはエアミツクスダンパの開度を
操作する手動ツマミ、あるいは自動制御装置を指
す構成である。また、指令手段からの指令は、後
述する実施例のように指令に応じて操作されたエ
アミツクスダンパの開度を検出して入力してもよ
く、また、指令手段から直接に入力してもよい。
〔作用〕
このような本発明の構成によると、蒸発器の冷
却度合はこの冷却度合を感知する感知器と、目標
冷却度合を設定する設定手段と、制御手段と、駆
動装置と、容量可変部材とにより圧縮機の吐出容
量が変化されることにより上記設定手段で設定さ
れた目標冷却度合に制御される。
一方、温度制御部材は吹出温度を高温から低温
にわたつて指令する指令手段からの指令に応じて
加熱器により空気を加熱し吹出温度を調節する。
上記設定手段は吹出温度を高温から低温にわた
つて指令する指令手段からの指令に応じて蒸発器
の目標冷却度合を設定する。しかも上記目標冷却
度合の設定は指令手段によつて高い吹出温度が要
求されるほど蒸発器の冷却度合が減少され、低い
吹出温度が要求されるほど蒸発器の冷却度合が増
大されるように行なわれる。
そして制御手段は感知器により感知された感知
冷却度合と設定手段により設定された目標冷却度
合とを比較し、感知冷却度合が高いとき、すなわ
ち蒸発器が目標冷却度合よりよく冷却されている
とき容量を減少させ、感知冷却度合が低いとき、
すなわち蒸発器が目標冷却度合まで冷却されてい
ないとき容量を増加させるように駆動装置に容量
可変部材を駆動させる。
これにより、指令手段により指令される吹出温
度が高温であるときは目標冷却度合が小さく設定
されるので比較的小さい圧縮機の容量で蒸発器の
冷却度合が目標冷却度合に維持される。そして高
温の吹出温度に対応して加熱器における再加熱量
を減少させ、圧縮機の駆動に要する動力を低減さ
せる。
一方、指令手段により指令される吹出温度が低
温であるときには目標冷却度合が大きく設定され
るので比較的大きい圧縮機の容量で蒸発器の冷却
度合が目標冷却度合に維持される。そして低温の
吹出温度に対応して冷却度合を増大させ、指令手
段からの指令に応じた十分な冷却を行なう。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。本発明装置における冷凍サイクルは第1図と
同じでよいので、説明は省略する。第3図は本発
明装置の制御システムの全体を概略的に示すもの
で、11は自動車用空調装置の樹脂製通風ケーシ
ングで、その内部には第1図図示の蒸発器5およ
びモータ駆動の送風機8、エアミツクスダンパ
9、加熱器10、エアミツクスチヤンバ7等が設
けられている。通風ケーシング11の一端側は図
示しない内外気切替箱を介して内気吸入口および
外気吸入口に連通し、他端側は図示しないモード
切替ダンパを介して車室内への吹出口(冷房用上
方吹出口、暖房用下方吹出口等)に連通してい
る。
前記加熱器10は自動車エンジンの冷却水を熱
源として空気を加熱するもので、その側方にはバ
イパス路10aが形成されている。また、エアミ
ツクスダンパ9は図示しない空調制御パネルの温
度制御レバーにケーブルワイヤ等を介して連結さ
れ、手動操作される。ここで、エアミツクスダン
パ9は自動温度制御機構により自動制御される構
成としてもよい。前記蒸発器5の出口側冷媒回路
には圧縮機12が接続されており、この圧縮機1
2は電磁クラツチ13を介して自動車エンジンに
より駆動される。更に、この圧縮機12は後記す
るように吐出容量を可変する容量可変部材を内蔵
する可変容量型として構成してある。14は蒸発
器5直後の空気温度を感知するためのサーミスタ
からなる温度感知器、24は前記圧縮機12に内
蔵される容量可変部材の位置を検出する位置検出
装置で、容量可変部材の動きに連動するポテンシ
ヨメータよりなる。15はエアミツクスダンパ9
の位置(開度)を検出する位置検出装置で、エア
ミツクスダンパ9の動きに連動するポテンシヨメ
ータよりなり、蒸発器直後の空気温度の制御値を
決める設定抵抗の役割を果す。16は制御回路
で、上記各素子14,15,24の信号が入力さ
れるようになつている。すなわち、上記素子1
4,24を直列接続し、この直列回路と位置検出
装置15との接続点Aの電位が制御回路16に入
力されるようになつている。
17は前記圧縮機12内の容量可変部材を駆動
するためのサーボモータで、制御回路16の出力
によつて制御される。
18はサーボモータ15の駆動トルクを圧縮機
12の容量可変部材に伝えるためのウオームギヤ
である。
19は圧縮機12の運転を断続するためのリレ
ー接点で、電磁クラツチ13の通電を断続するも
のである。20は制御回路で、エンジン回転数、
外気温等を感知し、これらの低下によつてリレー
接点19を開にするものである。21は空調装置
の作動スイツチ、22は車載の電源バツテリであ
る。
第4図は制御回路16の具体的一例を示すもの
で、エアミツクスダンパ9の位置検出装置15と
前記直列回路との接続点Aの電位を入力とする2
つの比較器161,162を有しており、第1の
比較器161の基準電位V1の方が第2の比較器
162の基準電位V2より高くしてある。この基
準電位V1とV2の差は可変抵抗163により自由
に調整できる。第1の比較器161の出力161
aによつてトランジスタ164a,164bがオ
ンオフされ、第2の比較器162の出力162a
によつてトランジスタ165がオンオフされる。
166〜171はサーボモータ17駆動用のトラ
ンジスタである。
第5図は上記制御回路16の作動特性を接続点
Aの電圧との関係を図示するものである。制御回
路16は温度感知器14のサーミスタ抵抗値R14
と位置検出装置24のポテンシヨメータ抵抗値
R24との直列総抵抗RSおよび位置検出装置15の
抵抗値R15によつて変化する接続点Aの電位VA
を上記基準電位V1とV2との間にするようにサー
ボモータ17の回転を制御するものである。
第1の比較器161は電位VAが基準電位V1
越えると、その出力161aが“Lo”レベルよ
り“Hi”レベルとなり、逆に電位VAが基準電位
V1より一定値VCだけ小さくなると、その出力1
61aが“Hi”レベルより“Lo”レベルに復帰
する。ここで、上記一定値VCで示されるヒステ
リシス特性は、第1の比較器161に接続された
帰還抵抗の抵抗値で設定される。
第2の比較器162は電位VAが基準電位V2
越えると、その出力162aが“Lo”レベルよ
り“Hi”レベルとなり、逆に電位VAが基準電位
V2より一定値VCだけ小さくなると、その出力a
が“Hi”レベルより“Lo”レベルに復帰する。
ここで、上記一定値VCで示されるヒステリシス
特性は、第2の比較器162に接続された帰還抵
抗の抵抗値で設定される。また、基準電位V2
RSとR15が所定の抵抗値において等しくなつたと
き(RS=R15=所定の抵抗値)の電位VAと等しく
設定されている。
次に、本発明における可変容量型圧縮機12の
構成作動について詳述する。
第6図ないし、第8図において、101はシヤ
フトであり、第3図図示の電磁クラツチ13およ
び図示しないVベルトを介して駆動源をなす自動
車用エンジンに連結し、エンジンの駆動力により
回転するものである。102はシヤフト101に
キー止めにより固定され、シヤフト101と一体
に回転する斜板であり、この斜板102の回転は
シユー103を介してピストン104を往復運動
させる。105,106はハウジングで、前記ピ
ストン104の往復運動を支持するシリンダ部1
07を有しており、前後に2分割されてアルミニ
ウム等でダイカスト成形されている。108はこ
のハウジング105,106内に形成された吸入
通路室である。そして、第7図および第8図に示
すようにシリンダ部107は5ケ所107a,1
07b,107c,107d,107e形成され
ており、最下方のシリンダ部107cと107d
との間のみ88゜の角度で間隔が設けてあり、他の
シリンダ部間の間隔はいずれも68゜となるように
なつている。また、吸入通路室108は第8図に
示すように各シリンダ部107間に形成されてお
り、この吸入通路室108はすべて図示しない1
つの冷媒導入口に接続され、この導入口を経て蒸
発器5の出口側冷媒回路に連通している。10
9,110はサイドハウジングで、前記ハウジン
グ105,106の外側にバルブプレート11
1,112を挟んで配置されており、このサイド
ハウジング109,110のうち、前記吸入通路
室108にバルブプレート111,112の吸入
側連通穴(図示せず)を介して直接連通する部分
には吸入室113が形成されており、さらにこの
サイドハウジング109,110のうち吸入室1
13の内周で前記ピストン104と対向する位置
には吐出室114が形成されている。この吐出室
114はバルブプレート111,112の図示し
ない吐出側連通穴を経てハウジング105,10
6の吐出通路室114a(第8図)に通じている。
115,116はバルブプレート111,112
とハウジング105,106との間に介在する弾
性金属例えばばね鋼製の円板状弾性金属板で、こ
の弾性金属板115,116のピストン104と
対向する位置には図示しないU字形の切欠きを設
けて吸入弁が形成してある。なお、ハウジング1
05,106、サイドハウジング109,110
及びバルブプレート111,112は通しボルト
117によつて一体に連結されており、通しボル
ト117は組付けを容易とするためハウジング1
05,106内では吸入通路室108内を通るよ
うになつている。
118,119は通常のニードルベアリングを
用いたラジアルベアリングであり、ハウジング1
05,106にアウターレースを固定されてシヤ
フト101を回転自在に保持するものである。1
20,121はスラストベアリングであり、ハウ
ジング105,106の中心部と斜板102との
間に位置して、斜板102のスラスト方向(軸方
向)にかかる力、つまり斜板102がピストン1
04を往復運動せるとき受ける反力を支持するも
のである。
122はシヤフトシールで、サイドハウジング
109,110のうち駆動源側(換言すれば電磁
クラツチ103側)で位置するサイドハウジング
109とシヤフト101との間に位置して、圧縮
機内部の冷媒ガスおよび潤滑油が外部へ漏れない
よう気密を保持するものである。
123はサーボモータ17の保持具で、後側の
サイドハウジング110にビス124にて固定さ
れている。サーボモータ17のウオームギヤ18
は第7図に示すようにウオームギヤ125によつ
て作動軸126に連結されている。この作動軸1
26は最下方のシリンダ部107c,107d間
のスペースを利用し、後側のバルブプレート11
2から前側のバルブプレート111に至る間に配
設されており、かつ作動軸126のバルブプレー
ト111,112に隣接する部位には、それぞれ
平歯車127,128が取り付けられている。1
29,130は環状をした可変リングで容量可変
部材をなすものであり、この可変リング129,
130はハウジング105,106のうち、シリ
ンダ部107の外周に設けた円筒状空間内に圧縮
機駆動シヤフト101と同心状となるべく配設さ
れている。この可変リング129,130には作
動軸126の回転力が平歯車127,128及び
可変リング129,130内周部に設けられた歯
129a,130aを介して伝えられて回動する
ようになつている。
そして、各シリンダ部107の壁面には可変リ
ング129,130に最も近い位置に各2ケ所づ
つバイパス孔131a,131bが設けられてお
り、このバイパス孔131a,131bは可変リ
ング129,130の内周面に円周方向に設けら
れたバイパス溝132a,132b、可変リング
129,130内にシヤフト101と平行に配設
されたバイパス溝133、及び可変リング12
9,130の内周面のうち、圧縮機中央側に全周
にわたつて設けられたバイパス溝134を介し
て、ハウジング105,106にあけられたバイ
パスポート135へ連通するようになつており、
更にこのバイパスポート135はハウジング10
5,106に設けられた吸入通路室108に導通
させるべく形成されている。
本実施例においては、シリンダ107壁面にあ
けられたバイパス孔131a,131bはそれぞ
れシリンダ容積を3等分する位置に配設されてお
り、圧縮機中央部側のポート131bのみ、ある
いは両方のポート131a,131bが可変リン
グ129,130の回転角に対応してバイパス溝
132a,132bに対向するような配置になつ
ている(第9,10図参照)。
さらにバイパス溝132a,132bは5つの
シリンダ107a,107b,107c,107
d,107eにそれぞれ対応した配設されている
が、第11図に示すごとく可変リング129,1
30の円周方向にそれぞれ異なつた長さで設けら
れており、可変リンク129,130の回転角に
応じ、吸入通路室108と導通するシリンダ10
7の数が異なるよう工夫されている。すなわち、
本実施例の場合、回転角が0゜の場合、全てのバイ
パス孔131a,131b(計20個)が可変リン
グ129,130のバイパス溝133に直接対向
するように位置し、このバイパス溝133、バイ
パス溝134及びハウジング105,106のバ
イパスポート135を介して吸入通路室108に
導通しており、正味の圧縮仕事をするシリンダ容
積は最小となつている。そして、回転角が4゜の場
合にはシリンダ107eに設けられたバイパス孔
131aのみが、バイパス溝132aと導通して
おらず、残りのバイパス孔131a,131bは
いずれも吸入通路室108と導通している。以
後、回転角が8゜、12゜…と4゜づつ増えていくに従
い、吸入通路室108と導通しないバイパス孔が
1個づつ増加していき、回転角が36゜の時には、
シリンダ107aに設けられたバイパス孔131
aのみがバイパス溝132bを介して吸入通路室
108と導通し、他は導通していない状態とな
り、回転角が40゜になつたとき全てのバイパス孔
131a,131bが閉塞され、圧縮仕事のため
のシリンダ容積は最大となる。この可変リング1
29,130の回転角と正味の圧縮仕事をするシ
リンダ容積との関係を示すと第12図のようにな
り、最大容積Vnaxと1/3Vnaxとの間でシリンダ容
積を10段階にわたつて微細に制御できる。
なお、この可変リング129,130の回転位
置は位置検出装置24のポテンシヨメータによつ
て電気信号として検出できるようになつている。
即ち、作動軸126の端面に形成されたウオーム
ギヤ125が位置検出装置24の作動歯車241
にも歯合するようになつており、作動軸126
(ウオームギヤ125)の回動に応じて位置検出
装置24のポテンシヨメータ抵抗値が可変して、
その結果可変リング129,130の位置に応じ
て定まる電気信号が出力されるようになつてい
る。位置検出装置24は、その側面に形成された
ステー242を介してサイドハウジング110に
ビス243により固定されている。なお、サイド
ハウジング110のうち、位置検出装置24が保
持される部位および前述のサーボモータ17が保
持される部位には収納用の溝を形成することによ
り、サーボモータ17、位置検出装置24等の保
持をより確実にすると共に、サイドハウジング1
10の面よりサーボモータ17等があまり飛び出
さないようにしてある。また、図示していない
が、サーボモータ17、ウオーム歯車18,12
5、位置検出装置24等は防塵のため図示しない
カバーで覆われている。
次に、上記斜板式圧縮機12部のみの作用を説
明すると、電磁クラツチ13が接続され、シヤフ
ト1および斜板2が回転し始めると、蒸発器5で
気化された冷媒ガスはハウジング105,106
に設けられた図示しない導入口より吸入通路室1
08へ導入され、バルブプレート111,112
の吸入側連通穴(図示せず)を通つて前後のサイ
ドハウジング109,110の吸入室113へ流
入する。そして斜板102の回転に伴ないシリン
ダ部107内を往復運動するピストン104が吸
入行程となつたとき、冷媒ガスはバルブプレート
111,112中の吸入口より弾性金属板11
5,116に形成された吸入弁を経てシリンダ部
107内へ吸い込まれる。次に、ピストン104
が圧縮行程に移ると、前記吸入弁によつて吸入口
がとじられ、シリンダ部107内の冷媒ガスはピ
ストン104により圧縮され、バルブプレート1
11,112の吐出口および吐出弁(図示せず)
を経てサイドハウジング109,110内の吐出
室114へ吐出され、再びバルブプレート11
1,112の図示しない吐出側連通穴よりハウジ
ング105,106内の吐出通路室114aへ流
入し、その後ピストン104の圧縮行程で高温・
高圧になつた冷媒ガスはハウジング105,10
6の図示しない吐出口より凝縮器2へ送られる。
上記作動時において、シヤフト101の回転数
はエンジンの回転数に応じて可変されることにな
るため、圧縮機12としての吐出能力もエンジン
の回転数によつて増減し、エンジンの高回転時等
には冷凍サイクルの運転状態より要求される能力
に比して圧縮機12の吐出能力の方が異常に大き
くなつてしまうという事態も起こりうる。しかし
ながら、本発明の圧縮機12ではこのように吐出
能力が過大となる状態ではシリンダ107の吐出
容量を減少させて吐出能力の低減が図れるように
なつている。
そこで、この圧縮機12の能力(正味シリンダ
容積)を制御する制御回路の作動を以下説明す
る。蒸発器直後の空気温度は感知器14によつて
感知され、その感知温度が冷房負荷の増大により
高くなると、感知器14のサーミスタ抵抗値R14
が減少し、その結果直列総抵抗RS(=R14+R24
が減少し、電位VAが低下する。第5図において
VAが(V2−VC)より小さくなると、第2の比較
器162の出力162aが“Hi”レベルより
“Lo”レベルに反転し、トランジスタ165がオ
フするので、トランジスタ168,169,17
0がオンする。このとき、第5図の特性からわか
るように第1の比較器161の出力161aは
“Lo”レベルであり、トランジスタ164aがオ
フし、トランジスタ164bがオンしているの
で、トランジスタ166,167,171はオフ
している。その結果、サーボモータ17にはトラ
ンジスタ170のエミツタ・コレクタおよびトラ
ンジスタ169のコレクタ・エミツタを通して電
流が流れ、サーボモータ17は正回転し、ウオー
ムギヤ18を介してウオームギヤ125、作動軸
126、平歯車127,128、および可変リン
グ129,130が第8図の時計方向に回転する
ので、第11図で定義された可変リング129,
130の回転角が増加し、正味シリンダ容積が増
加する。従つて、圧縮機能力が増大し、蒸発器直
後の空気温度は次第に低下する。これにより、感
知器14の抵抗値R14が次第に増大し、またこの
とき位置検出装置24も上記の可変リング12
9,130の回転と同時に作動し、その抵抗値
R24が増大する。その結果RSが増大し、電位VA
上昇させる。やがて電位VAがV2より大きくなる
と、第2の比較器162の出力162aが“Hi”
レベルとなり、トランジスタ165がオン状態に
なるので、トランジスタ168,169,170
がオフする。このとき、第1の比較器161の出
力161aはまだ“Lo”レベルであるので、ト
ランジスタ166,167,171はオフ状態を
継続している。従つて、サーボモータ17への通
電が断たれ、サーボモータ17が停止し、可変リ
ング129,130の位置が保持され、設定値に
応じた圧縮機容量が決定される。
一方、冷房負荷の減少(蒸発器吸込空気温の低
下等)により、蒸発器直後の空気温度が低下する
と、感知器14のサーミスタ抵抗値R14が増大
し、その結果RSが増大し電位VAが上昇する。VA
がV1より大きくなると、第1の比較器161の
出力161aが“Lo”レベルより“Hi”レベル
となり、トランジスタ164aがオンし、トラン
ジスタ164bがオフするので、トランジスタ1
66,167,171がオンする。これにより、
サーボモータ17にはトランジスタ171のエミ
ツタ・コレクタ、トランジスタ167のコレク
タ・エミツタを通して、前記とは逆方向の電流が
流れ、サーボモータ17が逆回転し、ウオームギ
ヤ18を介して、ウオームギヤ125、作動軸1
26、平歯車127,128、可変リング12
9,130が第8図の反時計方向へ回転し、第1
1図の可変リング回転角が減少するので、圧縮機
容量が減少する。その結果、蒸発器直後の空気温
度が上昇して感知器14の抵抗値R14が減少し、
またこのとき位置検出装置24も同時に作動して
その抵抗値R24が減少し、その結果RSが減少す
る。このRSの減少によりVAが低下し、V1−VC
り小さくなると、第1の比較器161の出力16
1aが“Lo”レベルとなり、トランジスタ16
4aがオフするので、トランジスタ164bがオ
ンし、トランジスタ166,167,171がオ
フし、サーボモータ17は再び停止し、可変リン
グ129,130の位置が保持される。
上記作動において位置検出装置24は可変リン
グ129,130の回転位置を常に検出して、制
御回路16の入力側に負帰還することにより、可
変リング129,130の過剰な回転を未然に阻
止し、サーボモータ17、可変リング129,1
30のハンチングを防ぐ。また、これにより蒸発
器温度制御のオーバーシユート、アンダーシユー
トも僅少にできる。
以上のごとくして、空調装置の運転状況に応じ
て圧縮機容量が自動的に制御され、圧縮機容量が
常に制御値に応じた値に設定される。そして、感
知器14の感知温度が設定温度範囲内(第5図の
特性図で言えば、電位V1と電位V2との間)にあ
るときはサーボモータ17への通電が遮断されて
可変リング129,130の位置が保持され、所
定の容量にて圧縮機12の運転が継続される。
一方、位置検出装置15は蒸発器直後の空気温
度の制御値をエアミツクスダンパ開度に応じて決
める設定抵抗の役割を果しており、エアミツクス
ダンパ9の開度が最小の時、すなわち加熱器10
の空気通路が全閉され、バイパス路10aを全開
する最大冷房時には、ポテンシヨメータ抵抗値
R15が最大となる。
抵抗値R15がエアミツクスダンパ開度の減少に
つれて増大すると、制御回路16は電位VAをV1
とV2との間に維持するために総合抵抗値RSを抵
抗値R15の増加分だけ増大させようとする。
すなわち、R15が増大して電位VAが低下し、や
がてV2−VCより低くなると、制御回路16は圧
縮機の正味シリンダ容積を増加させ、蒸発器直後
の空気温度を低下させて低下値R14を増大させる
とともに上記容積の増加に伴なつて抵抗値R24
増大させる。
その結果、接続点Aの電位VAをV1とV2との間
に維持したまま蒸発器直後の空気温度をエアミツ
クスダンパ開度の減少分だけ低下させる。
そして、抵抗値R15が最大となつたとき蒸発器
直後の空気温度が着霜の生じない範囲で最低の温
度(例えば3゜〜4℃)に設定され、冷房能力をフ
ルに発揮させる。
また、エアミツクスダンパ9の開度が増大する
に従つて(乗員の欲する車室内温度が高くなるに
従つて)、位置検出装置15のポテンシヨメータ
抵抗値R15が減少するので、蒸発器直後の空気温
度が次第に高い温度に設定される。このように、
エアミツクスダンパ9の開度増加に伴なつて蒸発
器直後の空気温度を高い高温に設定することによ
り、蒸発器5で無駄な冷却を行なうことがなくな
り、圧縮機駆動動力の低減が図れる。
前述のように、設定温度に幅を持たせ、その設
定温度範囲内に蒸発器直後の空気温度がある間
は、サーボモータ17を停止することにより、冷
房負荷変動、エンジン回転数変動が激しい場合で
も、サーボモータ17の稼働時間を減らして、そ
の耐久性を向上できるとともに、設定温度幅を可
変抵抗163により任意に選択できるため、負荷
変動等の程度に応じて設定幅を変えて安定した制
御を行なうことができる。
また、前述のように、圧縮機容量を微細に可変
制御することにより温度制御を行つているため、
空調装置の幅広い運転状態において電磁クラツチ
13を断続することなく、圧縮機12を回転させ
たままとすることができ、その結果、電磁クラツ
チ13の断続に伴なうクラツチ13及び圧縮機1
2の耐久性劣化、及び走行フイーリングの悪化を
防止することができる。しかも、電磁クラツチ1
3の断続の遅れに伴なう冷房感の悪化も防止で
き、同時に高能力のまま無駄に圧縮機12を回転
させることもなくなつて全体としては省動力とな
る。更に、従来の圧縮機を断続させる形式の冷房
能力制御では圧縮機を停止した時に蒸発器5内が
直ちに過熱状態となり再び圧縮機を運転させた時
にも、蒸発器5から過熱領域をなくするまでは有
効な冷房ができず、その間圧縮機を運転する動力
が実質的に無駄となつていたが、本例の如く圧縮
機を停止させることなく冷房能力制御を行なうも
のでは、従来のように蒸発器を過熱状態とするこ
とがないので、上記の様に圧縮機を無駄に運転さ
せることもない。
なお、上述の実施例ではシリンダ107のバイ
パス孔131a,131bをバイパス溝132
a,132b,133,134等を介して吸入通
路室108に連通したが、この連通先はシリンダ
107内圧力より低圧の空間、換言すれば内部が
吸入圧となつている空間であればどこでもよく、
圧縮機の形状によつては、この連通先を吸入室1
13、クランク室(斜板2の回転空間)、もしく
は吸入行程にある他のシリンダ107内としても
よい。
また、上記実施例では10気筒の斜板式圧縮機を
用いているが複数の気筒数を有する斜板式圧縮機
ならば、いずれを使用してもよいことはいうまで
もない。また上記実施例では可変リング129,
130がハウジング105,106の外周部の円
筒状空間内に配設されているが、圧縮機駆動シヤ
フト101と各シリンダ107との間に設けても
よいことはいうまでもない。
また、圧縮機12としては可変容量型のもので
あれば、斜板型のものに限らず、ベーン型等の他
の型式のものを使用することができる。
また、容量可変部材は可変リング129,13
0に限らず、圧縮機の型式等に応じて種々の形態
に変更し得る。
また、駆動装置としてはサーボモータ17の他
に負圧ダイヤフラム機構とリンク機構との組み合
せ等を用いることもできる。
また、蒸発器5の空気側温度としての前述の例
では蒸発器直後の空気温度を検出したが、これの
他に、蒸発器表面温度を検出してもよい。また、
蒸発器部分冷媒温度のかわりに蒸発器部冷媒圧力
を検出してもよい。
また、加熱器10による加熱量を調整する温度
制御手段としては、エアミツクスダンパ9の他に
加熱器10へのエンジン冷却水流量(温水流量)
を調整する温水流量調整弁等の他の手段を用いて
もよいことはもちろんである。
また、本発明は自動車用空調装置に限らず、住
宅用空調装置、冷凍装置等にも幅広く適用でき
る。
〔発明の効果〕
以上述べたような本発明の構成によると、高温
の吹出温度が指令されるほど蒸発器の冷却度合が
小さくされ、これに伴う圧縮機の容量も小さくな
るため高温の吹出温度が指令されるほど、その指
令に応じて圧縮機の消費動力を低減することがで
きる。また低温の吹出温度が指令されるほど蒸発
器の冷却度合が大きくされるため、低温の吹出温
度が指令されるほど、その指令に応じた十分な冷
却効果を発揮することができる。また、指令され
る吹出温度が高温になるほど目標冷却度合を減少
させ、逆に指令される吹出温度が低温になるほど
目標冷却度合を増大させているため、蒸発器の冷
却度合が急激かつ大幅に変化することがなく、空
調フイーリングを良好に維持したまま消費動力の
低減を図ることができる。
また、容量可変部材を備えた圧縮機を用いたた
め、圧縮機の頻繁な断続運転による耐久性の低下
や空気温度変動による冷房感の悪化といつた不具
合も発生せず、良好な制御特性を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来周知の自動車用空調装置の冷凍サ
イクル図、第2図は第1図図示装置の通風系の概
略構成図、第3図は本発明装置の全体制御系統を
示す構成図、第4図は本発明装置の制御回路16
の具体的構成を例示する電気回路図、第5図は第
4図に示す比較器161,162の作動特性図、
第6図は本発明に用いる圧縮機の一実施例を示す
断面図で、第7図のD−D線に沿う形状を示す、
第7図は同圧縮機の側面図、第8図は第6図のA
−A矢視断面図で、バイパス孔と可変リングのバ
イパス溝との関係を示す、第9図は上記可変リン
グに設けられた各バイパス溝の位置関係を示す図
で、第10図のB−B矢視断面図、第10図は第
9図のC−C矢視断面図、第11図は各シリンダ
に対応するバイパス溝の形状を示す断面図、第1
2図は可変リングの回転角と圧縮仕事をする正味
シリンダ容積との関係を示す説明図である。 5……蒸発器、8……送風機、9……温度制御
部材をなすエアミツクスダンパ、10……加熱
器、11……通風ケーシング、12……圧縮機、
14……温度感知器、15……温度制御部材の位
置検出装置、16……制御回路、17……駆動装
置をなすサーボモータ、129,130……容量
可変部材をなす可変リング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端側が空気吸入口に連通し、他端側が室内
    への吹出口に連通する通風ケーシングと、 この通風ケーシング内に設置された蒸発器と、 前記通風ケーシング内で、前記蒸発器の下流側
    に設置された加熱器と、 前記吹出口から吹出すべき空気の温度を高温か
    ら低温にわたつて指令する指令手段と、 この指令手段からの指令に応じて前記加熱器に
    より空気を加熱し吹出温度を変化させる温度制御
    部材と、 前記蒸発器の出口側冷媒回路に接続された圧縮
    機と、 この圧縮機に内蔵され、圧縮機の吐出容量を変
    化させる容量可変部材と、 前記蒸発器の冷却度合を示す温度または冷媒圧
    力のいずれかを感知する感知器と、 前記圧縮機の容量可変部材を駆動する駆動装置
    と、 前記指令手段により高温の吹出温度が指令され
    るほど前記蒸発器の冷却度合を減少させ、低温の
    吹出温度が指令されるほど前記蒸発器の冷却度合
    を増大させるように、前記指令手段の指令に応じ
    て前記蒸発器の目標冷却度合を設定する設定手段
    と、 前記感知器により感知された感知冷却度合と前
    記設定手段により設定された目標冷却度合とを比
    較し、感知冷却度合が高いとき容量を減少させ感
    知冷却度合が低いとき容量を増加させるように前
    記駆動装置に前記容量可変部材を駆動させる制御
    手段と を具備することを特徴とする空調制御装置。
JP56078410A 1981-03-27 1981-05-22 Air conditioning controller Granted JPS57194113A (en)

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DE19823210884 DE3210884A1 (de) 1981-03-27 1982-03-24 Kuehlsystem
US06/614,713 US4539823A (en) 1981-03-27 1984-05-29 Refrigeration system

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5650809A (en) * 1979-10-01 1981-05-08 Nippon Denso Co Ltd Power-saving method and apparatus for controlling air-conditioning

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