JPH0257743A - 大行程振動ダンパ組立体 - Google Patents
大行程振動ダンパ組立体Info
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- JPH0257743A JPH0257743A JP1113568A JP11356889A JPH0257743A JP H0257743 A JPH0257743 A JP H0257743A JP 1113568 A JP1113568 A JP 1113568A JP 11356889 A JP11356889 A JP 11356889A JP H0257743 A JPH0257743 A JP H0257743A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/16—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using a fluid or pasty material
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H37/00—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
- F16H37/02—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
- F16H37/021—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings toothed gearing combined with continuous variable friction gearing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/1987—Rotary bodies
- Y10T74/19893—Sectional
- Y10T74/19916—Multiple disks
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Acoustics & Sound (AREA)
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は大行程粘性捩りダンパ及びそのようなダンパを
使用している連続可変変速機に関する。
使用している連続可変変速機に関する。
(ロ)従来技術
連続可変変速機は固定の歯車変速比がない点で普通の自
動変速機及び手動変速機と異なる。その代わり、連続可
変変速機は可変に隔てられたシーブプレート及びそのシ
ーブプレートを制御するための装置を使用し、それによ
って二つのシーブはあらゆる所望の有効シーブ変速比ベ
ルトを把持するように独立に加圧される。有効歯車比す
なわち変速比はシーブを開閉しかつベルトを半径方向内
側又は外側に偏倚することによって調整される。
動変速機及び手動変速機と異なる。その代わり、連続可
変変速機は可変に隔てられたシーブプレート及びそのシ
ーブプレートを制御するための装置を使用し、それによ
って二つのシーブはあらゆる所望の有効シーブ変速比ベ
ルトを把持するように独立に加圧される。有効歯車比す
なわち変速比はシーブを開閉しかつベルトを半径方向内
側又は外側に偏倚することによって調整される。
有効歯車比を変えるこのモード故にエンジン、ダンパ及
び変速機が続く始動クラッチの従来技術の配列は好まし
くないことが分かった。このような装置において、歯車
比の変更はクラッチが解放されかつ変速機シーブが動作
していない間に行われ、その結果摩耗及び騒音の問題が
ある。この問題の一つの提案された解決策は米国特許第
4,433,594号に示され、そこにおいて、クラッ
チは変速機の下流側に移されかつシーブは連続的に動い
ている。
び変速機が続く始動クラッチの従来技術の配列は好まし
くないことが分かった。このような装置において、歯車
比の変更はクラッチが解放されかつ変速機シーブが動作
していない間に行われ、その結果摩耗及び騒音の問題が
ある。この問題の一つの提案された解決策は米国特許第
4,433,594号に示され、そこにおいて、クラッ
チは変速機の下流側に移されかつシーブは連続的に動い
ている。
手動変速機において、捩りダンパの出力部をクラッチ組
立体に接続し、そのクラッチ組立体が手動変速機に接続
されかつその出力部が自動車のドライブトレインに接続
されることが望ましことが分かった。このような装置は
技術的には知られている。このような手動変速機の捩り
ダンパは、エンジンの振動を吸収しかつまた高い始動及
び停止(以下英語でshut−downの意味)トルク
を吸収するために設けられた高いばね率を有する比較的
小さな行程を採用している。クラッチが解放されている
間手動変速機はあらゆる所望の前進又は行進歯車に切り
換えられ、後続のドライブトレインを破損又は過剰な摩
耗の危険なしで適当な歯車比及び移動方向で作用させる
。クラッチの滑り及び複数のばね率の減衰ばね装置によ
り過剰なトルクが除去される。
立体に接続し、そのクラッチ組立体が手動変速機に接続
されかつその出力部が自動車のドライブトレインに接続
されることが望ましことが分かった。このような装置は
技術的には知られている。このような手動変速機の捩り
ダンパは、エンジンの振動を吸収しかつまた高い始動及
び停止(以下英語でshut−downの意味)トルク
を吸収するために設けられた高いばね率を有する比較的
小さな行程を採用している。クラッチが解放されている
間手動変速機はあらゆる所望の前進又は行進歯車に切り
換えられ、後続のドライブトレインを破損又は過剰な摩
耗の危険なしで適当な歯車比及び移動方向で作用させる
。クラッチの滑り及び複数のばね率の減衰ばね装置によ
り過剰なトルクが除去される。
自動車変速機の開発により初期の変速機は、始動及び停
止過渡現象と同様にエンジンの振動及び衝撃がトルクコ
ンバータに上り液圧的に減衰されるので、振動ダンパの
必要性を少なくする液圧作動トルクコンバータが使用さ
れた。
止過渡現象と同様にエンジンの振動及び衝撃がトルクコ
ンバータに上り液圧的に減衰されるので、振動ダンパの
必要性を少なくする液圧作動トルクコンバータが使用さ
れた。
後の開発において、高速でトルクコンバータをバイパス
しかつエンジンと変速機との間を直結駆動するためにポ
ジティブ駆動クラッチがトルクコンバータに装着された
。自動変速装置でのその新しい開発により、始動及び締
め切りの問題が厳しくなくなったが振動ダンパの必要性
が再び持ち上がった。このような変速装置は普通の小行
程振動ダンパを使用することができる。この変速装置の
開発の歴史は捩りダンパに関する限り米国特許第4.5
85,427号及び第4.239.995号に説明され
ている。
しかつエンジンと変速機との間を直結駆動するためにポ
ジティブ駆動クラッチがトルクコンバータに装着された
。自動変速装置でのその新しい開発により、始動及び締
め切りの問題が厳しくなくなったが振動ダンパの必要性
が再び持ち上がった。このような変速装置は普通の小行
程振動ダンパを使用することができる。この変速装置の
開発の歴史は捩りダンパに関する限り米国特許第4.5
85,427号及び第4.239.995号に説明され
ている。
トルクコンバータが使用されていないところではまた自
動変速装置において直結駆動クラッチによってバイパス
されるところでは、エンジンの振動及び始動及び停止の
高いトルクを調和するダンパに対する需要が持ち上がっ
た。大行程(longtravel)ダンパとして知ら
れているこのようなダンパは米国特許第4.139.9
95号及び4.585.427号に記載されている。こ
のような変速装置におけるダンパはエンジンの振動だけ
でなく始動及び停止トルクをも同様に吸収することが要
求される。
動変速装置において直結駆動クラッチによってバイパス
されるところでは、エンジンの振動及び始動及び停止の
高いトルクを調和するダンパに対する需要が持ち上がっ
た。大行程(longtravel)ダンパとして知ら
れているこのようなダンパは米国特許第4.139.9
95号及び4.585.427号に記載されている。こ
のような変速装置におけるダンパはエンジンの振動だけ
でなく始動及び停止トルクをも同様に吸収することが要
求される。
米国特許第4.433.594号の連続可変変速装置の
出現及びクラッチの再位置決めにより、ダンパは変速機
包囲体の外側にありかつ乾式で運転されるように設計さ
れている。しかしながら、経験により次のことが分かっ
た。すなわちその特許に示されたような乾式捩りダンパ
は米国特許第4,433,594号に示された一般的な
形式の連続可変変速機に使用されるとき幾つかの欠点を
有する。更に、米国特許第4,433,594号に示さ
れるように、連続可変変速機において始動クラッチを変
速機の入力においてよりも出力において取り替えるほう
が望ましいことが分かった。この特許の形状が好ましい
と分かった理由の中で、変速機の動作中に連続可変変速
機の有効歯車比を切り換えるための要件があった。変速
機が静止している間に有効歯車比を切り換える試みは過
剰な摩耗を発生させかつ過剰な切り換力を必要とし、か
つ静止状態下で歯車比を切り換えようとする間に変速機
の部品に損傷を与える。
出現及びクラッチの再位置決めにより、ダンパは変速機
包囲体の外側にありかつ乾式で運転されるように設計さ
れている。しかしながら、経験により次のことが分かっ
た。すなわちその特許に示されたような乾式捩りダンパ
は米国特許第4,433,594号に示された一般的な
形式の連続可変変速機に使用されるとき幾つかの欠点を
有する。更に、米国特許第4,433,594号に示さ
れるように、連続可変変速機において始動クラッチを変
速機の入力においてよりも出力において取り替えるほう
が望ましいことが分かった。この特許の形状が好ましい
と分かった理由の中で、変速機の動作中に連続可変変速
機の有効歯車比を切り換えるための要件があった。変速
機が静止している間に有効歯車比を切り換える試みは過
剰な摩耗を発生させかつ過剰な切り換力を必要とし、か
つ静止状態下で歯車比を切り換えようとする間に変速機
の部品に損傷を与える。
米国特許第4,433,594号に示された形式の変速
装置を作動する際に、普通の設計の捩りダンパを使用す
ることは満足できない結果を生じ、乾式ダンパに過剰の
摩耗を発生させかつエンジンの始動及び停止トルクを十
分に減衰できないことが分かった。変速装置が始動及び
停止時に経験される慣性的及び物理的力を調節するのに
適当な減衰率を有するように設計されているとき、ダン
パはエンジンからの振動に関して効果がないか或は設計
パラメータを上回る。
装置を作動する際に、普通の設計の捩りダンパを使用す
ることは満足できない結果を生じ、乾式ダンパに過剰の
摩耗を発生させかつエンジンの始動及び停止トルクを十
分に減衰できないことが分かった。変速装置が始動及び
停止時に経験される慣性的及び物理的力を調節するのに
適当な減衰率を有するように設計されているとき、ダン
パはエンジンからの振動に関して効果がないか或は設計
パラメータを上回る。
ダンパは連続可変変速機に接続されて歯車装置及び駆動
クラッチを逆転し、自動車の変速装置にトルクを供給す
る。乾燥雰囲気内で動作する小行程ダンパは特に手動ク
ラッチ及び変速装置に適用されるものとして技術的に知
られている。大行程ダンパはトルクコンバータ及び直結
駆動クラッチを有する自動変速機を採用している変速装
置に適用されている。大行程ダンパは変速機オイルで完
全に包囲された雰囲気内のトルクコンバータの内側に取
り付けられている。
クラッチを逆転し、自動車の変速装置にトルクを供給す
る。乾燥雰囲気内で動作する小行程ダンパは特に手動ク
ラッチ及び変速装置に適用されるものとして技術的に知
られている。大行程ダンパはトルクコンバータ及び直結
駆動クラッチを有する自動変速機を採用している変速装
置に適用されている。大行程ダンパは変速機オイルで完
全に包囲された雰囲気内のトルクコンバータの内側に取
り付けられている。
しかしながら、前述の下流側位置に湿式始動クラッチを
有する連続可変変速機の出現で既に説明された理由によ
り変速機の入力部に大行程ダンパを設けることが必要で
あることが分かった。変速装置はトルクコンバータを有
していないので乾式捩りダンパが最初に使用された。し
かしながら、このような変速装置は潤滑されない雰囲気
にあるため結果的に高い騒音を発生しかつ高い率で摩耗
することになる。このような経験の結果以下に記載され
かつ特許請求の範囲に記載されたような本発明の大行程
振動ダンパ及び変速装置が提供される。
有する連続可変変速機の出現で既に説明された理由によ
り変速機の入力部に大行程ダンパを設けることが必要で
あることが分かった。変速装置はトルクコンバータを有
していないので乾式捩りダンパが最初に使用された。し
かしながら、このような変速装置は潤滑されない雰囲気
にあるため結果的に高い騒音を発生しかつ高い率で摩耗
することになる。このような経験の結果以下に記載され
かつ特許請求の範囲に記載されたような本発明の大行程
振動ダンパ及び変速装置が提供される。
(ハ)発明が解決しようとする課題
本発明の目的は、前述の従来技術の問題を解決するため
、有効にシールされたハウジング内の潤滑粘性媒体の雰
囲気の中で動作する大行程捩り振動ダンパ及びそのよう
な振動ダンパを使用した装置を提供することである。
、有効にシールされたハウジング内の潤滑粘性媒体の雰
囲気の中で動作する大行程捩り振動ダンパ及びそのよう
な振動ダンパを使用した装置を提供することである。
(ニ)課題を解決するための手段
本願の一つの発明は、トルク入力部材とトルク出力部材
との間でトルクを伝達する大行程振動ダンパ組立体にお
いて、ハウジングと、前記ハウジング内にありかつトル
ク入力部材と共に回転するようにそのトルク入力部材に
作動的に接続されるようになっているほぼ円形の入力装
置であって、前記入力装置から半径方向に伸びている複
数の等しく隔てられたタブを有する入力装置と、トルク
入力部材に作動的に接続されるようになっておりかつ前
記タブに対応する複数の隔てられたアームを有するハブ
であって、前記タブ及びアームがほぼ整合されかつ複数
の環状に配置されたチャンバを限定するハブと、前記チ
ャンバ内に配置された部分を有しかつ前記チャンバ内で
タブ及びアームに関して移動可能なスペーサ装置と、各
隣接した対の前記アーム及びタブの間に配置された複数
ばね率のばね装置のセットと、前記ハウジングをほぼ満
たしかつ前記タブ、ハブ装置、スペーサ装置及びばね装
置を実質的に囲んでそれらの間の相対運動に粘性減衰抵
抗を与える粘性媒体とを備え、前記セットの各々のばね
装置は前記スペーサ装置の部分により隔てられ、前記ハ
ウジングが前記粘性媒体を中に閉じ込める空洞を形成す
るように効果的にシールされ同時に前記トルク入力部材
及び前記トルク出力部材への回転接続を許容するように
構成されている。
との間でトルクを伝達する大行程振動ダンパ組立体にお
いて、ハウジングと、前記ハウジング内にありかつトル
ク入力部材と共に回転するようにそのトルク入力部材に
作動的に接続されるようになっているほぼ円形の入力装
置であって、前記入力装置から半径方向に伸びている複
数の等しく隔てられたタブを有する入力装置と、トルク
入力部材に作動的に接続されるようになっておりかつ前
記タブに対応する複数の隔てられたアームを有するハブ
であって、前記タブ及びアームがほぼ整合されかつ複数
の環状に配置されたチャンバを限定するハブと、前記チ
ャンバ内に配置された部分を有しかつ前記チャンバ内で
タブ及びアームに関して移動可能なスペーサ装置と、各
隣接した対の前記アーム及びタブの間に配置された複数
ばね率のばね装置のセットと、前記ハウジングをほぼ満
たしかつ前記タブ、ハブ装置、スペーサ装置及びばね装
置を実質的に囲んでそれらの間の相対運動に粘性減衰抵
抗を与える粘性媒体とを備え、前記セットの各々のばね
装置は前記スペーサ装置の部分により隔てられ、前記ハ
ウジングが前記粘性媒体を中に閉じ込める空洞を形成す
るように効果的にシールされ同時に前記トルク入力部材
及び前記トルク出力部材への回転接続を許容するように
構成されている。
本願の他の発明は、トルク入力部材とトルク駆動部材と
の間の変速装置において、前記トルク入力部材に接続さ
れかつトルク出力装置を有する大行程振動ダンパ組立体
と、前記トルク出力装置に接続された入力ベルトシーブ
、出力ベルトシーブ及−び両ベルトシーブの間に駆動連
結されたベルトを有する連続可変変速手段と、出力中心
軸をトルク駆動部材に関して確実に接続しかつ離脱する
ためのクラッチ装置とを備え、前記大行程振動ダンパ組
立体が、ハウジングと、前記ハウジング内にありかつト
ルク入力部材と共に回転するようにそのトルク入力部材
に作動的に接続されるようになっているほぼ円形の入力
装置であって、前記入力装置から半径方向に伸びている
複数の等しく隔てられたタブを有する入力装置と、トル
ク入力部材に作動的に接続されるようになっておりかつ
前記タブに対応する複数の隔てられたアームを有するハ
ブであって、前記タブ及びアームがほぼ整合されかつ複
数の環状に配置されたチャンバを限定するハブと、前記
チャンバ内に配置された部分を有しかつ前記チャンバ内
でタブ及びアームに関して移動可能なスペーサ装置と、
各隣接した対の前記アーム及びタブの間に配置された複
数ばね率のばね装置のセットと、前記ハウジングをほぼ
満たしかつ前記タブ、ハブ装置、スペーサ装置及びばね
装置を実質的に囲んでそれらの間の相対運動に粘性減衰
抵抗を与える粘性媒体とを備え、前記セットの各々のば
ね装置は前記スペーサ装置の部分により隔てられ、前記
ハウジングが前記粘性媒体を中に閉じ込める空洞を形成
するように効果的にシールされ同時に前記トルク入力部
材及び前記トルク出力部材への回転接続を許容するよう
に構成されている。
の間の変速装置において、前記トルク入力部材に接続さ
れかつトルク出力装置を有する大行程振動ダンパ組立体
と、前記トルク出力装置に接続された入力ベルトシーブ
、出力ベルトシーブ及−び両ベルトシーブの間に駆動連
結されたベルトを有する連続可変変速手段と、出力中心
軸をトルク駆動部材に関して確実に接続しかつ離脱する
ためのクラッチ装置とを備え、前記大行程振動ダンパ組
立体が、ハウジングと、前記ハウジング内にありかつト
ルク入力部材と共に回転するようにそのトルク入力部材
に作動的に接続されるようになっているほぼ円形の入力
装置であって、前記入力装置から半径方向に伸びている
複数の等しく隔てられたタブを有する入力装置と、トル
ク入力部材に作動的に接続されるようになっておりかつ
前記タブに対応する複数の隔てられたアームを有するハ
ブであって、前記タブ及びアームがほぼ整合されかつ複
数の環状に配置されたチャンバを限定するハブと、前記
チャンバ内に配置された部分を有しかつ前記チャンバ内
でタブ及びアームに関して移動可能なスペーサ装置と、
各隣接した対の前記アーム及びタブの間に配置された複
数ばね率のばね装置のセットと、前記ハウジングをほぼ
満たしかつ前記タブ、ハブ装置、スペーサ装置及びばね
装置を実質的に囲んでそれらの間の相対運動に粘性減衰
抵抗を与える粘性媒体とを備え、前記セットの各々のば
ね装置は前記スペーサ装置の部分により隔てられ、前記
ハウジングが前記粘性媒体を中に閉じ込める空洞を形成
するように効果的にシールされ同時に前記トルク入力部
材及び前記トルク出力部材への回転接続を許容するよう
に構成されている。
(ホ)作用
ダンパの目的は、連続可変変速機にかつ終局的には駆動
クラッチを介して車輪に正味のエンジントルクを伝達す
ること及びそのトルクが連続可変変速機のドライブライ
ンに入る前にエンジンで発生された捩り振動を減少する
ことである。
クラッチを介して車輪に正味のエンジントルクを伝達す
ること及びそのトルクが連続可変変速機のドライブライ
ンに入る前にエンジンで発生された捩り振動を減少する
ことである。
変速装置及び本発明の大行程捩り及び振動ダンパは潤滑
雰囲気内で変速装置内の摩耗及び騒音を減少するだけで
なく所望の粘性減衰特性を変える。
雰囲気内で変速装置内の摩耗及び騒音を減少するだけで
なく所望の粘性減衰特性を変える。
これらの利益は大行程ダンパの雰囲気を粘性グリース又
は適当な変速機オイルで満たすことによって達成される
。
は適当な変速機オイルで満たすことによって達成される
。
各可動部品をこの粘性媒体内で動かすことにより、変速
装置の液圧減衰は粘性媒体自身のせん断力を介して得ら
れる。このような変速装置は簡単で安価であり減衰の目
的のために遠いチャンバに流体を排出する変速装置より
も信頼性がある。
装置の液圧減衰は粘性媒体自身のせん断力を介して得ら
れる。このような変速装置は簡単で安価であり減衰の目
的のために遠いチャンバに流体を排出する変速装置より
も信頼性がある。
本発明によりエンジンの始動及び停止の過渡的状態の間
の捩りのワインドアップ(windt+p)測定はワイ
ンドアップとエンジントルクとの間で更に連続運転条件
の下で非常に好ましい関係であることを示し、かつエン
ジンの振動減、衰が最適であった。
の捩りのワインドアップ(windt+p)測定はワイ
ンドアップとエンジントルクとの間で更に連続運転条件
の下で非常に好ましい関係であることを示し、かつエン
ジンの振動減、衰が最適であった。
(へ)実施例
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。
。
第1図において、米国特許第4,433,594号の変
速システムとほぼ似通った本発明の変速装置が示されて
いる。変速装置の全体の理解のために上記特許を参考に
記され、レイアウト及び詳細の一部はその特許に対応す
る。
速システムとほぼ似通った本発明の変速装置が示されて
いる。変速装置の全体の理解のために上記特許を参考に
記され、レイアウト及び詳細の一部はその特許に対応す
る。
第1図において、変速装置10はエンジンのフライホイ
ール14と変速機出力副軸I6との間に接続されて示さ
れ、その副軸は差動装置又は同様の装置の出力装置に直
結されている。上記米国特許に記載された副軸!6及び
差動装置の下半分は説明を簡潔にしかつ理解を容易にす
るために省略されている。エンジンのフライホイール1
4には本発明の大行程(long travel)振動
ダンパ18が固定されている。振動ダンパ18は第1図
において一部が側面でかつ一部が断面で示されている。
ール14と変速機出力副軸I6との間に接続されて示さ
れ、その副軸は差動装置又は同様の装置の出力装置に直
結されている。上記米国特許に記載された副軸!6及び
差動装置の下半分は説明を簡潔にしかつ理解を容易にす
るために省略されている。エンジンのフライホイール1
4には本発明の大行程(long travel)振動
ダンパ18が固定されている。振動ダンパ18は第1図
において一部が側面でかつ一部が断面で示されている。
振動ダンパ18には連続可変変速機22の入力軸20が
取り付けられている。連続可変変速機22の出力軸24
は変速機ハウジング28内のオイルで湿った雰囲気内で
動作する駆動クラッチ26に接続されている。クラッチ
26はこのように潤滑されかつ公知のように確実な駆動
接続を与える。
取り付けられている。連続可変変速機22の出力軸24
は変速機ハウジング28内のオイルで湿った雰囲気内で
動作する駆動クラッチ26に接続されている。クラッチ
26はこのように潤滑されかつ公知のように確実な駆動
接続を与える。
駆動クラッチ26の出力部はクラスタ駆動歯車を介しか
つ副軸16に接続され、その副軸は差動装置(図示せず
)に接続されている。変速装置全体をより良く理解する
ために米国特許第4,433,594号の明細書及び図
面を参照されてたい。
つ副軸16に接続され、その副軸は差動装置(図示せず
)に接続されている。変速装置全体をより良く理解する
ために米国特許第4,433,594号の明細書及び図
面を参照されてたい。
第1図に示されるように、連続可変変速機のベルト及び
ベルト車すなわちシーブの位置は有効な高い変速比を与
える。図に示されるように、駆動ベルト32は調整可能
なシーブプレート34によってシーブの上部に示される
外側位置に移動されて有効な大きな直径のプーリを提供
する。このような状態の下で、第1図の下部に示された
ベルト32は固定面36及び関連する液圧により動作さ
れる調整可能面38を有する出力シーブすなわち第2シ
ーブの軸の近くに止どまる。このように第1図に示され
たベルト32は回転の中心近くに効果的に止どまり、小
径の出力シーブを提供する。
ベルト車すなわちシーブの位置は有効な高い変速比を与
える。図に示されるように、駆動ベルト32は調整可能
なシーブプレート34によってシーブの上部に示される
外側位置に移動されて有効な大きな直径のプーリを提供
する。このような状態の下で、第1図の下部に示された
ベルト32は固定面36及び関連する液圧により動作さ
れる調整可能面38を有する出力シーブすなわち第2シ
ーブの軸の近くに止どまる。このように第1図に示され
たベルト32は回転の中心近くに効果的に止どまり、小
径の出力シーブを提供する。
このシーブは第1のシーブと組み合わせて有効な高い変
速比を与える。変速機が停止しているときにシーブ面3
4及び38を動かすことが装置にとって極めて困難でか
つ有害である。このように、連続可変変速機において、
駆動クラッチ26を振動ダンパに隣接する変速機の前の
通常の位置から第1図に示されるような変速機の出力部
に取り付けられた変速機から下流の位置に移すことが好
ましいことが分かった。この形状により連続可変変速機
22はエンジンのフライホイール14に直接接続され、
振動ダンパ18のみによって隔離されている。また振動
ダンパ18は第1図に示されるように乾いた雰囲気内で
自由に動作する。
速比を与える。変速機が停止しているときにシーブ面3
4及び38を動かすことが装置にとって極めて困難でか
つ有害である。このように、連続可変変速機において、
駆動クラッチ26を振動ダンパに隣接する変速機の前の
通常の位置から第1図に示されるような変速機の出力部
に取り付けられた変速機から下流の位置に移すことが好
ましいことが分かった。この形状により連続可変変速機
22はエンジンのフライホイール14に直接接続され、
振動ダンパ18のみによって隔離されている。また振動
ダンパ18は第1図に示されるように乾いた雰囲気内で
自由に動作する。
変速機の要素の構成と共に振動ダンパは、大気中に露出
されている構成部品と共に米国特許第4.433,59
4号に示されているように乾式装置として動作されるこ
とが可能であり、かつ振動現象を円滑にするために振動
ダンパの圧縮されたばねにエネルギを一時的に蓄えるこ
とに依存する。
されている構成部品と共に米国特許第4.433,59
4号に示されているように乾式装置として動作されるこ
とが可能であり、かつ振動現象を円滑にするために振動
ダンパの圧縮されたばねにエネルギを一時的に蓄えるこ
とに依存する。
本発明の変速装置の利点は駆動クラッチを下流側に配置
できることを含み、そこにおいてそれは連続可変変速機
においてシーブが突然に加圧されなくなったとき安全装
置として作用する。更に、既に説明したように、シーブ
及びベルトは駆動クラッチが係合されていないアイドル
状態の下でも回転し続けることができる。これはベルト
/シーブ変速比が動的状態の下で変化するのを許容し、
停止(shut−down)及びそれに続くクラッチの
再係合並びに自動車の加速中のベルトの滑りを減少しか
つベルトの耐久性を改善する。しかしながら、前記米国
特許に示された装置は本発明によって解決された幾つか
の欠点を有している。エンジンが停止状態から始動する
と連続可変変速機のドライブラインの全体の慣性はエン
ジンのアイドル速度で加速されなければならない。エン
ジンが停止するとドライブラインの慣性は同様に紘速中
に吸収されなければな6ない。エンジンの始動及び停止
中にダンパを介しかつ連続可変変速機のドライブライン
を介しで伝えられる過渡的捩りは極めて大きくかつ普通
の大行程振動ダンパの容量をかなり超過してしまう。従
来の設計ではこれにより過剰にベルトが滑り、ダンパの
信頼性が減少し、好ましからざる騒音が発生する。これ
らは大きな過渡的な捩り現象によるものである。過渡的
な問題をより効果的に調整するためにばね率を調節する
という試みは、アイドル速度、正常運転、等に起因する
エンジンの騒音及び振動に対する動作特性を低下するこ
とになる。前述の理由により本発明は上述の装置内で減
衰する粘性流体媒体を有する大行程振動ダンパを使用す
ることを意図している。
できることを含み、そこにおいてそれは連続可変変速機
においてシーブが突然に加圧されなくなったとき安全装
置として作用する。更に、既に説明したように、シーブ
及びベルトは駆動クラッチが係合されていないアイドル
状態の下でも回転し続けることができる。これはベルト
/シーブ変速比が動的状態の下で変化するのを許容し、
停止(shut−down)及びそれに続くクラッチの
再係合並びに自動車の加速中のベルトの滑りを減少しか
つベルトの耐久性を改善する。しかしながら、前記米国
特許に示された装置は本発明によって解決された幾つか
の欠点を有している。エンジンが停止状態から始動する
と連続可変変速機のドライブラインの全体の慣性はエン
ジンのアイドル速度で加速されなければならない。エン
ジンが停止するとドライブラインの慣性は同様に紘速中
に吸収されなければな6ない。エンジンの始動及び停止
中にダンパを介しかつ連続可変変速機のドライブライン
を介しで伝えられる過渡的捩りは極めて大きくかつ普通
の大行程振動ダンパの容量をかなり超過してしまう。従
来の設計ではこれにより過剰にベルトが滑り、ダンパの
信頼性が減少し、好ましからざる騒音が発生する。これ
らは大きな過渡的な捩り現象によるものである。過渡的
な問題をより効果的に調整するためにばね率を調節する
という試みは、アイドル速度、正常運転、等に起因する
エンジンの騒音及び振動に対する動作特性を低下するこ
とになる。前述の理由により本発明は上述の装置内で減
衰する粘性流体媒体を有する大行程振動ダンパを使用す
ることを意図している。
粘性媒体を有する大行程振動ダンパの一つが大1図にお
いてダンパ18として示されている。
いてダンパ18として示されている。
第2図及び第3図において、第1図の振動ダンパ(以下
単にダンパ)18が示されている。第1図に示されてい
るように捩りすなわちダンパのハウジング40は二つの
基本部品すなわち前カバー42及び後カバー44で造ら
れている。二つのカバーは外周で組み合わされかつフラ
イホイールI4の適当なねじ穴内に螺合された複数のボ
ルト46によりそのフライホイールに保持されている。
単にダンパ)18が示されている。第1図に示されてい
るように捩りすなわちダンパのハウジング40は二つの
基本部品すなわち前カバー42及び後カバー44で造ら
れている。二つのカバーは外周で組み合わされかつフラ
イホイールI4の適当なねじ穴内に螺合された複数のボ
ルト46によりそのフライホイールに保持されている。
ボルト46と前カバー42とは第2図及び第3図に明ら
かに示されかつ前カバー42が後カバー44に止められ
る方法も示されている。前カバー42と後カバー44と
は一体の流体密閉構造を提供するために溶接されてもよ
い。
かに示されかつ前カバー42が後カバー44に止められ
る方法も示されている。前カバー42と後カバー44と
は一体の流体密閉構造を提供するために溶接されてもよ
い。
ダンパ18の出力部は連続可変変速機22の入力軸20
にスプライン接続されたハブ48によって与えられ、そ
のハブ48は第2図及び第6図で示されかつ第3図で断
面で示されている。
にスプライン接続されたハブ48によって与えられ、そ
のハブ48は第2図及び第6図で示されかつ第3図で断
面で示されている。
ダンパ18の内部構造は第2図、第3図及び第6図に明
示されている。そこに示されているように、入力板50
は周囲のリング部分52によって前カバー42と後カバ
ー44との間で固定され、そのリング部分は穴が空けら
れかつボルト46を受けて、いる。前カバー42は入力
板50及び後カバー44の外側に形成されたフランジを
有している。前カバー42、入力板50及び後カバー4
4は一体の組立体を形成するようにボルト46によって
フライホイール14に固定されている。
示されている。そこに示されているように、入力板50
は周囲のリング部分52によって前カバー42と後カバ
ー44との間で固定され、そのリング部分は穴が空けら
れかつボルト46を受けて、いる。前カバー42は入力
板50及び後カバー44の外側に形成されたフランジを
有している。前カバー42、入力板50及び後カバー4
4は一体の組立体を形成するようにボルト46によって
フライホイール14に固定されている。
第6図に最もよく示されているように、入力板50は三
つの等しく隔てられたアーム54を有し、そのアームは
それらの間で弧状の三つのチャンバ56を形成するよう
に半径方向に伸びている。各チャンバ56は第2図に示
されるようにばね装置58のセットを受けるように設計
されている。好ましい実施例において、各セット60を
造るのに二つのばね装置58が用いられかつ三つのセッ
トが入力板50の隣接するアーム54の間に配置されて
いる。この技術分野で理解されているように、好ましい
実施例において合計で6個あるばね装置58は三つの同
心の螺旋ばね62.64及び66で造られている。一つ
のばね装置58を造っているばね62.64及び66は
異なる長さ及び異なるワイヤ径を有していて、圧縮に所
定の変位を行う所望の複数ばね率のばね装置を提供する
。
つの等しく隔てられたアーム54を有し、そのアームは
それらの間で弧状の三つのチャンバ56を形成するよう
に半径方向に伸びている。各チャンバ56は第2図に示
されるようにばね装置58のセットを受けるように設計
されている。好ましい実施例において、各セット60を
造るのに二つのばね装置58が用いられかつ三つのセッ
トが入力板50の隣接するアーム54の間に配置されて
いる。この技術分野で理解されているように、好ましい
実施例において合計で6個あるばね装置58は三つの同
心の螺旋ばね62.64及び66で造られている。一つ
のばね装置58を造っているばね62.64及び66は
異なる長さ及び異なるワイヤ径を有していて、圧縮に所
定の変位を行う所望の複数ばね率のばね装置を提供する
。
各セット60の二つのばね装置58は各々三つの脚部6
8を有する一対の釣合い装置すなわちスペーサ装置70
のその脚部によって隔てられている。釣合い装置70の
一つが第2図に示され、第6図の展開図では両者ともそ
れぞれの向きで示されている。脚部68は第3図の断面
図でハブ48から半径方向に伸長して示され、そのハブ
には釣合い装置70が自由に相対回転できるように取り
付けられている。技術的に理解されているように、自由
に回転可能な釣合い装置70は三つのセットの第1のば
ね装置 58を平行な力関係で効果的に配置し、三つの
ばね装置の組合せは三つのセット60の各々の第2のば
ね装置58と脚部68を介して直列になっている。
8を有する一対の釣合い装置すなわちスペーサ装置70
のその脚部によって隔てられている。釣合い装置70の
一つが第2図に示され、第6図の展開図では両者ともそ
れぞれの向きで示されている。脚部68は第3図の断面
図でハブ48から半径方向に伸長して示され、そのハブ
には釣合い装置70が自由に相対回転できるように取り
付けられている。技術的に理解されているように、自由
に回転可能な釣合い装置70は三つのセットの第1のば
ね装置 58を平行な力関係で効果的に配置し、三つの
ばね装置の組合せは三つのセット60の各々の第2のば
ね装置58と脚部68を介して直列になっている。
直−並列関係で組織されたばね装置と共に複数のばね率
の六つのばね装置形状により、移動すなわち行程が60
°にもなる大行程ダンパが得られる。
の六つのばね装置形状により、移動すなわち行程が60
°にもなる大行程ダンパが得られる。
釣合い装置を取り替えるための浮動スペースを含む他の
形状は公知である。
形状は公知である。
ハブ48は既に記載したように連続可変変速機22の入
力軸20にスプライン接続されている。
力軸20にスプライン接続されている。
そのスプライン接続に加え、ハブ48には二つの出力板
すなわち被駆動板72が第3図に示されるように一連の
リベット74により取り付けられている。被駆動板は駆
動板すなわち入力板50の三つのアーム54に合うよう
に120°間隔で形成されたタブ76を有している。三
つのタブ76は三つのアーム54と整合されているので
第2図ではすぐにははっきりしないが、第3図の断面図
及び第6図の展開図でははっきり示されている。
すなわち被駆動板72が第3図に示されるように一連の
リベット74により取り付けられている。被駆動板は駆
動板すなわち入力板50の三つのアーム54に合うよう
に120°間隔で形成されたタブ76を有している。三
つのタブ76は三つのアーム54と整合されているので
第2図ではすぐにははっきりしないが、第3図の断面図
及び第6図の展開図でははっきり示されている。
タブ及びアーム数はダンパの設計及び要求された減衰及
びばね率特性によって決定される選択事項である。アー
ムに関して直径方向反対になった少なくとも二つのタブ
及びハブが常に使用されるが、与えられた設計に対して
三つ、四つ又は五つの等しく隔てられたタブ及びアーム
も適する。
びばね率特性によって決定される選択事項である。アー
ムに関して直径方向反対になった少なくとも二つのタブ
及びハブが常に使用されるが、与えられた設計に対して
三つ、四つ又は五つの等しく隔てられたタブ及びアーム
も適する。
大行程ダンパが作用する方法は技術的に知られておりか
つ例えば米国特許第4,585,427号に示されてい
る。しかしながら、本発明において大行程ダンパは前カ
バー42及び後カバー44で造られた有効にシールされ
た包囲体と適当な後カバー保持装置78を含むダンパの
設計に取り入れられている。後カバー保持装置は環状で
かつリベット74によってハブ48に対して保持されて
いる。
つ例えば米国特許第4,585,427号に示されてい
る。しかしながら、本発明において大行程ダンパは前カ
バー42及び後カバー44で造られた有効にシールされ
た包囲体と適当な後カバー保持装置78を含むダンパの
設計に取り入れられている。後カバー保持装置は環状で
かつリベット74によってハブ48に対して保持されて
いる。
後カバー保持装置78はリベット74によって固定され
たフランジと、長手方向に伸びているリム部分と半径方
向フランジ80とを有し、一対の平行な表面を形成する
ように後カバー44の内縁に市なっている。
たフランジと、長手方向に伸びているリム部分と半径方
向フランジ80とを有し、一対の平行な表面を形成する
ように後カバー44の内縁に市なっている。
ガラス充填テフロン(商標名)、弾性プラスチック等の
ようなシール82が後カバー44の表面と後カバー保持
装置78のフランジの表面との間に配置されそれらの間
を密封している。シール82は好ましくは断面がL形を
していて、図示のようにリップシールを形成するように
後カバー44のフランジの半径方向内縁と後カバー保持
装置のフランジとの間に置かれている。第2の弾性シー
ルが第3図に示されるように環状に形成され、そこにお
いてシールはハブ48に対してリベット74で固定され
かつフラップ86を形成するように半径方向外側及び長
手方向に伸びている弾性部分を有し、そのフラップは後
カバー44のフランジの表面上係合して面シールを形成
している。流体を前カバー42、後カバー44及び後カ
バー保持装置78により限定されるチャンバ内に保つた
めに他の密封技術を採用できる。例えば、十分使用可能
なシールは上述のリップシール機能及び面シール機能の
両者を組み合わせた単一部品の装置である。そのシール
は第3a図に示されるような単一部品のガラス混入テフ
ロンで作られている。シール83は外壁85と、底87
と、内壁89とを有し、その内壁は後カバー44の内縁
が嵌まる溝を形成している。外壁85は後カバー44と
後カバー保持装置78との間でシールを形成している。
ようなシール82が後カバー44の表面と後カバー保持
装置78のフランジの表面との間に配置されそれらの間
を密封している。シール82は好ましくは断面がL形を
していて、図示のようにリップシールを形成するように
後カバー44のフランジの半径方向内縁と後カバー保持
装置のフランジとの間に置かれている。第2の弾性シー
ルが第3図に示されるように環状に形成され、そこにお
いてシールはハブ48に対してリベット74で固定され
かつフラップ86を形成するように半径方向外側及び長
手方向に伸びている弾性部分を有し、そのフラップは後
カバー44のフランジの表面上係合して面シールを形成
している。流体を前カバー42、後カバー44及び後カ
バー保持装置78により限定されるチャンバ内に保つた
めに他の密封技術を採用できる。例えば、十分使用可能
なシールは上述のリップシール機能及び面シール機能の
両者を組み合わせた単一部品の装置である。そのシール
は第3a図に示されるような単一部品のガラス混入テフ
ロンで作られている。シール83は外壁85と、底87
と、内壁89とを有し、その内壁は後カバー44の内縁
が嵌まる溝を形成している。外壁85は後カバー44と
後カバー保持装置78との間でシールを形成している。
面シールリップ91は下方向く同図で)に伸びかつ保持
装置78の円筒状壁93に対する面シールを形成してい
る。この形式のシールはイリノイ州エルシンのシカゴ・
ローワイド製造会社(Chicag。
装置78の円筒状壁93に対する面シールを形成してい
る。この形式のシールはイリノイ州エルシンのシカゴ・
ローワイド製造会社(Chicag。
RawhideMfg、 Co、)から入手可能である
。
。
ハウジングによって限定された空洞は本発明では適当な
粘性材料でほぼ満たされる。第1図、第2図及び第3図
の好ましい実施例において、粘性材料すなわち媒体は最
小のオイル分離特性、最適の温度安定性、機械的安定性
及び約120°Cに達する予定される動作温度での長い
潤滑寿命を有する粘性グリースである。グリースは耐水
性でかつダンパを造る材料と調和しなければならない。
粘性材料でほぼ満たされる。第1図、第2図及び第3図
の好ましい実施例において、粘性材料すなわち媒体は最
小のオイル分離特性、最適の温度安定性、機械的安定性
及び約120°Cに達する予定される動作温度での長い
潤滑寿命を有する粘性グリースである。グリースは耐水
性でかつダンパを造る材料と調和しなければならない。
本発明の大行程ダンパ及び変速装置に使用するのに適し
た二つのグリースはエクソン(Exxon)コーポレー
ションによって造られかつユニレックス(Unirex
) N2及びユニレックスN3としてエクソンによって
特定される。
た二つのグリースはエクソン(Exxon)コーポレー
ションによって造られかつユニレックス(Unirex
) N2及びユニレックスN3としてエクソンによって
特定される。
ユニレックスN2及びユニレックスN3は前述の変速装
置で耐久性について試験された。ユニレックスN2及び
ユニレックスN3グリースはかなりの距離に亙る実際の
道路試験の後分離せずかつ明白に軟らかくならなかった
。前述のように造られたハウジングからの明らかな漏洩
もなかった。グリースは高トルク条件の下でダンパの全
変位を許容する十分な粘性減衰を行い同時に短い持続振
動作用の下で十分なエネルギを消失させて滑らかで安定
した運転を行った。更に、エンジンの始動においてグリ
ースは必要な減衰及び潤滑を行ってガタガタ音及び装置
からのその他のうるさい騒音を除去した。
置で耐久性について試験された。ユニレックスN2及び
ユニレックスN3グリースはかなりの距離に亙る実際の
道路試験の後分離せずかつ明白に軟らかくならなかった
。前述のように造られたハウジングからの明らかな漏洩
もなかった。グリースは高トルク条件の下でダンパの全
変位を許容する十分な粘性減衰を行い同時に短い持続振
動作用の下で十分なエネルギを消失させて滑らかで安定
した運転を行った。更に、エンジンの始動においてグリ
ースは必要な減衰及び潤滑を行ってガタガタ音及び装置
からのその他のうるさい騒音を除去した。
ユニレックスN2及びユニレックスN3の好ましいグリ
ースに加えて、モービル(Mobil)コーポレーショ
ンの製品であるモビラックス(Mobilux)EPI
IIで特定されるグリースが満足できるものであること
が分かった。モビラックスEPIIIは重いベースオイ
ルの黒い見栄えのしないリチュム混入グリースである。
ースに加えて、モービル(Mobil)コーポレーショ
ンの製品であるモビラックス(Mobilux)EPI
IIで特定されるグリースが満足できるものであること
が分かった。モビラックスEPIIIは重いベースオイ
ルの黒い見栄えのしないリチュム混入グリースである。
本発明で有用なグリースは比較的高い回転速度及び高い
周囲温度でも遠心分離しないものでなければならない。
周囲温度でも遠心分離しないものでなければならない。
第4図及び第5図において別の実施例が示され、その実
施例において粘性媒体が変速機オイルでありかつ好まし
くは連続可変変速機の駆動クラッチ及び駆動歯車に適し
使用される変速機オイルである。第4図に示されるよう
に、第3図に関して記載されたようなハウジングの同じ
前カバー42はオイルが満たされた実施例で変速機オイ
ルを収容するようになっている変形した後カバー88が
取り付けられている。
施例において粘性媒体が変速機オイルでありかつ好まし
くは連続可変変速機の駆動クラッチ及び駆動歯車に適し
使用される変速機オイルである。第4図に示されるよう
に、第3図に関して記載されたようなハウジングの同じ
前カバー42はオイルが満たされた実施例で変速機オイ
ルを収容するようになっている変形した後カバー88が
取り付けられている。
後カバー88は前カバー42及び入力リングすなわち入
力板50にボルト46によって第3図に関して既述した
ように固定されている。適当なシールが幾つかの板の間
に配置される。ハブ48は第3図に関して既述したよう
にリベット74により出力板非駆動板72と固定されて
いる。しかしながら、ダンパ18のハウジングを形成し
ている後カバー88は中間の環状部分内のばねセットと
調和するように形造られておりかつ軸方向に伸びるハウ
ジングチューブ92で終わっている半径方向に伸びるウ
ェブ部分90を与えるように内側に曲げられている。
力板50にボルト46によって第3図に関して既述した
ように固定されている。適当なシールが幾つかの板の間
に配置される。ハブ48は第3図に関して既述したよう
にリベット74により出力板非駆動板72と固定されて
いる。しかしながら、ダンパ18のハウジングを形成し
ている後カバー88は中間の環状部分内のばねセットと
調和するように形造られておりかつ軸方向に伸びるハウ
ジングチューブ92で終わっている半径方向に伸びるウ
ェブ部分90を与えるように内側に曲げられている。
ハウジングのチューブ92は、変速機空洞からダンパの
ハウジング40aにより限定されるチャンバへの変速機
オイルの流入、流出を許容するように連続可変変速機の
軸20から小さな半径方向距離だけ隔てられている。ユ
ニレックスN2及びユニレックスN3グリースは高い粘
性を有しかつハウジングによって限定されるチャンバか
ら流れないが、変速機オイルは流れかつその結果として
起こるオイルの移動は変速装置の運動に依存する。
ハウジング40aにより限定されるチャンバへの変速機
オイルの流入、流出を許容するように連続可変変速機の
軸20から小さな半径方向距離だけ隔てられている。ユ
ニレックスN2及びユニレックスN3グリースは高い粘
性を有しかつハウジングによって限定されるチャンバか
ら流れないが、変速機オイルは流れかつその結果として
起こるオイルの移動は変速装置の運動に依存する。
ハウジングのチューブ92と軸20との関係は第5図に
示されている。第5図から明らかなように金属シール部
材94がハウジングのチューブ92に固定されかつ締り
嵌めにより半径方向に伸びているハウジングの壁に対向
している。ゴム、ネオプレン等のシールリング96がコ
イルばねリテーナ98によってシール部材94に対して
保持され、そのシールリングは金属ハウジング105に
溶着されている。シールリング96は金属の環状部材1
00内に包囲され、その環状部材は円筒状壁102と、
半径方向に伸びている基壁103及び104とを有して
いる。半径方向に伸びている基壁104は変速機ハウジ
ング108の軸通路の底で開口されてオイル排出通路1
10を限定し、その排出通路によりオイルはハウジング
40aによって限定されるダンパ包囲体から変速機の溜
めに戻ることができる。ディフレクタリング112が変
速機ハウジング108内に設けられ、そのディフレフタ
リングは変速機オイルをハウジング40aによって限定
されるダンパの包囲体内に向けてかつオイル排出通路1
10から離れる方向に流す。ディフレクタリング112
は金属でかつ変速機のハウジング108に取り付けられ
ている。
示されている。第5図から明らかなように金属シール部
材94がハウジングのチューブ92に固定されかつ締り
嵌めにより半径方向に伸びているハウジングの壁に対向
している。ゴム、ネオプレン等のシールリング96がコ
イルばねリテーナ98によってシール部材94に対して
保持され、そのシールリングは金属ハウジング105に
溶着されている。シールリング96は金属の環状部材1
00内に包囲され、その環状部材は円筒状壁102と、
半径方向に伸びている基壁103及び104とを有して
いる。半径方向に伸びている基壁104は変速機ハウジ
ング108の軸通路の底で開口されてオイル排出通路1
10を限定し、その排出通路によりオイルはハウジング
40aによって限定されるダンパ包囲体から変速機の溜
めに戻ることができる。ディフレクタリング112が変
速機ハウジング108内に設けられ、そのディフレフタ
リングは変速機オイルをハウジング40aによって限定
されるダンパの包囲体内に向けてかつオイル排出通路1
10から離れる方向に流す。ディフレクタリング112
は金属でかつ変速機のハウジング108に取り付けられ
ている。
そのディフレクタリングはダンパのハウジング40aと
もまた連続可変変速機の入力軸20とも回転しない。デ
ィフレクタリングは変速機のハウジング108に形成さ
れた適当なりセス113内に保持され、かつディフレク
タリングに対するオイルの遠心力の作用により、エンジ
ンが回転しているときオイルは第5図で右に流されダン
パのハウジングを満たす。
もまた連続可変変速機の入力軸20とも回転しない。デ
ィフレクタリングは変速機のハウジング108に形成さ
れた適当なりセス113内に保持され、かつディフレク
タリングに対するオイルの遠心力の作用により、エンジ
ンが回転しているときオイルは第5図で右に流されダン
パのハウジングを満たす。
エンジンが回転しているとき変速機オイルはダンパのハ
ウジング内で遠心力で外側に向けられ、追加のオイルが
第5図で右に飛ばされハウジングの残りの部分を満たし
かつ運転中に粘性減衰を与える。エンジンが止まると、
変速機オイルは排出通路11Oを介して変速機の溜めに
戻されかつダンパのハウジング内の変速機オイルのレベ
ルはほぼこの排出装置によって制御されるレベルである
。
ウジング内で遠心力で外側に向けられ、追加のオイルが
第5図で右に飛ばされハウジングの残りの部分を満たし
かつ運転中に粘性減衰を与える。エンジンが止まると、
変速機オイルは排出通路11Oを介して変速機の溜めに
戻されかつダンパのハウジング内の変速機オイルのレベ
ルはほぼこの排出装置によって制御されるレベルである
。
グリースで満たされ実施例及びオイルで満たされた実施
例の動作は装置の前述の記載から明らかである。両実施
例において、エンジンのフライホイール14はダンパ1
8のハウジング40及び入力板50に直接接続されかつ
複数ばね率のばね装置及びオイル又はグリースの粘性減
衰を介してハブ48に接続さる。フライホイールの運動
はダンパ18のたわみ可能な継ぎ手を介して連続可変変
速機22の入力軸20に加えられる。ダンパのトルク及
び減衰率の関係に起因してダンパの入力部から変位する
ことを除いては、入力軸20はフライホイール14に同
期して回転する。しかしながら、ダンパは、普通の多気
筒エンジンの動作に起因する振動トルクと同様にエンジ
ンのアイドル運転への始動及びエンジンの停止に起因す
る過剰のトルクを隔離しかつ調和する。
例の動作は装置の前述の記載から明らかである。両実施
例において、エンジンのフライホイール14はダンパ1
8のハウジング40及び入力板50に直接接続されかつ
複数ばね率のばね装置及びオイル又はグリースの粘性減
衰を介してハブ48に接続さる。フライホイールの運動
はダンパ18のたわみ可能な継ぎ手を介して連続可変変
速機22の入力軸20に加えられる。ダンパのトルク及
び減衰率の関係に起因してダンパの入力部から変位する
ことを除いては、入力軸20はフライホイール14に同
期して回転する。しかしながら、ダンパは、普通の多気
筒エンジンの動作に起因する振動トルクと同様にエンジ
ンのアイドル運転への始動及びエンジンの停止に起因す
る過剰のトルクを隔離しかつ調和する。
エンジンの振動並びに始動及び停止の結果として変速装
置全体に存在する過渡的な捩り振動は、僅かな間持続し
かつダンパ18に取り入れられた大行程ばね減衰特性と
粘性減衰特性との組み合わさせにより均一に減衰される
。本発明のダンパから得られる粘性減衰及び捩り変位を
与えることにより、第1図に示される変速装置は実用的
で動作可能な装置となり、連続可変変速機はエンジンと
共に連続的に回転し、今まで利用できなかった方法で有
効な変速比の切り換えを促進する。ベルト32及びそれ
に関連したシーブの摩耗は最小限にされ、運転中の振動
及び騒音は最小限にされ、今まで経験した有害な影響な
しで連続可変変速機の出力部で湿式駆動クラッチを使用
できる。技術的に知られているばね装置の選択により本
発明の変速装置は60°にも達するダンパの変位を許容
し、しかもユニレックスN3と同等のものを使用するこ
とにより衝撃に対する過渡的な応答はおおよそ0.25
秒でほとんど無視できる値まで減衰され得る。
置全体に存在する過渡的な捩り振動は、僅かな間持続し
かつダンパ18に取り入れられた大行程ばね減衰特性と
粘性減衰特性との組み合わさせにより均一に減衰される
。本発明のダンパから得られる粘性減衰及び捩り変位を
与えることにより、第1図に示される変速装置は実用的
で動作可能な装置となり、連続可変変速機はエンジンと
共に連続的に回転し、今まで利用できなかった方法で有
効な変速比の切り換えを促進する。ベルト32及びそれ
に関連したシーブの摩耗は最小限にされ、運転中の振動
及び騒音は最小限にされ、今まで経験した有害な影響な
しで連続可変変速機の出力部で湿式駆動クラッチを使用
できる。技術的に知られているばね装置の選択により本
発明の変速装置は60°にも達するダンパの変位を許容
し、しかもユニレックスN3と同等のものを使用するこ
とにより衝撃に対する過渡的な応答はおおよそ0.25
秒でほとんど無視できる値まで減衰され得る。
利用可能な変位及びトルク変位の関係はばね装置を構成
しているばねの長さ及びばね率を選択することによって
調整され得る。この関係は技術的に理解されている。同
様に、上記例ではおおよそ0.5ニユートン・メートル
・秒/ラジアンであると分かった粘性減衰はこのような
組み合わせに十分な減衰特性を与える。
しているばねの長さ及びばね率を選択することによって
調整され得る。この関係は技術的に理解されている。同
様に、上記例ではおおよそ0.5ニユートン・メートル
・秒/ラジアンであると分かった粘性減衰はこのような
組み合わせに十分な減衰特性を与える。
エンジン速度に対する減衰トルクの計算された安定状態
(steady 5tate)のグラフが第7図に示さ
れている。曲線は、粘性減衰あり及び粘性減衰なしで大
行程ばねダンパ装置の主軸にダンパを介して伝達される
ような振動トルク振幅と平均エンジントルクとの比較を
示す。変速装置は、アンダドライブベルト比2.26に
おける駆動モードにおいて3気筒エンジンで調和されて
いる。
(steady 5tate)のグラフが第7図に示さ
れている。曲線は、粘性減衰あり及び粘性減衰なしで大
行程ばねダンパ装置の主軸にダンパを介して伝達される
ような振動トルク振幅と平均エンジントルクとの比較を
示す。変速装置は、アンダドライブベルト比2.26に
おける駆動モードにおいて3気筒エンジンで調和されて
いる。
ダンパを介して伝達された平均エンジントルクは曲線1
14で示されている。図示のように平均エンジントルク
はクラッチロックアツプの点116にいたる係合中にク
ラッチが滑ると上昇し、そこにおいてトルクは曲線11
8のレベルまで急激に上昇する。1.5のオーダでダン
パ出力部に現れる振動トルク成分120が第7図で実線
で示されている。図示のように、実線120で示されて
いるトルクの周期的な成分は、計算された運転のクラッ
チロックアツプでは約10n、a+、まで上昇する。
14で示されている。図示のように平均エンジントルク
はクラッチロックアツプの点116にいたる係合中にク
ラッチが滑ると上昇し、そこにおいてトルクは曲線11
8のレベルまで急激に上昇する。1.5のオーダでダン
パ出力部に現れる振動トルク成分120が第7図で実線
で示されている。図示のように、実線120で示されて
いるトルクの周期的な成分は、計算された運転のクラッ
チロックアツプでは約10n、a+、まで上昇する。
潤滑及び粘性減衰なしで運転された変速装置に対する対
応する曲線は破線122で示されている。
応する曲線は破線122で示されている。
図示のように、トルクの周期的な成分は期待されたよう
に粘性媒体なしで僅かに少ない。しかしながら、粘性減
衰の顕著な点は第8図及び第9図に示されている。
に粘性媒体なしで僅かに少ない。しかしながら、粘性減
衰の顕著な点は第8図及び第9図に示されている。
第8図は第1図ないし第3図に示された装置に基本的に
似ているが所定の場所に粘性減衰媒体が無い本発明の実
施例の実際の運転のグラフである。
似ているが所定の場所に粘性減衰媒体が無い本発明の実
施例の実際の運転のグラフである。
グラフは、0.0から約5.0秒までの特有のクランク
運動(unique cranking)で始まる時間
に対して大行程ダンパのトルクをプロット124したも
のである。エンジンの始動において17on、鋤、のか
なりのトルク衝撃及び約2秒の間プロットされた過渡的
衰えがある。
運動(unique cranking)で始まる時間
に対して大行程ダンパのトルクをプロット124したも
のである。エンジンの始動において17on、鋤、のか
なりのトルク衝撃及び約2秒の間プロットされた過渡的
衰えがある。
これに対し、第9図は第1図ないし第3図に示されかつ
所定の場所に粘性減衰媒体を有する大行程捩りダンパの
過渡的応答をプロットしたものである。第9図において
、初期始動トルクが約50n、+s、までかなり減少さ
れかつ過渡的衰えが0.5秒より短い間に起こることが
、線126から明らかである。
所定の場所に粘性減衰媒体を有する大行程捩りダンパの
過渡的応答をプロットしたものである。第9図において
、初期始動トルクが約50n、+s、までかなり減少さ
れかつ過渡的衰えが0.5秒より短い間に起こることが
、線126から明らかである。
粘性減衰を有する及び有しない普通の小行程ダンパの動
作を分析するためにデータが計算された。
作を分析するためにデータが計算された。
このような装置に対して、周期的振動トルクが連続可変
変速機における変速比2.26での駆動モードにおいて
1.5のオーダの非常に高いことが分かった。このよう
な装置における振動トルクはクラッチロックアツプのす
ぐ上の速度で最大平均エンジントルクの二分の−より大
きいく計算された。このような装置は、ある形式の粘性
減衰を有していても、過剰の騒音を発生しかつ摩耗を起
こし、ドライブトレインがかなり荒くなる。
変速機における変速比2.26での駆動モードにおいて
1.5のオーダの非常に高いことが分かった。このよう
な装置における振動トルクはクラッチロックアツプのす
ぐ上の速度で最大平均エンジントルクの二分の−より大
きいく計算された。このような装置は、ある形式の粘性
減衰を有していても、過剰の騒音を発生しかつ摩耗を起
こし、ドライブトレインがかなり荒くなる。
2集合体(mass)ダンパ装置及び小行程ダンパ装置
と組み合わせて流体排出減衰(displacemen
t「1uid damping)を利用することは技術
的に知られているが、本発明の構造及び動作は、機械的
設計の許容行程を超過する過渡的減少を減衰しかつうる
さい振動を減衰するように適当な粘性媒体と組み合わせ
た大行程ダンパによって優れた効果を奏する。
と組み合わせて流体排出減衰(displacemen
t「1uid damping)を利用することは技術
的に知られているが、本発明の構造及び動作は、機械的
設計の許容行程を超過する過渡的減少を減衰しかつうる
さい振動を減衰するように適当な粘性媒体と組み合わせ
た大行程ダンパによって優れた効果を奏する。
(ト)効果
変速装置及び本発明の大行程捩り及び振動ダンパは潤滑
雰囲気内で変速装置内の摩耗及び騒音を減少するだけで
なく所望の粘性減衰特性を変える。
雰囲気内で変速装置内の摩耗及び騒音を減少するだけで
なく所望の粘性減衰特性を変える。
これらの利益は大行程ダンパの雰囲気を粘性グリース又
は適当な変速機オイルで満たすことによって達成される
。
は適当な変速機オイルで満たすことによって達成される
。
エンジンの振動並びに始動及び停止の結果として変速装
置全体に存在する過渡的な捩り振動は、僅かな間持続し
かつダンパに取り入れられた大行程ばね減衰特性と粘性
減衰特性との組み合わさせにより均一に減衰される。本
発明のダンパから得られる粘性減衰及び捩り変位を与え
ることにより、第1図に示される変速装置は実用的で動
作可能な装置となり、連続可変変速機はエンジンと共に
連続的に回転し、今まで利用できなかった方法で有効な
変速比の切り換えを促進する。
置全体に存在する過渡的な捩り振動は、僅かな間持続し
かつダンパに取り入れられた大行程ばね減衰特性と粘性
減衰特性との組み合わさせにより均一に減衰される。本
発明のダンパから得られる粘性減衰及び捩り変位を与え
ることにより、第1図に示される変速装置は実用的で動
作可能な装置となり、連続可変変速機はエンジンと共に
連続的に回転し、今まで利用できなかった方法で有効な
変速比の切り換えを促進する。
第1図は本発明の変速装置の断面図であって半分を示す
図、第2図は本発明の大行程振動ダンパの第1の実施例
の一部を断面で示す立面図、第3図は第2図の線3−3
に沿って切断した図、第3a図は第3図の実施例に使用
する一部品シールを示す図、第4図は粘性媒体として変
速機オイルを使用している本発明の第2の実施例の断面
図、第5図は第4図の振動ダンパのシール及び充填装置
の詳細図、第6図は第1図の大行程ダンパの部品の展開
図、第7図は本発明のよって造られた変速装置の速度と
トルクの関係を示すグラフ図、第8図は一つの従来技術
の装置の過渡的減衰特性を示す図、第9図は本発明にし
たがって造られた装置の過渡的減衰特性を示す図である
。 10:変速装置 14:フライホイール18:振
動ダンパ 20:入力軸 22:連続可変変速機 24:出力軸 26:駆動クラッチ 28:変速機ハウジング32:
ベルト 40.40a:ハウジング42:前カバー
44.88:後カバー:ハブ 50:入力板 54:アーム 56:チャンバ 58:ばね装置 70:釣合い装置すなわちスペーサ装置76:タブ 78:後カバー保持装置 82. 83:シール IG 図面の浄書(内容に変更なし) IG エンヅン旦(RPM) 手 続 補 正 書(方力 平成 元年 9月7日
図、第2図は本発明の大行程振動ダンパの第1の実施例
の一部を断面で示す立面図、第3図は第2図の線3−3
に沿って切断した図、第3a図は第3図の実施例に使用
する一部品シールを示す図、第4図は粘性媒体として変
速機オイルを使用している本発明の第2の実施例の断面
図、第5図は第4図の振動ダンパのシール及び充填装置
の詳細図、第6図は第1図の大行程ダンパの部品の展開
図、第7図は本発明のよって造られた変速装置の速度と
トルクの関係を示すグラフ図、第8図は一つの従来技術
の装置の過渡的減衰特性を示す図、第9図は本発明にし
たがって造られた装置の過渡的減衰特性を示す図である
。 10:変速装置 14:フライホイール18:振
動ダンパ 20:入力軸 22:連続可変変速機 24:出力軸 26:駆動クラッチ 28:変速機ハウジング32:
ベルト 40.40a:ハウジング42:前カバー
44.88:後カバー:ハブ 50:入力板 54:アーム 56:チャンバ 58:ばね装置 70:釣合い装置すなわちスペーサ装置76:タブ 78:後カバー保持装置 82. 83:シール IG 図面の浄書(内容に変更なし) IG エンヅン旦(RPM) 手 続 補 正 書(方力 平成 元年 9月7日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、トルク入力部材とトルク出力部材との間でトルクを
伝達する大行程振動ダンパ組立体において、ハウジング
と、前記ハウジング内にありかつトルク入力部材と共に
回転するようにそのトルク入力部材に作動的に接続され
るようになっているほぼ円形の入力装置であって、前記
入力装置から半径方向に伸びている複数の等しく隔てら
れたタブを有する入力装置と、トルク入力部材に作動的
に接続されるようになっておりかつ前記タブに対応する
複数の隔てられたアームを有するハブであって、前記タ
ブ及びアームがほぼ整合されかつ複数の環状に配置され
たチャンバを限定するハブと、前記チャンバ内に配置さ
れた部分を有しかつ前記チャンバ内でタブ及びアームに
関して移動可能なスペーサ装置と、各隣接した対の前記
アーム及びタブの間に配置された複数ばね率のばね装置
のセットと、前記ハウジングをほぼ満たしかつ前記タブ
、ハブ装置、スペーサ装置及びばね装置を実質的に囲ん
でそれらの間の相対運動に粘性減衰抵抗を与える粘性媒
体とを備え、前記セットの各々のばね装置は前記スペー
サ装置の部分により隔てられ、前記ハウジングが前記粘
性媒体を中に閉じ込める空洞を形成するように効果的に
シールされ同時に前記トルク入力部材及び前記トルク出
力部材への回転接続を許容する大行程振動ダンパ組立体
。 2、ハウジング及び入力部材が周囲で共に固定されかつ
前記タブが隣接するばね装置の間で半径方向内側に伸び
ている請求項1に記載の大行程振動ダンパ組立体。 3、前記複数ばね率のばね装置は全体の長さが異なる複
数の同心の螺旋ばねを備え、ばねのばね率及び長さが前
記アームと前記タブとの間の各相対変位に対して所望の
合計ばね率を与えるように選ばれている請求項1に記載
の大行程振動ダンパ組立体。 4、前記ハウジングが粘性媒体の明らかな漏れに対して
シールされかつ粘性媒体がグリースである請求項1に記
載の大行程振動ダンパ組立体。 5、グリースはベースオイルの粘度指数が約95でオイ
ル分離が3%以下である多目的リチウム複合グリースで
ある請求項4に記載の大行程振動ダンパ組立体。 6、グリースがエクソン・ユニレックス(Exxon
Unirex)N3の特性を有する請求項4に記載の大
行程振動ダンパ組立体。 7、入力部材がエンジンのフライホイールであり、ハウ
ジングがフライホイールに固定された周辺フランジを有
しかつハブ、スペーサ装置、タブ及びばね装置に合う中
央の凹部を有する後カバーと、前記後カバーのフランジ
にほぼ対応する周辺フランジを有しかつ前記アーム、タ
ブ、スペーサ装置及びばね装置を収容するように前記後
カバーに隣接する前カバーと、前記ハブ装置から伸びか
つ前記後カバー装置に近接している部分を有する後カバ
ー保持装置と、前記後カバーと前記保持装置との間で伸
びてそれらの間でシールを形成し、前記グリースを前記
ハウジング内に保持する一方でそれらの間の相対回転を
許容する弾性シール装置とを備えている請求項4に記載
の大行程振動ダンパ組立体。 8、円形の入力装置が前記前カバー及び前記後カバーと
密封して固定されている請求項7に記載の大行程振動ダ
ンパ組立体。 9、前記シール装置が前記後カバーの半径方向内側部分
と前記保持装置の一部を形成する半径方向外側に伸びる
フランジとの間に固定されたリップシールを含む請求項
7に記載の大行程振動ダンパ組立体。 10、変速機への入力装置として使用するためでありか
つ粘性媒体が変速機オイルであり、そこにおいて、ハウ
ジングがオイルの明らかな漏れに対してシールされ、前
記ハウジングが前記変速機への排出開口及び前記ダンパ
を前記変速機からのオイルで満たすための装置を有して
いる請求項1に記載の大行程振動ダンパ組立体。 11、入力部材が変速機包囲体に回転可能に取り付けら
れたエンジンのフライホイールであり、ハウジングがフ
ライホイールに固定された周辺フランジを有しかつハブ
、スペーサ装置、タブ及びばね装置に合う中央の凹部を
有する前カバーと、前記前カバーのフランジにほぼ対応
する周辺フランジを有しかつ前記アーム、タブ、スペー
サ装置及びばね装置を収容するように前記前カバーに隣
接する後カバーと、前記包囲体に固定されかつ前記後カ
バーと共にオイル密閉シールを形成しているシール装置
とを備え、前記シール装置が前記出力部材と前記後カバ
ーとの間に配置された部分を有し、それによってオイル
が前記カバーによって限定されたチャンバ内に向けられ
る請求項10に記載の大行程振動ダンパ組立体。 12、円形の入力装置が前記前カバー及び前記後カバー
と密封して固定されている請求項11に記載の大行程振
動ダンパ組立体。 13、前記ばね装置のセットが前記タブと前記アームと
の間で約60°までの相対角度変位を許容する請求項1
に記載の大行程振動ダンパ組立体。 14、前記粘性媒体が前記ハウジング内で潤滑を行う請
求項1に記載の大行程振動ダンパ組立体。 15、前記粘性減衰抵抗が少なくても約0.5N.M.
S/RADである前記13に記載の大行程振動ダンパ組
立体。 16、前記後カバーが前記変速機包囲体とハウジング空
洞との間で環状の通路を限定するように前記出力部材か
ら隔てられ、前記後カバーと前記包囲体との間でシール
を形成する装置及び前記オイルを前記環状の通路に通し
かつ前記空洞内に流すように前記包囲体に固定された装
置とを有する請求項11に記載の大行程振動ダンパ組立
体。 17、トルク入力部材とトルク駆動部材との間の変速装
置において、前記トルク入力部材に接続されかつトルク
出力装置を有する大行程振動ダンパ組立体と、前記トル
ク出力装置に接続された入力ベルトシーブ、出力ベルト
シーブ及び両ベルトシーブの間に駆動連結されたベルト
を有する連続可変変速機と、出力中心軸をトルク駆動部
材に関して確実に接続しかつ離脱するためのクラッチ装
置とを備え、前記大行程振動ダンパ組立体が、ハウジン
グと、前記ハウジング内にありかつトルク入力部材と共
に回転するようにそのトルク入力部材に作動的に接続さ
れるようになっているほぼ円形の入力装置であって、前
記入力装置から半径方向に伸びている複数の等しく隔て
られたタブを有する入力装置と、トルク入力部材に作動
的に接続されるようになっておりかつ前記タブに対応す
る複数の隔てられたアームを有するハブであって、前記
タブ及びアームがほぼ整合されかつ複数の環状に配置さ
れたチャンバを限定するハブと、前記チャンバ内に配置
された部分を有しかつ前記チャンバ内でタブ及びアーム
に関して移動可能なスペーサ装置と、各隣接した対の前
記アーム及びタブの間に配置された複数ばね率のばね装
置のセットと、前記ハウジングをほぼ満たしかつ前記タ
ブ、ハブ装置、スペーサ装置及びばね装置を実質的に囲
んでそれらの間の相対運動に粘性減衰抵抗を与える粘性
媒体とを備え、前記セットの各々のばね装置は前記スペ
ーサ装置の部分により隔てられ、前記ハウジングが前記
粘性媒体を中に閉じ込める空洞を形成するように効果的
にシールされ同時に前記トルク入力部材及び前記トルク
出力部材への回転接続を許容する変速装置。 18、前記出力シーブに接続された入力装置を有しかつ
前記クラッチに接続された出力装置を有する逆転装置を
備えている請求項17に記載の変速装置。 19、ハウジング及び入力装置が周辺で共に固定されか
つ前記タブが隣接するばね装置の間で半径方向内側に伸
びている請求項17に記載の変速装置。 20、前記複数ばね率のばね装置が全体の長さが異なる
複数の同心の螺旋ばねを備え、ばねのばね率及び長さが
前記タブに関する前記アームの各変位に対して所望の合
計ばね率を与えるように選ばれている請求項17に記載
の変速装置。 21、前記ハウジングが粘性媒体の明らかな漏れに対し
てシールされかつ粘性媒体がグリースである請求項17
に記載の変速装置。 22、グリースはベースオイル粘度指数が約95でオイ
ル分離が3%以下である多目的リチウム複合グリースで
ある請求項21に記載の変速装置。 23、グリースがエクソン・ユニレックスN3の特性を
有する請求項21に記載の変速装置。 24、入力部材がエンジンのフライホイールであり、ハ
ウジングがフライホイールに固定された周辺フランジを
有しかつハブ、スペーサ装置、タブ及びばね装置に合う
中央の凹部を有する前カバーと、前記前カバーのフラン
ジにほぼ対応する周辺フランジを有しかつ前記アーム、
タブ、スペーサ装置及びばね装置を収容するように前記
前カバーに隣接する後カバーと、前記ハブ装置から伸び
かつ前記後カバー装置に近接している部分を有する後カ
バー保持装置と、前記後カバーと前記保持装置との間で
伸びてそれらの間でシールを形成し、前記グリースを前
記ハウジング内に保持する一方でそれらの間の相対回転
を許容する弾性シール装置とを備えている請求項21に
記載の変速装置。
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