JPH0257349B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0257349B2
JPH0257349B2 JP57030009A JP3000982A JPH0257349B2 JP H0257349 B2 JPH0257349 B2 JP H0257349B2 JP 57030009 A JP57030009 A JP 57030009A JP 3000982 A JP3000982 A JP 3000982A JP H0257349 B2 JPH0257349 B2 JP H0257349B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer
cryostat
chamber
opening
shutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57030009A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58146917A (ja
Inventor
Kishio Yokochi
Nobuo Kamehara
Kazunori Yamanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP57030009A priority Critical patent/JPS58146917A/ja
Publication of JPS58146917A publication Critical patent/JPS58146917A/ja
Publication of JPH0257349B2 publication Critical patent/JPH0257349B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の技術分野 本発明はジヨセフソン素子等の超低温で作動す
るコンピユータ用の超低温機器(以下クライオス
タツトと記す。)に係り、特にコンピユータをク
ライオスタツト内に出し入れさせるときの熱流入
及びクライオスタツト内の液体冷媒の損失を少な
くしたクライオスタツトに関する。
(2) 技術の背景 ヘリウムや液体窒素等の低温冷媒を満たした従
来のクライオスタツトとしては通常熱流入を避け
るためにその開口部はできるだけ小さく構成して
いるために低温作動用のジヨセフソン素子等を用
いた形の大きなコンピユータを挿入することは不
可能である。このような問題を解決するためには
開口部を大きくしなければならないが、熱の流入
あるいはコンピユータに水分および大気が氷結す
る等の問題があつた。
(3) 従来技術と問題点 従来、クライオスタツト内にコンピユータを出
し入れ、低温冷媒中で作動させるようにしたもの
は提案されていない。
クライオスタツト中にジヨセフソン素子等の超
電導体のトンネル効果測定素子を入れて測定回路
を構成するものが知られているが、これらはクラ
イオスタツトに挿入するものが極めて小さいので
開口部は小さく構成されていて外気の熱がクライ
オスタツト内に流れ込むことは少ないが、素子を
挿入するときにはあらかじめクライオスタツト内
を真空状態とし、次に液体窒素等の低温冷媒をク
ライオスタツト内に充填させて不純なガスを完全
にパージしながら行われている。しかし、ジヨセ
フソン素子で構成されたコンピユータを動作させ
るためには開口部を広くとる必要があり、熱流入
も多くなり、液体ヘリウムの損失量も多くなる欠
点を有する。さらにコンピユータに付着した水分
が氷結し低温になつたコンピユータに霜がつく等
の問題があつた。
(4) 発明の目的 本発明は上記従来の欠点に鑑み、コンピユータ
をクライオスタツトに出し入れする際に該コンピ
ユータの持つ熱によつて液体ヘリウムが損失する
のを少なくすると共にコンピユータに付着した水
分が氷結あるいは低温になつたコンピユータに霜
が付着しないクライオスタツトを提供することも
目的とするものである。
(5) 発明の構成 本発明は、上記の目的を達成するため、低温冷
媒を満たした低温室を備え、該低温室に低温作動
用コンピユータを出し入れするようにしたクライ
オスタツトにおいて、徐冷及び徐熱が可能で、か
つ排気可能な予備室を前記低温室と隣接して配設
すると共に、該予備室に前記コンピユータを外部
から出し入れ可能な第1の開口部と前記低温室内
から出し入れ可能な第2の開口部とを設け、該第
1及び第2の開口部にそれぞれ独立に開閉制御可
能な蓋体を設けて、該予備室内で前記コンピユー
タを予冷、予熱するようにしてなることを特徴と
する。
(6) 発明の実施例 以下、本発明の一実施例を図面によつて説明す
る。
第1図は本発明のクライオスタツトを示す略線
的側断面図、1は全体としてクライオスタツトで
あり、2は硝子または金属を二重構造とした第1
のデユアであり、硝子または金属壁間は真空とし
て熱シールがなされる。3は第2デユアで第1の
デユアと同一構造となされ、第1及び第2のデユ
ア間は液体窒素4で満たされるかスーパインシユ
レーシヨンを介在させ、第2のデユア3内には液
体ヘリウム5が充填されている。
第1および第2デユアの上部にはフランジ6,
7を有し、第1の開口部を構成し、Oリング等を
用いて第2のデユア内を気密な状態とする。
第2のデユア3の上部は予備室8となされ、シ
ヤツタ9を介して仕切られている。シヤツタ9の
構造は例えば第2図の如く構成されている。
第2図で第2のデユア3の上部はフランジ部3
aを有し、該フランジ部にはゴム等のOリング3
bを配し、二分割にされたシヤツタ板9a,9b
よりなるシヤツタ9を矢印A,A方向に図示せざ
るもシリンダを介して摺動させて、シヤツタ9を
閉じた状態では上部の予備室と第2のデユア3を
気密に遮蔽させるようにして第2の開口部をを形
成する。予備室8は排気管10、弁11を介して
真空ポンプ12に接続され、さらに液体窒素用の
貯蔵びん15より供給管13と弁14を介して予
備室に連結されている。
予備室8にはヘリウムガスボンベ16から供給
管18と弁17を介してヘリウムガスが供給され
る。
予備室8と第2のデユア3の下部室(低温室)
3d間には弁23を介して側路管22,24を有
し、第2のデユア3の下部室3dには液化機19
より供給管20を通じて液化されたヘリウムが供
給され、排気管21内には後述するコンピユータ
25が下部室3dに挿入されることで発生した熱
によつて気化されたヘリウムガスが液化機19に
回収されるようになされ、液化機はコンピユータ
25が発生する熱を奪う程度の能力を持てばよ
い。
上記構成において、コンピユータ25をクライ
オスタツト1内に挿入するには、まず第2の開口
部を閉蓋状態にし第1の開口部を開いてコンピユ
ータ25を予備室8内に挿入し、蓋を閉じて第1
の開口部を閉蓋状態にする。
次に弁11を開いて予備室8内の排気を行うた
めに真空ポンプ12を動作させ減圧させる。
次に弁11を閉じて弁14を開き液体窒素を予
備室8に供給してクライオスタツト1と予備室4
を徐冷していく。この際、予備室8内は窒素によ
るパージングも行われるので、上記の排気とこの
パージングにより、コンピユータ25に付着して
いる水分が除去される。
次に弁14を閉じ弁11を再び開いて予備室8
を減圧し、弁11を再び閉じ弁23を開いて予備
室8内に第2のデユア内のヘリウムガスを充填す
る。
次にシヤツタ9のゲートバルブを開いてコンピ
ユータ25を点線図示位置から一点鎖線位置に挿
入し、第2のデユア3の下部室3dの液体ヘリウ
ム5中にコンピユータを挿入する。
次にシヤツタ9のゲートバルブを閉じると共に
弁23を閉じて弁11を開いて真空ポンプを作動
させて排気を行う。
次にコンピユータ25を液体ヘリウム5から予
備室8を経て外部に取り出す手順としてはまず弁
23を開いてヘリウムガスを予備室8内に入れ、
シヤツタ9のゲートバルブを開いてシヤツタを開
きコンピユータ25を予備室8内に引き上げる。
次に弁23を閉じてシヤツタ9を閉じる。
次に弁17と弁11を開いてヘリウムガスを予
備室に入れながら排気し、コンピユータ25を徐
熱していき、第1の開口部を開いてコンピユータ
25をクライオスタツト1外に取り出すことがで
きる。なお、排気したヘリウムガスは液化機へ送
る。
第3図に示すものは本発明のシヤツタ9の他の
実施例を示すもので、シヤツタ9を回動軸9cを
中心にバタフライ型に構成させたものである。
なお、第1及び第2の開口部を共にシヤツタ構
造としてもよいが第1の開口部を手動の閉蓋型の
ものとすることもできる。
(7) 発明の効果 以上、詳細に説明したように、本発明のクライ
オスタツトによればコンピユータをクライオスタ
ツトに出し入れする際に予備室内で予冷、予熱を
行うので、コンピユータの持つている熱によつて
第2のデユア3内に貯蔵されている液体ヘリウム
5を損失させることも少ないため比較的簡単に素
人でも操作できるだけでなく入手し難い液体ヘリ
ウムの損失が少ない。さらに予備室内で排気とパ
ージングを行うことができるためコンピユータに
付着した水分が氷結したり、霜が付着したりする
現象を除去することができる特徴を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクライオスタツトの略線的側
断面図、第2図は第1図のシヤツタ部分の一部を
切断した斜視図、第3図はシヤツタの他の実施例
を示す斜視図である。 1……クライオスタツト、2,3……第1及び
第2のデユア、4……窒素、5……液体ヘリウ
ム、6,7……フランジ、9……シヤツタ、9
a,9b……シヤツタ板、10,13,18,2
0,21,22,24……管、11,14,1
7,23……弁、12……真空ポンプ、15……
貯蔵びん、16……ヘリウムガスボンベ、19…
…液化機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 低温冷媒を満たした低温室を備え、該低温室
    に低温作動用コンピユータを出し入れするように
    したクライオスタツトにおいて、 徐冷及び徐熱が可能で、かつ排気可能な予備室
    を前記低温室と隣接して配設すると共に、該予備
    室に前記コンピユータを外部から出し入れ可能な
    第1の開口部と前記低温室内から出し入れ可能な
    第2の開口部とを設け、該第1及び第2の開口部
    にそれぞれ独立に開閉制御可能な蓋体を設けて、
    該予備室内で前記コンピユータを予冷、予熱する
    ようにしてなることを特徴とするクライオスタツ
    ト。
JP57030009A 1982-02-26 1982-02-26 クライオスタツト Granted JPS58146917A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57030009A JPS58146917A (ja) 1982-02-26 1982-02-26 クライオスタツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57030009A JPS58146917A (ja) 1982-02-26 1982-02-26 クライオスタツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58146917A JPS58146917A (ja) 1983-09-01
JPH0257349B2 true JPH0257349B2 (ja) 1990-12-04

Family

ID=12291868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57030009A Granted JPS58146917A (ja) 1982-02-26 1982-02-26 クライオスタツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58146917A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2003062C (en) * 1988-11-18 1998-09-29 Kishio Yokouchi Production and use of coolant in cryogenic devices

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4970590A (ja) * 1972-11-10 1974-07-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4970590A (ja) * 1972-11-10 1974-07-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58146917A (ja) 1983-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3485054A (en) Rapid pump-down vacuum chambers incorporating cryopumps
US4279127A (en) Removable refrigerator for maintaining liquefied gas inventory
US4223540A (en) Dewar and removable refrigerator for maintaining liquefied gas inventory
US2986891A (en) Low-temperature vessels
JP2010276173A (ja) 真空断熱容器及びその真空断熱層への封入ガスの挿入方法
JPH0257349B2 (ja)
JP3623659B2 (ja) クライオポンプ
US2365285A (en) Method of making evacuated valves
JP3358053B2 (ja) 液体窒素再凝縮装置
JPS6314858A (ja) 真空蒸着装置
US3811794A (en) Ultrahigh vacuum sublimation pump
JP3843186B2 (ja) 極低温冷凍機のオーバーホール装置およびオーバーホ−ル方法
JPH0533911Y2 (ja)
US4364235A (en) Helium-cooled cold surface, especially for a cryopump
JPS57204399A (en) Evacuation method for vacuum heat-insulation device
JPH0781937B2 (ja) トランスファ・ベッセル装置
US11749435B2 (en) Pre-cooling and removing ice build-up from cryogenic cooling arrangements
JP2991566B2 (ja) 磁場下物性測定装置
US3258193A (en) Vacuum method
Strang et al. Cryogenic pumping gas target system
JPH02159076A (ja) クライオスタットおよびその運転方法
JPS61116250A (ja) 超電導装置、及びその冷却方法
JPH0298107A (ja) 超電導マグネット装置
JP2721601B2 (ja) クライオポンプによる水素排気方法及び装置
SU896338A1 (ru) Криостат