JPH0256929B2 - - Google Patents

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JPH0256929B2
JPH0256929B2 JP61260956A JP26095686A JPH0256929B2 JP H0256929 B2 JPH0256929 B2 JP H0256929B2 JP 61260956 A JP61260956 A JP 61260956A JP 26095686 A JP26095686 A JP 26095686A JP H0256929 B2 JPH0256929 B2 JP H0256929B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
stock solution
frame
hole
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP61260956A
Other languages
English (en)
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JPS63116711A (ja
Inventor
Tetsuya Kurita
Toshitami Shibasaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd filed Critical Kurita Machinery Manufacturing Co Ltd
Priority to JP61260956A priority Critical patent/JPS63116711A/ja
Publication of JPS63116711A publication Critical patent/JPS63116711A/ja
Publication of JPH0256929B2 publication Critical patent/JPH0256929B2/ja
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、内部が中空の枠のみを並列したフ
イルタプレスに取付ける布の構造に関する。
(従来の技術) 供給原液中に含有されている固形分を分離して
清澄な液を得るために多数枚の板、または
板と枠とを並列したフイルタプレスは古くから
知られている。これらのフイルタプレスとして
は、板の周縁の額縁部の内部に凹凸面を有し額
縁部の厚みよりも薄い心板部とから形成された
板のみを並列した複式フイルタプレス、または上
記板と、心板部のない額縁部のみの板とを交
互に並列した単式フイルタプレスが古くから長期
にわたつて広く使用されていた。いずれの型の
板も心板部を有するために板が重くなるので、
心板部の代わりに一枚または2枚の金網または薄
鉄板を設けたものが出現するようになり、更に心
板部または金網のない中空の枠のみを並列した
フイルタプレスが出現するに至つた(特公昭57−
58969号公報参照)。
一方、フイルタプレスに原液を供給するための
原液供給孔は、原液が板の隅部を貫通するコー
トフイード型、板のほぼ中心部または上部中心
部を貫通するセンタフイード型または過面の外
側に設けられるボトムフイード型、トツプフイー
ド型およびサイドフイード型等が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のようにフイルタプレスは色々と発展して
きたが、それぞれ問題がある。板に心板部、ま
たは金網を設けたものは一定量のケークを収容す
るためには、板の額縁部の厚みを大きくしなけ
ればならず、それだけ重くなる。上記特公昭57−
58969号公報に記載のフイルタプレスは、枠の
みを並列したものであるので軽くなるが、コーナ
フイード型であつて過枠と水枠とを交互に並列
したものであるからフイルタプレスの全長が過
枠の分だけ長くなる。さらに布は、過枠の表
裏両面を覆うように折り曲げた中央部を過枠の
上端部に掛けわたしたものであるから、過枠お
よび水枠の角部に穿設した原液の通過孔または
液通孔とがずれる恐れがあり、布の取付け作業
が容易ではない。
本発明者らは、従来のセンタフイード型フイル
タプレスにおいて、板に設けた心板部、金網ま
たは原液供給孔の存在について疑問を抱き、鋭意
研究した結果、心板部などのない枠のみを使用
しても十分に過の目的を達成することを知り、
この新して型のフイルタプレスに適用する布の
構造を提案したのである。
しかしながら上記提案の発明は、比較的直径の
大きい原液の通過孔を1個設けたものであるか
ら、過液の圧力は原液の通過孔の周縁部では大
きく、原液の通過孔より離れた部分では小さくな
り、従つて布の部分によつてケーク量や液量
が不均一となる。
(問題点を解決するための手段) この発明は、2枚の布に相対面して複数個の
小径の原液の通過孔を穿設し、この原液の通過孔
を重ねてその周縁部を結合し、かつ2枚の布の
相対する周縁部の少なくとも一部周縁部に布取
付け手段を設け、額縁部のみからなる枠を並列
したフイルタプレスに取付け容易としてフイルタ
プレス用布の構造である。
以下にこの発明の布の構造を第1図、第2図
によつて説明する。
布を取付けるための枠1は、額縁部2のみ
からなり、額縁部2には額縁部2より小さい厚み
の内突出部2aが形成されている。枠1にはそ
の両側部のほぼ中央外方に突出した枠支持部
3、および両側部の下部外方に突出した液排出
部4が形成されている。1個の枠1の両側に取
付けられる2枚の布5は枠1より若干広くて
額縁部2よりはみ出す広さを有している。上記2
枚の布5の相対する位置に、原液が通る8個の
小径の原液の通過孔6を設けると共に、中央部に
上記小径の原液の通過孔6の直径より大きい直径
の原液の通過孔7を穿設し、上記小径の原液の通
過孔6、または大径の原液の通過孔7のそれぞれ
の周縁部を重ね合わせて2列ないし4列の円形に
縫着8して2枚の布5を接合する。そして上記
布5の各周縁部の2箇所以上に結び紐9のよう
な布取付け手段が取付けられている。
上記布5を枠1に取付けるには、縫着部8
で2枚の布を上下左右に開いて布5の周縁部
を枠1の額縁部2の両面にあてがい、それぞれ
の布5の周縁部に取付けた結び紐9を結合する
ことによつて、表裏2枚の布5,5は枠1の
両面に取付けられ、枠1を移動することによつ
て布5の周縁部が隣接する枠1の額縁部2と
の間に圧着固定される。
第2図に示すように全枠1が圧着固定された
のち、フイルタプレスの一方から原液が圧入され
ると、原液は原液の通過孔6および7を通り、隣
接する枠1の相対面する布5,5間で形成さ
胆た室10に流入され、布5によつて過さ
れた液は、布5,5間の液流通間隙11お
よび枠の下隅部に形成した液孔12aを通つ
て液排出口12から排出され、一方原液中の固
形分は室10に蓄積される。布が原液中の固
形分などで目詰まりして過効率が低下したとき
は、原液の圧入を停止し、必要に応じて室に水
や空気を送つて室に残留する原液などを液流
通間隙11を通じて排出し、しかるのち枠を引
きはなして開き、ケークは布より除去される。
上記の実施例は、多数個の小径の原液の通過孔
6と1個の大径の原液の通過孔7とを併設したも
のであるが、上記の大径の原液の通過孔7を廃止
してもよく、また大径の原液の通過孔7の代わり
に小径の原液の通過孔6としてもよい。これらの
ことは原液の粘度、固形物量、布の密度などに
よる過性によつて選択される。原液の通過孔の
直径は3〜30mm、好ましくは5〜20mmである。な
お、大径の原液の通過孔を省いたときは、小径の
原液の通過孔の個数または直径を大きくすること
が好ましい。上記原液の通記孔6は液圧バランス
孔として作用し、この作用は過作業の間完全に
行なわれるので、布以外の支持体(たとえば
板)によつて支持する必要はない。
上記実施例は、布取付け手段として結び紐を
使用したが、結び紐に限定されない。たとえば
布が枠よりはみでる周縁部に取付孔を設け、こ
の取付孔を枠の外周部に植設した取付け棒に挿
込んでもよい。
また、第1図、第3図に示すように、布5の
内面の液流出側に粗目シート13を取付けても
よい。上記粗目シート13は、繊維、針金などか
らなる太い線条で粗目に織成され、粗目シート1
3の大きさはこの例では枠1の中空部1aより
小さい。上記粗目シート13は布5と同様に穿
設された通液孔の周縁部を布の原液の通過孔6
の周縁部と共に縫着して布5に接合される。こ
の粗目シート13を設けることにより、過中に
布の一部が接触して液流通間隙11が減少す
ることが防止される。
また第3図に示すように、液流通間隙11内
の粗目シート13または布側に布間を離隔す
るための突子14を取付けて布が密着すること
を防止してもよい。
上記の布の構造は、布のほぼ中央部に原液
の通過孔が穿設されたものを示したが、枠の上
部または一部が四角形に突出されて上記四角形の
上部に連続する中空部を有する枠において、
布の上部または下部が枠と同様に突出され、こ
の布の突出部に穿設された原液の通過孔の周縁
部を縫着することによつて、上記実施例と同様に
使用できる。
(作用および効果) 従来のセンタフイード型フイルタプレスでは、
板の心板部に原液の通過孔を設け、板両面に
取付けられる布に穿設した布通液孔を短筒布
または短管で連結し、片面の布をすぼめて板
の原液の通過孔を通したのち、布を広げて板
の両面に2枚の布を展張していたので、その展
張、取外しが厄介であつたが、このフイルタプレ
スでは心板部のない枠を使用するものであり、
布の周縁部に設けた布取付け手段を介して2
枚の布を枠の両側に固定するものであるか
ら、布の取付け、取外し、布の原液の通過孔
の接合が容易となる。また、この発明は布に多
数個の原液の通過孔を設けたものであるから室
内の圧力が均一となり布の過量が均一となる
ので平均的な過能力が向上する。しかも過機
全体が軽量となり、全体の重量は従来の1/5〜1/1
0となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、枠に取付け一部を切欠いた布の
正面図、第2図は2枚の枠を並列し粗目シート
を除去した第1図の―線垂直断面図、第3図
は粗目シートを設けた第2図同様の垂直断面図で
ある。 1:枠、2:額縁部、5:布、6:小径の
原液通過孔、7:大径の原液の通過孔、8:縫着
部、9:布取付け手段、13:粗目シート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2枚の布に相対面して複数個の小径の原液
    の通過孔を穿設し、この原液の通過孔を重ねてそ
    の周縁部を結合し、かつ2枚の布の相対する周
    縁部の少なくとも一部周縁部に布取付け手段を
    設け、額縁部のみからなる枠を並列したフイル
    タプレスに取付け容易としてフイルタプレス用
    布の構造。 2 布の中心部または周縁部に、上記小径の原
    液の通過孔よりも大きな直径の原液の通過孔を設
    けた特許請求の範囲第1項記載のフイルタプレス
    用布の構造。 3 2枚の布の内側に、布の原液の通過孔と
    同じ直径の原液の通過孔を有し、枠よりも小さ
    い寸法の粗目シートを重ね、各原液の通過孔の周
    縁部を結合した特許請求の範囲第1項または第2
    項記載のフイルタプレス用布の構造。
JP61260956A 1986-10-31 1986-10-31 フイルタプレス用濾布の構造 Granted JPS63116711A (ja)

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JP61260956A JPS63116711A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 フイルタプレス用濾布の構造

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JP61260956A JPS63116711A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 フイルタプレス用濾布の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63116711A JPS63116711A (ja) 1988-05-21
JPH0256929B2 true JPH0256929B2 (ja) 1990-12-03

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ID=17355104

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JP61260956A Granted JPS63116711A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 フイルタプレス用濾布の構造

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JPS63116711A (ja) 1988-05-21

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