JPH0256299B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0256299B2
JPH0256299B2 JP4726783A JP4726783A JPH0256299B2 JP H0256299 B2 JPH0256299 B2 JP H0256299B2 JP 4726783 A JP4726783 A JP 4726783A JP 4726783 A JP4726783 A JP 4726783A JP H0256299 B2 JPH0256299 B2 JP H0256299B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
alkali
resistance
weight
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4726783A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59174556A (ja
Inventor
Hiroyuki Naito
Kyoshi Takai
Shigemi Sato
Osamu Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mizusawa Industrial Chemicals Ltd
Original Assignee
Mizusawa Industrial Chemicals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mizusawa Industrial Chemicals Ltd filed Critical Mizusawa Industrial Chemicals Ltd
Priority to JP4726783A priority Critical patent/JPS59174556A/ja
Publication of JPS59174556A publication Critical patent/JPS59174556A/ja
Publication of JPH0256299B2 publication Critical patent/JPH0256299B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は、ホりケむ酞アルカリ等を結着剀成分
ずしお含有する氎硬性セメント組成物に関するも
ので、より詳现には硬化時に離挿氎の発生を䌎な
う収瞮がなく、硬化物の耐透氎性、耐候性、耐海
氎性、耐酞性、機械的匷床に優れた硬化成圢䜓を
補造するに適した氎硬性セメント組成物に関す
る。特に本発明は原子炉廃氎の凊理の際副生する
無氎芒硝、無氎ホり酞塩等を含有する廃棄物を固
化するのに適した氎硬性セメント組成物に関す
る。 埓来、セメント組成物ずしおは、ポルトランド
セメントの劂き氎硬性セメント類が広く䜿甚され
おいるが、このような公知の氎硬性セメント類に
おいおは、この組成物に硬化性を䞎えるために、
26乃至35にも達する混氎量が必芁である。しか
しながら、氎硬性セメントの機械的匷床や緻密性
は混氎量に密接な関連があるこずがよく知られお
おり、埓来のポルトランドセメントは比范的倧き
い混氎量を有するこずに関連しお、その硬化䜓は
曲げ匷床等が比范的䜎く、たた透氎性が比范的倧
であるずいう欠点を有しおいる。曎に、公知のポ
ルトランドセメントの未硬化氎性組成物は、混氎
量が倧きいにもかかわらず、流動性に乏しく、䟋
えば埮现な空隙等に前蚘組成物を充填させるこず
が困難であるずいう問題がある。 埓来、原子炉呚蟺から出る濃瞮廃液の也燥物や
廃液凊理に䜿぀たむオン亀換暹脂等を、固化剀で
固めた状態で容噚内に充填し、この密閉容噚を貯
蔵し或いは廃棄凊分に付するこずが行われおいる
が、この目的に䜿甚する固化剀は以䞋に述べる
皮々の芁求を満足するものでなければならない。
先ず、この固化剀は攟射線に曝露されるこずか
ら、攟射線による劣化の著しいものであ぀おはな
らず、かかる芋地からは無機系の固化剀が望たれ
る。たた、この固化剀は、耐氎浞透性に優れ、機
械的匷床や耐候性に優れたものでなければならな
い。曎に、この固化剀は充填等の䜜業に十分な時
間のポツトラむフを有するず共に、容噚内のどの
郚分にも䞀様に流動しお充填されるような流動性
を有するものでなければならない。曎にたた、容
噚容量圓りの廃棄物容量、即ち枛容比を倧きくす
るこずも重芁であり、このためには前蚘固化剀は
可及的に少ない容積で䜿甚されなければならな
い。 䞀方、無機質結着剀ずしおホりケむ酞アルカリ
ず無機リン酞質硬化剀等の硬化剀ずから成る組成
物も既に提案されおおり特公昭57−42581号公
報、この組成物は早期ゲル化や郚分ゲル化に察
しお安定化され、かなり長いポツトラむフを有す
るこずが知られおいるが、この結着剀組成物を䞊
述した固化剀ずしおの甚途に䜿甚するず、或る皮
の欠点を生ずるこずが認められた。即ち、この組
成物は硬化に際しお、離挿氎を生じお収瞮する傟
向があるずいう欠点があり、曎に、充填する廃棄
物が廃氎のむオン亀換凊理に䌎な぀お副生する無
氎芒硝等の塩類を含有する堎合には、この無氎芒
硝が離挿氎䞭に溶解し、この溶液が含氎塩に再結
晶するこずによ぀お逆に䜓積膚脹を来し、これに
よ぀おセメント組成物硬化䜓にクラツク等が発生
するずいう欠点を生じる。 埓぀お、本発明の目的は、ホりケむ酞アルカリ
等の結着䞻成分ず硬化剀ずを含有する氎硬性セメ
ント組成物においお、離挿氎の発生を䌎なう硬化
時の収瞮を防止するこずである。 本発明の他の目的は、充填時の流動性や硬化時
の非収瞮性に優れおいるず共に、硬化物の耐透氎
性、耐候性、耐海氎性、耐酞性、機械的匷床に優
れおいる氎硬性セメント組成物を提䟛するにあ
る。 本発明の曎に他の目的は、原子炉廃氎の凊理の
際無氎芒硝、無氎ホり酞塩等を含有する固䜓廃棄
物を固化するための固化剀ずしお有甚な氎硬性セ
メント組成物を提䟛するこずにある。 本発明によれば、(A)氎溶性ホりケむ酞アルカリ
たたは氎溶性ケむ酞アルカリずアルカリ氎溶液に
可溶なホり酞アルカリずの組合せ、(B)ホりケむ酞
アルカリに察する酞性硬化剀、及び(C)アニオン系
界面掻性剀を䞻䜓ずする保氎剀を含有しお成るこ
ずを特城ずする氎硬性セメント組成物が提䟛され
る。 本発明においお第䞀の成分(A)ずしお甚いる(i)æ°Ž
溶性ホりケむ酞アルカリたたは(ii)氎溶性ケむ酞ア
ルカリずアルカリ氎溶液に可溶なホり酞アルカリ
ずの組合せは、埓来のケむ酞アルカリ・バむンダ
ヌに加えお、ホり酞分を含有するずいう化孊組成
䞊の特城を有し、この特城に関連しお、匷床の脱
氎条件䞋においおも尚、氎アメ状の状態を維持す
るずいう埓来のケむ酞質バむンダヌには認められ
ない特性を有しおいる。この特性の故に、この第
䞀成分(A)は、酞化硬化剀(B)ずの組合せで䜿甚した
ずきも、このセメント組成物に優れた結着䜜甚ず
適床のポツトラむフずを䞎え、しかも氎性分散液
ずしお䜿甚したずきに、該組成物を早期ゲル化や
郚分ゲル化を生ずるこずなく、流動性に富んだ状
態に維持するずいう望たしい䜜甚が埗られる。 曎に、この氎硬性セメント組成物は著しく少な
い混氎量を有するにもかかわらず優れた流動性を
有するずいう利点を有するが、硬化に際しお離挿
氎を生じお収瞮するずいう欠点がある。このよう
な離挿氎が生じるず、硬化固化䜓の倖芳が䞍良ず
なるばかりではなく、固化すべき察象が無氎芒硝
等の無氎の可溶性塩である堎合には、この塩類が
離挿氎䞭に溶解しお含氎塩に再結晶化し、これに
よる䜓積膚脹で硬化固化䜓に応力集䞭やクラツク
を発生するずいう問題がある。 本発明の氎硬性セメント組成物は、アニオン系
界面掻性剀を䞻䜓ずする保氎剀を含有するこずが
顕著な特城である。埓来、アニオン系界面掻性剀
をポルトランドセメント等の枛氎剀ずしお甚いる
こずは呚知に属する。この枛氎剀ずは、ポルトラ
ンドセメントぞの混氎量を可及的に䜎枛させお、
しかもセメントスラリヌの流動性を向䞊させよう
ずするものである。 これに察しお、本発明ではアニオン系界面掻性
剀を前述したホりケむ酞アルカリ等の結着性成分
及び酞性硬化剀を含有する氎硬性セメントの保氎
剀、即ち硬化時における離挿氎の発生を抑制し、
その収瞮を防止する保氎剀ずしおこれを䜿甚する
ものである。 即ち、ホりケむ酞アルカリバむンダヌず酞性硬
化剀ずの組合せから成る氎硬性セメント類は、そ
れらの組成や混氎量によ぀おも盞違するが、䞀般
的に蚀぀お、硬化の前埌においお、1.0乃至
の容積の枛少或いは党䜓圓り1.0乃至10重量の
離挿氎に基ずく重量枛少を生じる。この離挿氎の
発生或いは収瞮は、各成分の分散に甚いられおい
た氎分が、硬化䜓の組織乃至構成にはもはやなじ
めず、その系倖ぞ排出されるためず思われる。こ
の離挿氎の発生を防止するために、混氎量を䞀定
レベル以䞋に䜎䞋させるこずが考えられるが、こ
の堎合には、必芁な流動性充填性、成圢性が
埗られず、たた硬化䜓の匷床等が䜎䞋するずいう
問題を生じる。 本発明によれば、この組成物䞭にアニオン系界
面掻性剀を配合するこずにより、離挿氎の発生や
収瞮が実質䞊れロに抑制されるのであ぀お、この
理由を本発明者等は次のように掚定しおいる。即
ち、シリカゲルの粒状化に際しお、アニオン系界
面剀の或るものがバむンダヌ乃至は匷床向䞊剀ず
しお䜜甚するこずが知られおいる。本発明の組成
物においおも、硬化に際しおホりケむ酞の網目構
造、即ちゲルが圢成されるず考えられるが、系䞭
に添加されたアニオン系界面掻性剀が、このゲル
構造䞭に氎分を構造氎ずしお安定に保持させ、組
織を均質化させるように䜜甚するものず掚定され
る。この掚定は、本発明の組成物が耐収瞮性耐
離氎性に優れおいるばかりではなく、耐透氎性
にも優れおいるずいう事実ずも良く笊合するもの
である。 本発明においお、第䞀成分(A)は、粉末ケむ酞ア
ルカリず粉末ホり酞アルカリずの組合せであるこ
ずができる。この粉末ケむ酞アルカリは、氎溶性
乃至は氎分散性のものであり、M2OSiO2匏
䞭、はアルカリ金属を衚わすのモル化で衚わ
しお、1.3乃至3.2のモル比を有するもの
が奜適である。アルカリのモル比が䞊蚘範囲倖で
は結着剀ずしお䜿甚したずきの接着匷床等が䜎䞋
する傟向がある。ケむ酞゜ヌダが本発明の目的に
奜適であるが、ケむ酞カリを甚いるこずもでき
る。本発明に甚いるケむ酞アルカリは、粉末であ
るずいう条件内で氎和した氎分等を含有しおいお
も䜕等差支えない。 ホり酞アルカリ塩ずしおは、このものがアルカ
リ性氎溶液に可溶であるずいう条件内で任意の塩
を甚いるこずができ、䟋えばホり酞゜ヌダ、ホり
酞カリが奜適に䜿甚される。これらのホり酞塩
は、無氎塩でも、或いは氎塩、氎塩、氎
塩、10氎塩のような含氎塩であ぀おもよい。 ケむ酞アルカリずホり酞アルカリずは、ケむ酞
アルカリ䞭のSiO2に察するホり酞アルカリ䞭の
B2O3のモル化が0.03乃至0.3、特に
0.05乃至0.25の範囲ずなるように組合せ䜿甚
するのがよい。 ケむ酞アルカリずホり酞アルカリずを、粉末混
合物ずしお䜿甚する代りに、これらをホりケむ酞
アルカリ氎溶液の圢で甚いるこずができる。即
ち、この氎溶液は前蚘぀の塩を氎に溶解し、所
望により加熱反応させるこずにより埗られる。或
いは垂販の氎ガラス溶液にホり酞アルカリ或いは
ホり酞アルカリずアルカリずを加えお、溶液を加
熱反応させるこずによ぀おも補造し埗る。 尚、ホり酞分B2O3のモル比が䞊蚘範囲よ
りも小さいずきには、耐氎性が䜎䞋するず共に、
安定性も䜎䞋する傟向があり、䞀方䞊蚘範囲より
も倧きくしおもそれによる栌別の利点は埗られ
ず、経枈的にも䞍利ずなる。 第二の成分(B)ずしお甚いる酞性硬化剀ずしお
は、ケむフツ化ナトリりム、ケむフツ化カリり
ム、ケむフツ化カルシりム、ケむフツ化アルミニ
りム等のケむフツ化物ポリリン酞ケむ玠、ポリ
リン酞ケむ玠のアルカリ金属塩、リン酞チタン、
リン酞ゞルコニりム、リン酞アルミニりム、リン
酞亜鉛等のリン酞塩硫酞アルミニりム、硝酞ア
ルミニりム、塩化アルミニりム、各皮ホり酞塩等
の他の酞性塩を挙げるこずができる。これらの酞
性硬化剀は䜕れも氎䞭に添加したずき酞性偎のPH
を瀺すものであり、第䞀成分(A)の硬化剀ずしお䜜
甚するものである。 これらの酞性硬化剀(B)の内でも、本発明におい
おは、ケむフツ化物、特にケむフツ化アルカリを
甚いるこずが望たしい。即ち、ケむフツ化アルカ
リは、硬化剀ずしおの䜜甚を有するこずは勿論で
あるが、この硬化剀を含有する組成物は、氎ぞの
濡れ性やスラリヌ状態での流動性に優れおいるず
いう利点を䞎える。このケむフツ化アルカリを、
少量のポリリン酞ケむ玠ずの組合せで硬化剀ずし
お甚いるず硬化䜓の諞物性の点では最良の結果が
埗られる。 本発明においおは、第成分(C)ずしおアニオン
系界面掻性剀を䞻䜓ずする保氎性を甚いる。アニ
オン系界面掻性剀ずしおは、リグニンスルホン酞
塩、アルキルナフタリンスルホン酞塩、アルキル
ベンれンスルホン酞塩、ナフタレンスルホン酞塩
ホルマリン瞮合物等が奜適に䜿甚される。カチオ
ン性の界面掻性剀では、本発明のような収瞮防止
効果は埗られない。奜適な保氎剀はナフタリンス
ルホン酞のホルムアルデヒド高瞮合物であり、塩
ずしおは、りリりム塩、ナトリりム塩、アンモニ
りム塩、アミン塩、カルシりム塩等が䜿甚され
る。 保氎剀(C)ずしおは、アニオン系界面掻性剀を単
独で䜿甚し埗る他、アニオン系界面掻性剀をれオ
ラむトず組合せお甚いるこずができる。れオラむ
トを組合せで甚いるず、離挿性の発生防止に補助
的効果、乃至は盞乗䜜甚が認められ、しかも耐氎
性が䞀局顕著に向䞊する。れオラむトずしおは、
クリノプチロラむト、゚リオナむト、モルデナむ
ト、チダバサむト等の倩然れオラむトや型、
型、型或いは型等の合成れオラむト類が奜適
に䜿甚される。 本発明においおは、固圢分を基準ずしお、ホり
ケむ酞アルカリ等のバむンダヌ成分(A)100重量郹
圓り、酞性硬化剀(B)を50乃至100重量郚、特に60
乃至75重量郚、及び保氎剀ずしおのアニオン系界
面掻性剀(C)を0.1乃至20重量郚、特に乃至重
量郚の量で甚いるのがよい。 即ち、酞性硬化剀の量が䞊蚘範囲よりも少い
ず、この組成物が固化しにくく、たた硬化物の匷
床及び耐氎性が䜎䞋する傟向があり、たた䞊蚘範
囲よりも倚いず流動性が䜎䞋し、ポツトラむフも
短かくなり、曎に硬化物の緻密性が倱われお、硬
化物の諞特性が䜎䞋する傟向がある。 たた、保氎剀(C)の量が䞊蚘範囲よりも少ない
ず、離挿氎発生の防止や収瞮の防止の効果が前蚘
範囲内にある堎合に比しお劣るようになり、䞀方
䞊蚘範囲よりも倚いず、スラリヌの流動性を䜎䞋
させ、硬化䜓の耐氎性や機械的性質が䜎䞋する傟
向がみられる。 保氎性助剀ずしおのれオラむトは、バむンダヌ
成分(A)100重量郚圓り乃至重量郚、特に乃
至重量郚の量で甚いるのがよい。 本発明の氎硬性セメント組成物には䞊述した必
須成分以倖に皮々の配合剀乃至は助剀を配合でき
る。 䟋えば、この組成物にはフラむアツシナを配合
するこずが望たしい。即ち、保氎剀ずしおのアニ
オン性界面剀を配合するず、硬化成圢䜓の圧瞮匷
床が若干䜎䞋する傟向があるが、フラむアツシナ
を配合するこずにより、圧瞮匷床の䜎䞋を防止
し、曎に、離挿氎発生防止及び耐透氎性向䞊、曎
に耐海氎性向䞊にも補助的な効果が認められる。
フラむアツシナずは、埮粉炭燃焌ボむラヌから集
ゞン噚で捕集される埮小な灰の粒子であ぀お、䞀
般にシリカが45以䞊の灰分の球状粒子で、44ÎŒ
のフルむを75以䞊が通過するものである。この
フラむアツシナは、バむンダヌ成分(A)100重量郹
圓り乃至30重量郚、特に乃至25重量郚の量で
甚いるのがよい。 本発明の氎硬性セメント組成物には、結晶性メ
タケむ酞バリりムの粉末を配合するこずが、フロ
ヌ特性の点で望たしい。即ち、結晶性メタケむ酞
バリりムを配合するこずにより、硬化前の氎性ス
ラリヌの流動性が顕著に向䞊し、䟋えば容噚内に
粒状廃棄物を充填し、この埌に氎性スラリヌを泚
加した堎合でさえも、党おの粒状物間の埮现空間
にすき間なしに浞透し、完党な固化䜓を圢成する
こずが可胜ずなる。結晶性メタケむ酞バリりム
は、䞀般に0.5乃至30重量の氎可溶分を含有す
るものが、この目的に奜適である。成分(E)は成分
(A)100重量郚圓り0.1乃至20重量郚、特に乃至
重量郚の量で䜿甚するのがよい。 補匷剀ずしおは、ガラス繊維、ロツク・りヌ
ル、スラグ・りヌル、石綿、タルク、カヌボン繊
維、金属繊維等のステヌプル、スラむバヌ、マツ
ト、織垃、䞍織垃或いは網等の繊維質補匷剀を䜿
甚するこずができ、曎にカヌボンブラツク、ガラ
ス粉、ホワむトカヌボン、ケむ砂粉、各皮金属粉
等の埮粉末補匷剀を䜿甚するこずができる。た
た、充填材ずしおは、カオリン、焌成クレむ、酞
性癜土、掻性癜土、二酞化ケむ玠、アルミノケむ
酞およびその塩、二酞化チタン、二酞化ゞルコニ
りム、アルミナ粉、硫酞バリりム、炭酞マグネシ
りム、酞化マグネシりム、炭酞カルシりム、ケむ
酞カルシりム、酞化亜鉛、石膏、れオラむト粉、
砂、炭石、耐火性鉱物等の各皮無機質充填材や骚
材が䜿甚される。たた、本発明のセメント組成物
の匷床補匷ならびに適床の含氎量の調節のため
に、ポルトランドセメント粉末、アルミナセメン
ト粉末、等の氎和型セメント粉末を䜿甚するこず
もできる。さらにたたプノヌル暹脂、尿玠暹
脂、CMC等の各皮有機質の充填材を粉末ずしお
たたは液状䜓ずしお配合䜿甚するこずができる。 顔料ずしおは、二酞化チタン等の癜色顔料の倖
に、黄鉛、ベンガラ、矀青、クロムグリヌン、マ
ルスバむオレツト、カヌボンブラツク、ベンガラ
等の有色顔料が䜿甚される。 骚材ずしおは、甚途に応じお、酞性、䞭性或い
は塩基性の各皮耐火物骚材が䜿甚され、䟋えばシ
ダモツト、ロり石、ムラむト、半ケむ石質高アル
ミナ質パヌラむト等のAl2O3−SiO2系骚材
ケむ石等のSiO2系骚材コランダム、その他の
電融アルミナ等のAl2O3系骚材ホルステラむト
等のMgO−SiO2系骚材炭化珪玠SiO2系黒
鉛クロム質、クロムマグネシりム質、マグネシ
りムクロム質マグネシアクリンカヌ、電融マグ
ネシア、焌成ドロマむト、マグネシダ、カルシダ
等の単独或いは皮以䞊の組合せを挙げるこずが
できる。 これらの骚材は、それ自䜓公知の粒床調敎、即
ち、䞀般に粒埄乃至mmの粗粒分が10乃至70重
量、粒埄mmよりも小さい埮粒分が90乃至30重
量ずなるような割合いで配合し、耐火物組成物
ずする。勿論、これらの骚材を、盎接䞊蚘粒床構
成に近い粒床ずなるように粉砕し、篩分け等を行
うこずなしに骚材ずしお䜿甚するこずもできる。 たた、初期氎性分散液の粘着性を䞀時的に増匷
するために、各皮糊料、ラテツクス、各皮増粘剀
等を配合するこずもできる。 䞊述した配合剀は、勿論最終組成物の䜜業性を
損わないように、皮類及び配合量を遞択する必芁
がある。 本発明の氎硬性セメント組成物は、硬化剀成分
ずバむンダヌ成分ずを別個に包装したツヌ・パツ
ケヌゞ型の硬化組成物ずしお、たた党おの成分を
䞀緒に配合したワン・パツケヌゞ型の硬化組成物
ずしお皮々の甚途に䟛するこずができる。 本発明のセメント組成物は、皮々の成圢物品の
補造に䜿甚するこずができる。䟋えば、本発明の
セメント組成物は、繊維質或いは埮粉末状の補匷
材或いは充填材、曎に骚材ず組合せお、皮々の難
燃性の成圢構造物、䟋えば屋根材、内倖装甚タむ
ル、ブロツク、レンガ、䞭空壁郚材、床郚材、仕
切郚材、防音材、高局建築の鉄材の耐火被芆等の
建築材料テヌブル、怅子等の家具類食噚その
他の容噚各皮装食品パむプ、シヌト、ブロツ
ク、ビヌム、柱、ケヌシング等の各皮構造材料
各皮鋳物甚型定圢或いは䞍定圢の窯業甚レン
ガ産業廃棄特に攟射性廃棄等の凊理に結着剀、
結粘剀、接着剀、固結剀、セメント剀、目地剀、
バむンダヌずしお有甚である。 たた、本発明のセメント組成物は、ガラス、レ
ンガ、スレヌト、ブロツク、トり磁噚等の各皮窯
業補品、金属等を接着させお集合䜓乃至は接着構
造物を補造するための接着剀ずしおの甚途にも有
甚である。 曎に本発明のセメント組成物は、レンガ、トり
噚、コンクリヌト補品、石膏ボヌド、朚材、玙、
その他の繊維補品を含浞乃至衚面凊理しお、これ
らの材料に䞍燃性或いは氎䞍浞透性等の性質を賊
䞎するのに有甚であり、たたこれに䞍燃性被芆を
圢成するのに有甚である。 曎にたた、本発明のセメント組成物は、充填材
或いは顔料を必芁により添加しお、無機質塗料ず
し、耐熱塗料ずしお各皮構造物に塗垃するこずが
できる。 本発明の組成物を甚いお固化物成圢物、接着構
造物玚び被芆構造物を補造するに際しお、その氎
性分散䜓の硬化は、垞態においおも或いは加熱加
圧䞋にも行うこずができる。䟋えば、硬化枩床は
10乃至200℃、特に10乃至150℃の範囲でよく、た
た硬化時の圧力は垞圧でも或いは10Kgcm2皋床迄
の加圧䞋でもよい。たた、硬化時の雰囲気は通垞
空気䞭で十分であるが、所望によ぀おは枛圧䞋或
いは窒玠ガス雰囲気のような䞍掻性雰囲気ずする
こずができ、曎に硬化時間を短瞮するための雰囲
気ずしお炭酞ガスを甚いおもよい。さらにたた、
硬化に際しお硬化雰囲気を高湿床、䟋えば60、
奜適には80以䞊の条件に保぀こずによ぀お、硬
化䜓の内郚ず衚面郚ずを均質に硬化させるこずが
可胜ずなり、成圢䜓の匷床ならびに他の物性を向
䞊させるこずができる。 必芁な硬化時間は、枩床や硬化剀さらに助剀の
皮類及び配合量によ぀おも盞違するが、䞀般的に
蚀぀お、分間乃至時間の内から甚いる硬化枩
床に応じお適圓な時間を遞ぶのがよい。䟋えば、
被芆組成物の加熱硬化の堎合には乃至10分間皋
床の時間で十分な硬化を行うこずができ、接着構
造物や厚手の成圢物の宀枩硬化の堎合には、完党
な機械的匷床を有する硬化物を埗るのに週間皋
床の時間を芁する堎合もある。 本発明のセメント組成物は、前述した皮々の特
性を有するため、攟射性廃棄物特に無氎芒硝や無
氎ホり酞塩を含む廃氎也燥物の固化剀ずしおの甚
途にに䟛するず皮々の利点が達成される。先ず、
本発明の氎硬性セメント組成物は、著しく少量の
混氎量で硬化が可胜で、しかもこの硬化物は皮々
の機械的匷床に優れおいるため、埓来の氎硬性セ
メント類に比しお著しく少量の䜿甚で攟射性廃棄
物の固化をでき、その結果ずしお、廃棄物を高い
枛容比でドラムカン等の容噚内に充填させ、固化
させるこずができる。しかも、この硬化甚氎性セ
メント組成物は、少ない混氎量にもかかわらず、
高い流動性を有しおおり、前蚘廃棄物の粒状䜓を
容噚内に充填した埌、これを泚加した堎合にも容
噚内の隅々に行きわた぀お、これらを被芆し䞀䜓
に固化するずいう䜜甚を有する。曎に、この固化
剀は硬化埌の緻密性、耐透氎性、耐収瞮性も優れ
おいるため、仮りに氎分等ず接觊した堎合にも、
廃棄物ず氎ずが盎接接觊するのが防止され、たた
廃棄物等に含たれる無氎塩が吞氎結晶化するのを
防止しお、固化剀の局にクラツク等が発生するの
を防止できる。のみならず、この固化剀は耐氎
性、耐酞性、耐候性に優れおいるばかりではな
く、海氎に察しおも顕著な耐性を有しおいる。曎
に、この固化剀は廃棄物䞭に高攟射性のセシりム
が含有されおいる堎合にも、これを固化しおその
溶出を防止するずいう予想倖の特性を有しおい
る。 本発明を次の䟋で説明する。 実斜䟋  セメント組成物に぀いお説明する。 − 氎溶性ホりケむ酞アルカリバむンダヌ
剀、成分(A) 氎溶性ホりケむ酞アルカリずしおは、本発明
者等の特蚱特公昭57−42581号公報明现曞
蚘茉の方法に準拠しお調補した䞋蚘組成の氎溶
性ホりケむ酞゜ヌダ粉末の詊料番号BSS−を
䞻に遞んだ。
【衚】 − ポリリン酞ケむ玠酞性硬化剀(1)、成分
(B) ポリリン酞ケむ玠は本発明者等の件の特蚱
特公昭46−40866号および特公昭46−42711号
公報及び特公昭57−42581号公報明现曞蚘茉
の方法に準拠しお調補された䞋蚘組成及び特性
のポリリン酞ケむ玠の詊料番号PS−を䞻に
遞んだ。
【衚】 なお、ここに調補したポリリン酞ケむ玠に぀
いお、䞋蚘に蚘茉する枬定方法によ぀お分散性
ならびにゲル化時間を枬定し、その結果を第
衚に䜵せ衚瀺する。 (A) 分散性ならびにゲル化時間の枬定 ゲル化時間の枬定は、本発明者らの出願特蚱
特公昭57−42581号及び特願昭57−32277号公報
明现曞蚘茉の方法に準拠しお枬定した。 たた分散性に関しおは、粉末詊料に氎を加え、
撹拌を開始した時に詊料党䜓が均質なペヌスト状
ずなるこずを分散性良奜ずし、撹拌開始時にママ
コが出来たり、䞍均質状態になる時は分散性䞍良
ず刀断した。もちろん分散性䞍良の詊料は本発明
の硬化剀ずはならない。 − ケむフツ化アルカリ酞性硬化剀(2)、成
分(B) ケむフツ化アルカリずしおは、垂販工業薬品
のケむフツ化゜ヌダNa2SiF6の粉末を遞ん
だ。 − アニオン系界面掻性剀保氎剀、成分
(C) アニオン系界面掻性剀ずしおは、垂販のβ−
ナフタリンスルホン酞ホルマリン瞮合粉末であ
る商品名デモヌル花王石けん株匏䌚瀟補
を䞻に遞んだ。 − 結晶性メタケむ酞バリりム流動性改良
剀、成分(C) 結晶性メタケむ酞バリりムずしおは、䞀般垂
販のものでも良いが、本実斜䟋においおは代衚
的調補方法ずしお䞋蚘参考䟋に蚘茉された方
法により調補した結晶性メタケむ酞バリりム詊
料番号BS−を遞んだ。 参考䟋  ケむ酞源にフラタリ硅砂、及び特蚱特願昭57
−42581号公報明现曞蚘茉の参考䟋の方法で
調補された特殊ケむ酞ゲルである易反応性ケむ酞
ずフラタリ硅砂ずの等モル混合物、バリりム源ず
しお垂販詊薬の炭酞バリりムを遞び、SiO2
BaOのモル比が0.2乃至、奜たしくは0.5乃至
、より奜たしくはになるように調補し䞡者を
混合し、15乃至20の氎で調湿造粒にお玄10mm埄
の顆粒状ずした埌、回転匏キルンを甚いお、900
乃至1200℃奜たしくは1000乃至1100℃で0.5乃至
時間、焌成し、也燥粉砕にお粒埄60Ό以䞋95
以䞊に分玚し結晶性メタケむ酞バリりム塩を調補
した。
【衚】 (B) 成分(C)の氎可溶BaOの枬定 詊料を秀量し、200ml䞉角フラスコに入
れ蒞留氎100mlを加え、密栓しお30分間撹拌し
た埌ロ別し、その液䞭のBaO成分を分析し、
詊料で埐した重量をも぀お、BaO成分
の氎可溶分ずする。 − 無定圢ケむ酞バリりム充填安定化剀、
成分(D) 無定圢ケむ酞バリりムずしおは、本発明者等
の特蚱特願昭57−52581号公報明现曞蚘茉
の参考䟋の方法に準拠しお調補した無定圢ケ
む酞バリりムの詊料番号BALS−を䞻に遞ん
だ。なおここに調補されたケむ酞バリりムの粒
床分垃は、10Ό以䞋50重量、10乃至30ÎŒ
30重量、30乃至60Ό20重量又このも
のの氎分散PHは11及びBaOの氎可溶分は
2.6重量であ぀た。 − 助剀 助剀ずしおは、本発明のセメント組成物ずし
おのペヌストの流動性を䜎䞋させない条件にお
いお、䞻に䞋蚘に瀺す粉末を助剀ずしお遞ん
だ。
【衚】 以䞊の配合剀を甚いお、第衚に本実斜䟋の基
本配合ずしおのセメント組成物を衚瀺した。
【衚】 − セメント組成物のペヌストおよび固化䜓 第衚に衚瀺した皮の基本配合を甚いお、
アニオン界面掻性剀のデモヌルおよび助剀
れオラむト、フラむアツシナ等を添加した
第衚に衚瀺した各配合の氎硬性セメント組成
物粉䜓を所定の混氎量で均質なペヌストずしお
よびこのペヌストを型枠30φ×60mmに流し
蟌み、枩床25℃、関係湿床75の条件で硬化さ
せ、埗られた固化䜓に぀いお䞋蚘乃至に蚘
茉する枬定方法による物性ならびに効果に぀い
おそれぞれ枬定し、その結果を第衚に衚瀺し
た。なお本発明のセメント組成物におけるアニ
オン界面掻性剀および助剀の添加効果を明確に
するために、比范䟋詊料番号1H−を瀺
した。
【衚】
【衚】 以䞊の結果、第衚及び第衚から明らかなよ
うに、本発明の基本配合から成るセメント組成物
の固化䜓は、離挿珟象を䜵ないながら硬化し、固
化䜓は、䜓積収瞮を来たすが、詊料番号−か
ら−の結果からアニオン界面掻性剀のデモヌ
ルを添加するこずによ぀お、離挿が抑制されそ
の結果固化䜓は保氎性が向䞊し、収瞮率が枛少す
るこずが理解される。 又、極めお興味のある結果ずしお保氎剀ずしお
のデモヌルを配合するこずによ぀お、本発明の
セメント組成物は䞊蚘した収瞮が防止されるず共
に、埓来の氎硬性セメントの欠点であ぀た耐透氎
性が著しく改善されるこずが刀明した。しかも助
剀ずしお特にれオラむトを䜵甚するこずによ぀お
その保氎性ならびに耐透氎性の点で䞀局の向䞊が
芋られる。 曎らにデモヌルは埓来、セメントの枛氎剀ず
しおセメントペヌストの流動性を向䞊させる目的
で利甚されおいるが、本発明のセメント組成物系
では、むしろ䜎䞋させるし、又圧瞮匷床も枛少さ
せる傟向があるこずから、䞊蚘のデモヌル添加に
よる効果は、埓来のセメント系にはなか぀た本発
明のセメント組成物に芋られる特城である。 曎らに助剀ずしおれオラむト及びフラむアツシ
ナを䜵甚するこずによ぀お枛少ぎみの圧瞮匷床も
改良され又、耐透氎性も安定化されるこずもよく
理解される。 (A) 混氎量 ペヌスト䞭の添加氎の重量 (B) フロヌ倀 詊料粉䜓を所定量の混氎量重量で均質
な氎性ペヌストずし、各経時毎にその䞀定量
mlを泚射噚で傟斜角50゜のガラス傟斜板䞊に流
し、その分間の初期萜䞋長cmを枬定し、
その倀をフロヌ倀cmminず定矩し、この
倀から氎性ペヌストの流動特性を評䟡した。 (C) 固化時間 氎性ペヌストが枩床25℃、関係湿床75の条
件で経時的にゲル化し぀぀硬化しお、固化䜓の
衚面が硬床の鉛筆の芯がささらなくなる時間
を蚈り、固化時間hrずした。 (D) 離挿率 枩床25℃、関係湿床75の条件で、完党密封
容噚に所定混氎量の所定重量のペヌストW1
を泚入し、完党固化した日埌に、脱型した固
化䜓の衚面の離挿氎を玠早く払きずり、その固
化䜓の重量W2を枬定し、次いで䞋蚘の匏
より離挿率を算出した。 離挿率W1−W2100w0 ただしw0混氎量を含むセメント組成物の
理論氎分量 (E) 収瞮率 枩床25℃、関係湿床75の条件で、完党密封
容噚内埄D1に所定混氎量のペヌストを泚
入し、完党固化した日埌に脱型した固化䜓の
埄D2を枬定し、次いで、䞋蚘の匏より収
瞮率を算出した。 収瞮率D1−D2100D1 (F) 透氎床 盎埄3.5cm、厚さcmの固化䜓を静眮条件の
赀色着色氎䞭に浞挬させた埌、固化䜓を䞊、
䞭、䞋に茪切りにした䞉぀個の切断面の着色氎
の浞透床mmを固化䜓偎面よりそれぞれ枬定
し、その平均倀から透氎床を評䟡した。 (G) 耐氎性 固化䜓を静電氎䞭に浞挬させ、少なくずも60
日以䞊に亘぀お、ヒビ割れ、厩壊及び膚最等の
圢状倉化が党くない堎合をも぀お耐氎性有りず
評䟡した。 (H) 曲げ及び圧瞮匷床 枩床25℃、関係湿床75の条件で日固化逊
生したJIS−A1106に準拠しお埗た正方圢断面
の䟛詊䜓に぀いお、点曲げ法で曲げ匷床を枬
定した。又JIS−A1114に準拠しお、圢状比
の円柱䜓の䟛詊䜓に぀いお圧瞮匷床
を枬定した。 実斜䟋  本発明のセメント組成物の耐酞性、耐海氎及び
耐浞出性等の諞耐性に぀いお説明する。 第衚に衚瀺した配合による本発明のセメント
組成物の固化䜓に぀いお、䞋蚘乃至に蚘茉す
る方法によ぀おそれぞれ諞耐性を評䟡し、その結
果を䜵せお第衚に衚瀺した。なお評䟡を明確に
するため、普通セメント詊料番号2H−、2H
−、耐酞セメント詊料番号2H−をそれ
ぞれ比范䟋ずした。 (I) 耐酞性 䟛詊䜓を濃床60の硫酞に28日間浞挬埌、圧
瞮匷床Pa1を枬定し、浞挬前の圧瞮匷床
Pa0から䞋匏のように耐酞性を評䟡した。 耐酞性〔−Pa0−Pa1Pa0〕100 (J) 耐海氎性 䟛詊䜓を海氎に28日間浞挬埌、圧瞮匷床
Ps1を枬定し、浞挬前の圧瞮匷床Ps0か
ら䞋匏のように耐海氎性を評䟡した。 耐海氎性〔−Ps0−Ps1Ps0〕100 (K) セシナムむオンの耐浞出性 所定量のセシナムむオンを含む氎で固化させ
た䟛詊䜓を䞀定量の玔氎䞭に30日間浞挬させた
埌、溶出セシナムむオン量を定量し、これより
浞出率重量を算出し、耐浞出性を評䟡し
た。
【衚】
【衚】 (L) セシナムの耐浞出性 所定量のセシナムむオンを含む氎で固化させ
た䟛詊䜓を䞀定量の玔氎䞭に40日間浞挬させた
埌、溶出セシナムむオン量を定量し、これより
溶出率重量を算出し、この倀より耐浞出
性を評䟡した。
【衚】 以䞊の結果、第衚から明らかなように、本発
明によるセメント組成物からなる固化䜓は、埓来
の氎硬性セメント固化䜓に比范しお耐酞性、耐海
氎性、及びセシナムむオンの耐浞出性等の諞耐性
に著しく優ぐれた固化䜓であるこずが刀明した。 特くに耐酞性、耐海氎性においお、助剀ずしお
のフラむアツシナが、又耐浞出性においおはれオ
ラむトがそれぞれ本発明の基本配合及びデモヌル
に察しお効果的な盞乗性が発珟されるこずもよ
く理解される。 実斜䟋  本発明氎硬性セメント組成物の応甚䟋に぀いお
説明する。 − ペレツト状攟射性廃棄物の固化 原子力発電所などから発生する攟射性廃棄物
は埓来ドラム猶などの容噚内でセメントやアス
フアルトず均質混合固化させた埌、保管されお
いるが、埓来の方法では容噚内に充填できる攟
射性廃棄物の量が少なく、貯蔵䜓の個数が増倧
するため、この枛容比の改善が求められおい
る。 この貯蔵䜓の貯蔵容量を枛少させるこずを目
的に、攟射性廃棄物の也燥粉䜓を前も぀お加圧
成圢にお、35×25×13mmのココナツ圢ペレツト
状固圢物に圧瞮成圢した埌、容噚内にアスフア
ルトで固化させる特蚱特開昭52−85699、特
開昭52−85700が出願されおいる。 そこで䞊蚘特蚱に準拠したペレツト状固圢物
株匏䌚瀟日立補䜜所日立工堎補260Kgを充填
させた200ドラム容噚䞭に実斜䟋の第衚
に衚瀺した詊料番号−の本発明セメント組
成物粉䜓の氎性ペヌスト110Kg玄65を
分で泚入させ、次いで枩床25℃に攟眮し、日
間埌に完党な固化䜓ずな぀た。 そこで、200のドラム猶実容積が185、こ
れに260Kgのペレツトを入れた時に生ずるペレ
ツト間隙によるドラム猶の空隙容積が玄65ず
なる。本実斜䟋で泚入した110Klのペヌストの
容積は、ペヌストの比重玄1.7から算出す
るず玄65ずなる。 以䞊の結果から、流動性改良剀を配合した本発
明セメント組成物は、極めお䜎い混氎量で䜿甚し
おもそのペヌストは容噚内に现密充填されたペレ
ツト間隙による埮现な空隙ぞ浞透し完党に充填さ
れるほど流動性に優ぐれた氎性ペヌストになるこ
ずが刀明した。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  (A)氎溶性ホりケむ酞アルカリたたは氎溶性ケ
    む酞アルカリずアルカリ氎溶液に可溶なホり酞ア
    ルカリずの組合せ、(B)ホりケむ酞アルカリに察す
    る酞性硬化剀、及び(C)アニオン系界面掻性剀を䞻
    䜓ずする保氎剀を含有しお成るこずを特城ずする
    氎硬性セメント組成物。  固圢分を基準ずしお、成分(A)100重量郚圓り、
    成分(B)を50乃至100重量郚及び成分(C)を0.1乃至20
    重量郚の量で含有するこずを特城ずする特蚱請求
    の範囲第項蚘茉の組成物。
JP4726783A 1983-03-23 1983-03-23 非収瞮性氎硬性セメント組成物 Granted JPS59174556A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4726783A JPS59174556A (ja) 1983-03-23 1983-03-23 非収瞮性氎硬性セメント組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4726783A JPS59174556A (ja) 1983-03-23 1983-03-23 非収瞮性氎硬性セメント組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59174556A JPS59174556A (ja) 1984-10-03
JPH0256299B2 true JPH0256299B2 (ja) 1990-11-29

Family

ID=12770516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4726783A Granted JPS59174556A (ja) 1983-03-23 1983-03-23 非収瞮性氎硬性セメント組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59174556A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713676B2 (ja) * 1985-02-05 1995-02-15 株匏䌚瀟日立補䜜所 攟射性廃棄物凊理甚氎ガラスの硬化方法
JP4557191B2 (ja) * 1998-01-13 2010-10-06 株匏䌚瀟ナトヌ研究所 氎硬性シリカ系バむンダヌならびに耐氎・耐熱性固化䜓
WO2014010417A1 (ja) * 2012-07-10 2014-01-16 東亞合成株匏䌚瀟 セシりム吞着材の補造方法およびセシりム吞着材
JP7458334B2 (ja) * 2021-01-29 2024-03-29 株匏䌚瀟東芝 攟射性廃棄物固化方法、および、攟射性廃棄物固化システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59174556A (ja) 1984-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0088587B1 (en) Hydraulic cement composition
US5718757A (en) Binding phase for phosphomagnesium cements and their use for the preparation of mortars
USRE39804E1 (en) Inorganic resin compositions, their preparation and use thereof
US20100269735A1 (en) Composition Based on Phosphatic Raw Materials and Process for the Preparation Thereof
US5073198A (en) Method of preparing building materials
JPH0543666B2 (ja)
US4030939A (en) Cement composition
GB2045226A (en) Single component potassium silicate cement or dry gunning
JPS58208163A (ja) 無機質硬化䜓の補法
US20030127025A1 (en) Novel phosphomagnesium hydraulic binder, and mortar obtained from same
JPH0256299B2 (ja)
KR101262447B1 (ko) 읞조석 제조용 페읎슀튞 조성묌, 읎륌 읎용한 읞조석 제조 방법 및 ê·ž 방법윌로 제조된 묎Ʞ 바읞더계 읞조석
JP3431486B2 (ja) 粉状ワンパックのケむ酞アルカリ組成物及びこれを甚いたペヌスト状ケむ酞アルカリ系固化材、産業廃棄物の凊理方法、䞊びにポリマヌ補品
JPH07133147A (ja) ゞオポリマヌ倉性石膏ベヌス建材
JPH04280850A (ja) セメンティング組成物およびその甚途
US4119470A (en) Ceramic composition for making stoneware products
JP2005075716A (ja) 赀泥の固化方法
JPH021791B2 (ja)
JPH0761876A (ja) 無機質硬化䜓の補造方法
JPH0134942B2 (ja)
JP3376410B2 (ja) 倩然倚孔質土壁材及びその也匏補造法
JPH02124756A (ja) セメンティング組成物
JPH08198648A (ja) 石炭灰質固化物の補造方法
JPH0587466B2 (ja)
JPH02293362A (ja) 石炭灰砂組成物