JPH0256212A - 排ガス処理装置 - Google Patents
排ガス処理装置Info
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- JPH0256212A JPH0256212A JP20391588A JP20391588A JPH0256212A JP H0256212 A JPH0256212 A JP H0256212A JP 20391588 A JP20391588 A JP 20391588A JP 20391588 A JP20391588 A JP 20391588A JP H0256212 A JPH0256212 A JP H0256212A
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Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は排ガス処理装置に関する。
この発明の排ガス処理装置は、半導体、化学薬品などの
製造工場、試験研究室等で発生した排ガスを捕集する場
合などに用いられる。
製造工場、試験研究室等で発生した排ガスを捕集する場
合などに用いられる。
[従来の技術]
半導体、化学薬品などの製造工程で発生した排ガスの処
理に、スクラバーが広く用いられている。スクラバーは
水その他の液体を利用してガス中に浮遊する固体または
液体粒子を捕集する。スクラバーでは、使用する中和剤
あるいは吸収液などの液体の種類と吸収されるガスの種
類とによっては、液体とガスとがスクラバー内で反応し
て多量の白煙 (ミスト)か生じることがある。このミ
ストは液体微粒子よりなっており、そのほとんどが粒径
1μm以上である。
理に、スクラバーが広く用いられている。スクラバーは
水その他の液体を利用してガス中に浮遊する固体または
液体粒子を捕集する。スクラバーでは、使用する中和剤
あるいは吸収液などの液体の種類と吸収されるガスの種
類とによっては、液体とガスとがスクラバー内で反応し
て多量の白煙 (ミスト)か生じることがある。このミ
ストは液体微粒子よりなっており、そのほとんどが粒径
1μm以上である。
しかし、スクラバー内で完全にミストを吸収することが
できず、かなりの量のミストがスクラバーから排出され
ていた。そこで、従来ではスクラバーの出側に湿式電気
集塵機を設け、これにより微細な粒子を捕集していた。
できず、かなりの量のミストがスクラバーから排出され
ていた。そこで、従来ではスクラバーの出側に湿式電気
集塵機を設け、これにより微細な粒子を捕集していた。
[発明が解決しようとする課題]
スクラバーから排出されるミストはHCIなどの強酸を
含んでいる。このため、多量の強酸が湿式電気集塵機に
持ち込まれ、湿式電気集塵機の構成部材は腐食していた
。構成部材がステンレス鋼製であっても寿命はせいぜい
1年位であった。また、湿式電気集塵機は高価であり、
保守が面倒であった。
含んでいる。このため、多量の強酸が湿式電気集塵機に
持ち込まれ、湿式電気集塵機の構成部材は腐食していた
。構成部材がステンレス鋼製であっても寿命はせいぜい
1年位であった。また、湿式電気集塵機は高価であり、
保守が面倒であった。
そこで5この発明は長期間の使用に耐え、廉価であると
ともに保守が容易な排ガス処理装置を提供しようとする
ものである。
ともに保守が容易な排ガス処理装置を提供しようとする
ものである。
[課題を解決するための手段]
この発明の排ガス処理装置は、スクラバーに連絡する下
部室、複数の連通孔を有する仕切板を介して前記下部室
の頂部に接続され、かつ大気に通じている上部室、およ
び前記仕切板上に垂直に支持され、頂部が塞がれている
とともに底部開口が連通孔を介して前記下部室に連絡し
ている複数の複層円筒フィルターとからなっている。
部室、複数の連通孔を有する仕切板を介して前記下部室
の頂部に接続され、かつ大気に通じている上部室、およ
び前記仕切板上に垂直に支持され、頂部が塞がれている
とともに底部開口が連通孔を介して前記下部室に連絡し
ている複数の複層円筒フィルターとからなっている。
フィルター本体は、pvc (ポリ塩化ビニル)繊維な
どの可撓性のある布よりなりでいる。このフィルター布
材の複数枚を重ねて支持体に巻き付け、複層円筒フィル
ターを構成する。支持体として、円筒状に形成した金網
あるいは円筒状フレームなどを用いる。フィルター布材
の重ね合せる枚数すなわち層数は、2〜4程度が適当で
ある。フィルター布材は外径寄りの層はど緻密になって
いる。
どの可撓性のある布よりなりでいる。このフィルター布
材の複数枚を重ねて支持体に巻き付け、複層円筒フィル
ターを構成する。支持体として、円筒状に形成した金網
あるいは円筒状フレームなどを用いる。フィルター布材
の重ね合せる枚数すなわち層数は、2〜4程度が適当で
ある。フィルター布材は外径寄りの層はど緻密になって
いる。
フィルター布材のかさ比重は5〜20 kg7m3程度
が適当であり、また各層の厚みは5〜15 mm程度が
適当である。
が適当であり、また各層の厚みは5〜15 mm程度が
適当である。
[作用]
スクラバーからの排ガスは、ファンにより下部室に押し
込まれ、または吸引されたて円筒フィルターの底部開口
からフィルター内に入る。そして、排ガスはフィルター
を内径側から外径側に通過し、上部室に流出する。この
とき、排ガスの液体微粒子は粗なものから順次フィルタ
ーにより吸着される。そして、液体微粒子は、いわゆる
セルフクリーニング効果によって円筒フィルターから排
出される。すなわち、フィルターで捕集された液体微粒
子は成長しつつ液滴となってフィルターを流下する。そ
して、液滴は気流の上昇力にに抗しつつフィルターから
離れて重力により下部室に落下し、再びもとの液体とな
りドレンとして排出される。また、排ガスに固体微粒子
が含まれている場合には、円筒フィルターは次第に目詰
り状態となるので、適当な時期に洗浄する。
込まれ、または吸引されたて円筒フィルターの底部開口
からフィルター内に入る。そして、排ガスはフィルター
を内径側から外径側に通過し、上部室に流出する。この
とき、排ガスの液体微粒子は粗なものから順次フィルタ
ーにより吸着される。そして、液体微粒子は、いわゆる
セルフクリーニング効果によって円筒フィルターから排
出される。すなわち、フィルターで捕集された液体微粒
子は成長しつつ液滴となってフィルターを流下する。そ
して、液滴は気流の上昇力にに抗しつつフィルターから
離れて重力により下部室に落下し、再びもとの液体とな
りドレンとして排出される。また、排ガスに固体微粒子
が含まれている場合には、円筒フィルターは次第に目詰
り状態となるので、適当な時期に洗浄する。
[実施例]
第1図はこの発明の排ガス処理装置の配置を示す立面図
である。この排ガス処理装置は、半導体製造設備に設け
られている。
である。この排ガス処理装置は、半導体製造設備に設け
られている。
スクラバー1の出側からダクト3が延びており、ダクト
3の先端にファン5が接続されている。そして、ファン
5の排気側に排ガス処理装置11が設けられている。
3の先端にファン5が接続されている。そして、ファン
5の排気側に排ガス処理装置11が設けられている。
第2図は排ガス処理装置11の縦断面図である。
排ガス処理装置11は、下部室12および上部室14と
を備えている。下部室12は上記ファン5に連絡してい
る。また、上部室14は複数の連通孔18を有する仕切
板17を介して前記下部室12の頂部に接続されている
。
を備えている。下部室12は上記ファン5に連絡してい
る。また、上部室14は複数の連通孔18を有する仕切
板17を介して前記下部室12の頂部に接続されている
。
上部室14内には複数の支持体21が配置されている。
支持体21は円筒状に形成された金網22を備えており
、金網22の下端にフランジ24が、また上端にカバー
25がそれぞれ取り付けられている。支持体21は第3
図に示すようにフランジ24においてボルト26により
上記仕切板17に、またカバー25においてスペーサー
27およびボルト28により上部室14の頂板15にそ
れぞれ固定されている。
、金網22の下端にフランジ24が、また上端にカバー
25がそれぞれ取り付けられている。支持体21は第3
図に示すようにフランジ24においてボルト26により
上記仕切板17に、またカバー25においてスペーサー
27およびボルト28により上部室14の頂板15にそ
れぞれ固定されている。
円筒状金網22の外周に、第3図に示すように円筒フィ
ルター31か取り付けられている。円筒フィルター31
はPvC布材よりなり、第1層32、第2層33および
第3層34の三つの層からなっている。
ルター31か取り付けられている。円筒フィルター31
はPvC布材よりなり、第1層32、第2層33および
第3層34の三つの層からなっている。
フィルター布材の密度は第1層32が最も粗く、第3層
34がもっとも密となっている。この実施例では、第1
層32、第2層33および第3層34のフィルター布材
のかさ比重は、それぞれ9 kg/m’、10 kg/
I[13および15 kg/m3である。また、各層の
フィルター布材の厚みは 1oiLfiである。第3層
34の外周にポリプロピレン布を巻き付け、さらにバン
ド(いずれも図示しない)で締め付けて、各層のフィル
ター布材を円筒状金網22に固定する。円筒フィルター
31は底部36が連通孔18を介して餌記下部室12に
連絡しており、頂部はカバー25により閉じている。な
お、この実施例では、円筒フィルター31の内径は 1
80mm、高さは 2.5mであり、フィルター1本の
排ガス処理能力は6 m37m1nである。
34がもっとも密となっている。この実施例では、第1
層32、第2層33および第3層34のフィルター布材
のかさ比重は、それぞれ9 kg/m’、10 kg/
I[13および15 kg/m3である。また、各層の
フィルター布材の厚みは 1oiLfiである。第3層
34の外周にポリプロピレン布を巻き付け、さらにバン
ド(いずれも図示しない)で締め付けて、各層のフィル
ター布材を円筒状金網22に固定する。円筒フィルター
31は底部36が連通孔18を介して餌記下部室12に
連絡しており、頂部はカバー25により閉じている。な
お、この実施例では、円筒フィルター31の内径は 1
80mm、高さは 2.5mであり、フィルター1本の
排ガス処理能力は6 m37m1nである。
L部室14は排気塔38を介して大気に通じている。
ここで、上記のように構成された排ガス処理装置の作用
について説明する。
について説明する。
この実施例では、スクラバー1内で、
80Il+ NH3→N114CJZ
)INO+Nl+3→N114NO。
などの酸・アルカリの中和反応、および特ガスと0□、
■20などとの反応が生じる。この結果、スクラバー1
内で多量の白煙が発生する。
■20などとの反応が生じる。この結果、スクラバー1
内で多量の白煙が発生する。
白煙Gはファン5により下部室12に押し込まれ、円筒
フィルター31内に底部開口から流入する。そして、白
煙Gは円筒フィルター31の第1層32、第2層33お
よび第3層34と順次通過し、上部室14に流出する。
フィルター31内に底部開口から流入する。そして、白
煙Gは円筒フィルター31の第1層32、第2層33お
よび第3層34と順次通過し、上部室14に流出する。
このとき、白煙Gの粒子は粗なものから円筒フィルター
31により吸着される。
31により吸着される。
上記排ガス処理装置11の出口において、JIS規格に
従ってガス濃度を測定した。その結果は、次のように定
量限界以下であった。
従ってガス濃度を測定した。その結果は、次のように定
量限界以下であった。
11(:Il: 1.Oppm以下
N113 : 1.OppIn以下
HF : 0.4 mg7Nm3以下
NNO,−NOX : 0.5 ppm以下[発明の効
果] この発明の排ガス処理装置は、複層の円筒フィルターに
より排ガスを処理するので、装置が腐食することはない
。また、装置が簡単、廉価であり、保守も容易である。
果] この発明の排ガス処理装置は、複層の円筒フィルターに
より排ガスを処理するので、装置が腐食することはない
。また、装置が簡単、廉価であり、保守も容易である。
ちなみに、半導体製造設備のスクラバーに設置した、こ
の発明による排ガス処理装置は、2年間経過しても全く
腐食などの損傷は見られなかった。
の発明による排ガス処理装置は、2年間経過しても全く
腐食などの損傷は見られなかった。
第1図はこの発明の排ガス処理装置の配置を示す立面図
、第2図は排ガス処理装置の一例を示す縦断面図、およ
び第3図は円筒フィルターの詳細を示す縦断面図である
。 1・・・スクラバー、3・・・ダクト、5・・・ファン
、11・・・排ガス処理装置、12−・・下部室、14
・・・上部室、17・・・仕切板、I8・・・連通孔、
21−・・支持体、22−・・金網、31・・・円筒フ
ィルター、38・・・排気塔、G−・・排ガス。 特許出願入代・埋入
、第2図は排ガス処理装置の一例を示す縦断面図、およ
び第3図は円筒フィルターの詳細を示す縦断面図である
。 1・・・スクラバー、3・・・ダクト、5・・・ファン
、11・・・排ガス処理装置、12−・・下部室、14
・・・上部室、17・・・仕切板、I8・・・連通孔、
21−・・支持体、22−・・金網、31・・・円筒フ
ィルター、38・・・排気塔、G−・・排ガス。 特許出願入代・埋入
Claims (1)
- 1、スクラバーの出側に配置され、出側または入側にフ
ァンが接続された排ガス処理装置において、前記スクラ
バーに連絡する下部室、複数の連通孔を有する仕切板を
介して前記下部室の頂部に接続され、かつ大気に通じて
いる上部室、および前記仕切板上に垂直に支持され、頂
部が塞がれているとともに底部開口が連通孔を介して前
記下部室に連絡している複数の複層円筒フィルターとか
らなることを特徴とする排ガス処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63203915A JP2769324B2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 排ガス処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63203915A JP2769324B2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 排ガス処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0256212A true JPH0256212A (ja) | 1990-02-26 |
JP2769324B2 JP2769324B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=16481802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63203915A Expired - Lifetime JP2769324B2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 排ガス処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2769324B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5892439A (ja) * | 1982-11-19 | 1983-06-01 | Hitachi Ltd | フイルタエレメント |
JPS62163723A (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-20 | Shintou Dasutokorekutaa Kk | ガス清浄装置 |
JPS62186924A (ja) * | 1986-02-05 | 1987-08-15 | スタンダ−ド・エレクトリツク・ロ−レンツ・アクチエンゲゼルシヤフト | 排ガスからダストおよびガス汚染物質を除去するための方法および装置 |
JPS6372318A (ja) * | 1986-09-09 | 1988-04-02 | ドムニック ハンター リミテッド | フィルタ素子及びその製造方法 |
-
1988
- 1988-08-18 JP JP63203915A patent/JP2769324B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5892439A (ja) * | 1982-11-19 | 1983-06-01 | Hitachi Ltd | フイルタエレメント |
JPS62163723A (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-20 | Shintou Dasutokorekutaa Kk | ガス清浄装置 |
JPS62186924A (ja) * | 1986-02-05 | 1987-08-15 | スタンダ−ド・エレクトリツク・ロ−レンツ・アクチエンゲゼルシヤフト | 排ガスからダストおよびガス汚染物質を除去するための方法および装置 |
JPS6372318A (ja) * | 1986-09-09 | 1988-04-02 | ドムニック ハンター リミテッド | フィルタ素子及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2769324B2 (ja) | 1998-06-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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