JPH0255622A - クラウニング装置付きプレスブレーキ及びそのワーク加工方法 - Google Patents

クラウニング装置付きプレスブレーキ及びそのワーク加工方法

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JPH0255622A
JPH0255622A JP20607688A JP20607688A JPH0255622A JP H0255622 A JPH0255622 A JP H0255622A JP 20607688 A JP20607688 A JP 20607688A JP 20607688 A JP20607688 A JP 20607688A JP H0255622 A JPH0255622 A JP H0255622A
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JP
Japan
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pressing
lower mold
installation direction
press
engagement
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Pending
Application number
JP20607688A
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English (en)
Inventor
Naotomi Miyagawa
直臣 宮川
Chiyoaki Yoshida
吉田 千代秋
Yukiyasu Nakamura
幸保 中村
Kazuyuki Toda
戸田 一幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamazaki Mazak Corp
Original Assignee
Yamazaki Mazak Corp
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Publication date
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Publication of JPH0255622A publication Critical patent/JPH0255622A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • B21D5/0272Deflection compensating means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、プレスブレーキの下金型を上金型に向けて出
っ張る形で撓ませて、ワークを精度よく曲げ加工するこ
とが出来る。クラウニング装置付きプレスブレーキ及び
そのワーク加工方法に関する。
(b)、従来の技術 通常、プレスブレーキにおいて、板状のワークを曲げ加
工するには、ワークの曲げるべき部分を下金型と上金型
の間に挿入し、その状態で上金型によってワークを所定
の加圧力をもって下金型に押し付けることにより曲げて
いた。この際、ワークが厚い場合には、ワークを曲げる
際の加圧力も大きくなり、下金型及び上金型は、該加圧
力によってそれぞれ下向き及び上向きに強く押圧される
。すると、下金型は下方に凹む形で撓み、一方、上金型
は上方に凹む形で撓むので、両者の間隔が一定しない状
態でワークは折り曲げられることになる。このため、下
金型の中央部上のワーク部分は、他のワーク部分に比べ
て、加工時に上金型によって十分に押し付けることが出
来す曲げが不足してしまう。
そこで、従来、ワークを均一に折り曲げるために、下金
型と該下金型を支持するF金型支持部材との間に、ワー
クの板厚に応じた楔、シム等を挾さんで、下金型を、加
工時に上金型が上方に凹む分だけ、該上金型に向けて出
っ張らせる形で撓ませていた。
(C)6発明が解決しようとする問題点しかし、板厚が
異なる種々のワークを曲げ加工しようとする場合には、
ワークの板厚が変化する毎に、該板厚に応じた楔、シム
等を選択し、更に選択したシム等を下金型と下金型支持
部材との間に挾さんで、下金型を所定量だけ撓ませなけ
ればならず、煩雑となる不都合があった。
本発明は、上記事情に鑑み、簡単に下金型を上金型に向
けて出っ張る形で撓ませることが出来る、クラウニング
装置付きプレスブレーキ及びそのワーク加工方法を提供
することを目的とする。
(d)0問題点を解決するための手段 本発明の内、クラウニング装置付きプレスブレーキの発
明は、所定の設置方向(矢印A、I3方向)に伸設され
た下金型支持部材(5)を有し、前記下金型支持部材(
5)に、下金型(6)を装着すると共に、鋸刃状の係合
面(9b)が形成された第1の押圧係合体(9A)を、
前記設置方向(矢印A、B方向)に沿って設け、また、
第2の押圧係合体(12)を、前記係合面(9b)と当
接しつつ前記設置方向(矢印A、B方向)に移動し得る
形で設け、更に、上金型(21)を、前記下金型(6)
に対して移動駆動自在に設けて構成される。なお、第1
の押圧係合体(9A)を、設置方向(矢印A、B方向)
に直列に配置した複数個の楔部材(10)より構成して
もよい。
また、第2の押圧係合体を、設置方向(矢印A、B方向
)に独立して移動し得る複数個の押圧ブロック(12)
を直列に配置することにより構成してもよい。更に、各
押圧ブロック(12)に。
それぞれ係合穴(12b)を前記設置方向(矢印A、B
方向)に整合し得る形で設け、また、押圧棒(13)を
、前記各係合穴(12b)を介して前記各押圧ブロック
(12)を連絡する形で設けて構成することも可能であ
る。
更に、押圧棒(13)を、各押圧ブロック(12)の係
合穴(12b)を介して設置方向(矢印A、B方向)に
移動し得るように形成し、前記各押圧棒(13)に複数
個の係合面材(15)を設け、前記各係合面材(15)
とi?r記各押圧ブロック(12)の係合穴(12b)
との間に、それぞれ弾性手段(16)を設け、前記押圧
ブロック(12)に、該押圧ブロック(12)の設置方
向(矢印A、B方向)への移動を選択的に拘束するクラ
ンプ手段(3e、17.22)を設けることも可能であ
る。
また、第2押圧係合体に、各押圧ブロック(12)の設
置方向(矢印A、B方向)への移動量を個別に調整し得
る係合体移動量調整手段(30)を接続し、前記係合体
移動量調整手段(30)に、該調整手段(30)を駆動
するための駆動手段(コ33.40.41)を接続して
構成してもよい、更に、係合体移動量調整手段(30)
が、所定の回転中心(にTl)を中心として回転自在に
設けられた係合体(35)を有し、各押圧ブロック(1
2)に、該押圧ブロック(12)の設置方向(矢印A、
B方向)とは異なる所定の方向く矢印G、I■方向)に
沿った任意の位置に位置決めし得る形で係合した押圧ス
ライダ(36)を設け、更に、前記押圧スライダ(36
)を、iM前記合体(35)に、前記回転中心(CTI
)に対して移動自在に係合して構成してもよい。
また、本発明の内、クラウニング装置付きプレスブレー
キのワーク加工方法の発明は、所定の設置方向(矢印A
、13方向)に伸設された下金型支持部材(5)を有し
、前記下金型支持部材(5)に、下金型(6)を装着す
ると共に、鋸刃状の係合面(9b)が形成された第1の
押圧係合体(9A)を、前記設置方向(矢印A、B方向
)に沿って設け、また、第2の押圧係合体(12)を、
前記係合面(9b)と当接しつつ前記設置方向(矢印A
、B方向)に移動し得る形で設け、更に、上金型(21
)を、前記下金型(6)に対して移動駆動自在に設けて
構成した、クラウニング装置付きプレスブレーキ(1)
を用いて、厚板状のワーク(25)を加工する際は、前
記第2の押圧係合体(12)を、前記所定の位置から前
記ワーク(25)の板厚(シ)に応じた距離だけ前記設
置方向(矢印A、B方向)に移動させて、前記下金型(
6)を、前記第1の押圧係合体(9A)及び前記下金型
支持部材(5)を介して前記上金型(21)に向けて押
圧し、前記下金型(6)を、該上金型(21)に向けて
出っ張るように撓ませ、その状態で、ワーク(25)を
加工するようにして構成される。
また、所定の設置方向(矢印A、B方向)に伸設された
下金型支持部材(5)を有し、前記下金型支持部材(5
)に、下金型(6)を装着すると共に、鋸刃状の係合面
(9b)が形成された第1の押圧係合体(9A)を、前
記設置方向(矢印A、B方向)に沿って設け、また、複
数個の押圧ブロック(12)を、前記係合面(9b)と
当接しつつ前記設置方向(矢印A、B方向)に移動し得
る形で、該設置方向(矢印A、B方向)に直列に配置し
、前記押圧ブロック(12)に、それぞれ係合穴(12
b)を前記設置方向(矢印A、 B方向)に整合し得る
形で設け、また、押圧棒(13)を、前記係合穴(12
b)を介して前記設置方向(矢印A、B方向)に移動し
得るように設け、前記各押圧棒(13)に複数個の係合
面材(15)を設け、前記各係合面材(15)と前記各
押圧ブロック(12)の係合穴(12b)との間に、そ
れぞれ弾性手段(16)を設け、前記押圧ブロック(1
2)に、該押圧ブロック(12)の設置方向(矢印A、
B方向)への移動を選択的に拘束するクランプ手段(3
e、17.22)を設けて構成した、クラウニング装置
付きプレスブレーキ(1)を用いて、厚板状のワーク(
25)を加工する際は、前記クランプ手段(3a、17
.22)を用いて、任意の押圧ブロック(12)+7p
移動を拘束し、その状態で、前記押圧棒(13)を用い
て、前記押圧ブロック(12)の内、移動の拘束されて
いない押圧フロック(12)を、前記弾性手段(16)
を介して所定の位置から設置方向(矢印A、B方向)に
移動させることにより、前記下金型(6)の任意部分を
、前記第1の押圧係合体(9A)及び前記下金型支持部
材(5)を介して、前記上金型(21)に向けて押圧す
るようにして構成される。
更に、所定の設置方向(矢印A、B方向)に伸設された
下金型支持部材(5)を有し、前記下金型支持部材(5
)に、下金型(6)を装着すると共に、鋸刃状の係合面
(9b)が形成された第1の押圧係合体(9A)を、前
記設置方向(矢印A、B方向)に沿って設け、また、複
数個の押圧ブロック(12)を、前記係合面(9b)と
当接しつつ前記設置方向(矢印A、B方向)に移動し得
る形で、該設置方向(矢印A、B方向)に直列に配置し
、更に、前記押圧ブロック(12)の設置方向(矢印A
、B方向)への移動量を個別に調整し得る係合体移動被
調整手段(30)を設け、前記係合体移動址調整手段(
30)に、該調整手段(30)を駆動するための駆動手
段(33)を接続して構成した、クラウニング装置付き
プレスブレーキ(7A)を用いて、厚板状のワーク(2
5)を加工する際は、前記駆動手段(33,40,41
)を駆動することにより、前記各押圧ブロック(12)
を、個別に前記係合体移動は調整手段(30)を介して
設置方向(矢印A、13方向)に所定距離だけ移動させ
、前記下金型(6)の任意部分を、前記押圧ブロック(
12)及び下金型支持部材(5)を介して、前記上金型
(21)に向けて押圧し、前記下金型(6)を、該上金
型(21)に向けて出っ張るように撓ませ、その状態で
、ワーク(25)を、加工するようにして構成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って。
本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
以下のr (e)、作用」の欄についても同様である。
(090作用 上記した構成により、本発明の内、クラウニング装置付
きプレスブレーキのづd明は、第2の押圧係合体(12
)を設置方向(矢印A、B方向)に移動して、下金型(
6)を、第1の押圧係合体(9A)及び下金型支持部材
(5)を介して上fatg(21)に向けて押圧するよ
うに作用する。
なお、第2の押圧係合体(12)を複数個の押圧ブロッ
ク(12)より構成し、各押圧ブロック(12)に、そ
れぞれ係合穴(12b)を設置方向(矢印A、B方向)
に整合し得る形で設け、また、押圧棒(13)を、係合
穴(12b)を介して各押圧ブロック(12)を連絡す
る形で設けた場合には、押圧棒(13)に設置方向(矢
印A、B方向)に移動させることにより、各押圧ブロッ
ク(12)は、同期する形で同一方向に移動するように
作用する。
更に、押圧棒(13)を、第2の各押圧ブロック(12
)の係合穴(12b)を介して設置方向(矢印A、B方
向)に移動し得るように形成し、押圧棒(13)に複数
個の係合面材(15)を設け、係合面材(15)と各押
圧ブロック(12)の係合穴(12b)との間に、それ
ぞれ弾性手段(16)を設け、前記押圧ブロック(12
)に、該押圧ブロック(12)の設置方向(矢印A、 
B方向)への移動を選択的に拘束するクランプ手段(3
e、17.22)を設けた場合には、クランプ手段(3
e、17.22)を用いて任意の押圧ブロック(12)
を拘束し、その状態で押圧棒(13)を設置方向(矢印
A、B方向)に移動させることにより、拘束されていな
い押圧ブロック(12)のみが弾性手段(16)を介し
て設置方向(矢印A、B方向)に移動するように作用す
る。
また、第2押圧係合体に、各押圧ブロック(12)の設
置方向(芙印A、■3方向)への移動量を個別に調整し
得る係合体移動量調整手段(30)を接続し、係合体移
動量調整手段(30)に、該調整手段(30)をIii
!動するための駆動手段(33,40,41)を接続し
た場合には、駆動手段(33,40,41)を駆動する
と、各押圧ブロック(12)が、個別に係合体移動量調
整手段(30)を介して設置方向(矢印A、B方向)に
所定距離だけ移動するように作用する。
なお、係合体径#l量調整手段が、係合体(35)及び
押圧スライダ(36)から成っている場合には、係合体
(35)を、回転中心(CTI)を中心にして回転する
と、押圧スライダは、回転中心(C’r1 )に対して
移動しつつ、押圧ブロック(12)等を介して下金型(
6)を上方に押圧するように作用する。
また、本発明の内、クラウニング装置付きプレスブレー
キのワーク加工方法の発明は、ワーク(25)の板厚(
1)がノ1い場合には、第2の押圧係合体(12)を、
所定の位置から該ワーク(25)の板厚(1)に応じた
距離だけ設置方向(矢印A、I3方向)に移動させて、
下金型(6)を1.第1の押圧係合体(9Δ)及び上金
型支持部材(5)を介して上金型(21)に向けて押圧
し、該下金型(6ンを、上金型(21ンに向けて撓ませ
て加工を行なうように作用する。
また、クランプ手段(3e、17.22)等を有するプ
レスブレーキ(1)を用いた場合には、Ju抜板状ワー
ク(25)を加工する際、クランプ手段(3e、17.
22)を用いて、任意の押圧ブロック(12)の移動を
拘束し、その状態で押圧棒(13)を用いて、押圧ブロ
ック(12)の内、移動の拘束されていない押圧ブロッ
ク(12)を、前記弾性手段(16)を介して所定の位
置から設ii′i方向(矢印A、B方向)に移動させて
、−上金型(6)を、第1の押圧係合体(9A)及び前
記下金型支持部材(5)を介して押圧して、上金型(2
1)に向けて左右非対称な形で撓ませるように作用する
更に、クラウニング装置付きプレスブレーキ(7A)を
用いた場合には、厚板状のワーク(25)を加工する際
、駆動手段(33,40,41)を駆動することにより
、各押圧ブロック(12)を1個別に係合体移動量調整
手段(30)を介して設置方向(矢印A、B方向)に所
定距離だけ移動させることにより、下金型(6)を、前
記押圧ブロック(12)及び下金型支持部材(5)を介
して、前記上金型(21)向けて撓ませて、ワーク(2
5)を加工するように作用する。
(f)、実施例 以下1図面に基づき、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明によるクラウニング装置付きプレスブレ
ーキの一実施例を示す正面図、第2図は第1図に示すク
ラウニング装置を用いて、下金型を上金型に向けて左右
対称な形で撓ませる工程を示す図、 第3図は第1図に示すクラウニング装置を用いて、下金
型を上金型に向けて左右非対称な形で撓ませる工程を示
す図、 第4図は、本発明によるクラウニング装置付きプレスブ
レーキの別の実施例を示す正面図、第5図は第4図に示
すクラウニング装置の要部を示す断面図、 第6図は第5図のVl −Vl線による断面図、第7図
は、係合バー、係合カム及び押圧スライダの係合関係を
示す図、 第8図は第4図に示すクラウニング装置における運動変
換装置及び駆動機構を示す図。
第9図は第8図の■−■線による断面図、第10図は下
金型支持部材の所定の位置における撓み斌を示す図であ
る。
プレスブレーキ1は、第1図に示すように、ベツド」A
を有しており、ベツドIAの図中上部には、装着面1b
が形成されている。装着面1bには、下型部2が装着さ
れており、下型部2は、水平方向である矢印A、B方向
に細長く形成された本体:3を有している。本体3の図
中左右の端部には、金型支持部3a、3bが、相対向す
る形で形成されており、金型支持部3a、3b間には、
下金型支持部材5が、後述する支持ピン6a、65等を
介して装着されている。下金型支持部材5は、設置方向
である矢印A、B方向に細長く形成されており、その図
中左方の端部5aは、金型支持部3aに支持ピン6aを
介して枢着されている。
更に、下金型支持部材5の右方の端部5bには、長穴5
cが、その長平方向を矢印A、B方向と平行にする形で
穿設されており、長穴5Cには、金型支持部3bに設け
られた支持ピン6bが、摺動自在な形で嵌入している。
なお、F金型支持部材5上には、下金型6が装着されて
おり、下金型6は、矢印A、B方向に直列に配置された
複数個の単位下金型6aを有している。各単位下金型6
aの上面6bには、それぞれ■溝(図示せず)が矢印A
、B方向に伸延する形で形成されており、これ等上面6
bを連絡する形で、加圧面6dが形成されている。
ところで、下型部2には、第1図に示すように、クラウ
ニング装置7が設けられており、クラウニング装w17
は、押圧係合機構9及び押圧駆動機構11等を有してい
る。押圧係合機構9は、押圧係合体9A及び押圧ブロッ
ク12等から構成されており、下金型支持部材5の図中
下側面5dには、押圧係合体9Aが設けられている。押
圧係合体9Aは、鋸刃状に形成された係合面9bを有し
ており、互いに密着した複数個(本実施例においては5
個)の楔部材10より構成されている。第1図に示す各
楔部材10の図中下面には、それぞれ係合斜面10aが
、矢印A、B方向に対して図中有料め下方に所定角度0
だけ傾く形で形成されており、また下型部2の本体3の
底面3Cには、複数個(本実施例においては5個)の押
圧ブロック12が、矢印A、B方向に移動自在、かつ、
それぞれが前述した楔部材10と対となる形で設けられ
ている。
第1図に示す各押圧ブロック12の上部には、それぞれ
係合斜面12aが、矢印A、B方向に対して図中有料め
下方に所定角度θだけ傾く形で形成されており、各係合
斜面12aは、それぞれ対となる楔部材10の係合斜面
10aと摺動自在な形で当接している。また、各押圧ブ
ロック12には、それぞれ段付き穴12bが、互いに整
合する形で矢印A、B方向に貫通穿設されており、更に
各押圧ブロック12には、クランプ穴17が図中紙面と
直角方向に貫通穿設されている。なお、下型部2の本体
3の側面3dには、複数個のクランプ穴3eが、各押圧
ブロック12がそれぞれの所定の位置X1、X2、X8
、X9、X、に位置決めされた際に、これ等押圧ブロッ
ク12の各クランプ穴17と整合し得る形で設けられて
いる。ここで、所定の位置X1、X2、Xl、X4、X
、とは、各押圧ブロック12が、それぞれ楔部材10を
矢印C方向に押圧することなく、該楔部材10と当接す
る位置を意味する。
また、押圧係合機構9には、第1図に示すように、押圧
駆動機構11が接続されており、押圧駆動機構11は、
押圧棒13及び駆動モータ19等を有している。即ち、
押圧棒13は、各押圧ブロック12の段付き穴12bを
介して矢印A、 H方向に移動自在な形で設けられてお
り、押圧棒13には、複数個のストッパ15が矢印A、
B方向に所定の間隔で設けられている6各ス1〜ツバ1
5と各押圧ブロック12の段付き穴12bとの間には、
スプリング16が、押圧棒13の周囲を囲む形で設けら
れており、また押圧棒13の図中右端部には、駆動モー
タ19が運動変換袋Vi20を介して接続されている。
駆動モータ19には、ロータリーエンコーダ19aが接
続されており、また駆動モータ19及びロータリーエン
コーダ19aには、クラウニング制御装置29が、イン
ターフェイス27を介して接続されている。
また、第1図に示す下型部2の図中上方には。
上金型21が、図示しないラム等を介して図中上下方向
である矢印C,D方向に移動駆動自在な形で設けられて
いる。
プレスブレーキ1は、以上のような構成を有するので、
このプレスブレーキ1を用いて、板厚tが小さい薄板状
のワーク25を折り曲げ加工するには、ワーク25の折
り曲げるべき部分を、第1図に示す下金型6上に位置決
めする0次に、その状態で上金型21を1図中想fI4
線で示す位置から矢印り方向に所定距離だけ降下させる
。すると。
上金型21は、その先端部21aがワーク25と当接し
、更に、その状態でワーク25と共に矢印り方向に降下
する。すると、ワーク25は、上金型21によって所定
の加圧力をもって下金型6の加圧面6dに押し付けられ
て、■字形に折り曲げられる。この際、下金型6は、第
1図に示すように、下金型支持部材5及び押圧係合機構
9等によって支持されているので、下金型5にワーク2
5を介して加圧力が作用しても、ワーク25の加工精度
に悪影響を及ぼす程、図中下方に撓むようなことはない
次に、板厚tが大きい厚板状のワーク25を折り曲げ加
工する場合には、該ワーク25を折り曲げるために加圧
力を大きくする必要がある。しかし、加工時にワーク2
5を介して下金型6及び上金型21に大きな加圧力が作
用すると、下金型6、従って下金型支持部材5は、該加
圧力によって、その中央部0工に関して左右対称となる
形で下方に向けて弓形に撓む。また、上金型21も、中
央部O工と対応する点O1に関して左右対称となる形で
上方に凹む形で撓む。すると、下金型6の中央部付近で
は、上金型21によって、ワーク25を該下金型6に十
分押し付けることが出来ないので、ワーク25の中央部
分の曲げが緩くなり、均一にワーク25を折り曲げるこ
とが出来ない。
そこで、予め、下金型6(従って下金型支持部材5)を
、ワーク加圧時に上金型21が上方に凹む分たけ、上方
に出っ張る形で撓ませておく必要がある。
それには、まず作業者は、第1図に示すクラウニング制
御装置29に、F金型6を所定量だけ上金型21に向け
て撓ませるように指令する。これを受けて、クラウニン
グ制御装置29は、インターフェース27を介して、駆
動モータ19を矢印F方向に所定量だけ回転駆動する。
すると、駆動モータ19は、運動変換装置20を介して
、駆動モータ19の回転量に応じた距離だけ押圧棒13
を矢印B方向に引っ張る。すると、押圧棒13は、各ス
トッパ15を介して各スプリング16を縮めつつ、各押
圧ブロック12の段付き穴12b内を矢印B方向に所定
距離だけ移動する。なお、この際、駆動モータ19の回
転量はロータリーエンコーダ19aによって測定され、
測定された回kmに基づき、押圧棒13の移動距離は検
出されているので、押圧棒13を正確に予め設定した距
離だけ移動させることが出来る。
こうして、押圧棒13が、各スプリング16を縮めつつ
第2図矢印B方向に所定距離だけ移動すると、各押圧ブ
ロック12は、それぞれスプリング16によって押され
る形で、互いに独立して所定の位*xx−xi、 X3
、X4. X5から矢印B方向に移動する。すると、各
押圧ブロック12の係合斜面12aも、それぞれ楔部材
10の係合斜面10aと摺接しつつ矢印B方向に移動す
る。すると、各係合斜面10aは矢印A、B方向に対し
て図中有料め下方に傾斜しているので、各楔部材10に
は、それぞれ係合斜面LOaを介して押圧ブロック12
から上向きの押圧力が作用する。すると、下金型支持部
材5の下側面5dには、各楔部材10を介して上向きの
押圧力が作用し、下金型支持部材5は、第2図に示すよ
うに、中央部0□の撓み量ΔDを最大とし、かつ中央部
0□に関して左右対称となる形で上金型21に向けて撓
む。
このため、下金型6の加圧面6dも、下金型支持部材5
に沿って左右対称となる形で上方の上金型21に向けて
撓む。
なお、下金型支持部材5が撓み始めて、各楔部材10が
互いに異なる距離だけ矢印C方向に変位し始めても、該
楔部材10と対になる押圧ブロック12は、それぞれス
プリング16の弾性力によって矢印B方向に移動して、
各楔部材10を所定の押圧力をもって押すので、これ等
楔部材10から押圧ブロック12が離れてしまうような
ことはない。
こうして、下金型支持部材5(従って下金型6)が、上
金型21に向けて出っ張る形で撓んだところで、厚板状
のワーク25の折り曲げるべき部分を、第2図に示す下
金型6上に位置決めし。
その状態で上金型21を矢印り方向に所定距離だけ降下
させる。すると、上金型21の先端部21aがワーク2
5と当接し、更にその状態で上金型21はD方向に降下
する。すると、ワーク25は、上金型21によって、所
定の加圧力をもって下金型6に押し付けられる形でV字
形に折り曲げられる。
この際、反作用として、上金型21にもワーク25を介
して加圧力と等しい力が上向きに作用し、上金型21は
、その中央部03の撓み量ΔDを最大とし、かつ中央部
0.に関して左右対称となる形で上方に凹む形で撓む。
しかし、下金型6は、予め、中央部O□の撓み量ΔDを
中央部O1の撓み量ΔDと略等しくする形で、上金型2
1に向けて撓んでいるので、上金型21と下金型6の間
隔を一定に保持した状態でワーク25を折り曲げること
が出来る。このため、ワーク25の中央部の曲げが緩く
なるようなことはなく、均一に折り曲げられる。
こうして、厚板状のワーク25を折り曲げ加工したとこ
ろで、再び薄板状のワーク25を折り曲げ加工しようと
する場合には、上方に撓ませた下金型6を水平にする必
要がある。それには、まず第1図に示す駆動モータ19
を、矢印E方向に所定量だけ回転駆動して、押圧棒13
を、各ストッパ15と共に、運動変換装置20を介して
矢印入方向に所定距離だけ移動させる。すると、各スプ
リング16は、ストッパ15の移動につれてA方向に伸
びて自然長となる。すると、下金型支持部材5には、押
圧ブロック12及び楔部材10等を介して各スプリング
16の矢印B方向の弾性力が作用しなくなり、下金型支
持部材5は、自己の有する弾性力によって、楔部材10
を介して押圧ブロック12を矢印A方向に押しつつ、上
方に撓んだ状態から変形して水平となる(なお、下金型
支持部材5が水平となった状態では、各押圧ブロック1
2は、それぞれ所定の位置Xi、 X、、Xl、X4、
X、に復帰する。)、その結果、下金型支持部材5上の
下金型6も、撓んだ状態から水平となる。
こうして、下金型6が水平となったところで、薄板状の
ワーク25を、該下金型6と上金型21の#JJに挾さ
みつける形で所定の折り曲げ加工を行なう。
なお、ワーク25の折り曲げ角度が左右の端部で異なる
場合には、折り曲げ角度を修正するために、第1図に示
す上金型21を、矢印A、B方向に対して傾けた状態で
矢印り方向に降下させることにより、ワーク25を加圧
して再度曲げ加工することがある。この場合、上金型2
1は、ワーク加圧時に左右非対称になる形で上方に撓む
ので、上金型6、従って下金型支持部材5を左右対称と
なるように上方に撓ませたのでは、上金型21と下金型
6との間隔を一定にした状態でワーク25を折り曲げる
ことが出来ない。
例えば、第3図に示すワーク25の中央部より右寄りの
部分の曲げが緩い場合には、該部分が他の部分よりも加
圧されるように、上金型21を図中右下がりとした状態
で矢印り方向に降下させてワーク25を再度曲げ加工す
る。この際には、上金型21は、ワーク加圧時に中央部
0.より矢印B方向に距離りだけ離れた部分(以下、偏
心部分O1と称する。)の撓み量ΔDを最大とする形で
上方に撓むことになるので、それに対応して、予め、下
金型6.従って下金型支持部材5を、中央部0□より矢
印B方向に距離りだけ離れた部分(以下、偏心部分O8
と称する。)の撓み量ΔDが最大となるように左右非対
称な形で、上方に撓ませる。
それには、まず第1図に示す所定の位置Xi、X2に位
置決めされた押圧ブロック12.12をクランプするた
めに、該押圧ブロック12.12の各クランプ穴17.
17を介して、クランプピン22.22を、本体3のク
ランプ穴3e、3eに差し込む。次に、その状態で第1
図に示す駆動モータ19を矢印F方向に所定量だけ回転
駆動して、押圧棒13を運動変換装置20を介して矢印
B方向に所定距離だけ引っ張る。すると、押圧棒13は
、各ストッパ15を介して各スプリング16を縮めつつ
、各押圧ブロック12の段付き穴12b内を矢印B方向
に所定距離だけ移動する。すると、全ての押圧ブロック
12には、スプリング16による矢印B方向の弾性力が
作用するが、所定の位置X□、X2に位置決めされた押
圧ブロック12.12は、クランプピン22.22によ
って矢印A、B方向の移動を拘束されているので、矢印
B方向には移動しない、一方、その他の押圧ブロック1
2.12.12は、それぞれスプリング16によって押
される形で所定の位置X3、XいX、から矢印B方向に
移動する。すると、これ等押圧ブロック12,12.1
2によって、下金型支持部材5の中央部O□より右側の
部分が、楔部材10.10.10を介して図中上方に押
圧される。すると、下金型支持部材5(従って、下金型
6)は、偏心部分O1の撓み量ΔDを最大とし、左右非
対称な形で上方に向けて撓む。
こうして、下金型6が左右非対称な形で上方に撓んだと
ころで、厚板のワーク25を、第3図に示す下金型6上
に位置決めする。その状態で、上金型21を矢印り方向
に所定距離だけ降下させることにより、ワーク25を所
定の加圧力をもって下金型6に押し付ける形で所定の折
り曲げ加工を行なう。なお、この際、と金型21は、ワ
ーク加圧時に、偏心部分04の撓み景ΔDを最大とする
形で上方に撓むが、下金型6は、偏心部分02の撓み意
ΔDを偏心部分04の撓み量ΔDと略等しくする形で、
上金型21に向けて撓んでいるので、上金型21と下金
型6の間隔を一定に保持した状態でワーク25を折り曲
げることが出来る。
なお、上述した実施例においては、押圧フロック12を
クランプする方法として、作業者かクランプピン22を
つかみ、押圧ブロック12のクランプ穴17を介して本
体3のクランプ穴3eに差し込んだ場合について述べた
。しかし、押圧フロック12のクランプ方法は、これに
限らす、押圧ブロック12を本体3に確実にクランプす
ることが出来れば、どのような方法を採ってもよいこと
は勿論である。例えば、クランプピン22を、以下に述
べるように、ソレノイドを用いてクランプ穴3eに対し
て突出後退させることにより、任意の押圧ブロック12
を人手を介することなくクランプすることが出来る。即
ち、各押圧ブロック12のクランプ穴17に、クランプ
ピン22を第1図紙面と直角方向に突出後退自在に嵌入
させると共に、各押圧ブロック12に、クランプピン2
2を突出後退させるためのソレノイド26を設ける(第
1図においてはソレノイド26を1個のみ図示する。)
。そして、任意の押圧ブロック12をクランプする際は
、該ブロック12に設けられたソレノイド26を励磁さ
せることにより、クランプピン22を突出させてクラン
プ穴3eに挿入する。なお、該押圧ブロック12と本体
3とのクランプ関係を解除するには、ソレノイド26を
消磁させることにより、クランプピン22を後退させて
クランプ穴3eから抜き出す。
また、上述した実施例においては、押圧棒13を、矢印
A、B方向に適宜移動させることにより、下金型6を、
押圧係合機構9等を介して押圧して、上金型21に向け
て撓ませた場合について述べた。しかし、下金型6を撓
ませる方法はこれに限らず、下金型6を、ワーク25を
曲げる際の加圧力に応じた量だけ上金型21に向けて撓
ませることが出来れは、どのような方法を採ってもよい
ことは勿論である。例えば、第4図に示す係合カム集合
体30を有するクラウニング装置7Aを用いて、下金型
6を撓ませてもよい。以下、該クラウニング装置7Aを
用いて、下金型6を上金型21に向けて撓ませる場合に
ついて述べる。なお、第1図乃至第3図において迎入た
部分と同一の部分は、同一の符号を付してその部分の説
明を省略する。
クラウニング装置7Aの下型部2には、第4図に示すよ
うに、係合カム集合体30が、各押圧ブロック12の矢
印A、B方向への移動量を個別に調整し得る形で設けら
れており、係合カム集合体30は、第5図及び第6図に
示すように、ハウジング31、係合バー33及び複数個
の係合力ム35等を有している。即ち、第6図に示す下
型部2の本体3上には、ハウジング31が、図中紙面と
直角方向(即ち、第5図矢印A、B方向)に伸延する形
で設けられており、第6図に示すハウジング31の図中
下面31aには、下部溝31bが図中紙面と直角方向に
伸延する形で穿設されている。下部溝31bには、支持
板32が、図中紙面と直角方向に伸延する形で嵌入係合
しており、また、第5図に示すハウジング31の上面3
1cには、複数個の上部溝31dが、第4図に示す所定
の位置X□、X2、X、、 XいX5、XいX7、X、
X3等に配置された各押圧ブロック12と対になる形で
矢印A、B方向に所定の間隔で穿設されている(なお、
第5図においては、位置X□に配置された押圧ブロック
12及び該押圧ブロック12と対になる上部溝31d等
を図示する。)。
更に、各上部溝31dと下部溝31bの間には、第6図
に示すように、それぞれガイド溝31eが、これ等上部
溝31dと下部溝31bとを連通ずる形で穿設されてお
り、各ガイド溝31eには、四角棒状に形成された係合
バー33が、支持板32上を図中紙面と直角方向(第5
図矢印A、B方向)に移動し得る形で挿入されている。
各係合バー33には、それぞれ連結6%、 33 a、
が、第5図矢印A、B方向に所定の間隔で穿設されてお
り、各連結溝33aには、それぞれ後述する係合カム3
5のカムフォロワ35dが、摺動自在な形で嵌入係合し
ている。
ところで、各上部溝31dには、第6図に示すように、
それぞれ係合カム35の本体35Aが、支持ピン35b
の軸心(以下、回転中心CTIと称する。)を中心とし
て矢印J、に方向に回転自在な形で設けられており、ま
た各本体35Aには、それぞれカムフォロワ35dが、
ピン35eを介して、該ピン35aの軸心C’I’ 2
の回りを回転自在な形で装着されている。更に、各本体
35Aの上面35fには、それぞれカム溝35gが、矢
印A、B方向とは直角な方向である矢印G、H方向に貫
通穿設されており、各カム溝35gには、それぞれ後述
する押圧スライダ36のカムフォロワ36dが、摺動自
在に嵌入係合している。
また、ハウジング31上には、第5図に示すように、複
数個の押圧ブロック12が、矢印A、B方向に摺動自在
な形で設けられており、各押圧ブロック12の図中下面
12°dには、それぞれ摺動溝12aが、図中紙面と直
角方向(即ち、第6図矢印G、H方向)に穿設されてい
る。各摺動溝12aには、それぞれ押圧スライダ36の
本体36Aが、矢印G、H方向にのみ摺動自在な形で嵌
入係合しており、各本体36Aの図中下端部には、それ
ぞれピン部36bが、下方に突出する形で形成されてい
る。各ピン部36bには、それぞれ直方体状に形成され
たカムフォロワ36dが、該ピン部36 bの中心CT
3を中心として回転自在な形で装着されており、更に各
本体36Aには、第6図に示すように、それぞれ雌ネジ
36aが、該本体36Aを矢印G、H方向に貫通する形
で螺設されている。
また、各押圧ブロック12の図中右端部には。
それぞれ軸受部12fが、摺動溝12eに開口する形で
設けられており、各軸受部12fには、それぞれ位置決
めボルト37が、その雄ネジ部37aを押圧スライダ3
6の雌ネジ36eと螺合させる形で、矢印り、M方向に
回転自在に支持されている。なお、第6図に示すハウシ
ング31の左右の側面31f、31gには、それぞれ側
板39a、39bが、押圧ブロック12、楔部材10及
び下金型支持部材5を挾さみ込む形で設けられている。
また、係合カム集合体30には、第4図に示すように、
駆動機構40が運動変換装置41を介して接続しており
、運動変換装置41は、第8図に示すように、シリンダ
42、直進部材43及び係合軸49等を有している。即
ち、ハウジング31の図中右端部には、シリンダ42が
、図中左方の押圧ブロック12等に向けて開口する形で
筒状に形成されており、シリンダ42内には、第9図に
示すように、直進部材43が、支持板32に設けられた
ガイドレール45を介して、図中紙面と直角方向、即ち
、第8図矢印A、B方向にのみ移動自在な形で設けられ
ている。また、直進部材43の図中左方の端部には、係
合バー33が連結ブロック46を介して接続しており、
更に、第8図に示す直進部材43の図中右方の端部43
aには、段付き穴43bが矢印A方向に伸延する形で穿
設されている。なお、段付き穴43bには、ナツト47
が嵌入係合しており、更に段付き穴43bの底部43f
には、貫通穴43cが、矢印A、B方向に貫通穿設され
ている。
更に、直進部材43の図中右方には、軸受部50が設け
られており、軸受部50には、係合軸49が、ベアリン
グ50a、50aを介して、矢印P、Q方向に回転自在
な形で支持されている。
係合軸49の図中左方の端部には、雄ネジ49aが螺設
されており、雄ネジ49aは、ナシ1〜47と矢印P、
Q方向に回転自在な形で螺合している。
更に、係合軸49の図中右方の端部には、タイミングプ
ーリ51が装着されており、更に、係合軸49の図中ド
方には、駆動モータ52が設けられている。駆動モータ
52には、タイミングプーリ53が接続されており、タ
イミングプーリ51.53間には、タイミングベルト5
5が旋回自在な形で張設されている。
上述したクラウニング装置7Aを用いて、下金型6を上
金型21・に向けて撓ませるには、まず第4図に示す所
定の位置X□5X3、X3、X4. X5、Xl、X7
、X8. X、等に配置された各楔部材10(従って、
′下金型支持部材5)を、それぞれ図中実線で示す位置
Y1から、第10図に示す長さΔDいΔD2.ΔD3、
ΔDいΔDいΔDいΔD7、ΔD11、ΔD3等だけ矢
印C方向に移動させる必要がある。ここで、楔部材10
の矢印C方向の移動量は、該楔部材10と対になる各押
圧ブロック12の矢印B方向の移動量に比例する。また
、第5図に示す係合バー33を用いて、各押圧ブロック
12をそれぞれ矢印B方向に移動させる場合、その移動
量は、第6図に示す各係合カム35の支持ピン35bと
、各押圧スライダ36のカムフォロワ36dとの矢印G
、H方向の距#1(以下、設定比[aと称する。)に比
例する(即ち、設定距離aが大きい程、押圧ブロック1
2の矢印B方向の移動量が大きくなる。なお、係合バー
33と各押圧ブロック12との矢印B方向の移動量の関
係については、後に詳述する。)。
そこで、各設定距離aが、それぞれ長さΔD1等に応じ
た所定の値となるように、第6図に示す各押圧スライダ
36のカムフォロワ36dを。
それぞれ図中実線で示す位置w2より矢印G、H方向に
適宜移動させる。それには、各位置決めボルト37を、
それぞれ矢印り、M方向に所定量だけ回転させる。する
と、各押圧スライダ36の本体36Aは、それぞれ雌ネ
ジ36aを介して該ボルト37eの雄ネジ部37aによ
って駆動される形で、矢印G、H方向に所定距離だけ移
動する。
すると、各押圧スライダ36のカムフォロワ36dも、
それぞれカム溝35g内を矢印G、H方向に所定距離た
け移動して、各設定比#iaが、それぞれ長さΔD工等
に応じた所定の値となる。
こうして、各設定距離aが、それぞれ長さΔD□等に応
じた距離となったところで、第8図に示す駆動モータ5
2を駆動して、タイミングプーリ53を回転させる。す
ると、係合軸49が、雄ネジ49aと共に、タイミング
プーリ53.51及びタイミングベル1−55を介して
矢印P、Q方向に所定角度だけ回転する。すると、直進
部材43は、ナツト47を介して、雄ネジ49aによっ
て引っ張られる形で、図中実線で示す所定の位置Wlか
ら、雄ネジ49aに対して相対的に矢印B方向に移動し
て1図中想像線で示す位置に位置決めされる。なお、こ
の際、直進部材43は、ガイドレール45によって矢印
P、Q方向の回転が規制されているので、係合軸49と
共に矢印P、 Q方向に回転してしまうようなことはな
く、円滑に矢印B方向に移動する。また、この際、ナツ
ト47の頭部47aと段付き穴43bの底部43fとの
間の距離L1は、係合軸49の雄ネジ49 aの矢印△
、B方向の長さL2よりも大きいので、雄ネジ49aが
、段付き穴43bの底部43fに衝突してしまうような
ことはない。
こうして、直進部材43が矢印B方向に移動すると、係
合バー33は、連結ブロック46を介して直進部材43
によって引っ張られる形で、各連結溝33aと共に第7
図矢印B方向に所定距離Lsだけ移動する(なお、第7
図においては、連結溝33a及び係合カム35等は、そ
れぞれ1個のみ図示する。)。すると、各係合カム35
は。
それぞれカム溝35gと共に、各連結溝33aに嵌入さ
れたカムフォロワ35dを介して係合バー33によって
押される形で1図中実線で示す所定位置より矢印J方向
に所定角度θだけ回転する。
すると、各押圧スライダ36のカムフォロワ36dは、
それぞれ第6図に示す位置決めボルト37によって矢印
G、H方向の移動を規制されているので、各係合カム3
5によって押される形で、該カム溝35gと摺接しつつ
第7図に示す設定距離aに比例した距mQ (従って、
長さΔD1等に応じた距m>たけ移動する。その結果、
各押圧ブロック12は、それぞれ第5図に示す摺動溝1
2eを介して各押圧スライダ36によって押圧されて、
矢印B方向にΔD□等に応じた距離だけ移動する。
すると、第4図に示す下金型支持部材5(従って、下金
型6)の所定の位Vix□等に対応する部分は、各楔部
材10を介して、各押圧ブロック12によって押される
形で、矢印C方向に長さΔD工等だけ移動し、下金型6
は上金型21に向けて弓形に撓む。なお、この際、各押
圧ブロック12及び楔部材1oは、それぞれ第6図に示
す側板39a、39bによって、矢印G、H方向の移動
を規制されているので、ハウジング31に対する矢印G
、H方向の位置はズレることばない。
なお、上述した実施例においては、係合カム35のカム
フォロワ35dを、第7図に示すように、押圧スライダ
36のカムフォロワ36dに対して矢印A方向に所定距
離だけズラして設けた場合について述べた。しかし、カ
ムフォロワ35dの矢印A、B方向の位置の軸心CT2
をカムフォロワ36dの中心CT3に一致(即ち、カム
溝35gの中心線上)させることにより、押圧スライダ
36と整合させる形で設けてもよいことは勿論である。
(g)0発明の効果 以上、説明したように、本発明の内、クラウニング装置
付きプレスブレーキの発明によれば、所定の設置方向(
例えば第1図矢印A、B方向)に伸設された下金型支持
部材5を有し、前記下金型支持部材5に、下金型6を装
着すると共に、鋸刃状の係合面9bが形成された押圧係
合体9A等の第1の押圧係合体を、前記設置方向に沿っ
て設け、また、押圧ブロック12等の第2の押圧係合体
を、前記係合面9bと当接しつつ前記設置方向に移動し
得る形で設け、更に、上金型21を、前記下金型6に対
して移動駆動自在に設けて構成したので、第2の押圧係
合体を設置方向に移動させることにより、下金型6を、
第1の押圧係合体及び下金型支持部材5を介して上金型
21に向けて押圧して、該上金型21に向けて出っ張ら
せることが出来る。その結果、加工すべきワーク25の
板厚計が変化しても、該板厚tに応じた楔、シム等を用
いることなく、下金型6を、簡単に上金型21に向けて
撓ませることが可能となる。
なお、第2の押圧係合体を複数個の押圧ブロック12よ
り構成し、各押圧ブロック12に、それぞれ段付き穴1
2b等の係合穴を設置方向に整合し得る形で設け、また
、押圧棒13を、前記各係合穴を介して前記各押圧ブロ
ック12を連絡する形で設けた場合には、押圧棒13を
設置方向に移動させることにより、各押圧部材12を一
括して設置方向に移動させて、下金型6を第1の押圧係
合体及び下金型支持部材5を介して上金型21に向けて
押圧することが出来る。また、押圧棒13を、各押圧ブ
ロック12の係合穴12bを介して設置方向に移動し得
るように形成し、前記押圧棒13に複数個のストッパ1
5等の係合面材を設け、前記係合面材と前記各押圧ブロ
ック12の係合穴との間に、それぞれスプリング16等
の弾性手段を設け、前記押圧ブロック12に、該押圧ブ
ロック12の設置方向への移動を選択的に拘束するクラ
ンプ穴3e、17、クランプピン22等のクランプ手段
を設けた場合には、クランプ手段を用いて任意の押圧ブ
ロック12を拘束し、その状態で押圧棒13を用いて、
拘束されていない押圧ブロック12のみを弾性手段を介
して設置方向に移動させることにより、下金型6を、第
1の押圧係合体及び下金型支持部材5を介して左右非対
称な形で撓ませることが出来る。
また、第2押圧係合体に、各押圧ブロック12の設置方
向(例えば第4図矢印A、B方向)への移動量を個別に
UR整し得る係合カム集合体30等の係合体移動量調整
手段を接続し、前記係合体移動量調整手段に、該調整手
段を駆動するための係合バー33、開動機構40、運動
変換装置41等の開動手段を接続して構成した場合には
、駆動手段を駆動することにより、各押圧ブロック12
を、個別に係合体径′動量調整手段を介して設置方向に
所定距離だけ移動することが出来る。
更に、係合体移動量調整手段が、所定の回転中心CTI
を中心として回転自在に設けられた係合カム35等の複
数個の係合体を有し、各押圧ブロック12に、該押圧ブ
ロック12の設置方向とは異なる所定の方向(例えば第
6図矢印G、■(方向)に沿った任意の位置に位置決め
し得る形で係合した押圧スライダ36を設け、更に、前
記押圧スライダ36を、前記係合体に、前記回転中心C
T 1に対して移動自在に係合して構成した場合には、
各係合体を、回転中心CTIを中心にして回転すること
により、押圧ブロック12を、押圧スライダ36を介し
て押圧して設置方向に所定距離だけ移動させて、下金型
6を上方に撓ませることが出来る。
本発明の内、クラウニング装置付きプレスブレーキのワ
ーク加工方法の発明によれば、所定の設置方向に伸設さ
れた下金型支持部材5を有し、前記下金型支持部材5に
、下金型6を装着すると共に、鋸刃状の係合面9bが形
成された第1の押圧係合体を、前記設置方向に沿って設
け、また、第2の押圧係合体を、前記係合面9bと当接
しつつ前記設置方向に移動し得る形で設け、更に、上金
型21を、前記下金型6に対して移動間動自在に設けて
構成した、クラウニング装置付きプレスブレーキ1を用
いて、厚板状のワーク25を加工する際は、前記第2の
押圧係合体を、前記所定の位置から前記ワーク25の板
厚tに応じた距離だけ設置方向に移動させて、前記下金
型6を、前記第1の押圧係合体及び前記下金型支持部材
5を介して前記上金型21に向けて押圧し、前記下金型
6を、該上金型21に向けて出っ張るように撓ませ、そ
の状態で、ワーク25を加工するようにして構成したの
で、ワーク25が厚い場合には、第2の押圧係合体を、
所定の位置からワーク25の板厚しに応じた距離だけ設
置方向に移動させることにより、下金型6を、上金型2
1に向けて撓ませて加工を行なうことが出来、厚板状の
ワーク25を精度よく加工することが可能となる。
なお、ワーク加工方法において、クランプ手段等を有す
るクラウニング装置付きプレスブレーキ1を用いた場合
には、厚板状のワーク25を加工する際、クランプ手段
を用いて、任意の押圧ブロック12の移動を拘束して、
その他の押圧ブロック12のみを設置方向に移動させる
ことにより、下金型6の任意部分を、第1の押圧係合体
等を介して、上金型21に向けて押圧して左右非対称な
形で撓ませて、ワーク25を加工することが出来る。
また、ワーク加工方法において、クラウニング装置付き
プレスブレーキ7Aを用いることにより、厚板状のワー
ク25を加工する際は、各押圧ブロック12を、個別に
係合体移動量調整手段を介して設置方向に所定距離だけ
移動させることにより、下金型6の任意部分を、前記押
圧ブロック12及び下金型支持部材5を介して、それぞ
れ異なる距離だけ変位させて、下金型6全体を前記上金
型21に向けて弓形に撓ませることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるクラウニング装置付きプレスブレ
ーキの一実施例を示す正面間、第2図は第1図に示すク
ラウニング装置を用いて、下金型を上金型に向けて左右
対称な形で撓ませる工程を示す図、 第3図は第1図に示すクラウニング装置を用いて5下金
型を上金型に向けて左右非対称な形で撓ませる工程を示
す図、 第4図は、本発明によるクラウニング装置付きプレスブ
レーキの別の実施例を示す正面図、第5図は第4図に示
すクラウニング装置の要部を示す断面図、 第6図は第5図のVI−VI線による断面図、第7図は
、係合バー、係合カム及び押圧スライダの係合関係を示
す図、 第8図は第4図に示すクラウニング装置における運動変
換装置及び駆動機構を示す図、第9図は第8図の■−■
線による断面図。 第10図は下金型支持部材の所定の位置における撓み量
を示す図である。 1・・・・・プレスブレーキ 3e、17・・・・・・クランプ手段(クランプ穴)5
・・・・・・下金型支持部材 6・・・・・・下金型 7.7A・・・・・・クラウニング装置9A・・・・・
・第1の押圧係合体(押圧係合体ン9b・・・・・・係
合面 10・・・・・・楔部材 12・・・・・・第2の押圧係合体(押圧ブロック)1
2b・・・・・・係合穴(段付き穴)13・・・・・・
押圧棒 15・・・・・・係合面材(ストッパ)16・・・・・
・弾性手段(スプリング)21・・・・・・上金型 22・・・・・・クランプ手段(クランプピン)25・
・・・・・ワーク 33・・・・・・駆動手段(係合バー)35・・・・・
・係合体(係合カム) 35g・・・・・・カム手段(カム溝)36・・・・・
・押圧スライダ 36d・・・・・・カム手段(カムフォロワ)40・・
・・・・駆動手段(駆動機構)41・・・・・・駆動手
段(運動変換装置)QO <J4−40 第 図 Gヤー→H

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、所定の設置方向に伸設された下金型支持部材を
    有し、 前記下金型支持部材に、下金型を装着すると共に、鋸刃
    状の係合面が形成された第1の押圧係合体を、前記設置
    方向に沿って設け、 また、第2の押圧係合体を、前記係合面と当接しつつ前
    記設置方向に移動し得る形で設け、更に、上金型を、前
    記下金型に対して移動駆動自在に設けて構成した、クラ
    ウニング装置付きプレスブレーキ。
  2. (2)、第1の押圧係合体が、設置方向に直列に配置し
    た複数個の楔部材より成る、特許請求の範囲第1項記載
    のクラウニング装置付きプレスブレーキ。
  3. (3)、第2の押圧係合体が、設置方向に独立して移動
    し得る複数個の押圧ブロックを直列に配置することによ
    り成る、特許請求の範囲第1項又は第2項記載のクラウ
    ニング装置付きプレスブレーキ。
  4. (4)、各押圧ブロックに、それぞれ係合穴を設置方向
    に整合し得る形で設け。 また、押圧棒を、前記係合穴を介して前記各押圧ブロッ
    クを連絡する形で設けて構成した、特許請求の範囲第3
    項記載のクラウニング装置付きプレスブレーキ。
  5. (5)、押圧棒を、各押圧ブロックの係合穴を介して設
    置方向に移動し得るように形成し、前記各押圧棒に複数
    個の係合部材を設け、 前記各係合部材と前記各押圧ブロックの係合穴との間に
    、それぞれ弾性手段を設け、 前記押圧ブロックに、該押圧ブロックの設置方向への移
    動を選択的に拘束するクランプ手段を設けて構成した、
    特許請求の範囲第4項記載のクラウニング装置付きプレ
    スブレーキ。
  6. (6)、第2押圧係合体に、各押圧ブロックの設置方向
    への移動量を個別に調整し得る係合体移動量調整手段を
    接続し、 前記係合体移動量調整手段に、該調整手段を駆動するた
    めの駆動手段を接続して構成した、特許請求の範囲第3
    項記載のクラウニング装置付きプレスブレーキ。
  7. (7)、係合体移動量調整手段が、所定の回転中心を中
    心として回転自在に設けられた係合体を有し、 各押圧ブロックに、該押圧ブロックの設置方向とは異な
    る所定の方向に沿った任意の位置に位置決めし得る形で
    係合した押圧スライダを設け、 更に、前記押圧スライダを、前記係合体に、前記回転中
    心に対して移動自在に係合して構成した、特許請求の範
    囲第6項記載のクラウニング装置付きプレスブレーキ。
  8. (8)、係合体が係合カムから成り、 前記係合カムに、押圧スライダを、カム手段を介して前
    記回転中心に対して移動自在なるように係合させて構成
    した、特許請求の範囲第7項記載のクラウニング装置付
    きプレスブレーキ。
  9. (9)、所定の設置方向に伸設された下金型支持部材を
    有し、 前記下金型支持部材に、下金型を装着すると共に、鋸刃
    状の係合面が形成された第1の押圧係合体を、前記設置
    方向に沿って設け、 また、第2の押圧係合体を、前記係合面と当接しつつ前
    記設置方向に移動し得る形で設け、更に、上金型を、前
    記下金型に対して移動駆動自在に設けて構成した、クラ
    ウニング装置付きプレスブレーキを用いて、厚板状のワ
    ークを加工する際は、 前記第2の押圧係合体を、前記所定の位置から前記ワー
    クの板厚に応じた距離だけ前記設置方向に移動させて、
    前記下金型を、前記第1の押圧係合体及び前記下金型を
    介して前記上金型に向けて押圧し、 前記下金型を、該上金型に向けて出っ張るように撓ませ
    、 その状態で、ワークを加工するようにして構成した、ク
    ラウニング装置付きプレスブレーキのワーク加工方法。
  10. (10)、所定の設置方向に伸設された下金型支持部材
    を有し、 前記下金型支持部材に、下金型を装着すると共に、鋸刃
    状の係合面が形成された第1の押圧係合体を、前記設置
    方向に沿って設け、 また、複数個の押圧ブロックを、前記係合面と当接しつ
    つ前記設置方向に移動し得る形で、該設置方向に直列に
    配置し、 前記押圧ブロックに、それぞれ係合穴を前記設置方向に
    整合し得る形で設け、 また、押圧棒を、前記係合穴を介して前記設置方向に移
    動し得るように設け、 前記各押圧棒に複数個の係合部材を設け、 前記各係合部材と前記各押圧ブロックの係合穴との間に
    、それぞれ弾性手段を設け、 前記押圧ブロックに、該押圧ブロックの設置方向への移
    動を選択的に拘束するクランプ手段を設けて構成した、
    クラウニング装置付きプレスブレーキを用いて、厚板状
    のワークを加工する際は、 前記クランプ手段を用いて、任意の押圧ブロックの移動
    を拘束し、 その状態で、前記押圧棒を用いて、前記押圧ブロックの
    内、移動の拘束されていない押圧ブロックを、前記弾性
    手段を介して所定の位置から設置方向に移動させること
    により、 前記下金型の任意部分を、前記第1の押圧係合体及び下
    金型支持部材を介して、前記上金型に向けて押圧するよ
    うにして構成した、クラウニング装置付きプレスブレー
    キのワーク加工方法。
  11. (11)、所定の設置方向に伸設された下金型支持部材
    を有し、 前記下金型支持部材に、下金型を装着すると共に、鋸刃
    状の係合面が形成された第1の押圧係合体を、前記設置
    方向に沿って設け、 また、複数個の押圧ブロックを、前記係合面と当接しつ
    つ前記設置方向に移動し得る形で、該設置方向に直列に
    配置し、 更に、前記押圧ブロックの設置方向への移動量を個別に
    調整し得る係合体移動量調整手段を設け、 前記係合体移動量調整手段に、該調整手段を駆動するた
    めの駆動手段を接続して構成した、クラウニング装置付
    きプレスブレーキを用いて、厚板状のワークを加工する
    際は、前記駆動手段を駆動することにより、前記各押圧
    ブロックを、個別に前記係合体移動量調整手段を介して
    、前記設置方向に所定距離だけ移動させ、 前記下金型の任意部分を、前記押圧ブロック及び下金型
    支持部材を介して前記上金型に向けて押圧し、 前記下金型を、該上金型に向けて出っ張るように撓ませ
    、 その状態で、ワークを加工するようにして構成した、ク
    ラウニング装置付きプレスブレーキのワーク加工方法。
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