JPH0255583A - 圧電式駆動装置 - Google Patents

圧電式駆動装置

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JPH0255583A
JPH0255583A JP63206187A JP20618788A JPH0255583A JP H0255583 A JPH0255583 A JP H0255583A JP 63206187 A JP63206187 A JP 63206187A JP 20618788 A JP20618788 A JP 20618788A JP H0255583 A JPH0255583 A JP H0255583A
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JP
Japan
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displacement
piezoelectric
piezoelectric member
clamping
self
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JP63206187A
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English (en)
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Masanori Horiie
正紀 堀家
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、固体素子である圧電セラミックス素子を用い
たリニア駆動装置、スキャナ駆動源、紙搬送駆動源、光
デイスク装置の光ピツクアップのシーク用駆動源等とし
て用いられる圧電式駆動装置に関する。
従来の技術 一般に、この種のリニア駆動・精密位置決めには、パル
スモータやDCサーボモータ等のモータを用い、その動
きをベルト、ワイヤケーブル、歯車等を用いて直線運動
に変換するようにしている。
しかし、このような方式は、機械的なガタやバックラッ
シュ等により、位置決め精度としては10〜20μm程
度が限界である。また、ボイスコイルとばねとを組合せ
た直線駆動方式では、発生応力と応答速度に限界がある
このようなことから、圧電部材の特徴である微小変位、
高応力発生を利用して微小位置決めが可能な圧電式リニ
ア駆動源が提案されている。
例えば、米国特許第3,902,084号や米国特許第
3,902,085号に示されるように、円筒状圧電部
材を用い、シャフトボディをインチウオーム方式により
微動送りさせる装置がある。
これは、例えば第6図に示すように、丸棒軸1に対して
クランプ用圧電素子2,3と素子2,3間に位置させた
移動用圧電素子4 (何れも円筒状)とからなり、各々
の素子2,3.4に駆動信号を印加してステップ移動さ
せる構成である。即ち、両側の2個のクランプ用圧電素
子2,3は電圧印加に伴う電歪効果により円筒内径が小
さくなり丸棒軸1を締付けるクランプ作用を示す。また
、移動用圧電素子4は電圧印加により軸方向に伸びる変
位を示すように構成されている。
また、米国特許第3,684..904号に示されるよ
うに、固体部の両側に設けた2個の移動用圧電素子と、
垂直方向に設けた2個のクランプ用圧電素子とからなる
駆動装置もある。
さらには、特公昭51−12497号公報に示されるよ
うに、静電力を利用してクランプさせるとともに、移動
に圧電部材を用いるようにした駆動装置もある。
発明が解決しようとする問題点 これらの圧電式のものは、何れも、圧電部材単体を駆動
源として用いているため、変位量が微小であり、移動速
度が数mm/secと遅く、高速性に問題がある。また
、クランプ機構において寸法精度として数μm以下の高
精度が要求され、実用的ではない。
例えば、第6図の場合で考えると、圧電素子2゜3.4
の電圧印加時の変位量はせいぜい2〜3μm程度であり
、クランプ用圧電素子2,3の内径と丸棒軸1との間の
ギャップとしても、当然、2μm以下の超精密加工が要
求されることになる。また、温度変化に対する膨張係数
等も同じ値の材料を用いる必要があり、使用材料が制約
されるものでもある。
問題点を解決するための手段 請求項1記載の発明では、電圧印加によりクランプ方向
に変位する圧電部材とこの圧電部材の変位を拡大する変
位拡大機構とを含むクランプ用ユニットと、電圧印加に
より移動方向に変位する圧電部材とこの圧電部材の変位
を拡大する変位拡大機構とを含む移動用ユニットとを設
け、前記各変位拡大機構における変位辺の変位方向の自
己共振周波数を他辺の自己共振周波数に比べ最も低くす
る。
また、請求項2記載の発明では、移動用ユニットの圧電
部材に対する駆動周波数をこの移動用ユニットの変位拡
大機構における変位辺の変位方向の自己共振周波数に一
致又はほぼ一致させる。
更に、請求項3記載の発明では、移動用ユニツトの変位
拡大機構における変位量の変位方向の自己共振周波数と
クランプ用ユニットの変位拡大機構における変位量の変
位方向の自己共振周波数とを一致又はほぼ一致させる。
作用 請求項】記載の発明によれば、移動用ユニット、クラン
プ用ユニツl〜の各変位拡大機構にお+71る変位量の
変位方向の自己共振周波数が最も低いので、変位量の固
有振動数として数k II zが得られ、それ以下の加
振信号を圧電部材に印加することにより、安定した拡大
変位が得られる。よって、クランプ機構について精精密
度が要求されることなく確実なりランプ状態を確保でき
、かつ、高速移動が可能となり、よって、リニアモータ
として高速移動、高速応答化を達成できる。
この際、請求項2記載の発明のように、移動用ユニット
の圧電部材に対する駆動周波数をこの移動用ユニツ)・
の変位拡大機構における変位量の変位方向の自己共振周
波数に一致又はほぼ一致させると、移動用ユニットの圧
電部材に対する印加電圧が低電圧であっても大きな高速
移動用の変位を確保して高速移動させることが可能であ
り、高効率となる。
また、請求項3記載の発明のように、移動用ユニットの
変位拡大機構における変位量の変位方向の自己共振周波
数とクランプ用ユニットの変位拡大機構における変位量
の変位方向の自己共振周波数とを一致又はほぼ一致させ
れば、クランプ用ユニットの圧電部材に対する印加電圧
が低′市圧であっても大きな高クランプ用の変位を確保
できる。
実施例 本発明の一実施例を第1図ないし第5図に基づいて説明
する。本実施例は、インチウオーム方式の駆動装置とし
て構成したものであり、第2図に示すように、対向させ
た一対の摺動レール10゜11間に1組の移動用ユニッ
ト12とその移動方向両側に位置させた2組のクランプ
用ユニット13.14とを設けてなる。
ここに、本実施例の移動用ユニット12とクランプ用ユ
ニット13.14とは、何れも電圧印加により積層方向
に歪変位する積層型圧電素f−による圧電部vJ’l 
5.  l 6.  ] 7と、これらの圧電部材]、
5,16.17による変位を各々機械的に拡大する変位
拡大機構18,19.20との組合せからなるが、これ
らの変位拡大機構18,19゜20は第1図に示すよう
に、厚さ1〜3 mm程度の1枚の板状部ネ4(例えば
、SK鋼利)21のワイヤカット放電加工法等による適
宜の切欠き構造により一体的に形成したものである。
ここに、例えばクランプ用ユニット13の変位拡大機構
19の構造・作用を説明する。この変位拡大機構19は
板状部拐21を適宜加」二して、固定辺22の両端部よ
り片側方向に変位量23,24を形成してなり、この変
位量23.24間に前記クランプ用の圧電部材16が接
着剤にて接着固定される。ここに、圧電部椙16単体で
はAC30〜]、 OOV又はO〜80Vの繰返し周波
数が数k Hzの信号の電圧印加に基づき同じ周波数で
4〜5μm程度の振動変位を生ずるが、変位量23゜2
4の先端にはこれを機械的に拡大した変位量が得られる
。このため、固定辺22と変位量23゜24との境の所
定位置にワイヤカット放電加工により円弧状切欠き25
を形成することにより変位量23.24の基部付近に変
位支点26を設け、圧電部材16が変位した時にこの変
位支点26を中心に変位量23.24の先端部が摺動レ
ール10.11に対するクランプ方向に拡大変位するこ
とになる。このような変位拡大機構19の例であれば、
圧電部材15の変位に対し3〜5倍の変位拡大が容易で
ある。
他方のクランプ用ユニット14の変位拡大機構20の構
造・作用もこの変位拡大機構19と同様であり、同一符
号により示す。
次に、移動用ユニット12の変位拡大機構18の構造・
作用を説明する。この変位拡大機構18も板状部材21
の適宜加工によるものであり、基本的には変位拡大機構
19.20と同様であるが、変位拡大量を増すため、折
返し拡大構造として構成されている。まず、第1固定辺
27の両端部より片側方向に第1変位辺28.29を円
弧状切欠き30.第1変位支点31を伴い形成してなり
、これらの第1変位辺28.29間に圧電部材15が接
着剤により接着固定される。この場合も、圧電部材24
単体では電圧印加に基づく振動変位は4〜5μm程度で
あるが、この変位は第1変位支点31を支点として第1
変位辺28.29の先端で拡大される。このような作用
は変位拡大機構19゜20の場合と同様である。しかる
に、変位拡大機構18では折返し構造としており、第1
固定辺27対向側に第2固定辺33を設定し、この第2
固定辺33の両端部より第1変位辺29.30とはスリ
ット等により分離結合された第2変位辺34゜35を円
弧状切欠き36.第2変位支点37を伴い形成してなる
。これにより、第1変位辺28゜29での拡大変位が、
第2変位支点37を支点として第2変位辺34.35に
折返され、その先端で更に変位拡大されることになる。
ここに、第2変位辺3/l、35は、変位拡大機構19
.20の固定辺22と同−辺により兼用されている。こ
のような変位拡大機構18の例であれば、圧電部材15
の変位に対し第2変位辺34.35の先端部では5〜1
0倍の変位拡大が容易である。
このような1組の移動用ユニット12は、第2図に示す
ように、その変位拡大機構18の第1固定辺27が摺動
レール10面上に位置し、第2固定辺33が摺動レール
11面に位置するよう配設される。
このような構成において、クランプ用ユニット13(又
は14)の圧電部材16(又は17)に電圧を印加すれ
ばその変位が変位拡大機構19(又は20)により拡大
され、第2図中に矢印△で示すようなりランプ変位が摺
動レール10,11に作用し、摺動レール10.11に
対しクランプ状態となる(電圧を印加しない状態ではフ
リー状態となる)。また、移動用ユニット12の圧電部
材15に電圧を印加すればその変位が変位拡大機構18
により拡大され、第2図中に矢印Bで示すような拡がり
/縮みによる駆動変位が第2変位辺34.35先端で移
動方向に作用する。つまり、全てのユニット12,13
.14の変位拡大機構18.19.20の変位方向A、
Bも同一平面内とされている。よって、ユニット12,
13.14全体は1〜3mm程度の非常に薄型のものと
なる。
特に、移動用ユニット12の変位拡大機構18は変位支
点を2対以上持つ折返し構造によるため、大きい変位で
ありながら、幅方向寸法の小型のものとなる。
ところで、第2図の構造において印加する信号波形を第
3図に示す。まず、信号S1 はピーク値が例えば80
Vなる正弦波又は三角波による電圧信号であって、移動
用ユニット12の圧電部材15に印加される。また、信
号S2は一方のクランプ用ユニット13の圧電部材16
に印加させるパルス電圧信号、信号S3は他方のクラン
プ用ユニット14の圧電部材17に印加させるクランプ
パルス電圧信号である。そこで、例えば信号S2が80
V出力でクランプ用ユニット13の変位拡大機構19が
摺動レール10.11に対しクランプ状態にある時に信
号S1の電圧は上昇期間にあり変位拡大機構18は広が
る動作をする。この時、クランプ用ユニット14の変位
拡大機構20は摺動レール10.11に対してフリー状
態にある。
次いで、信号S1が上昇ピークに達した時点で、信号S
2.S3が反転し、信号S3の80V出力でクランプ用
ユニット14の変位拡大機構2oがクランプ状態となる
一方、クランプ用ユニッl−13の変位拡大機構19は
クランプ状態からフリー状態に変化する。この期間は、
信号s1 の電斤は1・゛降期間にあり変位拡大機構1
8は縮む動作をし、F降ピーク点に達すると、クランプ
信qs2.s3が再び反転し、上記の動作を繰返す。こ
のような動作の繰返しにより、左側から右側方向への直
線移動動作が行われる。
信号S2.S、の反転タイミングを逆にすれば、右側か
ら左側へ移動させることができる。
このような信号81〜s3は、第4図に示すような信号
発生回路により生成できる。まず、信号S1 はパルス
信号に同期するように、このパルス信号入力を位相調整
回路4oて補止した後、正弦波(又は三角波)変換回路
41にJ:り正弦波(又は五角波)を発生させ、これを
増幅ドライブ回路42を通してs o Vp−pのイ氏
出カインピーダンス信号として移動用の圧電部材15に
出力することになる。また、クランプ用44号S2.S
3もパルス信号に同期させて反転させるため、このパル
ス指温人力を処理して生成するが、S2.S、とて反転
特性とさせるためのゲート回路43が設けられ、かつ、
移動方向に応じてその動作を反転させるために切換え信
% I−(/ T、を入力させる移動方向切換え端子4
4がゲート回路43に接続されている。
そして、ゲート回路43で2分された出力が、方では3
個のパワーMO3FE”I’からなるドライブ回路45
により80Vの低出力インピーダンス信号−信¥yS2
としてクランプ用ユニット13の圧電部月16に出力さ
れる。他方では、同じく3個のパワーM (、) S 
 F” E Tからなるドライブ回路46により80V
の低出力インピーダンス信シ」信号S3としてクランプ
用ユニット14の圧電部材]7に出力される。なお、端
子44がHレベルの時に左−右方向の移動となり、■、
レベルの時に右−左方向の移動となる。
なお、移動用の圧電部月15に印加する電圧を低下させ
ることにより、lステップ当りの移動量の値を極く微小
まで可変でき、高分解能化しtl)ることは、従来から
の圧電式のものと同様である。
ここに、各ユニット12,13.14の変位拡大機構1
.8,19.20における変位の応答性は、固有振動数
で決まる。ここに、変位部の質量をM、剛性をKとする
と、固有振動数□八は、基本的には、ω。−JK/Mで
示される。ここに、剛性には材料の縦弾性係数E、円弧
状切欠きの半径、変位支点の厚さ、及び板状部材21の
厚さにより決まる。
従って、各変位拡大機構18. .1.9. 20を一
体化してなる板状部材21の厚さ方向の各部の固有振動
数(片持ち梁のベンゾインク方向の振動、又は両側固定
の場合のベンディング方向の振動等)よりも、変位辺2
3.2/l、29,30,34゜35の固有振動数(自
己共振周波数)が最も低くなるように設定することによ
り、安定した拡大変位が得られる。ここに、本実施例で
は、各変位拡大機構]、8,1.9.20を板状部材2
]を共通として一体化してなるため、縦弾性係数Eは全
てに共通なため、各変位辺23,24,29,30゜3
4.35の固有振動数を最も低い値に設定するには、各
円弧状切欠きの半径及び各変位支点部分の厚みによって
決定することになる。
例えば、第1図に示す各変位拡大機構18,19.20
において、全体板厚(板状部材21の板厚)を2.5〜
3 mmとした時、各円弧状切欠きの半径を1〜2nI
Ill、これらの円弧状切欠きにより挾まれた各変位支
点部分の厚さを1.5〜21IIIn程度に設定するこ
とにより、各変位辺23,24,29.30,34.3
5には数k Hzの固有振動数が得られる。よって、各
圧電部月1.5,16.17をこの固有振動数以下の加
振信号で動作させた際には安定した変位拡大がなされる
。上側のようなディメンションにおける各変位部23.
2/I。
29.30,34.35の先端部の周波数特性を第3図
に示す。これは、圧電部4’J’l 5. 16.  
J7に対する印加電圧を20〜30 V p−pとした
場合の例を示す。また、自己共振周波数は9 k 11
 zであり、非共振の場合の5倍程度の変位拡大量とな
る。
従って、第3図、第4図において、パルス信号の周波数
を9kHz (=]周期が] 11 μ5ec)に設定
することにより(即ち、移動用ユニット12の圧電部材
15に対する駆動周波数をその変位拡大機構18におけ
る変位部34.35の変位方向の自己共振周波数に−・
致又はほぼ・致させる)、移動用信号S、が20〜30
 vp−1)なる低電圧であっても、811m程度の移
動用変位を変位部34゜35に得ることができ、高効率
となる。
また、第1図において、移動用の圧電部材】5の長さに
対しクランプ用の圧電部材16.17の長さを1/2と
し、かつ、移動用の変位拡大機構18の長さ(移動方向
)に対しクランプ用の変位拡大機構19.20の長さ(
移動方向)も1/2とすることで、移動用の変位部の質
量を小さくし、移動変位の固有振動数の低下を防ぐ構成
としてもよい。また、板状部材21の剛性を低下させな
い範囲で、第1図に示すように、肉抜き用の孔32を適
宜形成して質量を小さくしてもよい。
また、クランプ用ユニット13.14において、その変
位拡大機構19.20の変位部23.24の剛性を、移
動用ユニット12における変位拡大機構18の変位部3
4.35の剛性よりも小さくすれば(例えば、変位部2
3.24に対する円弧状切欠き25の半径を大きくし、
又は変位支点26の厚さを簿くする)、クランプ用の変
位部質量に比べ、移動用の変位部質量が大きいことによ
る共振ずれを調整できる。例えば、円弧状切欠き25.
30.36とも半径を1即とするが、変位支点について
は、クランプ用の変位支点26を1nlInとし、移動
用の変位支点37を1.2mmとする。
これにより、移動用の変位部34.35の変位方向の自
己共振周波数とクランプ用の変位部23゜24の変位方
向の自己共振周波数とを一致又はほぼ一致するように設
定することができ、移動用側と同様、クランプ側の圧電
部$416.17をも低電圧駆動にて大きな拡大変位を
得、確実なりランプ動作を行わせ得る。
発明の効果 本発明は、」二連したように、請求項1記載の発明では
、電圧印加によりクランプ方向に変位する圧電部材とこ
の圧電部材の変位を拡大する変位拡大機構とを含むクラ
ンプ用ユニットと、電圧印加により移動方向に変位する
圧電部材とこの圧電部材の変位を拡大する変位拡大機構
とを含む移動用ユニットとを設け、前記各変位拡大機構
における変位部の変位方向の自己共振周波数を他辺の自
己共振周波数に比べ最も低くしたので、変位部の固有振
動数として数k Hzが得られ、それ以下の加振信号を
圧電部材に印加することにより、安定した拡大変位が得
られることになり、クランプ機構について精精密度が要
求されることなく確実なりランプ状態を確保でき、かつ
、高速移動が可能となり、よって、リニアモータとして
高速移動、高速応答化を達成でき、また、請求項2記載
の発明では、移動用ユニットの圧電部材に対する駆動周
波数をこの移動用ユニットの変位拡大機構における変位
部の変位方向の自己共振周波数に一致又はほぼ一致させ
たので、移動用ユニットの圧電部材に対する印加電圧が
低電圧であっても大きな高速移動用の変位を確保して高
速移動させることが可能であり、−層の高効率化を図る
ことができ、さらに、請求項3記載の発明では、移動用
ユニットの変位拡大機構における変位部の変位方向の自
己共振周波数とクランプ用ユニットの変位拡大機構にお
ける変位辺の変位方向の自己共振周波数とを−・致又は
ほぼ一致させたので、クランプ用ユニットの圧電部材に
対する印加電圧が低電圧てあ−)でも大きな高クランプ
用の変位を確保できる3゜
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図はユニット単体状態の正面図、第2図(a)は全
体の正面図、(b)はその側面図、第3図はタイミング
波形図、第4図は信号発生回路の回路図、第5図は変位
辺の周波数特性図、第6図は従来例を示す縦断正面図で
ある1゜12・・・移動用ユニット、13.14・・ク
ランプ用ユニット、15,16.17・・圧電部材、1
8゜19.20・・・変位拡大機構、23,24,28
゜29.34.35・・変位辺、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1.  1.電圧印加によりクランプ方向に変位する圧電部材
    とこの圧電部材の変位を拡大する変位拡大機構とを含む
    クランプ用ユニツトと、電圧印加により移動方向に変位
    する圧電部材とこの圧電部材の変位を拡大する変位拡大
    機構とを含む移動用ユニツトとを設け、前記各変位拡大
    機構における変位辺の変位方向の自己共振周波数を他辺
    の自己共振周波数に比べ最も低くしたことを特徴とする
    圧電式駆動装置。
  2.  2.電圧印加によりクランプ方向に変位する圧電部材
    とこの圧電部材の変位を拡大する変位拡大機構とを含む
    クランプ用ユニツトと、電圧印加により移動方向に変位
    する圧電部材とこの圧電部材の変位を拡大する変位拡大
    機構とを含む移動用ユニツトとを設け、前記移動用ユニ
    ツトの圧電部材に対する駆動周波数をこの移動用ユニツ
    トの変位拡大機構における変位辺の変位方向の自己共振
    周波数に一致又はほぼ一致させたことを特徴とする圧電
    式駆動装置。
  3.  3.電圧印加によりクランプ方向に変位する圧電部材
    とこの圧電部材の変位を拡大する変位拡大機構とを含む
    クランプ用ユニツトと、電圧印加により移動方向に変位
    する圧電部材とこの圧電部材の変位を拡大する変位拡大
    機構とを含む移動用ユニツトとを設け、前記移動用ユニ
    ツトの変位拡大機構における変位辺の変位方向の自己共
    振周波数と前記クランプ用ユニツトの変位拡大機構にお
    ける変位辺の変位方向の自己共振周波数とを一致又はほ
    ぼ一致させたことを特徴とする圧電式駆動装置。
JP63206187A 1988-08-19 1988-08-19 圧電式駆動装置 Pending JPH0255583A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008008356A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Noiberuku Kk 圧電駆動装置、バルブおよびブレーキ装置
CN107131404A (zh) * 2017-04-24 2017-09-05 天津大学 单驱双摆式纯转动微定位平台

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JP2008008356A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Noiberuku Kk 圧電駆動装置、バルブおよびブレーキ装置
CN107131404A (zh) * 2017-04-24 2017-09-05 天津大学 单驱双摆式纯转动微定位平台

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