JPH0254854A - 荷電粒子線装置 - Google Patents

荷電粒子線装置

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JPH0254854A
JPH0254854A JP63206052A JP20605288A JPH0254854A JP H0254854 A JPH0254854 A JP H0254854A JP 63206052 A JP63206052 A JP 63206052A JP 20605288 A JP20605288 A JP 20605288A JP H0254854 A JPH0254854 A JP H0254854A
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JP
Japan
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charged particle
particle beam
insulating bars
voltage side
insulating rod
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Shoji Kato
正二 加藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は電子顕微鏡等の荷電粒子線装置に関し、特に、
荷電粒子線源の機械的軸合わせ機構を備えた荷電粒子線
装置に関する。
[従来の技術] 従来、荷電粒子線装置として、第2図に示すような構成
の電子顕微鏡が知られている。第2図において、1は多
段加速管、2は加速電極、3は高圧碍子、4はベース、
5は電子銃、6はフィラメント、7はウェネルト、8上
部支持盤、9はアーム、10はベローズ、11は電子銃
保持部、12は絶縁棒、13はモータ、14は軸合わせ
機構、15は分割抵抗、16は偏向コイル、17は集束
レンズである。
加速電極2と高圧碍子3が交互に積み重ねられた多段加
速管1は接地電位にあるベース4とウェネルト電位(−
HT)にある上部支持盤8に挾持されるように設けられ
ている。そして、該上部支持I!i8にはベローズ10
を介して電子銃保持部11が設けられ、該保持部11上
に電子銃5が固定されている。
このような構成の装置において、電子銃5から放出され
た電子線を加速管1内を通して集束レンズ17に入射さ
せるために、電子銃5の機械的軸合わせ及び偏向コイル
16による電気的軸合わせが行われる。
ところで、加速電圧が100OKVにも及ぶ超高圧電子
顕微鏡では前記加速管の長さが2メートルにもなり、電
子銃の機械的な軸合わせが正確に行われなければ、電子
銃から放出された電子線は加速管壁に衝突するなどして
前記偏向コイルにも十分入射させることができない。そ
のため、電子銃5の機械的な軸合わせ調整は特に重要な
ものとなっている。ここで、電子銃5の機械的な軸合わ
せはベース4と上部支持盤8の間に渡した絶縁棒12a
、12bをモータ13a、13bにより駆動して、軸合
わせ機構例えば、歯車等の組み合わせにより絶縁棒の回
転をアーム9の平行移動や上下移動に変換する機構14
X、14Yを動作させ、アーム9により電子銃5を平行
移動させたり、傾斜させたりして軸合わせを行うように
している。
[発明が解決しようとする課題] 上述したような構成の装置において、絶縁棒12a及び
12bはベース4と上部支持盤8の間に設けられている
ため、該絶縁棒の両端には接地電位とウェネルト電位が
与えられている。このように高電圧を絶縁棒の両端で支
持した場合、周辺の電位分布が不安定となり、該絶縁棒
に沿って放電(沿面放電)が発生し、装置内の部品が損
傷したり汚染されたりすることが問題となっている。ま
た、このような放電により、傷んだ部品を清掃。
交換したりする作業が頻繁に発生することにより電子顕
微鏡像観察に支障を来たすことが問題となっている。
本発明は、上記問題点を考慮し、電子銃の機械的な軸合
わせ機構を備えた電子顕微鏡に用いて好適な荷電粒子線
装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、荷電粒子線を加速するための電極が積み重ね
られた多段加速管と、該加速管上部に配置された荷電粒
子線源と、前記多段加速管の周囲に設けられ高電圧を発
生または検出するための構成部品が積み重ねられた積層
体を備えた荷電粒子線装置において、前記積層体の軸に
沿って該積層体を貫通する長穴を設け、該長穴に絶縁棒
を通し、該絶縁棒の高圧側端部を荷電粒子線源の軸合わ
せ機構に係合させ、該絶縁棒の低圧側端部を前記軸合わ
せを行うために低圧側に配置された駆動機構に係合させ
たことを特徴とする。
[作用コ 本発明は、高電圧を発生させるための構成部品が積み重
ねられた積層体の軸に沿って該積層体を貫通する長穴を
設け、該長穴に絶縁棒を通し、該絶縁棒の高圧側端部を
荷電粒子線源の軸合わせ機構に係合させ、該絶縁棒の低
圧側端部を前記軸合わせを行うために低圧側に配置され
た駆動機構に係合させて、該駆動機構により荷電粒子線
源の軸合わせを行なう。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に括づいて説明する。第1
図は本発明の一実施例を説明するための装置構成図であ
る。第1図において第2図と同一の構成要素には同一番
号を付すと共に説明を省略する。
第1図において21は高電圧検出用分圧カラム、22は
高電圧安定度モニター用分圧カラム、23は分割抵抗、
24はコンデンサ、25はコロナシールド、26は絶縁
管、27は貫通長穴である。
高電圧検出用分圧カラム21及び高電圧安定度モニター
用分圧カラム22は、それぞれ、分割抵抗23とコンデ
ンサ24を並列接続した回路をコロナシールド25を介
して複数個積層して直列接続したカラムである。該カラ
ム21及び22にはコロナシールド25の中心に設けら
れた穴と、積層されたコロナシールドの該穴間を接続す
る絶縁管26により、貫通長穴27が形成されている。
該貫通長穴27に絶縁棒12a、12bを通し、該絶縁
棒の上部支持盤8側端部(高圧側端部)を電子銃5の軸
合わせ機構14X、14Yに係合させ、該絶縁棒のベー
ス4側(低圧側端部)を軸合わせを行うために配置され
たモータ13a、13bに係合させる。そして、該モー
タにより軸合わせ機構例えば、歯車等の組み合わせによ
り絶縁棒の回転をアーム9の平行移動や上下移動変換す
る機構を駆動して、電子銃5の軸合わせを行なう。
このように、分圧カラム内に絶縁棒を通すことにより、
絶縁棒の周囲の電位分布が安定するため、該絶縁棒に沿
う放電は発生し難くなる。
尚、上述した実施例は本発明の一実施例に過ぎず、本発
明は変形して実施することができる。
例えば、上述した実施例においては高電圧検出用分圧カ
ラム21及び高電圧安定度モニター用分圧カラム22に
貫通長穴27を設け、該長穴に絶縁棒を通して電子銃の
軸合わせ機構に係合させるようにしたが、その他に直流
高電圧を発生させるための構成部品を積層した積層体、
例えばコンデンサとダイオードの組合わせによるコツク
クロフトウオルトン回路の昇圧カラムにも貫通長穴27
を設けて絶縁棒を通し、該絶縁棒の高圧側端部を電子銃
の軸合わせ機構に係合させるようにしても良い。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明にょれば、高電
圧を発生または検出するための構成部品が積み重ねられ
た積層体の軸に沿って該積層体を貫通する長穴を設け、
該長穴に絶縁棒を通し、該該絶縁棒の高圧側端部を荷電
粒子線源の軸合わせ機構に係合させ、該絶縁棒の低圧側
端部を前記軸合わせを行うために低圧側に配置された駆
動機構に係合させたことにより、絶縁棒の周囲の電位分
布を安定させることができる。従って、該絶縁棒に沿う
放電は発生し難くなる。また、放電が低減されることに
より、装置内の部品が損傷したり汚染されたりずことも
なくなるので、電子顕微鏡像観察を円滑に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための装置構成図
、第2図は従来例を説明するための図である。 1:多段加速管    4:ベース 5:電子銃      6:フイラメント7:ウェネル
ト    8:上部支持盤9:アーム     10:
ベローズ 11:電子銃保持部  12:絶縁棒 13:モータ     14:軸合わせ機構15:分割
抵抗    16:偏向コイル17:集束レンズ 21:高電圧検出用分圧カラム 22:高電圧安定度モニター用分圧カラム23:分割抵
抗    24:コンデンサ25:コロナシールド 2
6:絶縁管 27:jI通長穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 荷電粒子線を加速するための電極が積み重ねられた多段
    加速管と、該加速管上部に配置された荷電粒子線源と、
    前記多段加速管の周囲に設けられ高電圧を発生または検
    出するための構成部品が積み重ねられた積層体を備えた
    荷電粒子線装置において、前記積層体の軸に沿って該積
    層体を貫通する長穴を設け、該長穴に絶縁棒を通し、該
    絶縁棒の高圧側端部を荷電粒子線源の軸合わせ機構に係
    合させ、該絶縁棒の低圧側端部を前記軸合わせを行うた
    めに低圧側に配置された駆動機構に係合させたことを特
    徴とする荷電粒子線装置。
JP63206052A 1988-08-19 1988-08-19 荷電粒子線装置 Expired - Fee Related JPH0658794B2 (ja)

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JPH0254854A true JPH0254854A (ja) 1990-02-23
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006126054A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Jeol Ltd カソードルミネッセンス分析方法及び装置
JP2012164834A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Canon Inc 描画装置、および、物品の製造方法

Cited By (2)

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JP2006126054A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Jeol Ltd カソードルミネッセンス分析方法及び装置
JP2012164834A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Canon Inc 描画装置、および、物品の製造方法

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