JPH0254844A - 平板型画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はカラーテレビジジン受像機、計算機の端末デイ
スプレィ等に用いられる平板型画像表示装置に関するも
のである。

従来の技術 近年、平板型画像表示装置が盛んに開発されており、液
晶デイスプレィ（ＬＣＤ）、　　エレクトロルミネッセ
ンスデイスプレィ（ＥＬ）、発光ダイオードデイスプレ
ィ（ＬＥＤ）等が市場に登場しているが、輝度、解像度
、フルカラー化の点で、カラーブラウン管に劣っている
。これらの問題点を解消したのが平板型テレビで、画質
、フルカラー化の点で充分ブラウン管に匹敵するところ
まで開発が進んでいる。

以下図面を参照しながら従来の平板型画像表示装置の一
例について説明する。

第３図は、従来の平板型表示装置を水平に切断した１ユ
ニット画面の断面を示している。１０５は背面の外囲器
の一部であって、その内側には背面電極１０６が真空蒸
着法によって形成されている。１０７は線状熱陰極で各
行のｎ個のユニット画面に共通して水平に設置されてい
る。１００は電子ビームで、　（イ）は水平偏向されて
いないもの、　（ロ）は水平偏向されているものを示し
ている。１０８は電子ビーム制御電極であって、電子ビ
ーム１００が通過する細孔を設けた短冊状の電極が３本
並列に配置されており、電子ビーム１００のＲｌＧ、　
　Ｂの電流量を制御するように構成されている。１０９
及び１１０は電子ビーム１００を取り出し、集束するた
めの電極である。１１１はコンバーゼンス電極であって
、３本の電子ビーム１００に対応して３対の偏向電極か
ら構成されており、シャドーマスク１１６面上で３本の
ビームＲ，Ｇ、　　Ｂが一点に集中するように偏向電圧
が印加されるように構成されている。１１２は垂直偏向
電極である。１１４は電子ビーム１００を水平方向に偏
向するための水平偏向電極である。水平偏向電極１１４
はガラス板などの絶縁基板１１３の表面に真空蒸着法ま
たはスクリーン印刷法等によって設けられている。１１
５は加速電極であり、１１６はシャドーマスクである。

線状熱陰極１０７から引き出された電子ビーム１００は
Ｒ％　Ｇ、８３本に分かれ、電子ビーム制御電極１０８
によって電流量を制御され、電子ビーム取り出し電極１
０９．１１０によって集束作用を受け、コンバーゼンス
電極１１１で偏向された後、水平垂直に偏向される。そ
してシャドーマスクを通過したＲ、　　Ｇ、　　Ｂの電
子ビーム１００は蛍光体面１１８に到達し、それぞれ赤
、緑、青の蛍光体を励起し発光させる。

発明が解決しようとする課題 この様な従来構成では、赤、緑、青の蛍光体を励起し発
光させる３本の電子ビームＲ，Ｇ、　　Ｂが共通の陰極
からでているため、各々を個別にコントロールするため
には、１ユニツトあたり最低３本の電子ビーム制御電極
が必要であり、さらに非常に高い電極精度が必要である
。また線状熱陰極が水平に設置されているため電子ビー
ムスポットの水平方向の広がりが大きく、シャドーマス
クの複数の孔に同時にビームが当たってしまうことがあ
るので高い水平解像度やコントラストを得ることが困難
であった。

本発明は上記問題点を解消させ、比較的簡単な構造で高
水平解像度、高コントラストの平板型画像表示装置を提
供するものである。

課題を解決するための手段 本発明の平板型画像表示装置は、各ユニット画面に対応
して赤、緑、青の蛍光体を励起する三つの電子銃ををし
、各ユニット画面に対応するシャドーマスクを有し、電
子銃を構成している線状電子源は各ユニットごとに分離
され、かつ励起する蛍光体の色ごとに分離されており、
また線状電子源が、三つの電子銃の配列方向に対し垂直
方向に設置されていることを特徴とするものである。

作　　　用 上記構成によれば、電子ビーム制御電極が要らな（なり
、要求される電極精度が緩和される。また各電子ビーム
スポットの水平方向のスポット径が小さくなり、シャド
ーマスクの複数の孔に同時にビームが当たってしまうこ
とを無くすことが出来る。

実施例 以下本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。第
１図は本発明の実施例における平板型画像表示装置の要
部構成を示すものである。５は背面の外囲器の一部であ
って、その内側には背面電極１が真空蒸着法によって形
成されている。１０は電子ビームで、　（イ）は水平偏
向されていないもの、　（ロ）は水平偏向されているも
のを示している。線状熱陰極２はＲ，ＧｌＢの各電子ビ
ーム１０に対応して３本、垂直方向に設置されている。

３及び４は電子ビーム１０を取り出し、集束するための
電極である。６はコンバーゼンス電極であって、３本の
電子ビーム１０に対応して３対の偏向電極から構成され
ており、シャドーマスク７面上で３本のビームＲ１Ｇ、
　　Ｂが一点に集中するように偏向電圧が印加されるよ
うに構成されている。

８は電子ビーム１０を水平方向に偏向するための水平偏
向電極である。水平偏向電極８は複数段に分割されてい
る。ここで水平偏向電極８はガラス、セラミックなどの
絶縁板の両側表面上に導電体を蒸着、メツキ、ＣＶＤな
どにより形成されており、互いに分離されている。また
は、各水平偏向電極は金属板で形成されることもある。

水平偏向電極８は加速電極を兼ねている。

以降第２図を用いて本発明の詳細な動作について説明す
る。第２図は、本発明の平板型表示装置を水平に切断し
た１ユニット画面の断面を示している。本平板型画像表
示装置は、熱電子放射を利用したものであり、背面電極
工により、線状熱陰極２の電子放出を画面の上から下へ
順次コントロールすることによって垂直走査を行う。そ
のため本構成では、垂直偏向電極は省略されているが、
インターレースのために必要となる場合もある。

赤、緑、青の各色に対応する３本の線状熱陰極２から放
出された電子ビーム１０のＲ１Ｇ１　Ｂは電子ビーム取
り出し電極３．４によって引き出される。３本の各電子
ビーム１ｏの駆動は、線状熱陰極２が垂直に設置されて
おり、かつ励起する蛍光体の色ごとに分離されているた
めに、カソード自体の電位で行えるために、電子ビーム
制御電極が必要ない。その後電子ビーム１０は、集束、
垂直偏向等の作用を受け、コンバーゼンス電極６で偏向
された後、水平偏向電極８により水平方向に偏向されシ
ャドーマスク６に到達する。ここで線状熱陰極２が垂直
に設置されており、かつ励起する蛍光体の色ごとに分離
されているために、各電子ビーム１０の水平方向のスポ
ット径は、シャドーマスク６上で例えば１００μｍ前後
に絞り込むことが出来るので、１本の電子ビーム１０が
同時に２つ以上のシャドーマスクの孔に当たることが無
い。そしてシャドーマスクを通過したＲｌＧｌＢの電子
ビーム１０はストライプ状に赤、緑、青に塗布された蛍
光体を設けた蛍光体面９に衝突し所望の色を発光させる
。

また、実際は真空外囲器によって各々の電極を内蔵した
構造がとられるが、第１図では省略している。さらに第
１図、第２図において、各電極の支持部材や、スペーサ
の類は省略している。

発明の効果 本発明によれば、各ユニット画面に対応して赤、緑、青
の蛍光体を励起する三つの電子銃を有し、各ユニット画
面に対応するシャドーマスクを有し、電子銃を構成して
いる線状電子源は各ユニー／　トごとに分離され、かつ
励起する蛍光体の色ごとに分離されており、また線状電
子源が、三つの電子銃の配列方向に対し垂直方向に設置
されていることにより、比較的簡単な構造で高水平解像
度、高コントラストの平板型画像表示装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における平板型画像表示装置
の要部構成を示す斜視図、第２図は同装置における電極
構成を示す断面図、第３図は従来の平板型画像表示装置
の一例の電極構成を示す断面図である。 １．１Ｏｆ３・・・・・・背面電極、２．１０７・旧・
・線状熱陰極、３．４，１０９．　１１０・・・・・・
電子ビーム取り出し電極、６，１１１・・・・・・コン
バーゼンス電極、７．１１８・・・・・・シャドーマス
ク、８．１１４・・・・・・水平偏向電極、９，１１８
・・・・・・蛍光体面、１０．１００・・・・・・電子
ビーム、１０８・旧・・電子ビーム制御電極、１１２・
旧・・垂直偏向電極。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名第 図 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）線状電子源と、その電子源からビームを取り出し
   制御する電子ビーム制御手段群と、電子ビームの射突に
   より発光する発光手段とを備えた平板型画像表示装置に
   おいて、赤、緑、青の蛍光体を配列した表示面を有し、
   前記表示面はｎ列のユニット画面で構成され、前記各ユ
   ニット画面に対応して赤、緑、青の蛍光体を励起する三
   つの電子銃を有し、前記各ユニット画面に対応するシャ
   ドーマスクを有し、前記電子銃を構成している前記線状
   電子源は前記各ユニットごとに分離され、かつ励起する
   蛍光体の色ごとに分離されていることを特徴とする平板
   型画像表示装置。
2. （２）線状電子源が、三つの電子銃の配列方向に対し垂
   直方向に設置されていることを特徴とする、特許請求の
   範囲第１項記載の平板型画像表示装置。