JPH02544Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH02544Y2 JPH02544Y2 JP14135082U JP14135082U JPH02544Y2 JP H02544 Y2 JPH02544 Y2 JP H02544Y2 JP 14135082 U JP14135082 U JP 14135082U JP 14135082 U JP14135082 U JP 14135082U JP H02544 Y2 JPH02544 Y2 JP H02544Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- pipe
- insertion tube
- tongue
- insertion tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 36
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 36
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000011295 pitch Substances 0.000 claims description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009428 plumbing Methods 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、壁面等に開設されたパイプ挿通孔の
内周壁面の破損を防止し、パイプ挿通に適した挿
通孔を形成するために、該パイプ挿通孔へ挿入さ
れるパイプ内接用挿入具に関する。
内周壁面の破損を防止し、パイプ挿通に適した挿
通孔を形成するために、該パイプ挿通孔へ挿入さ
れるパイプ内接用挿入具に関する。
従来のパイプ内接用挿入具は、引き抜き管を定
尺に切断した挿入管からなるため、壁面に開設さ
れたパイプ挿通孔とパイプ内接用挿入具との嵌合
が極度の隙間ばめとなり、配管パイプの挿入に伴
いパイプ内接用挿入具が壁面等から極めて簡単に
抜け落ち、その結果、配管工事の作業能率を低下
させる原因となつていた。
尺に切断した挿入管からなるため、壁面に開設さ
れたパイプ挿通孔とパイプ内接用挿入具との嵌合
が極度の隙間ばめとなり、配管パイプの挿入に伴
いパイプ内接用挿入具が壁面等から極めて簡単に
抜け落ち、その結果、配管工事の作業能率を低下
させる原因となつていた。
本考案は、上記欠点を解決するために、抜け止
め機能を有するパイプ内接用挿入具の提供を目的
とする。
め機能を有するパイプ内接用挿入具の提供を目的
とする。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。第１図にその半截断面図を示す如く、パ
イプ内接用挿入具１（以下、本案具という）は合
成樹脂等からなり、挿入管２の外周面２ａ上に、
抜け止め突片列３の複数列が挿入管２の外周を周
方向に沿つて適当な分割幅で分割（図示実施例に
おいては２分割）する如く突設されている。該抜
け止め突片列３は、後端２ｂ側へ上り傾斜した舌
状突片４の多数枚を挿入管２の長手方向に沿つて
一列状態に突設することにより形成されている。
該舌状突片４，４…は、管壁の一部を切り起して
形成される。該抜け止め突片列３の具体的寸法と
しては、第１図及び第２図に示す如く、舌状突片
４の幅Ｗを５mm前後、舌状突片４の厚みＴを１mm
前後、舌状突片４の高さＨを５mm前後、舌状突片
４の長さＬを７mm前後及び舌状突片４，４間のピ
ツチＰを20乃至30mm前後とするのがよいが、しか
し、何等これに限定されることはない。
明する。第１図にその半截断面図を示す如く、パ
イプ内接用挿入具１（以下、本案具という）は合
成樹脂等からなり、挿入管２の外周面２ａ上に、
抜け止め突片列３の複数列が挿入管２の外周を周
方向に沿つて適当な分割幅で分割（図示実施例に
おいては２分割）する如く突設されている。該抜
け止め突片列３は、後端２ｂ側へ上り傾斜した舌
状突片４の多数枚を挿入管２の長手方向に沿つて
一列状態に突設することにより形成されている。
該舌状突片４，４…は、管壁の一部を切り起して
形成される。該抜け止め突片列３の具体的寸法と
しては、第１図及び第２図に示す如く、舌状突片
４の幅Ｗを５mm前後、舌状突片４の厚みＴを１mm
前後、舌状突片４の高さＨを５mm前後、舌状突片
４の長さＬを７mm前後及び舌状突片４，４間のピ
ツチＰを20乃至30mm前後とするのがよいが、しか
し、何等これに限定されることはない。
前記挿入管２の外周面２ａには、管肉を薄くす
るための凹溝５が、管周方向に沿つて、全周又は
舌状突片４の付根部近傍を除いて形成されてい
る。該凹溝５は挿入管２の切断を容易にするため
に形成されるものであつて、複数本が管長手方向
に沿つて適宜ピツチ（例えば、10mm）に配設され
る。前記挿入管２の後端2bには外曲りフランジ
６が形成されているが、該外曲りフランジ６は必
ず必要とするものではなく、後端2bを先端２ｃ
の如く切放し状態としてもよい。
るための凹溝５が、管周方向に沿つて、全周又は
舌状突片４の付根部近傍を除いて形成されてい
る。該凹溝５は挿入管２の切断を容易にするため
に形成されるものであつて、複数本が管長手方向
に沿つて適宜ピツチ（例えば、10mm）に配設され
る。前記挿入管２の後端2bには外曲りフランジ
６が形成されているが、該外曲りフランジ６は必
ず必要とするものではなく、後端2bを先端２ｃ
の如く切放し状態としてもよい。
次に、本案具１の施工方法及び作用効果を説明
する。先ず、第３図に示す如く施工壁面７に本案
具１の抜け止め突片列３の先端半径より若干小半
径に開設されたパイプ挿通孔８へ本案具１を先端
２ｃから圧挿入し、パイプ挿通孔８の内周面を本
案具１で覆う。次に、挿入管２内へ配管用パイプ
９を挿入管２の先端２ｃから後端２ｂへ進む方向
（矢符Ａ方向）へ挿入する。このとき、配管用パ
イプ９と挿入管２との摩擦抵抗により挿入管２を
引き抜き方向（矢符Ａ方向）へ押圧しても、施工
壁７のパイプ挿通孔８の内周面８ｂを押圧してい
る抜け止め突片列３，３を介して施工壁７から反
作用力を受けるので本案具１の矢符Ａ方向への移
動は阻止される。更に、抜け止め突片列３を構成
する舌状突片４，４…が引き抜き方向（矢符Ａ方
向）へ傾斜しているので大きな反作用力を施工壁
７から受けることが可能となり本案具１の抜け方
向への移動量は最少限に抑制される。
する。先ず、第３図に示す如く施工壁面７に本案
具１の抜け止め突片列３の先端半径より若干小半
径に開設されたパイプ挿通孔８へ本案具１を先端
２ｃから圧挿入し、パイプ挿通孔８の内周面を本
案具１で覆う。次に、挿入管２内へ配管用パイプ
９を挿入管２の先端２ｃから後端２ｂへ進む方向
（矢符Ａ方向）へ挿入する。このとき、配管用パ
イプ９と挿入管２との摩擦抵抗により挿入管２を
引き抜き方向（矢符Ａ方向）へ押圧しても、施工
壁７のパイプ挿通孔８の内周面８ｂを押圧してい
る抜け止め突片列３，３を介して施工壁７から反
作用力を受けるので本案具１の矢符Ａ方向への移
動は阻止される。更に、抜け止め突片列３を構成
する舌状突片４，４…が引き抜き方向（矢符Ａ方
向）へ傾斜しているので大きな反作用力を施工壁
７から受けることが可能となり本案具１の抜け方
向への移動量は最少限に抑制される。
以上詳述の如く、本考案に係るパイプ内接用挿
入具は、抜け止め突片列の抜け止め作用により、
施工壁に開設されたパイプ挿入孔から抜け落ちる
ことなく配管することが可能となるので配管工事
の作業能率を向上させる実用的効果を有すると共
に、舌状突片を切り起し形成してあるため、舌状
突片の先端の上下移動量を大きくすることができ
るので、施工壁面に開設するパイプ挿通孔の開口
寸法公差を大きくすることが可能となり、該パイ
プ挿通孔の孔開け作業能率を向上させる実用的効
果をも有する。
入具は、抜け止め突片列の抜け止め作用により、
施工壁に開設されたパイプ挿入孔から抜け落ちる
ことなく配管することが可能となるので配管工事
の作業能率を向上させる実用的効果を有すると共
に、舌状突片を切り起し形成してあるため、舌状
突片の先端の上下移動量を大きくすることができ
るので、施工壁面に開設するパイプ挿通孔の開口
寸法公差を大きくすることが可能となり、該パイ
プ挿通孔の孔開け作業能率を向上させる実用的効
果をも有する。
図面はいずれも本考案に係るパイプ内接用挿入
具の実施例を示し、第１図は半截断面図、第２図
は同上の−線切断面図、第３図は施工状態の
要部を示す断面図である。 ２……挿入管、３……抜け止め突片列、４……
舌状突片。
具の実施例を示し、第１図は半截断面図、第２図
は同上の−線切断面図、第３図は施工状態の
要部を示す断面図である。 ２……挿入管、３……抜け止め突片列、４……
舌状突片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 挿入管の外周面上に、一方の管端側へ上り傾
斜するように管壁の一部を切り起して形成した
舌状突片の多数枚を挿入管長手方向に沿つて一
列状態に突設した抜け止め突片列の多数列が、
挿入管の外周を適当な分割幅で分割する如く配
設されていることを特徴とするパイプ内接用挿
入具。 ２ 前記挿入管の一方の管端には外曲りフランジ
が形成されていることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第１項記載のパイプ内接用挿入
具。 ３ 前記挿入管の外周面上には管周方向に形成さ
れた凹溝の複数本が管長手方向に沿つて適宜ピ
ツチに配設されていることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第１項又は第２項記載のパイ
プ内接用挿入具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14135082U JPS5945383U (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | パイプ内接用挿入具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14135082U JPS5945383U (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | パイプ内接用挿入具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5945383U JPS5945383U (ja) | 1984-03-26 |
| JPH02544Y2 true JPH02544Y2 (ja) | 1990-01-09 |
Family
ID=30316166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14135082U Granted JPS5945383U (ja) | 1982-09-18 | 1982-09-18 | パイプ内接用挿入具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5945383U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012026241A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-09 | Lonseal Corp | ストレーナーを備えるドレン構造およびストレーナー |
-
1982
- 1982-09-18 JP JP14135082U patent/JPS5945383U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012026241A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-09 | Lonseal Corp | ストレーナーを備えるドレン構造およびストレーナー |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5945383U (ja) | 1984-03-26 |
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