JPH0254260A - 写真要素用一時障壁層 - Google Patents

写真要素用一時障壁層

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JPH0254260A
JPH0254260A JP17130989A JP17130989A JPH0254260A JP H0254260 A JPH0254260 A JP H0254260A JP 17130989 A JP17130989 A JP 17130989A JP 17130989 A JP17130989 A JP 17130989A JP H0254260 A JPH0254260 A JP H0254260A
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JP
Japan
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layer
image
barrier layer
silver halide
dye
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JP17130989A
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English (en)
Inventor
Wayne A Bowman
ウェイン アーサー バウマン
Ronald L Verhow
ロナルド リー バーハウ
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は写真及び写真要素中の一反応体と他の反応体と
の接触を遅延させる一時障壁に関し、更に詳しくは、本
発明はタイミング層としてそのような障壁を有するカラ
ー拡散転写フィルムユニットに関する。
〔従来の技術] Neblett、Photo ra h  Its M
aterials and Pro−cesses  
1962年、Chapter 33に開示されているよ
うに、中間層は多色写真要素中で、露光後の種々のハロ
ゲン化銀乳剤の示差処理(differentialp
rocessing)を助けるために、及び要素の二層
が同時に処理を受ける場合に一層の他層に対する作用を
最小にするために用いられている。多色画像転写フィル
ムユニット中に改良された中間層を使用することはよく
知られており、たとえば、Beckerによる米国特許
第3,411,904号及び第3.418.117号に
開示されている。公知のフィルムユニットの多くにおい
て中間層は所定の時間、周囲の層の反応体を隔離する一
時障壁として作用する。
露光された画像記録を現像し且つ目に見える画像記録を
形成するために単一の処理溶液を用いる画像転写法が当
業界で公知である。多くの場合、要素は全自蔵フィルム
ユニットであるので水洗または安定化浴のような後処理
はこれらの画像転写法に用いられていない。
いくつかの場合においては、種々の障壁層、タイミング
層またはスペーサー層が画像転写フィルムユニットの種
々の層の成分間の作用を遅延させるだめにフィルムユニ
ット中に用いられている。
1952年1月29日に発行された米国特許第2,58
4,030号に開示されているように、ポリマー酸層が
処理組成物の中和に有効になる前の所定の時間、処理が
高いpHで継続できるように画像転写フィルムユニット
のポリマー酸層とハロゲン化銀乳剤層との間に障壁層が
用いられている。
1つの市販画像転写製品中に中和層と結合して用いられ
る障壁またはスペーサー層の使用はFriedman、
 )Iistor  of Co1or Photo 
ra h 、 1968年、538〜543ページに記
載されている。この型の製品において、アルカリ組成物
は障壁層を透過し、中和層中の酸によってアルカリは構
造全体から枯渇する。いくつかの場合には、障壁の分解
によって遮断メカニズムとして作用する物質が放出され
、それによってハロゲン化銀現像量及び各々の露出値に
応じて形成される色素の関連したi(relateda
moun t)が決定される。
[発明が解決しようとする課題] 画像転写フィルムユニットに用いられる写真現像プロセ
スの多くは温度依存性である。比較的低温においては現
像プロセスは比較的緩慢であり、比較的高温においては
比較的迅速である。現像速度のこのような温度依存性は
画像転写フィルムユニット中に形成された画像の質に悪
影響を及ぼす可能性がある。比較的低温においては、比
較的緩慢な現像プロセスが完了する前に障壁層の分解が
起こり得る(反応の停止に至る)。比較的暖かい温度で
は障壁層が分解する前に現像プロセスが必要以上に速く
進む。従って、現像反応速度の温度依存性を補うように
比較的高温ではよりアルカリ透過性となり且つ比較的低
温ではより非透過性になる障壁層を用いるのが望ましい
ポリマーのアルカリ透過性の温度依存性はその活性化エ
ネルギーによって測定でき、画像転写フィルムユニット
が使用されそうな温度条件範囲において現像過度も現像
不足も起きないようにその現像化学の温度依存性と一層
すべきである。活性化エネルギー(kca11モル)は
式:の曲線の直線部分の勾配から求められる。活性化エ
ネルギーの計算についての解説はKinetics a
ndMechanism 2d、 John Wile
y & 5ons、Ne1q York、1961年、
22〜25頁に見られる。
画像転写フィルム要素に含まれる多くの層は結合剤また
はヘヒクルとしてゼラチンを用いる。ごのような要素に
用いられる一時障壁層がゼラチンと適合性がある、すな
わち、それらが水溶液から塗布できるならば有利である
。 ミクロゲルポリマーはゼラチン及びゼラチン塗布系
と極めて適合性がある。米国特許第4,504,569
号は架橋N−アルキル置換アクリルアミドポリマーを含
んでなる冷却ゲル性(chill−gelable) 
 ミクロゲル一時障壁層を開示している。しかしながら
、これらのポリマーは多くの用途に不適当なものにする
負の活性化エネルギーを有する。
従って、画像転写フィルムユニットに用いられる写真現
像化学と適合性があり且つ水性ゼラチン系と適合性があ
るミクロゲルである正の活性化エネルギーを有する一時
障壁層として使用されるポリマーを入手するのが望まし
いであろう。
〔課題を解決するための手段] 本発明は式: %式% 〔式中、R1及びR2は各々独立して水素またはメチル
を表わし、Lは炭素数2〜8の二価アルキル結合基を表
わし、R3は炭素数1〜4のアルキルを表わし、Jは少
なくとも1個の他の共重合性炭素−炭素二重結合を有す
る有機架橋化合物の残基を表わし、Gは1個または複数
個の他の重合したエチレン系不飽和コモノマーを表わし
、Xは50〜89重量%を表わし、yは1〜40重量%
を表わし、Zは10〜25重量%を表わす〕 のランダム反復単位を含んでなる写真要素用一時障壁を
提供する。
〔発明の詳細な説明〕
式(I)によれば、Lは炭素数2〜8の二価アルキル結
合基を表わす。この結合基は直鎖(たとえば、エチル、
プロピル、ブチル、ペンチルなど)であってもよいし、
分岐(たとえば、イソブチル、イソプロピルなど)であ
ってもよい。R3は炭素数1〜4のアルキル(たとえば
、メチル、エチル、プロピル)である。R1及びR2は
各々独立して水素またはメチルである。
式(1)によれば、ポリマーは分子当り少なくとも2個
の付加重合性基を有する1個または複数個の重合した架
橋上ツマ−を10〜25重量%含んでなる。これらの架
橋モノマーは一般に当業界で公知である。好ましい架橋
モノマーはイミノカルボニルまたはオシキカルボニル基
を含む。
有用な架橋上ツマ−の例としては次のものが挙げられる
: N、N’ −メチレンビスアクリルアミド、N、N’ 
−メチレンビスメタクリルアミド、エチレンジメタクリ
レ−1・、 2.2−ジメチル−1,3−プロピレンジアクリレート
、 ジビニルベンゼン、 モノ 〔2,3−ビス(メタクリロイルオキシ)プロピ
ル]ホスフェート、 N、N’−ビス(メタクリロイル)尿素、トリアリルシ
アヌレート アリルアクリレート、 アリルメタクリレート、 N−アリルメタクリルアミド、 4.4′−イソプロピリデンジフェニレンジアクリレー
ト、 1.3−ブチレンジアクリレート、 1.4−シクロヘキシレンジメチレンジメタクリレート
、 2.2−オキシジエチレンジメタクリレート、ジビニル
オキシメタン、 エチレンジアクリレート、 エチリデンジアクリレート、 プロピリデンジメタクリレート、 1.6−ジアクリルアミドヘキサン、 1.6−へキサメチレンジアクリレート、1.6−へキ
サメチレンジメタクリレート、フェニルエチレンジメタ
クリレート、 テトラメチレンジメタクリレート、 2.2.2−)リクロロエチリデンジメタクリレート、 エチレンビス(オキシエチレン)ジアクリレート、 エチレンビス(オキシエチレン)ジメタクリレート、 エチリジントリメタクリレート、 プロピリジントリアクリレート、 ビニルアリルオキシアセテート、 l−ビニルオキシ−2−アリルオキシエタン、2−クロ
トノイルオキシエチルメタクリレート、ジアリルフタレ
ート及び 2− (5−7エニルー2.4−ペンタジェノイルオキ
シ)エチルメタクリレート。
好ましい架橋モノマーはエチレンビス(イミノカルボニ
ル)、エチレンビス(オキシカルボニル)またはフェニ
レンである。
ポリマーはまた、Gとして、1〜40重景%の重合した
他の七ツマ−を含むことができる。このようなモノマー
としては、エチレン系不飽和上ツマ−1たとえば、スチ
レン及びスチレン誘導体(たとえば、ビニルトルエン、
ビニルベンゼン、ジビニルベンゼン、4−t−ブチルス
チレン及び2クロロメチルスチレン)及びアクリル酸及
びメタクリル酸エステル(たとえば、メチルメタクリレ
ート、メチルアクリレート、エチルメタクリレート、n
−ブチルアクリレート、2−エチルへキシルメタクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒド
ロキシエチルアクリレート、エチレンジメタクリレート
、メタクリルアミド及びアクリロニトリル)が挙げられ
る。
Gとして有用な七ツマ−の例としては次のものが挙げら
れるニ アクリルアミド、 アリルアルコール、 N−メ千ロールアクリルアミド、 N−(イソブトキシメチル)アクリルアミド、N−(イ
ソブトキシメチル)メタクリルアミド、グリセリルメク
クリレート、 2−ヒドロキシエチルアクリレート、 2−ヒドロキシプロピルアクリレート、N−イソプロピ
ルアクリルアミド、 N−ビニル−カプロラクタム、 N−メチルメタクリルアミド、 メタクリルアミド、 マレイミド、 2−ヒドロキシエチルメタクリレート、N−メチロール
アレイミド、 メタクリロイル尿素、 N−(2−ヒドロキシプロピル)メタクリルアミド、 N−ビニルスクシンイミド、 N−ビニルフタルイミド、 2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、N−ビニル−
2−ピロリドン、 2−アクリルアミド−2−ヒドロキシメチル1.3−プ
ロパンジオール、 N、N−ジメチルメタクリルアミド、 N−メチルアクリルアミド、 N−ビニル−N’ −(2−ヒドロキシエチル)スクシ
ンアミド、 N−ビニルカルバゾール、 N−イソプロピルメタクリルアミド、 N、N−ジメチルアクリルアミド、 2−エチルエキシルアクリレート、 n−ブチルアクリレート、 メチルアクリレート、 メチルメタクリレート、 フェニルアクリレート、 2−クロロエチルメタクリレート、 ビニルアセテート、 エチルアクリレート、 エチルメタクリレート、及び スチレン。
本発明に有用な好ましいポリマーは式:%式% 〔式中、Zは結合基であり;R’、R5及びR6は各々
独立して水素またはメチルであり、R7は1個または複
数個の重合した付加重合性コモノマー(7)ホIJ?−
中の反復単位であり;nは1または2であり;x、y及
び2は前に定義した通りである] の反復単位を有するものである。
式(II)において、2は別個のポリマー主鎖間の結合
基であり、エステル、アミド、ウリレンジカルボニル、
ウレタン、エーテル、イミノもしくは類似の結合基のよ
うなペテロ原子結合基、または前記へテロ原子結合基を
Q −n +1個存する脂肪族、芳香族、環状及び複素
環状核基の1つもしくは組み合わせのrn+1」価核、
またはそれらの組み合わせであることができる。このよ
うに、Zは存在する各(CH2−CR)基に対する1個
の共有結合を有する。好ましい核としては、メチレンビ
ス(イミノカルボニル)のようなアルキレンビス(イミ
ノカルボニル);エチレンビス(オキシカルボニル)、
ウリレンジカルボニルのようなアルキレンビス(オキシ
カルボニル);フェニレンのようなアリーレンが挙げら
れる。
R1は前述のような1個または複数個の他の重合した付
加重合性化合物の反復単位を表わす。
障壁層として有用な好ましいポリマーとしては、ポリ(
N−(1,1−ジメチル−3−オキツブチル)アクリル
アミドーコーアクリルアミドーコーn−プチルアクリレ
ートーコーN、N’ −メチレンビスアクリルアミド〕
、ポリ (N−(1,1−ジメチル−3−オキソブチル
)アクリルアミトコ−N、N−ジメチルアクリルアミド
ーコーNN′−メチレンビスアクリルアミド〕及びポリ
[N−(1,1−ジメチル−3−オキソブチル)アクリ
ルアミドーコーn−プチルアクリレートーコーN、N’
−メチレンビスアクリルアミド〕が挙げられる。
前記ポリマーは一般に、光散乱法に基づき100.00
0〜1,000,000 、好ましくはtoo、ooo
〜500.000の分子量を有する。ポリマーの粒度は
好ましくは0.110.5μである。
前記ポリマーはモノマーをランダム重合させることによ
って形成される。重合は、過硫酸カリウム及び4.4′
−アヅビスー(4−シアノ吉草酸)のような触媒を用い
て60〜80’Cにおいて60〜180分間加熱して実
施できる。得られるポリマーは親水性であり、架橋は重
合後よりむしろ重合中に行なってラテックス、すなわち
、?容ン夜ポリマーよりむしろ分散液ポリマーを形成せ
しめるのがよい。
前記ポリマーは従来の乳化重合法によって高温、たとえ
ば、60°Cより高い温度、好ましくは70〜80°C
において水分散液中で選択された七ツマ−を単に重合さ
せそして周囲温度まで冷却することによってミクロゲル
分散液の形態で製造する。得られるミクロゲル分散液は
10〜20%の固形分を含む。
ミクロゲル分散ン夜は、流し塗(curtain co
ating)、ローラー塗及び他の公知の方法のような
従来の水塗布法によって障壁層として塗布できる。これ
らの塗布障壁層の好ましい被覆量は0.5〜約30g/
ボ、好ましくは3〜l1g/rdである。
本発明に係る写真要素は支持体、好ましくは少なくとも
1層のハロゲン化銀層、2種またはそれ以上の反応体及
び写真要素の少なくとも1種の反応体を少なくとも1種
の他の反応体から分離する、前記ポリマーを含んでなる
一時障壁層を含んで成ることができる。
障壁層は写真要素中にミクロゲル分散液層として塗布す
る。ミクロゲル分散液は一般に、ポリ(エチレンテレフ
タレート)、ガラスまたは金属のような適当な塗布また
は非塗布写真支持体上に塗布し、次いで風乾のような手
段によって乾燥する。要素に乾燥前または後に1層また
は一連の層を上塗りすることもできる。
この方法によって分離できる種々の反応体としては、酸
と塩基、現像主薬と現像抑制剤、漂白剤と金属銀、ハロ
ゲン化銀とハロゲン化銀溶媒などが挙げられる。
本発明に係る写真フィルムユニットは、 (a)好まし
くは色素画像供与物質が組み合わさった少なくとも1層
の感光性ハロゲン化銀乳剤層を上に有する支持体;(b
)受像層;(C)アルカリ処理組成物及び群内のそれを
排出するための手段;(d)前記アルカリ処理組成物を
中和するための中和層;及び(e)中和層と前記感光性
ハロゲン化銀乳剤層及び色素画像供与物質の間に配置さ
れる障壁層から成ることができ、フィルムユニットはハ
ロゲン化銀現像主薬を含み、前記障壁層は前記ポリマ−
を含んでなる。
写真フィルムユニットは支持体上に中和層、次いで本発
明に有用な障壁層を塗布することによって調製できる。
次いで、第2の支持体に受像層、光反射層、及び色素画
像供与物質が組み合わさった感光層を塗布する。2つの
支持体を、塗布面が相接するように並置する。次いで、
2つの支持体の間に処理組成物を排出するのに圧縮力が
使用できるように、処理組成物を満たした破裂可能な容
器を、並置した支持体に隣接して置く。
本発明に係る一実施態様において、フィルムユニットは
、カナダ特許第928,559号に開示されたように蓋
用シート上に本発明において有用な障壁層を使用できる
一体ネガー受像カラー拡散転写フィルムユニットである
。この実施態様において、感光性要素の支持体は透明で
あって、これに受像層、不透明な光反射層、黒色不透明
層及び色素画像供与物質が組み合わさった感光層を塗布
する。
カーボンブラックのような不透明剤及びアルカリ処理組
成物を含む破裂可能な容器を上層及び透明蓋用シートに
隣接して配置する。蓋用シートは、中和層及び本発明に
有用な障壁層を塗布した透明支持体から成る。この一体
フィルムユニットの形態に関するこれ以上の詳細は、前
記カナダ特許第928.559号を参照されたい 本発明に有用な障壁層を色素画像受像要素中に使用でき
る一体力う−拡散転写フィルムユニットのようなフィル
ムユニットの別の実施態様が米国特許第3.415,6
44号に記載されている。この感光性要素は、色素画像
供与物質が組み合わさった感光層が塗布された不透明な
支持体を含んでなる。
アルカリ処理組成物、処理後に白色に見えるバンクグラ
ウンドを提供するためのTi0z及び指示薬色素(米国
特許第3,647.437号)を含む破裂可能な容器を
、上層及び透明な受像部に隣接して配置する。受像部は
中和層、障壁層及び受像層を塗布した透明な支持体を含
んでなる。このフィルムユニットの形態についてのこれ
以上の詳細は、前記米国特許第3.415.644号を
参照されたい。
本発明に有用な障壁系を色素画像受像要素に使用できる
カラー拡散転写系の別の実施態様は米国特許第3.36
2,819号に記載されている。受像要素は、中和層、
本発明に有用な障壁層及び色素画像受像層を上に有する
、通常は透明の支持体を含んでなる。このような要素の
カラー転写フィルムユニットへの使用に関するこれ以上
の詳細は前記米国特許第3,362,819号を参照さ
れたい。
本発明が使用できるその他の有用な一体型は米国特許第
3.415.634号;第3,415,646号:第3
.647,437号;第3,635,707号及び第3
,594.165号ならびに英国特許第1,330,5
24号に記載されている。
本発明に係る写真要素は任意の方法で現像を行なうまた
は開始するためにアルカリ処理組成物で処理できる。処
理組成物の好ましい適用方法は、組成物を含む破裂可能
な容器またはボッドの使用によるものである。一般に、
本発明に使用する処理組成物は現像用の現像主薬を含む
が、組成物はまた、感光性要素中で現像薬が混合された
アルカリ溶液である。このような場合、アルカリ溶液は
混合された現像薬を活性化するように働く。
本発明において使用できる色素画像供与物質は一般に(
1)最初は処理組成物中で可溶または拡散性であるが現
像の作用として画像形成パターン(imagemise
 pattern)中では選択的に非拡散性、にされる
もの(たとえば、米国特許第2,647.049号;第
2,661,293号;第2,698,244号;第2
.698.798号;第2,802.735号;第2,
774,668号及び第2,983.606号に開示さ
れているもの)かまたは(2)最初は処理組成物中で不
溶または非拡散性であるが現像の作用として拡散性画像
色素供与物質を形成するもの(たとえば、米国特許第3
,227.550号:第3.227,551号;第3,
227,552号;第3,227,554号;第3,2
43,294号及び第3.445,228号に開示され
ているもの)として特徴づけられる。これらの物質は前
もって形成された色素または色素前駆体、たとえば、発
色カプラー、オキシクロミック(oxichr。
m1c)化合物などを含むことができる。
−である。このような化合物は概して言えば、酸化され
た現像主薬によって酸化され、すなわち、クロス酸化さ
れて、酸化の作用としてたとえば、アルカリ加水分解に
よって拡散性色素を放出する物質を形成できる化合物で
ある。このようなレドックスダイレリーサーは米国特許
筒3.725.062号第3,698,897号;第3
,628.952号;第3,443,939号第3.4
43,940号;第4.076.529号;第3,92
8,312号第3.942,987号;第3.932,
381号;第3,931,144号第4.053,31
2号;第4,055,428号;第3,728.113
号ドイツ特許第2,505,248号及び第2.729
,820号ならびにRe5earch Disclos
ure No、15157(1976年11月)及びN
o、15654 (1977年4月)に記載されている
。ポジティブ作用系としては、米国特許筒3,980,
479号及び第4,139,379号ならびに英国特許
筒1..164.104号が挙げられる。
本明細書中で使用される「非拡散性」なる用語は、たと
えば11より大きいpHのアルカリ溶液中で接触してい
る間は写真要素内の物質が位置する層内でまたは層から
外へ物質が実質的に拡散しないことを意味するものであ
る。たいていの場合、非拡散性にするために物質にはバ
ラスト基が結合されている。同様に、「拡散性」なる用
語は前記と同様な条件下でアルカリ溶液と接触している
場合に物質が写真要素中のその層から媒染剤が添加され
た受像層へ実質的に移動することを意味する。
本発明の好ましい一実施態様において、前述の米国特許
筒4,076.529号中のレドックスダイレリーサー
が使用される。このような化合物は、酸化時にアルカリ
分解性となって拡散性スルホンアミド色素を放出する非
拡散性スルホンアミド化合物である。活性化エネルギー
が0〜5kca11モルの式(1)のポリマー障壁層は
、この画像形成化学と適合性がある温度の作用として有
利なアルカリ透過性を提供する。前記スルホンアミド化
合物、たとえば、その特定の例に関するこれ以上の詳細
は前述の米国特許筒4,076.529号及び1973
年2月28日に発行されたベルギー特許第799.26
8号を参照されたい。
本発明の別の好ましい実施態様においては、最初は拡散
性の色素画像供与物質、たとえば、米国特許筒3,48
2,972号、第3,453,207号、第3.554
,545号、第3.552,406号、第3.563,
739号、第3,597.200号及び第3.705.
184号に記載されているような金属錯体色素現像薬を
含む色素現像薬ならびに米国特許筒3,880,658
号の明細書中及び特許請求の範囲中に記載されたオキシ
クロミンク現像薬を使用する。オキシクロミック現像薬
を用いる場合には、発色酸化(chromogenic
 oxidation)を受けて画像色素を形成する色
素画像受像層へのオキシクロミック現像薬の拡散によっ
て画像が形成される。
本発明の写真要素は単色もしくは多色及び黒白のポジ画
像を形成するのに使用できる。3色系において、フィル
ムアセンブリーの各ハロゲン化銀乳剤層には、そのハロ
ゲン化銀乳剤が感受性がある可視スペクトル領域内の主
スペクトル吸収を有する色素を供与できる色素画像供与
物質が組み合わせられている。すなわち、青感性ハロゲ
ン化銀乳剤層にはイエロー色素画像供与物質が、緑感性
ハロゲン化銀乳剤層にはマゼンタ色素画像供与物質が、
そして赤感性ハロゲン化銀乳剤層にはシアン色素画像供
与物質が組み合わせられている。各ハロゲン化銀乳剤層
に組み合わせられる色素画像供与物質はハロゲン化銀乳
剤層自体にまたはハロゲン化銀乳剤層に相接する層中に
含まれることができる。
本発明に使用される色素画像供与物質の濃度は使用され
る化合物及び目的の結果に応じて広範囲に変化し得る。
たとえば、色素画像供与化合物は、水性アルカリ処理組
成物が透過するように修正された親水性フィルム形成天
然物質または合成ポリマー結合剤、たとえば、ゼラチン
、ポリビニルアルコールなどに対して0.25〜4の重
量比の色素画像供与化合物を含む塗布組成物を用いるこ
とによって層中に分散液として塗布し得る。
一般に、大部分のハロゲン化銀現像主薬は本発明の写真
要素中のハロゲン化銀乳剤を現像するのに使用できる。
現像薬は感光性要素中に使用してアルカリ処理組成物に
よって活性化できる。本発明に使用できる現像薬の特定
の例はRe5earch Disclosure、15
1. No、15162.1976年11月に示されて
いる。
本発明にレドックスダイレリーサーを用いる場合、ハロ
ゲン化銀乳剤の現像の作用として拡散性色素画像が形成
される。使用されるハロゲン化銀乳剤が直接ポジ銀画像
を形成する場合には、酸化時に色素を放出するレドック
スレリーサーを用いる場合に色素画像受像層上にポジ画
像を得ることができる。フィルムユニットの露光後、ア
ルカリ処理組成物は種々の層を透過して露光された感光
性ハロゲン化銀乳剤層中において現像を開始する。
フィルムユニット中に存在する現像主薬は未露光部に存
在する各ハロゲン化銀乳剤層を現像しくハロゲン化銀乳
剤は直接ポジであるため)、このため、現像主薬は直接
ポジハロゲン化銀乳剤層の未露光部に対応して画像を形
成するように酸化されるようになる。酸化された現像主
薬は次いで、レドックスダイレリーサー化合物をクロス
酸化し、そのレドックスレリーサー化合物の酸化型が各
ハロゲン化銀乳剤層の画像形成性露光の作用として、前
もって形成された色素または色素前駆体を画像を形成す
るように直接放出するかまたは塩基触媒反応を受けて放
出する。拡散性色素または前駆体の画像形成性分布の少
なくとも一部分は受像層に拡散して元の被写体のポジ画
像を形成する。
前記実施態様において有用な内部画像乳剤は、主に表面
に潜像を形成するハロゲン化銀粒子と区別されるような
、主にハロゲン化銀粒子の内部に潜像を形成する直接ポ
ジ乳剤である。このような内部画像乳剤は1952年4
月8日に発行された米国特許筒2,592,250号中
にDaveyらによって及び文献の他の場所に記載され
た。他の有用な乳剤は1973年9月25日に発行され
た米国特許筒3,761.276号、第3,761,2
66号及び第3,76L227号に記載されている。
内部画像ハロゲン化銀乳剤はカブリ剤または核生成剤の
存在下で処理された時に直接ポジ銀画像を形成する。こ
のような乳剤は前記実施態様において特に有用である。
適当なカブリ剤としては、1952年3月11日に発行
されたIvesの米国特許筒2、588.982号及び
1951年8月7日に発行されたIvesの米国特許筒
2,563.785号に開示されたヒドラジン、 19
66年1月4日に発行されたWhitmoreの米国特
許筒3,227,552号に開示されたヒドラジド及び
ヒドラゾン;英国特許第1.283.835号及び米国
特許筒3,615.615号に記載されたヒドラゾン四
級塩:米国特許筒3.718.470号に記載されたヒ
ドラゾン含有ポリメチン色素;ならびにLeoneらの
米国特許筒4,030,925号及び第4,031,1
27号に開示されたカブリ剤またはそれらの混合物が挙
げられる。カブリ剤の使用量は目的の結果に応じて広範
囲に変化し得る。
代表的な有用な直接ポジ乳剤は1966年1月4日に発
行されたWhi tmoreの米国特許筒3,227.
552号、1973年9月25日に発行されたEvan
sの米国特許筒3.76L276号、1975年12月
2日に発行されたEvansの米国特許筒3.923.
513号、Gilmanらの米国特許筒3.76126
7号、Miltonの米国特許筒3,761,266号
、Motterの米国特許筒3,703,584号など
に開示されている。
その他の実施態様において、直接ポジ乳剤は、ハロゲン
化銀粒子表面上において化学的にまたは輻射線によって
かぶらされていて露光なしに最大濃度まで現像できる乳
剤であることができる。露光時に露光部は現像されない
ため、画像の区別とポジ画像ができる。この型のハロゲ
ン化銀乳剤は当業界で公知であり、たとえば、1968
年2月6日に発行されたBerrimanの米国特許筒
3,367.778号ならびに1970年3月17日に
発行されたlllingsworthの米国特許筒3,
501,305号、第3,501,306号及び第3,
501,307号に開示されている。
さらに別の実施態様において、直接ポジ乳剤はMees
及びJames、”The Theory of th
e PhotographicProcess”、Ma
cMillan Company、 New York
、New York発行、1966年、149〜167
ページに記載された型のものであることができる。
本発明に係るカラーフィルムアセンブリーの種々のハロ
ゲン化銀乳剤層は通常の順序で、すなわち、露光面に関
して最初は青感性ハロゲン化銀乳剤層、次いで、緑感性
及び赤感性ハロゲン化銀乳剤層の順で配置できる。所望
ならば、青感性層を透過することのできる青色輻射線を
吸収または濾過するために青感性ハロゲン化銀乳剤層と
緑感性ハロゲン化銀乳剤層の間にイエロー色素層または
イエローコロイド銀層を存在させることができる。
所望ならば、選択的に増感されたノ\ロゲン化銀乳剤層
を異なる順序で、たとえば、露光面に関して最初に青感
性層、次いで赤感性及び緑感性層の順で配置することが
できる。
本発明に使用される破裂可能な容器は米国特許第2,5
43,181号、第2.643,886号、第2,65
3,732号、第2,734.051号、第3.056
,492号、第3,056,491号及び第3,152
,515号に開示された型のものであることができる。
一般に、このような容器は縦方向の端及び末端にそって
互いにシールして処理溶液が含まれるキャビティを形成
する2つの壁を形成するために縦に折り重ねられた液体
不浸透性及び空気不透過性材料の長方形シートを含んで
なる。
本発明に係るカラー写真フィルムユニ・ンI・において
、色素画像供与物質を含むかまたは相接する層中に色素
画像供与物質を有する各ハロゲン化銀乳剤層は、ゼラチ
ン、アルギン酸カルシウム、または米国特許第3.38
4,483号に開示された物質のいずれか、米国特許第
3.42L892号に開示されたポリビニルアミドのよ
うな高分子物質、またはフランス特許第2,028,2
36号もしくは米国特許第2.992.104号、第3
.043.692号、第3,044,873号、第3.
061,428号、第3,069,263号、第3.0
69,264号、第3,121,011号及び第3,4
27,158号に開示された物質のいずれかを含む物質
によってフィルムユニットのネガティブ部分の他のハロ
ゲン化銀乳剤層から分離できる。
概して言えば、特に断わらない限り、本発明のハロゲン
化銀乳剤層はゼラチン中に分散させられた感光性ハロゲ
ン化銀を含んでなり、厚さが0.25〜5ミクロンであ
り;色素画像供与物質はゼラチンのようなアルカリ水溶
液透過性ポリマー結合剤中に分散されており、分離層と
して厚さは0,25〜5ミクロンであり;アルカリ溶液
透過性ポリマー中間層、たとえば、ゼラチンは厚さ0.
25〜5ミクロンである。当然、これらの厚さは近似に
すぎず、目的生成物に応じて修正可能である。
本発明に係る写真フィルムユニットのいくつかの実施態
様に使用されるアルカリ溶液透過性、光反射性層は一般
に、所望の性質を有する限り、結合剤中に分散された任
意の不透明剤を含んでなることができる。適当な不透明
剤としては二酸化チタン、硫酸バリウム、酸化亜鉛、ス
テアリン酸バリウム、i艮フレーク、シリケート、アル
ミナ、酸化ジルコニウム、アセチル酢酸ジルコニウム、
硫酸ジルコニウムナトリウム、カオリン、マイカまたは
それらの混合物が挙げられ、その量は目的とする不透明
度に応じて広範囲に変化する。所望ならば、スチルベン
、クマリン、トリアジン及びオキサゾールのような螢光
増白剤をさらに光反射層に添加できる。光反射層の不透
明化能力を増大させることが望ましい場合には、暗色不
透明剤、たとえば、p)I指示薬色素をそれに加えても
よいし、またはカーボンブラック、ニグロシン色素など
を光反射層に隣接した別の層に塗布してもよい。
本発明に使用する中和層は、1層または複数の障壁層を
処理組成物が透過した後に作用するようになり、インビ
ビション後に短時間で画像層のpHを13または14か
ら少なくとも11、好ましくは5〜8まで下げるであろ
う。たとえば、米国特許第3.362,819号に開示
されたポリマー酸または米国特許第2,584,030
号に開示された固体酸もしくは金属塩、たとえば、酢酸
亜鉛、硫酸亜鉛、酢酸マグネシウムなどを用いて良い結
果が得られる。このような中和またはp)l−低下物質
は現像後のフィルムユニットのpHを下げて現像を停止
させ、実質的にそれ以上のダイトランスファーを減少さ
せ、従って、色素画像を安定化する。
色素画像を媒染するかまたは定着する目的の機能が得ら
れるならば、本発明において任意の物質を受像層として
使用できる。選択される物質は当然、媒染される色素に
よって決まるであろう。
酸色素を媒染しようとする場合には、受像層は、195
9年4月14日に発行されたMinskの米国特許第2
.882.i56号に記載されているようなビニルメチ
ルケトンのアミノグアニジン誘導体のポリマーのような
塩基性ポリマー媒染剤、ならびに1975年8月5日に
発行されたCohenらの米国特許筒3,709,69
0号、第3,625,694号及び第3,898,08
8号及び1975年1月7日に発行されたBurnes
sらの米国特許筒3 、859 、096号に記載され
ているような塩基性ポリマー媒染剤を含むことができる
。本発明に有用な他の媒染剤としては、ポリ(4−ビニ
ルピリジン)。
ポリ(1−メチル−2−ビニルピリジニウムp −トル
エンスルホネート)及び1949年10月11日に発行
されたSpragueらの米国特許筒2,484.43
0号に記載された同様な化合物及びセチルトリメチルア
ンモニウムプロミドなどが挙げられる。有効な媒染組成
物はまた、1966年9月6日に発行されたWhitm
oreの米国特許筒3,271.148号及びB u 
s hの米国特許筒3,171,147号ならびに19
76年5月25日に発行された米国特許筒3.958,
995号に記載されている。色素画像受像層に有用な他
の物質としては、N−メトキシメチルポリ (ヘキサメ
チレンアジパミド)、部分加水分解ポリ酢酸ビニルのよ
うなアルカリ溶液透過性ポリマー及び同様な性質の他の
性質が挙げられる。
本発明に使用するアルカリ処理組成物は、好ましくはp
Hが11を超え、好ましくは前述のような現像主薬を含
むアルカリ物質、たとえば、水酸化ナトリウム、炭酸ナ
トリウムまたはジエチルアミンのようなアミンの従来の
水溶液である。この溶液はまた好ましくは、高分子量ポ
リマー、たとえば、ヒドロキシエチルセルロースまたは
カルボキシメチルセルロースのアルカリ金属塩、たとえ
ば、カルボキシメチルセルロースナトリウムのようなア
ルカリ溶液に不活性な水溶性エーテルのような粘度増大
化合物を含む。本発明のいくつかの実質態様において、
不透明剤、たとえば、TiO2、カーボンブラック、指
示薬色素などを処理組成物に添加できる。
本発明の写真要素に対する支持体はフィルムユニットの
写真特性に有害な影響を及ぼさず且つ、寸法安定性であ
るならば任意の物資であることができる。代表的な可撓
性シート材料としては、硝酸セルロースフィルム、酢酸
セルロースフィルム、ポリ(ビニルアセクール)フィル
ム、ポリスチレンフィルム、ポリ (エチレンテレフタ
レート)フィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリエ
チレン及びポリプロピレンフィルムのようなポリ−α−
オレフィンならびに関連フィルムまたは樹脂質が挙げら
れる。
本発明に有用なハロゲン化銀乳剤は当業者にはよく知ら
れており、”Product Licensing f
ndex”Volume 92.1971年12月、p
ublication 9232.p、107pa10
7para l 、”Emulsion types”
に記載されている。
これらは、前記論文のp、107.paragraph
 f[1,”Chemical 5ensitizat
ion”に記載されたようにして化学増感及び分光増感
することができ:前記論文のp、107.paragr
aph V、”Antifoggants and 5
tabilizers”に記載された物質を用いて保存
中のカブリの発生に対して保護でき且写真感度の低下に
対して安定化でき;前記論文のp、107〜10B、p
aragraphIV、”Development m
odifiers 、paragraph■、”Har
deners″及びparagraph XII 、C
oating aids″に記載されているような現像
調節剤、硬膜剤及び塗布助剤を含むことができ一本発明
に使用される写真要素中のハロゲン化銀乳剤及び他の層
は前記論文のり、108+paragraph X I
 、”Plasticizers andlubric
ant”及びparagraph■、”Vehicle
s 、ならびに  p、109+paragraph 
 XVI、’Absorbing  and   fi
t むerdyes’に記載されたような可塑剤、ヘヒ
クル及びフィルター色素を含むことができ;本発明に使
用される写真要素中のハロゲン化銀乳剤及び他の層は、
前記論文のp、109. paragraph X■、
“Methodsof addition”に記載され
た手法を用いて添加される添加剤を含むことができ;そ
してハロゲン化銀乳剤は前記論文のp、109.par
agraph X■、“CoaLingprocedu
res”に記載された種々の方法を用いて塗布できる。
本発明に有用な障壁層は、現像薬抑制剤前駆体または競
合現像薬前駆体のような添加剤を含むことができ、それ
らは層が分解した時のみ放出される。障壁層にこのよう
な化合物を使用することは米国特許筒4,009,02
9号に記載されている。
〔実施例〕
以下の製法及び実施例は本発明をさらに説明するもので
ある: 蒸留水1200d、1.1−ジメチル−3−オキソブチ
ルアクリルアミド 360g、アクリルアミド60g、
エチレングリコールジメチルアクリレート60g、ブチ
ルアクリレート120g及び5ipexOSB界ぼ活性
剤の30%溶液90雁の懸濁液を窒素で脱気し、これを
80’Cにおいて50分間にわたって過硫酸カリウム6
.0g、メタビス亜硫酸ナトリウム1.20g及び5i
pexOSB界面活性剤の30%溶液90戚の蒸留水1
200m1中溶液に加えた。得られたラテックスを80
°Cにおいて窒素下で1時間撹拌し、冷却し、そして1
6時間蒸留水に対して透析して固形分11%を含むポリ
マーの白色懸濁液を生成した。
1五1吐1 ポリエステルフィルム支持体に、酸140meq/rr
fに等しい1.4g/mのコポリマー、ポリ(n−プチ
ルアクリレートーコーアクリル酸)(重量比30ニア0
)の第1層、次に以下の表I−1に示した本発明に有用
な種々のミクロゲルコポリマーの障壁層を塗布すること
によって多数の加工蓋用シートを調製した。ミクロゲル
ポリマー塗布水溶液は固形分を約15%含んでいた。次
いで、シートを各々、風乾した。湿潤被覆量は、固形分
6.5 g / rrrまでの必要な乾燥被覆量を収容
するように変化させた。
蓋用シートにおける障壁層の有効性を、「障壁層分解」
、すなわち、シミュレートされたラミネートフィルムユ
ニットのpHを約10まで(指示薬色素チモールフタレ
インの青色から無色への色の変化によって測定)低下さ
せるのに必要な時間を求めることによって測定した。ポ
リエステルフィルム支持体上に塗布されたチモールフタ
レインを含むゼラチン層から成る要素中に色素が含まれ
ていた。水酸化カリウム47g/j2を含むアルカリ溶
液をボッド中に用いて、1対の並置された圧力ロールの
間の「サンドイッチ」を通過させることによって指示薬
色素を含む要素と蓋用シートとの間に押広げ、現像薬層
の厚さが75/1mとなるように一体受像部、カラー画
像転写要素を処理した。
各温度において報告した[障壁層分解(barrier
layer breakdoiyn) 」(Y )は5
個のサンプルの平均である。各サンプルについての計時
は貼り合わせ(lamination)と、目視によっ
て測定される、指示薬色素が脱色し始める時間と色素が
完全に変色してしまう時間の平均との間の時間間隔であ
る。
測定は13〜60°Cの範囲にわたって行なった。温度
の逆数、1/T(’K)に対する時間(秒)を表わすl
og Yのアレニウスプロットはほぼ直線であった。
アルカリの層から浸透(及びそれに続く中和)の活性化
エネルギーE1はこのプロットの勾配であって式: %式%) (Y 2及びYlは線上の2つの代表的な温度において
得られる障壁層分解の2つの値を表わす]から計算した
表I〜■は、種々の被覆量における各障壁層に関する障
壁層分解(秒)を示す。各障壁層の活性化エネルギー(
E、)  も示す。各障壁層′ポリマーのA成分はN−
(1,1−ジメチル−3−オキソブチル)−アクリルア
ミドである。各障壁層ポリマーのB及びC成分ならびに
x、y及びZで表わされる重量比は以下のポリマーキー
が示すポリマーの間で変化する。
ポリマーキー 架橋成分(Cy)は次のものである: C,−N、N’ −メチレンビスアクリルアミドC2−
エチレングリコールジメタクリレートC3−エチレング
リコールジアクリレートC4−ジエチレングリコールジ
アクリレート。
他の成分は変化させた: B1−アクリルアミド B2−n−プチルアクリレート B、−N、N−ジメチルアクリルアミドB4−アクリル
酸 B5−メタクリル酸。
、表−」− nd−測定せず nd−測定せず 本−わずかに負 20  82B4  C160/2515/1021 
 8285  C160/2515/10nd−測定せ
ず 5.4   <20 5.4    30 nd nd 実訓I鉗λ 活性化エネルギーが負の先行技術のミクロゲルタイミン
グ層に比較してこれらのタイミング層で得られる改良さ
れたプロセス感温性が、スルホンアミドナフトールレド
ックスダイレリーサー(RDR)を用いて画像転写配合
物中で示される=次の組成を有する本発明に有用なタイ
ミング層または障壁層を有する蓋用シートを調製した:
タイミング層;ポリ (ジアセトンアクリルアミドコー
アクリルアミドーコーn−プチルアクリレートーコーエ
チレングリコールメタクリレート(重量比60 : 1
0 : 20 : 10) (4,3g/rd) 酸層:ポリ (n−プチルアクリレートーコーアクリル
酸)(重量比30 : 70) (酸140n+eq/
rrfと等価) 透明なポリエステル支持体上に塗布 このタイミング層は24°Cにおいて77秒のタイミン
グ層分解(TLB)を有していた。実験カバーシートと
同一の酸層上に塗布されたポリ(N−イソブロビルアク
リルアミドーコーエチルメタクリレートーコーN、N’
−メチレンビスアクリルアミド)(重量比70 : 2
0 : 10) (3,2g /ポ)をタイミング層と
して有する対照蓋用シートを調製した。この対照タイミ
ング層は24°Cにおいて87秒のTLBを有していた
以下の構造を有する一体受像部(integral i
maging receiver)、III?を調製し
た。被覆量は(g/ボ)で示す。
上塗層:イエローRDR(0,16) 、2 、5−ジ
ドデシルヒドロキノン(0,32)、ゼラチン(0,8
8)青感性塩化銀層:  (0,80Ag)、ゼラチン
(0,82)イエローRDR層:イエローRDR(0,
80) 、ゼラチン(1,2) 中間N:2.5−ジドデシルヒドロキノン(0,75)
、ゼラチン(1,2) 緑感性塩化銀1i :  (0,66Ag)、ゼラチン
(0,90)マゼンタRDR層:マゼンタRDR(0,
48) 、ゼラチン(1,0) 中間j5:2,5−ジドデシルヒドロキノン(0,59
)、電子移動剤、ETA(0,48)、ゼラチン(1,
2)赤感性ハロゲン化銀層:  (0,34Ag)、ゼ
ラチン(0,62) シアンRDR層ニジアンRDR(0,47)、ゼラチン
(0,75)不透明層:カーボン(1,4) 、2 、
5−ジドデシルヒドロキノン(0,32)、ゼラチン(
1,1)ストリビング層: Natrosol@ 25
0GR(0,54)、FIuororadOFC−43
1(0,03)ゼラチン中間層:  (0,54) 受像N:塩化2−ヒドロキシエチル塩として四級化され
たポリ(スチレン−ヨー1−ビニルイミダゾールーコ−
1−ビニルイミダゾ−ルーフ−1−ビニルイミダゾール
)(モル比50 : 40 : 10) (2,3)、
ゼラチン(2,3) allに硬膜剤として全ゼラチン重量の0.6%のビス
(ビニルスルホニル)メタンを加工た。全ての乳剤は本
質的に単分散された球状塩化銀であり、適当なカブリ防
止剤及び増感色素を含んでいた。
D−winを調節するために層12.11.8及び5に
2オクタデシル−5−スルホヒドロキノンを加えた。イ
エロー、マゼンタ及びシアンRDRならびにETAの構
造は米国特許筒4,463.080号の実施例3に示さ
れている。
粘稠なボッド処理組成物を調製した: 水酸化カリウム          35 g/7!臭
化カリウム            2g/15−メチ
ルベンヅトリアゾール   3g/111−アミノウン
デカン酸      2 g/lカーボン      
       67 g/lカルボキシメチルセルロー
ス    42g/β前記要素は次のように用いた: 多色感光性画像転写−棒受像部(I IR)を、約1.
0のステータスA中間目盛濃度においてニュートラルを
支えるように感光計中でステップ−タフレットを通して
露光し、次いでボンド中に含まれる粘稠な処理組成物を
用いて処理した。1OOt!mの間隙を生ずるように1
対の並置したローラーを用いてIl[lと蓋用シートと
の間に処理組成物を押し広げた。処理は18.3°C(
65羊) 、23.9°c (756F)及び29.4
°C(85):)の3種の・制御温度で行なった。
5分(65’F) 、3分(75°F)及び2分(85
°F)で11Rの感光層から受像部をはがし取り、ステ
ータス八反射濃度を読み取り、コンピュータ生成感光度
曲線を得た。これらの曲線からD−min、 D−ma
xおよびD=1.0におけるコントラストを読み取った
結果を表■に示す。
スーー■ R=赤、 G−緑、 B=青 Δ値はD−max、 D−minまたはコントラストの
23.9℃の中間処理温度の値からの差である。
表■のデータは、本発明に有用なタイミング(すなわら
、障壁)層を用いた場合にはプロセス温度変化によるD
−max、 D−min及びコントラストの変動が比較
的小さいことを示す。最も大きな改良は青色層に見られ
る。
(発明の効果) 本発明の写真要素に有用な一時障壁層はゼラチン塗膜と
適合性があり、望ましい正の活性化エネルギーを示す。
このような正の活性化エネルギーによって、障壁層は拡
散転写写真要素における画像現像に対する温度の影響を
低減し、その化学的性質によって比較的低温で比較的緩
慢な現像速度が、そして比較的高温で比較的速い現像速
度が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一時障壁ポリマー剤として式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1及びR_2は各々独立して水素またはメ
    チルを表わし、 R_3は炭素数1〜4のアルキルを表わし、Lは炭素数
    2〜8の二価アルキル結合基を表わし、 Jは少なくとも1個の他の共重合性炭素−炭素二重結合
    を有する有機架橋性化合物の残基を表わし、 Gは1個または複数個の他の重合したエチレン系不飽和
    コモノマーから誘導された反復単位を表わし、 xは50〜89重量%を表わし、 yは1〜40重量%を表わし、 zは10〜25重量%を表わす〕 のランダム反復単位を含んでなるポリマーを含む拡散転
    写写真要素。
JP17130989A 1988-07-05 1989-07-04 写真要素用一時障壁層 Pending JPH0254260A (ja)

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US215109 1988-07-05

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