JPH0253738A - アリールスホニルクロライドの製法 - Google Patents

アリールスホニルクロライドの製法

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JPH0253738A
JPH0253738A JP63202954A JP20295488A JPH0253738A JP H0253738 A JPH0253738 A JP H0253738A JP 63202954 A JP63202954 A JP 63202954A JP 20295488 A JP20295488 A JP 20295488A JP H0253738 A JPH0253738 A JP H0253738A
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淳 浜田
Yoshikazu Yoshioka
吉岡 義和
Shinya Kuwabara
桑原 慎也
Yoshihiro Iwazawa
岩沢 義博
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明で得られる一般式(I[[)で表されるアリ−ル
スルホニルクロライドは医薬、農薬及び動物薬等の中間
体として有用である。
(ロ)従来の技術 アリールスルホニルクロライドの製法としては、二つの
方法が実施されている。
第1の方法は、アリール化合物と大過剰のクロルスルホ
ン酸を反応させ、水中で処理してアリールスルホニルク
ロライドを得る方法である。
この方法は、クロルスルホン酸を大過剰に使用するため
危険である上、アリール化合物の種類によっては反応が
進行しない場合がある。
又、目的とするアリールスルホニルクロライドと置換位
置が異なるアリールスルホニルクロライ。
ド等の副生成物が生成し、復雑なアリールスルホニルク
ロライドの製造には適用できない場合がある。
第2の方法は、硫酸水溶液中、アリールアミン塩酸塩を
亜硝酸ナトリウムでジアゾ化後、この水溶液を二酸化硫
黄及び銅化合物が存在する酢酸等の溶液へ低温で滴下し
て、アリールスルホニルクロライドを得る方法である。
〔ジャーナル、ヘテロサイクリック、ケミストリイ (
J of 1leter。
cyclic chemi−stry) 、第21巻、
4号、1017頁、1984年、オルガニック、シンセ
シス(Organic 5ynsesis) 、第60
巻、121頁〕。
この方法は適用範囲が広く、複雑なアリールスルホニル
クロライドの製法として有用であるが、工業的実施に際
しては、次のようなジアゾ化反応特有の欠点を有してい
る。
(1)ジアゾ化反応の反応熱が大きく、ジアゾニウム塩
の安定性が低いため、反応温度をO′C程度の低温に保
つ必要がある。
従って、工業規模になると冷却が充分できず反応時間が
長くなり、しばしばアリールスルホニルクロライドの収
率が低下する。
(2)多量の溶媒を必要とする上、反応操作が煩雑であ
るため、アリールスルホニルクロライドの製造の効率が
非常に悪い。
又、廃酸が大量に生成しその処理に困る。
(ハ)問題点を解決する為の手段 本発明者等は、上記2法の欠点を改良すべく鋭意検討の
結果本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は一般式〔■〕 A r N Hz              (I 
)(Arは置換又は未置換のアリール基を示す。)で表
されるアリールアミンを 塩化水素、二酸化硫黄及び銅化合物の存在下、−服代(
IN R’ YNO,(II) (R’ は炭素数2〜10のアルキル基、Yは酸素原子
又は硫黄原子、aは1又は2の整数を示す。) で表されるアルキルナイトライドと反応させることを特
徴とする 一般式(I[[) %式%([[] で表されるアリールスルホニルクロライドの製法に関す
るものである。
特に、本発明は一般式(V) (R2は炭素数1〜10のアルキル基を示す。)で表さ
れるピラゾールアミンより 一般式(■〕 CH。
(R2は炭素数1〜10のアルキル基を示す。)で表さ
れるピラゾールスルホニルクロライドの製法として特に
有用である。
炭素数2〜10のアルキル基であるR1 としては、エ
チル基、n−プロピル基、l−プロピル基、n−ブチル
基、i−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、i
−ペンチル基、n−ヘキシル基、i−ヘキシル基、n−
ヘプチルL  i−ヘプチル基、n−オクチル基、i−
オクチル基、n−ノニル基、i−ノニル基、n−デシル
基、i−デシル基等が挙げられる。
炭素数1〜lOのアルキル基であるR2としては、メチ
ル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロビル基、n
−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチ
ル基、i−ペンチル基、n−ヘキシル基、i−ヘキシル
基、n−ヘプチル基、i−ヘプチル基、n−オクチル基
、i−オクチル基、n−ノニル基、i−ノニル基、n−
デシル基、i−デシル基等が挙げられる。
置換又は未置換のアリール基であるArとしては、フェ
ニル基、ナフチル基、アントラセニル基、アルキル基置
換フェニル基、アルキル基置換ナフチル基、アルキル基
置換アントラセニル基、ハロゲン置換フェニル基、ハロ
ゲン置換ナフチル基、ハロゲン置換アントラセニル基、
ニトロ基置換フェニル基、ニトロ基置換ナフチル基、ニ
トロ基置換アントラセニル基、1−アルキルピラゾール
、■、4−ジアルキルピラゾール、1−アルキル−4−
アルコキシカルボニルピラゾール基、1−アルキル−4
−アルコキシカルボニル−5−アルキルピラゾール基、
1.3−ジアルキル−5−アルコキシカルボニルピラゾ
ール基、3−ハロゲノ−1,4−ジアルキルピラゾール
基、3−ハロゲノ−1−アルキル−4−アルコキシカル
ボニルピラゾール基、3−ニトロ−1,4−ジアルキル
ピラゾール基、3−ニトロ−1−アルキル−4−アルコ
キシカルボニルピラゾール基等が挙げられる。
上記置換基のアルキル基としては、メチル基、エチル基
、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i
−ブチル基、t−ブチル基、n −ペンチルL  i−
ペンチル基、n−ヘキシル基、i−ヘキシル基、n−ヘ
プチル基、i−ヘプチル基、n−オクチル基、i−オク
チル基、n−ノニル基、i−ノニル基、n−デシル基、
i−デシル基等が挙げられる。
ハロゲンとしては、塩素、臭素、沃素等が挙げられる。
置換又は未置換のアリール基であるArの具体例として
は、フェニル基、ナフチル基、アントラセニル基、メチ
ル基置換フェニル基、エチル基置換フェニル基、n−プ
ロピル基置換フェニル基、i−プロピル基置換フェニル
基、n −7’チル基置換フエニル基、i−ブチル基置
換フェニル基、メチル基置換ナフチル基、エチル基置換
ナフチル基、n−プロピル基置換ナフチル基、i−プロ
ピル基置換ナフチル基、n−ブチル基置換ナフチル基、
i−ブチル基置換ナフチル基、メチル基置換アントラセ
ニル基、エチル基置換アントラセニル基、n−プロピル
基置換アントラセニル基、i−プロピル基置換アントラ
セニル基、n−ブチル基置換アントラセニル基、i−ブ
チル基置換アントラセニル基、塩素置換フェニル基、臭
素置換フェニル基、沃素置換フェニル基、塩素置換ナフ
チル基、臭素置換ナフチル基、沃素置換ナフチル基、塩
素置換アントラセニル基、臭素置換アントラセニル基、
沃素置換アントラセニル基、ニトロ基置換フェニル基、
ニトロ基置換ナフチル基、ニトロ基置換アントラセニル
基、1−メチルピラゾール、1−エチルピラゾール、1
,4−ジメチルピラゾール、l、4−ジエチルビラソー
ル、l−メチル−4−+メトキシカルボニルピラゾール
基、l−メチル−4−エトキシカルボニルピラゾールL
l−メチル−4−ブトキシカルボニルピラゾール基、1
−メチル−4−オクタオキシカルボニルピラゾール基、
1−メチル−4−デシロキシカルボニルビラゾール基、
1−エチル−4−メトキシカルボニルピラゾール基、1
−エチル−4−エトキシカルボニルピラゾール基、l−
メチル−4−プロポキシカルボニルビラゾール基、1−
メチル−4−へブタオキシカルボニルピラゾール基、■
−メチルー4−ノナキシカルボニルピラゾールLl−メ
チル−4−メトキシカルボニル−5−メチルピラゾール
基、■−メチルー4−エトキシカルボニル−5−メチル
ピラゾール基、1−メチル−4=エトキシカルボニル−
5−エチルピラゾール基、1.3−ジメチル−5−メト
キシカルボニルピラゾール基、1.3−ジエチル−5−
メトキシカルボニルピラゾール基、1,3−ジメチル−
5−エトキシカルボニルビラソール基、3−クロロ−1
゜4−ジメチルピラゾール基、3−クロロ−1,4ジチ
ルルピラゾール基、3−ブロモ−1,4−ジメチルピラ
ゾール基、3−ブロモ−1,4−ジエチルピラゾール基
、3−ヨード−1,4−ジメチルピラゾール基、3−ヨ
ード−1,4−ジエチルピラゾール基、3−クロロ−1
〜メチル−4−メトキシカルボニルピラゾール基、3−
ブロモ−1−メチル−4−メトキシカルボニルピラゾー
ル基、3−ヨード−1−メチル−4−メトキシカルボニ
ルピラゾール基、3−クロロ−1−エチル−4−メトキ
シカルボニルピラゾール基、3−ブロモー1−エチル−
4−メトキシカルボニルピラゾール基、3−ヨード−1
−エチル−4−メトキシカルボニルピラゾール基、3−
クロロ−1−メチル−4−エトキシカルボニルピラゾー
ルL3−プロモル1−メチル−4−ニトキシカルボニル
ピラゾール基、3−ヨード−1−メチル−4−エトキシ
カルボニルピラゾール基、3−ニトロ−1゜4−ジメチ
ルピラゾール基、3−ニトロ−1,4−ジエチルピラゾ
ール基、3−ニトロ−1−メチル−4−メトキシカルボ
ニルピラゾール基、3−ニトロ−1−エチル−4−メト
キシカルボニルピラゾール基、3−ニトロ−1−メチル
−4−メトキシカルボニルピラゾール基等が挙げられる
以下、本発明について詳細に説明する。
−服代(It)で表されるアルキルナイトライドとして
は、t−ブチルナイトライド、ネオペンチルナイトライ
ド等の第3級アルキルナイトライドを使用することが望
ましい。
一般式(II)で表されるアルキルナイトライドが、エ
チルナイトライド、n−プロピルナイトライド、n−ブ
チルナイトライド、n−アミルナイトライド、i−アミ
ルナイトライド等の第1級アルキルナイトライドの場合
、−服代(r)で表されるアリールアミンのアミノ基が
水素に置換されたアリール化合物A r Hが生成し易
いからである。
尚、第1級アルキルナイトライドを使用する場合、反応
系に無水酢酸を添加するとアリール化合物ArHの副生
を抑制することができる。
−服代(n)で表されるアルキルナイトライドの量は、
一般弐(1)で表されるアリールアミンに対して通常1
〜5(モル比)の範囲、望ましくは1〜2(モル比)の
範囲が良い。
−服代(II)で表されるアルキルナイトライドの製法
としては、例えば亜硝酸ナトリウム水溶液に硫酸とアル
キルアルコールの混合物を低温で滴下する方法等が挙げ
られる。
塩化水素としては、塩化水素ガス及び塩酸を使用するこ
とができるが、塩化水素ガスが望ましい。
塩化水素の量は、−服代CI)で表されるアリールアミ
ンに対して通常1〜1.5(モル比)の範囲が良い。
塩化水素の量が1(モル比)未満であると、−服代(1
)で表されるアリールアミンのアミノ基が水素に置換さ
れたアリール化合物ArHの生成が増加する。
塩化水素の量が1.5(モル比)を越えると、−服代(
1)で表される了り−ルアミンのアミノ基が塩素に置換
されたアリールクロライドArC1゜の生成が増加する
二酸化硫黄は、液状でもガス状でも使用することができ
る。
二酸化硫黄の量は、一般弐(1)で表されるアリールア
ミンに対して1〜20(モル比)の範囲、望ましくは2
〜8(モル比)の範囲が良い。
銅化合物としては、硫酸第1銅、硫酸第2銅、硝酸第1
銅、硝酸第2銅、塩化第1銅、塩化第2銅、酢酸第1銅
、酢酸第2銅、塩基性酢酸第2銅、酸化第1銅、酸化第
2銅、ビスアセチルアセトナト第2銅等が挙げられ、望
ましくは硫酸第2銅が良い。
銅化合物の量は、−服代で表されるアリールアミンに対
して0.1〜100重量%の範囲、望ましくは2〜10
重量%の範囲が良い。
銅化合物の量が0.1重量%未満では、上記アリール化
合物ArH及びアリールクロライドArCj2の生成が
増加し、100重量%と越えるとアリールクロライドA
rCfの生成が増加する。
本発明には溶媒を使用することもできる。
溶媒としては、−服代(I)で表されるアリールアミン
、その塩酸塩、二酸化硫黄、銅化合物を溶解する溶媒が
望ましい。
溶媒としては、有機酸、その酸無水物、有機酸エステル
、第3級アルコール、ケトン、ハロゲン化炭化水素、低
級アルキルニトリル等が挙げられる。
その具体例としては、例えば酢酸、酢酸エチル、無水酢
酸、t−ブチルアルコール、アセトン、メチルエチルケ
トン、エチレンジクロライド、クロロホルム、アセトニ
トリル、プロピオニトリル等が挙げられる。
又、反応試剤である二酸°化硫黄も溶媒として使用する
ことができる。
一般式(n)で表されるアルキルナイトライドとして第
1級ナイトライドを使用する場合、上述のようにアリー
ル化合物ArHが生成し易いので上記溶媒と無水酢酸の
混合溶媒を使用することが望ましい。
反応温度は、通常O〜50°Cの範囲、望ましくは0〜
25°Cの範囲が良い。
温度が50°Cを越えると、副反応が起こり一般式(I
II)で表されるアリールスルホニルクロライドの収率
が低下する。
本発明反応は、常圧でも加圧でも行うことができる。
本発明反応では反応中に水が生成するが、この水を除去
するために反応系に脱水剤を添加すると、−服代(II
I)で表されるアリールスルホニルクロライドの収率が
向上する場合がある。
脱水剤としては、シリカゲル、モレキュラーシープ等を
挙げることができる。
本発明の実施態様の具体例を挙げると 第1の方法は、−服代〔■〕で表されるアリールアミン
と塩化水素の存在下、−服代(n)で表されるアルキル
ナイトライドを低温、例えば0〜5°Cで反応させ、−
服代(1)で表されるアリールアミンのジアゾニウム塩
を生成させた後、二酸化硫黄、銅化合物及び必要なら溶
媒からなる分解液に添加することにより、−服代(I[
[)で表されるアリールスルホニルクロライドを得る方
法である。
第2の方法は、−服代(1)で表されるアリールアミン
、塩化水素、二酸化硫黄、銅化合物及び必要なら溶媒の
存在下、−服代(n)で表されるアルキルナイトライド
を添加し、−服代(I[I)で表されるアリールスルホ
ニルクロライドを得る方法である。
上記の方法において、どちらかと言えば第2の方法の方
が一般式CI[I]で表されるアリールスルホニルクロ
ライドの収率及び反応操作面で好ましい。
(ニ)発明の効果 一般式(II)で表されるアルキルナイトライドを使用
することにより、−服代(1)で表されるアリールアミ
ンから一般式(III)で表されるアリールスルホニル
クロライドが工業規模でも容易に高収率で得られ、又廃
酸の生成がない。
(ホ)実施例 次に実施例を挙げて、本発明について更に詳しく説明す
るが本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 台PA                      
        PSCLl−メチル−4−エトキシカ
ルボニル−5−アミノピラゾール−(以下、MPAと略
称する。)5.07g(0,03モル)、塩化水素1.
1g(0,03モル)、塩化第2銅2水塩0.5g及び
酢酸50gを反応器に仕込んだ後、亜硫酸ガス8gを吹
込んだ。
次に、攪拌しながらt−ブチルナイトライド6mlをl
OoCの溶液に10分間で滴下した。滴下と同時に、発
熱と窒素ガスの発生があり温度は15〜20°Cに上昇
した。15〜20°Cで撹拌しながら1時間反応させた
固形分を濾過後、反応液について内部標準法で液クロマ
トグラフィ分析したところ、1−メチル−4−エトキシ
カルボニル−5−クロロスルホニルピラゾール(以下、
psczと略称する。)4゜1g(収率54%)が得ら
れた。
実施例2 MPA5.07 g (0,03モル)、塩化水素1.
1g(0,03モル)、酢酸50g、塩化第2刷2水塩
0.5g及びモレキュラーシーブ10gを反応器に仕込
んだ後、亜硫酸ガス8gを吹込んだ。
次に、攪拌しながらt−ブチルナイトライド6mlを1
0°Cの溶液に10分間で滴下した。滴下と同時に、発
熱と窒素ガスの発生があり温度は15〜20°Cに上昇
した。15〜20°Cで攪拌しながら1時間反応させた
実施例1と同様に操作を行い反応液について分析を行っ
たところ、PSCj25.0g(収率66%)が得られ
た。
実施例3 MP、A5.07 g (0,03モル)、アセトニト
リル30g1塩化水素1.1g(0,03モル)のアセ
トニトリル溶液4.85g、硫酸第2銅5水塩0.5g
及びモレキュラーシーブ10gを反応器に仕込んだ後、
亜硫酸ガス12gを吹込んだ。
次に、攪拌しながらt−ブチルナイトライド6mlを1
0℃の溶液に10分間で滴下した。滴下と同時に、発熱
と窒素ガスの発生があり温度は20〜25℃に上昇した
。15〜20℃で攪拌しながら1時間反応させた。
固形分を濾過後、反応液中の低沸物を減圧下で留去し、
残留物に水を加え、トルエン抽出を行った。
実施例1と同様に抽出液について分析を行ったところ、
pscp5.8g(収率76%)が得られた。
実施例4 アセトニトリル30g、硫酸第2銅5水塩0.5g及び
モレキュラーシーブlOgを反応器に仕込み、亜硫酸ガ
ス8gを吹込んだ。
次に、MPA5.07 g (0,03モル)、アセト
ニトリル30g及び塩化水素1.1g(0,03モル)
のアセトニトリル溶液4.85gの混合液に、1−ブチ
ルナイトライド6mlを攪拌しなからO″Cで10分間
で滴下した溶液を、上記反応器中の溶液に0〜10°C
で30分間で滴下した。更に、15〜20°Cで攪拌し
ながら1時間反応させた。
固形分を濾過後、反応液中の低沸物を減圧下60°C以
下で留去し、水を加えトルエン抽出を行った。
実施例工と同様に抽出液について分析を行ったところ、
PSCffi4.Og(収率53%)が得られた。
実施例5 アセトニトリル30g、硫酸第2銅5水塩0.5g及び
モレキュラーシーブ10gを反応器に仕込み、亜硫酸ガ
ス8gを吹込んだ。
次に、MPA5.07 g (0,03モル)、アセト
ニトリル30g及び塩化水素1.1g(0,03モル)
のアセトニトリル溶液4.85gの混合液に、ネオペン
チルナイトライド7mfを攪拌しなから0°Cで10分
間で滴下した溶液を、上記反応器中の溶液に0〜10℃
で30分間で滴下した。更に、15〜20°Cで攪拌し
ながら1時間反応させた。
固形分を濾過後、反応液中の低沸物を減圧下60°C以
下で留去し、水を加えトルエン抽出を行った。
実施例1と同様に抽出液について分析を行ったところ、
PSC1!4.7g(収率62%)が得られた。
実施例6 MPA50.7 g (0,3モル)、塩化水素10.
95g(0,3モル)、酢酸250g、塩化第2銅2水
塩5g及びモレキュラージープ50gを反応器に仕込ん
だ後、亜硫酸ガスを80g吹込んだ。
次に、攪拌しながらt−ブチルナイトライド60m1を
10°Cの溶液に30分間で滴下した。滴下と同時に、
発熱と窒素ガスの発生があり温度は15〜20°Cに上
昇した。15〜20”Cで攪拌しながら1時間反応させ
た。
固形分を濾過後、反応液中の低沸物を減圧下30°C以
下で留去し、残留物に水300gを加え、ジクロロエチ
レン500gで抽出を行った。
更に、ジクロロエチレン層を水300gで洗浄し、ジク
ロロエチレンを減圧上留去後、残渣について真空蒸留を
行ったところ、PSCf42g (沸点110°C/ 
0.3 mmHg、収率55%)が得られた。
実施例7 MPA5.07 g (0,03モル)、塩化水素1.
1g(0,03モル)、酢酸20g、塩化第2銅2水塩
0.5g及び無水酢酸25gを反応器に仕込んだ後、亜
硫酸ガスを8g吹込んだ。
次に、撹拌しながら、n−アミルナイトライド6mj2
を20゛Cの溶液に10分間で滴下した。滴下と同時に
、発熱と窒素ガスの発生があり温度は20〜20°Cに
上昇した。15〜20°Cで撹拌しながら1時間反応さ
せた。
実施例1と同様に操作を行い反応液について分析を行っ
たところ、PSCI!、4.2g(収率55%)が得ら
れた。
実施例8 酢酸25g、塩化第2銅2水塩0.5g、モレキュラー
シーブLogを反応器に仕込んだ後、亜硫酸ガスを8g
吹込んだ。
次に、攪拌しながらMPA5.07 g (0,03モ
ル)、塩化水素1.1g(0,03モル)及び酢酸25
gよりなる溶液を10°Cの溶液に30分間で滴下した
。滴下と同時に、窒素ガスの発生があり温度は15〜2
0°Cに上昇した。15〜20°Cで攪拌しながら1時
間反応させた。
次に、実施例1と同様に操作を行い反応液について分析
を行ったところ、PSCl、4.0g(収率53%)が
得られた。
実施例9 MPA5,7 g (0,03モル)、アセトニトリル
30g、塩化水素1.1g(0,03モル)を含むアセ
トニトリル溶液4.85g及び硫酸第2銅5水塩0.5
gを反応器に仕込んだ後、亜硫酸ガス12gを吹込んだ
次に、攪拌しながらt−ブチルナイトライド60mj2
を10°Cの溶液に10分間で滴下した。滴下と同時に
、発熱と窒素ガスの発生があり温度は20〜25°Cに
上昇した。15〜20°Cで攪拌しながら1時間反応さ
せた。この反応の間、圧力は5 kg / cボに維持
した。
固形分を濾過後、反応液中の低沸物を減圧下60°C以
下で留去し、水を加え、トルニジ抽出を行った。
次に、実施例1と同様に操作を行い反応液について分析
を行ったところ、PS(15,6g(収率74%)が得
られた。
実施例10 MPA5.7 g (0,03モル)、塩化水素1.1
g(0,03モル)を含むアセトニトリル溶液4.85
g及び硫酸第2銅5水塩0.5gを反応器に仕込んだ後
、亜硫酸ガス25gを吹込んだ。
次に、攪拌しながらt−ブチルナイトライド60m1を
10°Cの溶液に10分間で滴下した。滴下と同時に、
発熱と窒素ガスの発生があり温度は20〜25°Cに上
昇した。15〜20°Cで攪拌しながら1時間反応させ
た。この反応の間、圧力は5 kg / cfflに維
持した。
固形分を濾過後、反応液中の低沸物を減圧下60°C以
下で留去し、水を加え、トルエン抽出を行った。
次に、実施例1と同様に操作を行い反応液について分析
を行ったところ、PSC/!3.8g(収率50%)が
得られた。
実施例11 アニリン2.79g(0,03モル)、塩化水素1゜1
g(0,03モル)、酢酸50g、塩化第2銅2水塩0
.5 g及びモレキュラーシープLogを反応器に仕込
んだ後、亜硫酸ガス8gを吹込んだ。
次に、攪拌しながら、t−ブチルナイトライド6m1.
をlOoCの溶液に10分間で滴下した。滴下と同時に
、発熱と窒素ガスの発生があり温度は15〜20°Cに
上昇した。15〜20℃で攪拌しながら1時間反応させ
た。
実施例1と同様に操作を行い反応液について分析を行っ
たところ、ベンゼンスルホニルクロライド2.1g(収
率45%)が得られた。
実施例12 p−ニトロアニリン4.14g(0,03モル)、塩化
水素1.1g(0,03モル)、酢酸80g及び塩化第
2銅2水塩0.5 gを反応器に仕込んだ後、亜硫酸ガ
ス8gを吹込んだ。
次に、攪拌しながらL−ブチルナイトライド6mlを1
0°Cの溶液に10分間で滴下した。滴下と同時に、発
熱と窒素ガスの発生があり温度は20〜25°Cに上昇
した。15〜20°Cで攪拌しながら1時間反応させた
固形分を濾過後、反応液中の低沸物を減圧下60°C以
下で留去し、残留物に氷水を加えたところオレンジ色の
固体が析出した。
この固体を乾燥後、実施例1と同様に分析を行ったとこ
ろ、p−二トロベンゼンスルホニルクロライド4.9g
(収率73%)が得られた。
実施例13 p−クロルアニリン3.83g(0,03モル)、塩化
水素1.1g(0,03モル)、酢酸80g及び塩化第
2銅2水塩0.5g及びモレキュラーシーブ10gを反
応器に仕込んだ後、亜硫酸ガス8gを吹込んだ。
次に、撹拌しながらL−ブチルナイトライド6mlを1
0°Cの溶液に10分間で滴下した。滴下と同時に、発
熱と窒素ガスの発生があり温度は20〜25°Cに上昇
した。15〜20°Cで攪拌しながら1時間反応させた
固形分を濾過後、反応液中の低沸物を減圧下60°C以
下で留去し、残留物に氷水を加えたところ淡橙色の固体
が析出した。
この固体を乾燥後、実施例1と同様に分析を行っタトこ
ろ、p−クロルベンゼンスルホニルクロライド6.1g
(収率96%)が得られた。
実施例14 p−)ルイジン3.2g(0,03モル)、塩化水素1
.1g(0,03モル)を含むアセトニトリル溶液4.
85g、硫酸第2銅5水塩0.5g及びアセトニトリル
30gを反応器に仕込んだ後、亜硫酸ガス8gを吹込ん
だ。
次に、攪拌しながらL−ブチルナイトライド6m1tを
10°Cの溶液に10分間で滴下した。滴下と同時に、
発熱と窒素ガスの発生があり温度は20〜25°Cに上
昇した。15〜20゛Cで攪拌しながら1時間反応させ
た。
固形分を濾過後、反応液中の低沸物を減圧下60°C以
下で留去し、水を加えトルエン抽出を行った。
このトルエン溶液を乾燥後、実施例1と同様に分析を行
ったところ、p−メチルベンゼンスルホニルクロライド
3.4g(収率50%)が得られた。
実施例15 2.4−ジクロロアニリン4.9g(0,03モル)、
塩化水素1.1g(0,03モル)を含むアセトニトリ
ル溶液4.85g、硫酸第2銅5水塩0.5g及びアセ
トニトリル30gを反応器に仕込んだ後、亜硫酸ガス1
2gを吹込んだ。
次に、攪拌しながらt−ブチルナイトライド6mlを1
0°Cの溶液に10分間で滴下した。滴下と同時に、発
熱と窒素ガスの発生があり温度は20〜25°Cに上昇
した。15〜20°Cで攪拌しながら1時間反応させた
固形分を濾過後、反応液中の低沸物を減圧下60℃以下
で留去し、水を加えトルエン抽出を行った。
このトルエン溶液を乾燥後、実施例1と同様に分析を行
ったところ、2,4−ジクロロベンゼンスルホニルクロ
ライド6.0g(収率83%)が得られた。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ArNH_2〔 I 〕 (Arは置換又は未置換のアリール基を示す。) で表されるアリールアミンを 塩化水素、二酸化硫黄及び銅化合物の存在下、 一般式〔II〕 R^1YNO_a〔II〕 (R^1は炭素数2〜10のアルキル基、 Yは酸素原子又は硫黄原子、aは1又は2の整数を示す
    。) で表されるアルキルナイトライトと反応させることを特
    徴とする 一般式〔III〕 ArSO_2Cl〔III〕 で表されるアリールスルホニルクロライドの製法。
  2. (2)一般式〔II〕で表されるアルキルナイトライトが
    第3級アルキルナイトライトである請求項(1)記載の
    アリールスルホニルクロライドの製法。
  3. (3)一般式〔III〕で表されるアリールスルホニルク
    ロライドが 一般式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔IV〕 (R^2は炭素数1〜10のアルキル基を示す。)で表
    されるピラゾールスルホニルクロライドであることを特
    徴とする請求項(1)記載のアリールスルホニルクロラ
    イドの製法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6030081A (en) * 1997-08-29 2000-02-29 Nidek Co., Ltd. Eye refractive power measurement apparatus

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