JPH0253098A - 自動伴奏装置 - Google Patents

自動伴奏装置

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JPH0253098A
JPH0253098A JP63203701A JP20370188A JPH0253098A JP H0253098 A JPH0253098 A JP H0253098A JP 63203701 A JP63203701 A JP 63203701A JP 20370188 A JP20370188 A JP 20370188A JP H0253098 A JPH0253098 A JP H0253098A
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JP
Japan
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accompaniment
sound
rhythm
pattern
tones
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JP63203701A
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English (en)
Inventor
Yoichiro Tajima
田島 陽一郎
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子楽器においてリズム音、ベース音及びコ
ード音等により自動伴奏を行う自動伴奏装置に関する。
(従来の技術〕 電子キーボード等の電子楽器においては、演奏者等が弾
くメロディ−音等の他に、簡単な操作によって多彩な自
動伴奏を行う機能を有するものがある。
このような自動伴奏装置の従来例として、演奏者がロッ
ク、ジャズ、ワルツ等の伴奏パターンを選択することに
より、予めプリセントされているリズムパターンでリズ
ム音が発音されるとともに、所定の領域の鍵盤を予め決
められた簡単な規則に従って押すことにより、その鍵盤
に対応したベース音及びコード音で予めプリセントされ
たベースパターン及びコードパターンに従って自動伴奏
されるようにした自動伴奏装置がある。
その他、電子キーボードに限らず、電子弦楽器、電子管
楽器等に自動伴奏機能を持たせた従来例もある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来例の場合、通常はロック、ジャズ、ワ
ルツ等の伴奏パターンを指定すると、それに従ってベー
ス音の伴奏及びコード音の伴奏が行われるようになって
いるため、例えばリズム音を必要としないクラシック等
の伴奏パターンには対処しにくい。そのような不都合を
避けるために、クラシンクの伴奏パターンの場合には、
リズム伴奏パターンを発音させないようにすると、通常
のレコード又はCD等の生演奏に比較して、かなり寂し
い感じの伴奏となってしまうという問題点を有している
一方、上記のようにクラシックの伴奏パターンの場合に
リズム音を発音させないようにすると、自動伴奏のスタ
ートスイッチを押しても、演奏者が鍵盤でコード音の指
定を行うまでは、何も伴奏音が発音されず、伴奏開始の
テンポが取りにくい等、演奏者に混乱を与えてしまうと
いう問題点を有している。
本発明の課題は、リズム音のない伴奏パターンにおいて
も厚みのある自動伴奏を実現し、また、リズム音のない
自動伴奏をスタートさせた場合の動作の不自然さを解消
し、演奏者に混乱を与えないようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、まず、複数の伴奏パターンを指示する自動伴
奏指示手段を有する。同手段は、例えば伴奏パターンを
複数のステップに分割し、各ステップ毎に発音をするか
否かを示すデータを記憶するメモリと、該メモリから前
記データを所定のクロックに従って順次読み出す手段に
より実現され、伴奏パターンには例えばリズム音発生用
の伴奏パターン、ベース音発生用の伴奏パターン、コー
ド音発生用の伴奏パターン等がある。
次に、上記自動伴奏指示手段で指示される複数の伴奏パ
ターンに対応した各伴奏音を発音する伴奏音発音手段を
有する。同手段は、例えば伴奏パターンにより発音が指
示されるタイミングで、各伴奏音を時分割処理により発
音する手段により実現され、具体的には、複数の伴奏音
波形データを複数のアドレスに記憶する波形メモリと、
該複数の伴奏音波形データを時分割処理により並列して
読み出す読み出し手段と、該時分割処理で読み出された
伴奏音波形データをアナログデータに変換して放音する
放音手段等によって実現され、更に、上記読み出し手段
は、リズムパターンに基づ(リズム音を読み出すときは
前記波形メモリ上の対応する波形データを一定のアドレ
ス間隔で読み出し、ベースパターン又はコードパターン
に基づくベース音又はコード音を読み出すときは前記波
形メモリ上の対応する波形データを指定された音高に応
じたアドレス間隔で読み出す手段により実現される。又
は、前記伴奏音発音手段は、例えば前記各伴奏音を発音
する複数の発音手段により実現され、具体的には、リズ
ム音発音用にはPCM音源タイプの発音手段、ベース音
又はコード音用には波形変調タイプの発音手段により実
現される。
本発明は、また、前記伴奏パターンにリズムパターンが
含まれているか否かを判別する判別手段を有する。同手
段は、例えば各伴奏パターン毎にその伴奏パターンがリ
ズムパターンを含むか否かを示すデータを付加させ、そ
のデータを参照する手段により実現される。
本発明は、更に、上記判別手段により、前記伴奏パター
ンにリズムパターンが含まれていないと判別された場合
、前記伴奏音発音手段にリズム音を発音させる代わりに
リズム音以外の音階音の伴奏音を発音させる制御手段を
有する。同手段は、例えば前記伴奏音発音手段が前記時
分割制御タイプのものである場合、前記伴奏パターンに
リズムパターンが含まれていないと判別された場合、リ
ズム音発音用の時分割チャネルを用いて前記伴奏音発音
手段にリズム音以外の音階音の伴奏音を発音させる手段
により実現される。また、前記伴奏音発音手段が前記複
数の発音手段から構成される場合、前記伴奏パターンに
リズムパターンが含まれていないと判別された場合、リ
ズム音発音用の前記伴奏音発音手段を休止させる代わり
に、音階音発音用の前記伴奏音発音手段にリズム音以外
の音階音の伴奏音を発音させる手段で実現される。
本発明は、上記手段の他に、少なくとも前記自動伴奏指
示手段と、前記伴奏音発音手段と、前記判別手段とを有
するような自動伴奏装置において、伴奏パターンにリズ
ムパターンが含まれていないと判別された場合、自動伴
奏指示手段による自動伴奏開始指示後伴奏音発音前にガ
イド音を発音するガイド音発音手段を有する。
〔作   用〕
本発明の作用は次の通りである。
まず、例えばロック、ジャズ等のリズム音が重要な要素
を占める伴奏パターンにおいては、伴奏音発音手段から
は、リズム音、ベース音及びコード音等が発音され、自
動伴奏が行われる。
これに対して、クラシック等のリズム音を必要としない
伴奏パターンにおいては、伴奏音発音手段からはリズム
音が発音される代わりにリズム音以外の音階音の伴奏音
が発音される。すなわち、例えば通常のベース音とコー
ド音の他に、更に、サブコード音等が発音される。これ
により、リズム音がない場合に、伴奏が寂しい感じにな
るのを防いでいる。
このとき、特に、伴奏音発音手段として、時分割制御タ
イプのものを用いた場合、リズム音発音用の時分割チャ
ネルをリズム音以外の音階音の発音に共用できる。
また、伴奏音発音手段として、複数の発音手段からなる
ものを用いた場合、リズム音、ベース音、コード音及び
サブコード音の各々に合った発音手段を選択できる。
そして、上記のようにリズムパターンの発音を行わない
場合、自動伴奏開始指示後、すなわち、例えばスタート
スイッチ等を押した後伴奏音の発音が開始される前に、
ガイド音が発音される。これにより、演奏者は、リズム
音のない自動伴奏のテンポを取るのが容易になる。なお
、この場合、前記のようにリズム音を発音させないとき
に音階音の伴奏音を代わりに発音させるタイプの自動伴
奏装置だけでなく、リズム音の発音を単に停止させるよ
うなタイプの自動伴奏装置にも適用することができる。
〔実  施  例〕
以下、本発明の実施例につき詳細に説明を行う。
第1図は、第1の実施例の構成図である。
中央制御装置(CPU、以下同じ)1は、全体の動作を
制御する制御装置であり、内部にコード・ベースフラグ
CBFを記憶するレジスタ(以下、単にフラグ名で呼ぶ
)と、伴奏パターンレジスタBRを有する。
CPU1には、鍵盤部2、スイッチ部3、伴奏パターン
メモリ4、タイマークロック発生部5及びコードジャッ
ジ部6が接続される。また、タイマークロック発生部5
の出力に基づいて+1ずつカウントアツプされるリズム
カウンタRCが接続される。そして、CPUIは、楽音
発生部7を制御する。
楽音発生部7において、まず、アドレス発生回路701
は、CPUIからの制御に基づいて、スタートアドレス
レジスタ702及びエンドアドレスレジスタ703に各
々スタートアドレス711及びエンドアドレス712を
セットする。
一方、歩進クロック発生回路705は、CPU1からの
制御信号9に従って動作し、加算器7061において、
アドレスラッチ7062からのカウンタ出カフ13を所
定の歩進値7051で歩進させる。なお、後述する本コ
ード音及びサブコード音の再生時には、歩進クロック発
生回路705から出力される歩進値は、CPUIで制御
される音高コード発生部704の出力に基づいて決定さ
れ、後述するリズム音再生時には、音高コード発生部7
04の出力には関係なく一定の歩進幅となる。従って、
加算器7061とアドレスラッチ7062からなるアド
レスカウンタ706は、歩進クロック発生回路70ぢか
らの歩進値7051に従った歩進幅のカウンタ出カフ1
3を出力する。
次に、カウンタ出カフ13は、加算器707においてス
タートアドレスレジスタ702にセットされているスタ
ートアドレス711と加算され、アドレス715として
波形メモリ709の読み出しアドレスを指定する。
一敗検出回路708は、アドレス715とエンドアドレ
スレジスタ703にセントされているエンドアドレス7
12とを比較し、−敗した時点で終了信号10をCPU
Iに出力すると共に、アドレスラッチ7062のリセッ
ト端子Rに出力して同ラッチをリセットする。
波形メモリ709からは、アドレス715に従って波形
値716が読み出され、D/A変換器710でアナログ
楽音信号に変換された後、サウンドシステム8を介して
出力される。
上記構成の第1の実施例の動作につき、以下に説明を行
う。
まず、第1の実施例の概略動作につき説明を行う。
第2図に、第1図の鍵盤部2の外観を示す。本実施例で
は、0オクターブ(OC=O)の02から5オクターブ
(QC−5)のC7までの5オクタ一ブ分の音階を発生
できる。また、鍵盤部2に隣接して、第1図のスイッチ
部3が第3図に示すように配置される。いま、第3図の
自動伴奏スイッチ11を押さなければ、第2図の鍵盤部
2の各鍵盤を押すことにより、その鍵盤に応じた音高の
楽音が発音される。
一方、自動伴奏スイッチ11を押した後、A〜Dの伴奏
パターン選択スイッチ14のうちいずれかを押すことに
より、ロック、ワルツ、ジャズ、クラシック等の4種類
の伴奏パターンのうち1つを選択することができる。続
いて、スタートスイッチ12を押すと、上記選択した伴
奏パターンで伴奏を開始するが、この場合の伴奏パター
ンにはA−Dの伴奏パターンの選択の仕方により2種類
の伴奏モードがある。
第1の伴奏モードとしては、まず、スタートスイッチ1
2を押すと同時に、複数のリズム楽器音で、各リズム楽
器毎に独立した16ステツプからなるリズムパターンで
リズム伴奏が開始されて繰り返される。この状態で、第
2図の鍵盤部2のC2〜B3の間の任意の鍵盤を押すこ
とにより、その鍵盤に対応したコードで、前記リズムパ
ターンとは異なる16ステツプからなるベースパターン
で、前記リズム伴奏に同期して所定のベース音色のべ−
ス音による伴奏が開始され繰り返される。これと同期し
て、前記鍵盤に対応したコードで、前記リズムパターン
及びベースパターンとは異なる16ステツプからなる伴
奏パターンで、所定のコード音色の例えば3音又は4音
からなるコード音による伴奏が開始され繰り返される。
すなわち、第1の伴奏モードでは、複数のリズム楽器に
よるリズム伴奏と、所定のベース音色のベース伴奏と、
所定のコード音色のコード伴奏とによって、自動伴奏を
させることができる。そして、演奏者は、第2図の鍵盤
部2の83より高い音階の鍵盤により、上記伴奏に合わ
せて自由にメロディ−演奏等を行える。
第2の伴奏モードとしては、まず、スタートスイッチ1
2を押すと同時に、適当なガイド音が発音された後、リ
ズム音は発音されずに、第2図の鍵盤部2の02〜B3
の間の任意の鍵盤の人力待ち状態になる。そして、上記
いずれかの鍵盤が押されると、前記第1の伴奏モードの
場合と同様に、その鍵盤に対応したコードで、16ステ
ツプからなるベースパターンで、所定のベース音色ノヘ
ース音による伴奏が開始され繰り返され、これと同期し
て、前記鍵盤に対応したコードで、前記ベースパターン
とは異なる16ステツプからなる第1の伴奏パターンで
、第1のコード音色の例えば3音叉は4音からなる本コ
ード音による伴奏が開始され繰り返される。更に、これ
と同期して、前記鍵盤に対応したコードで、前記ベース
パターン及び第1の伴奏パターンとは異なる16ステツ
プからなる第2の伴奏パターンで、第2のコード音色の
例えば3音又は4音からなるサブコード音による伴奏が
開始され繰り返される。すなわち、第2の伴奏モードで
は、ベース伴奏の他に、各々独立した音色の独立した伴
奏パターンの2種類のコード伴奏(重奏)により、自動
伴奏をさせることができる。この場合も、演奏者は、第
2図の鍵盤部2の83より高い音階の鍵盤により、上記
伴奏に合わせて自由にメロディ−演奏等を行える。
上記第1及び第2の伴奏モードは、第3図の伴奏パター
ン選択スイッチ14により選択されるA〜Dのいずれか
の伴奏パターンに択一的に設定される。例えば、伴奏パ
ターンA、Bは第1の伴奏モードに、伴奏パターンC,
Dは第2の伴奏モードに設定される。ここで、第1の伴
奏モードはリズム伴奏を含むため、ロック・ジャズ等の
伴奏パターンの場合に有効である。これに対して、第2
の伴奏モードはリズム伴奏を含まないため、クラシック
等の伴奏パターンの場合に有効である。
以上、第1の伴奏モードと第2の伴奏モードの各動作に
つき、第8図の動作フローチャートに沿って説明を行う
。この動作フローチャートは、特には図示しない記憶部
に記憶されているプログラムとして実現され、第1図の
CPUIによって実行される。
まず、第1の伴奏モードの伴奏パターンを選択する場合
の動作につき説明を行う。
始めに、演奏者が、第3図の自動伴奏スイッチ11を押
すと、第8図の動作フローチャートがスタートしく第8
図31)、32〜S4において、コード・ベースフラグ
CBF、リズムカウンタRC及び伴奏パターンレジスタ
BRの各々が、oにイニシャライズされる。これらにつ
いては、後述する。以下、Sで始まる処理は、第8図を
参照するものとする。
次に、S5で第3図の伴奏パターン選択スイッチ14が
押されているか否がか判定される。伴奏パターン選択ス
イッチは、前記したように第3図のA、BSC,Dの4
種類のスイッチがあり、これにより4種類の伴奏パター
ンのうちいずれが1つを指定可能である。
今、伴奏パターン選択スイッチ14のいずれがが押され
ている場合、s6においてそのスイッチに対応する伴奏
パターン番号が、第2図のCPUI内の伴奏パターンレ
ジスタBRにセットされる。
伴奏パターン番号は、A−Dの各スイッチに0番〜3番
が対応づけられている。そして、この伴奏パターンレジ
スタBRにより示される0番〜3番のうちいずれか1つ
の伴奏パターン番号により、A−Dのうちいずれか1つ
の伴奏パターンが決定される。なお、伴奏パターン選択
スイッチが押されていない場合、伴奏パターンレジスタ
BRには、前記S4でイニシャライズされた値Oが入っ
ており、自動的に伴奏パターンAが選択される。
続イテ、S 7−38−35のループの繰り返しにより
、第3図のスタートスイ・ノチ12及びストップスイッ
チ13が押されたか否かが検出される。
スタートスイッチ12が押されると、S7の判定がYE
Sとなり、これにより、S9におし)で伴奏パターンレ
ジスタBRにセットされている伴奏パターン番号に対応
する伴奏へ・ラダが、第1図の伴奏パターンメモリ4か
ら読み出される。伴奏ヘッダは、伴奏パターンメモリ4
内に、第4図15に示すように、各伴奏パターンA、B
、C,D&こ対応して4種類記憶されており、伴奏ノ々
ターンレジスタBRの0番〜3番の伴奏ツマターン番号
Gこ対応して、A−Dのうちいずれか1つの伴奏へ・ラ
ダが読み出される。更に、各伴奏へ・ラダ154よ、第
5図に示すような構成を有する。すなわち、A〜Dの各
伴奏へラダ15には、リズム伴奏の有無を示す1又は0
の1ビツトのリズムフラグRF、4種類の本コード音色
のうち1つが指定される2ビツトの本コード音色番号T
ONEI 、及び同様に指定されるサブコード音色番号
TCLNE2が記憶されている。ここで、リズムフラグ
RFは、前記第1の伴奏モードか第2の伴奏モードかを
表していることになる。
次に、S10において上記動作により読み出された伴奏
へラダ15内のリズムフラグRFの値が判定される。今
、第1の伴奏モードを仮定しておりリズム伴奏有りのた
め、RF=1である。この場合は、第1図のCPCll
は、S10→512の処理に移り(S11については後
述する)、S12においてM’11部2からコード設定
用のキー人力Klがあるか否かを判定する。
キー人力Klがない場合(キー人力Klがある場合につ
いては後述する)は、S12→313に進み、コード・
ベースフラグCBFが1であるか否かを判定する。今、
前記S2でCBFの値は0にイニシャライズされている
ため、ここでの判定はNoとなる(YESの場合は後述
する)。
続いて、314においてリズムフラグRFの判定を行う
。今、第1の伴奏モードを仮定しており、前記したよう
にRF=1であるため、ここでの判定はYESとなる(
Noの場合は後述する)。
これにより、次の315においてリズム音再生のための
処理を行う。リズム音の再生は、各リズム音毎に、第1
図の伴奏パターンメモリ4に記1.αされている第4図
又は第7図(C)に示す0〜15の16ステツプからな
るリズムパターン1日のうち、第1図のりズムカウンタ
RCが現在示しているステップを読み出し、そのステッ
プにおいて「1」が指定されているリズム音を各々並列
に発音させる処理である。以下に各ステップでの上記S
15の処理動作を示す。
まず、上記「1」が指定されているリズム音に対応して
、楽音発生部7にリズム音色のセットを行う。この動作
は、第1図のCPUIから楽音発生部7内のアドレス発
生回路701に、リズム音の情報を渡すことにより、ア
ドレス発生回路701が波形メモリ709に記憶されて
いるリズム音のスタートアドレス711とエンドアドレ
ス712をスタートアドレスレジスタ702及びエンド
アドレスレジスタ703にセットする動作である。
このとき、リズム音は、第7図(C)に示すように8種
類程度を並列に発音させるため、上記動作も8音色分必
要となるが、これは、第1図の楽音発生部マ全体が例え
ば16チヤネル程度の時分割チャネルで独立に時分割動
作をすることにより、各リズム音独立に行うことができ
る。なお、第7図(C)において、BDはバスドラム音
、SNはスネアドラム音、CHはクローズドバイバット
音、OHはオープンバイバット音、T1〜T2はタム1
〜タム3音、CYはシンバル音である。
上記動作の直後、CPUIから歩進クロック発生回路7
05に制御信号9が出力され、これにより歩進クロック
発生回路705が一定の歩進値7051の出力動作を開
始し、これにより加算器7061において、アドレスラ
ッチ7062からのカウンタ出カフ13に上記歩進値7
051が順次加算され、カウンタ出カフ13がその歩進
幅で増加する。なお、リズム音再生時には第2図の音高
コード発生部704は関係しない。
上記歩進動作と同期して、加算器707が、スタートア
ドレスレジスタ702にセットされたスタートアドレス
711にアドレスカウンタ706からのカウンタ出カフ
13を加算することにより、波形メモリ709にアドレ
ス715を出力する。
これによりスタートアドレス711から順に波形メモリ
709に対してアドレス715が指定され、各アドレス
の波形値が読み出される。
一方、−数構出回路708において、エンドアドレスレ
ジスタ703にセットされたエンドアドレス712とア
ドレス715の値とが比較され、エンドアドレス712
に一致した時点でCPU 1に終了信号10が出され、
これによりCPU 1は、制御信号9により歩進クロッ
ク発生回路705の動作を終了させ、また、アドレスラ
ッチ7062の内容がリセットされる。
以上の動作により、波形メモリ709からは、スタート
アドレス711からエンドアドレス712までの波形値
716が読み出され、D/A変換器710及びサウンド
システム8を介して、そのステップに対応するリズム音
が発音される。そして、既に説明したように、第7図(
C)の8種類のリズム音に対して各々独立した時分割チ
ャネルが割り当てられ、各リズム音毎に時分割で並列処
理されるため、第7図(C)の「l」が割り当てられた
リズム音を並列に発音可能である。
以上に示したS15での処理動作により、1ステツプの
各リズム音の再生を終了すると、316及びS17にお
いて、第1図のタイマークロック発生部5からのタイマ
ークロックの入力に同期して、第1図のりズムカウンタ
RCの内容が1だけカウントアツプされる。そして、第
3図のストップスイッチ13が押されない限り318の
判定がNOとなるため、S12に戻り、0〜15ステン
プのリズムパターンの再生を繰り返す。なお、第7図(
C)の15ステツプまで再生された後は0ステツプに戻
る。
次に、上記リズム音再生処理中に、第2図の鍵盤部2の
02〜B3の間の任意の鍵盤が押鍵されると、第1図の
鍵盤部2からCPUIにキー人力Klが入力し、CPU
 1がこれを検出することによりS12の判定がYES
となる。これにより、次の319において、第1図のコ
ードジャッジ部6が動作し、上記鍵盤部2で押鍵された
鍵盤に基づいてコードの種類が判定される。ここでキー
人力Klは、第6図に示すようにキーの0N10FFを
示す情報OF、オクターブコードOC及びキーコードK
Cから構成され、本実施例ではオクターブコードOC及
びキーコードKCにより、例えば3音又は4音からなる
コード音の各音高が決定される。
なお、0N10FFを示す情報OFはここでは用いない
が、通常の鍵盤演奏の場合に鍵盤が押鍵あるいは離鍵さ
れたことを示す情報である。
上記動作の後、S20においてベース音再生のための処
理を行う。ベース音の再生は、第1図の伴奏パターンメ
モリ4に記憶されている第4図又は第7図(b)に示す
0〜15の16ステツプからなるベースパターン17の
うち、第1図のリズムカウンタRCが現在水しているス
テップを読み出し、そのステップで「1」が指定されて
いる場合に1種類のベース音を発音させる処理である。
以下に1ステツプ分の上記S20の処理動作を示す。
前記したように、第1図の楽音発生部7全体は例えば1
6チヤネル程度の時分割処理により楽音の発生動作を行
っているため、ベース音の再生はそのうち1チヤネルの
時分割チャネルを使用して行われる。そして、現在のス
テップにおいて、第7図(b)のベースパターン17と
して「1」が指定されていない場合は、ベース音の再生
を行う必要がないため、S20では何の処理も行わない
一方、「1」が指定されている場合、前記リズム音の処
理の場合と全く同様にベース音の時分割チャネルにおい
て、楽音発生部7にベース音色のセットを行う。すなわ
ち、第2図のCPUIから楽音発生部7内のアドレス発
生回路701に、ベース音の情報を渡すことにより、ア
ドレス発生回路701が波形メモリ709に記憶されて
いるベース音のスタートアドレス711とエンドアドレ
スフ12をスタートアドレスレジスタ702及びエンド
アドレスレジスタ703にセットする。なお、この場合
のベース音色は固定的に定められている。
上記動作の直後、CPU1から音高コード発生部704
に、第1図のコードジャッジ部6で判定されたコードの
ベース音(根音)の音高がセットされとともに、歩進ク
ロック発生回路705に制御信号9が出力され、これに
より歩進クロック発生回路705が歩進値7051の出
力動作を開始する。このときの歩進値7051の歩進幅
は、音高コード発生部704にセットされたベース音高
に従って決定され、ベース音高が高ければ大きい値、低
ければ小さい値となる。これにより加算器7061にお
いて、アドレスラッチ7062からのカウンタ出カフ1
3に上記歩進値7051が順次加算され、カウンタ出カ
フ13がその歩進幅で増加する。
上記歩進動作と同期して、加算器707が、スタートア
ドレスレジスタ702にセットされたスタートアドレス
711にアドレスカウンタ706からのカウンタ出カフ
13を加算することにより、波形メモリ709にアドレ
ス715を出力する。
これによりスタートアドレス711から順に波形メモリ
709に対してアドレス715が指定され、各アドレス
の波形値716が読み出される。このとき、前記したよ
うにカウンタ出カフ13の歩進幅はベース音高が高い程
大きくなり、これに従って波形メモリ709から間引か
れた波形値716が読み出されることにより、高い音高
のヘース音が発音されることになる。
一方、−数構出回路708の動作は前記リズム音再生処
理の場合と全く同様であり、エンドアドレスレジスタ7
03にセットされたエンドアドレス712とアドレス7
15の値とが比較され、エンドアドレス712に一致し
た時点でCPU 1に終了信号10が出され、これによ
りCPU lは、制御信号9により歩進クロック発生回
路705の動作を終了させ、また、アドレスラッチ70
62の内容がリセットされる。
以上の動作により、波形メモリ709からは、スタート
アドレス711からエンドアドレス712までの波形値
716がベース音高に応じた間隔で読み出され、D/A
変換器710及びサウンドシステム8を介して、そのス
テップに対応するヘース音が発音される。
上記S20における1ステップ分のベース音の再生処理
が終了したら、次に、S21において本コード音再生の
だめの処理を行う。本コード音の再生は、第1図の伴奏
パターンメモリ4に記憶されている第4図又は第7図(
a)に示す0〜15の16ステツプからなる本コードパ
ターン16のうち、第1図のりズムカウンタRCが現在
示しているステップを読み出し、そのステップで「1」
が指定されている場合に3音叉は4音からなる本コード
音を発音させる処理である。以下に1ステップ分の上記
S21の処理動作を示す。
前記したように、第1図の楽音発生部7全体は例えば1
6チヤネル程度の時分割処理により楽音の発生動作を行
っているため、本コード音の再生はそのうち3又は4チ
ヤネルの時分割チャネルを使用して行われる。すなわち
、本コード音の第1音(根音)、第2音、第3音(と第
4音)の各構成音を1チヤネルずつの時分割チャネルに
割り当てる。そして、現在のステップで、第7図(a)
の本コードパターン16として「1」が指定されていな
い場合は、本コード音の再生を行う必要がないため、S
21では何の処理も行わない。
一方、「1」が指定されている場合は、本コード音の再
生処理は、各構成音の再生処理が前記ベース音の場合と
全く同様にして実行され、これが各構成音独立に行われ
ることにより、全体として3又は4音の本コード音が再
生される。なお、本コード音の音色は各構成音で共通で
あり、前記S9において読み出された第5図の伴奏ヘッ
ダの本コード音色TONEIとして決定できる。また、
第1図の音高コード発生部704には、本コード音の各
構成音に対応した音高がセットされる。
上記S21における1ステップ分の本コード音の再生処
理が終了したら、次に、322においてリズムフラグR
Fの値が判定される。今、第1の伴奏モードを仮定して
おりリズム伴奏をりのため、RF=1である。この場合
は、第1図のCPUIは、S22→S23の処理に移り
(S24については後述する)、リズム音再生のための
処理を行う。この処理は、前記S15での処理と全く同
様である。
以上に示したS20、S21及びS23での処理動作に
より、1ステップ分のベース音、本コード音及び各リズ
ム音の再生を終了すると、S25及びS26において、
第1図のタイマークロック発生部5からのタイマークロ
ックの入力に同期して、第1図のりズムカウンタRCの
内容が1だけカウントアツプされる。また、S27にお
いて第1図のCPU l内のコード・ベースフラグCB
Fの値が1にセットされる。そして、第3図のストラプ
スインチ13が押されない限り31Bの判定がNOとな
るため、312に戻り、新たなキー人力がない限りS1
2の判定がNOとなり、続いて、S13のコード・ベー
スフラグCBFの判定は、前記S27でその内容が1に
セットされたためYESとなって前記S20のベース音
再生処理に移り、更に、S21、S23を各処理実行し
て、0〜15ステツプのベースパターン、本コードパタ
ーン及びリズムパターンの再生を繰り返す。このとき、
S20、S21及びS23の処理は、第8図の動作フロ
ーチャート上では説明の便宜のため順次実行するように
なっているが、実際には各時分割チャネル毎の並列処理
として同時に実行され、従って、聴感上はベース音、本
コード音及びリズム音が、各ステップ毎にアンサンプル
の演奏を行っているように同時に間こえる。
一方、上記第1の伴奏モードの自動伴奏の途中で、演奏
者が第2図の鍵盤部2のC2〜B3の間の任意の鍵盤を
押鍵すると、第2図の鍵盤部2からCPU 1にキー人
力KIが入力し、CPU 1がこれを検出することによ
りS12の判定がYESとなる。これにより、次の31
9において、第1図のコードジャッジ部6が再び動作し
、上記鍵盤部2で押鍵された鍵盤に基づく新たなコード
の種類が判定され、例えば3音又は4音からなる新たな
コード音の各音高が決定される。従って、それ以降に3
20及びS21において再生されるベース音及び本コー
ド音は、上記新たな音高に基づいて発音される。すなわ
ち、演奏者は、伴奏途中の任意のタイミングで鍵盤を操
作することにより、ヘース音及び本コード音を変更させ
ることができる。
上記動作において、演奏者が第3図のストップスイッチ
13を押すと、318での判定がYESとなって自動伴
奏動作を終了し、328〜330において、伴奏パター
ンレジスタBR,リズムカウンタRC及びコード・ベー
スフラグCBFの各内容を各々0にリセットして、全体
の動作を終了する(S31)。
次に、前記第2の伴奏モードの伴奏パターンを選択する
場合の動作につき説明を行う。この場合の処理動作も、
第8図の動作フローチャートに従うが、以下の説明では
前記第1の伴奏モードの伴奏パターンの場合と異なる部
分のみについて説明を行う。
第2の伴奏モードでは、前記したようにリズム音の再生
処理がなく、その代わりにサブコード音の再生処理が加
わる。従って、S9で第4図又は第5図の伴奏ヘッダを
読み出した場合、リズムフラグRFO値はOである。
この場合は、第1図のCPUIは、5IO−−−311
の処理に移り、Sllにおいて前杆処理を行う。この処
理は、第2の伴奏モードではリズム音の発音を行わない
ため、その代わりに補助的なガイド音を発音させること
により、演奏者がテンポを取るのを容易にさせるもので
ある。なお、この前杆処理は、前記リズム音と同様の音
の再生処理を、第3図のスタートスイッチ12を押した
後、何小節分か繰り返す動作として実現できる。
上記前杆処理の後、第1の伴奏モードの場合に説明した
ように、第1図の鍵盤部2からのキー人力Klがあるま
ではS12の判定はNOであり、また、コード・ベース
フラグCBFの値が始めは0であるため(32による)
、S13の判定もN0となる。
続いて、314においてリズムフラグRFの判定を行う
。今、第2の伴奏モードを仮定しており、前記したよう
にRF=Oであるため、ここでの判定はNoとなり、従
ってリズム音の再生処理は行われず、直接31Bに移る
。そして、第3図のストップスイッチ13が押されない
限りS18の判定がNOとなるためS12に戻り、結局
、512−313→514−318→S12の繰り返し
により、キー人力KIの入力待ち状態となる。
上記待機状態において、第2図の鍵盤部2の02〜B3
の間の任意の鍵盤が押鍵されると、第2図の鍵盤部2か
らCPU lにキー人力KIが入力し、cpu iがこ
れを検出することによりS12の判定がYESとなる。
これにより、次の319において、第1図のコードジャ
ッジ部6が動作し、前記第1の伴奏モードの場合と全く
同様にして、上記鍵盤部2で押鍵された鍵盤に基づいて
コードの種類が判定される。これにより、例えば3音又
は4音からなるコード音の各音高が決定される。
続いて、やはり前記第1の伴奏モードの場合と全く同様
にして、S20においてベース音再生処理、S21にお
いて本コード音再生処理が行われる。
次に、S21における1ステップ分の本コード音の再生
処理が終了したら、次に、S22においてリズムフラグ
RFO値が判定される。今、第2の伴奏モードを仮定し
ておりリズム伴奏無しのため、RF=Oである。この場
合は、第1図のCPU1は、S23のリズム音再生処理
は行わずに、S22→324の処理に移り、サブコード
音再生のための処理を行う。
サブコード音の再生は、第1図の伴奏パターンメモリ4
に記憶されている第4図又は第7図(a)に示す0〜1
5の16ステツプからなるサブコードパターン19のう
ち、第1図のりズムカウンタRCが現在水しているステ
ップを読み出し、そのステップで「1」が指定されてい
る場合に3音叉は4音からなるサブコード音を発音させ
る処理である。以下に1ステップ分の上記324の処理
動作を示す。
前記したように、第1図の楽音発生部7全体は例えば1
6チヤネル程度の時分割処理により楽音の発注動作を行
っているため、サブコード音の再生は前記本コード音再
生時の場合と同様に、3又は4チヤネルの時分割チャネ
ルを使用して行われる。但し、このチャネルはベース音
及び本コード音の時分割チャネルとは異なるチャネルで
あるが、第2の伴奏モードではリズム音の再生は行われ
ないため、リズム音に割り当てられるべき時分割チャネ
ルを共用すればよい。ここで、第1の伴奏モードで用い
られるリズム音は、前記したように8種類程度あるため
、第2の伴奏モードにおいては時分割チャネルが8チャ
ネル分程度空いており、このうち任意のチャネルに前記
サブコード音の第1音(根音)、第2音、第3音(と第
4音)の各構成音を割り当てればよい。
そして、現在のステップで、第7図(a)のサブコード
パターン19として「1」が指定されていない場合は、
サブコード音の再生を行う必要がないため、324では
何の処理も行わない。
一方、「1」が指定されている場合は、サブコード音の
再生処理は、前記第1の伴奏モードの場合の本コード音
の再生処理の場合と全く同様にして実行される。なお、
サブコード音の音色は各構成音で共通であり、前記S9
において読み出された第5図の伴奏ヘッダのサブコード
音色TONE2として決定でき、従って、本コード音色
TONE 1と異なる音色で発音させることができる。
以上のS20.321及びS24での処理動作により、
■ステップ分のベース音、本コード音及びサブコード音
の再生処理が行われる。そして、各再生動作が終了した
後の、各ステップ毎の繰り返し動作は、前記第1の伴奏
モードの場合と全く同様である。
なお、演奏者が第3図のスタートスイッチ12を押した
後、何もせずにストップスイッチ13を押した場合は、
S8の判定がYESとなって何もせずに終了する。
また、第1図の第1の実施例では、演奏者による通常の
鍵盤演奏に基づく発音動作は、前記したように第1図の
楽音発生部7全体が例えば16チヤネル程度の時分割処
理により楽音の発生動作を行っているため、それらの時
分割チャネルのうち前記伴奏音発音用のチャネル以外の
チャネルを用いて行われる。
以上、第1の伴奏モード及び第2の伴奏モードの自動伴
奏を行う上記本実施例においては、第8図の315及び
S23のリズム音再生処理、S20のヘース音再生処理
、S21の本コード音再生処理及びS24のサブコード
音再生処理においては、各ステップの発音をおこなう毎
に、第2図の楽音発生部7内のアドレス発生回路701
に対する各音色セントを行うようにしているが、処理速
度に余裕がないようなCPU1を用いる場合には、各発
音処理開始時のみに一括して音色のセットを行うように
してもよい。
また、第2の伴奏モードの自動伴奏を行う上記本実施例
においては、演奏者が第3図のスタートスイッチ12を
押した直後の何小節かにおいてガイド音が出るようにし
たが、演奏者からのコード指定のためのキー人力Klが
あるまでガイド音の発音を続け、キー人力Klがあって
コード伴奏が始まったらガイド音の発音を停止するよう
にしてもよい。
次に、第9図は第2の実施例による自動伴奏装置の構成
図である。本実施例において、CPUI、鍵盤部2、ス
イッチ部3、伴奏パターンメモリ4、タイマークロック
発生部5、コードジャッジ部6及びリズムカウンタRC
は、第1図の第1の実施例の場合と同様である。そして
、本実施例では、リズム音、ベース音、本コード音、サ
ブコード音及びメロディ−音の発生を、第1図の第1の
実施例のように1つの楽音発生部7で行うのではなく、
第9回のようにリズム音用楽音発生部20、ペース音用
楽音発生部21、本コード音用楽音発生部22、サブコ
ード音用楽音発生部23及びメロディ−音用楽音発生部
24の各々で独立して行うようにしている。また、サウ
ンドシステム25は第1図の第1の実施例のサウンドシ
ステム8と同様の構成である。
従って、例えば第9図のリズム音用楽音発生部20は第
1図の楽音発生部7と同様のPCM音源で実現し、その
他の楽音発生部21〜24は波形変調型の音源その他の
様々なタイプの音源とすることができ、多彩な自動伴奏
を行うことが可能となる。なお、詳細の動作は省略する
が基本的には第8図の動作フローチャートに従って動作
可能である。
以上の実施例の他に、時分割タイプの楽音発生部と上記
様々な種類の楽音発生部とを組み合わせて用いてもよい
更に、上記のような電子キーボードタイプのものに限ら
ず、電子弦楽器又は電子管楽器等における自動伴奏装置
にも適用することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、例えばクラシック等のリズム音を必要
としない伴奏パターンにおいては、伴奏音発音手段から
はリズム音が発音される代わりにリズム音以外の音階音
の伴奏音が発音させることができる。すなわち、例えば
通常のベース音とコード音の他に、更に、サブコード音
等を発音させることができ、両者の音色を別々にするこ
とも可能なため、リズム音がない場合の自動伴奏に厚み
を持たせることができ、伴奏が寂しい感じになるのを防
ぐことが可能となる。
特に、伴奏音発音手段として、時分割制御タイプのもの
を用いた場合、リズム音発音用の時分割チャネルをリズ
ム音以外の音階音の発音に共用できるため、発音数に余
裕のない電子楽器においても、有効に適用することが可
能となる。
また、伴奏音発音手段として、複数の発音手段からなる
ものを用いた場合、リズム音、ベース音、コード音及び
サブコード音の各々に合った発音手段を選択できるため
、自動伴奏において多彩な音楽表現が可能となる。
そして、上記のようにリズムパターンの発音を行わない
場合、自動伴奏開始指示後、すなわち、例えばスタート
スイッチ等を押した後伴奏音の発音が開始される前に、
ガイド音が発音されるようにすることにより、演奏者は
、リズム音のない自動伴奏のテンポを取るのが容易にな
り、演奏時の混乱を回避でき、自然な感じの自動伴奏の
実現が可能となる。この場合、リズム音を発音させない
ときに音階音の伴奏音を代わりに発音させるタイプの自
動伴奏装置だけでなく、リズム音の発音を単に停止させ
るようなタイプの自動伴奏装置にも適用することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1の実施例による自動伴奏装置の構成図、 第2図は、鍵盤部の外観構成図、 第3図は、スイッチ部の外観構成図、 第4図は、伴奏パターンメモリの構成図、第5図は、伴
奏ヘッダのデータ構成図、第6図は、キー人力Klのデ
ータ構成図、第7図(a)、(b)、(C)は、各パタ
ーンのデータ構成図、 第8図は、第1(第2)の実施例の動作フローチャート
図、 第9図は、第2の実施例による自動伴奏装置の構成図で
ある。 1・・・CPU。 2・・・鍵盤部、 3・・・スイッチ部、 4・・・伴奏パターンメモリ、 5・・・タイマークロック発生部、 6・・・コードジャッジ部、 7・・・楽音発生部、 8.25・・・サウンドシステム、 9・・・制御信号、 10・・・終了信号、 11・・・自動伴奏スイッチ、 12・・・スタートスイッチ、 13・・・ストップスイッチ、 14・・・伴奏パターン選択スイッチ、15・・・伴奏
ヘッダ、 16・ ・ ・本コードパターン、 17・・・ベースパターン、 18・・・リズムパターン、 19 ・ ・ 20 ・ ・ 21 ・ ・ 22 ・ ・ 23 ・ ・ 24 ・ ・ 701  ・ 702 ・ 703  ・ 704 ・ 705  ・ 706 ・ 707. 708 ・ 709 ・ 710 ・ 711  ・ 712  ・ 713  ・ ・サブコードパターン、 ・リズム音用楽音発生部、 ・ベース音用楽音発生部、 ・本コード音用楽音発生部、 ・サブコード音用楽音発生部、 ・メロディ−音用楽音発生部、 ・・アドレス発生回路、 ・・スタートアドレスレジスタ、 ・・エンドアドレスレジスタ、 ・・音高コード発生部、 ・・歩進クロック発生回路、 ・・アドレスカウンタ、 7061・・・加算器、 ・・−数構出回路、 ・・波形メモリ、 ・・D/A変換器、 ・・スタートアドレス、 ・・エンドアドレス、 ・・カウンタ出力、 ・・・アドレスラッチ。 イ手奥ノ\゛ターンメモリのネ青六ロ 第 4 Σ イキ、聾へ、夕のデータ構への 第 5 図 (OF) (QC) (KC) キー人fJ Kl vy”−夕!@jl’、’ji3で
 6 刃 コートパターン1619 (a) へ”−スハ゛ターン17 (b) (C) 〉シバ夕 す乃テータ′¥−へ7 WJ Y 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数の伴奏パターンを指示する自動伴奏指示手段と
    、 該自動伴奏指示手段で指示される複数の伴奏パターンに
    対応した各伴奏音を発音する伴奏音発音手段と、 前記伴奏パターンにリズムパターンが含まれているか否
    かを判別する判別手段と、 該判別手段により、前記伴奏パターンにリズムパターン
    が含まれていないと判別された場合、前記伴奏音発音手
    段にリズム音を発音させる代わりにリズム音以外の音階
    音の伴奏音を発音させる制御手段と、 を有することを特徴とする自動伴奏装置。 2)複数の伴奏パターンを指示する自動伴奏指示手段と
    、 該自動伴奏指示手段で指示される複数の伴奏パターンに
    対応した各伴奏音を時分割処理により発音する伴奏音発
    生手段と、 前記伴奏パターンにリズムパターンが含まれているか否
    かを判別する判別手段と、 該判別手段により、前記伴奏パターンにリズムパターン
    が含まれていないと判別された場合、リズム音発音用の
    時分割チャネルを用いて前記伴奏音発音手段にリズム音
    以外の音階音の伴奏音を発音させる制御手段と、 を有することを特徴とする自動伴奏装置。 3)複数の伴奏パターンを指示する自動伴奏指示手段と
    、 該自動伴奏指示手段で指示される複数の伴奏パターンに
    対応した各伴奏音を発音する複数の伴奏音発音手段と、 前記伴奏パターンにリズムパターンが含まれているか否
    かを判別する判別手段と、 該判別手段により、前記伴奏パターンにリズムパターン
    が含まれていないと判別された場合、リズム音発音用の
    前記伴奏音発音手段を休止させる代わりに、音階音発音
    用の前記伴奏音発音手段にリズム音以外の音階音の伴奏
    音を発音させる制御手段と、 を有することを特徴とする自動伴奏装置。 4)複数の伴奏パターンを指示する自動伴奏指示手段と
    、 該自動伴奏指示手段で指示される複数の伴奏パターンに
    対応した各伴奏音を発生する伴奏音発音手段と、 前記伴奏パターンにリズムパターンが含まれているか否
    かを判別する判別手段と、 該判別手段により、前記伴奏パターンにリズムパターン
    が含まれていないと判別された場合、前記自動伴奏指示
    手段による自動伴奏開始指示後伴奏音発音前にガイド音
    を発音するガイド音発音手段と、 を有することを特徴とする自動伴奏装置。
JP63203701A 1988-08-18 1988-08-18 自動伴奏装置 Pending JPH0253098A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111739493A (zh) * 2020-06-23 2020-10-02 腾讯音乐娱乐科技(深圳)有限公司 音频处理方法、装置及存储介质

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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