JPH025200Y2 - - Google Patents

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JPH025200Y2
JPH025200Y2 JP3086382U JP3086382U JPH025200Y2 JP H025200 Y2 JPH025200 Y2 JP H025200Y2 JP 3086382 U JP3086382 U JP 3086382U JP 3086382 U JP3086382 U JP 3086382U JP H025200 Y2 JPH025200 Y2 JP H025200Y2
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shaped
structural
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JP3086382U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、工作機械等精密機械、車輌等運搬機
械その他振動減衰が特に重視される振動外力が加
わる環境下で使用される機械構造材一般、殊にそ
の動剛性を改良した構造材に係る。
前記機械構造材として、従来からH型または
型断面のビーム材があつた。第1図はそのような
従来の型材を用いた構造材の断面図を例示するも
ので、1,2は互に平行に配された平板状の板
材、3はH型または型断面のビーム状の型材で
あり、同型材3のフランジ部外面4は平坦であ
り、型材3は板材1,2に対しフランジ端部を溶
接する等の結合手段で固定されている。
上記のような従来の型またはH型断面のビー
ム材は、軽量かつ静剛性が高いところから賞用さ
れているが、動剛性については充分ではなく、前
記諸機械特に精密機械では加工精度の向上、びび
り振動等不安定振動防止が極めて重要な技術課題
となるため、機械構造材として利用するには問題
があつた。すなわち従来の構造材においては型材
3のフランジ外面と板材1,2との間の接触面で
振動を吸収させることが可能であるが、その効果
を上げるためには、フランジと板材1,2との接
触面圧が必要であつた。そして接触面圧を与える
ような外部からの加圧手段を使用できない設計環
境も少なくなかつた。
本考案は叙上に鑑みてなされたもので、単に静
剛性のみならず、動剛性にも秀れ、振動に対する
吸収能力(振動減衰能)を高めて、適用機械の性
能を向上させることができ、かつ騒音公害防止の
面でも優れた実用的な構造材を提供することを目
的とし、その要旨とするところは、振動外力が加
わる環境下で使用されるH型材または型材を補
強材として用いた構造材において、該H型材また
は型材のフランジ外面にふくらみ(クラウン)
を付して取付状態で接触面圧を付与したことを特
徴とする型材を用いた構造材にある。すなわち本
考案は、構造材自体でフランジと板材との間に接
触面圧を発生させ、板材を通じて伝達される振動
を吸収して減衰させる方法を適用した構造材を提
供するものである。
以下、本考案の実施例を図面により詳細に説明
する。
第2図には、本考案による型材の断面図、第3
図には本考案による型材を用いた構造材の断面図
を示す。第2図において、H型あるいは型断面
の型材3′のフランジ部外面4′には中央部を最大
とし端部に進むに伴つて漸減するふくらみ(クラ
ウン)Cが付してある。第3図には、第2図で示
した型材3′を板材2に溶接して(溶接部5)固
定している状態を示す。クラウン量Cは使用条
件、期待する振動減衰効果に応じて定めなければ
ならないが、通常、数10μmから数mm程度を目安
とすればよい。クラウンの施された型材3′が板
材2に押付けられてフランジ端部が止められるの
であるからフランジ面4′には板材2より接触圧
力が付与されることとなる。
上記のように本考案の構造物では、板材1,2
のいずれかに衝撃等に基づく振動力が加わつた場
合、接触圧力の作用するフランジ面4′で板材1,
2とフランジがせり合つて乾性摩擦が有効に生
じ、振動を吸収して減衰させる効果が得られる。
したがつて、本考案による構造材とすれば、容易
にしかも顕著に動剛性を向上でき、構造材として
の性能を著しく改良できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の型材を用いた構造材の一例の断
面図、第2図は本考案における型材の一例の断面
図、第3図は本考案による型材を用いた構造材の
断面図である。 1,2……板材、3,3′……型材、4′……フ
ランジ外面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振動外力が加わる環境下で使用されるH型材ま
    たは型材を補強材として用いた構造材におい
    て、該H型材または型材のフランジ外面にふく
    らみを付して取付状態で接触面圧を付与したこと
    を特徴とする型材を用いた構造材。
JP3086382U 1982-03-04 1982-03-04 型材を用いた構造材 Granted JPS58133692U (ja)

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JP3086382U JPS58133692U (ja) 1982-03-04 1982-03-04 型材を用いた構造材

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JPS58133692U JPS58133692U (ja) 1983-09-08
JPH025200Y2 true JPH025200Y2 (ja) 1990-02-07

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