JPH0251931A - 符号化方式用書込可能メモリ - Google Patents

符号化方式用書込可能メモリ

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JPH0251931A
JPH0251931A JP1158466A JP15846689A JPH0251931A JP H0251931 A JPH0251931 A JP H0251931A JP 1158466 A JP1158466 A JP 1158466A JP 15846689 A JP15846689 A JP 15846689A JP H0251931 A JPH0251931 A JP H0251931A
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    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
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  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、読取器及び前記読取器から離隔されたトラン
スポンダーを有しており、前記読取器の命令によって前
記読取器へ送信された前記トランスポンダーに個別的な
符号に従って前記読取器に対し前記トランスポンダーの
識別を行なう方式に関するものである。本方式は、たと
え高いレベルであったとしても外部ノイズからの干渉が
なく、又トランスポンダーと読取器との間のデータ通信
経路内に小さな障害物があっても干渉を受けることなし
にこの様な識別乃至は同定作用を与えることが可能であ
る。更に詳細には、本発明は、読取器からトランスポン
ダーへ識別乃至は同定符号(コード)を最初に送信し且
つトランスポンダーを識別するためにこの符号をトラン
スポンダー内にプログラミング即ち書込を行なうための
システム即ち方式に関するものである。
従来技術 我々の社会が段々と複雑になると、異なった物体を識別
即ち同定することが可能であることが増々重要になる。
例えば、ジェット機を製造する飛行機製造会社において
は、飛行機内に組込むべき異なった部品を製造するため
に数千乃至は数万個の異なった工具が必要とされる。従
って、個別的な工具を迅速且つ信頼性をもって識別する
ことが可能であることが重要である。一つの理由とじて
は、各個別的な工具を迅速且つ信頼性をもって識別する
ことはコスト的に有利である。なぜならば、それはこの
様な工具を識別するのに必要とする時間を最少とするか
らである。別の理由としては、各個別的な工具を迅速且
つ信頼性をもって識別することは、間違った工具が選択
され且つ加工物に使用されて該加工物を破損したり損傷
したりする蓋然性を最少とするからである。
例えば工具の如き物体を迅速且つ信頼性をもって識別す
るためのシステム即ち方式を提供することがa利である
ことが長い間知られていた。満足のいく方式を提供する
ために広範な多数の人々によって広範なる努力がなされ
ている。しかしながら、多くの理由により、これらの努
力は何らむくわれでいない。その結果、例えば工具の如
き物体を識別するために満足のいく方式はいまだ存在し
ていない。
現在使用されている方式は多くの理由により好ましいも
のとはいえない。先ず、それらは高速ではない。例えば
、幾つかの方式においては、離隔した読取器から受取っ
たエネルギーを格納し且つ次いでこの様なエネルギーを
格納した後に符号即ちコードを発生するトランスポンダ
ーを使用している。該エネルギーは、トランスポンダー
における容量即ちコンデンサを充電することによって格
納される。その他の方式においては、ある範囲の周波数
を掃引し且つこの様な周波数範囲において個々の周波数
において発生される摂動を検知する。
理解される如く、これら両方のタイプの方式は比較的低
速である。
現在使用されている方式は、その他の厳しい制限を有し
ている。これらの方式は自己同期型ではない。換言する
と、これらの方式は、システム内で内部的に発生される
クロック信号を基礎に動作するものではない。その結果
、これらの方式は、トランスポンダーにおける物体を識
別する符号即ちコードの誤った又は不正確な表示を読取
器に与えることがある。このことは、読取器において物
体を誤って識別することがある。
現在使用されている方式は、その他の臨界的な制限を存
している。例えば、これら現在使用されている方式は外
部信号に応答することがある。更に、現在使用されてい
る方式においては、トランスポンダーと読取器との間の
経路に存在する物体が、トランスポンダーによって送信
される識別信号を読取器が受取ることを阻止することが
ある。
この様な信号の受取りにおける阻止は、経路中に存在す
る物体が比較的小さいものであっても発生することがあ
った。これらの問題は、現在使用されている方式が自己
同期型ではないという事実によって悪化されている。こ
のことは、現在使用中の方式では誤って物体を識別する
ことがある原因となっていた。
現在使用されている方式は、更に、比較的複雑である。
そのために、現在使用されている方式ではこれらの方式
によって占有される空間の観点から極めて大きなものと
なっている。そのことは、又、現在使用されている方式
が集積回路技術を利用することを阻止する原因となって
いた。例えば、トランスポンダーを単一の集積回路チッ
プ上に配設し且つ読取器の全て又は少なくとも実質的に
全ての部品を別の集積回路チップ上に配設することが望
ましい。
1986年3月14日付に本発明者と同一の発明者によ
る「識別方式([dentiftcation  Sy
stem)Jという名称の米国特許出願箱840,31
8号で本願出願人に譲渡される出願に上述した如き欠点
を解消する方式を開示している。その方式は高速であり
、正確でありHつ信頼性がある。それは、自己同期型且
つ受動型を基礎として動作する。それは、外部信号に影
響されることがなく、トランスポンダーと読取器との間
に小さな物体が存在する場合でも効果的に動作すること
が可能である。それは、簡単で且つ小型であり、トラン
スポンダーは単一の集積回路チップ上に配設され、且つ
読取器回路の全て又は実質的に全てが別の集積回路チッ
プ上に配設されてなるものである。それは、構成部品の
値においてかなりの変動を許容するものであり、従って
それは大量生産によって経済的に製造することが可能な
ものである。
上記米国特許出願第840,318号に記載した方式の
一実施例においては、読取器(それはインタロゲータ即
ち質問器として考えることも可能である)が、トランス
ポンダーにおいて二進形態で与えられトランスポンダー
における物体の識別などの情報を識別する。読取器は、
最初、パルスを発生し、それはトランスポンダーを動作
させて例えば磁気誘導によって一連の信号を読取器へ送
信する。読取器において特定数の信号がカウントされる
毎に、読取器は新たなパルスを発生し、そのパルスはト
ランスポンダーをして新たな一連の信号を発生させる。
この読取器によるパルスの発生は、例えば容量即ちコン
デンサなどの格納部材におけるエネルギーの充電及び放
電を介して発生させることが可能である。
上記米国特許出願第840,318号においてトランス
ポンダーによって発生される一連の信号は、第−周波数
又は第二周波数の何れかを有することが可能である。該
信号は、(a)トランスポンダーによって与えられる二
進コード即ち符号及び(b)この様なシーケンスにおい
て読取器によって発生されるパルスの極性に依存する順
番で各シーケンスにおいて第一及び第二周波数で発生さ
れる。トランスポンダーにおいて容量を結合用コイルを
横断して接続することにより第二周波数でこれらの信号
を発生させることが可能である。次いで、第一及び第二
周波数で受信された信号を復調することにより読取器が
その情報の識別即ち同定を行なう。
上記米国特許出願第840,318号における、読取器
は、それがトランスポンダーによって送信される信号を
受取らない場合にはトランスポンダーにおける信号のシ
ーケンスの発生を任意の時間に中断することが可能であ
る。次いで、読取器は、自由動作を基礎に、動作して、
比較的低周波数で反対極性のパルスを発生する。この様
に、トランスポンダーが読取器の実効範囲内に配置され
ると、読取器は常にトランスポンダーを活性化させる準
備がなされる。
目  的 本発明は、以上の点に鑑みなされたものであって、上述
した如き従来技術の欠点を解消し、読取器とトランスポ
ンダーとを有する改良した識別方式を提1兵することを
目的とする。
構成 トランスポンダーにおける符号即ちコードを格納するメ
モリがプログラム可能即ち書込可能な構成とされている
。本発明は、読取器からこの様なメモリ内に二進符号を
書込その後に物体を識別する二進情報を構成するために
読取器において動作可能な方式を提供している。該符号
は、トランスポンダーにおける符号に関してトランスポ
ンダーに質問するために読取器からトランスポンダーへ
送信される場合に上述したパルスと同様なパルスのシー
ケンスによって読取器から物体へ送信される。
この様な書込可能メモリをこの様な符号で書込むために
、本発明における読取器は、パルスシーケンスを発生し
且つトランスポンダーへ送信する。
各パルスシーケンスは、プログラム可能即ち書込可能な
情報項目に対する符号化である(例えば、二進「1」、
二進[OJ1リセット)。個別的な書込可能項目即ち物
品に依存して、符号化シーケンスは、同一極性のパルス
又は反対極性のパルスを有することが可能である。各こ
の様なシーケンスに関連した時間において、読取器は前
記符号化シーケンスとは異なっており且つ書込可能項目
に対する符号化であるパルスに追従することを表わすシ
ーケンスを発生する。
本発明におけるトランスポンダーは、送信されたパルス
を復調し且つデコードして前記識別符号を回復する。次
いで、この符号は前記書込可能メモリ内に書込まれ、且
つ後に、読取器が上述した如くトランスポンダーに質問
を発する場合にトランスポンダーを識別するために使用
される。
実施例 以下、添付の図面を参考に、本発明の具体的実施の態様
について詳細に説明する。
第1図は、本発明を構成するシステム即ち方式の一実施
例を示した概略図である。第1図に示した実施例は、大
略14で示した読取器においてコイル12へ接続された
パルス発生器10を有している。周波数検知器及び復調
器16は、コイル12へ結合されており、且つ該周波数
検知器及び復調器からの出力表示はライン18へ導入さ
れる。
トランスポンダーは、大略、20で示してあり、それは
コイル12へ磁気的に結合されたコイル22を有してい
る。コイル22と横断して即ち並列接続して容量即ちコ
ンデンサ24が設けられている。スイッチ26及び容量
28がコイル22と直列に接続されている。第1図に示
すと共に第2図乃至第6図に示した方式は上記米国特許
箱840゜318号に完全に開示されている。
コイル12及び22は有限の距離を介して互いに磁気的
に結合されるように構成されている。この距離は、数ミ
リインチ乃至数フィートの程度とすることが可能である
。コイル12及び22はこれらのコイル12及び22に
よって発生されるものに対し外部的な磁気信号に応答す
ることがないように構成されている。
第1図に示した方式の動作を開始するために、前記パル
ス発生器が第8図において30で示したパルスを発生す
る。このパルスは磁気誘導によってコイル12を介して
コイル22へ結合され、それは複数個の信号32を発生
する。これらの信号は振幅が制限されており、矩形特性
を有する信号38を発生する。スイッチ26が開成して
いると、コイル22及び容量24が共振回路を形成し、
それは信号34をして例えば3メガヘルツなどの第一周
波数を取らせる。しかしながら、スイッチ26が閉成さ
れると、容量28がコイル22及び容量24の各々と並
列接続される。その結果、トランスポンダー20によっ
て発生される信号は例えば2メガヘルツなどの第二周波
数を有する。
物体の識別即ち同定などの情報が、各々が二進「1」又
は二進「0」によって表わされる複数個のビットを構成
する二進コード即ち二進符号の形態で送信される。各二
進ビットに対して、第一及び第二周波数の両方における
信号のシーケンスがトランスポンダー20において発生
される。例えばパルス30などのパルスと相対的に各シ
ーケンスにおける第一及び第二周波数における信号の発
生の順序は、そのシーケンスにおいて識別される二進ビ
ットの値に少なくとも部分的に依存する。
例えば信号32の如き各複数個において発生さ、れる信
号は、例えば磁気誘導によってコイル22によってコイ
ル12へ磁気的に結合されている。
次いで、読取器14がこれらの信号をカウントする。カ
ウントが例えば10などの特定の値に到達すると、第1
図におけるパルス発生器10は、例えば第8図において
34で示した如き新たなパルスを発生させる。このパル
スは、パルス30の極性とは反対の極性を有している。
これは、第8図に36で示した如き複数個の信号を発生
させる。
信号36は、信号32と周波数が異なること以外は信号
32に対応している。例えば、信号36は、信号32が
第一周波数を有する場合は、第二周波数を有している。
同様に、信号32が第二周波数を有する場合は、信号3
6は第一周波数を有している。
次いで、信号36が読取器14へ送信され且つ読取器に
おいてカウントされる。そのカウントが例えば10の如
き特定の値に到達すると、パルス発生器10がコイル1
2内にパルス40(第8図)を発生する。このパルスは
パルス30と同一の極性を有している。パルス40が発
生すると、トランスポンダー20は第一及び第二周波数
の一方において複数個の信号を発生する。この様に、読
取器14及びトランスポンダー20は相互作用を行なっ
て、読取器14においてパルス30,34゜40などの
如きパルスの発生を与えると共に、これらパルスの各々
に応答してトランスポンダー20において複数個の信号
の発生を与える。
理解される如く、各信号のシーケンスは、第一周波数に
おける特定数(例えば10)の信号及び第二周波数にお
ける特定数の信号から形成される。
このことは、連続するシーケンスの各々を発生するため
に必要とされる時間が一定であることを意味している。
各シーケンスにおいて、第一周波数における信号及び第
二周波数における信号の特定の順序が、そのシーケンス
によって表わされる二進ビットの値を制御する。この順
序は、周波数検知器16によって決定され、周波数検知
器16は、第一及び第二周波数においてコイル12内に
発生される信号を復調する。この様に復調された信号は
第8図において42で示しである。理解される如く、各
シーケンスにおける復調された信号は期間が異なった二
つの時間部分を有している。該時間部分の期間即ち長さ
は、第一周波数(例えば、3メガヘルツ)における信号
に対応しており、第二周波数(例えば、2メガヘルツ)
における信号に対応する時間部分の期間よりも短くなっ
ている。
第2図は第1図に示した読取器14の付加的な詳細を示
している。第3図に示した読取器14は、直流電圧を与
えるべく構成された例えばバッテリなどの電源50を有
している。電源50の一方の端子は例えば接地などの基
準電位へ接続することが可能である。スイッチ52の静
止コンタクトは電源50の両側の端子へ接続されている
。抵抗53を介してスイッチ52の可動アームから容量
54の一方の端子へ接続がなされている。スイッチ52
は機械的なものとして示されているが、スイッチ52は
、第3図に示される如く、例えば半導体などの電子的部
品から形成することが可能である。
第2図において、コイル12が、容1L54の第二端子
と電R50の接地端子との間に接続されている。コイル
12及び抵抗53は、コイル12内で発生されるパルス
30,34.40などのパルスに続く何らかのパルスを
減衰させるべく構成することが可能である。コイル]2
は、更に、コイル22へ向かう方向における以外の何れ
の方向においても磁束の洩れが最少でありコイル12内
に発生される磁束をコイル22へ指向させるべく構成さ
れている。コイル12からの磁束の洩れが実質的にコイ
ル22へ向かう方向においてのみ発生するように制限す
ることによって、コイル12は実質的に漂遊磁界に影響
を受けることはない。更に、コイル12は、該コイルに
よって発生される磁束の経路内に配設されることのない
磁気的又は電気的に導電性の物質と相互作用を行なうこ
とはない。
コイル12の二つの端子が制限用増幅器56の入力端子
へ接続されている。増幅器56からの出力信号は、排他
的OR回路57の1個の入力端子へ導入され、排他的O
R回路57の別の入力端子は大略60で示したアステー
ブルマルチバイブレータの出力端子からの信号を受取る
。排他的OR回路57からの出力信号はカウンタ58の
入力端子へ通過し、カウンタ58からの出力はクロック
動作される非安定マルチバイブレーク60の入力端子へ
通過される。マルチバイブレータ60は、2個の実質的
に同一の入力及びクロック動作を有しており、稜間−の
人力の一方は「セット」入力(rsJ )と示すことが
可能であり、且つこの様な同一の人力の他のものは「リ
セット」入力(rRJ )として示すことが可能である
。マルチバイブレータ60における各入力端へ導入され
る信号は、該マルチバイブレータにおける関連した段の
動作を制御する。
抵抗62及び64の第一端子は、それぞれ、マルチバイ
ブレータ60における各段の出力端子から該マルチバイ
ブレータにおける他の段の入力端子へ接続されている。
抵抗62及び64の第二端子から、それぞれ、容量66
及び68の第一端子へ接続がなされており、これら容量
66及び68の第二端子は例えば接地などの基準電位を
受取る。
該マルチバイブレークにおける二つの段の出力端子上の
信号は、スイッチ52の可動アームの位置を制御する。
スイッチ52の可動アームは、マルチバイブレーク60
における二つの段の出力端子上に発生される信号に従っ
て交互に上下に移動される。
トランスポンダー20は第4図に更に詳細に示しである
。それは、第1図にも示したコイル22を有している。
容量24(第1図にも示しである)は、コイル22を横
断して接続する如く破線で示しである。この容量が破線
で示しであるのは、それが、コイル22及び第4図に示
した回路におけるその他の要素における分布容量から形
成するものと考えることが可能であるからである。必要
な場合には、コイル22に横断してディスクリート即ち
個別的な容量を接続させることが可能であり且つ分布容
量24内に包含されるものと考えることが可能である。
コイル22及び容量24は、例えば3メガヘルツなどの
第一周波数で共振状態となる回路を形成する。この共振
回路は、コイル12からの各パルスに応答してリンギン
グを基礎に信号を発生する。
トランジスタ72のドレインがコイル22の第一端子へ
接続されており、且つトランジスタ72のソースがコン
デンサ74の一方の端子へ接続されており、コンデンサ
74の他方の端子はコイル22の第二端子と接続されて
いる。コイル22の第一端子はトランジスタ76のゲー
ト及びトランジスタ78のドレインへ接続されている。
コイル22の第二端子からトランジスタ76のドレイン
及びトランジスタ78のゲートへ接続がなされている。
トランジスタ76及び78のソースは例えば接地などの
基準電位へ接続されている。トランジスタ76及び78
は電界効果型トランジスタとすることが可能である。
電圧制限器80がコイル22と並列に接続されている。
電圧制限器80からの信号は、それぞれ、ライン81及
び83を介してクロック分離器82の二つの入力端子へ
導入される。クロック分離器82は、例えばパルス30
,34.40などの励起パルスにおける正の極性を表わ
す第一クロック信号を交互に与える第一出力端を有する
と共にこの様な励起パルスにおいて負の極性を表わす第
二信号を交互に発生する第二出力端を有している。
クロック分離器82からの信号は、フォーマット発生器
84及びマルチプレクサ86の入力端子へ導入される。
フォーマット発生器84からの出力はトランジスタ72
のゲートへ導入される。フォーマット発生器84は、マ
ルチプレクサ86からの人力信号を受取る。識別される
べき物体を識別する二進入力情報はマルチプレクサ86
の入力端子へ導入させ且つ該マルチプレクサ内に格納さ
せることが可能である。
第2図におけるスイッチ52の可動アームが第2図に示
した如く該スイッチの上部静止コンタクトと係合すると
、電源50、スイッチ52、抵抗53、容量54、コイ
ル12を包含する回路が確立される。これは、コイル1
2を介してサージ電流を流させてパルス30を発生させ
る。コイル12の構成及び抵抗53が設けられているた
めに、このパルスは第8図において90で示した如く著
しく減衰されている。
コイル12内にパルス30が発生すると、トランスポン
ダー20内に信号32が発生される。これらの信号32
は、次いで、信号をコイル12内へ磁気的に結合させる
。これらの信号は増幅器56によって振幅が制限され、
次いで排他的OR回路57を介してカウンタ58へ導入
される。カウンタ58におけるカウントが例えば10な
どの特定の値に到達すると、該カウンタは一方の動作状
態から他方の動作状態へマルチバイブレータ60をトリ
ガ動作するための信号を発生する。これは、スイッチ5
2へ信号を導入させて、該スイッチの可動アームを該ス
イッチの上部静止コンタクトから離脱させて該スイッチ
の下部静止コンタクトと係合すべく動作させる。
スイッチ52の可動アームが該スイッチの下部静止コン
タクトと係合すると、コンデンサ54は、該コンデンサ
と、コイル12と、スイッチ52と。
抵抗53とを包含する回路を介して放電される。
理解される如く、コイル12を介しての電流は、容量5
4の放電の結果として、該容量の充電の結果としてコイ
ル12を介して流れる電流と反対の方向である。従って
、容量54の放電の結果としてコイル12内に発生され
るパルス34は、パルス30の極性と反対の極性を有し
ている。この様に、コイル12によって発生されるパル
スは、交互に、一方の極性と反対の極性とを有している
このことは、第8図において、パルス30及び40に対
しては正極性によって且つパルス34に対しては負極性
によって示しである。
トランスポンダー20は、磁気誘導によって、読取器1
4内において発生される例えばパルス30,34.40
などのパルスの各々に対応するパルスを発生する。前述
した如く、トランスポンダー20は、更に、読取器14
が例えばパルス30又はパルス34などのパルスを発生
する毎に複数個の信号を発生する。パルス30及び34
などの連続するパルスは反対の極性を有しているので、
トランスポンダー20によって発生される信号32及び
信号36などの複数個の信号も反対の極性を存している
第4図におけるトランジスタ78が動作して、第4図に
おけるコイル22の上部端子上に発生される信号の負の
スウィング即ち振れを接地へ通過させ、従ってこれらの
信号の正のスウィング即ち振れのみがライン81を介し
て電圧制限器80へ通過する。同様に、トランジスタ7
6が動作して、第4図におけるコイル22の下部端子上
に発生される信号の負の部分を接地へ通過させ、従って
これらの信号の正のスウィング即ち振れの部分のみがラ
イン83を介して電圧制限器80へ通過する。
電圧制限器80へ導入される信号の振幅は制限されて第
8図に示した信号38の如き信号を発生し、次いでクロ
ック分離器82へ導入される。クロック分離器82は、
例えば信号32又は信号36などのコイル22において
発生される各複数個の信号と関連する読取器パルスの極
性を決定し、且つこの様なパルスの発生に同期してその
出力端の特定の一つにクロック信号を発生する。理解さ
れる如く、各連続するクロック信号は、コイル22から
のパルスと時間が一致しており、且つパルス30,34
.40は交互の極性を有しているので、このパルスの極
性は前のパルスの極性と反対である。例えば第8図にお
けるクロック信号96の如きクロック信号は、コイル2
2からのパルスにおける正の極性と時間が一致しており
、これらのクロック信号はクロック分離器82の一つの
出力ラインからフォーマット発生器84へ導入される。
例えば第8図におけるクロック信号98の如きクロック
信号は、コイル22からのパルスにおける負の極性と時
間が一致しており、これらのクロック信号はクロック発
生器82の他方の出力ラインからフォーマット発生器8
4へ導入される。
クロック分離器82からのクロック信号を受取ることに
加えて、フォーマント発生器84は、更に、マルチプレ
クサ86からの信号を受取る。マルチプレクサ86は、
各々が二進「1」及び二進「0」に対するそれぞれの符
号化である第一及び第二論理レベルを有する複数個の二
進信号を格納する。該複数個の二進信号は、各個別的な
物体を識別即ち同定するための独特のコード即ち符号を
有している。例えば、そのコード即ち符号は、数十個の
工具から個別的な1個の工具を識別するための例えば0
11010110101などのパターンを有するもので
あり、該複数個のビットにおける最小桁ビットは右側で
ある。
マルチプレクサ86内に格納される情報の連続するビッ
トは該マルチプレクサによってクロック分離器82から
の特定の極性のクロック信号と同期してフォーマット発
生器84へ導入される。例えば、例えばパルス30又は
パルス40などの各シーケンスにおける第一パルスが正
の極性を有している場合には、マルチプレクサ86から
のコード即ち符号における次のビットは、コイル12に
おける正極性のパルスの発生と共に、フォーマット発生
器84へ導入される。マルチプレクサ86は各シーケン
スの開始時に動作してフォーマット発生器84内へ前記
物体を識別する符号の次のビットをシフト入力するので
、マルチプレクサ86は、事実上、シフトレジスタとし
て動作する。
フォーマット発生器84は、第7図に示した真理値表に
従って信号を発生する。この真理値表に特定した如きあ
る組の条件のもとで、フォーマット発生器84は信号を
発生し、該信号はトランジスタスイッチ72を開成させ
る(非導通状態とさせる)。このことは、例えば3メガ
ヘルツの第一周波数でコイル22をして信号を発生させ
る。上記真理値表において特定した如く他の組の条件の
もとにおいて、フォーマット発生器84は信号を発生し
、その信号によってトランジスタスイッチ72は閉成(
導通状態)とされる。これにより、コンデンサ74がコ
イル22を横断して即ち並列に接続される。その結果、
コイル22は例えば2メガヘルツの第二周波数において
信号を発生する。
第7図は、各シーケンスにおいて第一及び第二周波数で
発生される信号の順序を決定するためにどのようにして
フォーマット発生器84がクロック発生器82からのク
ロック信号の極性及びマルチプレクサ86からの情報の
二進ビットに応答するかを示した真理値表の一形態を例
示している。
例えば、第7図に示した如く、二進「1」がマルチプレ
クサ86によって与えられ且つ各シーケンスにおける第
一クロック信号の極性が正である場合、フォーマット発
生器84は正のクロック信号に続く時間に対するシーケ
ンスにおいて最初にスイッチ72を開成させる。このこ
とは、第7図において文字「0」で示してあり、スイッ
チ72が該シーケンスにおいて初期的に開成されること
を示している。これにより、そのシーケンスにおいて第
二周波数における信号が発生する前に、第一周波数にお
ける信号がそのシーケンスにおいて発生される。同様に
、二進「0」がシーケンスにおいて発生され且つ該シー
ケンスにおける第一クロック信号の極性が負である場合
、スイッチ72はそのシーケンスにおいて初期的に開成
され且つそのシーケンスにおいて後に閉成される。この
ことは、この−組の条件に対し、第7図において文字「
0」で示しである。第7図において、−組の条件に対し
ての文字rCJは、スイッチ72があるシーケンスにお
いて初期的に閉成され且つ次いでそのシーケンスにおい
て開成されることを示している。
前述した如く、トランスポンダー20によって発生され
る相次ぐ複数個の信号が読取器14によって受取られる
。これらの信号は、周波数検知器及び復調器16によっ
て復調され、且つ該復調された信号はライン18へ導入
される。マルチプレクサ86内における二進1及び二進
0のパターンは、従って、各シーケンスにおける復調さ
れた信号の正及び負の部分の相対的な時間の長さ及び各
シーケンスの開始時におけるパルス30及び40などの
パルスの極性を決定することによって検知することが可
能である。実際上、第7図に示した真理値表が構築され
る。
該復調した信号(一つのシーケンスに対して第8図にお
いて42で示しである)が、例えばパルス30,34.
40などの励起パルスに関連して第9図に97で示しで
ある。マルチプレクサ86内における二進1及び二進O
のパターンの周波数検知器及び復調器16による検知は
、第一及び第二周波数における信号が発生される順番に
拘わらず、例えばパルス30及び40などの同一の極性
の連続するパルスの間の時間の間隔が実質的に一定であ
るという事実によって容易化されている。
例えば、パルス30及び34の間及びパルス34と引き
続くパルス40との間(全て一つのシーケンスを構成し
ている)の期間の和は、相次ぐ即ち連続的なシーケンス
における初期的パルスの間の時間の間隔の和と等しい。
トランスポンダーに関連する物体を識別するための信号
のシーケンスの発生の途中で読取器14内のコイル12
とトランスポンダー20内のコイル22との間の磁気的
結合が遮断される場合がある。これは幾つかの理由によ
って発生することが可能である。例えば、トランスポン
ダー20が読取器14の゛効力範囲の外へ移動する場合
があり、又比較的大きな寸法の物体が読取器とトランス
ポンダーとの間に入り込み読取器とトランスポンダーと
の間の磁気的誘導を阻止する場合がある。第3図に示し
た回路は、この様な条件下において動作すべく読取器1
4内に設けられている。第3図に示した回路は、抵抗1
06と、抵抗53と、コンデンサ54と、第2図に示し
たコイル12とを包含している。
第3図に示した方式は、一対のトランジスタ100及び
102を有しており、それらが一体となってスイッチ5
2を構成している。トランジスタ100は、Pチャンネ
ル電界効果トランジスタとすることが可能であり、且つ
トランジスタ102はNチャンネル電界効果トランジス
タとすることが可能である。Pチャンネルトランジスタ
100のソースは電源50へ接続されている。トランジ
スタ100のドレイン及びトランジスタ102のドレイ
ンは、抵抗53と共通接続部を有すると共に抵抗106
の一方の端子と共通接続部を有しており、抵抗106の
他方の端子は例えば接地などの基準電位を受取る。トラ
ンジスタ102のソースは、接地などの基準電位を受取
る。
トランジスタ100のゲートから非安定マルチバイブレ
ータ60における一方の段の出力端子へ接続がなされて
いる。トランジスタ102のゲートはANDゲート10
8から出力信号を受取る。
ANDゲート108の一方の入力端子は、トランジスタ
100のゲートへ導入される信号と同一であるマルチバ
イブレータ60の出力端子上の電圧を受取る。ANDゲ
ート108の第二人力端子はライン110上に発生され
る信号を受取る。
二進「1」を表わす論理レベルを有する信号がライン1
10上に発生されると、上述した本方式が動作して読取
器14においてトランスポンダー20におけるマルチプ
レクサ86内に与えられる二進符号を検知する。しかし
ながら、トランスポンダー20から読取器14への信号
のシーケンスの発生がコイル12及び22の間の磁気結
合における遮断によって中断されると、マルチバイブレ
ータ60は比較的低い周波数で自由な稼動状態での動作
を開始する。例えば、マルチバイブレーク60からの出
力ライン上の信号が低であると、トランジスタ100は
導通状態となる。これにより、電源50と、トランジス
タ100と、抵抗53と、コンデンサ54と、コイル1
2とを包含する回路を介して電流が流される。この電流
はコンデンサ53を充電する。
コンデンサ54が充電された後に、それは、該コンデン
サと、抵抗53と、抵抗106と、コイル12とを包含
する回路を介してゆっくりと放電する。マルチバイブレ
ータ60がらの出力ライン上の信号が高となると、この
信号はANDゲート108を介して通過し且つトランジ
スタ102を導通状態とさせる。次いで、コンデンサ5
4内の残存電荷は、該コンデンサと、抵抗53と、トラ
ンジスタ102と、コイル12とを包含する回路を介し
て放電される。この様に、マルチバイブレータ60は、
比較的に遅い周波数で自由な稼動状態で動作する。これ
により、コイルが比較的低い周波数でパルスを発生し、
読取器14と相対的に磁気的に誘導的な範囲においてト
ランスポンダーが読取器14と相対的に移動する場合に
トランスポンダー20を活性化させる。
読取器とトランスポンダーとがこの相互作用を行なって
いる途中に、読取器14とトランスポンダー20との間
の相互作用を中断することが望まれる場合がある。この
様な中断乃至は遮断を与えるために、「0」の論理レベ
ルを有する信号がライン110上に発生される。これに
より、ANDゲート108が不活性化される。これによ
り、コンデンサ54内に発生された電荷は、コイル54
と、抵抗53及び106とコイル12とを包含する回路
を介してゆっくりと放電する。このゆっくりとした放電
のために、第8図におけるパルス34に対応する負のパ
ルスはコイル12及び22内において発生されることは
ない。
リセット発生器99が、第4図におけるクロック分離器
82とマルチプレクサ86との間に接続されている。リ
セット発生器99は、クロック分離器82による交互の
極性のクロック信号の発生に応答する。従って、例えば
パルス34などの負のパルスが例えばパルス30及び4
0の間の期間よりも大きな期間(しかしながら、この期
間の2倍よりも小さい)などの特定の時間期間に対しコ
イル12及び22によって発生されることがない場合に
は、リセット発生器99が動作してマルチプレクサ86
をリセットさせる。この様に、マルチプレクサ86にお
けるコード即ち符号に対し個別的な物体を識別する新た
な動作を開始させることが可能である。
前のバラグラフにおいて説明した如く、コンデンサ54
がコイル12を介して充電又は放電する度に、コイル1
2はパルスを発生する。これらのパルスはコイル12の
効力範囲内の区域を探索する。この区域内にトランスポ
ンダーが存在し且つ読取器14内のコイル12がこのト
ランスポンダーに向けて指向している場合、上述した如
く読取器とトランスポンダーとの間で電子的な相互作用
が開始され、この様なトランスポンダーにおける物体の
識別即ち同定を決定する。この様に、上述した如く比較
的低周波数でパルスを発生することにより、第4図に示
した回路は、マルチプレクサ86によって与えられる独
特の符号即ちコードに従ってトランスポンダー14にお
ける物体の識別を何時にても開始するための準備がなさ
れる。この識別動作は、二進「1」に対する論理レベル
符号化を有する信号をライン110上に与えることによ
って開始される。
第5図及び第6図は、読取器14におけるコイル12を
包含する磁気部材の構成を示している。
同様の構成をトランスポンダー20におけるコイル22
を包含する磁気部材に対して設けることが可能である。
読取器14において、コイル12はE形状の断面を有す
るコア130上に巻着されている。コイル12は、コア
130の中間脚部上に設けられており且つ端部脚部内に
シールドされている。この様に、コイル12が付勢され
ると、それは第5図において132で示した如き洩れ磁
束を発生する。この洩れ磁束はコア130から制御され
た方向へ延在する。この洩れ磁束は、トランスポンダー
20におけるコイル22へ磁気的に結合されて、トラン
スポンダーにおけるコイル22が読取器14におけるコ
イル22の効力範囲内にある場合には、コイル22内に
信号を誘起させる。
読取器コイル12は、抵抗53を包含する回路内に設け
られている。これは、コイル22内に発生される例えば
パルス32及び36などのパルスをダンプ即ち減衰させ
る。一方、コイル22は、第一周波数において信号を発
生するためのコンデンサ24(及び必要な場合には付加
的なコンデンサ)を有しており且つ第二周波数において
信号を発生するためのコンデンサ24及び74を有する
共振回路内に接続されている。更に、コイル22によっ
て発生される信号は任意の付加された抵抗によって減衰
されることはない。コイル22は、更に、コイル12へ
緩く結合されている。これらの理由により、コイル12
がパルスを発生する毎にコイル22は複数個の信号を発
生することが可能である。
上述した本方式は自己同期型である。これは、コイル2
2によって発生される複数個の信号の各々における特定
の時間において、例えば第8図におけるクロック信号9
6及び98の如きクロック信号を読取器14が発生する
という事実から得られる。それは、更に、第一及び第二
周波数において発生される信号の各シーケンスが同一の
時間期間を有しているという事実から得られる。それは
、更に、この様な信号の各特定のカウントの後に新たな
パルスを発生させるためにコイル12がコイル22内に
発生される信号に応答し、且つコイル22がコイル12
によって発生される各パルスに応答して前記複数個の信
号を発生するという事実から得られる。従って、何らク
ロック信号が外部的に発生されるものではないが、本方
式は自己同期型である。
添付の図面に示し上述した本方式はその他の重要な特徴
を有している。例えば、トランスポンダー20はコイル
12によって発生されるパルスからエネルギーを受取る
ので、トランスポンダー20は外部エネルギー源を必要
とすることがない。
更に、連続する対のパルスの間の比較的長いu■隔と比
較して例えばパルス32,36.40などのパルスは比
較的短い期間を有しているので、読取器14は最小量の
エネルギーを受取る。
本方式は、外来的なノイズに影響されることがなく且つ
通信経路中に存在する小さな障害物によって影響される
ことがないという利点を有している。これは、幾つかの
要因から得られている。例えば、コイル12及び22は
、それらが巻着されているコア内の開口へ向けて直接的
に指向される磁気信号にのみ応答する。更に、情報は、
第一及び第二周波数などの特定の周波数において周波数
変長された符号(コード)の形態で発生される。
別の要因は、読取器14は、コイル22による第一及び
第二周波数の各々において発生される特定数の信号をカ
ウントした後においてのみ各パルスを発生するというこ
とである。
添付の図面に示し且つ上述した本方式は比較的動作が高
速である。これは、部分的には、トランスポンダー20
が読取器14内で発生されるパルスに瞬時に応答すると
いう事実から得られる。それは、更に、読取器14がト
ランスポンダー20によって発生される信号に瞬時に応
答するという事実から得られる。それは、更に、読取器
14内の実質的に全ての構成要素を第一集積回路チップ
100(第10図)上に配設することが可能であり且つ
このチップは比較的寸法が小さいという事実から得られ
る。別の要因としては、読取器20における実質的に全
ての構成要素を集積回路チップ102(第11図)上に
配設することが可能であり且つこのチップは比較的寸法
が小さいということである。
上述した方式は、更に、部品の値における変動に対して
かなりの許容性を有している。このことは、読取器12
及びトランスポンダー22を大量に製造することを比較
的容易としている。読取器14を集積回路チップ100
(第10図)上に製造し且つトランスポンダー22を集
積回路チップ102(第11図)上に製造することによ
りこの製造上の容易さは更に向上される。
本システムを物体を識別することに関して説明したが、
本方式は任意のタイプの情報を発生するために使用する
ことが可能である。このことは、マルチプレクサ86を
除去し且つ識別すべき情報を表わすために二進符号化形
態でトランスポンダーへ外部的に発生される信号をフォ
ーマット発生器84へ直接導入することによって達成す
ることが可能である。別法として、外部的に発生された
情報をマルチプレクサ86へ導入することが可能であり
、マルチプレクサ86はこの様な情報を格納し次いでシ
フトレジスタとして動作することによりその様な情報を
フォーマット発生器84へ導入する。
添付の図面に示し且つ上述した本方式は、更に、読取器
における事実上全ての部品を第10図における集積回路
チップ100上に配設させることが可能であるという利
点を有している。第10図における集積回路チップ10
0は概略的に示しており、コイル12及びある場合には
コンデンサ54を除いて第2図及び第3図における全て
の部品を包含するものと考えることが可能である。コン
デンサ54は充電用コンデンサであり従って比較的高い
値を有しているので、それは集積回路チップ100内に
包含することが可能でない場合がある。
同様に、トランスポンダー20における事実上全ての部
品を第11図における集積回路チップ102上に配設す
ることが可能である。第11図における集積回路チップ
102も概略的に示しである。第4図に示した全ての部
品(コイル22を除く)は集積回路チップ102内に設
けられている。
読取器14における事実上全ての部品を集積回路チップ
100上に配設し且つトランスポンダー20における全
ての部品を集積回路チップ102上に配設することによ
り、読取器及びトランスポンダーは最少の空間を占有す
るに過ぎない。このことは、トランスポンダー20を識
別すべき物体上に目立たせることなく配設することを可
能とする。更に、そのことは、読取器14を使用するこ
とが所望されるまで、ポケット内に入れて搬送すること
を可能とする。読取器14及びトランスポンダー20を
集積回路チップ上に設けることは、更に、読取器及びト
ランスポンダーを実質的に同一の特性をもって複製する
ことを可能とし且つ比較的高い周波数で動作することを
可能とする。
上述した方式は、前掲の米国特許箱840318号に開
示されている。この方式は、リードオンリーメモリを有
しており、該メモリ内に予めプログラム即ち書込んだ信
号は変更することができない。該方式は、第11図にお
けるチップ102内のプログラム可能即ち書込可能なメ
モリ102と共に使用することが可能である。この様な
条件下においては、トランスポンダー内のメモリ14は
、読取器において発生され且つ該読取器によってトラン
スポンダーへ送信されるパルスによって予めプログラム
即ち書込を行なうことが可能であリ、その場合に該パル
スはトランスポンダーによって復調され且つデコードさ
れ且つデコードされた情報はトランスポンダーによって
書込可能なメモリ内に書込が行なわれる。書込可能なメ
モリ104は異なったタイプのものとすることが可能で
ある。例えば、それは、電気的に書込可能なリードオン
リーメモリとするか、電気的に消去可能な書込可能リー
ドオンリーメモリとするか、又は−度だけ書込が可能で
あり多数回読取可能な書込可能メモリとすることが可能
である。この様な全ての書込可能メモリは従来公知であ
る。
トランスポンダーメモリ104内に書込可能な情報を書
込むための読取器におけるシステムを第12図に示しで
ある。第12図に示したシステムは一対のトランジスタ
200及び202を有している。トランジスタ200は
PNP )ランジスタとすることが可能であり且つトラ
ンジスタ202はNPN)ランジスタとすることが可能
である。
トランジスタ200のエミッタは、電源204から正電
圧を受取り、且つトランジスタ202のエミッタは例え
ば接地206などの基準電圧を受取る。
トランジスタ200及び202のコレクタは、抵抗20
8へ接続しており、抵抗208はコンデンサ210(第
1図におけるコンデンサ54とすることが可能である)
と直列している。コイル212(第1図におけるコイル
12とすることが可能である)はコンデンサ210及び
例えば接地などの基準電位の間に接続されている。コイ
ル212の接地されていない端子から抵抗216の一方
の端子へ接続がなされている。抵抗216の他方の端子
は、ダイオード218のアノード及びダイオード220
のカソードと接続している。ダイオード218のカソー
ド及びダイオード220のアノードは例えば接地206
などの基準電位と接続している。
ダイオード218のアノード及びダイオード220のカ
ソード上の電圧が比較器222の一方の入力端子へ導入
される。比較器222の第二の入力端子は、例えば接地
206などの基準電位を受取る。比較器222からの出
力は、排他的OR回路224の一方の入力端子へ導入さ
れる。排他的OR回路224の第二の入力端は、例えば
大略226で示したフリップフロップなどのバイステー
ブル即ち双安定要素における一方の段(「偽」段として
示しである)の出力端子上の電圧を受取る。
排他的OR回路224からの信号はカウンタ228へ導
入される。カウンタ228は、トランスポンダー内の書
込可能メモリ内へ挿入されるべき書込可能項目に依存し
て特定の値へカウントするために各場合においてプログ
ラムすることが可能である。カウンタ228における特
定のカウントへカウントする毎に、フリップフロップ2
26における入力端子へ信号が導入されて、該フリップ
フロップを一方の動作状態から他方の動作状態へトリガ
させる。フリップフロップ226における真及び偽のス
テージ(段)の出力端子は、それぞれ、トランジスタ2
20及び202のベースへ接続されている。
第13図は、書込可能情報の各界なったタイプに対し読
取器において発生される信号のシーケンス(即ちパター
ン)を示している。第13図において、各時間の経過と
共にパルスは右から左へ移動し、従って一つのシーケン
スにおける最も新しいパルスは右側のパルスである。例
えば、トランスポンダー内の書込可能メモリ内に二進「
0」を書込むためには、230で大略示した信号シーケ
ンス即ち一連の信号が発生される。このシーケンスは、
交互に正及び負の極性である一番目の対のパルス230
a及び230bを有している。このシーケンスは、更に
、正及び負の極性の二番目の対のパルス231a及び2
31bを有している。
この二番目の対のパルス231a及び231bは、その
前のシーケンスには書込可能情報が含まれていることを
表わしている。先行する対のパルス231a及び231
bは二進「0」を表わしている。
同様に、二進「1」は、交互に正及び負の極性である二
番目の対のパルス233a及び233bによって第13
図に示しである。これは、書込可能項目を表わす信号が
先行するシーケンスに含まれていることを表わしている
。二進「1」を構成する書込可能項目は、両方とも負の
極性である一対のパルス234a及び234bによって
示されている。負の極性の二つのパルスによって先行さ
れる正及び負の極性のパルスは、大略、第13図におい
て235で示しである。
「リセット」と示した符号シーケンスを初期化するため
の一連のパルスは、大略、第13図において236で示
しである。このシーケンスは、対のパルス237a及び
237bを有しており最初のパルスは正極性であり次の
パルスは負極性であって、書込可能項目が先行するシー
ケンスに含まれていることを表わしている。この対のパ
ルスは、正極性の単一のパルス238aに追従している
。リセットを構成する書込可能項目が発生されると、そ
れは、追従するシーケンスがメモリ104(第11図)
内へ書込まれるべき二進「1」及び二進「0」を個別的
に表わしていることを示している。
第12図に示した方式は、第13図において230.2
35,236で示したパルスシーケンスを発生すべく動
作する。フリップフロップ226が偽動作状態にある場
合、比較的低い極性の電圧がトランジスタ200のゲー
トへ導入されて、そのトランジスタを導通状態とさせる
。従って、電流パルスが、電源204と、トランジスタ
200と、抵抗208と、コンデンサ210と、コイル
212とを包含する回路を介して流れて、該コンデンサ
を充電する。この電流は、コイル212において第14
図にパルス240として示した如き電圧パルスを発生す
る。コイル212はトランスポンダーへ結合され、該ト
ランスポンダーは第14図に244で示した如きリンギ
ング信号を発生するように同調回路を組込んでいる。
フリップフロップ226の真の状態が動作状態となると
、比較的高い極性の電圧が該フリップフロップにおける
左側の段の出力端子上に発生される。これにより、トラ
ンジスタ202は導通状態となる。従って、コンデンサ
210は、該コンデンサと、抵抗208と、トランジス
タ202と、コイル212とを包含する回路を介して放
電する。
この電流の流れは、第14図において242で示した如
く、コイル212において負極性のパルスを発生させる
。このパルスは、第14図において246で示した如く
リンギング信号によって追従される。
ダイオード218が動作して、コイル212によって発
生される例えばパルス240の如き正のパルスの振幅を
制限し、且つダイオード220が動作して該コイルによ
って発生される例えばパルス242の如き負の極性のパ
ルスの振幅を制限する。振幅が制限されたこれらのパル
スは第14図において247で示しである。例えばパル
ス240及び242の如きパルスの振幅が制限されてい
るので、リンギング信号244及び246の振幅はパル
ス240及び242のものに一層近付く。
振幅が制限された例えばパルス247の如きパルスは、
比較器222へ導入され、比較器222は動作して例え
ばパルス240及び242の如きパルス及び例えばリン
ギング信号244及び246の如きリンギング信号を飽
和させる。その結果比較器222から得られるパルスは
第14図に248で示した如きものとなる。理解される
如く、これら全てのパルスは実質的に同一の振幅を有す
るものとなる。
比較器222からの飽和パルス及びフリップフロップ2
26における偽段の出力端子上の電圧が排他的OR回路
224へ導入される。回路224は従来の対応で構成さ
れており、該回路へ導入される入力電圧の一方が低であ
り且つ該回路へ導入される他方の入力端子が高である場
合にのみパルスを通過させる。排他的OR回路224を
介して通過するパルスは第14図において250で示し
である。
回路224を介して通過するパルスはカウンタ228へ
導入される。後述する説明から理解される如く、カウン
タ228は各場合においてセットされてその場合におけ
る書込動作に依存する値へカウントする。カウンタ22
8が特定のカウントに到達すると、該カウンタはリセッ
トされて新たなカウントを開始する。このことは、フリ
ップフロップ226ヘトリガ信号を導入させて、該フリ
ップフロップをその前の動作状態から他方の動作状態ヘ
セットさせる。フリップフロップ226へ導入されるト
リガ信号は第14図において252で示しである。
第14図に示した説明図において、あるシーケンスにお
ける一番目のパルスは左側に表われ且つ引き続くパルス
は漸次右側へ向かって表われる。
第14図において、パルス240及び242は第12図
に示した方式の動作を同期するための一対のパルスを構
成している。これらのパルスは、例えば109のリンギ
ングサイクルなどの特定数だけ分離されている。次いで
、パルス260,262.264,266の発生によっ
てリセットがプログラム即ち書込まれる。パルス264
及び266は、時間的に先行するパルス内に含まれてい
ることを示しており、且つパルス260は、その書込順
「1がリセットを構成することを表わしている。
パルス260及び262の間は1個のリンギングサイク
ルの特定の間隔があるので、これらのパルス260及び
262はこの様な表示を与える。この様に、初期化リセ
ットを与える上でトランスポンダーにおいてパルス26
0のみが考慮され、且つパルス262はトランスポンダ
ーにおいて無視される。
同様に、例えば10個のリンギングサイクルなどの特定
数だけ分離されており且つ反対の極性を有するパルス2
82及び284などのパルスは、書込項目が先行するパ
ルスの中に含まれていることを表わす。この書込可能項
目はパルス276278.280によって表わされる。
パルス276及び280は例えば10間のクロッ213
号などの特定数だけ離隔されており、書込可能項目が二
進「1」であることを表わしている。従って、パルス2
78は、前のパラグラフにおいてトランスポンダーがパ
ルス262を無視したのと同様な対応でトランスポンダ
ーにおいて無視される。
第14図において、パルス264及び266は、更に、
二進「0」を表わす。その理由は、パルス264及び2
66は、それぞれ正及び負の極性をもったパルス274
及び276によって追従されているからである。従って
、理解される如く、例えばそれぞれ正及び負の極性をも
ったパルス264および266などの別の対のパルスを
各書込可能項目に対して送給することは必要ではない。
特に、パルス264及び266は、リセットがパルス2
60によって表わされることを示している。
パルス264及び266はパルス274及び276によ
って追従されているので、これらのパルス264及び2
66は二進「0」を表わしている。
第16図に関連して第14図を検討すると、文字rAJ
乃至rFJは第16図において重要な端子において示し
であることが理解される。これらの端子において発生さ
れる電圧乃至は信号は第17図において行rAJ乃至r
FJ内に示しである。
第14図は、更に、第12図に示した文字rNJに対す
る値を示している。これは、各場合において発生される
べきリンギングサイクルの予め選択した数を示している
第15図は、第14図に示した方式がトランスポンダー
における書込可能メモリ104を書込むための信号のパ
ターンの第12図に示した回路による発生を得るために
読取器においてどの様に動作するかを示した概略図であ
る。第15図に示したシステム即ち方式は、マイクロコ
ンピュータ300を有しており、それはトランスポンダ
ーにおけるメモリ104内に記録されるべき個別的符号
を発生する。この符号は、各場合において、カウンタ2
28(第12図にも示されている)内に与えられるべき
カウントを制御する。理解される如く、カウントが完了
する毎に、信号が該カウンタから第12図のフリップフ
ロップ226へ導入されて、コイル222によってトラ
ンスポンダー20へ送信されるパルスを発生させる。
第16図は、読取器12からの書込パルスを復調し且つ
検知するためのトランスポンダー20におけるシステム
を概略的に示している。読取器12からの書込パルスは
トランスポンダー20におけるコイル302によって受
取られる。コイル302は第1図におけるコイル22と
同じものとすることが可能である。コイル302におけ
るパルスはクロック分離器304へ導入され、それはパ
ルスがコイル302における正又は負の信号の何れから
派生されるかを決定する。クロック分離器304からの
正のパルスは1本のラインを介してシフトレジスタ30
6へ導入され、且つ該負のパルスは別のラインを介して
該シフトレジスタへ導入される。次いで、各書込可能項
目を表わすパルスが該シフトレジスタ306を介してシ
フト動作され、シフトレジスタ306内のパルスの相対
的な極性に従って書込可能項目(例えば、二進「1」、
二進「0」、リセット)の識別を得る。
この識別は第17図における真理値表に従ってデコーダ
308によって与えられる。次いで書込可能項目(例え
ば、二進「1」又は二進「0」)を書込可能メモリ10
4内の適宜の位置の中へ書込むことが可能である。理解
される如く、クロック分離器304、シフトレジスタ3
06、デコーダ308はトランスポンダー20における
マイクロプロセサ装置内に包含させることが可能である
第17図は、二進「1」、二進「0」、リセットを構成
する異なった書込可能項目に対してシフトレジスタ30
6内においてどの様に信号が発生されるかを示した表で
ある。第17図において、シフトレジスタ306におけ
る相次ぐステージ即ち段は、それぞれ、A、B、C,D
で示されており、第16図におけるシフトレジスタに対
する表示に対応している。理解される如く、信号はステ
ージAからステージBへ、次いでステージCへ、且つ最
終的にステージDへ前進的にシフト動作される。デコー
ダ308はシフトレジスタ306におけるステージ(段
)ASBSC,Dにおいて並列に4個の信号を検査する
。ステージAにおける正の信号及びステージBにおける
負の信号は、書込可能項目がステージC及びDにおける
信号によって表わされることを示す。ステージCにおけ
る正の信号はリセットを表わす。リセットが発生される
と、これは、それに続く個別的なシーケンスがこの様な
信号によって表わされるパターンにおいて書込可能メモ
リ104(第11図)内に記録することが可能な二進「
1」又は二進「0」を表わすことを示している。ステー
ジC及びDにおける2個の負の信号は二進「1」を表わ
している。
ステージCにおける正の信号及びステージDにおける負
の信号は二進「0」を表わしている。
効果 上に説明し且つ第12図乃至第16図に示した方式乃至
は装置は幾つかの重要な利点を有している。一つの利点
としては、第1図乃至第6図に示した回路及び装置の動
作に従ってトランスポンダーを識別する場合に後に使用
されるものと同一のタイプのパルス通信を使用すること
によってトランスポンダー20内にあるメモリ104に
書込を行なうことが可能であるということである。
本発明の方式及び方法における別の利点は、読取器とト
ランスポンダーとの間の通信は、トランスポンダーの書
込期間中実質的にフールプルーフ即ち誤りを発生するこ
とがない構成となっていることである。これは、部分的
には、第5図及び第6図に示した如きコイル12及び2
2の特性から得られる。それは、更に、部分的には、各
書込可能項目を識別する一対のパルスに追従する反対極
性の一対のパルスを設けることから得られる。この一対
のパルスを設けることにより、トランスポンダーは、先
行する対のパルスが書込可能項目を表わし且つこの様な
先行する対のパルスからこの様な書込可能項目を識別す
ることが可能であることを識別することが可能である。
本発明の書込可能方式及び方法においては更に別の重要
な利点がある。この利点は、書込パルスが読取器におい
て自己同期型を基礎に発生され且つ該パルスがカウンタ
228における特定のカウントの後に発生されるという
事実から得られる。
このことは、トランスポンダー20における書込パルス
の識別及びデコードを容易としている。
書込動作は比較的高速である。このことは、部分的には
、読取器12及びトランスポンダー20に対して集積回
路チップを使用することから得られる。それは、更に、
部分的には、カウンタ228内に与えられるカウントに
従って読取器12における書込パルスの発生から得られ
る。
以上、本発明の具体的実施の態様について詳細に説明し
たが、本発明はこれら具体例にのみ限定されるべきもの
ではなく、本発明の技術的範囲を逸脱することなしに種
々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図はトランスポンダーにおいて物体の識別などのよ
うな情報を発生しこの情報を読取器へ送信し且つその情
報を読取器において識別するための本発明の一実施例を
構成する方式の簡単化したブロック図、第2図は第1図
に示した方式内に設けられる読取器の一部をブロックで
示した回路図、第3図は第1図に示した読取器における
付加的な特徴の構成を概略示した回路図、第4図は第1
図に示した方式内に設けられるトランスポンダーを一部
ブロックで示した回路図、第5図は読取器とトランスポ
ンダーとの間に磁気的結合を与えるために読取器及びト
ランスポンダー内に設けられる磁気特性を有するコア及
びコイルを具備する部材の一つの構成を示した概略正面
断面図、第6図は第5図に示した磁気部材の概略側面図
、第7図は第4図に示したトランスポンダー内に設けら
れるフォーマット発生器の動作を示した真理値表の説明
図、第8図は読取器及びトランスポンダーによって発生
される信号の波形を示した説明図、第9図は読取器内に
おいて発生される信号の特性を示した説明図、第10図
は読取器の実質的に全ての構成要素を組込んだ集積回路
チップを示した概略図、第11図はトランスポンダーの
実質的に全ての構成要素を組込んだ集積回路チップを示
した概略図、第12図はトランスポンダー内の書込可能
メモリを書込むためにトランスポンダーへパルスを送信
するための読取器におけるシステムの一実施例を部分的
にブロックで示した回路図、第13図はトランスポンダ
ー内の書込可能メモリ内に個別的な項目(例えば、二進
「1」、二進rOJ、リセット)を書込むための信号の
シーケンスを示した説明図、第14図はトランスポンダ
ーにおけるメモリ内に書込可能項目の特定のシーケンス
を書込むために本方式が動作している場合の第12図の
方式における重要な端子において発生される電圧を示し
た説明図、第15図はトランスポンダーに対する識別符
号が読取器においてどの様にして発生されるかを示した
概略回路図、第16図はトランスポンダーにおいて受取
った書込可能パルスを復調し次いでデコードし且つデコ
ードした情報をトランスポンダー内のメモリ内へ書込む
ためのトランスポンダーにおけるシステムを概略示して
おり一部ブロックで示した概略回路図、第17図はデコ
ードした情報をトランスポンダー内のメモリ内へ書込む
ために書込可能パルスに応答する第16図のトランスポ
ンダーの動作を示した説明図、である。 (符号の説明) 10:パルス発生器 12.22:コイル 20ニドランスボンダー 80:電圧制限器 82:クロック分離器 84:フォーマット発生器 86:マルチプレクサ 99:リセット発生器 104:書込可能メモリ 204:電源 228:カウンタ 300:マイクロコンピュータ 306:シフトレジスタ 308:デコーダ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トランスポンダーを個別的に識別する情報を読取器
    に対して発生するためにトランスポンダーに書込を行な
    うためのトランスポンダーと読取器とを具備する方式に
    おいて、前記読取器に設けられており二進「1」、二進
    「0」又はリセットを表わす信号の関連した発生を表わ
    す第一の個別的なパルスシーケンスを発生するための手
    段、前記読取器に設けられており二進「0」を表わす信
    号の第一の関連した個別的シーケンスと、二進「1」を
    表わす信号の第二の関連した個別的シーケンスと、リセ
    ットを表わす信号の第三の関連した個別的シーケンスを
    発生するための手段、前記トランスポンダーにおいて書
    込可能メモリを与える手段、特定のパターンをした前記
    第一、第二及び第三の関連した信号シーケンスの発生に
    対し前記トランスポンダーにおいて応答し前記読取器に
    よって発生された前記第一、第二及び第三の関連した信
    号シーケンスのパターンに従って個別的なパターンで複
    数個の二進「1」及び二進「0」を記録するために前記
    トランスポンダーに書込を行なうための手段、を有する
    ことを特徴とする方式。 2、特許請求の範囲第1項において、個別的なパターン
    で前記トランスポンダー内に二進「1」及び二進「0」
    の記録を得るために特定のパターンで前記第一、第二、
    第三及び第四の信号シーケンスを発生するために前記読
    取器において前記読取器の書込を行なう手段を有するこ
    とを特徴とする方式。 3、特許請求の範囲第2項において、個別的なパターン
    で前記トランスポンダー内において二進「1」及び二進
    「0」の記録を得るために前記第一、第二及び第三の関
    連した信号シーケンスに応答するために前記トランスポ
    ンダーにおいて前記トランスポンダーの書込を行なう手
    段を有することを特徴とする方式。 4、特許請求の範囲第1項において、前記読取器におけ
    る前記発生手段が、前記第一のシーケンスとして極性が
    交互する一対の信号を発生し、且つ、前記第一の信号シ
    ーケンスに相対的に特定の時間において、二進「0」を
    表わす極性が交互する一対の信号、二進「1」を表わす
    第一の極性の一対の信号、及びリセットを表わす前記第
    一の極性と反対の第二の極性の一対の信号を発生するこ
    とを特徴とする方式。 5、トランスポンダーを個別的に識別する情報を読取器
    に対して発生するトランスポンダーの書込を行なうため
    のトランスポンダーと読取器とを具備する方式において
    、前記読取器に設けられておりクロック信号を発生する
    ための手段、前記読取器に設けられており前記クロック
    信号をカウントするための手段、前記読取器に設けられ
    ており前記トランスポンダーに対し書込が行なわれるべ
    き符号を与える手段、前記トランスポンダーに書込が行
    なわれるべき符号に従って前記読取器において前記クロ
    ック信号の連続するカウントを制御する手段、前記読取
    器に設けられており前記カウンタにおける連続するカウ
    ントの制御に依存する時間間隔を有する極性が交互する
    パルスを発生する手段、前記読取器に設けられており前
    記トランスポンダーと反対の極性のパルスを送信する手
    段、を有することを特徴とする方式。 6、特許請求の範囲第5項において、前記トランスポン
    ダーに設けられており前記第一及び反対の極性のパルス
    をデコードするための手段、前記トランスポンダーに設
    けられておりメモリを与えるための手段、前記デコード
    された情報を前記メモリ内に書込むための手段、を有す
    ることを特徴とする方式。 7、特許請求の範囲第5項において、前記発生手段がコ
    イル及び前記コイルに接続された容量を有すると共に、
    一方の極性の前記コイル内にパルスを発生させるために
    前記コイル内にエネルギーを蓄積させ且つ前記一方の極
    性の反対の極性の前記コイル内にパルスを発生させるた
    めに前記容量を介してこの様に蓄積されたエネルギーを
    放電させることを交互に行なう手段を有することを特徴
    とする方式。 8、特許請求の範囲第7項において、前記発生手段が、
    第一動作状態及び第二動作状態を有するバイステーブル
    手段を有しており、且つ前記バイステーブル手段が前記
    カウンタ内の各連続するカウントの開始及び終了に応答
    してその前の動作状態と相対的に反対の動作状態へトリ
    ガされることを特徴とする方式。 9、特許請求の範囲第8項において、前記発生手段が、
    更に、前記バイステーブル手段が前記第一状態で動作し
    ていることに応答して前記コイル内にエネルギーの蓄積
    を与えて前記一方の極性のパルスを発生し且つ前記バイ
    ステーブル手段が前記第二状態で動作していることに応
    答して前記容量を介して前記コイル内のエネルギーを放
    電させて前記反対極性のパルスを発生させるための手段
    を有していることを特徴とする方式。 10、トランスポンダーを個別的に識別する符号化情報
    を読取器に対して発生するために前記トランスポンダー
    の書込を行なうためのトランスポンダー及び読取器を具
    備する方式において、前記読取器に設けられておりクロ
    ック信号を発生するための手段、前記読取器に設けられ
    ており前記クロック信号のカウントを与える手段、前記
    読取器に設けられておりカウントを完成するために各時
    刻においてクロック信号の数を制御するために前記トラ
    ンスポンダーに対して与えられるべき符号に従って各時
    刻において前記カウント手段に与えられるべきカウント
    を制御するための手段、カウントの各開始に応答し第一
    極性の信号を発生し且つカウントの各完成に応答して前
    記第一極性と反対の第二極性の信号を発生するための手
    段、前記トランスポンダーにおいて前記符号の書込を行
    なうために前記トランスポンダーへ前記第一及び第二極
    性の信号を送信するための手段、を有することを特徴と
    する方式。 11、特許請求の範囲第10項において、前記制御手段
    が、各時刻において前記トランスポンダー内に書込むべ
    き情報に従ってその時刻において前記カウントする手段
    内に個別的なカウントを与えることを特徴とする方式。 12、特許請求の範囲第10項において、前記信号発生
    手段が、前記カウントする手段におけるカウントに従っ
    て前記第一及び第二極性の信号を交互に発生するための
    コイルを有していることを特徴とする方式。 13、特許請求の範囲第12項において、前記信号発生
    手段が、第一及び第二動作状態を有しており且つ前記第
    一動作状態で動作して前記コイル内にエネルギーの導入
    を与え且つ前記第二動作状態で動作して前記コイルから
    のエネルギーの転送を与えるバイステーブル手段を有す
    ると共に、前記コイルから転送されるエネルギーを受取
    るための容量を有していることを特徴とする方式。 14、特許請求の範囲第13項において、前記トランス
    ポンダーに設けられており前記読取器から送信される信
    号を受取るための手段、前記トランスポンダーに設けら
    れており前記符号を回復するために前記受取った信号を
    デコードするための手段、前記トランスポンダーに設け
    られている書込可能メモリ、前記トランスポンダーに設
    けられており前記書込可能メモリ内に前記回復した符号
    を書込むための手段、を有することを特徴とする方式。 15、トランスポンダーを個別的に識別する符号化情報
    を読取器に対して発生するために前記トランスポンダー
    の書込を行なうためにトランスポンダーと読取器とを有
    する方式において、前記読取器は二進「1」、二進「0
    」及びリセットを識別するためのパルスを送信し且つこ
    の様な情報を与える符号化パルスが追従することを表わ
    すパルスをこの様なパルスに先行させるべく動作可能で
    あり、前記読取器によって送信されたパルスを受取るた
    めの手段が前記トランスポンダーに設けられており、前
    記符号化パルスを回復するために前記受取ったパルスを
    操作する手段が前記トランスポンダーに設けられており
    、前記回復した符号化パルスに応答して前記符号化情報
    を回復するために前記符号化パルスをデコードするため
    の手段が前記トランスポンダーに設けられており、書込
    可能メモリが前記トランスポンダーに設けられており、
    前記書込可能メモリ内に前記符号化情報を書込むための
    手段が設けられていることを特徴とする方式。 16、特許請求の範囲第15項において、前記符号化パ
    ルスが前記符号化情報を与える位置を表わすパルスを識
    別すると共に前記符号化パルスを回復するための復調手
    段が前記トランスポンダーに設けられていることを特徴
    とする方式。 17、特許請求の範囲第16項において、前記符号化パ
    ルスが第一及び第二の反対極性のパルスからなる個別的
    なシーケンスを有しており、且つ前記検知手段が前記シ
    ーケンス内の連続するパルスの極性を検知して復調した
    情報を回復することを特徴とする方式。 18、トランスポンダーを個別的に識別する情報を読取
    器に対して発生するために前記トランスポンダーに書込
    を行なうためにトランスポンダーと読取器とを有する方
    式において、書込可能な物品を識別するために第一符号
    で第一パルスを発生し且つ前記パルスを前記トランスポ
    ンダーへ送信するための手段が前記読取器に設けられて
    おり、書込可能なメモリが前記トランスポンダーに設け
    られており、前記パルスを受取り且つ前記パルスをデコ
    ードし且つ前記パルスによって識別される符号を前記書
    込可能メモリ内に書込むための手段が前記トランスポン
    ダーに設けられており、質問パルスを発生し且つ前記質
    問パルスを前記トランスポンダーへ送信するための手段
    が前記読取器に設けられており、前記質問パルスに応答
    して前記書込可能メモリ内の符号を表わすパターンで第
    一及び第二周波数で信号を発生し且つ送信するための手
    段が前記トランスポンダーに設けられており、前記第一
    及び第二周波数での前記信号に応答して前記質問パルス
    の継続した発生及び送信を与えるための手段が前記読取
    器に設けられており、前記第一及び第二周波数での前記
    信号に応答して前記トランスポンダーにおける前記書込
    可能メモリ内の前記符号を識別するために前記信号をデ
    コードするための手段が前記読取器に設けられているこ
    とを特徴とする方式。 19、特許請求の範囲第18項において、前記第一符号
    で前記パルスを発生する手段が、容量とコイルと前記コ
    イルを介して前記容量を交互に充電及び放電させる手段
    とを有しており、前記質問パルスを発生する手段が、前
    記容量と前記コイルと前記コイルを介して前記容量を交
    互に充電する手段を有しており、前記コイルが前記読取
    器から前記トランスポンダーへのパルスの送信を与える
    ことを特徴とする方式。 20、特許請求の範囲第18項において、前記読取器に
    設けられており前記第一コードで前記パルスを発生する
    手段が、書込可能物品に対する符号化であるパルスが識
    別パルスに先行することを表わす符号内に識別パルスを
    発生させる手段を有しており、前記トランスポンダーに
    設けられており前記第一符号におけるパルスに対する前
    記デコード手段が、前記書込可能物品に対する符号化で
    あるパルスを回復するために前記パルスを復調すべく動
    作可能であり且つ前記書込可能メモリ内に書込まれるべ
    き前記符号を回復するために前記回復されたパルスをデ
    コードすべく動作可能であることを特徴とする方式。 21、特許請求の範囲第20項において、前記読取器に
    設けられている前記質問パルスの発生手段が、第一及び
    第二の反対の極性のパルスを交互に発生し、前記トラン
    スポンダーに設けられており前記第一及び第二周波数で
    信号を発生する手段が、前記読取器からのパルスの極性
    及び前記書込可能メモリにおける前記符号に応答して、
    前記第一及び第二周波数の特定の一方において信号を発
    生し次いで前記第一及び第二周波数の他方において前記
    符号内の連続する書込可能物品の各々を識別することを
    特徴とする方式。 22、特許請求の範囲第21項において、前記第一コー
    ドでのパルスの発生手段が、容量とコイルと前記コイル
    を介して前記容量を交互に充電及び放電する手段を有し
    ており、前記質問パルスを発生する手段が、前記容量と
    前記コイルと前記コイルを介して前記容量を交互に充電
    する手段を有しており、前記コイルが前記読取器から前
    記トランスポンダーへのパルスの通信を与えることを特
    徴とする方式。 23、トランスポンダーを個別的に識別する情報を読取
    器に対して発生するために前記トランスポンダーに書込
    を行なうためのトランスポンダーと読取器とを有する方
    式において、第一及び第二の反対の極性のパルスを交互
    に発生する手段が前記読取器に設けられており、前記発
    生手段に動作結合されており複数個の書込可能物品を識
    別する順序符号内に交互に反対極性のパルスの前記発生
    手段による発生を得る手段が前記読取器に設けられてお
    り、各書込可能物品に対する前記順序符号はこの様な書
    込可能物品に対する符号の位置を識別するパルスを包含
    しており、前記トランスポンダーによって受取るために
    前記順序符号における交互に反対極性のパルスを前記ト
    ランスポンダーへ送信する手段が設けられており、書込
    可能メモリが前記トランスポンダー内に設けられており
    、前記順序符号内の反対極性のパルスから各書込可能物
    品に対する符号化であるパルスを回復するために前記受
    取ったパルスを復調する手段が前記トランスポンダーに
    設けられており、各書込可能物品に対する符号化である
    パルスをデコードし且つ該デコードした情報を前記書込
    可能メモリ内に書込むための手段が前記トランスポンダ
    ーに設けられており、前記書込可能メモリ内の符号に対
    し前記トランスポンダーに質問をするために前記反対極
    性のパルスを交互に発生するための手段が前記読取器に
    設けられており、交互に反対極性の前記質問パルスに応
    答し且つ前記書込可能メモリ内の符号に応答して最初に
    第一周波数で次いで第二周波数で多数の信号を発生する
    手段が前記トランスポンダーに設けられており、各書込
    可能物品に対する前記第一及び第二周波数での信号の順
    序は前記質問パルスの極性及び前記書込可能物品の識別
    に依存し、前記第一及び第二周波数の各々で特定数の信
    号の各発生に対して応答し以前に前記読取器において発
    生された前記質問パルスの極性と反対極性の質問パルス
    前記読取器において発生する手段が前記読取器に設けら
    れており、前記トランスポンダーにおける前記書込可能
    メモリ内の前記符号を識別するために前記第一及び第二
    周波数における前記信号を検知するための手段が前記読
    取器に設けられていることを特徴とする方式。 24、特許請求の範囲第23項において、前記読取器に
    設けられており前記質問パルスを発生する手段が、前記
    第一及び第二周波数の各々で前記トランスポンダーにお
    いて発生される信号をカウントするカウンタであって前
    記カウンタ内の特定のカウンタの各発生によって次の質
    問パルスを発生させるためのカウンタを有しており、前
    記読取器に設けられており前記符号化シーケンスにおけ
    る前記パルスの発生を得る手段も前記カウンタを有して
    おり、且つ前記カウンタは前記符号化シーケンスにおけ
    る連続するパルスを発生するために特定のカウントへカ
    ウント動作することが可能であることを特徴とする方式
    。 25、特許請求の範囲第24項において、前記読取器に
    配設されており且つ第一及び第二動作状態を有するバイ
    ステーブル手段が設けられており、前記読取器に配設さ
    れており且つ前記カウンタ内の特定の値に対する各カウ
    ントに応答し前記バイステーブル手段を一方の動作状態
    から他方の動作状態へトリガする手段が設けられており
    、容量が前記読取器に設けられており、コイルが前記読
    取器に設けられており、前記バイステーブル手段の交互
    のトリガ動作に応答して前記容量を充電し且つ前記コイ
    ル内に第一極性の電圧パルスを発生させる方向に前記容
    量及び前記コイルを介して電流を流すための手段が前記
    読取器に設けられており、前記バイステーブル手段の他
    方のトリガ動作に応答して前記容量を放電し且つ前記コ
    イル内に第二極性の電圧パルスを発生させる方向に前記
    容量及び前記コイルを介して電流の流れを発生させる手
    段が前記読取器に設けられていることを特徴とする方式
    。 26、特許請求の範囲第25項において、前記トランス
    ポンダーに配設されており且つ開放及び閉止動作状態を
    有するスイッチング手段が設けられており、前記読取器
    における前記コイルと磁気的に結合された関係で前記ト
    ランスポンダーに配設してコイルが設けられており、前
    記スイッチング手段及び第一容量が前記トランスポンダ
    ーにおいて接続されて前記第一周波数での共振回路を形
    成しており、且つ前記スイッチング手段が閉止状態で付
    加的な容量が前記共振回路に接続されて前記第二周波数
    での共振回路を形成しており、前記スイッチング手段は
    前記質問パルスの極性及び前記書込可能メモリ内の符号
    に従って開放及び閉止状態で動作可能であることを特徴
    とする方式。 27、第一位置に配設した読取器、前記第一位置から変
    位した第二位置に配設されたトランスポンダー、前記読
    取器と前記トランスポンダーとを結合させる手段、前記
    読取器に設けられており前記読取器と前記トランスポン
    ダーとの間の一連の循環的相互作用を開始するためのパ
    ルスを発生する手段、前記トランスポンダーに設けられ
    ており情報を識別する二進符号を与えるための書込可能
    メモリ、前記トランスポンダーに設けられており前記ト
    ランスポンダーにおける前記書込可能メモリ内に書込ま
    れている二進符号に依存してシーケンス内に第一及び第
    二周波数の各々を有する信号を前記循環的相互作用の各
    々において発生させる手段、前記循環的相互作用の各々
    における前記第一及び第二周波数の各々において前記ト
    ランスポンダーによって発生される信号に応答し前記循
    環的相互作用における前記第一及び第二周波数の他方に
    おける信号を前記トランスポンダーにおいて開始させる
    ために前記カップリング手段においてパルスを発生させ
    る手段、前記読取器に設けられており前記トランスポン
    ダー内の書込可能メモリ内に二進符号を書込むパターン
    でパルスの発生を与える手段、前記トランスポンダーに
    設けられており前記二進コードを書込むパターンで前記
    パルスをデコードし且つこの様なデコード動作に従って
    前記トランスポンダー内の前記書込可能メモリ内に前記
    二進コードを書込む手段、を有することを特徴とする方
    式。 28、特許請求の範囲第27項において、前記読取器に
    設けられており第一及び第二の反対の極性で前記パルス
    を交互に発生させる手段が設けられており、前記パルス
    発生手段は前記第一及び第二周波数の各々において前記
    トランスポンダーから前記信号を受取るとその前のパル
    スから反対極性のパルスを発生すべく前記トランスポン
    ダーの識別期間中動作可能であり、前記パルス発生手段
    は異なった書込可能物品を個別的に表わすパターンで反
    対の極性のパルスを発生すべく前記トランスポンダーの
    書込期間中動作可能であることを特徴とする方式。 29、特許請求の範囲第28項において、前記トランス
    ポンダーに設けられている前記信号手段は前記読取器か
    らの前記パルスの極性及び前記書込可能メモリ内の前記
    二進コードに応答して相互作用の各サイクルにおいてこ
    の様なパルスを表わす特定の順序で前記第一及び第二周
    波数での信号を発生し、前記読取器に設けられている前
    記パルス発生手段は、前記トランスポンダーにおける前
    記メモリの書込期間中、各書込可能物品に対して、この
    様な書込可能物品に対するパルスが追従することを識別
    するための特定のパターンを持った第一パルスと前記書
    込可能物品に対し個別的な第二パルスを有するパルスシ
    ーケンスを発生し、前記トランスポンダーに設けられて
    いる前記デコード手段は前記書込可能物品の一つに対す
    るパルスが追従することを識別するために各パルスシー
    ケンスにおける前記第一パルスを検知し且つ前記二進符
    号を得るために各パルスシーケンスにおける前記第二パ
    ルスをデコードし且つ前記トランスポンダー内の前記書
    込可能メモリ内に前記二進符号を書込むべく動作可能で
    あることを特徴とする方式。 30、特許請求の範囲第29項において、前記結合手段
    は磁気的であり且つ前記読取器に設けられている第一コ
    イルと前記トランスポンダーに設けられている第二コイ
    ルとを包含しており、且つ前記読取器に設けられている
    前記パルス発生手段は前記第一コイルと容量と第一及び
    第二動作状態を有しており且つ前記コイル内に前記第一
    極性のパルスを発生し且つ前記容量を充電するための方
    向に前記容量及び前記第一コイルを介して電流の流れを
    発生するために前記第一状態において動作可能であると
    共に前記コイル内に第二極性のパルスを発生し前記容量
    を放電するための方向に前記容量及び前記第一コイルを
    介しての電流の流れを発生するために前記第二状態にお
    いて動作可能なバイステーブル手段を包含しており、前
    記パルス発生手段はその前に発生されたものと反対の極
    性のパルスを発生するために前記読取器に設けられてい
    るトランスポンダーの識別の期間中前記第一及び第二周
    波数の各々において特定数の信号の各受取りによって動
    作可能であることを特徴とする方式。
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