JPH0251351B2 - - Google Patents
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- JPH0251351B2 JPH0251351B2 JP59267329A JP26732984A JPH0251351B2 JP H0251351 B2 JPH0251351 B2 JP H0251351B2 JP 59267329 A JP59267329 A JP 59267329A JP 26732984 A JP26732984 A JP 26732984A JP H0251351 B2 JPH0251351 B2 JP H0251351B2
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Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、いびき等の擬音を発生し同時に人形
本体の一部が動くユーモラス人形例えば昼寝人形
などの人形玩具における擬音装置に関するもので
ある。
本体の一部が動くユーモラス人形例えば昼寝人形
などの人形玩具における擬音装置に関するもので
ある。
〔従来技術〕
従来よりミルクを飲む動作をしたり寝かせると
重心の移動で目を閉じたり録音テープを内蔵し泣
き声や笑い声を発する人形等の各種の人形玩具が
提案され、また、オルゴール機構でボデイ部に枢
着した手部や足部の一部が動くようにしたものが
知られいる。
重心の移動で目を閉じたり録音テープを内蔵し泣
き声や笑い声を発する人形等の各種の人形玩具が
提案され、また、オルゴール機構でボデイ部に枢
着した手部や足部の一部が動くようにしたものが
知られいる。
しかしながら、いずれも構造が複雑で乱暴に扱
うと故障しやすく割高となるなど問題があつた。
うと故障しやすく割高となるなど問題があつた。
本発明は、これら従来の問題点を解決し、音色
の異なつた二種以上の音を発する人形玩具におけ
る擬音装置を構成簡単、且つ丈夫で故障しにくい
形態で提供することを目的とするものである。
の異なつた二種以上の音を発する人形玩具におけ
る擬音装置を構成簡単、且つ丈夫で故障しにくい
形態で提供することを目的とするものである。
本発明は、人形を模して形成されたボデイ内に
ゼンマイ機構と、これに連結される回転軸と、該
回転軸でギヤを介して回転伝達される音発生用ギ
ヤとを含む伝達機構部を収容した人形玩具におい
て、この伝達機構で駆動される回転軸に擬音発生
用カムと人形可動用カムとを備え、該擬音発生用
カムに接触従動する疑音発生用の音出プレートを
前記音発生用ギヤに接離自在に設け、この音出プ
レートにカム当接部、爪片及び折曲部を形成し、
これら各部がそれぞれ当接される振動伝播部材を
音出プレートの擬音発生用カムにより変位域に調
節自在に複数対設配備すると共に、前記人形可動
用カムを軸で揺動自在に枢着され人形ボデイに接
触した可動プレートに当接装備したことを特徴と
する人形玩具における擬音装置である。
ゼンマイ機構と、これに連結される回転軸と、該
回転軸でギヤを介して回転伝達される音発生用ギ
ヤとを含む伝達機構部を収容した人形玩具におい
て、この伝達機構で駆動される回転軸に擬音発生
用カムと人形可動用カムとを備え、該擬音発生用
カムに接触従動する疑音発生用の音出プレートを
前記音発生用ギヤに接離自在に設け、この音出プ
レートにカム当接部、爪片及び折曲部を形成し、
これら各部がそれぞれ当接される振動伝播部材を
音出プレートの擬音発生用カムにより変位域に調
節自在に複数対設配備すると共に、前記人形可動
用カムを軸で揺動自在に枢着され人形ボデイに接
触した可動プレートに当接装備したことを特徴と
する人形玩具における擬音装置である。
本発明を、複をふくらませたりしぼませたりし
て呼吸している態様を表すと同時にいびきをか
く、かえるぬいぐるみ人形の擬音装置に適用した
例につき図面を用いて説明する。
て呼吸している態様を表すと同時にいびきをか
く、かえるぬいぐるみ人形の擬音装置に適用した
例につき図面を用いて説明する。
第1図乃至第3図に示すように、擬音装置のベ
ース1には駆動源としてのゼンマイ機構2が備え
られ、該ゼンマイ機構2の出力軸には、カム軸と
なる回転軸3、擬音(以下いびきという)発生用
ギヤ4及び調速機構として羽根5が、伝達機構部
を介して連絡されている。
ース1には駆動源としてのゼンマイ機構2が備え
られ、該ゼンマイ機構2の出力軸には、カム軸と
なる回転軸3、擬音(以下いびきという)発生用
ギヤ4及び調速機構として羽根5が、伝達機構部
を介して連絡されている。
即し、ゼンマイ機構2と回転軸3は冠ギヤとピ
ニオン、傘歯車のような直角軸に回転を伝えるギ
ヤ6,7を噛合状態に備え、回転軸3にはさらに
ギヤ8が固着されている。ギヤ8に噛合するピニ
オン9は同軸に前記いびき発生用ギヤ4を備え、
該ギヤ4はピニオン10に噛合して設けられ、ピ
ニオン10と同軸に設けたウオームギヤ11と羽
根5の回転軸に設けたウオーム12を噛合形成し
てある。またゼンマイ機構2の捲取り操作片2−
1はベース1下面に突設して設けられている。
ニオン、傘歯車のような直角軸に回転を伝えるギ
ヤ6,7を噛合状態に備え、回転軸3にはさらに
ギヤ8が固着されている。ギヤ8に噛合するピニ
オン9は同軸に前記いびき発生用ギヤ4を備え、
該ギヤ4はピニオン10に噛合して設けられ、ピ
ニオン10と同軸に設けたウオームギヤ11と羽
根5の回転軸に設けたウオーム12を噛合形成し
てある。またゼンマイ機構2の捲取り操作片2−
1はベース1下面に突設して設けられている。
回転軸3にはいびき発生用のカム13及び腹部
可動用のカム14が配備される。
可動用のカム14が配備される。
前記カム13とカム14は回転軸3をフリー状
態で挿通可能の中空軸15の端部に一体に形成さ
れ、第4図に示すように回転軸3に突設したカラ
ー16にスプリング17で圧接されてカラー16
との摩擦によつて伝動されるようにしてあり、一
定以上の負荷がかかつた場合に空転してカム1
3,14及びギヤに負担がかからないようにして
ある。
態で挿通可能の中空軸15の端部に一体に形成さ
れ、第4図に示すように回転軸3に突設したカラ
ー16にスプリング17で圧接されてカラー16
との摩擦によつて伝動されるようにしてあり、一
定以上の負荷がかかつた場合に空転してカム1
3,14及びギヤに負担がかからないようにして
ある。
ベース1上面にはさらに前記カム13に接触従
動するいびき発生用の音出プレート18が基部で
ネジ止め固定されている。
動するいびき発生用の音出プレート18が基部で
ネジ止め固定されている。
この音出プレート18はステンレスやリン青
銅、合成樹脂を用いたバネ板で、カム13との当
接部18−1がカム13に常時当接して従動する
よう付勢せしめられており、常時前記ギヤ4に当
接する爪片18−2が音出プレート18の一部に
設けられている。即ち、爪片18−2は音出プレ
ート18に切溝で舌片を形成し、該舌片を下方に
屈曲して形成したもので大略ギヤの回転方向に沿
つた角度でギヤに接触するようにしてある。
銅、合成樹脂を用いたバネ板で、カム13との当
接部18−1がカム13に常時当接して従動する
よう付勢せしめられており、常時前記ギヤ4に当
接する爪片18−2が音出プレート18の一部に
設けられている。即ち、爪片18−2は音出プレ
ート18に切溝で舌片を形成し、該舌片を下方に
屈曲して形成したもので大略ギヤの回転方向に沿
つた角度でギヤに接触するようにしてある。
前記カム14に当接する可動プレート19はベ
ース1に着脱可能の蓋体20に枢着されていて人
形腹部をふくらませたりしぼませたりするように
配備されている。即ち、底板であるベース1と側
板及び天板からなる蓋体20は係合部21で着脱
可能なユニツトケース体で、ベース1に備えた上
述の各部材はケース中空部に収容可能に形成され
ている。そして可動プレート19は蓋体20の天
板外面に軸22で枢着されるが、可動プレート1
9に突設したベロ片19−1を蓋体20に穿設し
た窓孔23からケース中空部に嵌入せしめ、ベロ
片19−1がカム14に常時接触するように、バ
ネ材で付勢してある。
ース1に着脱可能の蓋体20に枢着されていて人
形腹部をふくらませたりしぼませたりするように
配備されている。即ち、底板であるベース1と側
板及び天板からなる蓋体20は係合部21で着脱
可能なユニツトケース体で、ベース1に備えた上
述の各部材はケース中空部に収容可能に形成され
ている。そして可動プレート19は蓋体20の天
板外面に軸22で枢着されるが、可動プレート1
9に突設したベロ片19−1を蓋体20に穿設し
た窓孔23からケース中空部に嵌入せしめ、ベロ
片19−1がカム14に常時接触するように、バ
ネ材で付勢してある。
なお、音出プレート18の先端部は次に述べる
第5図Aの状態で振動伝播部材でもある蓋体20
に接触する大きさに形成され、蓋体20には第5
図Bの状態で音出プレート18の端部に当接し第
5図Aの状態で音出プレート18と離隔するネジ
36が振動伝播部材として設けられている。
第5図Aの状態で振動伝播部材でもある蓋体20
に接触する大きさに形成され、蓋体20には第5
図Bの状態で音出プレート18の端部に当接し第
5図Aの状態で音出プレート18と離隔するネジ
36が振動伝播部材として設けられている。
次にカム13,14の形状について述べると、
カム13は頂部がR面となつた正三角形で中心は
回転軸3の軸心と同一である。そして第5図A,
Bに示すように頂部付近と音出プレート18が当
接する位相において音出プレート18の端部はネ
ジ36に接して高いいびきを生じさせ、辺中央付
近と音出プレート18が当接する位相において音
出プレート18の先端は蓋体20に接触して低い
いびきを発生するようにしてあるが、高音と低音
が回転角60度毎に交互に発生するように設定して
ある。
カム13は頂部がR面となつた正三角形で中心は
回転軸3の軸心と同一である。そして第5図A,
Bに示すように頂部付近と音出プレート18が当
接する位相において音出プレート18の端部はネ
ジ36に接して高いいびきを生じさせ、辺中央付
近と音出プレート18が当接する位相において音
出プレート18の先端は蓋体20に接触して低い
いびきを発生するようにしてあるが、高音と低音
が回転角60度毎に交互に発生するように設定して
ある。
またカム14は舌状体を120゜間隔で放射状に突
設した形状で、第6図A,Bに示すように突出頂
部とベロ片19−1が当接する時を可動プレート
19の最大揺動位置として、凹部中央部とベロ片
19−1が当接する時を可動プレートが蓋体20
に沿つた位置として、設定してある。
設した形状で、第6図A,Bに示すように突出頂
部とベロ片19−1が当接する時を可動プレート
19の最大揺動位置として、凹部中央部とベロ片
19−1が当接する時を可動プレートが蓋体20
に沿つた位置として、設定してある。
これら、可動プレート19の変位による腹上下
と音出プレート18の変位による往復いびきは、
腹が膨れつつある吸気の際に高いいびきをかき、
腹がしぼみつつある呼気の際に低いいびきをかく
ようにすることが自然であるので、本例ではカム
13とカム14の頂部の位相を第7図に示すよう
に60度ずらして中空軸15に一体に設けることに
よつて吸気時の高いいびきを実現するようにして
ある。
と音出プレート18の変位による往復いびきは、
腹が膨れつつある吸気の際に高いいびきをかき、
腹がしぼみつつある呼気の際に低いいびきをかく
ようにすることが自然であるので、本例ではカム
13とカム14の頂部の位相を第7図に示すよう
に60度ずらして中空軸15に一体に設けることに
よつて吸気時の高いいびきを実現するようにして
ある。
なお、音出プレート18の爪片18−2とギヤ
4のあたりのバラツキをなくすため、第8図に示
すようにあたりの調節ネジ24を設けるのがよ
い。即ち、ゼンマイ機構2のボツクス頂部に爪片
18−2上方に達するアーム25を設け、アーム
25に爪片18−2を押圧可能にネジ24を備え
るものである。
4のあたりのバラツキをなくすため、第8図に示
すようにあたりの調節ネジ24を設けるのがよ
い。即ち、ゼンマイ機構2のボツクス頂部に爪片
18−2上方に達するアーム25を設け、アーム
25に爪片18−2を押圧可能にネジ24を備え
るものである。
また、蓋体20又はネジ36と音出プレート1
8のふれる金属性のカチカチという音を減殺する
ため音出プレート18の面積を大きくしていびき
に近づけた低い音にするため蓋体20との当接部
となる音出プレート18の先端部を折曲部18−
3とし、二重にするのがよい。
8のふれる金属性のカチカチという音を減殺する
ため音出プレート18の面積を大きくしていびき
に近づけた低い音にするため蓋体20との当接部
となる音出プレート18の先端部を折曲部18−
3とし、二重にするのがよい。
一方、各部材を設けられたベース1を蓋体20
で閉蓋した擬音装置を内装する人形の形象を摸し
て形成されたボデイは例えばかえるのぬいぐるみ
人形26に表皮及び芯材で形成され、ぬいぐるみ
人形26の腹部には収容部が、背部には捲取り操
作片2−1突出用の穴が、形成されている。
で閉蓋した擬音装置を内装する人形の形象を摸し
て形成されたボデイは例えばかえるのぬいぐるみ
人形26に表皮及び芯材で形成され、ぬいぐるみ
人形26の腹部には収容部が、背部には捲取り操
作片2−1突出用の穴が、形成されている。
また擬音装置は前記可動プレート19及び捲取
り操作片2−1のみを露出させた状態で、ぬいぐ
るみ人形の芯材27ともなるスポンジ材で、必要
に応じて接着されて、包容されている。即ち、芯
材27は擬音装置の収容部28を備えた芯材27
−1と捲取り操作片2−1突出用の穴29と折返
し部30を備えた芯材27−2を接着して形成し
てある。
り操作片2−1のみを露出させた状態で、ぬいぐ
るみ人形の芯材27ともなるスポンジ材で、必要
に応じて接着されて、包容されている。即ち、芯
材27は擬音装置の収容部28を備えた芯材27
−1と捲取り操作片2−1突出用の穴29と折返
し部30を備えた芯材27−2を接着して形成し
てある。
そして、可動プレート19をぬいぐるみの腹皮
に対向させ、捲取り操作片2−1を背中に突出さ
せた状態で収納されている。即ち、めいぐるみ人
形26の背部に設けた擬音装置挿入用の切目から
ユニツトを挿入した後、切目を縫い合わせて形成
される。ぬいぐるみ人形26と擬音装置の固定
は、ぬいぐるみ人形に設けた収容部と芯材27を
含んだ擬音装置の外郭形状を同一にすること、捲
取り操作片2−1の軸とぬいぐるみ人形26背部
に設けた軸挿通用のハトメを具えた穴とによる固
定、可動プレート19に糸止め穴を設け、該糸止
め穴とぬいぐるみ人形26の一部(例えばデベソ
部分)との糸止めによる固定又は面フアスナー、
接着等で行われる。
に対向させ、捲取り操作片2−1を背中に突出さ
せた状態で収納されている。即ち、めいぐるみ人
形26の背部に設けた擬音装置挿入用の切目から
ユニツトを挿入した後、切目を縫い合わせて形成
される。ぬいぐるみ人形26と擬音装置の固定
は、ぬいぐるみ人形に設けた収容部と芯材27を
含んだ擬音装置の外郭形状を同一にすること、捲
取り操作片2−1の軸とぬいぐるみ人形26背部
に設けた軸挿通用のハトメを具えた穴とによる固
定、可動プレート19に糸止め穴を設け、該糸止
め穴とぬいぐるみ人形26の一部(例えばデベソ
部分)との糸止めによる固定又は面フアスナー、
接着等で行われる。
ぬいぐるみ人形26の目は閉じた状態か或いは
横にした状態で閉じるように開閉可能に形成して
ある。
横にした状態で閉じるように開閉可能に形成して
ある。
図中、31は軸受け、32は羽根取付ブラケツ
ト、33はEリング、34は音出プレート取付
台、35は取付ネジである。
ト、33はEリング、34は音出プレート取付
台、35は取付ネジである。
しかして、ゼンマイを巻いて駆動させるとかえ
るぬいぐるみは腹をふくらませる(吸気)時に高
いいびきをかき腹をしぼませる(呼気)時に低い
いびきをかくのでリアルでまたとぼけたユーモラ
スを発揮すると共に、単純な割に意外性に富んだ
玩具として興味を覚えさせるものである。第11
〜13図に示す例はカム13の形状及び振動伝播
部材が異なる例である。
るぬいぐるみは腹をふくらませる(吸気)時に高
いいびきをかき腹をしぼませる(呼気)時に低い
いびきをかくのでリアルでまたとぼけたユーモラ
スを発揮すると共に、単純な割に意外性に富んだ
玩具として興味を覚えさせるものである。第11
〜13図に示す例はカム13の形状及び振動伝播
部材が異なる例である。
第11図は四つの山部と谷部がゆるやかに連続
した形状のカム13であり、振動伝播部材として
蓋体20には、ネジ36と、同部材或いは異部材
で設けた突起37が配備されたものである。
した形状のカム13であり、振動伝播部材として
蓋体20には、ネジ36と、同部材或いは異部材
で設けた突起37が配備されたものである。
第12図に示す例は高いピン38−1と低いピ
ン38−2を突設した円筒カムでカム13を形成
した例であり、第13図A,Bのように蓋体20
に突出して設けたL字部材39は当接部39−1
を突起部で備え、且つ蓋体20はネジ36を備え
てなるものである。
ン38−2を突設した円筒カムでカム13を形成
した例であり、第13図A,Bのように蓋体20
に突出して設けたL字部材39は当接部39−1
を突起部で備え、且つ蓋体20はネジ36を備え
てなるものである。
以上の実施例では振動伝播部材としての蓋体2
0は音出プレート18の当接部の少なくとも一方
に部材を付設し、該部材を介して蓋体20を共鳴
せしめて異なる音色を発生させるようにしたが、
「複数の振動伝播部材」なる概念は単一の部材の
音出プレートの接触部分が異なる場合も異なる伝
播部材とみなすものも含まれるもので、異なる音
色を発生できさえすればよく、例えば音出プレー
トが接触する複数の振動伝播部材(接触部分)の
材質を変えることは好例である。
0は音出プレート18の当接部の少なくとも一方
に部材を付設し、該部材を介して蓋体20を共鳴
せしめて異なる音色を発生させるようにしたが、
「複数の振動伝播部材」なる概念は単一の部材の
音出プレートの接触部分が異なる場合も異なる伝
播部材とみなすものも含まれるもので、異なる音
色を発生できさえすればよく、例えば音出プレー
トが接触する複数の振動伝播部材(接触部分)の
材質を変えることは好例である。
また、音出プレート18とギヤ4が常時音を出
している場合の他、音出プレート18とギヤ4を
接離せしめ、接して音を出している場合において
異なる音色を出すように振動伝播部材を設けるこ
ともできる。
している場合の他、音出プレート18とギヤ4を
接離せしめ、接して音を出している場合において
異なる音色を出すように振動伝播部材を設けるこ
ともできる。
さらに、カムの形状によつては擬音も動作も
種々に変化させることができるし、擬音を発する
音出プレート及びギヤの材質・形状並びに振動伝
播部材の材質・形状によつていびき以外の他の音
色とすることができる。加えて、擬音・動作部を
複数設けて複雑に動作し、擬音を発する人形とす
ることもできる。例えば上述の実施例のかえるぬ
いぐるみに足の動き(歩行)や腕の動きを加えて
横臥状態でいびきをかいて眠り、起立状態で歩行
するように構成するものである。さらに動作部材
中にポンプを配備してゴム袋を膨張・収縮させて
動作とする。(例えば鼻ちようちん・腹やのどを
膨らせて鳴くかえる人形)ことも可能である。
種々に変化させることができるし、擬音を発する
音出プレート及びギヤの材質・形状並びに振動伝
播部材の材質・形状によつていびき以外の他の音
色とすることができる。加えて、擬音・動作部を
複数設けて複雑に動作し、擬音を発する人形とす
ることもできる。例えば上述の実施例のかえるぬ
いぐるみに足の動き(歩行)や腕の動きを加えて
横臥状態でいびきをかいて眠り、起立状態で歩行
するように構成するものである。さらに動作部材
中にポンプを配備してゴム袋を膨張・収縮させて
動作とする。(例えば鼻ちようちん・腹やのどを
膨らせて鳴くかえる人形)ことも可能である。
なお、人形の形状は人・動物・ロボツト・空想
物等問わないものであることはいうまでもない。
物等問わないものであることはいうまでもない。
本発明は、擬音発生用カムに接触従動する擬音
発生用の音出プレートを前記音発生用ギヤに接離
自在に設け、この音出プレートにカム当接部、爪
片及び折曲部を形成し、これら各部がそれぞれ当
接される振動伝播部材を音出プレートの擬音発生
用カムにより変位域に調節自在に複数対設配備す
ることで、低音・高音・中音・さらには変調をも
含めて異なる音色の擬音を単純な単一操作で多数
発することが可能であり、しかもその調整も容易
であり、擬音に二重音や余韻をも出せて著しくリ
アルで、ユーモラス人形玩具の擬音装置を構成簡
単且つ作動中に手で押したり足で踏んだりしたと
しても可動部分が丈夫で故障しにくい形態で提供
することができる。
発生用の音出プレートを前記音発生用ギヤに接離
自在に設け、この音出プレートにカム当接部、爪
片及び折曲部を形成し、これら各部がそれぞれ当
接される振動伝播部材を音出プレートの擬音発生
用カムにより変位域に調節自在に複数対設配備す
ることで、低音・高音・中音・さらには変調をも
含めて異なる音色の擬音を単純な単一操作で多数
発することが可能であり、しかもその調整も容易
であり、擬音に二重音や余韻をも出せて著しくリ
アルで、ユーモラス人形玩具の擬音装置を構成簡
単且つ作動中に手で押したり足で踏んだりしたと
しても可動部分が丈夫で故障しにくい形態で提供
することができる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は擬音装
置の分離状態の斜視図、第2図は一部の平面図、
第3図は一部の斜視図、第4図は回転軸部分の斜
視図、第5図A,B及び第6図A,Bはそれぞれ
作動説明図、第7図はカムの側面図、第8図は調
節ネジ部分の説明図、第9図は芯材の斜視図、第
10図はぬいぐるみ人形の斜視図、第11図は他
の実施例の作動説明図、第12図はさらに他の実
施例のカム13の斜視図、第13図A,Bはその
作動説明図である。 1……ベース、2……ゼンマイ機構、3……回
転軸、4……擬音発生用ギヤ、5……羽根、6,
7,8……ギヤ、9,10……ピニオン、11…
…ウオームギヤ、12……ウオーム、13……擬
音発生用カム、14……人形表皮可動用カム、1
5……中空軸、16……カラー、17……スプリ
ング、18……音出プレート、19……可動プレ
ート、20……蓋体、21……係合部、22……
軸、23……窓孔、24……調節ネジ、25……
アーム、26……ぬいぐるみ人形、27……芯
材、28……収容部、29……穴、30……折返
し部、36……ネジ、37……突起、39……L
字部材。
置の分離状態の斜視図、第2図は一部の平面図、
第3図は一部の斜視図、第4図は回転軸部分の斜
視図、第5図A,B及び第6図A,Bはそれぞれ
作動説明図、第7図はカムの側面図、第8図は調
節ネジ部分の説明図、第9図は芯材の斜視図、第
10図はぬいぐるみ人形の斜視図、第11図は他
の実施例の作動説明図、第12図はさらに他の実
施例のカム13の斜視図、第13図A,Bはその
作動説明図である。 1……ベース、2……ゼンマイ機構、3……回
転軸、4……擬音発生用ギヤ、5……羽根、6,
7,8……ギヤ、9,10……ピニオン、11…
…ウオームギヤ、12……ウオーム、13……擬
音発生用カム、14……人形表皮可動用カム、1
5……中空軸、16……カラー、17……スプリ
ング、18……音出プレート、19……可動プレ
ート、20……蓋体、21……係合部、22……
軸、23……窓孔、24……調節ネジ、25……
アーム、26……ぬいぐるみ人形、27……芯
材、28……収容部、29……穴、30……折返
し部、36……ネジ、37……突起、39……L
字部材。
Claims (1)
- 1 人形を模して形成されたボデイ内にゼンマイ
機構2と、これに連結される回転軸3と、該回転
軸3でギヤを介して回転伝達される音発生用ギヤ
4とを含む伝達機構部を収容した人形玩具におい
て、この伝達機構部で駆動される回転軸3に擬音
発生用カム13と人形可動用カム14とを備え、
該擬音発生用カム13に接触従動する擬音発生用
の音出プレート18を前記音発生用ギヤ4に接離
自在に設け、この音出プレート18にカム当接部
18−1、爪片18−2及び折曲部18−3を形
成し、これら各部がそれぞれ当接される振動伝播
部材を音出プレート18の擬音発生用カム13に
より変位域に調節自在に複数対設配備すると共
に、前記人形可動用カム14を軸22で揺動自在
に枢着され人形ボデイに接触した可動プレート1
9に当接装備したことを特徴とする人形玩具にお
ける擬音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26732984A JPS61146281A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 人形玩具における擬音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26732984A JPS61146281A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 人形玩具における擬音装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61146281A JPS61146281A (ja) | 1986-07-03 |
JPH0251351B2 true JPH0251351B2 (ja) | 1990-11-07 |
Family
ID=17443303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26732984A Granted JPS61146281A (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 人形玩具における擬音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61146281A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS573037U (ja) * | 1980-06-06 | 1982-01-08 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4834686U (ja) * | 1971-08-31 | 1973-04-25 | ||
JPS59133295U (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-06 | 株式会社須田金属製作所 | 仮面付き飾り玩具 |
-
1984
- 1984-12-20 JP JP26732984A patent/JPS61146281A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS573037U (ja) * | 1980-06-06 | 1982-01-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61146281A (ja) | 1986-07-03 |
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