JPH0251233B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0251233B2 JPH0251233B2 JP57156087A JP15608782A JPH0251233B2 JP H0251233 B2 JPH0251233 B2 JP H0251233B2 JP 57156087 A JP57156087 A JP 57156087A JP 15608782 A JP15608782 A JP 15608782A JP H0251233 B2 JPH0251233 B2 JP H0251233B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- mirror frame
- lamp
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- Expired - Lifetime
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- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 5
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Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電子写真複写機のランプ部を包囲す
るようにして設けたミラー枠を締結するに用いる
締結部材の改良に関する。 〔発明の背景〕 電子写真複写機にあつては、原稿と平行に走査
移動する原稿照射用の露光ランプは照明時に相当
の発熱がなされる。第１図は露光ランプの軸に直
角な断面図を示し、第２図は露光ランプの軸と平
行な断面図を示す。棒状をした露光ランプ１の管
球部から発光した光は、内側断面が楕円状の反射
面となるような第１ミラー枠２、第２ミラー枠３
によつて反射され、更にミラー４によつて反射さ
れて、原稿台５上に載置された原稿を下側から照
射しつつ移動する。露光ランプ１の管球から発し
た光は反射されてすべて有効に原稿の走査部を照
射するようになつている。 第１ミラー枠２および第２ミラー枠３は締結部
材である小ネジ６によつて一体となるよう固定さ
れ、更に、一体となつたミラー枠２，３はその両
側を絶縁ブロツク７に締結部材である固定ネジ８
によつて固定される。第３図はこの状態を示して
いる。第１ミラー枠２および第２ミラー枠３に
は、内面を研磨等によつて高反射率の反射面とし
たアルミ材が用られ、また絶縁ブロツク材として
はポリブチレンテレフタレート（商品名ジユラネ
ツクス）樹脂材料が用いられている。前記の第１
ミラー枠２にはネジ孔を設け、鉄材の固定ネジ８
によつてミラー枠２，３を絶縁ブロツク７に締結
固定していた。 〔発明の目的〕 このような電子写真複写機は長期間使用してい
ると、締結部材である小ネジ６や固定ネジ８のユ
ルミが認められた。締結部材のユルミは複写機の
一般機内を低下させるものである。当初このユル
ミは複写機使用時の振動によるものと考えられて
いた。しかし当該箇所のユルミが他箇所に較べて
顕著であることから、本発明者等はこの原因は高
温状態と室温状態との繰返し温度履歴によつて生
じるものであることを究明し、この締結部材にユ
ルミが生じないような解決を行なつた。 本発明は電子写真複写機のランプ部を包囲する
ようにして設けられたミラー枠を締結するユルミ
の生じることのない締結部材を提供することを目
的とする。 〔発明の構成〕 上記目的は、内面が反射面となる第１ミラー枠
２と第２ミラー枠３により構成され反射ミラー４
にて原稿台上の原稿を照射ランプ１にて照射する
ランプ部ミラー枠において、前記照射ランプ１を
包囲するように設けた前記第１と第２のミラー枠
２，３をともにアルミ材とし、相互に締結する締
結部材６の線膨張係数を、締結するミラー枠がも
つ線膨張係数と等しく又は近時としたことを特徴
とするランプ部ミラー枠の締結部材によつて達成
される。 〔実施例〕 先に説明した第１図ないし第３図の実施例につ
いて、発熱体である露光ランプ１はミラー枠２，
３によつて包囲され、熱が内部にこもるような形
状となつているので、長時間に亘り連続コピーを
行なうときは、ミラー枠２，３は145℃近くまで
温度上昇する。ここでアルミ材の熱線膨張係数は
23.03×10-6であり、鋼材の熱線膨張係数は10〜
11×10-6である。 本発明者等はアルミ材に近似した熱線膨張係数
をもつた黄銅材（18〜23×10-6）に注目し、締結
部材として各々20本の小ネジ６を用い、15Kg−cm
のトルクドライバーによつて下記の実験を行なつ
た。ここで表示された数値は20本の平均値を示し
ている。
るようにして設けたミラー枠を締結するに用いる
締結部材の改良に関する。 〔発明の背景〕 電子写真複写機にあつては、原稿と平行に走査
移動する原稿照射用の露光ランプは照明時に相当
の発熱がなされる。第１図は露光ランプの軸に直
角な断面図を示し、第２図は露光ランプの軸と平
行な断面図を示す。棒状をした露光ランプ１の管
球部から発光した光は、内側断面が楕円状の反射
面となるような第１ミラー枠２、第２ミラー枠３
によつて反射され、更にミラー４によつて反射さ
れて、原稿台５上に載置された原稿を下側から照
射しつつ移動する。露光ランプ１の管球から発し
た光は反射されてすべて有効に原稿の走査部を照
射するようになつている。 第１ミラー枠２および第２ミラー枠３は締結部
材である小ネジ６によつて一体となるよう固定さ
れ、更に、一体となつたミラー枠２，３はその両
側を絶縁ブロツク７に締結部材である固定ネジ８
によつて固定される。第３図はこの状態を示して
いる。第１ミラー枠２および第２ミラー枠３に
は、内面を研磨等によつて高反射率の反射面とし
たアルミ材が用られ、また絶縁ブロツク材として
はポリブチレンテレフタレート（商品名ジユラネ
ツクス）樹脂材料が用いられている。前記の第１
ミラー枠２にはネジ孔を設け、鉄材の固定ネジ８
によつてミラー枠２，３を絶縁ブロツク７に締結
固定していた。 〔発明の目的〕 このような電子写真複写機は長期間使用してい
ると、締結部材である小ネジ６や固定ネジ８のユ
ルミが認められた。締結部材のユルミは複写機の
一般機内を低下させるものである。当初このユル
ミは複写機使用時の振動によるものと考えられて
いた。しかし当該箇所のユルミが他箇所に較べて
顕著であることから、本発明者等はこの原因は高
温状態と室温状態との繰返し温度履歴によつて生
じるものであることを究明し、この締結部材にユ
ルミが生じないような解決を行なつた。 本発明は電子写真複写機のランプ部を包囲する
ようにして設けられたミラー枠を締結するユルミ
の生じることのない締結部材を提供することを目
的とする。 〔発明の構成〕 上記目的は、内面が反射面となる第１ミラー枠
２と第２ミラー枠３により構成され反射ミラー４
にて原稿台上の原稿を照射ランプ１にて照射する
ランプ部ミラー枠において、前記照射ランプ１を
包囲するように設けた前記第１と第２のミラー枠
２，３をともにアルミ材とし、相互に締結する締
結部材６の線膨張係数を、締結するミラー枠がも
つ線膨張係数と等しく又は近時としたことを特徴
とするランプ部ミラー枠の締結部材によつて達成
される。 〔実施例〕 先に説明した第１図ないし第３図の実施例につ
いて、発熱体である露光ランプ１はミラー枠２，
３によつて包囲され、熱が内部にこもるような形
状となつているので、長時間に亘り連続コピーを
行なうときは、ミラー枠２，３は145℃近くまで
温度上昇する。ここでアルミ材の熱線膨張係数は
23.03×10-6であり、鋼材の熱線膨張係数は10〜
11×10-6である。 本発明者等はアルミ材に近似した熱線膨張係数
をもつた黄銅材（18〜23×10-6）に注目し、締結
部材として各々20本の小ネジ６を用い、15Kg−cm
のトルクドライバーによつて下記の実験を行なつ
た。ここで表示された数値は20本の平均値を示し
ている。
本発明によつて、従来複写機の作動時の振動に
よつて生じると考えられていたランプ部ミラー枠
部の締結部材のユルミの問題は解消し、ユルミの
生じることのない良好な画像が得られる電子写真
複写機が提供されることとなつた。
よつて生じると考えられていたランプ部ミラー枠
部の締結部材のユルミの問題は解消し、ユルミの
生じることのない良好な画像が得られる電子写真
複写機が提供されることとなつた。
第１図は電子写真複写機の露光ランプの軸に直
角な断面図を示し、第２図は露光ランプの軸と平
行な断面図を示し、第３図は絶縁ブロツクへのミ
ラー枠の取付状態を示す。 １……露光ランプ、２……第１ミラー枠、３…
…第２ミラー枠、７……絶縁ブロツク、８……固
定ネジ（締結部材）。
角な断面図を示し、第２図は露光ランプの軸と平
行な断面図を示し、第３図は絶縁ブロツクへのミ
ラー枠の取付状態を示す。 １……露光ランプ、２……第１ミラー枠、３…
…第２ミラー枠、７……絶縁ブロツク、８……固
定ネジ（締結部材）。
Claims (1)
- １ 内面が反射面となる第１ミラー枠２と第２ミ
ラー枠３により構成され反射ミラー４にて原稿台
上の原稿を照射ランプ１にて照射するランプ部ミ
ラー枠において、前記照射ランプ１を包囲するよ
うに設けた前記第１と第２ミラー枠２，３をとも
にアルミ材とし、相互に締結する締結部材６の線
膨張係数を、締結するミラー枠がもつ線膨張係数
と等しく又は近似としたことを特徴とするランプ
部ミラー枠の締結部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15608782A JPS5944784A (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | ランプ部ミラー枠の締結部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15608782A JPS5944784A (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | ランプ部ミラー枠の締結部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5944784A JPS5944784A (ja) | 1984-03-13 |
| JPH0251233B2 true JPH0251233B2 (ja) | 1990-11-06 |
Family
ID=15620014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15608782A Granted JPS5944784A (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | ランプ部ミラー枠の締結部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5944784A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5246589A (en) * | 1975-10-06 | 1977-04-13 | Philips Nv | Method of working work piece and multiitool machine tool |
-
1982
- 1982-09-07 JP JP15608782A patent/JPS5944784A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5246589A (en) * | 1975-10-06 | 1977-04-13 | Philips Nv | Method of working work piece and multiitool machine tool |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5944784A (ja) | 1984-03-13 |
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