JPH0251188A - ホログラム用組成物およびホログラムの製造方法 - Google Patents

ホログラム用組成物およびホログラムの製造方法

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JPH0251188A
JPH0251188A JP20247188A JP20247188A JPH0251188A JP H0251188 A JPH0251188 A JP H0251188A JP 20247188 A JP20247188 A JP 20247188A JP 20247188 A JP20247188 A JP 20247188A JP H0251188 A JPH0251188 A JP H0251188A
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JP
Japan
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hologram
atom
composition
refractive index
polymerizable
Prior art date
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Pending
Application number
JP20247188A
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English (en)
Inventor
Masahiro Ueda
昌宏 植田
Shinichiro Kitayama
北山 慎一郎
Shigeo Hozumi
穂積 滋郎
Koichi Maeda
浩一 前田
Hiroaki Yamamoto
博章 山本
Motoaki Yoshida
元昭 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd, Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分解〉 本発明は、ホログラム用組成物及び該組成物からホログ
ラムを製造する方法に関する。
〈従来の技術〉 従来知られているホログラムの種類としては、エンボス
加工型、吸光型、体積位相型などが挙げられるが、特性
面において体積位相型が最も優れている0体積位相型の
ホログラム材料としては、重クロム酸ゼラチン等が一般
的であり、かかる材料から得られるホログラムは感度、
解像度とも優れたもので特性面では十分満足されるもの
である。
しかしながら、上記従来タイプのホログラムの製造に際
しては、レーザー露光からホログラムが形成されるまで
には現像、定着等の垂平かつ必須の煩雑な後処理過程が
あり、実生産面での大きな障害となっていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は前記した従来技術の存する問題点を解決するた
めに成されたものである。
すなわち本発明は前記した煩雑な後処理工程を必要とし
ない高度な性能を有するホログラム形成用の組成物及び
該組成物からホログラムを形成する方法に関する。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、(1)それぞれの屈折率に差がある分子内に
1個以上の重合性炭素−炭素二重結合を有する化合物の
複数からなるホログラム用組成吻及とを特徴とするホロ
グラムの製造方法に関する。
本発明のそれぞれの屈折率に差がある分子内に1個以上
の重合性炭素−炭素二重結合を有する化合物としては、
屈折率に差がある下記の(A)化合物及び(B)化合物
を例示することができる。
(A)化合物 本発明の組成物に用いることができる屈折率の相対的に
大きい分子内に1個以上の重合性炭素−炭素二重結合を
有する化合物としては、例えば次に記す式(1)・から
式00)の化合物を挙げることができる。
++ ト→QC−C(Rs)−CHz)− (B)化合物 本発明の組成物に用いることができる屈折率の相対的に
小さい分子内に1個以上の重合性炭素−炭素二重結合を
有する化合物としては例えば次にことができる。
CH2・C(Rs)Co−Ry I ・01) C1b=C(Rs)GO−Rs H CHz=C(Rs)CNH−C3H6 N(Ctls)i CHz=CI−C−MHz I 式(1)から00において R,Rオ、R,=H。
B  r 、  CN、  N Ox CHs、  OCHs、  OCzHsR,=CH2゜ C: z H4 CH(CHi)CHffi+ Rs雪 H,CH。
Rh −Cz Ha 、  Cy HhR7−フッ素原
子を含む炭素数13以下のアルキル基Rs=None又
はC,H,。
1=0.1,2,3,4,5.6 s=o、1,2.3 M=金属イオン(Li、Mg、Ca、Pb、ZnBa) m=金属Mの価数 q=2.3 r=1以上の整数 で“あ3゜ 本発明のホログラム用組成物には前記(A)化合物及び
、(B)化合物の他に(C)成分として可視光域で光重
合開始可能な重合開始剤を用いる。
(C)成分としては次の化合物が例示される。
(C)化合物 メチレンブルー、アクリジンオレンジ、チオフラビン、
エリスロシンB、エオシンY、メロシアニン、フタロシ
アニン、ポルフィリン等の色素系の可視光域に吸光を持
つ化合物とアリルジアゾニ 4Cs ラム塩、ジアリルヨードニウム塩、トリアリルスルホニ
ウム塩、トリフェニルアルキルはう酸塩。
鉄アレン錯体、フェニルイソーオキサシロン5ビスイミ
ダゾール、ジオン(カンファーキノン等)。
複数の化合物相互の相溶性とそれぞれの屈折率差にその
特徴があり、相互に相溶性があまり良くない組み合わせ
で、かつ屈折率差が大きい組み合わせの場合に高度な性
能を有するホログラムを形成可視光域での光重合開始剤
となり得る。
に効果を高めることができる。
本発明のホログラム用組成物は、上記(A)。
(B)及び(C)化合物の各々を少なくとも1種以上含
有する複数化合物よりなる組成物である。
ここで(A):  (B)は重量比にて10 : 90
ないし90 : 10.  好ましくは30 : 70
ないし70 : 30にて用いられ、(C)化合物は(
A)化合物と(B)化合物の合計量に対して重量基準で
1100ppないし30%、好ましくは500ppmな
いし10%の添加が効果的である。
本発明の組成物はそれを構成する(A)、(B)きのホ
ログラム用組成物の形状は目的に応じて種々の形状をと
ることができる。例えば、該組成物をガラスやプラスチ
ック等の基板上に塗布するかセル中に封入して膜状とし
図−■または図−2のような光学系においてレーザー光
を照射しながら硬化させホログラムを形成することがで
きる。レーザー光はとくに限定されないが、例えばHe
−CdレーザーあるいはArレーザーをもちいることが
できる。
〈発明の効果〉 本発明のホログラム用組成物を用いてレーザー光照射に
よりホログラムを製造する方法によれば、繁雑な後熟理
工゛程を必要とせず高度な性能を有するホログラムを極
めて容易に製造することができる。
本発明により得られるホログラム(樹脂膜)はガラス、
プラスチック等と組み合わせても使用でき、立体感のあ
るデイスプレィ、選択反射板や、レーザースキャナー 
レンズ、回折格子等の光学素子等多方面への応用が期待
できる。
〈実施例〉 以下本発明を実施例によつてさらに詳細に説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1 表−1に記すホログラム組成物を図−3のように501
1#×6011′″×211″の2枚のガラス仮°の間
にサンドインチ状に封入し、スペーサーにより膜厚が2
0μmになるように規定して、ホログラム記録用感光板
を作製した。この感光板を図−1に示すホログラム作製
光学系において、レーザーとしてHe−Cdレーザー(
441,6”)を用い、感光板に対してころ、約30r
g丁/ciの露光エネルギーで現象・定着等の煩雑な後
工程を必要とせず、解像度的1800本/胴で回折効率
が高い良質なホログラムを簡単に得ることができた。
実施例2 表−1に記すホログラム用組成物を用いて実施例1と同
様にホログラム記録用感光板を作製した。
この感光板を図−1に示すホログラム作製光学系におい
てレーザーとしてArレーザー(488′ff1)用い
、感光板に対してθ−35°の角度で三光束干渉露光を
行ったところ、約300m丁/c++1の露光エネルギ
ーで解像度的4000本/鵬で回折効率の高い良質なホ
ログラムを得ることができた。
実施例3〜8 表−1に記すホログラム用組成物を用いて実施例1と同
様にホログラム記録用感光板を作製した。
次いでこれらの感光板を図−1に記すホログラム作製光
学系において表−1に記すレーザー及び照射条件により
三光束干渉露光を行った。ホログラθ=15°の角度に
て三光束干渉露光を行なったとムの解像度は表−1に記
したが、いずれも回折効率が高く良質なホログラムであ
った。
実施例9 表−1に記したホログラム組成物を用いて実施例1と同
様にホログラム記録用感光板を作製した。
この感光板を図−2に記すリップマンホログラム作製光
学系においてレーザーとして1le−Cdレーザ(44
1,6n+w)を用い、感光板に対して両側の方向から
θ−75°の角度で二光束干渉露光を行ったところ、約
30111丁/ciの露光エネルギーで現象・定着等の
煩雑な後工程を必要とせず解像度約6800本/ mm
の良質なリップマンホログラムが得られた。
このホログラムを観察したところ記録用光源)1e −
C,1ル−ザー(441,6nm)の青紫の光が選択的
に高効率で反射されることが611 認された。
実施例10〜12 表−1に記した組成物を用いて実施例1と同様の感光板
を作製し、同表のレーザー及び照射条件により図−2に
記したリップマンホログラム作製光学系においてレーザ
ー照射を行いホログラムを得た。得られたホログラムは
表−1に記したとおり良好な特性を有していた。
表−1に略号で記した化合物は次のとおりのものである
但しnは0〜5、平均値として約2.5のもの(2) 
 K −900o1ig :下記で表されるオリゴマー
但し、nは平均値として約60程度のもの(3)CQj
カンファーキノン (4)TF:チオフラビン T o−7o: CHICCIH&)CI(CH,CI4!(:I(、C
00C(Cllゴ)3ビスフェノールA型エポキシアク
リレートolig :下記のオリゴマー コリメーター 全反射ミラー ホログラム記録用感光板 ガラス板 ホログラム用組成物 但し nは平均値として約110程度のもの
【図面の簡単な説明】
図−1及び図−2は本発明のホログラム用組成物をレー
ザー光を用いて硬化させる際に使用したホログラム作製
光学系を表す。 図−3は本発明のホログラム用組成物を封入し2、シャ
ッター 3 。 ビームエクスパングー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれの屈折率に差がある分子内に1個以上の
    重合性炭素−炭素二重結合を有する化合物の複数からな
    るホログラム用組成物。
  2. (2)それぞれの屈折率に差がある分子内に1個以上の
    重合性炭素−炭素二重結合を有する化合物の複数からな
    るホログラム用組成物を可視域の光により硬化させるこ
    とを特徴とするホログラムの製造方法。
JP20247188A 1988-08-12 1988-08-12 ホログラム用組成物およびホログラムの製造方法 Pending JPH0251188A (ja)

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JP20247188A JPH0251188A (ja) 1988-08-12 1988-08-12 ホログラム用組成物およびホログラムの製造方法

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JPH0251188A true JPH0251188A (ja) 1990-02-21

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ID=16458072

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JP20247188A Pending JPH0251188A (ja) 1988-08-12 1988-08-12 ホログラム用組成物およびホログラムの製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5698345A (en) * 1994-03-17 1997-12-16 Toppan Printing Co., Ltd. Photosensitive recording material, photosensitive recording medium, and process for producing hologram using this photosensitive recording medium

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5698345A (en) * 1994-03-17 1997-12-16 Toppan Printing Co., Ltd. Photosensitive recording material, photosensitive recording medium, and process for producing hologram using this photosensitive recording medium

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