JPH0251063A - 特異性抗原もしくはこれを有する微小物体の検出方法 - Google Patents
特異性抗原もしくはこれを有する微小物体の検出方法Info
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- JPH0251063A JPH0251063A JP20156188A JP20156188A JPH0251063A JP H0251063 A JPH0251063 A JP H0251063A JP 20156188 A JP20156188 A JP 20156188A JP 20156188 A JP20156188 A JP 20156188A JP H0251063 A JPH0251063 A JP H0251063A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は特異性抗原それ自体、あるいはこれを有する微
生物を同定して定量分析する検出方法に関するものであ
る。
生物を同定して定量分析する検出方法に関するものであ
る。
細菌等の微生物を同定し、定量分析することは医療ある
いは生物工学などの分野で益々重要になってきている。
いは生物工学などの分野で益々重要になってきている。
従来このような同定および定量分析は、例えば第7図の
ようなコロニー計数法により行なわれている。まず、同
図(a)のように寒天培地101を入れたシャーレ10
2を用意し、ここに細菌などの試料103をばらまく。
ようなコロニー計数法により行なわれている。まず、同
図(a)のように寒天培地101を入れたシャーレ10
2を用意し、ここに細菌などの試料103をばらまく。
そして、例えば1日程度放置すると同図(b)のように
コロニー103′が形成されるので、目視によって定量
することができる。しかし、このコロニー計数法では培
養のための時間が不可欠となるので、迅速な検出には適
しない。また、顕微鏡等により直接に検出する方法もあ
るが、これは熟練を要するだけでなく精度も悪い。また
、プレパラート当りの細菌数が少ないときは適用困難で
ある。
コロニー103′が形成されるので、目視によって定量
することができる。しかし、このコロニー計数法では培
養のための時間が不可欠となるので、迅速な検出には適
しない。また、顕微鏡等により直接に検出する方法もあ
るが、これは熟練を要するだけでなく精度も悪い。また
、プレパラート当りの細菌数が少ないときは適用困難で
ある。
一方、例えば微生物(細菌)の産生物(毒素)を検出す
ることにより同定、定量を行なう方法や、梅毒の血清学
的診断に用いられるような感染応答として宿主が生成す
る物質から同定、定量を行なう方法もある。しかし、こ
れらは適用可能な微生物の種類が限定されるので普遍性
がなく、また手作業が複雑であって精度も低い。
ることにより同定、定量を行なう方法や、梅毒の血清学
的診断に用いられるような感染応答として宿主が生成す
る物質から同定、定量を行なう方法もある。しかし、こ
れらは適用可能な微生物の種類が限定されるので普遍性
がなく、また手作業が複雑であって精度も低い。
他方、微生物に対して何らかの手法で発光あるいは螢光
を生じさせ、これを観測して同定ないし定量を行なう方
法もある。その第1は例えば特開昭60−164497
号公報に示されるように、微生物を臭化エチジウムで染
色し、その螢光を観察することで迅速な検出を行なうも
のである。その第2は例えば特表昭59−500548
号公報(PCT/GB 83100110)に示され
るように、培地の中に螢光原性基質を含有させて微生物
の培養を迅速に行ない、培養液の螢光を調べるものであ
る。その第3は例えば特開昭56−161000号公報
に示されるように、微生物を突発的に瓦解させて光量子
バーストを生じさせ、これを観測するものである。その
第4は現在広く使われているように、細菌に螢光抗体を
結合させて螢光顕微鏡で調べるものである。
を生じさせ、これを観測して同定ないし定量を行なう方
法もある。その第1は例えば特開昭60−164497
号公報に示されるように、微生物を臭化エチジウムで染
色し、その螢光を観察することで迅速な検出を行なうも
のである。その第2は例えば特表昭59−500548
号公報(PCT/GB 83100110)に示され
るように、培地の中に螢光原性基質を含有させて微生物
の培養を迅速に行ない、培養液の螢光を調べるものであ
る。その第3は例えば特開昭56−161000号公報
に示されるように、微生物を突発的に瓦解させて光量子
バーストを生じさせ、これを観測するものである。その
第4は現在広く使われているように、細菌に螢光抗体を
結合させて螢光顕微鏡で調べるものである。
しかしながら、第1の方法では染色の前に微妙な条件下
で微生物を溶解しなければならず、また同定を行なうの
が困難である。第2の手法では、発育の有無は調べうる
が微生物種ごとに検量紙を用意する必要があり、定量は
困難である。また、培養が必要であるために迅速性が期
待できない。
で微生物を溶解しなければならず、また同定を行なうの
が困難である。第2の手法では、発育の有無は調べうる
が微生物種ごとに検量紙を用意する必要があり、定量は
困難である。また、培養が必要であるために迅速性が期
待できない。
第3の手法では、突発的な微生物の瓦解を生じさせるこ
とが必要になり、また微生物の同定が困難である。
とが必要になり、また微生物の同定が困難である。
上記第1ないし第3の手法に比べて、第4の手法は微生
物の有する抗原に対する抗体反応を利用するもので、微
生物の同定および同量を行なう上では、原理的に最も優
れている。しかしながら、この手法による従来の検出は
、抗体反応による螢光性の付与という点を除くと顕微鏡
による直接検出の域を出るものではない。このため、観
察者の主観によって結果が左右されたり、菌数が少ない
ときには実用的な検出が難しくなる等の問題があった。
物の有する抗原に対する抗体反応を利用するもので、微
生物の同定および同量を行なう上では、原理的に最も優
れている。しかしながら、この手法による従来の検出は
、抗体反応による螢光性の付与という点を除くと顕微鏡
による直接検出の域を出るものではない。このため、観
察者の主観によって結果が左右されたり、菌数が少ない
ときには実用的な検出が難しくなる等の問題があった。
そこで、本発明は、特異性抗原もしくはこれを有する細
菌などの微小物体を、精度よく簡単に、しかも試料が少
量であるときにもこれを同定し定量分析することのでき
る検出方法を提供することを目的とする。
菌などの微小物体を、精度よく簡単に、しかも試料が少
量であるときにもこれを同定し定量分析することのでき
る検出方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段よび作用〕本発明者は上記
の課題に対して鋭意研究を行なった結果、細菌などが有
する抗原は特異性を有し、この特異的抗原に対しては特
異な抗体が反応するという事実に着目し、本発明を完成
するに至った。
の課題に対して鋭意研究を行なった結果、細菌などが有
する抗原は特異性を有し、この特異的抗原に対しては特
異な抗体が反応するという事実に着目し、本発明を完成
するに至った。
本発明の検出方法において対象とされる試料は、主とし
て特異性抗原を有する細菌などの微生物である。特異性
抗原は文字通りこれら微生物に特異なものであって、こ
れが認識できれば微生物の同定が完全になしうる。°な
お、試料を特異性抗原自体(タンパク質、糖など)とし
てもよいことは言うまでもない。
て特異性抗原を有する細菌などの微生物である。特異性
抗原は文字通りこれら微生物に特異なものであって、こ
れが認識できれば微生物の同定が完全になしうる。°な
お、試料を特異性抗原自体(タンパク質、糖など)とし
てもよいことは言うまでもない。
このような試料は、まず第1のステップにおいて二次元
的に分散させられる。この分散に際しては、固相の試料
基体が用いられるが、分散方法については実施例の手法
の他、スプレー法などによってもよく、試料基体の表面
(二次元平面)に付着できるものであれば特に限定され
ない。
的に分散させられる。この分散に際しては、固相の試料
基体が用いられるが、分散方法については実施例の手法
の他、スプレー法などによってもよく、試料基体の表面
(二次元平面)に付着できるものであれば特に限定され
ない。
次に第2のステップとして、試料基体の表面に分散して
付着された試料に対して、第1抗体処理を行なう。この
処理に用いられる第1抗体は、上記試料の有する特異性
抗原とのみ結合するものである。従って、この第2のス
テップにより検出対象の試料にのみ第1抗体が結合する
ことになる。
付着された試料に対して、第1抗体処理を行なう。この
処理に用いられる第1抗体は、上記試料の有する特異性
抗原とのみ結合するものである。従って、この第2のス
テップにより検出対象の試料にのみ第1抗体が結合する
ことになる。
次に第3のステップとして、第1抗体を抗原としたとき
にこれと特異的に結合する第2抗体による第2抗体処理
を行なう。この第2抗体は複数種類の第1抗体に対して
共通的に用意することができる。すなわち、第1抗体は
抗原として把えたときには特異性を有するものではなく
、従って複数種類の第1抗体に対して一種類の第2抗体
を結合させることができる。また、この第2抗体は発光
もしくは螢光を伴った反応を触媒する酵素を人工的に結
合させておく。なお、第2のステップにおける第1抗体
に上記の酵素を結合させておけば、この第3のステップ
は省略されることになる。
にこれと特異的に結合する第2抗体による第2抗体処理
を行なう。この第2抗体は複数種類の第1抗体に対して
共通的に用意することができる。すなわち、第1抗体は
抗原として把えたときには特異性を有するものではなく
、従って複数種類の第1抗体に対して一種類の第2抗体
を結合させることができる。また、この第2抗体は発光
もしくは螢光を伴った反応を触媒する酵素を人工的に結
合させておく。なお、第2のステップにおける第1抗体
に上記の酵素を結合させておけば、この第3のステップ
は省略されることになる。
次に第4のステップとして、上記酵素の基質を含む反応
液に試料基体を浸潤させる。これにより、発光あるいは
螢光反応が生じる。そこで、第5のステップとしてこれ
を光学的に撮像し、発光もしくは螢光の基点の二次元的
な分布を観測する。このようにすれば、上記の基点の数
から試料を定量分析できる。
液に試料基体を浸潤させる。これにより、発光あるいは
螢光反応が生じる。そこで、第5のステップとしてこれ
を光学的に撮像し、発光もしくは螢光の基点の二次元的
な分布を観測する。このようにすれば、上記の基点の数
から試料を定量分析できる。
以下、添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は実施例の手順を示している。まず、第1図(a
)のように真空吸引器100を用意し、これに試料基体
としてのニトロセルロースフィルタ1をセットするそし
て、特異性抗原を有する細菌ヲ含んだ試料液2をニトロ
セルロースフィルタ1の表面に垂らし、真空引きを行な
う。すると、試料液2中の媒体は吸い出され、細菌3の
みがニトロセルロースフィルタ1上に分散して付着する
ことになる。この状態では、付着状態を模式的にミクロ
表現すると、第2図(a)のようになる。
)のように真空吸引器100を用意し、これに試料基体
としてのニトロセルロースフィルタ1をセットするそし
て、特異性抗原を有する細菌ヲ含んだ試料液2をニトロ
セルロースフィルタ1の表面に垂らし、真空引きを行な
う。すると、試料液2中の媒体は吸い出され、細菌3の
みがニトロセルロースフィルタ1上に分散して付着する
ことになる。この状態では、付着状態を模式的にミクロ
表現すると、第2図(a)のようになる。
ここで、細菌Aは検出対象の細菌であり、細菌Bは細菌
Aと別種の検出対象でない細菌である。そして、細菌A
は特異性抗原1aを有し、細菌Bは特異性抗原1bを有
している。
Aと別種の検出対象でない細菌である。そして、細菌A
は特異性抗原1aを有し、細菌Bは特異性抗原1bを有
している。
次に、ニトロセルロースフィルタ1を真空吸引器100
から取り出し、これを第1図(b)のように第1抗体液
4中にに浸漬する。ここで、第1抗体液4は細菌Aの特
異性抗原1aとのみ結合する第1抗体41を含んでいる
。この第1抗体41は第2図(b)のように、特異性抗
原1bとは結合することがない。次いで、ニトロセルロ
ースフィルタ1を第1抗体液4がら取り出して洗浄し、
第1図(c)にように第2抗体液5中に浸漬する。
から取り出し、これを第1図(b)のように第1抗体液
4中にに浸漬する。ここで、第1抗体液4は細菌Aの特
異性抗原1aとのみ結合する第1抗体41を含んでいる
。この第1抗体41は第2図(b)のように、特異性抗
原1bとは結合することがない。次いで、ニトロセルロ
ースフィルタ1を第1抗体液4がら取り出して洗浄し、
第1図(c)にように第2抗体液5中に浸漬する。
この第2抗体液5中には第1抗体41を抗原としてこれ
に結合する第2抗体51を含んでおり、第2図(c)の
ように細菌Aに結合した第1抗体41に更に結合する。
に結合する第2抗体51を含んでおり、第2図(c)の
ように細菌Aに結合した第1抗体41に更に結合する。
ここで、第2抗体51は酵素52とあらかじめ人工的に
結合されており、従って結果として細菌Aにのみ酵素5
2が結合することになる。
結合されており、従って結果として細菌Aにのみ酵素5
2が結合することになる。
そこで、このように処理したニトロセルロースフィルタ
1を第2抗体液5から取り出して洗浄し、第1図(d)
のように反応液6中に浸潤させる。
1を第2抗体液5から取り出して洗浄し、第1図(d)
のように反応液6中に浸潤させる。
ここで、反応液6は酵素52の基質を含んでいるので、
第2図(d)に示すように、反応物61が酵素52を触
媒として反応生成物62に変化させられる過程で発光(
hν)することになる。この発光は高感度撮像装置7で
撮像される。そして、後述の計数処理がされることにな
る。
第2図(d)に示すように、反応物61が酵素52を触
媒として反応生成物62に変化させられる過程で発光(
hν)することになる。この発光は高感度撮像装置7で
撮像される。そして、後述の計数処理がされることにな
る。
上記の実施例において、細菌3の同定は第1図(b)お
よび第2図(b)に示す第1抗体処理によりなされ、次
の第2抗体処理で発光触媒機能が付与される訳であるが
、これを模式的に示すと第3図のようになる。すなわち
、3種類の細菌A。
よび第2図(b)に示す第1抗体処理によりなされ、次
の第2抗体処理で発光触媒機能が付与される訳であるが
、これを模式的に示すと第3図のようになる。すなわち
、3種類の細菌A。
B、Cが存在するときに、これらはそれぞれ特異性抗原
1a、lb、lcを有している。そして、この特異性抗
原1a、lb、lcはそれぞれ別異の第1抗体41a、
41b、41.cとのみ結合する。これに対し、第1抗
体41. a〜41cは抗原としてみたときには特異的
ではなく、これらには酵素52と結合された第2抗体5
1が共通的に結合する。従って、同定と発光触媒機能の
付与がされることになる。
1a、lb、lcを有している。そして、この特異性抗
原1a、lb、lcはそれぞれ別異の第1抗体41a、
41b、41.cとのみ結合する。これに対し、第1抗
体41. a〜41cは抗原としてみたときには特異的
ではなく、これらには酵素52と結合された第2抗体5
1が共通的に結合する。従って、同定と発光触媒機能の
付与がされることになる。
従って、この第1、第2抗体処理を単一の処理で済ませ
ることも可能である。すなわち。第4図に示すようにそ
れぞれ特異性抗原1 a 、1 b rICを有する細
菌A、B、Cに対して3種類の抗体51a、51b、5
1cを用意する。そして、抗体51a〜51cはそれぞ
れ特異性抗原1a〜1cとのみ結合するものとしておき
、更に抗体51a〜51cには酵素52をあらかじめ人
工的に結合させておけばよい。
ることも可能である。すなわち。第4図に示すようにそ
れぞれ特異性抗原1 a 、1 b rICを有する細
菌A、B、Cに対して3種類の抗体51a、51b、5
1cを用意する。そして、抗体51a〜51cはそれぞ
れ特異性抗原1a〜1cとのみ結合するものとしておき
、更に抗体51a〜51cには酵素52をあらかじめ人
工的に結合させておけばよい。
次に、第5図および第6図を参照して定量法につき説明
する。
する。
第5図に示すように、暗室中でニトロセルロースフィル
タ1を反応液6に浸潤しておき、その前面にレンズ8を
介して高感度撮像装置7を対向させる。そして、その出
力信号を二次元メモリ71に記憶させ、その記憶内容を
計数装置72が読み出せるようにしておく。いま、試料
である細菌が第6図(a)に点31..32.33で示
す試料基体平面1′上にあると仮定する。すると、第5
図のような処理を行なうことで、二次元メモリ71には
発光に対応するデータが蓄積されることになる。その発
光ヒストグラムは第6図(b)、(C)に符号31’、
31’、32’ 、32’、33’33′で示すように
時間と共に増大する。これに対し、細菌の存在しない位
置でも第6図(b)。
タ1を反応液6に浸潤しておき、その前面にレンズ8を
介して高感度撮像装置7を対向させる。そして、その出
力信号を二次元メモリ71に記憶させ、その記憶内容を
計数装置72が読み出せるようにしておく。いま、試料
である細菌が第6図(a)に点31..32.33で示
す試料基体平面1′上にあると仮定する。すると、第5
図のような処理を行なうことで、二次元メモリ71には
発光に対応するデータが蓄積されることになる。その発
光ヒストグラムは第6図(b)、(C)に符号31’、
31’、32’ 、32’、33’33′で示すように
時間と共に増大する。これに対し、細菌の存在しない位
置でも第6図(b)。
(c)に符号34で示すような発光データ(雑音)か蓄
積されるが、そのレベルは細菌の存在する位置(座標)
に比べて十分に小さい。従って、適当なレベルで閾値処
理をすることにより、検出対象の細菌に対応した基点3
1〜33(第6図(a))を知ることができる。そこで
、計数装置72はその基点数をカウントし、これによっ
て細菌の定量がなされることになる。
積されるが、そのレベルは細菌の存在する位置(座標)
に比べて十分に小さい。従って、適当なレベルで閾値処
理をすることにより、検出対象の細菌に対応した基点3
1〜33(第6図(a))を知ることができる。そこで
、計数装置72はその基点数をカウントし、これによっ
て細菌の定量がなされることになる。
なお、この高感度撮像装置7については例えばイメージ
インテンシファイヤとビジコンなどの撮像管を組み合わ
せて構成できるが、光量が少ないときには公知のフォト
ンカウンタなどを用いることも可能である。また、前面
に顕微鏡を取り付けてもよい。
インテンシファイヤとビジコンなどの撮像管を組み合わ
せて構成できるが、光量が少ないときには公知のフォト
ンカウンタなどを用いることも可能である。また、前面
に顕微鏡を取り付けてもよい。
基点の検出および計数については、種々の手法が考えら
れる。まず、試料が細菌などの微生物であるときには、
これは空間的に一定の大きさをもっている。従って、単
一の特異性抗原のみを試料とする場合(極めて微小な試
料の場合)と異なり、ある程度の大きさを持ちかつ複数
の抗原をもった細菌などを試料とするときには、同一の
試料(細菌)についてであってもわずかに異なった位置
(最大で試料の大きさだけ異なった位置)からの発光あ
るいは螢光が観測される。そこで、ある座標からの発光
が観測されたときは、その座標の近傍からの別の発光は
同一の微生物の異なる抗体に結合した酵素による発光と
みなし、これを基点とすることができる。
れる。まず、試料が細菌などの微生物であるときには、
これは空間的に一定の大きさをもっている。従って、単
一の特異性抗原のみを試料とする場合(極めて微小な試
料の場合)と異なり、ある程度の大きさを持ちかつ複数
の抗原をもった細菌などを試料とするときには、同一の
試料(細菌)についてであってもわずかに異なった位置
(最大で試料の大きさだけ異なった位置)からの発光あ
るいは螢光が観測される。そこで、ある座標からの発光
が観測されたときは、その座標の近傍からの別の発光は
同一の微生物の異なる抗体に結合した酵素による発光と
みなし、これを基点とすることができる。
また、ある座標での発光ないし螢光が1回あるいは数回
観測されたときは、この座標には基点があるものとみな
し、次からの撮像管のスキャンにおいては読み出しを省
略してもよい。この場合、例えば撮像装置が光電変換膜
、マイクロチャンネルプレート(MCP)等を有すると
きには、これらからの雑音が問題となる。光電変換膜か
ら雑音としての電子が放出されたときには、この電子は
MCPで増倍されて検出されるので、検出対象からの光
量子に起因する電子であるのか雑音であるかの判別が困
難である。しかし、光電変換材料を雑音電子をほとんど
放出しないものとすることは十分に可能であり、またこ
の雑音成分は光電変換膜から一様に放出されるものであ
る(同一座標から複数の雑音電子が放出される確率は極
めて少ない。)ので、例えば同一座標から2個以上の電
子が検出されたらこれを基点とするようにすれば、正確
に検出することが可能である。一方、MCPで生じる雑
音については、光電変換膜から雑音が生じた場合と比べ
て検出レベルが十分に低いので、基点を正確に検知する
ことが可能である。
観測されたときは、この座標には基点があるものとみな
し、次からの撮像管のスキャンにおいては読み出しを省
略してもよい。この場合、例えば撮像装置が光電変換膜
、マイクロチャンネルプレート(MCP)等を有すると
きには、これらからの雑音が問題となる。光電変換膜か
ら雑音としての電子が放出されたときには、この電子は
MCPで増倍されて検出されるので、検出対象からの光
量子に起因する電子であるのか雑音であるかの判別が困
難である。しかし、光電変換材料を雑音電子をほとんど
放出しないものとすることは十分に可能であり、またこ
の雑音成分は光電変換膜から一様に放出されるものであ
る(同一座標から複数の雑音電子が放出される確率は極
めて少ない。)ので、例えば同一座標から2個以上の電
子が検出されたらこれを基点とするようにすれば、正確
に検出することが可能である。一方、MCPで生じる雑
音については、光電変換膜から雑音が生じた場合と比べ
て検出レベルが十分に低いので、基点を正確に検知する
ことが可能である。
次に、本発明者による具体的な実施例について説明する
。
。
実施例
まず、大腸菌を生育させた培養液を適当な緩衝液で希釈
し、1 mlあたり50個の大腸菌を含むサンプルとす
る。次に、このサンプルの1 mlをニトロセルロース
フィルタに垂らし、真空吸引によって付着させる。そし
て、ニトロセルロースフィルタ表面へ抗体が非特異的に
付着する部分(抗体反応によらずに物理的等の原因で抗
体が付着しうる部分)に、後の第1抗体処理で第1抗体
が非特異的に付着しないようにするため、牛血清アルブ
ミン処理を施して異質のタンパク質をあらかじめ付着さ
せておく。
し、1 mlあたり50個の大腸菌を含むサンプルとす
る。次に、このサンプルの1 mlをニトロセルロース
フィルタに垂らし、真空吸引によって付着させる。そし
て、ニトロセルロースフィルタ表面へ抗体が非特異的に
付着する部分(抗体反応によらずに物理的等の原因で抗
体が付着しうる部分)に、後の第1抗体処理で第1抗体
が非特異的に付着しないようにするため、牛血清アルブ
ミン処理を施して異質のタンパク質をあらかじめ付着さ
せておく。
次に、ウサギを免疫して得た大腸菌抗体を含む第1抗体
液を用意し、これに上記のニトロセルロースフィルタを
浸漬する。これにより、大腸菌の有する特異性抗原には
第1抗体が結合する。このとき、ニトロセルロースフィ
ルタの表面には前述の牛血清アルブミン処理がされてい
るので、第1抗体が非特異的に付着することはない。
液を用意し、これに上記のニトロセルロースフィルタを
浸漬する。これにより、大腸菌の有する特異性抗原には
第1抗体が結合する。このとき、ニトロセルロースフィ
ルタの表面には前述の牛血清アルブミン処理がされてい
るので、第1抗体が非特異的に付着することはない。
次に、このニトロセルロースフィルタを第2抗体液で処
理する。その第2抗体液はウサギ抗体に対するグルコー
ス・オキシダーゼ・コンジュゲート・マウス抗体を含ん
でおり、従って発光反応の触媒となる酵素をもった第2
抗体が、第1抗体を抗原として結合することになる。
理する。その第2抗体液はウサギ抗体に対するグルコー
ス・オキシダーゼ・コンジュゲート・マウス抗体を含ん
でおり、従って発光反応の触媒となる酵素をもった第2
抗体が、第1抗体を抗原として結合することになる。
次に、反応液を用意してこれにニトロセルロースフィル
タを浸潤させ、発光を観測する。ここで、反応液はグル
コース、ルミノール、フェリシアン化カリを含んでいる
。観測の結果、49±3個の基点が計数され、極めて精
度が良かった。
タを浸潤させ、発光を観測する。ここで、反応液はグル
コース、ルミノール、フェリシアン化カリを含んでいる
。観測の結果、49±3個の基点が計数され、極めて精
度が良かった。
比較例
実施例と同様のサンプルを用い、コロニー計数法を用い
て調べた。その結果、48±5個の精度で計数できた。
て調べた。その結果、48±5個の精度で計数できた。
本発明の実施例によれば、従来のコロニー計数法と同等
程度以上の精度で、しかも短時間で細菌の同定および定
量分析ができることがわかった。
程度以上の精度で、しかも短時間で細菌の同定および定
量分析ができることがわかった。
以上、詳細に説明した通り本発明によれば、特異性抗原
自体もしくはこれを有する細菌などの微小物体を、精度
よく簡単に、しかも試料が少量であるときにもこれを同
定し定量分析することができる。
自体もしくはこれを有する細菌などの微小物体を、精度
よく簡単に、しかも試料が少量であるときにもこれを同
定し定量分析することができる。
本発明方法は、緊急の病原細菌検査微生物の生態学領域
での基礎研究およびその応用としての環境評価、腸内細
菌叢の基礎研究、食品をはじめとする微生物によって劣
化する物の品質管理、クリーンルームなどの管理、微生
物の浄化能力を利用した廃水処理施設における指標微生
物の同定および定量、施設の管理など、広い範囲わたっ
て応用することができる。
での基礎研究およびその応用としての環境評価、腸内細
菌叢の基礎研究、食品をはじめとする微生物によって劣
化する物の品質管理、クリーンルームなどの管理、微生
物の浄化能力を利用した廃水処理施設における指標微生
物の同定および定量、施設の管理など、広い範囲わたっ
て応用することができる。
第1図は、本発明の実施例の手順を説明する図、第2図
は、実施例における”抗体反応の順序を説明する図、第
3図は、実施例における抗体反応の概念を説明する図、
第4図は、別の実施例における抗体反応の概念を説明す
る図、第5図は、実施例に用いる観測系の一例の構成図
、第6図は、ヒストグムによる基点の検出を説明する図
、第7図は、来のコロニー計数法の説明図である。 1・・・ニトロセルロースフィルタ、2・・・試料液、
3・・・細菌、4・・・第1抗体液、41・・・第1抗
体、5・・・第2抗体液、51・・・第2抗体、52・
・・酵素、6・・・反応液、7・・・高感度撮像装置、
71・・・二次元メモリ、72・・・計数装置。 特許出願人 浜松ホトニクス株式会社代理人弁理士
長谷用 芳 樹(d) 実施例の手順 第1図 観測系の構成図 第5図 ヒヌトグラムによる基点の検出 第6図 103′ 第7 図
は、実施例における”抗体反応の順序を説明する図、第
3図は、実施例における抗体反応の概念を説明する図、
第4図は、別の実施例における抗体反応の概念を説明す
る図、第5図は、実施例に用いる観測系の一例の構成図
、第6図は、ヒストグムによる基点の検出を説明する図
、第7図は、来のコロニー計数法の説明図である。 1・・・ニトロセルロースフィルタ、2・・・試料液、
3・・・細菌、4・・・第1抗体液、41・・・第1抗
体、5・・・第2抗体液、51・・・第2抗体、52・
・・酵素、6・・・反応液、7・・・高感度撮像装置、
71・・・二次元メモリ、72・・・計数装置。 特許出願人 浜松ホトニクス株式会社代理人弁理士
長谷用 芳 樹(d) 実施例の手順 第1図 観測系の構成図 第5図 ヒヌトグラムによる基点の検出 第6図 103′ 第7 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、特異性抗原もしくはこれを有する微小物体を試料と
し、この試料を同定して定量する検出方法において 平面状の表面を有する試料基体の表面に前記試料を二次
元的に分散して付着させる第1のステップと、 前記試料基体に付着された前記試料に特異的な第1抗体
を前記試料基体に付着された前記試料に結合させる第2
のステップと、 前記第1抗体を抗原としたときにこれに特異的であって
、発光反応もしくは螢光反応を触媒する酵素と結合され
た第2抗体を、前記試料に結合された前記第1抗体を抗
原として結合させる第3のステップと、 前記酵素の基質を含む反応媒体に前記試料基体を浸潤さ
せる第4のステップと、 前記試料基体の表面を撮像して発光もしくは螢光を観測
し、二次元的に分散した前記発光もしくは螢光の基点の
数から前記試料を定量する第5のステップと を備える特異性抗原もしくはこれを有する微小物体の検
出方法。 2、前記試料は所定の媒体中に含まれて試料液をなし、
前記試料基体は前記試料を透過させずに前記媒体を透過
させるフィルタからなり、前記第1のステップは前記フ
ィルタの表面に前記試料液を垂らして反対面から真空吸
引することを特徴とする請求項1記載の特異性抗原もし
くはこれを有する微小物体の検出方法。 3、前記第4のステップは前記撮像を所定の時間にわた
って継続して得られた検出信号を二次元メモリに蓄積し
、この二次元メモリに蓄積された検出信号が所定レベル
を越えるものを前記基点とすることを特徴とする請求項
1記載の特異性抗原もしくはこれを有する微小物体の検
出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63201561A JP2594622B2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 特異性抗原もしくはこれを有する微小物体の検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63201561A JP2594622B2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 特異性抗原もしくはこれを有する微小物体の検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0251063A true JPH0251063A (ja) | 1990-02-21 |
JP2594622B2 JP2594622B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=16443095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63201561A Expired - Lifetime JP2594622B2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 特異性抗原もしくはこれを有する微小物体の検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594622B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0430798A (ja) * | 1990-05-28 | 1992-02-03 | Fuji Electric Co Ltd | 生菌計数方法およびその装置 |
EP0713089A2 (en) * | 1994-11-15 | 1996-05-22 | Biosensor Laboratories Co., Ltd. | Two-dimensional solid phase assay |
US6255048B1 (en) | 1996-06-10 | 2001-07-03 | Laboratory Of Molecular Biophotonics | Highly sensitive fluoroassay |
US6312943B1 (en) | 1998-07-09 | 2001-11-06 | Sapporo Breweries Ltd. | Sample preparation apparatus and spray apparatus for sample preparation |
JP2017510815A (ja) * | 2014-02-18 | 2017-04-13 | ラボラトリー コーポレイション オブ アメリカ ホールディングス | 遊離抗体を使用する、微生物の迅速検出のための方法及びシステム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022154096A1 (ja) * | 2021-01-15 | 2022-07-21 | 旭化成株式会社 | 飲食品検体、環境検体、又は生体検体中の腸内細菌科細菌の有無及び/又は存在量を検出するための方法及びキット |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5892933A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-02 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | 光学式腐敗検出装置 |
JPS6293634A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-30 | Matsushita Seiko Co Ltd | 微生物カウンタ− |
JPS62179067A (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-06 | Hamamatsu Photonics Kk | 画像処理装置 |
JPS62200244A (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-03 | Nippon Kayaku Co Ltd | 試料濃度測定法及びその測定に使用する透明化剤 |
JPS62228166A (ja) * | 1986-01-13 | 1987-10-07 | オランダ国 | リガンド−レセプタ−対の一方を検出する方法,リガンド−レセプタ−対の一方が結合した担体の調製法及びこれら方法実施のために好適な分析装置 |
-
1988
- 1988-08-12 JP JP63201561A patent/JP2594622B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5892933A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-02 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | 光学式腐敗検出装置 |
JPS6293634A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-30 | Matsushita Seiko Co Ltd | 微生物カウンタ− |
JPS62228166A (ja) * | 1986-01-13 | 1987-10-07 | オランダ国 | リガンド−レセプタ−対の一方を検出する方法,リガンド−レセプタ−対の一方が結合した担体の調製法及びこれら方法実施のために好適な分析装置 |
JPS62179067A (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-06 | Hamamatsu Photonics Kk | 画像処理装置 |
JPS62200244A (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-03 | Nippon Kayaku Co Ltd | 試料濃度測定法及びその測定に使用する透明化剤 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0430798A (ja) * | 1990-05-28 | 1992-02-03 | Fuji Electric Co Ltd | 生菌計数方法およびその装置 |
EP0713089A2 (en) * | 1994-11-15 | 1996-05-22 | Biosensor Laboratories Co., Ltd. | Two-dimensional solid phase assay |
JPH08136546A (ja) * | 1994-11-15 | 1996-05-31 | Bio Sensor Kenkyusho:Kk | 物質分析法 |
EP0713089A3 (en) * | 1994-11-15 | 1997-07-30 | Bio Sensor Kenkyusho Kk | Two-dimensional solid phase test |
US5981202A (en) * | 1994-11-15 | 1999-11-09 | Biosensor Laboratories Co., Ltd. | Two-dimensional solid phase assay |
US6255048B1 (en) | 1996-06-10 | 2001-07-03 | Laboratory Of Molecular Biophotonics | Highly sensitive fluoroassay |
US6312943B1 (en) | 1998-07-09 | 2001-11-06 | Sapporo Breweries Ltd. | Sample preparation apparatus and spray apparatus for sample preparation |
JP2017510815A (ja) * | 2014-02-18 | 2017-04-13 | ラボラトリー コーポレイション オブ アメリカ ホールディングス | 遊離抗体を使用する、微生物の迅速検出のための方法及びシステム |
US10233484B2 (en) | 2014-02-18 | 2019-03-19 | Laboratory Corporation Of America Holdings | Methods and systems for rapid detection of microorganisms using free antibodies |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2594622B2 (ja) | 1997-03-26 |
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