JPH0250679A

JPH0250679A - カメラ一体形磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPH0250679A
Application number: JP63200132A
Authority: JP
Inventors: Toshio Makabe; 俊夫真壁; Hideaki Yoshio; 英明吉尾; Akio Konishi; 章雄小西
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-08-12
Filing date: 1988-08-12
Publication date: 1990-02-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、カメラ一体形磁気記録再生装置に関するもの
である。

（従来の技術）当初、撮影装置と磁気記録再生装置が別々の、いわゆる
セパレート形は、技術の進歩により軽量化、小形化が進
み、現在では、両者が一体化されたカメラ一体形磁気記
録再生装置が主流となっている。

この種の従来のカメラ一体形磁気記録再生装置について
、第４図の側面図により説明する。同図において、カメ
ラ一体形磁気記録再生装置は、本体１の上部に電子ビュ
ーファインダ２が装着され、側面にスタート／ストップ
ボタン３およびズームボタン４が配設されている。なお
、上記の電子ビューファインダ２は、コード５で本体１
に接続されている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記の構成では１本体１を支えて電子ビ
ューファインダ２を見ながら撮影するため、軽量化され
たとは言え、女性や子供には重過ぎるため、長時間の撮
影には肉体的苦痛を伴うという問題があった。

また、低位置からのローアングル撮影も疲労を伴うもの
であり、人ごみの中で頭上から撮影する場合には、電子
ビューファインダ２を見ることができないという問題も
あった。

また、本体１を手のみで支えて撮影する場合に、スター
ト／ストップボタン３又はズームボタン４の操作によっ
て、画面がぶれるという問題もあった。また、激しく動
いたり、速く動いたりする被写体を追いながら撮影する
場合には１本体１と一緒に体を旋回する必要があり、疲
労が甚しいという問題もあった。

本発明は上記の問題を解決するもので、楽な姿勢で長時
間にわたって撮影でき、目の届かない位置でも電子ビュ
ーファインダで画面を確認しながら撮影され、ボタンを
操作しても画面ぶれがなく、また、体は動かさずに画面
を確認しながら３６００自由な方向を撮影できるカメラ
一体形磁気記録再生装置を提供するものである。

（課題を解決するための手段）上記の課題を解決するため、本発明は、電子ビューファ
インダを着脱自在とし、これに磁気記録再生装置を作動
させる操作ボタンを設けるものである。

（作　用）以上の構成により、電子ビューファインダを本体から取
りはずし、撮影画面を確認しながらこれに配置された操
作ボタンの操作により撮影できるので、疲労が少なく、
また、ボタン操作により生じる画面ぶれがないので、楽
に美しい画面が撮影できる。

（実施例）本発明の実施例二側を第１図ないし第３図により説明す
る。なお、第４図に示した従来例と同じ構成部品には同
一符号を付して説明する。

第１図は本発明によるカメラ一体形磁気記録再生装置の
第１の実施例の側面図である。同図において、本体１と
コード５で接続された電子ビューファインダ２は、接眼
部近傍にスタート／ストップボタン３が、上面にズーム
ボタン４がそれぞれ配置されており、さらに側面にグリ
ップバンド６が取り付けられている。なお、本体１と電
子ビューファインダ２とを接続するコード５は、両端に
装着したコネクタ７および８によって１着脱自在に接続
され、コード５は従来のカメラ一体形磁気記録再生装置
に使用される電子ビューファインダ２と本体１との接続
に加えて、スタート／ストップボタン３およびズームボ
タン４と本体１とを接続する役目を果すものである。ま
た１本体１は、上面右側に、上記の電子ビューファイン
ダ２が収容される、底面に取付は装置９が配設された凹
み１ａと、後側面に再生ボタン１０がそれぞれ配置され
ている。上記の電子ビューファインダ２は、下面に設け
られた係合装置１１を上記の取付は装置９に係合させる
ことによって、本体１の凹み１ａに収容される。

このように構成されたカメラ一体形磁気記録再生装置の
動作について、説明する。

まず、電子ビューファインダ２を本体１から取り外して
使用する場合について第２図により説明する。

同図において、まず、本体１から電子ビューファインダ
２を取り外し、本体１に取り付けたショルダストラップ
１ｂを利用して肩から掛け、脇の下に被写体に向けて本
体１をかまえる。電子ビューファインダゼのグリップバ
ンド６を利用して右手に持ち、被写体を視野に入れなが
らズームボタン４およびスタート／ストップボタン３を
操作して撮影する。

このように、重量のある本体１を手で支える必要がない
ので、長時間の撮影でも疲労が少なく。

女性や子供でも撮影が楽しめる。

また１本体１を三脚等に固定し、撮影者が電子ビューフ
ァインダ２で、自分自身の影像を確認して撮影すること
もでき、スポーツのフオーム分析に使用することも容易
である。

また１条件の厳しい屋外で撮影する場合に、本体１は屋
外に固定し、撮影者は屋内で電子ビューファインダ２を
見ながら撮影することも可能である。さらに、走行する
乗り物の外側に本体１を固定し、乗り物の内で電子ビュ
ーファインダ２で確認しながら撮影すれば、ダイナミッ
クな画面を撮影することができる。

また、人込みの中で撮影する場合１本体１を頭上に掲げ
、電子ビューファインダ２で被写体を見ながら撮影する
こともできる。さらに、混雑がひどかったり、狭くて身
動きができない場合でも、掲げた本体１を操作すること
によって、四方を自由に撮影することができる。

また、自動車レースなど動きの速い被写体の場合１本体
１をシネ用雲台を装着した三脚に固定し。

取り外した電子ビューファインダ２を見ながら本体１を
操作して撮影すれば、三脚の周りに身体を大きく動かす
必要がないので、楽に撮影ができる。

次に、電子ビューファインダ２を本体１に装着した場合
について説明する。

本体１の取付は装置９に、電子ビューファインダ２の係
合装置１１を係合すると、電子ビューファインダ２は本
体１の凹み１ａに収容され固定される。グリップバンド
６に掌を通して右手で本体１を゛支えると、ズームボタ
ン４およびスタート／ストップボタン３が、それぞれ右
手の人差し指と親指の位置に来るので、電子ビューファ
インダ２で被写体を確認しながら撮影する。

なお、前述のショルダストラップ１ｂをウェストベルト
（図示せず）に換えて、本体１を腰に固定し、あらかじ
め、取り外した電子ビューファインダ２で視野を確認し
た後、本体１に装着すれば、スポーツをしながら撮影す
ることもできる。

なお、電子ビューファインダ２を見ながら、再生ボタン
１０を操作すれば、撮影した録画を見ることができる。

第３図は、本発明による第２の実施例の側面図で、第１
図に示した第１の実施例との相異点は、本体１にも、ス
タート／ストップボタン１２およびズームボタン１３を
設けたことと、電子ビューファインダ２に設けられてい
たグリップバンド６を本体１に移したことである。

このように構成することにより、電子ビューファインダ
２のスタート／ストップボタン３およびズームボタン４
は、電子ビューファインダ２を本体１から取り外して使
用する場合のみを考慮すれば良く、また本体１のスター
ト／ストップボタン１２およびズームボタン１３は、電
子ビューファインダ２を本体１に装着して使用する場合
のみを考慮してそれぞれ最適の位置に配置できる。さら
に、電子ビューファインダ２の装着位置の制限がなくな
る。

なお、この場合、操作ボタン数の増加による誤動作をさ
けるため、電子ビューファインダ２を取り外した場合に
は本体１のスタート／ストップボタン１２およびズーム
ボタン１３は動作させず、装着した場合は、電子ビュー
ファインダ２のスタート／ストップボタン３およびズー
ムボタン４を動作させないようなロック機構を付加する
とよい。

なお、上述の本実施例では、電子ビューファインダ２の
グリップバンド６とスタート／ストップボタン３を右側
面に設け、本体１の右側の凹み１ａに収容するようにし
たが、左側面にもスタート／ストップボタンを設け、グ
リップバンド６を着゛脱自在とし左側面に付は替えるこ
とができるようにし、本体１の左側にも装着し得るよう
にすれば、左利きの人にも楽に操作することができる。

（発明の効果）以上説明したように１本発明によれば、スタート／スト
ップボタンおよびズームボタンを設けた、着脱可能な電
子ビューファインダを設けることにより、長時間にわた
る撮影を疲労なく行え、目の届かない位置からの撮影も
電子ビューファインダ２で画面を確認しながら行え、ボ
タン操作による画面ぶれかない美しい画像が得られる。

また、ウェストベルトで固定すれば、視野を確認してス
ポーツをしながら撮影でき、さらに、体は動かさずに３
６０°自由自在な方向を画面を確認しながら撮影できる
カメラ一体形磁気記録再生装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるカメラ一体形磁気記録再主装置の
第１の実施例を示す側面図、第２図はその使用例を示す
側面図、第３図は本発明による第２の実施例を示す側面
図、第４図は従来のカメラ一体形磁気記録再生装置の側
面図である。１　・・・本体、　１ａ　・・・凹み、　１ｂ　・・・
ショルダストラップ、　２・・・電子ビューファインダ
、　３，１２・・・スタート／ストップボタン、４．１
３・・・ズームボタン、５　・・・　コード、　６　・
・・　グリップバンド、７．８　・・・コネクタ、　９
　・・・取付は装置、１０・・・再生ボタン、１１・・
・係合装置。特許出願人　松下電器産業株式会社第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電子ビューファインダを備えたカメラ一体形磁気
記録再生装置において、電子ビューファインダを本体に
対し着脱自在とし、これに磁気記録再生装置を作動させ
る操作ボタンを設けたことを特徴とするカメラ一体形磁
気記録再生装置。
（２）本体にも磁気記録再生装置を作動させる操作ボタ
ンを設けたことを特徴とする請求項（１）記載のカメラ
一体形磁気記録再生装置。
（３）電子ビューファインダを本体から取り外した時は
、電子ビューファインダに設けられた操作ボタンのみが
作動し、電子ビューファインダを本体に装着した時は、
本体の操作ボタンのみが作動することを特徴とする請求
項（２）記載のカメラ一体形磁気記録再生装置。