JPH025062A - ネガ型の感光性記録層 - Google Patents

ネガ型の感光性記録層

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JPH025062A
JPH025062A JP3390789A JP3390789A JPH025062A JP H025062 A JPH025062 A JP H025062A JP 3390789 A JP3390789 A JP 3390789A JP 3390789 A JP3390789 A JP 3390789A JP H025062 A JPH025062 A JP H025062A
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tables
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silane
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JP3390789A
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English (en)
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Harald Dr Lauke
ハーラルト、ラウケ
Friedrich Seitz
フリードリヒ、ザイツ
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BASF SE
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BASF SE
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/075Silicon-containing compounds
    • G03F7/0755Non-macromolecular compounds containing Si-O, Si-C or Si-N bonds
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0073Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces
    • H05K3/0076Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces characterised by the composition of the mask
    • HELECTRICITY
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • H05K3/02Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding
    • H05K3/06Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding the conductive material being removed chemically or electrolytically, e.g. by photo-etch process
    • H05K3/061Etching masks
    • H05K3/064Photoresists
    • HELECTRICITY
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、残存層形成の減少された傾向を有する、プリ
ント回路のためのレジストパターンの製造に適した水性
アルカリ現像可能のネガ型の感光性記録層に関する。
従来の技術 導体板を製造するためのフォトレジストは、多数の特許
明細書から公知である(例えば、ドイツ連邦共和国特許
出願公開第3/147356号明細書、欧州特許出願公
開第2805号明細書、欧州特許出願公開第18684
4号明細書および欧州特許出願公開第19/14/10
号明細書)。水性アルカリ現像可能なフォトレジストは
、環境汚染および使用者のための設備投資に関連する利
点を有する。このフォトレジストは一般に1つまたはそ
れ以上の酸官能性結合剤を含有し、この結合剤の官能基
、多くの場合カルボキシル基は、概ね銅基板に対する付
着力をも保証している。しかし、健造過程中に導体板を
積層と現像との間に数日間または数週間貯蔵した場合に
は、繰返し現像しても除去することかできない残存層の
形成を銅表面に屡々生じる。残存層を有する板は、除去
しなければならない。それというのも、この表面は、腐
蝕または鍍金のような他の処理過程ではもはや得ること
ができないからである。
過去において、銅に対する付着力を改善しかつ同時に残
存層の形成を阻止する、フォトレジスト被膜に対する数
多くの添加剤か記載された(例えば、ドイツ連邦共和国
特許出願公開筒2063571号明細書、ドイツ連邦共
和国特許出願公開筒3600442号明細書、欧州特許
出願公開第193621号明細書および米国特許第46
29679号明細書参照)。しかし、付着力の改善また
は残存層の阻止のための添加剤として記載された化合物
は、個々の処理過程の進行中に導体板の完成の間に、殊
に鍍金浴中で部分的または完全に抽出されかつさらに複
雑な性質のために金属析出の支障をきたすという欠点を
有する。
発明か解決しようとする課題 従って、本発明の課題は、長い貯蔵時間後てあっても導
体板の完成の際に常用の条件下で残存層を全く形成せず
かつ鍍金の場合に支障をきたさない、プリント回路を完
成させるだめの水性アルカリ現像可能なフォトレジスト
層を開発することであった。
課題を解決するための手段 意外なことに、この課題は、特に有利な方法てシランま
たはこのシランの加水分解の際に生しる生成物によって
解決することができる。
本発明の対象は、本質的に a)水中で不溶性であるか、アルカリ水溶液中で可溶性
であるかまたは少なくとも分散可能の1つまたはそれ以
−1−の被膜形成性重合体結合剤、 b)場合によっては少なくとも1個のエチレン性不飽和
二重結合を有する1個またはそれ以」−のオリゴマー化
合物によって部分的に代えられていてもよい、少なくと
も1個のエチレン性不飽和二重結合を有する1つまたは
それ以」−の光重合可能な有機単量体化合物、C)光[
n合間始剤または光重合開始剤系およびd)常用の添加
剤および助剤 からの混合物からなる、レジストパターンを得るのに適
した、水性アルカリ現像可能の不力型の感光性記録層で
あり、この場合この混合物は、イ・]加的にシランまた
は7ランの加水分解の際に生じる生成物または生成物混
合物を含有することによって特徴付けられている。
本発明によれば、殊に一般式(r) X−(CH2)  −31(R1) (OR2)   
  3−yn3−丁l [式中、R1およびR2は互いに同一かまたは異なり、
1〜9個の炭素原子を有するアルキル基または6〜12
個の炭素原子を有するアリール基を表わし、Xは基 0IIOR30C(101550COOI≧5Ill 
       Ill       ll:IIZO−
C−C11−1R40−CC1+−1zO−C−CII
=C−、R40−C−CIl=CR5N11−(C11
2)SN11−または[R5NH2−(C112)81
1H−]A0の1つを表わし、但し、R3は水素原子、
1〜9個の水素原子を有するアルキル基、1〜9個のカ
ルボン酸基を表わすかまたはこのカルボン酸基およびR
3に結合した ■ 110−C−C1l−基 から形成されたカルホン酸無水物環を表わし、R4は1
〜9個の炭素原子を督するアルキル基または6〜12個
の炭素原子を有するアリール基を表わし、 R5は水素原子、1〜9個の炭素原子を有するアルキル
基または6〜12個の炭素原子を有するアリール基を表
わすか、或いはヘンシル基を表わし、 Zは水素原子またはアルカリ金属を表わし、Δrは6〜
12個の炭素原子を有するアIJ−レン基を表わし、 Haσは塩素原子または臭素原子を表わし、ΔOは1価
の無機陰イオン、例えばハロゲン化物、例えばCQeお
よびBrOまたはHS O4を表わし、 Sは1〜6の整数を表わし、 yは1〜4の整数を表わし、 nは0.]または2を表わすものとする]て示されるシ
ラン、またはこのシランの加水分解の際に生じる生成物
もしくは生成物混合物が殊に好適である。
本発明による記録層は、シランまたはシランの加水分解
の際に生じる生成物もしくは生成物混合物を一般に記録
層の乾燥重量に対して001〜10%、特に005〜5
%の濃度で含有する。
好ましいシランの例は、(2−トリプロポ牛シシリルエ
チル)カルホン酸、(3−トリプロポキシシリルプロピ
ル)カルボン酸、(4−1−リプロボキシシリルブチル
)カルボン酸ならひにこれらのメチルエステル、エチル
エステル、プロピルエステルおよびブチルエステル、(
3−トリメトキシシリルプロピル)無水コハク酸、(3
−トリメトキシシルプロピル)無水マレイン酸、グリシ
ドオキシフロビルトリメトキシシラン、グリシドオキシ
フロビルトリメトキシシラン、(2−トリメトキシシリ
ルエチル)ホスホン酸ジメチルエステル、(3−トリメ
トキシシリルプロピル)ホスホン酸ジメチルエステルお
よび(3トリメトキシシリルプロピル)ホスホン酸ジエ
チルエステル、(+−リメトキシンリルメチル)ホスホ
ン酸ジクロリド、(3−トリメトキシシリルプロピル)
ホスホン酸シクロ4ノド、(3−トリメトキシシリルプ
ロピル)ホスホン酸、2−(4−クロロスルホニルフェ
ニル)エチルトリメトキシシラン、2−(4−スルホニ
ルフェニル)エチルトリメトキシシラン、(3−トリメ
トキシシリルフロビル)スルホン酸クロリド、(3−ト
リフ1〜キシシリルプロピル)スルホン酸、(3−トリ
メトキシシリルプロピル)アクリレートおよび(3トリ
メトキシシリルプロピル)メタクリレート、(3−トリ
メトキシシリルフロビル)エチレンジアミンおよび[(
3−1−リメトキシシリルブロピルアミノ)エチル](
ヘンシル)アンモニウムクロリドならびにこれらの加水
分解生成物である。
特に好ましいシランは、(3−トリメトキシシリルエチ
ル)ホスホン酸ジメチルエステルおよび(3−トリメト
キシシリルエチル)ホスホン酸ジエチルエステル、(3
−トリエトキシノリルフロピル)無水コハク酸、グリン
トオキシフロピルトリメトキシシラン、グリシドオキシ
フロビルトリメトキシシラン、(3−1−リメトキシソ
リルブロビル)アクリレートおよび(3−トリメトキシ
シリルプロピル)メタクリレート、(3トリメトキシシ
リルプロピル)エチレンジアミンおよび[(3−1−ツ
メ1−キシシリルプロピルアミン)エチル」(ヘンシル
)アンモニウムクロリドならびにこれらの加水分I4q
生成物である。
本発明により使用すべき混合物の別の成分に対して、詳
細には次のものを記載することができる。
a)水中で不溶であるが、アルカリ水溶液中で可溶であ
るかまたは少なくとも分散可能な重合体結合剤としては
、カルボキシル基含有またはカルホン酸無水物基含有の
共重合体、例えばスチロール/無水マレイン酸共重合体
、スチロール/マレイン酸半エステル共重合体、アルキ
ル基(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合
体、スチロールと、アルキル(メタ)アクリレートき、
(メタ)アクリル酸とからなる共重合体ならびに場合に
よっては別の単量体(なかんずくドイツ連邦共和国特許
出願゛公告第2027467吋明細書、ドイツ連邦共和
国特許出願公開節2205 ] 46号明細書、欧州特
許出願公開第119504号明細書またはドイツ連邦共
和国特許出願公開第2736058号明細書)または例
えばドイツ連邦共和国特許出願公開第3/147356
号明細書に記載されているようにアクリル酸および/ま
たはメタクリル酸、疎水性コモノマーおよびN−ビニル
アミドを重合させて含有している共重合体がこれに該当
する。この種の共重合体は、例えばビニルアミド、例え
ばN−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、
N−ビニル−N−メチルアセトアミドもしくはN−ビニ
ルラクタム、例えばN−ビニルピロリドンおよび/また
はN−ビニルカプロラクタム10〜50重量%、アクリ
ル酸および/またはメタクリル酸5〜30重量%ならび
にそれ自体水およびアルカリ水溶液に不溶の単独重合体
を形成する少なくとも1つの疎水性コモノマ30〜80
重量%を重合させて含有することができる。
最後に記載した疎水性コモノマーの例は、次のものが挙
げられる。ビニル芳香族化合物、例えばスチロール、側
鎖もしくは環が例えばアルキル基もしくはハロケン原子
によって置換されている置換スチロール、例えばα−メ
チルスチロール、p−メチルスチロール等、ビニルアセ
テートならびにアクリル酸およびメタクリル酸のエステ
ル、殊に有利に1〜4個の0原子を有する直鎖状または
分子鎖状モノアルカノールのアクリレートおよびメタク
リレート、この場合には、この中でなかんずくメチルメ
タクリレートが特に有利である。共重合体は、1つまた
はそれ以−にの疎水性コモノマーを重合させて含有する
ことができ、この場合コモノマー中での疎水性コモノマ
ー単位の含量は、共重合体に対して30〜80重量%、
特に40〜70重量%であることかできる。
感光性記録層の場合に重合体結合剤として使用される共
重合体の例は、なかんずくN−ビニルラクタム/(メタ
)アクリル酸/メチルメタクリレート共重合体またはN
−ビニルラクタム/(メタ)アクリル酸/スチロール共
重合体である。典型的な構成の場合、この共重合体は、
コモノマーを、例えばそれぞれ共重合体に対してNビニ
ルカプロラクタムおよび/またはN−ビニルピロリドン
25〜35重量%、(メタ)アクリル酸5〜15重量%
および疎水性コモノマー55〜65重量%の量で含有す
ることかできる。
他の適当な重合体結合剤(a)の例は、例えばスチロー
ル10〜40重量%、メタクリル酸20〜30重量%、
メチルメタクリレート5〜50重量%およびエチルアク
リレート0〜50重量%を重合させて含有するスチロー
ル(メタ)アクリル酸/メチルメタクリレ−1・/エチ
ルアクリレート共重合体である。
使用すべき共重合体(a)のためのコモノマーは、種類
および量に応じて前記の一般的な範囲内で、共重合体か
被膜形成性でありかつ溶解度ないしは分散性に関連せる
共重合体に課された要件を充足するように選択される。
場合によっては、適当なカルボキシル基含有共重合体の
混合物を使用することもできる。
重合体結合剤として使用すべき共重合体は、自体公知の
常用の重合方法に応じて、例えば溶液でのコモノマーの
共重合によって得ることかできる。溶液重合には、例え
ば低級アルカノール、ケトン、エステルおよび類似物、
例えばメタノール、アセトン、メチルエチルケトン、エ
チルアセテート等が溶剤として適当である。重合開始剤
としては、常用の重合開始剤、例えばアゾビスイソブチ
ロニトリル、過酸化ベンゾイル等がこれに該当する。
1n合体結合剤(a)は、感光性記録層の場合に一般に
記録層の全重量に対して1〜90重量%、特に20〜7
0重量%の量で含有されている重合体結合剤(a)とと
もに、感光性記録層は一般に光重合可能の少なくともj
つのエチレン性不飽和化合物(b)、少なくとも1つの
光重合開始剤もしくは光重合開始剤系(C)ならびに場
合によっては感光性記録素子−またはレジストパターン
の一般的な性質を改善しおよび/または変性するための
他の添加剤および/または助剤(d)を含有する。
b)少なくとも1つのエチレン性不飽和二1[結合を有
する光重合可能な有機JJt量体化合物表しては、常用
の光重合可能なエチレン性不飽和月1量体、特に100
°Cよりも高い沸点および分子j¥t < ]、 OO
Oを有するものがこれに該当する。
この単量体は、少なくとも1つのエチレン性不飽和二重
結合を有する1つまたはそれ以−にのオリゴマー化合物
によって部分的に代えられていてもよく、この場合この
オリゴマーの分子h1は一般に1000〜] OO’ 
00の範囲内、特に1500〜6000の範囲内にある
ことができる。
この場合、光重合可能な中量体およびオリコマ−は、一
官能価であっても多官能価であってもよく、すなわち1
個またはそれ以上の光重合可能なエチレン性二重結合を
をすることかできる。通常、光重合可能な記録層の場合
に光重合可能な二官能価または多官能価のエチレン性不
飽和化合物は、lli独で含有されているかまたは光重
合1iJ能な一官能価のエチレン性不飽和化合物の副次
的量との混合物で含有されている。
光重合可能な144 量体の代表例は、殊に(メタ)ア
クリル酸の誘導体および特に(メタ)アクリル酸エステ
ルが挙げられる。このための例は、エチレングリコール
、ジエチレングリコール、トリエチレングリコールもし
くは約500までの分子J1tを有するポリエチレング
リコール、12−プロパンジオール、1.3−プロパン
ジオル、約500までの分子量を有するポリプロピレン
グリコール、1,4−ブタンジオール、11.14リメ
チロールプロパン、2.2−ジメチルプロパンジオール
、グリセリンもしくはペンタエリトリソ1〜のジ(メタ
)アクリレートおよびトす(メタ)アクリレ−1へ:ペ
ンタエリトリノトテトラ(メタ)アクリレート、グルコ
ーストリー(メタ)アクリレートもしくは一グルフース
テトラ(メタ)アクリレート、さらに一記載したジオー
ルおよびポリオールのモノアクリレートおよびモノメタ
クリレ−1−1例えばエチレングリコールジエチレング
リコールモノ(メタ)アクリレート、トリエチレングリ
コールモノ(メタ)アクリレートもしくはテトラエチレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート、プロパンジオ
ール−モノ(メタ)アクリレ−1−およびブタンジオー
ル−モノ(メタ)アクリレートおよびモノアルカノール
、殊に1〜20個のC原子を有するものの(メタ)アク
リレートである。前記種類の好ましいアクリレートおよ
びメタクリレートとともに光重合可能な単量体としては
、アリル化合物および別のビニル化合物、例えばN−ビ
ニルピロリ1ン、N−ビニルカフロラクタム、ビニルア
セテト、ビニルプロピオネ−h、(メタ)アクリルアミ
ド、N−メチロール−(メタ)アクリルアミド、エチレ
ングリコールおよびN−メチロール−(メタ)アクリル
アミドのビスエーテル、ビニルカルバメート、ビスアク
リルアミド酢酸、グリオキサールビスアミド等か挙げら
れる。
また、本発明による感光性記録層に適当な光重合可能の
エチレン性不飽和化合物は、2個またはそれ以上のアク
リール基および/またはメタクリロール基を有する単量
体ウレタンアクリレ−!・もしくはウレタンメタクリレ
ートである。このような単h11体ウレタン(メタ)ア
クリレートは、例えば脂肪族ジオールまたはポリオール
と、有機ジイソシアネートとを、約12の当量比01−
(: N COで反応さぜ、引続き得られた反応生成物
の遊離イソシアネート基を適当なアクリロイル化合物お
よび/またはメタクリロイル化合物、例えばヒドロキシ
アルキル−(メタ)アクリレートと反応させることによ
って得ることができる。脂肪族ジオールまたはポリオー
ルとしては、なかんずくジ(メタ)アクリレートおよび
)・す(メタ)アクリレートと関連させて前記したジヒ
ドロキシ化合物およびポリヒドロキシ化合物かこれに該
当し:有機ジイソシアネート−の例としては、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、1〜ルイレンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネート等か挙げられ;ヒドロ
キシアルキル(メタ)アクリレートは、例えばヒドロキ
シエチル−(メタ)アクリレート、プロパンジオール−
モノ(メタ)アクリレートまたはブタンジオール−モノ
(メタ)アクリレートである。全く同様に適当で好まし
いのは、2個またはそれ以上のアクリロイル基および/
またはメタクリロイル基を有する単量体であり、この単
量体は、例えばジグリシジル化合物またはポリグリシジ
ル化合物をアクリル酸および/またはメタクリル酸と反
応させることによって得ることができる。この場合、ジ
グリシジル化合物およびポリグリシジル化合物としては
、殊に多価フェノール、例えばビスフェノールAまたは
ビスフェノールAの置換生成物のジグリシジルエーテル
およびポリグリシジルエーテルがこれに該当する。この
ようなアクリロイル基含有および/またはメタクリロイ
ル基含有単量体の例は、約1・2のモル比のビスフェノ
ールA−ビスグリシンルエーテルと、アクリル酸および
/またはメタクリル酸との反応生成物が強調される。
感光性記録層が光重合可能な化合物として2個または特
に2個よりも多いアクリロイル基および/またはメタク
リロイル基を有するオリコマ−を含有することは、レジ
ストパターンを製造するのに有利であることが判明した
。この場合には、例えばアクリロイル基および/または
メタクリロイル基とともに付加的になお分子中に遊離カ
ルホキシル基を有するオリゴマーのように自体公知であ
りかつ文献に記載れている、アクリロイル基および/ま
たはメタクリロイル基を有するオリゴマーウレタン樹脂
が重要であるか、またはンエボキシトもしくはポリエポ
キシドを基礎とするものが重要である。すなわち、オリ
コマ−は、50〜150  KOI(m9/itの範囲
内の酸価を有することかできる。この種の適当な光重合
可能なオリコマ−は、例えばドイツ連邦共和国特許出願
公開節2/142527号明細書、ドイツ連邦共和国特
許第2557/l。
8−シーシ明細書に記載されているか、またはドイツ連
邦共和国特許出願公開第2917483号明細書に記載
されている。他の光重合可能なオリコマ−は、例えばア
クリロイル基および/またはメタクリロイル基を有する
ジオール化合物またはポリオール化合物のヒドロキシル
基と、ポリカルホン酸またはその誘導体、殊に環式カル
ボン酸無水物とを、ポリカルホン酸の酸部分エステルか
形成されるように反応させ、引続きこうして得られた反
応生成物の遊離力ルホキンル基の一部を連鎖延長下なら
びに場合によっては分子鎖状下でジエポキシドおよび/
またはポリエポキシドと反応させることにより得ること
ができる。このようなオリゴマーを製造するための出発
生成物として使用される、アクリロイル基および/また
はメタクリロイル基を有するジオール化合物またはポリ
オール化合物は、ジエポキシド化合物またはポリエポキ
シド化合物、例えばジグリシジルエーテルまたはポリグ
リシジルエーテルないしはジグリシジルエステルまたは
ポリグリシジルエステルをアクリル酸および/またはメ
タクリル酸と、約11のグリシジル基: COOH基の
当量比で反応させることにより有利に得られる。この場
合ジェポキシ化合物またはポリエポキシ化合物は、例え
ば(メタ)アクリル酸との反応前または反応中にジカル
ボン酸との反応によって予め延長されていてもよい。最
後に記載した種類のオリゴマーの代表例は、ビスフェノ
ールA−ビスグリシジルエーテルをアクリル酸および/
またはメタクリル酸ないしはジカルボン酸、例えばアジ
ピン酸約30〜70モル%およびアクリル酸および/ま
たはメタクリル酸約30〜70モル%からの混合物と、
約1=1のグリシジル基:全部のCOo 1−1の当量
比で反応させ、こうして得られた反応生成物のヒドロキ
シル基を環式ジカルボン酸無水物、例えば無水フタル酸
、場合によっては別のポリカルボン酸の無水物、例えば
トリメリット酸無水物の副次的h1との混合物と、約1
1のOH基・無水物基の当量比でポリカルボン酸の酸部
分エステルの形成下に一反応させ、最後にこうして得ら
れた反応生成物の遊離カルボキシル基の一部をジグリシ
ジルエーテルおよび/またはポリグリシジルエーテル、
例えばビスフェノールA−ビスグリシジルエーテルまた
はペンタエリトリットトリグリンジルエーテルと、1:
1よりも多い、特に約1.15:]〜5:1の範囲内の
COOH基ニゲリシジル基の当量比で反応させることに
よって得られる生成物が挙げられる。この種のオリゴマ
ーは、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第3447
355吋明細書に記載されている。
この場合、光重合可能なエチレン性不飽和単量体および
この単量体とオリゴマーとの混合物は、当業者にとって
は自明のことであるが重合体結合剤(a)として使用さ
れる共重合体と相溶性であるように選択される。感光性
記録層の場合に重合体結合剤(a)と、光重合可能なエ
チレン性不飽和化合物(b)との量比は、広い範囲内で
変動し、例えば1.99〜9010の範囲内にあること
ができる。光重合可能な記録層に対して、例えば約1〜
35重量%の範囲内の重合体結合剤の低い含量は、殊に
光重合可能な記録層の場合に光重合可能なエチレン性不
飽和化合物として2個よりも多いアクリロイル基および
/またはメタクリロイル基ならびに遊離カルホキシル基
を有する1つまたはそれ以上のオリコマ−が光重合可能
な記録層に対して高い含量で、例えば4(J@N%また
はそれ以上、殊に45重量%よりも多く含有されている
場合に当てはまる。
感光性記録層のための光重合開始剤としては、光重合可
能な感光性記録材料に常用の自体公知の光重合開始剤な
いしは光重合開始剤系がこれに該当する。このためには
、例示的に次のものか記載される:ヘンジイン、ベンゾ
インエーテル、殊にベンゾインアルキルエーテル、置換
ベンゾイン、置換ヘンジインのアルキルエーテル、例エ
バα−メチルベンゾインアルキルエーテルもしくはα−
ヒドロキシメチルベンゾインアルキルエーテル、ベンジ
ル、−ベンジルケタール、殊にベンジルジメチルケター
ル、ベンジルメチルエチルケタールまたはベンジルメチ
ルベンジルケタール・光重合開始剤として公知の有効な
アシルホスフィンオキシト化合物、例えば2 、4 、
6−1−リメチルベンゾイルジアリールホスフィンオキ
シド゛ベンゾフェノン、ベンゾフェノン誘4体、4 、
4 ’−ンメチルアミノベンソフェノン、ミヒラーケト
ン誘導体:アントラキノンおよび置換アントラキノン;
アリール置換イミダゾールもしくはその誘導体、例えば
24 5、−トリアリールイミダゾールニ↓i体、チキ
サントン誘導体および光重合開始剤として有効なアクリ
ジン誘導体またはフェナジン誘導体。光重合開始剤系の
例は、記載した光重合開始剤と、増感助剤または活性剤
、例えば殊に第二アミンとの組合せ物である。このよう
な光重合開始剤系の典型的な例は、ペンシフニーノンま
たはベンゾフェノン誘導体と、第三アミン、例えばトリ
エタノールアミンまたはミヒラーケトンとの組合ゼ物で
あるか:または2,4.5−l−リアリールイミダゾー
ルニ劇体と、2−メルカプトベンゾキナゾールとの混合
物またはトリフエフ ニルメタン染料のロイコ塩基である。適当な光重合開始
剤もしくは光重合開始剤系の選択は、当業者には周知の
ことである。光重合開始剤もしくは光重合開始剤系は、
感光性記録材料の場合には一般に感光性記録層に対して
0.05〜5市量%の量で含イ了されている。
d)本発明による感光性記録層中に含有されていてもよ
い他の添加剤および/または助剤(d)としては、例え
ば熱重合抑制剤、染料および/または顔料、フォトクロ
ム化合物もしくはフォトクロム系、センシトメトリック
調整剤、可塑剤、流展助剤、艶消し剤または滑剤等がこ
れに該当する。適当な熱重合抑制剤は、例えばヒドロキ
ノン、ヒドロキノン誘導体、2.6−ジ第三ブチル−p
−クレゾール、ニトロフェノール、Nニトロソアミン、
例えばN−ニトロソジフェニルアミンまたはN−ニトロ
ソシ、クロヘキシルヒドロキシルアミン塩である。コン
トラスト剤としても作用し層強化作用をも有することが
できる染料および/または顔料の例は、なかんずくブリ
リアントグリーン染料(カラーインテックスi号4 2
 0 /I O)、ビクトリアピュアブルー G A 
、 ビクトリアピュアブルー[30(カラーインデック
ス番号/12595)、ビクトリアブルーB(カラーイ
ンデックス番号440/15)、ローダミン6G(カラ
ーインデックス番号45160)、l−IJフェニルメ
タン染料、ナフタルイミド染料、アゾツルおよび3′−
フェニル−7ジメチルアミノー2,2′−スピロ−ジー
(2H−]ベンゾピラン)である。光重合過稈を損なう
ことなしに化学線での露光の際に可逆的または不可逆的
に色を変えるフォトクロム系は、例えば適当な活性剤と
一緒のロイコ染料である。ロイコ染料の例は、トリフェ
ニルメタン染料のロイコ塩基、例えばクリスタルバイオ
レフト−ロイコ塩基およびマラカイトグリーン−ロイコ
塩基、ロイコ塩基性ブルー、ロイコ−バラロスアニリン
、ロイコ−パテントブルーAまたは■か記載され:さら
にロークミン13塩基も当てはまる。このフォトクロム
化合物のための活性剤としては、なかんずく化学線での
露光の際にへロケンランカルを離脱する有機ハロゲン化
合物が当てはまるかまたはへキサアリールビスイミダソ
ールか当てはまる。センントメトリック調整剤には、例
えば9−ニトロアントラセン、10.10′−ビスアン
トロン、ツェナジニウム染料、フヱノキサシニウム染料
、アクリジニウム染料またはフェノチアンニウム染料、
殊に温和な還元剤、l、3−ジニトロペンゾール等との
組合せ物か属する。可塑剤としては、自体公知の常用の
低分子−tHまたは高分子[ilエステル、例えばフタ
レートまたはアジペート、ドルオールスルホンアミドま
たはトリクレジルポスフェートを使用することかできる
。添加剤および/または助、剤は、光重合可能な記録層
中て鎮剤に対して常用の公知の作用量で存在している。
しかし、鎮剤のi、i’、i:は、一般に感光性記録層
に対して30重量%、特に20重量%を越えてはならな
い。
個々の成分か感光性記録層中で含有されている混合比は
、一般にこの記録層が水性アルカリ現像可能であるだけ
でなく、有利には室温であっても不動であり不粘着性で
あり、かつ良好な被膜形成特性を有するような程度に選
択される。更に、本発明による感光性記録素子をフォト
レジスト被膜として使用するためには、組成は、感光性
記録層か良好に積層可能でありかつ圧力ならびに場合に
よっては熱の使用下にリ一(板上に転移可能であるよう
に選択される。レジストパターンを製造するためには、
通常感光性記録層の層厚は、約1〜50μmの範囲内で
調節される。
感光性記録層は、例えば a)重合体結合剤としての前記種類の少なくとも1つの
N−ビニルアミド共重合体/lO〜60重量%、 b)単量体含量が高い際に場合によっては1つまたはそ
れ以上の光重合可能な相溶性オリゴマーの副次的量と一
緒の混合物の形である、重合体結合剤と相溶性の光重合
可能な少なくとも1つのエチレン性不飽和単量体8〜5
5重量%、:(1 C)少なくとも1つの光重合開始剤0.05〜5重量%
および d)記録素子ないしはこれから得られた印刷版またはレ
ジストパターンの一般的な性質を改善するかまたは変性
する他の添加剤および/または助剤O〜30市量%、特
に0.05〜20重IIj% の均質で被膜形成性でアルカリ水溶液中で可溶性である
かまたは少なくとも分散可能である混合物からなること
かでき、この場合この混合物は、本発明によれば、付加
的に一般式3−のシランまたはシランの加水分解の際に
生じる生成物0.01〜10重量%、殊に0605〜5
重量%を含有する。
シラン含有感光性記録層は、この記録層が光重合開始剤
ならびに場合によっては他の添加剤および/または助剤
とともに2−個よりも多い光重合可能なエチレン性二重
結合、殊にアクリロイル基および/またはメタクリロイ
ル基ならびに特に遊離カルボキシル基および約1000
〜10000の範囲内の平均分子11.(数平均)を有
する、アルカリ水溶液中で可溶性または少なくとも分散
可能の1つまたはそれ以上のオリゴマーを光重合可能な
記録層に対して少なくとも40重量%、特に45〜75
重量%含有しかつ光重合可能な単量体を殊に光重合可能
な記録層に対して約1〜30重、1I−1%、特に約1
0〜25市量%の量で含有する場合には、重合体結合剤
(a)を光重合可能な記録層に対して40重量%未満含
有していてもよい。重合体結合剤の比較的に僅かな含量
を有するかかる光重合可能な記録層は、殊に薄層に適当
であり、例えばこの薄層は、レジストパターンおよびフ
ォトレジスト被膜の製造の際に生じる。
フォトレジスト被膜および層転移材料のためには、支持
材料として特にプラスチックフィルムまたはプラスチッ
クシート、殊にポリエステルシートが使用され、このシ
ートは、感光性記録層に対して適度な付着力を有しかつ
基板」二への光重合可能な記録層の積層後ないしは貼合
わせ後に化学線での露光前または露光前に基板から%1
.ll離することかてきる。レジストパターンを製造す
るために、感光性記録層は、保護すべき基板」二ならび
に場合によっては永続的に変性すべき基板−にに直接に
施こすことができ、この場合この基板は、感光性記録層
の支持体として働く。フォトレジスト層の基板としては
、例えば銅薄板、銅張りした基材、金属もしくは金属酸
化物層で被覆されているセラミック基板、半導体素子、
シリコンウェファ−等かこれに該当する。感光性記録層
のための支持材料は、場合によっては自体公知の方法で
、例えば機械的、化学的、電気化学的に前処理されてい
てよくおよび/またはウォッシプライマーを与えること
によって前処理されていてよい。同様に、感光性記録層
と、支持体との間にはなお1つまたはそれ以上の中間層
が配置されていてもよい。
フォトレジスト被膜および層転移材料の場合、感光性記
録層と、剥離可能な一時的層支持体との間のかかる中間
層は、基板上への感光性記録層の積層後ないしは貼合わ
せ後に層支持体の剥離を簡易化することができおよび/
または層支持体の剥離後に酸素遮断層として使用するこ
とができる。
全く同様に、感光性記録層の支持体から離れた表面上に
はなお1つの被覆層または被覆シートが配置されていて
よく、これらは、特に感光性記録層の場合と同じ現像溶
剤に可溶であるか、または感光性記録層から′!、l+
離することかできる。この被覆層もしくは被覆シートは
、なかんずく感光性記録素子の貯蔵および取扱いの際に
感光性記録層の保護に使用され、かつ場合によっては光
重合可能な記録層のための酸素遮断層として使用される
。例えば、ポリビニルアルコールまたはポリビニルアル
コール誘導体からの被覆層ないしは殊にフォトレジスト
被膜の際に、例えばポリエチレンもしくはポリプロピレ
ンのようなポリオレフィンからの被覆シートは、特に好
適であることが判明した。
本発明による感光性記録素子の製造は、自体公知の常法
で感光性記録層を形成する成分の均質混合物を得、かつ
この混合物を場合によっては中間層を有する支持体上に
層状に施こすことによって行なうことができる。例えば
、感光性記録層の成分は、純粋に機械的に適当な混合装
置中、例えばミキサーまたは押出機中で均一に混合され
、この混合物は、例えば押出し、圧延または加圧によっ
て望ましい厚さの層に形成され、この層は、さらに支持
体上に積層されるかまたは貼合わせられる。しかし、好
ましくは感光性記録層は、感光性記録層の成分を適当な
溶剤または溶剤混合物に溶解し、かつこの溶液を流込み
、浸に1、吹付けまたは別の公知の塗装技術によって望
ましい層厚で支持体」二に施こすことにより得られる。
引続き、溶剤は常法で除去され、感光性記録層は乾燥さ
れる。成分の混合および支持体−にへの感光性記録層の
施与に適当な溶剤は、なかんずく低級アルコール、ケト
ンまたはエステル、例えばメタノール、アセトンメチオ
ルエチルケトン、エチルアセテートおよび類縁物質、な
らびにこれらの混合物である。引続き、感光性記録層」
−には、必要に応じてなお被覆層または被覆シートか施
こされていてよい。
本発明による感光性記録素子は、有利な方法で自体公知
の方法で印刷版またはレジストパターンの製造に適当で
ある。このために、感光性記録層は、フォトレジスト被
膜および層転移材料の際に保護すべき基板」−への層転
移後に画像に応じて化学線で露光され、この場合このた
めには、化学線の常用の光源、例えばUV蛍光管、高圧
水銀灯、中圧水銀灯もしくは低圧水銀灯、超化学線発光
管、キセノン灯、またUVレザー、アルゴンレーザー等
が適当である。光源から発光される波長は、一般に23
0〜450nm、有利に300〜420nmの間にあり
、かつ殊に光重合可能な記録層中で含有されている光重
合開始剤の固有吸収に同調されている。
化学線での画像に応じての露光によって、記録層の露光
領域内で光重合は開始され、この先手合により露光した
層領域内での架橋、ひいては露光した層領域と、未露光
の層領域との間の溶解度の差が生じる。画像に応じての
露光後に、印刷版またはレジストパターンは、記kl 
層cv未露光の架橋されていない領域をアルカリ現像水
溶液で洗浄除去することによって現像される。現像は、
洗浄、吹付け、塗擦、ブラシ掛は等によって行なうこと
ができる。この場合、本発明による記録素子は、大きい
現像遊び空間および極めて僅かな洗浄感受性3−ber
waschcmpfindlichkcit)を示す。
現像液としては、一般に8〜14の範囲内、特に約9〜
13の範囲内で最もを利なp H値に調節するためにア
ルカリ反応物質、例えばホラックス、燐酸水素二ナトリ
ウムソーダ、アルカリ金属水酸化物または有機塩ノ、(
、例えばジェタノールアミンまたはトリエタノールアミ
ンを水に溶解して含有するアルカリ水溶液がこれに該当
する。水性アルカリ現像液は、緩衝塩、例えば水溶性ア
ルカリ金属燐酸塩珪酸塩、−硼酸塩、−酢酸塩または一
安息香酸塩を含有していてもよい。現像液の他の成分と
しては、湿潤剤、特に陰イオン湿潤剤および場合によっ
ては水溶性重合体、例えばナトリウムカルボキシメチル
セルロース、ポリビニルアルコール、ポリナトリウムア
クリレート等を一緒に使用することができる。本発明に
よる記録素子か一般に純粋な水性アルカリ現像液で洗浄
除去されるとしても、水性アルカリ現像液かなお水溶性
有機溶剤、例えば脂肪族アルコール、アセトンまたはテ
トラヒドロフランの僅かな添加剤を含有する必要がない
ことは、勿論原則的に可能である。
本発明による感光性記録素子は、良好な露光特性および
水性アルカリ現像液中での良好な現像可能性を示し、そ
れによって極めて微細な画像素子をオリジナルに忠実に
確実に再現することか可能である。特に顕著なことは、
本発明による感光性記録層か金属または金属酸化物の素
地上で卓越した付着力を有し、かつ画像に応じて露光さ
れる記録層の現像の際に洗浄除去した4θ 領域内で残存層膜の形成を生じないことである。更に、
記録素子は、露光した、すなわち光架橋した状態で、例
えば印刷版またはレジストパターンの使用の際に使用さ
れるのと同様の水性媒体に比して極めて高い安定性を有
する。本発明による感光性記録材料は、原則的に電子複
写法および光学的情報固定の全ての使用分野に適当であ
る。
実施例 本発明を次の実施例によって詳説する。実施例中に記載
された「部」および「%」は、別記しない限り重量に対
するものである。
シラン加水分解生成物の製造 実施例 A (2−トリメ1−キシシリルエチル)ホスホン酸ジメチ
ルエステルを米国特許第3780127号明細書ないし
は米国特許第3816550号明細書の記載と同様にし
て濃塩酸中で加水分解した。過剰の塩酸の除去後、得ら
れた生成物を水で40%の濃度に希釈した。
実施例 B (3−トリエトキシシリルプロピル)コハク酸無水物7
.0部を水3部に溶解し、かつ室温で1時間撹拌した。
その後に、水で50%の濃度に希釈した。
実施例 1 フォトレジスト被膜を次の成分を混合することによって
得た 3−オリゴマーの50%の溶液(酢酸エステル中)(=
ビスフェノールA−グリシジルエーテル(5部)、アジ
ピン酸(1,2部)、アクリル酸(1部)および無水フ
タル酸(25部)からの反応生成物)        
80.00g、(2)K値(Fikentscherに
よる)40を有するメチルメタクリレート(60%)、
N−ビニルピロリドン(30%)およびメタクリル酸(
10%)からの共重合体の28%の溶液(アセトン中)
           IO7,OOy、(3)ブタン
ジオールジアクリレート ]]、00y、 (4)l−リメチロールプロパントリアクリレー+−1
2,OO!7、 (5)シー第三ブチル−p−クレゾール0、]09g (6)シコメトパテントブルー(Sicometpat
entblau)80E131      0.05g
、(7)ベンゾフェノン     3.OOg、(8)
ミヒラーケトン     0.15g、(9)へ牛サク
ロルキシロール 3.00+y、(I O)クリスタル
バイオレット−ロイコ塩基050g、 (II)実施例Aからの溶液   2.50y濾過した
溶液を溶剤の排気後および乾燥後(80℃で3分間)に
35μmの乾燥層厚が生じるように厚さ23μmのポリ
エステルフィルム上に流し込んだ。こうして得られた光
重合可能な残存層をこのフォトレジスト被膜が後加工さ
れるまでポリエチレンフィルムで被覆した。試験のため
に、ポリエチレンフィルムを除去し、フォトレジストを
80〜120°Cで銅張りした導体板基板」−に積層し
、画像に応じて化学線で、幅250μmの線を250μ
m間隔て有するネガを通して露光した。積層した板を2
5°Cて黄色の光の中で貯蔵した。先に定めておいた時
間後に、試験すべき板からポリエステルフィルムを除去
し、かつ未露光の部分を30°Cで1%のソーダ水溶液
で洗浄除去した。残存層について試験するために、導体
板をアンモニアアルカリ性塩化銅溶液で標準条件下で腐
蝕させた。腐蝕によって除去することができなかった表
面積を未露光の層の全面積に対して%で評価した。
積層した板は、1週間後になお完全に残存層不含であっ
た。2週間後に初めて表面積の50%が残存層によって
被覆されていた。
比較例 実施例1との比較のために、残存被膜を実施例1と同様
にして得たが、この場合バッチ溶液の製造の際に実施例
Aで得られた(2−トリメI・キシシリルエチル)ホス
ホン酸ジメチルエステルの加水分解生成物は添加しなか
った。同じ試験条件下でこの層は、既に3日後に残存層
で100%被覆されていた。
実施例 2〜7 更に、フォトレジスト被膜を実施例1と同様にして得る
ことによりシランの作用を試験したが、この場合には、
実施例1で使用した(3−トリメトキシシリルプロピル
)ホスホン酸ジメチルエステルの加水分解生成物の代わ
りにそれぞれOIgのグリシジルオキシプロピルトリエ
トキシシラン(実施例2)、(3−トリエトキシシリル
プロビル)コハク酸無水物(実施例3)、(3トリメト
キシシリルプロピル)メタクリレート(実m例4)、(
3−トリメトキシシリルプロピル)エチレンジアミン(
実施例5)、[(3−)リメトキシシリルプロピルアミ
ノ)エチル1(ベンジル)アンモニウムクロリド(実施
例6)ないしは(3トリエトキシシリルプロビル)コハ
ク酸無水物の加水分解生成物の実施例8て得られた溶液
02g(実施例7)を添加した。
黄色の光の中で貯蔵した際に得られた結果は、第1表に
纒められている。
第1表 (残存層 %で記載した) 30後   1週間後   2週間後 比較例           100%   100%
   100%実施例2           0% 
    0%     0%実施例3        
  0%     0%    80%実施例4   
        0%     0%   100%実
施例5           0%     0%  
  90%実施例6           0%   
  0%    80%実施例7          
 0%     0%    70%実施例1および2
の試料ならびに比較例の試料に付加的に相対湿度50°
C/70%でクライックモーション試験(Zeitra
rfcrtest)を行なった。1日後、比較例は残存
層100%を有し、実施例1は残存層20%を有し、か
つ実施例2は残存層35%を有していた。
代理人 弁理士 1)代 蒸 治 手続補正書 平成1年 5月17日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、本質的に a)水中で不溶性であるが、アルカリ水溶液中で可溶性
    であるかまたは少なくとも分散可能の1つまたはそれ以
    上の被膜形成性重合体結合剤、 b)少なくとも1個のエチレン性不飽和二重結合を有す
    る1つまたはそれ以上の光重合可能な有機単量体化合物
    、またはこの種の単量体化合物と、少なくとも1個のエ
    チレン性不飽和二重結合を有する1つまたはそれ以上の
    オリゴマー化合物との混合物、 c)光重合開始剤または光重合開始剤系および d)常用の添加剤および助剤 からの混合物からなる、レジストパターンを得るのに適
    した、水性アルカリ現像可能のネガ型の感光性記録層に
    おいて、この混合物が付加的にシランまたはシランの加
    水分解の際に生成される生成物もしくは生成物混合物を
    含有することを特徴とする、ネガ型の感光性記録層。 2、一般式( I ): X−(CH_2)_y−Si(R^1)_n(OR^2
    )_3_−_n( I )[式中、R^1およびR^2は
    互いに同一かまたは異なり、1〜9個の炭素原子を有す
    るアルキル基または6〜12個の炭素原子を有するアリ
    ール基を表わし、Xは基: ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、ZO_3S−、HalO_2S−、ZO_3S−Ar
    −、HalO_2S−Ar−、▲数式、化学式、表等が
    あります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数
    式、化学式、表等があります▼、R^5NH−(CH_
    2)_sNH−または▲数式、化学式、表等があります
    ▼の1つを表わし、但し、R^3は、水素原子、1〜9
    個の水素原子を有するアルキル基、1〜9個のカルボン
    酸基を表わすかまたはこのカルボン酸基およびR^3に
    結合した ▲数式、化学式、表等があります▼基 から形成されたカルボン酸無水物環を表わしR^4は、
    1〜9個の炭素原子を有するアルキル基または6〜12
    個の炭素原子を有するアリール基を表わし、 R^5は、水素原子、1〜9個の炭素原子を有するアル
    キル基または6〜12個の炭素原子を有するアリール基
    を表わすか、或いはベンジル基を表わし、 Zは、水素原子またはアルカリ金属を表わし、 Arは、6〜12個の炭素原子を有するHalは、塩素
    原子または臭素原子を表わし、 A^■は、1価の無機陰イオンを表わし、 sは、1〜6の整数を表わし、 yは、1〜4の整数を表わし、 nは、0、1または2を表わすものとする ]で示される少なくとも1つの化合物をシランとして使
    用することを特徴とする、ネガ型の感光性記録層。 3、シランの加水分解の際に請求項2記載により得られ
    た生成物もしくは生成物混合物を含有する、請求項1記
    載の感光性記録層。 4、シランまたはその加水分解生成物を記録層の全体量
    に対して0.01〜10重量%の濃度で使用する、請求
    項1から3までのいずれか1項に記載の感光性記録層。
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