JPH0250501A - 同軸導波管構体 - Google Patents

同軸導波管構体

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JPH0250501A
JPH0250501A JP20054588A JP20054588A JPH0250501A JP H0250501 A JPH0250501 A JP H0250501A JP 20054588 A JP20054588 A JP 20054588A JP 20054588 A JP20054588 A JP 20054588A JP H0250501 A JPH0250501 A JP H0250501A
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JP
Japan
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window plate
airtight
airtight window
backup
inner conductor
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Application number
JP20054588A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kawakami
川上 良男
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0250501A publication Critical patent/JPH0250501A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、クライストロンのようなマイクロ波電子管
の出力部などに適用する誘電体製気密窓板を備えた同軸
導波管構体に関する。
(従来の技術) 一般に、クライストロンのようなマイクロ波電子管の出
力部の構造として、出力空胴に同軸導波管が接続され、
その先端に矩形導波管が結合される同軸・矩形導波管変
換器を備える場合がある。
そして、同軸導波管構体の先端部に、セラミックス誘電
体製の気密窓板が真空気密に封着されている。
このような同軸導波管構体を有するビーム直進形多空胴
クライストロンの概略構成例を、第6図により説明する
即ち、クライストロン本体はその一部を構成する中間共
振空胴11、ドリフト管12、出力空胴13、及びコレ
クタ部14が管軸に沿って縦列に配設されている。そし
て、出力空胴13の空胴壁の一部には、出力部を構成す
る同軸導波管構体15が気密接続されている。
この同軸導波管構体15は、それぞれ金属円筒からなる
内導体16及び外導体17を有し、内導体16には矢印
Qで示すように、又、外導体17にも図示しないが冷却
水が循環させられるようになっている。内導体16及び
外導体17は、共にその途中から直径が拡大されて内導
体径大部18及び外導体径大部19に変換され、これら
径大部において内導体間に誘電体製気密窓板20が真空
気密に接合されている。そして、この気密窓板20の位
置よりも内方の分割部18g、19aで内導体は軸方向
に部品上で分割されており、いずれもこの部分でアーク
溶接などで電気的及び真空気密的に一体結合されている
この間軸導波管構体15の先端部は、矩形導波管21に
接続される。即ち、外導体径大部19の先端フランジ部
が矩形導波管21の幅広面22の開口部に接続され、又
、内導体径大部18の先端部18bがドアノブ状拡張部
23を介して矩形導波管21の対向幅広面24に電気的
及び機械的に接続されている。尚、矩形導波管21の開
口フランジ25は、外部負荷回路に接続される。
ところで、内導体径大部18及び外導体径大部19付近
は、従来、第7図及び第8図に示すように構成され、内
導体径大部18の一部を構成する薄肉円筒26の内側に
は、気密窓板20と同質で同じ厚さのリング状バックア
ップセラミックス体27が設けられ、このバックアップ
セラミックス体27は薄肉円筒26の内面にろう接され
ている。
図中の28はろう材を示す。
尚、このような構造は、特開昭62−76127号公報
などで既に公知である。
(発明が解決しようとする課題) 以上説明した従来技術によると、次のような不都合があ
る。
即ち、バックアップセラミックス体27と内導体径大部
18の一部を構成する薄肉円筒26の内面との間のろう
材28が円周方向にほぼ同時に溶けな、い場合は、バッ
クアップセラミックス体27が中心からずれ、ずれた反
対側に隙間が生じる。
ひどい場合は、応力が集中してバックアップセラミック
ス体27が割れ、それに応じて気密窓板20も割れるこ
とがある。
そこで、ろう材28をバックアップセラミックス体27
と薄肉円筒26の内面との間に挿入せず、ワイヤろう材
をバックアップセラミックス体27の上に置いてろう接
する方法も考えられるが、その場合はろう材が十分下に
流れず、上側のみがろう接され、その結果、信頼性を著
しく低下させる恐れがある。
更に、薄肉円筒26と気密窓板2゛0の熱膨張係数が著
しく異なる場合、例えば薄肉円筒26が銅などの場合、
薄肉円筒26と気密窓板20、薄肉円筒26とバックア
ップセラミックス体27の両方のろう接がうまくいって
も、薄肉円筒26の変形が気密窓板20の両端面に残り
、残留応力の影響や薄肉円筒26内を流れる冷却水が作
用して、ろう接の合金層に作用する悪影響など、貫通リ
ークや鋭敏化など経時不良が発生する恐れが増大する。
この発明は、上述の不都合を解消し、銅のような熱膨張
係数の大きい金属からなる内導体と熱膨張係数の小さい
セラミックス製気密窓板とのろう接部が高信頼性にして
且つ高耐久性をもつ同軸導波管構体を提供することを目
的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、気密窓板に対応する内導体の内側に、軸方
向の厚さが気密窓板の厚さよりも厚いバックアップセラ
ミックス体がろう接されてなる同軸導波管構体である。
(作用) この発明によれば、気密窓板と内導体とのろう接部近傍
に応力が集中せず、内導体の変形が発生し難くなる。又
、必要に応じ、気密窓板の高周波通過時の発熱を効果的
に放散させる構成にすることが出来る。
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明の一実施例を詳細に説
明する。
この発明による同軸導波管構体は第1図乃至第3図に示
すように構成され、第1図は全体図を示し、第2図及び
第3図は気密窓板付近を製造方法的に示したものである
従来例(第6図乃至第8図)と同一箇所には同−符号を
付すことにすると、同軸線路を構成する銅製筒状内導体
径大部18(第6図参照)の一部となる薄肉円筒26と
筒状外導体径大部19(第6図参照)との間には、誘電
体製例えばセラミックス製の気密窓板20が真空気密に
封着されている。そして、気密窓板20に対応する薄肉
円筒26の内側には、その軸方向の厚さtlが気密窓板
20の厚さt2よりも十分に厚く且つ中央孔29を有す
るバックアップセラミックス体30が配設されている。
このバックアップセラミックス体30の外周面には、第
2図及び第3図から明らかなように、冷媒例えば冷却水
が通る断面形状が台形の多数の溝31が軸方向に放射状
に形成され、この各溝31間の外周面と薄肉円筒26の
内面とがろう付けにより接合されている。尚、各溝31
間の外周面の両端部が面取りされており、この面取りさ
れた箇所に組立て時にU字状のろう材32が跨ぐように
置かれる。
更に、内導体径大部18の一部を構成する薄肉円筒26
外周面のワイヤ(後述)を取り外した部分Aは、各整合
用円筒部33.34の整合用環状溝35.36の内部に
位置させている。薄肉円筒26の一端は円筒状内導体接
続用リング37に固着され、このリング37は焼き嵌め
により内導体有底円筒部38に結合されている。
尚、図中の39は薄肉気密隔壁板、4oは段付き補強円
板、41は整合用円筒部材、42は冷媒ガイド部材であ
る。
さて、組立てに当たっては、第2図及び第3図に示すよ
うに、既述の面取りされた箇所にU字状のろう材32を
各溝31間の外周付近を跨ぐように置く。そして、バッ
クアップセラミックス体30の上下両端位置に対応する
薄肉円筒26の外周面を、モリブデン等の熱膨張率が薄
肉円筒26の銅に比べて小さい金属からなる補強用ワイ
ヤ43により十分に締めてろう接する。但し、薄肉円筒
26は気密窓板20内径(勿論、ろう材挿入寸法を考慮
する)とバックアップセラミックス体30外径寸法に現
金加工後、焼鈍しておく必要がある。そして、ろう接部
に薄肉円筒26の外周面に巻き付いているワイヤ43を
取り外す。
この時、薄肉円筒26の外周面にワイヤ43締付けによ
る変形が残る場合があるが(第1図のA)、これは内導
体のチョーク構造をなす高周波電界が小さい環状溝35
.36の内側に位置させる。
尚、第2図中の符号44は、薄肉円筒26と気密窓板2
0をろう接するためのろう材である。
又、上述の溝31の断面形状は特に台形に限定されず、
半円形、長円形、方形など適切な形状であれば良い。
又、冷却系が閉回路で復路が必要なければ、バックアッ
プセラミックス体30の中央孔29は必要ない。
又、この発明は、特開昭62−246229号公報記載
の発明の一部を改良したものであり、全体構造は同公報
記載の構成を援用する。
(変形例) 第4図及び第5図はこの発明の変形例を示したもので、
上記実施例と同様効果が得られる。
即ち、第4図及び第5図の変形例は、大出力型のクライ
ストロンではなく冷却効果が特に必要でないクライスト
ロンに使用して好適である。この場合、バックアップセ
ラミックス体45の外周面に円周方向のろう材用溝が形
成され、このろう材用溝にろう材46を入れ、薄肉円筒
26内面にバックアップセラミックス体45が密着出来
るようにしている。
この結果、ろう材46が不均一に溶けてもバックアップ
セラミックス体45の中心からのずれは、嵌合寸法分だ
けになる。軸に直交する方向に多数のろう材46がほぼ
等間隔に位置するので、ろう接の不均一も発生しない。
尚、この場合のろう材用溝の断面形状は特に限定される
ものではなく、半円形、長円形、方形などでも良い。
〔発明の効果〕
この発明によれば、内導体に残る応力歪みが気密窓板の
気密ろう接部から軸方向に離れた位置、即ちバックアッ
プセラミックス体の端部付近に作用するのみなので、気
密窓板と内導体との気密ろう接部の破損等が殆ど生じな
い。従って、信頼性の高い同軸導波管構体が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る同軸導波管構体を示
す縦断面図、第2図はこの発明の同軸導波管構体の要部
を製造方法的に示す縦断面図、第3図は第2図のA−A
’線に沿って切断し矢印方向に見た横断面図、第4図は
この発明の変形例を示す縦断面図、第5図は第4図のB
−B’線に沿って切断し矢印方向に見た横断面図、第6
図は従来の同軸導波管構体を有するビーム直進形多空胴
クライストロンの概略構成を示す一部断面を含む正面図
、第7図は第6図の同軸導波管構体の要部を示す縦断面
図、第8図は第7図のc−c’線に沿って切断し矢印方
向に見た横断面図である。 20・・・気密窓板、26・・・薄肉円筒、30・・・
バックアップセラミックス体。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  同軸線路を構成する筒状内導体と筒状外導体との間に
    誘電体製気密窓板が真空気密に封着されてなる同軸導波
    管構体において、 上記気密窓板に対応する上記内導体の内側に、軸方向の
    厚さが上記気密窓板の厚さよりも厚いバックアップセラ
    ミックス体がろう接されてなることを特徴とする同軸導
    波管構体。
JP20054588A 1988-08-11 1988-08-11 同軸導波管構体 Pending JPH0250501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20054588A JPH0250501A (ja) 1988-08-11 1988-08-11 同軸導波管構体

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JP20054588A JPH0250501A (ja) 1988-08-11 1988-08-11 同軸導波管構体

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Publication Number Publication Date
JPH0250501A true JPH0250501A (ja) 1990-02-20

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ID=16426088

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JP20054588A Pending JPH0250501A (ja) 1988-08-11 1988-08-11 同軸導波管構体

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JP (1) JPH0250501A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5724880A (en) * 1995-12-27 1998-03-10 Howa Machinery Ltd. Rodless power cylinder including a securing member for the inner seal band which passes through the slit in the cylinder barrel

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5724880A (en) * 1995-12-27 1998-03-10 Howa Machinery Ltd. Rodless power cylinder including a securing member for the inner seal band which passes through the slit in the cylinder barrel

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