JPH02504387A - 金属イオンで抗体を標識付けする方法 - Google Patents

金属イオンで抗体を標識付けする方法

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JPH02504387A JP88504358A JP50435888A JPH02504387A JP H02504387 A JPH02504387 A JP H02504387A JP 88504358 A JP88504358 A JP 88504358A JP 50435888 A JP50435888 A JP 50435888A JP H02504387 A JPH02504387 A JP H02504387A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 金属イオンで抗体を標識付けする方法 発明の背景 タンパク質は、免疫診断および免疫治療の手順において種々の放射性金属および 他の放射性同位元素でiua付けされてきている。ある放射性金属はこれらの技 術における使用にすぐれた性質を有する。テクネチウム−99mは、その核の性 質のため、シンチグラフィーの画像形成理想的な放射性核種である。それは14 0keVの巣−のフォトン二不ルギー、約6時間の半減期を有し、そして9″M  o −”T c発生体から容易に入手可能である。レニウムの放射線同位元素 は、標的細胞を殺すことができ、こうして治療において有用である、ベータ線放 射体である。レニウム−186およびレニウム−188は、また、追加の特徴と して、シンチグラフィー技術により画像形成を可能とする、ガンマ線放射を有す る。
2つの一般のアプローチは、タンパク質、抗体を放射性金属で標識付けするため に用いられて来ている。第1は、放射性金属をタンパク質分子それ自体に結合す る、直接1Ita付は方法である。第2は間接標識付は方法であり、ここでキレ ート剤をタンパク質に結合し、そして放射性金属をキレート剤を経てタンパク質 に結合する。
ローデス(Rhodes)は、配位子固相交換を包含する、タンパク質をテクネ チウム−99mで直接f!JI&付けする方法を開示している。参照、米国特許 第4.305,922号。ローデスの方法に従い、パーテクネテート(pert echnetate)をテクネチウム1vに還元し、次いでセファデックス(S  e p h a d e x) @カラム上に適用する。
還元されたテクネチウム−99mはセファデックス物質に結合する。標識付けす べきタンパク質の溶液をセファデックスカラムの上部へ注ぎ、ここにそれを止ま らせて、配位子の交換が起こるようにする。結局、テクネチウム−99mはセフ ァデックス物質からタンパク質に優先的に移送される。タンパク質は塩化第一ス ズで予備処理して(「予備スズ化(pretinning)と呼ばれる手111 [)タンパク質への放射性金属の移送を高める二とができる。参照、米国特許第 4.424,200号。
種々の試越がタンパク質を放射性金属で間接アプローチによりswL付けするた めのなされてきている。1つのこのようなアプローチにおいて、キレート剤、例 えば、ジエチレントリアミンペンタ酢酸(DTPA)をタンパク買上へ接合し、 次いで金属イオンをタンパク質分子に取り付けられたキレート剤上に標識付けす る。例えば、ナラ(K n a w)ら、サイエンス(Science)、20 9 : 295−297 (1980)は、DTPAを経てインジウム−111 で標識付けされt:心臓ミオシンに対する抗体、およびII識抗体を心筋梗塞の 画像形成のために使用することを開示している。参照、また、タレジカレク(K rejcarek)ら、バイオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ ・コミニニケーシ曹ン(Biochem、Btophys、Res、Comrn 、)、ヱヱ:581−585 (1977);ジルズ(Chjlcls)、R, L。
およびフトウィッチ(Hnatowich)、D、J、、ジャーナル・オブ・ニ ュークリアー・メディシン(J、Nucl、Med、)、2B−:293(19 85)。より最近のアプローチにおいて、フリツペルグCFritzberg) らは、キレート剤として、特定のジアミノジチオールおよびジアミノジチオール の群の使用を開示している。フリツベルグ(Fritzberg)ら、ジャーナ ル・万ブ・二ニークリアー・メディシン(J、N*c 1.Med、)、2ユニ 957 (1986);欧州特許出顯第110036cl 6号。
種々の程度の成功は、放射性金属によるタンパク質の標識付けの直接および間接 の方法の両者を用いて達成されてぎている。しかしながら、標識生成物は生体内 でしばしば不安定である。さらに、使用前の標識生成物を精製する技術はしばし ば要求される。放射性免疫診断および放射性免疫治療の手順のために、タンパク 質を安定に標識付けする歌良された方法が必要とされている。
発明の要約 本発明は、放射性金属のチク洋チウムー99mルニウム−186、レニウム−1 88、レニウム−189およびレニウム−191でスルフヒドリル含有抗体また は抗体断片を標識付けする、簡単な、急速かつ効率よい方法に関する。一般1; 、この方法は、工程:a1構成: i)放射性金属、および ii)還元剤および水溶性配位子、前記配位子は放射性金属を錆化して可溶性放 射性金属−配位子の錯化合物を形成することができる、の混合物を形成し、そし て b1前記混合物をスルフヒドリル含有抗体まI;は抗体断片と、前記放射性金属 が抗体または断片に移送させて放射性金属標識された抗体または抗体断片を形成 できる条件下L:、接触させる、からなる。
チク矛チウムー99m標識抗体または抗体断片は、放射線免疫診断の目的、例え ば、免疫シンチグラフィーのために有用である。レニウム標識抗体まt;は抗体 断片は、治療に使用することができる。
好ましい配位子は、約10.000ダルトンより小さい分子量を有するポリヒド ロキシジカルボン酸またはその塩である。ことに好ましい配位子は糖酸である。
糖酸はその還元された状態のテクネチウム−99mと、有意のテクネチウムコロ イドを形成させないで、急速にかつ安定に錆化する。スルフヒドリル含有抗体と 接触させるとき、テクネチウム−99mは抗体に優先的に移送されて、安定な標 識抗体を形成する。
この方法において使用するtこめに好ましい還元剤は、第一スズの還元剤、例え ば、塩化第一スズである。これらの試薬は、テクネチウムを効果的に還元し、そ して薬理学的に許容されうる。
本発明の方法は、全抗体(例えば、1gct)または抗体断片(例えば、Fab ’)を標識付けするために使用することができる。全抗体は、例えば、還元剤の ジチオスレイトール(DTT)で還元して、スルフヒドリル含有抗体を生成する ことができる。Fab’断片はこの手順による標識付けにことに適当する。非酸 化性条件下に、これらの断片は、(F(ab’)2断片中に存在するジサルファ イド架橋の還元により生成されるので)遊離のスルフヒドリル基を含有する。は とんどの放射線免疫診断技術のために、抗体断片、例えば、Fab’断片は好ま しく、こうして、本発明の標識付は手順はこれらの技術のために放射線製剤の調 製にことに適当する。
抗体または抗体断片を表示した放射性金属で放射性標識付けする方法は、簡単な 2つのバイアルの手順として実施する巳とができる。この目的に対して、臨床医 がその場ですぐに使用する形態で試薬を有するキットを提供することができる。
例えば、このようなキットは、還元剤(第一スズのイオン)および水溶性配位子 (例えば、糖酸ま!;はその塩)を含有する第1バイアル、および特定の診断ま 1;は治療の手順l二適しt;Fab’断片を含有する第2バイアルを包含する ことができる。反応は好ましくは水性媒質中で実施するが、試薬は凍結乾燥され た、凍結された、または水性の形態で供給する二とができる。テクネチウム−9 9m1llll&断片の調製のために、テクネチウム−99m(一般にバーチク 不テートの形態)を第1バイアルに添加し、次いで第1および第2バイアルの内 容物を混合し、そして十分な時間インキニベーシaンして、テクネチウム−99 mt−F a b’断片に定量的に移送する。次いで、この組成物を患者に精製 しないで注入することができる。レニウムを使用する標識付けのために、レニウ ムのアイソトープ(ベルヘネート(perrhenate)の形態)をテクネチ ウムの代わりl:使用する。レニウム標1kFab’断片は、また、精製しない で注入するために適する。
好ましい実施態様において、放射性標識付けは単一のバイアルにおいて*施する ことができる。キットは、スルフヒドリル含有抗体または抗体断片、還元剤(例 えば、第一スズのイオン)、および好ましくは水溶性配位子(例えば、D−グル カル酸またはその塩)から構成された抗体混合物を包含することができる。抗体 混合物は、好ましくは、凍結乾燥された形態で供給するが、凍結または水性の形 態も適する。テクネチウム−99m(一般に■′″Tcバーテクネテートの形態 )をバイアルに添加し、そして生ずる混合物を十分な時間インキュページIンし て、チク坏チウム−99mを抗体または抗体断片に移送させる。次いで、この組 成物を精製しないで患者に注入することができる。本発明の方法により調製され たチク坏チフムー99m#識抗体または抗体断片は、診断の目釣に、例えば、m 瘍、心筋梗塞、血栓またはバクテリア性Ii!瘍の免疫ンンチグラ7/−に使用 することができる。レニウム標識抗体は、治療のためにレニウム放射性同位元素 を生体内に選択的に供給するために使用することができる。
本発明の方法は、いくつかの重要な利点を有する。前述したように、使用する配 位子は、有意の量のテクネチウムコロイドを形成しないで、テクネチウム−99 mを錯化合物として安定な形態で定量的に錆化することができる。適当な条件下 にスルフヒドリル含有抗体と接触すると、錯化したテクネチウム−99mスルフ ヒドリル含有含有−寅質的に定量的に移送されるので、放射線診断の組成物は非 常に高い特異的活性をもって調製することができる。この方法により標識付けさ れた抗体または抗体断片は、それらのもとの免疫活性を保持し、結局それらの標 的特異性を保持する。放射性標識付けされた抗体は溶液中で、および血清中で安 定である。この方法により標識されたFab″断片を生体内に投与するとき、肝 臓中ノ;蓄積される標識は非常にわずかであり、これは標識抗体が生体内で安定 であることを示す。さらt;、この標識付は方法は急速に実施することができ( それは1時間より短い時間で完結することができる)そしてこの方法は室温にお いてpH5〜9で5!施することができるゎmaされた生成物は、使用前に、精 製を必!としない。
図面の簡単な説明 第1図は、テクネチウム−99m標識ミオンン特異的Fab’断片の注射後、種 々の時間におけるイヌのガンマ線シンチグラムを示す。
第2図は、異なる図面から取った同一のイヌのガンヤ線シンチグラムを示″r0 第3図は、1つのバイアルおよび2つのバイアルのlI識付はキットにおいて調 製された、抗フィブリンT2GLSを使用して実施した、血液においてマウスの 生物分布の研究の結果を示す。
第4図は、1つのバイアルおよび2つのバイアルの標識付はキットにおいて調製 された、抗フィブリンT2GLSを使用して実施した、肝臓においてマウスの生 物分布の研究の結果を示す。
第5図は、1つのバイアルおよび2つのバイアルの標識付はキットにおいて調製 された、抗フィブリンT2GLSを使用して実施した、牌臓に8いてマウスの生 物分布の研究の結果を示す。
第6図は、1つのバイアルおよび2つのバイアルの標識付はキットにおいて調製 された、抗フィブリンT2GLSを使用して実施しt:、腎臓においてマウスの 生物分布の研究の結果を示す。
第7図は、1つのバイアルおよび2つのバイアルの標識付はキットにおいて調製 された、抗フ4プリンT2GLSを使用して実施した、大腸においてマウスの生 物分布の研究の結果を示す。
発明の詳細な説明 1つの実施態様l:8いて、本発明の方法は、テクネチウム−99m(lI!化 された状態)を水溶性配位子と還元剤の存在下に反応させて、還元された状態( 例えば、IVまたはVの原子価状態)のテクネチウム−99mと配位子との間の 錆化合物を形成し、次いでこの錯化合物を1または2以上のスルフヒドリル基を 含有する抗体または抗体断片と反応させること1:よって実施する。スルフヒド リル含有抗体をテクネチウム−99mで標識付けする好ましい+X態様において 、水性ナトリウム99mパーテクネテートを第一スズの還元剤および糖酸(また はその塩)の水溶液と混合して、■″″Tc″Tc−サツカレートcharat e)錯化合物を形成する。次いで、この錯化合物なFab’断片と接触させ、そ して、錯化合物からテクネチウム−99mをFab’断片に交換してテクネチウ ム4[i&Fab’断片を形成できる時間の間および条件下に、インキニペーン ヨンする。全体の手順は、1時間より短い時間で室温および約5〜9のpHにお いて実施することができる。これらの条件下に、テクネチウム−99mの本質的 に完全な移送(* * 7 c−サッカレート錯化合物から抗体タンパク質への )は、抗体の免疫活性を有意に損失しないで、達成することができる。
1つのバイアルの技術 本発明は、単一のバイアル中のタンパク質の放射性標識付けする方法を提供する 。酸化された状態のテクネチウム−99mの還元および放射性標識付は反応(す なわち、タンパク質の放射性同位元素の結合)は、同一バイアルにおいて達成さ れる。ここで使用するとき、用N[バイアル(vial)Jは、任意の型の反応 器を言及し、そしていがなる方法においても限定を意図しない。この方法は、簡 単であり、効率的であり、そして再現性があり、そして放射性標識付けを実施す る人への安定性の危険を最小にする。本発明の方法は、診断のために抗体(ポリ クローナル抗体およびモノクローナル抗体)をsm付けするt;めに特に適する 。
抗体は、この方法tこより、免疫活性の損失を最小にして、高い特異的活性にI I識付けすることができる。
テクネチウム−99mで標識付けする2つのバイアルおよび他の既知の方法より すぐれた、本発明の1つのバイアルの方法の利点は、次のものを包含する:(1 )周囲の条件下における急速な標識付け。90%より大きい標識付けの収率は、 加熱せずに周囲温度において5〜15分で達成することができる。診断剤のほぼ 瞬間的な調製の臨床的利点は、寅質的であることができる。(2)単一のバイア ルの方法の凍結乾燥された配合物の安定性は、2つのバイアルの方法において使 用する匹敵する配合物よりすぐれる。(3)1つのバイアルの方法から生ずる生 成物の生物分布の研究は、重要な器官において統計的に有意の差を示す。腎臓お よび肝臓における吸収は、この方法により生成された生成物ではより低い。血液 のilF浄化は有意に速い。これらのタイプの差は、この方法からの生成物がよ り低いバックグラウンド、重要な器官へ吸収される線量がより低いこと、および 問題の区域を映像するより速い能力を生ずるより速い血液の清浄化を生成するで あろうことを示す、すべてのこれらは寅質的な臨床的利点であろう。(4)生成 物の血漿安定性はより大きい。
これは、生体内で診断剤として働くべき、より生存し得る無傷の生成物を提供す る。
好ましい実施態様において、スルフヒドリル含有抗体または抗体断片、還元剤大 きい水溶性配位子から構成された抗体混合物をバイアルへ添加する。好ましくは 、密閉可能なバイアルを使用し、これは、好ましくは無!または準無菌の条件下 に、試薬を導入および抜き出す手段を有する。
注射器の注入口を含有するバイアルは好ましい。すべての試薬は注射器により反 応バイアルに注入しかつそれから抜き出すことができ、これにより放射性試薬ま たは生物危険性の試薬への暴露を減少することができる。最も好ましいgi!施 態様において、この混合物を凍結乾燥し、そしてバイアルを予m密閉し、そして その形態で使用のために供給する。抗体または抗体断片を標識付けするために、 酸化された状態のテクネチウム−99mを抗体混合物と接触させる。次いで、放 射性標識性は反応を進行させる。イン卑二ベージフンの期間および条件は臨界的 ではないe好ましくは、インキュベージ1ンは約1分〜約60分、最も好ましく は約5分〜約30分間冥施する。
標識付は反応の完結後、標識された抗体または抗体断片をバイアルから抜き出す 。分離または精製は必要ではない。全体の手順は周囲温度および約5〜9のpH において15分より短い時間で!+[することができる。これらの条件下に、テ クネチウム−99mによる抗体まt:は抗体断片の本質的に完全な標識付けを、 抗体の免疫活性を有意に損失しないで、達成することができる。
この方法において使用する種々の試薬およびこの方法のパラメーターを、下に詳 述する。
配位子 一般に、本発明の方法において有用な配位子は、テクネチウム−99mまたはレ ニウムの放射性同位元素とそれらの還元された状態で錆化して、安定な金属イオ ン/配位子錯化合物を形成することができる、水溶性(または水溶性とすること ができる)キレート剤である。錯化合物はテクネチウム−99mをスルフヒドリ ル含有抗体または抗体断片と交換することができる。
本発明の標識付は方法において使用できる配位子のあるものは、式:%式%) 式中、 X8よびYはOHまたはNH,であり、RおよびR′は、独立I:、8%C0O H,またはCH20Hであるか、あるいはRおよびR′は一緒になって環または 2座もしくは多座の配位子を形成することができ、 mおよびnは0〜10でありかつmanは少なくとも2であり、R1およびR5 は、独立に、H1低級アルキル、置換低級アルキル、アリールまたは低級アルキ ルアリールであるか、あるいはR1およびRは一緒になってカルボニル基を完成 することができ、そしてpは0またはlであり、ただしpが1であるとき、mお よびnは独立に少なくとも1である、 により表される。本発明において使用するための好ましい水溶性配位子のあるも のは、式: %式%) 式中、RおよびR′はC0OHまたはCH,OHであり、モしてn−2〜lOで ある、 により表される。この式により表される配位子のうちで、約10.000ダルト ンより小さい分子量を有するポリヒドロキシジカルボン酸は最も好ましい。これ らのタイプの配位子のいくつかの特定の例は、糖酸、グルコヘプトン酸、酒石酸 、ガラフタル酸、アラポン酸、およびそれらのIF:類である。
この方法における使用に特に好ましい配位子は、糖酸である。前述したように、 糖酸はテクネチウム−99mと錯化して、安定なテクネチウム−99m−サッカ レート錆化合物を急速に形成する。スルフヒドリル含有抗体または抗体断片と接 触させると、錯化合物からタンパク質への突貫的に定量的な移動が急速にかつ温 和な条件下に達成される。後述するように、テクネチウム−99mは優先的に好 適なタンパク質分子上の結合部位に移送される。この優先的な移送は、免疫活性 でありかつ生体内で例外的に安定である、標識された抗体または抗体断片を生ず る。
濫え刃 この方法において使用するための還元剤は、テクネチウム−99mをその酸化さ れた状態から1vまたはVの酸化状態に還元するためl;、あるいはレニウムを その酸化された状態から還元するために、生理学的に許容されうるものである。
この方法において使用することができる還元剤の例は、塩化第一スズ、酒石酸第 一スズ、およびジチオン酸ナトリウムであり;好ましい還元剤は第一スズの還元 剤、ことに塩化第一スズである。
テクネチウムおよびレニウムの放射性同位元素テクネチウム−99m源は好まし いは水溶性であるべきである。好ましい源はアルカリ金属およびアルカリ土類金 属のバーチク不テート(TCO,−)である。テクネチウム−99mは、最も好 ましくは、無菌のテクネチウム−99m発生体(例えば、普通の99Mo/99 7C発生体)から、新鮮なナトリウムパーテクネテートの形態で得られる。しか しながら、生理学的に許容されうる任意の源を使用することができる。
ベルヘネート塩類の形態のレニウム放射性同位元素(同位元素186.188. 189および191)は、適当な反応器の技術により生成することができるか、 あるいは適当な発生器でつくることができる。ベルヘネート塩類は安定性の可溶 性塩類であり、そしてパーテクネテートに類似して挙動する。ベルヘネートは、 還元にわずかにより大きい還元のポテンシャルを必要とし、そして酸素の存在下 にパーチク不テートより容易にベルヘネートに戻る傾向がある。この理由で、レ ニウムをその還xされた状態に還元かつ安定化するために、異なる条件を必要と するであろう。これらは当業者により寅験的に確認することができる。
スルフヒドリル含有抗体まツ;は抗体断片スルフヒドリル含有の全抗体まツ;は 低分子量の抗体断片は、本発明の方法により標識付けすることができる。スルフ ヒドリル基は分子上に存在する好適な結合部位の少なくとも一部を構成し、そし て放射性金属は・放射性金属−配位子の錯化合物から分子上のこれらの好適な部 位へ優先的交換されると、信じられる。抗体分子上のこれらの部位の優先的標識 付けは、例外的に安定なii*された抗体を生ずる。
全抗体(例えば、IgG)は、抗体を還元剤、例えば、ジチオスレイトールジチ オスレイトールで還元することによってスルフヒドリル基を有することができる 。DTTによる処理は、ジサルファイド架橋の還元により、スルフヒドリル基を 露出する。
はとんどの免疫診断手順のために、抗体断片は好ましい試薬である。
抗体断片は、画像形成するために全抗体よりすぐれた利点を有し、一般に、分布 および標的部位への蓄積がより急速であり、そして免疫原性がより少ない。Fa 、b″断片1価の抗体結合性であり、遊離のスルフヒドリル基を含有する(非酸 化性条件下に維持したとき)、これらの断片は本発明の方法により効率的に標識 付けすることができる。
Fab’断片は全抗体から次のようにして調製することができる:抗体分子をま ずエンドペプチダーゼ、例えば、ペプシンで処理して、抗体分子のF c 95 分を放射性金属するゎ生ずるF (a ’o’ ) 2m!’T片を還元剤、例 えば、DTTまたは/スティンで処理して、F(ab’)、断片上に存在するジ サルファイド結合を破壊して、分子上に存在するスルフヒドリル基を暴露し、こ れj二より1つの抗体分子について2つのFab’分子を生成する。
反応条件 還元剤の量は、テクネチウムを還元して、配位子に還元された状態で結合するよ うにするために必要な量である。好ましいモードにおいて、塩化第一スズ(Sn C1p)は還元剤であり、そして1〜1,000μg / m Q s好ましく は約30〜50μs/mΩの範囲であることができる。糖II(カリウムサッカ レートとして)の量は、約0.5mg/mQから媒質中の最大可溶性量までであ る。糖酸の好ましい量は30〜15μg/mQの範囲である。抗体(または断片 )の量は、0.01〜約30 m g / m Q s好ましくは約0.17− 約]、5mg/m12の範囲であることができる。最後に、パーチク不テートの 形態のテクネチウム−99mは約500μCI/mI2、好ましくは約1−50 .c+Ci/m(+の量であることができる。抗体のμCi/mgの量は、好ま しくは約3〜150である。
抗体と金属イオン−移送配位子錯化合物の間の反応は、好ましくは、タンパク質 が安定であるpHにおいて、水溶液中で実施する。「安定」とは、タンパク質が 可溶性にとどまり、そしてその生物学的活性を保持することを意味する。通常、 反応のためのpHは約5〜9であり、好まし;vpHは約6〜8である。金属イ オン−移送配位子錯化合物および抗体を、好ましくは約り0℃〜約60℃、最も 好ましくは約り0℃〜約37℃の温度におし1て、金属イオンを配位子錯化合物 から抗体へ移送させることができるために十分な時間の間インキニベーシ!ンす る。一般に、]時間より短い時間は、これらの条件下に移送を完結するために十 分である。
この方法を実施するt;めのキット 標識付けの方法を実施するための試薬は、臨床における方法の便利な実施のため キットにアセンブリングする。最小で、抗体まt;は抗体断片を放射性金属で放 射性標識付けするためのキットは、1つの成分、還元剤(好ましくは第一スズの イオン)および糖酸またはその塩を含有するバイアル(@閉および無菌)から成 ることができる。これらのキットは、ユーザーにより抗体または抗体断片が準備 されたとき、使用することができる。
キットは、また、標識すべきスルフヒドリル含有抗体または抗体断片を含有する 第2バイアルを含むことができる。2成分のキットは、次のものを包含するであ ろう: a1還元剤および水溶性配位子を含有するバイアル、およびす、非酸化性条件下 にスルフヒドリル含有抗体または抗体断片。
キットは、任意の特定の免疫診断間免疫治療の手順のために適当な抗体または抗 体断片を含有するように設計することができる(それらのあるものは下j;説明 する)。
キット内の試薬は水性、凍結乾燥された形態で準備することができる。
凍結乾燥された調製物は、使用の時、水性媒質で希釈することができる。
バイアルの各々における試薬の量は、方法の選択したパラメーターに従い変化さ せるすることができる(上の反応条件を参照)。
試薬を、前述したように、2成分のキットとして準備するとき、標識付は手順は 、2つのバイアルの技術として簡単に実施することができる。
チク2、チウム−99m(例えば、水性ナトリウムパーチク不テートの形態で) 、水溶液中に還元剤および水溶性配位子を含有するバイアルに添加する。次いで 、2つのバイアルの内容物を混合し、そして十分な時間インキュベージ2ンして 、抗体または抗体断片の標識付けを実施する。
次いで、放射性標識付けした抗体または抗体断片は精製しないで直ちに使用する ことができる。
この方法を実施するための1つのバイアルのキット本発明の標識付けの方法を実 施するだめの試薬は、臨床における便利な実施のために単一のバイアルのキット として組み立てる。1つの9!施態様において、キットはスルフヒドリル含有抗 体または抗体断片、還元剤(好ましくは第一スズのイオン)および水溶性配位子 (好ましくはD−グルカル酸またはその塩)を含有する1つのキン) ([閉お よび無M)を含有する。キットは、任意の免疫診断または免疫治療手順のために 適当な抗体または抗体断片を含有するようt:設計されている(それらのいくつ かを後述する)。
キット中の試薬は、水性、凍結または凍結乾燥された形態で提供することができ る。凍結乾燥された調製物は、使用の時、水性媒質で希釈することができる。バ イアルの各々における試薬の量は、方法の選択したパラメーターに従い変化させ るすることができる(上の反応条件を参照)。
標識付は手順は、テクネチウム−99m(例えば、水性ナトリウムパーチクるテ ートの形態で)を、抗体または抗体断片、還元剤および、好ましい突流態様l: おいて、水溶性配位子を含有するするバイアルに単に添加することによって実施 することができる。次いで、2つのバイアルの内容物を混合し、そして十分な時 間インキュベーンタンして、抗体または抗体断片の標識付けを実施する。次いで 、放射性標識付けした抗体または抗体断片は精製しないで直ちに使用することが できる。
免疫診断に8ける傑識抗体の使用 テクネチウム−99m1l識付けした抗体または抗体断片は、免疫シンチグラフ ィーにおいて使用することができる。1つの重要な使用は腫瘍の画像形成である 。前述したように、抗原はほとんどの免疫シンチグラフィー技術のために好まし い。腫瘍特異的抗体の標識付けFab″断片を調製し、そして−次または二次の 腫瘍の画像形成のために使用することができる。一般に、テクネチウム−99m 標識抗原は、(i)99mTcおよび(]i)還元剤および水溶性配位子の水性 混合物を形成し、そして前記混合物を腫瘍に対して特異的なFab’断片と接触 させることによって調製する。
次いで、標識Fab’断片を被検体に非経口的に注入(好ましくは静脈内注射) する。注入後、十分な時間を経過させて、4!!J識Fab″断片を@瘍の部位 に蓄積させる。次いで、被検体をガンマ線カメラで走査して、テクネチウム−9 9mのガンマ線放射を検出し、これにより腫瘍の画像を得る。このようにして、 腫瘍は局在化し、そしてその大ぎさを決定することができる。
これらの手順において使用するための腫瘍特異的抗体断片は、抗結腸直腸癌抗体 、抗肝癌抗体、抗卵巣癌抗体、抗乳癌抗体、および抗前立腺癌抗体から誘導する ことができる。本発明の方法により標識付けし、そして腫瘍の映像のためj;使 用することができる腫瘍特異的抗体のいくつかの特定の例は、モノクローナル抗 体17−IAおよび19−9(胃腸)、CA  125(卵巣)および103D 2 (乳房)である。
本発明の方法により標識付けされた抗体は、心筋梗塞を標識付けするために使用 することができる。心筋梗塞を画像形成して、それらの大きさおよび位置を決定 することは、米国特許第4.421.735号(Haber)に記載されている 。簡単に述べると、本発明の標識付は方法を使用すると、被検体における心筋梗 塞の画像は、まず、(z ) @ 9m 7Cおよび(’ii)還元剤および” ”T cのためん水溶性配位子の水性混合物を形成し、次いでこの混合物をミオ シン特異的Fab’断片と接触させることによって、まずTc−99m標識ミオ シン特異的Fab’断片を調製することによって得ることができる。次いで、標 識ミオシン特異的断片を被検体に静脈内注射する(例えば、環状動脈閉塞後)、 標識断片を梗塞の部位に局在化させ、そして閉塞の画像をガンマ線カメラで心臓 を走査することによって得る。
標識ミオシン特異的Fab″断片を産生ずるための好ましい抗体は、モノクロー ナル抗体RIIDIOである。
さらに、フィブリン特異的Fab’断片は、本発明の方法により標識付けして、 血液凝固を画像形成するための試薬を提供することができる。
Tc−99m標tttフィブリン特異的断片は、(i)″”T cおよび(Xi )還元剤および99′″Tcのための水溶性配位子の水性混合物を形成し、そし てこの混合物をフィブリン特異的Fab’断片と接触させることによって調製す る。1′″Te標識フィ標識フィブリン特異被断体に注射する。断片を血液凝固 の部位に局在化させた後、被検体を走査して凝固の画像を得る。フィブリノゲン と交差反応性でないフィブリン特異的抗体は、この画像形成技術のために好まし い抗体である。
バクテリアに対して特異的な抗体断片は、免疫シンチグラフィー技術1;おいて 使用して、被検体においてバクテリア性S瘍の画像を得ることができる。この目 的に対して、抗バクテリアまたは抗マクロファージの抗体断片を使用する。ダラ ム陰性バクテリアの共通の決定基に対する抗体(例えば、抗脂質A抗体)を使用 して、ダラム陰性微生物により引き起こされるaa*を画像形成することができ る。抗体は、前述したようにテクネチウム−99mで標識付けし、被検体に注射 し、そして膿瘍において局在化する。次いで、被検体を光走査装置で走査して膿 瘍の両会を得る。
放射線免疫治療 レニウム標識した抗体または抗体断片を使用して、生体内で標的細胞にレニウム の放射性同位元素を選択的に供給することができる。−例えば、レニウム標識抗 体は癌細胞を選択的t;探索し、そしてそれらを破壊することができる。この目 的に対して、Img!J特異的抗体、例えば、前述のものを本発明の方法により 11[識し、そして得られる標識抗体を腫瘍を有する被検体に非経口的に注入す ることができる。
次の実施例L;よって、本発明をさらに説明する。
!!j 実施例1 ”’T c−サッカレートを使用するテクネチウム−99−によるアントミオシ ン抗体RIIDIOFab’の放射性標識付け9”Tc−サッカレートの調製 モノボタシウムサッ力レート(25mg)を、0.2モルの重炭酸酸塩(1,0 mQ)中にpH8,0において溶解した。500pQのす・ンカレート溶液に、 40μgの0.1モルの酢酸中の塩化第一スズ(2゜5mg/m(1)を添加し 、次いで500pQのTc−99m発生体の溶離液(60mC4/mgタンパク 質)をし加した。得られる溶液を室温において5分間放置し、次いでペーパーク ロマトグラフィー(Watman  3MM、60%のCH,CN: 40%の H,O)により放射線化学的純度について分析しt;。
RIIDIOFab’の調製 40ミリモルのトリスpH7,0中のアンチミオシンモノクローナル抗体RII DIOF(ab’)zを10ミリモルのDTTで60分間室温において還元し、 次いでセファデックス(Sephadex)G−25カラムに通過させて還元剤 を除去した。得られる溶液は、ゲル濾過HPLCにより80%のFab’断片を 含有しt;。
1”Tc−サッカレートを使用するRIIDIOFab’ の標識付け50ミリ モルのリン酸塩、0.35ミリモルのZnCl2.pH6゜5中のアンチミオシ ン抗体RIIDIOFab’  (500μ(+の1mg/mQ溶液)を、50 0 pQ f)””T c−サッカレート溶液と混合し、そして室温において5 −60分間放置した。得られる一″″Tc標識タンパク質を、放射線化学的純度 についてペーパークロヤトグラフイ−(Watman  3MM、60%のCH 3CN: 40%のH2O)およびゲル濾過1(PLOにより、および免疫活性 についてミオシン親和カラムにより分析した。
実施例2 IIs″Tc−サッカレートの形成へのサッカレート濃度の効果9″′″Tc− サッカレートを、実施例1に記載するようにして、異なる濃度のボタシウムサッ 力レート(0,09−12,25mg/mO)を使用して調製した。生成物をペ ーパークロマトグラフィー(Watman  3MM、60%のCH,CN:  40%のH2O; ”’T C04−Rf −1,0、”’T c−サッカレー ト、Rf”−0,4;”’TCOhXH!01Rf−0)により分析した。表1 中のデータが示すように、0.2モルの重炭酸酸塩中の6mg/mΩのポタシウ ムサツ力レートの濃度は、還元したテクネチウムを完全に安定化するために十分 である。
実施例3 ”’T c−サッカレートの安定性 6かも調製したII+″Tc−サッカレートの試料および12mg/mQのポタ シウムサッ力レートを、7時間かけて分析した。結果(表II)が示すように、 12mg/rn(iのサッカレートからの調製はより安定であり、そして約2時 間安定であった。
実施例4 ■′″Tc−サッカレートを使用するRIIDIOFab’の標識付けへの抗体 濃度の効果 ””T c標識RIIDIOFab’を、実施例1に記載するようにして、12 50pg/mΩまでの種々のタンパク質濃度を使用して調製した。1時間後、反 応混合物をペーパークロマトグラフィーおよびHPLCにより分析した。結果( 表III)が示すように、放射線化学的収率はタンパク質濃度に依存し、そして 定量的標識付けは少なくとも340μg/mΩを使用して1時間で得ることがで きた。
Fab″断片と比較した非還元抗体/断片への””Tc−サッカレートからのチ ク7・チウムの移送の評価 アンチミオシン抗体RIIDIO1抗膵臓抗体j9−9および抗結腸直腸抗体1 7−IAの100p(rの全抗体(2mg/mn)、F(ab’)2C2mg/ mQ )、Fa b’  (1mg/mQ )を、ioOμQL7)””TC− サッカレート溶液と室温において1時間および3時間インキニベーションした。
得られる生成物をペーパークロマトグラフィーにより分析した。結果(表IV) が示すように、非還元抗体/断片の標識付けはFab’断片の定量的標識付けに 対して5%より少ない。
実施例6 Fab’断片と比較した非還元抗体/断片への”T c−グルコヘプトネートを 使用するRIIDIOFab’ の標識付けRIIDIOFab’  (1mg /rnQ)を、””T c−グルコヘプト?、−トと室温において1時間インキ ュベーン巴ンした。ペーパークロマトグラフづ−による分析は、抗体のテクネチ ウムの定量的移送を示しブこ。
実施例7 抗結腸直腸抗体17−IA  Fab’ およびアンチミオノン抗体R11DI OFab’ のチクど・チウム−99m標識標識付者の断片を、実施例1に記載 するように、調製および標識付けした。
室温において3時間後の生成物のゲル濾過HPLC分析は、17−IAについて 、生成物の35%がF(ab”)、および65%のFab’の形態でであり、こ れに対してRIIDIOについて、23%がF(ab″)。
およびFab″ として77%の形態であったことを示した。しかしながら、放 射能の検圧は、放射能の80%が両者の抗体jこつし1てFab″ポリヌクレオ チドキナーゼと関連することを示した。これらの結果が示すように、1“Tc− サッカレートはFab’断片を優先的に標識付けする。
11丁cm識17−IAFab’ およびRIIDIOFab’  を、ヒト血 漿の存在下および不存在下に37℃において1時間インキニベーンヨンした。結 果(表■)が示すように、テクネチウムの80%は血漿が存在してさえ20時間 にわたり抗体に結合して止まった。
””Tc−R11DIOFab’ 8m物の免疫反応性を、ミオシン親和クロマ トグラフィーを使用して決定した。1“Tc−17−IAを対照として使用して 、非特異的結合を推定した。標識タンパク質の各々をヒト血漿の存在下に37℃ においてインキユベーションした。
表v■に示すように、″″′Tc標11RIIDIOFab’ は、3時間後は ぼ80%免疫反応性であり、そして20時間後はぼ70%免疫反応性であった。
後者は、標識付は直後見いだされる免疫反応性の80%保持に相当した。
雑種イヌ(n=6)をベンドパルビトール(30mg/kg)で静脈内麻酔し、 そしてバーバード(Harvard)呼吸器で呼吸を維持した。左關胸術を9! 施し、心臓を心臓周囲の離被架中に懸垂し、そして先端から基部へのほぼ2/3 の距離で左内部の下降する冠状動脈のセグメントを自由に切り放した。次いで、 LADを絹の縫合糸で閉塞した。LADの閉塞の3時間後、閉塞縫合糸を除去し 、そして再潅流を確立した。
再潅流の15分後、200μC】のインジウム−Ill標識R11DIR11D 10  Fab’ を注射した。ガンマ線カメラで系統的に映像をトレーサー投 与直後開始した。第1図は、抗体の注射の35分後(上の左)、1.5時間後( 上の右)、2,5時間後(下の左)および5時間後(下の右)イヌのガンマ線シ ンチグラムを示す。第2図は、第1図に示すのと同一のイヌのガンマ線画像、右 横(上の左)、後部の前方(下の右)の図面を示す。透明の心筋梗塞の画像は、 後部の位置を除外したすべての図面において観察されt;。より重要なことには 、この図面は、Tc−RI ID1O−Fab’の注射後3時間におし゛て、有 意の肝臓の吸収を示す。
寒鳳±上土 マウスにおけるテクネチウム−99m[識RIIDIOFab’およびインジウ ム−Ill標識RIIDIO−Fab−DTPAの生物分布二更穴 生物研究をBa1b/cマウスにおいて実施した。マウス(4マウス/群)を1 50pciのチク洋チウムー99rr+探識RIID10  Fab′(4μC i/μg)で、あるいは10μC】のインジウム−111標識RI IDl0− Fab−DTPA (4μc 1/pg)で静脈内注射しプ;。
マウスの群を注射後の〕、4および8時間に殺し、そして器官を取り出し、秤量 し、そして計数した。表Vllは、調製物の各々について得られた注射した線量 %/gを要約する。
”’Tc−RI IDl0  Fab’ は、血液および肝臓の両者から急速清 浄された。1時間における血液中のTc−RIIDIOFab’についての注射 した線量の百分率は、13.6%であり、そして8時間後に2.0%に低下した 。放射能の同様な低下は、肝臓において後者の時点においてI!測され?:(1 時間で6.4%および8時間で2.4%)。
しかしながら、インジウム−11)標識調製物は、注射後8時間で肝臓(10, 8%)および血液(5,1%)の両者において非常に高い放射モノボタンウムア ラポ不−ト(20mg)を0.1モルのNaN0゜(1,0mQ)中にpH1O ,Oにおいて溶解した。500pQの7ラボ洋−トの溶液に、50DpQのTc −99m発生体溶離液(はぼ60mC1/mgタンパク質)を添加し、次いで4 0μgの0.1モルの酢酸中の塩化第一スズ(2,5mg/mff)を添加した 。得られる溶液を室温において30分間放置し、次いで1.0モルの塩酸を使用 してpH7に調節した。
試料を放射線化学的純度についてペーパークロマトグラフィー(Wat ff、 a n  j M M、60%のC)i3CN : 40%のH,O)により分 析し実施例1に概説しなのと同一手順をRIIDIOFab″の調製に使用した 。
0”Tc−アラボネートを 用するRIIDIOFab’の調製50ミリモルの リン酸塩、0.35ミリモルのZnC1,、pH6゜5中のアンチミオシン抗体 RIIDIOFab’  (500μ4の1mg/mQ溶液)を、500μQの 1”Tc−アラボネート溶液と混合し、そして室温において60分間放置した。
生ずる”’T c標識タンパク質を、実施例1に前述したように、放射線化学的 純度について分析した。
結果は、これらの条件下にけるタンパク質への■″’Tcの定量的移送を示した 。
里友豊上且 ”’Tc−タートレートを使用するテクネチウム−99mによる抗ミオ酒石酸ニ ナトリウム(230mg)を、0.1モルのNaN○、(1゜0mQ’)中にp H40,0において溶解した。500μgのタートレート溶液に、500.uQ のTc−99m発生体溶離液(はぼmci/mgタンパク質)を添加し、次いで 40μΩの0.1モルの酢酪中の塩化第一スズ(2,5mg/maQ)を添加し た。生ずる溶液を室温において30分間放置し、次いで0.0モルの塩酸でpH 7に調節した。試料を実施例1に概説したように(13ページ参照)放射線化学 的純度について分析した。
RIIDIOFab’の調製 実施例1に概説しなのと同一手順をRIIDIOFab’の調製に使用した。
l″Tc−タートレートを使用するRIIDIOFab’(7)調製50ミリモ ルのリン酸塩、0.35ミリモルのZnC]、、pH6゜5中のアンチミオシン 抗体RIIDIOFab’  (500,uQの1mg/mQ溶液)を、500 /JI2の”’T c−タートレート溶液と混合し、そして室温において60分 間放置しt;。生ずる”’Te1l識タンパク質を、実施例1に前述したように 、放射線化学的純度について分析した。
結果は、これらの条件下にけるタンパク質への”’T cの定量的移送を示した 。
ペーパークロマトグラフィーにより分析しこ、種々の濃度において室温において 1時間インキュページ蔚ンした後の市T c O,8よび””Tc−サッカレー トの百分率 12.25         .0    100.00.38         30.0    70.00.19        41.0    59. 00.09        57.0     43.0表II 室温における””Tc−サッカレートの安定性表III ペーパークロマトグラフィーおよびHPLCゲル濾過クロマトグラフィーにより 分析した、異なるタンパク質濃度において■″TcTc−サツカレート付けしツ ユ後の”Tel!識RIID10  Fab’ の百分率1250       100.0           0340      100.0            0165      72.0          28.00        0.8         100.0表1〜7 還元対非還元の抗体/断片へのl′″Tc−サッカレートとしての99・テクネ チウムの移送の評価 RIIDIOFab’        100.0     100−017− IA Fab’         100.0     100.0表V ヒト血漿の不存在下および存在下における””T c標識17−1 、AFab ’および9 rt T c標識RIIDIOFab’の安定性17−IA Fa b’    82    85     93    84RIIDIOFab ’    82    83     86    86結合の% 0時間   3時間   20時間 Tc −17−IA Fab’    1−2    2.2     3.3 RIIDIOFab’      81     79     70表VTI マウスにおける注射後1.4および8時間後のインジウム標ii&R11D10 −Fab−DTPAおよびテクネチウム−99m標識RIIDIOFab’の注 射線量/gの%の生物分布血液 13.62刊4.52 06.92±0.06 4 04.82±01.00 05.11±00.49 02.02太00.4 8牌臓 03.3昨01.51 03.26±01.53 04.51±03. 04 04.97±01.11 02.31±01.17胃    02.34 ±00.83  02.07±00.25  00.89fO0,3501,5 1±01.04  00.31±00D23 腸    02.74吐01.00  02.72±00.18  01.49 ±00.04  02.53±00.07  00.75±O0.24 腎1!1 115.00土32.30  36.88±09.38  81.1 0±15.40  58.90±05.10  57.67}22.61 肝臓 06.44±01.87 08.82±00.91 03.68±00. 52 10.79±00.35 02.36土00.95肺  07.89±0 3.32 05.62±01.60 03.60±00.93 03.74±00.87  01.61±00.57心臓 08.77±04.16 03.00±00.2 8 03.00±01.13 03.10±00.80 01.33±00.0 5筋肉 01.3]foO,170153±00.16 00.83±00.3 2 01.82±00.5 00.42旬0.11骨  0C163±OC1, 24−−−−−00,90±00.17   −−−−−   00.92出0 0.38−−一得られず A、寅蒐例14:1つのバイアルの方法塩化ナトリウム(0,1モル)を含有す るトリス緩衝液(15,5ml、0.05モル、pH8,0)中のT2G]s   F (ab’ )!抗体断片を、DTT (1ミリモル)で周囲温度において 1〜2時間インキニペーシ這ンした。生ずる混合物をアルゴン下に、塩化ナトリ ウム(0゜1モル)およびEDTA (0,001モル)を含有するリン酸ナト リウム緩衝液(0,05モル、p)(6,4)の24体積との交換による、透析 濾過により精製して、72G]s  Fab’  (335mg、濃度1mg/ mQ )を含有する溶液を得た。
2、72GIs  Ftフイグリン抗体Fab’tft片のテクネチウムー99  、、、lll&付1すめための単一の一4イアルのキットの調製EDTA ( 0,0005モル)8よび塩化ナトリウム(0,16モル)を含有するリン酸カ リウム緩衝液(0,05モル、pH6,4)中のD−グルタル酸−カリウムC1 2−5mg/mΩ、0.05モル)の脱気した溶液(5mff)に、塩化第一ス ズ溶液(7,5μff、O,1mg/mQ、IN  HCl中)を添加した。こ の溶液(4,7mn)に、上の小区A、lに記載しl;ように調製しl;細胞系 72G]sから誘導しt;ネズミモノクローナル抗体Fab’断片の溶液(0, 1モルの塩化ナトリウムおよび0.001モルのEDTAを含有する0、05モ ルリン酸カリウム緩衝液pH6,4中の7.5pQ、O,1mg/mff)を添 加し1:、よく混合した後、一部(1,Omfl)を血清バイアル中に分配し、 凍結乾燥し、次いでゴムのバイアルのふにで密閉した。
3、 単一のバイアルのキット中のテクネチウム−99mによる抗体Fab’の 放射性標識付け 1つのバイアルの手順において、ナトリウム(■″Tc)パーテクネテート(1 ,omff、20mC1)を、上の小区A、2に記載したT2Gas  Fab ’のバイアルに添加した。この溶液を周囲温度において放置し、そしてこの混合 物を間隔を置いてクロマトグラフィー(Watman@3MMのペーパー)によ り分析し、アセトニトリル:水(7:3)で溶離しI;。この系において、生成 物は元のところに止まったが、(81m7c)バーテクネテートおよび還元した 錆化テクネチウム−99mは元のところから移動しt;。反応の完結は、元のと ころにおける放射性標識付けした生成物の百分率により決定した。それ以上の希 釈は、感層L: It、じて、東1的塩霞娘瘉(0−q虹)を使mLイ蜜貧し一 二一二の1つのバイアルの方法の生成物は、下の節Cに記載するようLこさらに 分析しt;・ 上の小区A、11m実質的に前述したように調製した72G]s  Fab’   (0,5mg)を、リン酸カリウム(0,05モル、pH6,4)、塩化ナト リウム(0,1モル)およびEDTA (0,001モル)の緩衝液(1,0m g)中にを含有する、バイアルを調製した。このバイアルをゴムのバイアルのふ たで密閉した。
b) 抗体断片の凍結乾燥配合物 上の小区A、]に実質的に前述したように調製した72G]s  Fab′ ( 0,5mg)を、リン酸カリウム(0,05モル、pH6,4)、塩化ナトリウ ム(0,05モル)、ラクトース(0,05モル)およびEDTA (0,00 05モル)の緩衝液(1,0mff)中にを含有する、バイアルを調製しt;。
バイアルの内答物を凍結乾燥し、次いでゴムのバイアルのふI;で密閉した。
2、 2つのバイアルの方法のための第一スズ組成物の調製嫌気的条件下l;、 D−グルタル際−カリウム(12,5mg、0.05ミリモル)、塩化第一スズ (150μg、0.79μモル)および重炭酸ナトリウム(16,8mg、0. 2ミリモル、PH7,6)の溶液L 4’に−J−171−/ LL !III IA L ノ=、  ! −/ 7、−−p7=iliiiii い Rb−、 コムのIくイTルのbl;で密閉したも2つのバイアルの手順において、ナトリ ウムCI′″Tc)パーテクネテート(1,0mff、20mC1)を、前述の ように第一スズの組成物に添加した。10分後、0.1mgのこの溶液を上の小 区a)およびb)に記載する溶液および凍結乾燥した配合物に添加した。生成物 を節Cに記載するようl二分析した。
医2 標識の免疫活性は、親和カラム(CNBr−セファローズ6B+=結合した、ヒ トフィブリンのベータ鎖のアミノ末端の最初の77ミノ1m)に、抗体反応混合 物の7リコートを適用することによって試験した。充填ベッドの体積は1mgで あった。このカラムを、0.01モルのリン酸ナトリウム、0.145モルのN aC]、pH7,0中の1%のBSAの10m(tで溶離し、次いで0.1モル のグリシン、pH2,5、で溶離した。これらの溶離の間、1mffの分画を集 め、そしでNa1(Tl)ウェルカウンター中でカウントした。免疫活性の百分 率を次のように計算しt二: 免疫活性%−(グリシンにより溶離された合計の正味の計数/両者の溶液により 溶離された合計の正味の計数)X100結果を表VTIIIよび工xに示す。
表1は、また、上の小区A、3に記載したペーパークロマトグラフィー技術に従 いタンパク質組み込み%により決定した、1つのバイアルおよび2つのバイアル のキットについての標識性は速度を示す。結果が示すように、1つのバイアルの キットは2つのバイアルのキットより速く標識生成物を生成する。
表■:1つのバイアルおよび2つのバイアルのキットの標識性は速度3、 1つ のバイアルおよび2つのバイアルのキノ1の安定性の1つのバイアルおよび2つ のバイアルのキットの安定性は、4℃および37℃の両者において上の小区A、 3に記載するペーパークロマトグラフィーに従い、タンパク質の組み込み%L; より決定した。結果を表2に示す。結果が突圧するように、1つのバイアルのキ ットは、37°Cにおいて貯蔵しプ;とき、12〜17日の期間においてよりす ぐれた標識の効率を維持する。
表IX:1つのバイアルおよび2つのバイアルのキットの安定性節AおよびBに 前述の1つのバイアルおよび2つのバイアルの溶液キットに従い調製した標識抗 原断片のマウスの生物分布を、標識断片をマウスに静脈内注射し、そして異なる 組織において蓄積された放射能の相対量を決定することによって検査した。結果 を第3図〜第7図j;示す。結果は、評価したすべての器官の系j;おいて1つ のバイアルのキットが絖計的に有意i:すぐれることを示す。
表X 注射後 標識抗体を上の実施例および比較の実験(溶液配合物)に記載するようlこシて 調製した。■″Tc標1iii72G]s  Fab’ 断片(100μff) をクエン酸化血漿(50μρ)に添加した。表XIは、1つのバイアルおよび2 つのバイアルのキットからの生成物対対照(37℃におけるタンパク質組み込み %により決定した、血漿の安定性を比較する。結果が示すように、1つのバイア ルのキットの血漿の安定性は2つのバイアルのキットよりすぐれている。
表IX  1つのバイアルおよび2つのバイアルのキットの血漿安定性1つのバ イアル 88 90  84  89  90  88  86  83同等の ′g!施態様 当業者は、ここに記載した発明の特定の5!施態様と同等の多くの実施態様を認 識するか、あるいは日常の実験を越えない実験を使用して確証することができる であろう。このような同等の実施態様は次の請求の範囲により包含されることを 意図する。
No  2        工C−NYOIC!NT−KVP  2Figur e 3 P−値    (,05ns  ns Figure 4 p−値       (,05(,05nsFigure 5 P−値      ns     ns  (,05Figure 6 P−値                      (,05ns         nsFigure 7 補正音の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8)平成1年10月、4 を 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、特許出願の表示 PCT/US 8810104 R 2、発明の名称 金属イオンで抗体を標識付けする方法  、3、特許出願人 電話 585−2256 5、補正音の提出年月日 1989年4月6日 タンパク買上へ接合し、次いで金属イオンをタンパク質分子に取り付けられたキ レート剤上に標識付けする。例えば、ナラ(K n a W)ら、サイエンス( Science)、2立9 : 295−297 (] 980)は、DTPA を経てインジウム−111で標識付けされた心算ミオシンに対する抗体、および 標識抗体を心筋梗塞の画像形成のために使用することを開示している。参照、ま た、クレジカレク(Kre j ca rek)ら、バイオケミカル・アンド・ バイオフィジカル・リサーチ・コミユニケージ1ン(Biochem、Biop hys、Res、Comm、)、7ヱ:58]−585(1977);ジルズ( Childs)、R,L。
およびフトウィッチ(Hnatowich)、D、J、、ジャーナル・才ブ・ニ ュークリアー・メディンン(J、Nuc 1.Med、)、267293 (1 985);米国特許第4,652.440号(Paikら)。より最近のアプロ ーチにおいて、フリッペL’;f (Fritzberg)らは、キレート剤と して、特定のジアミノジチオールおよびジアミノジチオールの群の使用を開示し ている。フリツベルグ(Fritzberg)ら、ジャーナル・オブ・ニューク リアー・メディンン(J、Nuc]、Med、)、27:957 (1986) ;a州特許出!+1第86100360.6号。米国特許第4.027,005 号において、アルダ−(A+der)らは、放射性核種の診断剤として使用する ためのテクネチウム標識ポリヒドロキシカルボン酸を開示している。
種々の程度の成功は、放射性金属によるタンパク質の標識付けの直接および間接 の方法の両者を用いて達成されてきている。しかしながら、7、配位子は約10 ,000ダルトンより小さい分子量のポリヒドロキシカルボン酸またはその塩で ある、請求の範囲第6項記載の方法。
8、配位子は糖酸、グルコヘプトンfi(glucoheptonieacic l)、酒石酸、ガラフタル酸、アラポン酸(arabonicacid)および それらの塩類から成る群より選択される、請求の範囲第7項記載の方法。
9、水溶性配位子は糖rriまたはその塩である、請求の範囲第8項記載の方法 。
10、還元剤は第一スズの還元剤である、請求の範囲第1項記載の方法。
1)酸化された状態のTc  99m5および】】)還元剤および式: 式中、 XおよびYはOHま1;はNH,であり、RおよびRoは、独立に、H,C0O H%まt;はCHto )lであるか、あるいはRおよびRoは一緒になって環 または2座もしくは多座の配位子を形成することができ、 mおよびnは0〜lOでありかつmanは少なくとも2であり、R1およびR7 は、独立に、H2低級アルキル、置換低級アルキル、アリールまたは低級アルキ ルアリールであるか、あるいはR1およびRは一緒になってカルボニル基を完成 することができ、そしてpは0またはlであり、ただしpが1であるとき、mお よびnは独立l;少なくともlである、 の配位子からなる組成物、 の混合物を形成し、そして b1前記混合物をFab’断片を接触させてTc−99mg1lI!Fab′断 片を生成する、 からなる、゛スルフヒドリル含有Fab’断片をテクネチウム−99mで標識付 けする方法。
R−(CHOH)、−R’ 式中、RおよびR′はC0OHまたはCH,OHであり、そしてn −2〜10 である、 t;より表される、請求の範囲第11項記載の方法。
17、配位子は約10.000ダルトンより小さい分子量のポリヒドロキシジカ ルボン酸まt;はその塩である、請求の範囲第16項記載の方法。
18、配位子は糖酸、グルコヘプトン酸、酒石酸、ガラフタル酸、アラポン酸お よびそれらの塩類から成る群より選択される、請求の範囲第17項記載の方法。
19、水溶性配位子は糖酸またはその塩である、請求の範囲第18項記載の方法 。
20、Fab’断片は抗ミオシン、抗フィブリン、まt;は抗血小板抗体から誘 導される、請求の範囲第11項記載の方法。
21、Fab’断片は抗腫瘍抗体から誘導される、請求の範囲第11項記載の方 法。
22、抗@5s抗体は、抗結腸直腸癌抗体、抗卵巣癌抗体、抗肺癌抗体、抗乳癌 抗体または抗前立腺抗体である、請求の範囲第21”J記載の方法。
23、Fab’断片は抗バクテリアまたは抗マクロファージ抗体である、請求の 範囲第11項記載の方法。
24、工程: a、水性パーテクネテート−99mを水溶性配位子と還元剤の存在下に反応させ て、配位子および還元された状態のテクネチウム−99mの安定化された錯化合 物を形成し、そしてblその後、Fab’断片を前記錯化合物と反応させて、T c−99m標識Fab’断片を形成する、 かもなる、スルフヒドリル含有Fab’断片をテクネチウム−99mで標識付け する方法。
25、還元剤は第一スズのイオンであり、そして配位子は糖−またはその塩であ る、請求の範囲第24項記載の方法。
26、工程: a1バーテクネテート−99m、第一スズの還元剤および糖酸の水性混合物を形 成し、 b1前記混合物をスルフヒドリル含有抗体または抗体断片と一緒にして、テクネ チウム−99m標識抗体または抗体断片を生成する、からなる、スルフヒドリル 含有抗体または抗体断片をテクネチウム−99mで標識付けする方法。
27、抗体断片はFab″断片である、請求の範囲第26項記載の方法。
28、工程: a1ナトリウムパーテクネテートー99rnを、第一スズの還元剤および糖酸ま たはその塩の水溶液を含有する第1バイアルに添加し、モしてす、その後、第1 バイアルの内容物を、tab’断片の水溶液を含有する第2バイアルの内容物と 、非酸化性条件下に、混合する、かもなる、スルフヒドリル含有Fab″断片を テクネチウム−99mで標識付けする方法。
29、約5〜約9のpHを有する水溶液中の還元剤および糖酸またはその塩の混 合物からなる、スルフヒドリル含有抗体または抗体断片を直接放射性標識付けす る組成物。
30、還元剤は第一スズの還元剤である、請求の範囲第29項記載の組成物。
31、第一スズの還元剤は塩化第一スズである、請求の範囲第30項記載の組成 物。
32、還元剤および糖酸まI;はその塩の混合物をを含有する密閉された無菌の バイアルからなる、スルフヒドリル含有抗体まI;は抗体断片を放射性標識付け するためのキット。
33、還元剤は第一スズの還元剤である、請求の範囲第32項記載のキット。
31、第一スズの還元剤は塩化第一スズである、請求の範囲第33項記載のキッ ト。
32、還元剤および糖酸ま1:はその塩の混合物を含有する密閉しl:無菌のバ イアルからなる、スルフヒドリル含有抗体または抗体断片を放射性金属で放射性 標識付けするt;めのキット。
33、還元剤は第一スズの還元剤である、請求の範囲第32項記載のキット。
34、第一スズの還元剤は塩化第一スズである、請求の範囲第33項記載のキッ ト。
35、構成成分: a1還元剤および式: 式中、 X8よびYはOHまたはNH,であり、R8よびR′は、独立に、H,C0OH ,またはcH,OHTあるか、あるいはRおよびRoは一緒になって環または2 座もしくは多座の配位子を形成することができ、 mおよびDは0〜lOでありかっm十nは少なくとも2であり、R8およびR1 は、独立に、H1低級アルキル、置換低級アルキノ呟アリールまI;は低級アル キルアリールであるが、あるいはR3およびRは一緒l;なってカルボニル基を 完成することができ、モしてpは0または1であり、ただしpが1であるとき、 mおよびnは独立に少なくとも1である、 にょう表される化合物またはその塩からなる水溶性配位子の混合物を含有するバ イアル、および b1非酸化性条件下にFab’断片を含有するバイアル、からなるスルフヒドリ ル含有抗体または抗体断片を放射性標識付けするためのキット。
36、還元剤は第一スズの還元剤である、請求の範囲第35項記載のキット。
37、配位子は、式: %式%) 式中、RおよびR′はC0OHまたはCH,OHであり、モしてn−2〜10で ある、 により表される、請求の範囲第36項記載のキット。
38、配位子は約10,000ダルトンより小さい分子量のポリヒドロキンジカ ルボン酸またはその塩である、請求の範囲第37項記載のキット。
39、配位子は糖酸、酒石酸、グルコヘプトン酸、ガラフタル酸、アラポン酸お よびそれらの塩類から成る群より選択される、請求の範囲第38項記載のキット 。
40、水溶性配位子は糖酸ま1:はその塩である、請求の範囲第39項記載のキ ット。
41、構成成分: a、還元剤および糖酸の塩の混合物を含有するバイアル、およびb1非酸化性条 件下にFab’を含有するバイアル、からなる、スルフヒドリル含有Fab’断 片をテクネチウム−99mで標識付けするためのキット。
42、還元剤は第一スズの還元剤である、請求の範囲第41項記載のキット。
43、Fab’断片は抗ミオシン、抗フィブリン、または抗血小板抗体から誘導 される、請求の範囲第41項記載のキット。
44、Fab’断片は抗ll蕩抗体から誘導される、請求の範囲第41項記載の キット。
45、抗腫瘍抗体は、抗結腸直腸癌抗体、抗卵巣癌抗体、抗腫瘍抗体、抗乳癌抗 体または抗前立腺抗体である、請求の範囲第44”J記載のキット。
46、Fab″断片は抗バクテリアまたは抗マクロファージ抗体である、請求の 範囲第41項記載のキット。
47、工程: a、  (])”″″Tc○いおよび (+])還元剤および水溶性配位子、 の水性混合物を形成し、そして前記混合物を腫瘍に対して特異的なFab′断片 と接触させることによって、前記腫瘍に対して特異的なTc−99m1!識Fa b’断片を調製し、 b1前記標識Fab’断片を被検体t;非経口的に注入し、C1前記標1kFa b″断片を前記腫瘍において局在化し、モしてd、前記被検体をガンマ線カメラ で走査して、前記腫瘍の画像を得る、からなる、被検体t:8ける腫瘍のシンチ グラフィーの画像を得る方法。
b、前記”’Tcm識フィブリン特異的Fab’断片を被検体に注入し、 c1前前記用を血液凝固の部位において局在化し、そしてd1前記被検体を走査 して、前記凝固の画像を得る、からなる、被検体における血液凝固の画像を得る 方法。
70、工程: と、  (])]レニウムー186レニウム−188、レニウム−189まj; はレニウム−191のベルヘネート(perrhenate)、および (l])還元剤およびレニウムのための水溶性配位子、の水性混合物を形成し、 そして前記混合物を腫瘍特異的断片と接触させることによって、レニウム標識腫 瘍特異的抗体断片を調製し、モしてb1前記レニウム標標識片する、 かもなる、腫瘍の免疫治療の方法。
71、バイアル中において、スルフヒドリル含有抗体または抗体断片、還元剤お よび水溶性配位子から構成された抗体混合物を、酸化された状態のテクネチウム −99mと接触させることからなる、スルフヒドリル含有抗体または抗体断片を テクネチウム−99mで標識付けする1つのバイアルの方法。
73、スルフヒドリル含有抗体はIgGを還元剤で還元することによって調製さ れる、請求の範囲第71項記載の方法。
74、抗体断片はFab’断片である、請求の範囲第71項記載の方法。
75、Fab’ はF(ab”)、をDTTで還元することによって産生される 、請求の範囲第74項記載の方法。
76、抗体混合物は凍結乾燥された形態から再構成される、請求の範囲第71項 記載の方法。
77、水溶性配位子は、式: 式中、 XおよびYはOHまたはNH,であり、R8よびRoは、独立に、H,C00H 1またはcHaOHTあるか、あるいはRおよびRoは一緒になって環または2 座もしくは多座の配位子を形成することができ、 mおよびnは0〜10でありかつmanは少なくとも2であり、R3およびR1 は、独立に、H%低級アルキル、置換低級アルキル、アリールまたは低級アルキ ルアリールであるか、あるいはR,およびRは一緒になってカルボニル基を完成 することができ、そしてpは0または1であり、ただしpが1であるとき% m uよびnは独立に少なくともlである、 により表される化合物またはその塩である、請求の範囲第72項記載の方法。
82、還元剤は第一スズの還元剤である、請求の範囲第71項記載の方法。
83、工@: aSl % F a b’抗体断片、 ii、第一スズの還元剤、および 441%D−グルカル酸、 の凍結乾燥混合物を含有するバイアルを準備し、そしてす、前記バイアルにナト リウム(I)+m7c)パーテクネテートの水溶液を添加する、 からなる、スルフヒドリル含有Fab’抗体断片をテクネチウム99mで標識付 けする方法。
84、スルフヒドリル含有抗体または抗体断片、還元剤および水溶性配位子から 構成されt;混合物からなり、ここで前記抗体混合物を一酸化された状態のテク ネチウム−99mと接触させて、標識されt;抗体まt;は抗体断片を提供する 、スルフヒドリル含有抗体または抗体断片をテクネチウム−99mで標識付けす るための1つのバイアルのキット。
86、抗体混合物は凍結乾燥された形態である、請求の範囲第85項記載の1つ のバイアルのキット。
87、放射性金属を移送させる条件は、約り0℃〜約60”C温度、約5〜約9 のpHを有する水溶液中、約1時間、である、請求の範囲第1項記載の方法。
88、工程(b)を実施する条件は、約り0℃〜約60℃温度、約5〜約9のp Hを有する水溶液中、約1時間、である、請求の範囲第11項記載の方法。
89、工程(b)を実施する条件は、約り0℃〜約60”C温度、約5〜約9の pHを有する水溶液中、約1時間、である、請求の範囲第22項記載の方法。
国際調査報告 1+1+、%、++eMIA6Naaml+tv   PCB/US  εε1 0ユ048−9惰111〜1^−−螺1ゆ5鴫 ?ごτ/υS とε、l014 0B国際調査報告 LIS8801048 SA    2234]

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、工程: a、成分: i)放射性金属、および ii)還元剤および水溶性配位子、前記配位子は放射性金属を錯化して可溶性放 射性金属−配位子の錯化合物を形成することができる、の混合物を形成し、そし て b、前記混合物をスルフヒドリル含有抗体または抗体断片と、前記放射性金属が 抗体または断片に移送させて放射性金属標識された抗体または抗体断片を形成で きる条件下に、接触させる、からなる、テクネチウム−99m、レニウム−18 6、レニウム−188、レニウム−189およびレニウム−191から成る群よ り選択される放射性金属でスルフヒドリル含有抗体または抗体断片を標識付けす る方法。 2、スルフヒドリル含有抗体は還元されたIgGである、請求の範囲第1項記載 の方法。 3、抗体断片はFab′断片である、請求の範囲第1項記載の方法。 4、Fab′はF(ab′)2をDTTで還元することによって産生される、請 求の範囲第1項記載の方法。 5、水溶性配位子は、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 XおよびYはOHまたはNH2であり、RおよびR′は、独立に、H、COOH 、またはCH2OHであるか、あるいはRおよびR′は一緒になって環または2 座もしくは多座の配位子を形成することができ、 mおよびnは0〜10でありかつm+nは少なくとも2であり、R1およびR2 は、独立に、H、低級アルキル、置換低級アルキル、アリールまたは低級アルキ ルアリールであるか、あるいはR1およびRは一緒になってカルボニル基を完成 することができ、そしてpは0または1であり、ただしpが1であるとき、mお よびnは独立に少なくとも1である、 により表される化合物またはその塩である、請求の範囲第1項記載の方法。 6、配位子は、式: R−(CHOH)n−R′ 式中、RおよびR′はCOOHまたはCH2OHであり、そしてn=2〜10で ある、 により表される化合物またはその塩である、請求の範囲第5項記載の方法。 7、配位子は約10,000ダルトンより小さい分子量のポリヒドロキシジカル ボン酸またはその塩である、請求の範囲第6項記載の方法。 8、配位子は糖酸、グルコヘプトン酸(glucoheptonicacid) 、酒石酸、ガラクタル酸、アラボン酸(arabonicacid)およびそれ らの塩類から成る群より選択される、請求の範囲第7項記載の方法。 9、水溶性配位子は糖酸またはその塩である、請求の範囲第8項記載の方法。 10、還元剤は第一スズの還元剤である、請求の範囲第1項記載の方法。 11、工程: a、成分; i)酸化された状態のTc−99m、およびii)還元剤および式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 XおよびYはOHまたはNH2であり、RおよびR′は、独立に、H、COOH 、またはCH2OHであるか、あるいはRおよびR′は一緒になって環または2 座もしくは多産の配位子を形成することができ、 mおよびnは0〜10でありかつm+nは少なくとも2であり、R1およびR2 は、独立に、H、低級アルキル、置換低級アルキル、アリールまたは低級アルキ ルアリールであるか、あるいはR1およびRは一緒になってカルボニル基を完成 することができ、そしてpは0または1であり、ただしpが1であるとき、mお よびnは独立に少なくとも1である、 の配位子からなる組成物、 の混合物を形成し、そして b.前記混合物をFab′断片と接触させてTc−99m標識Fab′断片を生 成する、 からなる、Fab′断片をテクネチウム−99mで標識付けする方法。 12、Fab′断片はF(ab′)2断片を還元することによって産生される、 請求の範囲第11項記載の方法。 13、還元剤は第一スズの還元剤である、請求の範囲第11項記載の方法。 14、第一スズの還元剤は塩化第一スズである、請求の範囲第12項記載の方法 。 15、テクネチウム−99mはパーテクネテートとして使用する、請求の範囲第 11項記載の方法。 16、配位子は、式: R−(CHOH)n−R′ 式中、RおよびR′はCOOHまたはCH2OHであり、そしてn=2〜10で ある、 により表される、請求の範囲第11項記載の方法。 17、配位子は約10,000ダルトンより小さい分子量のポリヒドロキシジカ ルボン酸またはその塩である、請求の範囲第6項記載の方法。 18、配位子は糖酸、グルコヘプトン酸、酒石酸、ガラクタル酸、アラボン酸お よびそれらの塩類から成る群より選択される、請求の範囲第7項記載の方法。 19、水溶性配位子は糖酸またはその塩である、請求の範囲第8項記載の方法。 20、Fab′断片は抗ミオシン、抗フィプリン、または抗血小板抗体から誘導 される、請求の範囲第11項記載の方法。 21、Fab′断片は抗腫瘍抗体から誘導される、請求の範囲第11項記載の方 法。 22、抗腫瘍抗体は、抗結腸直腸癌抗体、抗卵巣癌抗体、抗肺癌抗体、抗乳癌抗 体または抗前立腺抗体である、請求の範囲第21項記載の方法。 23、Fab′断片は抗バクテリアまたは抗マクロファージ抗体である、請求の 範囲第11項記載の方法。 24、工程: a、水性パーテクネテート−99mを水溶性配位子と還元剤の存在下に反応させ て、配位子および還元された状態のテクネチウム−99mの安定化された錯化合 物を形成し、そしてb、その後、Fab′断片を前記錯化合物と反応させて、T c−99m標識Fab′断片を形成する、 からなる、Fab′断片をテクネチウム−99mで標識付けする方法。 25、還元剤は第一スズのイオンであり、そして配位子は糖酸またはその塩であ る、請求の範囲第24項記載の方法。 26、工程: a、パーテクネテート−99m、第一スズの還元剤および糖酸の水性混合物を形 成し、 b、前記混合物をスルフヒドリル含有抗体または抗体断片と一緒にして、テクネ チウム−99m標識抗体または抗体断片を生成する、からなる、スルフヒドリル 含有抗体または抗体断片をテクネチウム−99mで標識付けする方法。 27、抗体断片はFab′断片である、請求の範囲第26項記載の方法。 28、工程: a、ナトリウムパーテクネテート−99mを、第一スズの還元剤および糖酸また はその塩の水溶液を含有する第1バイアルに添加し、そしてb、その後、第1バ イアルの内容物を、Fab′断片の水溶液を含有する第2バイアルの内容物と、 非酸化性条件下に、混合する、からなる、Fab′断片をテクネテウム−99m で標識付けする方法。 29、還元剤および糖酸またはその塩の混合物からなる、抗体または抗体断片を 直接放射性標識付けするための組成物。 30、還元剤は第一スズの還元剤である、請求の範囲第29項記載の組成物。 31、第一スズの還元剤は塩化第一スズである、請求の範囲第30項記載の組成 物。 32、還元剤および糖酸またはその塩の混合物を含有する密閉した無菌のバイア ルからなる、抗体または抗体断片を放射性金属で放射性標識付けするためのキッ ト。 33、還元剤は第一スズの還元剤である、請求の範囲第32項記載のキット。 34、第一スズの還元剤は塩化第一スズである、請求の範囲第33項記載のキッ ト。 35、構成成分: a、還元剤および式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 XおよびYはOHまたはNH2であり、RおよびR′は、独立に、H、COOH 、またはCH2OHであるか、あるいはRおよびR′は一緒になって環または2 座もしくは多座の配位子を形成することができ、 mおよびnは0〜10でありかつm+nは少なくとも2であり、R1およびR2 は、独立に、H、低級アルキル、置換低級アルキル、アリールまたは低級アルキ ルアリールであるか、あるいはR1およびRは一緒になってカルボニル基を完成 することができ、そしてPは0または1であり、ただしPが1であるとき、mお よびnは独立に少なくとも1である、 により表される化合物またはその塩からなる水溶性配位子の混合物を含有するバ イアル、および b、非酸化性条件下にFab′断片を含有するバイアル、からなる抗体または抗 体断片を放射性標識付けするためのキット。 36、還元剤は第一スズの還元剤である、請求の範囲第35項記載のキット。 37、配位子は、式: R−(CHOH)n−R′ 式中、RおよびR′はCOOHまたはCH2OHであり、そしてn=2〜10で ある、 により表される、請求の範囲第36項記載のキット。 38、配位子は約10,000ダルトンより小さい分子量のポリヒドロキシジカ ルボン酸またはその塩である、請求の範囲第37項記載のキット。 39、配位子は糖酸、酒石酸、グルコヘプトン酸、ガラクタル酸、アラボン酸お よびそれらの塩類から成る群より選択される、請求の範囲第38項記載のキット 。 40、配位子は糖酸またはその塩である、請求の範囲第39項記載のキット。 41、構成成分: a、還元剤および糖酸の塩の混合物を含有するバイアル、およびb、非酸化性条 件下にFab′を含有するバイアル、からなる、Fab′断片をテクネチウム− 99mで標識付けするためのキット。 42、還元剤は第一スズの還元剤である、請求の範囲第41項記載のキット。 43、Fab′断片は抗ミオシン、抗フィブリン、または抗血小板抗体から誘導 される、請求の範囲第41項記載のキット。 44、Fab′断片は抗腫瘍抗体から誘導される、請求の範囲第41項記載のキ ット。 45、抗腫瘍抗体は、抗結腸直腸癌抗体、抗卵巣癌抗体、抗肺癌抗体、抗乳癌抗 体または抗前立腺抗体である、請求の範囲第44項記載のキット。 46、Fab′断片は抗バクテリアまたは抗マクロファージ抗体である、請求の 範囲第41項記載のキット。 47、工程: a、(i)99mTcO4−、および (ii)還元剤および水溶性配位子、 の水性混合物を形成し、そして前記混合物を腫瘍に対して特異的なFab′断片 と接触させることによって、前記腫瘍に対して特異的なTc−99m標識Fab ′断片を調製し、 b、前記標識Fab′断片を被検体に非経口的に注入し、c、前記標識Fab′ 断片を前記腫瘍において局在化し、そしてd、前記被検体をガンマ線カメラで走 査して、前記腫瘍の画像を得る、からなる、被検体における腫瘍のシンチグラフ ィーの画像を得る方法。 48、水溶性配位子は、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 XおよびYはOHまたはNH2であり、RおよびR′は、独立に、H、COOH 、またはCH2OHであるか、あるいはRおよびR′は一緒になって環または2 座もしくは多座の配位子を形成することができ、 mおよびnは0〜10でありかつm+nは少なくとも2であり、R1およびR2 は、独立に、H、低級アルキル、置換低級アルキル、アリールまたは低級アルキ ルアリールであるか、あるいはR1およびRは一緒になってカルボニル基を完成 することができ、そしてpは0または1であり、ただしpが1であるとき、mお よびnは独立に少なくとも1である、 により表される化合物またはその塩である、請求の範囲第46項記載の方法。 49、配位子は、式: R−(CHOH)n−R′ 式中、RおよびR′はCOOHまたはCH2OHであり、そしてn=2〜10で ある、 により表される化合物またはその塩である、請求の範囲第48項記載の方法。 50、配位子は約10,000ダルトンより小さい分子量のポリヒドロキシジカ ルボン酸またはその塩である、請求の範囲第49項記載の方法。 51、配位子は糖酸、グルコヘプトン酸、酒石酸、ムチン酸、アラボン酸および それらの塩類から成る群より選択される、請求の範囲第50項記載の方法。 52、水溶性配位子は糖酸またはその塩である、請求の範囲第51項記載の方法 。 53、還元剤は第一スズの還元剤である、請求の範囲第47項記載の方法。 54、Fab′断片は抗腫瘍抗体から誘導される、請求の範囲第47項記載の方 法。 55、抗腫瘍抗体は、抗結腸直腸癌抗体、抗卵巣癌抗体、抗肺癌抗体、抗乳癌抗 体または抗前立腺抗体である、請求の範囲第44項記載の方法。 56、工程: a、(i)99mTcO4、および (ii)還元剤および糖酸またはその塩、の水性混合物を形成し、そして前記混 合物を腫瘍に対して特異的なFab′断片と接触させることによって、前記腫瘍 に対して特異的なTc−99m標識Fab′断片を調製し、 b、前記標識Fab′断片を被検体に非経口的に注入し、c、前記標識Fab′ 断片を前記腫瘍において局在化し、そしてd、前記被検体をガンマ線カメラで走 査して、前記腫瘍の画像を得る、からなる、被検体における腫瘍のシンチグラフ ィーの画像を得る方法。 57、Fab′断片は抗腫瘍抗体から誘導される、請求の範囲第56項記載の方 法。 58、抗腫瘍抗体は、抗結腸直腸癌抗体、抗卵巣癌抗体、抗肺癌抗体、抗乳癌抗 体または抗前立腺抗体である、請求の範囲第57項記載の方法。 59、工程: a、(i)99mTcO4−、および (ii)還元剤およびTc−99mのための水溶性配位子、の水性混合物を形成 し、そして前記混合物をFab′断片と接触させることによって、Tc−99m 標識された抗バクテリアFab′断片を調製し、 b、前記標識Fab′断片を被検体に非経口的に注入し、c、前記標識Fab′ 断片をバクテリア性腫瘍において局在化し、そして d、前記被検体をガンマ線カメラで走査して、腫瘍の画像を得る、からなる、被 検体におけるバクテリア性腫瘍のシンチグラフィーの画像を得る方法。 60、水溶性配位子は、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 XおよびYはOHまたはNH2であり、RおよびR′は、独立に、H、COOH 、またはCH2OHであるか、あるいはRおよびR′は一緒になって環または2 座もしくは多座の配位子を形成することができ、 mおよびnは0〜10でありかつm+nは少なくとも2であり、R1およびR2 は、独立に、H、低級アルキル、置換低級アルキル、アリールまたは低級アルキ ルアリールであるか、あるいはR1およびRは一緒になってカルボニル基を完成 することができ、そしてpは0または1であり、ただしpが1であるとき、mお よびnは独立に少なくとも1である、 により表される化合物またはその塩である、請求の範囲第59項記載の方法。 61、配位子は、式: R−(CHOH)n−R′ 式中、RおよびR′はCOOHまたはCH2OHであり、そしてn=2〜10で ある、 により表される化合物またはその塩である、請求の範囲第60項記載の方法。 62、配位子は約10,000ダルトンより小さい分子量のポリヒドロキシジカ ルボン酸またはその塩である、請求の範囲第61項記載の方法。 63、配位子は糖酸、グルコヘプトン酸、ガラクタル酸、酒石酸およびアラボン 酸から成る群より選択される、請求の範囲第62項記載の方法。 64、移送配位子は糖酸またはその塩である、請求の範囲第63項記載の方法。 65、Fab′は抗バクテリア抗体から誘導される、請求の範囲第63項記載の 方法。 66、Fab′は抗マクロファージ抗体から誘導される、請求の範囲第63項記 載の方法。 67、工程: a、(i)99mTcO4−、および (ii)還元剤およびTc−99mのための水溶性配位子、の水性混合物を形成 し、そして前記混合物をミオシン特異的Fab′断片と接触させることによって 、Tc−99m標識されたミオシン特異的Fab′断片を調製し、 b、前記99mTc標識ミオシン特異的Fab′断片を被検体に注入し、c、前 記断片を心筋梗塞の部位において局在化し、そしてd、前記被検体を心臓の領域 において走査して、前記梗塞の画像を得る、 からなる、被検体における心筋梗塞の画像を得る方法。 68、水溶性配位子は糖酸またはその塩である、請求の範囲第67項記載の方法 。 69、工程: a、(i)99mTcO4−、および (ii)還元剤およびTc−99mのための水溶性配位子、の水性混合物を形成 し、そして前記混合物をフィプリン特異的Fab′断片と接触させることによっ て、Tc−99m標識されたフィプリン特異的Fab′断片を調製し、 b、前記99mTc標識フィブリン特異的Fab′断片を被検体に注入し、 c、前記断片を血液凝固の部位において局在化し、そしてd、前記被検体を走査 して、前記凝固の画像を得る、からなる、被検体における血液凝固の画像を得る 方法。 70、工程: a、(i)レニウム−186、レニウム−188、レニウム−189またはレニ ウム−191のベルヘネート(perrhenate)、および (ii)還元剤およびレニウムのための水溶性配位子、の水性混合物を形成し、 そして前記混合物を腫瘍特異的断片と接触させることによって、レニウム標識腫 瘍特異的抗体断片を調製し、そしてb、前記レニウム標識断片する、 からなる、腫瘍の免疫治療の方法。 71、バイアル中において、スルフヒドリル含有抗体または抗体断片および還元 剤から構成された抗体混合物を、酸化された状態のテクネチウム−99mと接触 させることからなる、スルフヒドリル含有抗体または抗体断片をテクネチウム− 99mで標識付けする1つのバイアルの方法。 72、抗体混合物は、さらに、水溶性配位子を含む、請求の範囲第71項記載の 方法。 73、スルフヒドリル含有抗体はIgGに還元される、請求の範囲第72項記載 の方法。 74、抗体断片はFab′断片である、請求の範囲第71項記載の方法。 75、Fab′はF(ab′)2をDTTで還元することによって産生される、 請求の範囲第74項記載の方法。 76、抗体混合物は凍結乾燥された形態から再構成される、請求の範囲第71項 記載の方法。 77、水溶性配位子は、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 XおよびYはOHまたはNH2であり、RおよびR′は、独立に、H、COOH 、またはCH2OHであるか、あるいはRおよびR′は一緒になって環または2 座もしくは多座の配位子を形成することができ、 mおよびnは0〜10でありかつm+nは少なくとも2であり、R1およびR2 は、独立に、H、低級アルキル、置換低級アルキル、アリールまたは低級アルキ ルアリールであるか、あるいはR1およびRけ一緒になってカルボニル基を完成 することができ、そしてpは0または1であり、ただしpが1であるとき、mお よびnは独立に少なくとも1である、 により表される化合物またはその塩である、請求の範囲第72項記載の方法。 78、配位子は、式: R−(CHOH)n−R′ 式中、RおよびR′はCOOHまたはCH2OHであり、そしてn=2〜10で ある、 により表される化合物またはその塩である、請求の範囲第77項記載の方法。 79、配位子は約10,000ダルトンより小さい分子量のポリヒドロキシジカ ルボン酸またはその塩である、請求の範囲第78項記載の方法。 80、配位子はD−グルカル酸、グルコヘプトン酸、酒石酸、ガラクタル酸、ア ラボン酸およびそれらの塩類から成る群より選択される、請求の範囲第79項記 載の方法。 81、水溶性配位子はD−グルカル酸またはその塩である、請求の範囲第80項 記載の方法。 82、還元剤は第一スズの還元剤である、請求の範囲第1項記載の方法。 83、工程: a、i、Fab′抗体断片、 ii、第一スズの還元剤、および iii、D−グルカル酸、 の凍結乾燥混合物を含有するバイアルを準備し、そしてb、前記バイアルにナト リウム(99mTc)パーテクネテートの水溶液を添加する、 からなる、Fab′抗体断片をテクネチウム99mで標識付けする方法。 84、スルフヒドリル含有抗体または抗体断片および還元剤から構成された混合 物からなり、ここで前記抗体混合物を酸化された状態のテクネチウム−99mと 接触させて、標識された抗体または抗体断片を提供する、スルフヒドリル含有抗 体または抗体断片をテクネチウム−99mで標識付けするための1つのバイアル のキット。 85、抗体混合物は、さらに、水溶性配位子を含有する、請求の範囲第84項記 載の1つのバイアルのキット。 86、抗体混合物は凍結乾燥された形態である、請求の範囲第85項記載の1つ のバイアルのキット。
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