JPH0250437B2 - - Google Patents

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JPH0250437B2
JPH0250437B2 JP56005013A JP501381A JPH0250437B2 JP H0250437 B2 JPH0250437 B2 JP H0250437B2 JP 56005013 A JP56005013 A JP 56005013A JP 501381 A JP501381 A JP 501381A JP H0250437 B2 JPH0250437 B2 JP H0250437B2
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JP
Japan
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core
region
blanket
fuel
fast breeder
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JP56005013A
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JPS57119280A (en
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Kotaro Inoe
Katsuyuki Kawashima
Atsushi Zukeran
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to DE8282300246T priority patent/DE3267956D1/de
Priority to US06/339,894 priority patent/US4777007A/en
Priority to EP82300246A priority patent/EP0057529B1/en
Publication of JPS57119280A publication Critical patent/JPS57119280A/ja
Publication of JPH0250437B2 publication Critical patent/JPH0250437B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/02Fuel elements
    • G21C3/28Fuel elements with fissile or breeder material in solid form within a non-active casing
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C1/00Reactor types
    • G21C1/02Fast fission reactors, i.e. reactors not using a moderator ; Metal cooled reactors; Fast breeders
    • G21C1/022Fast fission reactors, i.e. reactors not using a moderator ; Metal cooled reactors; Fast breeders characterised by the design or properties of the core
    • G21C1/024Fast fission reactors, i.e. reactors not using a moderator ; Metal cooled reactors; Fast breeders characterised by the design or properties of the core where the core is divided in zones with fuel and zones with breeding material
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C5/00Moderator or core structure; Selection of materials for use as moderator
    • G21C5/18Moderator or core structure; Selection of materials for use as moderator characterised by the provision of more than one active zone
    • G21C5/20Moderator or core structure; Selection of materials for use as moderator characterised by the provision of more than one active zone wherein one zone contains fissile material and another zone contains breeder material
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、高速増殖炉の炉心に係り、特に、倍
増時間を短くできる軸方向非均質炉心を有する高
速増殖炉の炉心に関するものである。 高速増殖炉は、炉心内の核分裂性物質の核分裂
によつて発生する高速中性子を燃料親物質に吸収
させ、これにより新しい核分裂性物質を炉心内に
生産するものである。すなわち、高速増殖炉は、
核分裂性物質を核分裂によつて消費する速さより
も新しい核分裂性物質を生産する速さのほうが大
きい。この新しい核分裂性物質の生産、すなわ
ち、増殖によつて、核燃料を有効に利用すること
ができる。 高速増殖炉の炉心は、一般に柱状に形成され、
核分裂性物質が存在する炉心領域の外側を取囲ん
で主として燃料親物質からなるブランケツト領域
とから形成されている。ブランケツト領域は、炉
心領域の外周を取囲む半径方向ブランケツト領域
と炉心領域の軸方向の両端に位置している軸方向
ブランケツト領域とを有している。炉心領域に存
在する核分裂性物質は主にプルトニウム−239で
あり、ブランケツト領域に存在する燃料親物質は
主にウラン−238である。ウラン−238は、プルト
ニウム−239の核分裂によつて発生する高速中性
子を吸収してプルトニウム−239に変化する。 一般的な高速増殖炉の炉心としては、均質炉心
と呼ばれて炉心領域を同心状に内側炉心領域と外
側炉心領域に分割したものがある。このように炉
心領域を分割した場合、核分裂性物質の富化度
(核分裂性物質の量/(核分裂性物質の量+燃料
親物質の量))は、外側の炉心領域ほど高くなつ
ている。 厚みが一定で偏平な柱状の内部ブランケツト領
域を高速増殖炉の炉心領域の軸方向の中心部に配
置したパフエー炉心が提案されている(G.A.
DUCAT et al.、“Evaluation of the parfait
Blanket Concept for Fast Breeder
Reactors”、COO−2250−5、MITNE−157、
Massachusetts Institute of Technology、
January 1974)。 また、パフエー炉心と同様に内部ブランケツト
領域を炉心領域の軸方向の中心部に配置し、内部
ブランケツト領域の周辺部の軸方向の厚みを内部
ブランケツト領域の中心部での軸方向の厚みより
も薄くした高速増殖炉の炉心が、提案されている
(K.Inoue et al.、“A Fast Breeder Core
With Internal Blanket”、American Nuclear
Society Transactions、Vol.33、p862〜863、
1979)。この炉心の内部ブランケツト領域の外面
は、半径方向ブランケツト領域の内面に接してい
る。 本発明の目的は、炉心の出力分布を平坦化する
とともに倍増時間を短縮できる高速増殖炉の炉心
を提供することにある。 本発明の特徴は、内部ブランケツト領域の軸方
向の厚みを内部ブランケツト領域の中央部分で厚
くするとともに内部ブランケツト領域の周辺部分
で薄くし、内部ブランケツト領域の周辺部分の最
外周端より外側に炉心領域を備えさせたことにあ
る。 本発明は、すでに提案されている種々の高速増
殖炉の炉心の特性を検討した結果に基づいてなさ
れたものである。 高速増殖炉の従来の均質炉心を第1図および第
2図に示す。炉心領域は内側と外側の二領域に分
割され、外側炉心領域2が六角柱状の内側炉心領
域1の周囲を取囲んでいる。半径方向ブランケツ
ト領域3が、外側炉心領域2の外側を取囲んでい
る。軸方向ブランケツト領域4Aおよび4Bが、
炉心領域の上部および下部にそれぞれ配置され
る。炉心領域に装荷される燃料集合体5Aおよび
5Bは、両端部に軸方向ブランケツト領域4Aお
よび4Bを形成する天然ウランまたは劣化ウラン
が充填されている。燃料集合体5B(外側炉心領
域)のプルトニウム−239の富化度は、燃料集合
体5A(内側炉心領域)のそれよりも大きい。半
径方向ブランケツト領域3に装荷される燃料集合
体6は、全長に天然ウランまたは劣化ウランが充
填される。7は、制御棒である。 このような均質炉心は制御棒によつて制御でき
る反応度に比べて燃焼による炉心領域の反応度低
下が比較的大きいので、燃料集合体の燃焼期間が
抑えられる。このため、炉心領域の燃料集合体
は、ほぼ1年毎に数分の1ずつ交換しなければな
らない。燃焼期間を延ばすために、炉心領域にお
ける初期の余剰反応度を大きくした場合には、こ
の余剰反応度をも制御する必要が生じ、制御棒価
値の大きな制御棒を炉心に挿入しなければならな
い。このような制御棒の挿入は、第3図に示すよ
うに炉心領域の半径方向の出力分布(軸方向積分
出力)が大きく歪むことによる。第3図で実線は
燃焼サイクル初期(以下BOCという)の出力分
布、破線は燃焼サイクル末期(以下EOCという)
の出力分布である。なお第3図の出力分布は第1
図でH1=170cm、H2=100cm、D1=405cm、D2
325cmおよびd3=243cmの炉心に対するものであ
る。 第4図は、軸方向非均質炉心の一種であるパフ
エー炉心の構造を示している。半径方向ブランケ
ツト領域3および軸方向ブランケツト領域4Aお
よび4Bからなる外部ブランケツト領域に取囲れ
た炉心領域8は、プルトニウム−239の富化度が
一種類の領域である。天然ウランまたは劣化ウラ
ンからなる内部ブランケツト領域9が、炉心領域
8の軸方向の中央に配置される。H1、H2、D1
よびD2の寸法は、前述した均質炉心の寸法と同
じである。なお、内部ブランケツト領域9は、d4
=229cmおよびH3=25cmの偏平な六角柱であり、
炉心領域8と同心に配置される。パフエー炉心の
プルトニウム−239の富化度は、内部ブランケツ
ト領域9が存在するので、均質炉心よりも大き
い。 このようなパフエー炉心では、内部ブランケツ
ト領域9が存在するので、炉心領域8の平均中性
子エネルギーが高くなる。このため、炉心領域8
では、プルトニウム−239の核分裂反応に対する
プルトニウム−239の中性子捕獲反応の割合が減
少し、1個の中性子の捕獲に対する中性子の発生
数が大きくなる。一方、内部ブランケツト領域9
では、炉心領域8に比べると燃料親物質(主にウ
ラン−238)の原子数密度が高く、しかも中性子
の平均エネルギーが低い。これは、燃料親物質の
核分裂反応率の減少と燃料親物質の中性子捕獲反
応率の増大につながる。このため、パフエー炉心
は、均質炉心に比べて増殖率が増大し倍増時間が
短縮される。前述した寸法のパフエー炉心の半径
方向の出力分布(軸方向積分出力)を第5図に示
す。パフエー炉心の出力分布の平坦化は、第1図
の均質炉心と同程度である。 しかし、パフエー炉心は、燃焼の間(BOCと
EOCの間)に大きな出力のスウングを生じる。
すなわち、高速増殖炉の運転が経過するに伴つて
内部ブランケツト領域9内のプルトニウム−239
が増大するので、炉心領域8の中央の出力分布は
著しく上昇する。一方、内部ブランケツト領域9
と半径方向ブランケツト領域3とに挾れている炉
心領域8の部分では、高速増殖炉の運転が経過す
るに伴つて出力が著しく低下する。これは、上記
の炉心領域8の部分のプルトニウム−239が消費
されることによる。 第6図に示す高速増殖炉の炉心は、American
Nuclear Society transactions、Vol.33、p862〜
863に示された炉心である。本炉心は、外部ブラ
ンケツト領域にて取囲れる炉心領域10の軸方向
の中心位置に内部ブランケツト領域11を配置し
ている。内部ブランケツト領域11の外周面は、
軸方向ブランケツト領域3の内周面に接してい
る。また、内部ブランケツト領域11の周辺部
(D2−d5)における軸方向の厚みH4は、中央部の
d5の範囲の厚みH3よりも薄くなつている。内部
ブランケツト領域11の寸法は、D2=325cm、d5
=229cm、H3=30cmおよびH4=10cmである。他
のD1、H1およびH2の寸法は、前述した各炉心と
同じである。 本炉心の半径方向の出力分布(軸方向積分出
力)を、第7図に示す。本炉心では、BOCと
EOCとの間における出力のスウイングが抑制で
き、しかも出力分布の平坦化もあわせて達成でき
る。出力のスウイングの抑制は、パフエー炉心の
内部ブランケツト領域9の外周部分の炉心領域8
内に軸方向ブランケツト領域3の内周面に達する
薄いブランケツト領域を配置することによつて可
能になつた。すなわち、高速増殖炉の運転の経過
とともに内部ブランケツト領域11の厚みの薄い
部分にもプルトニウム−239が生成されるので、
炉心領域10の周辺部の出力はパフエー炉心のよ
うに高速増殖炉の運転の経過に伴つて著しく低下
することがない。 第6図に示す炉心の炉心の倍増時間は、18.4年
である。この倍増時間は、燃料の炉外インベント
リおよび再処理損失を無視して求めたものであ
る。 増殖率とともに増殖作用の定量的な基準値であ
る倍増時間の短縮は、高速増殖炉の改良点で最も
主要なものである。増殖率が核分裂性物質の消費
量に対する新しい核分裂性物質の生成量の比率で
表わされるのに対して、倍増時間は高速増殖炉の
炉心に最初に装荷した核分裂性物質の量と同量の
それを再生産するのに要する時間である。増殖率
はできるだけ高いほうが望ましく、倍増時間は短
いほうが望まれる。 本発明者等は、出力分布の平坦化が達成できし
かも大きな出力のスウイングを抑制できる第6図
の炉心の長所を生かし、倍増時間をより短縮すべ
く種々の検討を行なつた。倍増時間は、高速増殖
炉の比出力(単位燃料装荷量当りの出力)に反比
例するので、炉心領域外周部の出力低下を抑制し
て出力分布を平坦化することによつて短縮でき
る。発明者等は、この点に注目して第6図に示す
炉心の炉心領域10周辺部の出力低下を防止でき
る方法を検討した。最も簡単な案は、第6図の炉
心領域10の(D2−d5)の範囲で外側に向う程、
プルトニウム−239の富化度を高めることである。
しかし、この案では、2種類以上のプルトニウム
−239の富化度の異なる燃料ペレツトを製作しな
ければならなく、燃料ペレツトの製造工程が複雑
になる欠点がある。しかし、出力は、プルトニウ
ム−239等の核分裂性物質の核分裂が活発な程、
すなわち、核分裂性物質の量が多い程、高くな
る。この事項に基づいて発明者等は、第6図に示
す炉心の内部ブランケツト領域11の周辺部で外
側に向つてその厚みを減少させ、しかも内部ブラ
ンケツト領域11の外周面を軸方向ブランケツト
領域3の内周面より内側に位置させ、さらに、そ
れらの面の間に炉心領域を介在させることによつ
て、炉心領域の厚みを外側に向う程増大させ、す
なわち、炉心領域周辺部での核分裂性物質の量を
著しく増大させることができることを発見した。
厚みの薄い内部ブランケツト領域の外周を炉心領
域にて取囲むことは、第6図の炉心の炉心領域1
0周辺部の出力低下の要因であることが判明した
炉心領域10の外周面近傍に存在する核分裂性物
質の少ない内部ブランケツト領域11の薄い部分
を取除くことにつながる。したがつて、炉心領域
の核分裂性物質の富化度が一種類であつても、炉
心領域の出力を増大できるのである。特に、内部
ブランケツト領域11の薄い部分の外周面と軸方
向ブランケツト領域3との間に炉心領域を介在せ
ることが、後述するように倍増時間を著しく短縮
させることにつながるのである。 上記のような検討結果に基づいてなされた本発
明の高速増殖炉の炉心の一例を第8図および第9
図により説明する。炉心領域12は、半径方向ブ
ランケツト領域3および軸方向ブランケツト領域
4Aおよび4Bからなる外部ブランケツト領域に
よつて取囲まれている。水平方向に伸びる内部ブ
ランケツト領域13が、炉心領域12内でしかも
軸方向の中央に配置される。内部ブランケツト領
域13の軸方向の厚みは、中心部よりも周辺部に
て薄くなつている。この厚みの変化は、連続的で
はなく、燃料集合体または燃料ピン毎に段階的に
生じる。内部ブランケツト領域13は、軸方向に
偏平な柱状体で、周辺部の厚みを薄くしたもので
ある。さらに、内部ブランケツト領域13を取囲
む環状の炉心領域12が、内部ブランケツト領域
13と半径方向ブランケツト領域3との間に存在
する。すなわち、内部ブランケツト領域13の最
外周端は、炉心領域12を介在させて半径方向ブ
ランケツト領域3と対向している。このような軸
方向非均炉心である本発明の炉心、すなわち、ハ
ンバーガ炉心は、水平方向に四つの層に分割され
る。第層は最も中央に配置され、第、およ
び層の順に第層より外側に向つて第層と同
心状に配置される。柱状の第層(d2の範囲)
は、軸方向ブランケツト領域4Aおよび4Bを形
成する第1ブランケツト領域を軸方向で上端部お
よび下端部にそれぞれ有し、各々の第1ブランケ
ツト領域の間でしかも軸方向に一対の炉心領域を
配置し、それらの炉心領域の間に水平方向に伸び
る内部ブランケツト領域13を形成する第2ブラ
ンケツト領域を設けたものである。環状の第層
(幅(d1−d2)/2の環状体)は、水平方向に伸
びる内部ブランケツト領域13を形成する第2ブ
ランケツト領域の軸方向の厚みが第層のその厚
みよりも薄くなつている点を除いて、第層の構
成と同じである。第層の第2ブランケツト領域
の外周面と第層の第2ブランケツト領域の内周
面は、隣接している。環状の第層(幅(D2
d1)/2の環状体)は、第2ブランケツト領域を
有しなく、軸方向で上端部と下端部に配置された
各第1ブランケツト領域の間に、炉心領域のみを
設けたものである。最外周の環状の第層(幅
(D1−D2)/2の環状体)は、軸方向ブランケツ
ト領域3であり、軸方向の全長に渡つてブランケ
ツト領域が存在する。 本ハンバーガ炉心の半径方向ブランケツト領域
3、軸方向ブランケツト領域4Aおよび4Bおよ
び内部ブランケツト領域13には、燃料親物質で
あるウラン−238を多量に含む天然ウランまたは
劣化ウランが存在する。また、炉心領域12には
PuO2−UO2が存在し、しかもプルトニウム−239
等の核分裂性物質の富化度は一様である。 本ハンバーガ炉心の軸方向および半径方向の出
力分布を第10図および第11図にそれぞれ示
す。軸方向においては、内部ブランケツト領域1
3の上方および下方の炉心領域12に中性子束の
ピークがそれぞれあらわれており、軸方向の出力
分布(出力は中性子束に比例)が平坦化されてい
る。炉心の半径方向の出力分布は、第および第
層を設けることによつて炉心領域12の周辺部
の出力の落込みを防止することができるので著し
く平坦化される。すなわち、これは、内部ブラン
ケツト領域13の軸方向の厚みは、高エネルギー
中性子束が大きくて反応率の高い炉心領域12の
中心部で厚く、逆に高エネルギー中性子束が小さ
くて反応率の低い炉心領域12の周辺部ほど薄く
なつており、さらに高エネルギー中性子束がより
減少する炉心領域12の外周面近傍に燃料親物質
のない領域が形成されることによる。第10図お
よび第11図の特性が得られる炉心は、d1=275
cmおよびH3=25cmであり、第1図の炉心と同じ
寸法のD1、D2、H1およびH2を有している。な
お、本ハンバーガ炉心における燃焼に伴う出力の
スウイングも、第5図と第11図を比較してわか
るようにパフエー炉心よりも著しく抑制されてい
る。 ここで、ハンバーガ炉心の増殖作用について説
明する。均質炉心の中性子のエネルギー分布は、
第12図の特性Aのようになつている。一方、炉
心領域12内の軸方向に内部ブランケツト領域1
3を配置した軸方向非均質炉心では、炉心領域1
2内の中性子のうち、原子に当つて減速される前
にブランケツト領域13に出るものが増加する。
したがつて、炉心領域12内の中性子のエネルギ
ー分布は、第12図の特性Bのようにエネルギー
の高いほうにずれる。このように炉心領域12内
の平均中性子エネルギーが高くなることによつ
て、炉心領域12においては核分裂性物質(主に
プルトニウム−239)の核分裂反応に対するその
中性子捕獲反応の比率が減少し、核分裂性物質の
中性子吸収当りの中性子発生数(η)が第12図
の特性Cのように増加する。内部ブランケツト領
域13では、炉心領域12に比べて燃料親物質
(主にウラン−238)の原子数密度が高くて中性子
の平均エネルギーが低いので、燃料親物質の核分
裂反応率は減少するが、燃料親物質の中性子捕獲
反応率は増大する。ハンバーガ炉心においては、
炉心領域12とこれを取囲む半径方向ブランケツ
ト領域3および軸方向ブランケツト領域4Aおよ
び4Bとの境界における中性子束が高いことに起
因して、半径方向ブランケツト領域3および軸方
向ブランケツト領域4Aおよび4Bへの中性子の
漏洩量が増大する。この結果、外部ブランケツト
領域内の燃料親物質の中性子捕獲反応および核分
裂反応は著しく向上する。このような反応率の変
化と出力分布の平坦化は、増殖作用の向上、とり
わけ倍増時間の短縮をもたらす。 第8図に示すハンバーガ炉心において、内部ブ
ランケツト領域13の形状と倍増時間との関係を
検討した。その結果を第13図に示す。倍増時間
は、内部ブランケツト領域13の軸方向の厚み
H3および炉心領域12の半径方向の直径D2に対
する内部ブランケツト領域13の半径方向の直径
d1の比(d1/D2)によつて変化する。特性Sは、
内部ブランケツト領域13の各々の厚みH3に対
して最も倍増時間が短くなる、d1/D2を結んだ
ものである。Q点は、d1/D2が1になる炉心、
すなわち、第6図に示す炉心のH3=30cmの場合
における倍増時間である。第6図の炉心では、
H3=30cmの時に倍増時間が最も短くなる。ハン
バーガ炉心のように第層の外側に内部ブランケ
ツト領域13のない第層を設けることによつ
て、倍増時間を短縮できる。ハンバーガ炉心にお
いて倍増時間を短くするために望しいd1/D2
範囲は、0.76〜0.90の範囲である。厚みH3は、約
20〜25cmにすることが望しい。ちなみに、パフエ
ー炉心における倍増時間最小の抱絡線は、ハンバ
ーガ炉心の倍増時間最小の抱絡線(特性S)より
も上方に位置する。 前述したハンバーガ炉心の出力分布および倍増
時間は、表1に示す仕様に基づいて求めたもので
ある。また前述した第1図、第4図および第6図
に示す炉心の出力分布も、表1と同じ仕様に基づ
くものである。さらに表1の仕様に基づく本発明
のハンバーガ炉心と上記3種類の炉心の諸特性を
表2に示す。均質炉心、パフエー炉心および第6
図の炉心におけるd4、d5、H3およびH4は、
【表】
【表】
【表】
【表】 それぞれ前述した各々の炉心の寸法と同じであ
る。ハンバーガ炉心AにおいてはH3=22cmおよ
びd1/D2=0.81、ハンバーガ炉心Bにおいては
H2=22cmおよびd1/D2=0.79である。パフエー
炉心および第6図の炉心は、倍増時間が最小にな
るものの特性を示している。表2からも明らかな
ように、ハンバーガ炉心は、他の炉心に比べて倍
増時間が最も短く、出力分布が最も平坦化(グロ
ス出力ピーキング係数最小)されている。ハンバ
ーガ炉心は、内部ブランケツト領域を有する3つ
のタイプの軸方向非均質炉心のうちで最も核分裂
性物質の装荷量が少なくなつている。さらには、
ハンバーガ炉心の出力のスウイングは、パフエー
炉心に比べて著しく改善されている。 ハンバーガ炉心を有する高速増殖炉は、増殖作
用、とりわけ倍増時間を大幅に短縮できるので、
燃料の経済性が著しく向上する。また、燃料の燃
焼に伴う反応度の低下が軽減されるので、高速増
殖炉に設置される制御棒本数を減少できる。な
お、燃料の燃焼による反応度の低下は、増殖作用
によつて得られた新しい核分裂性物質が反応度価
値の高い炉心領域12の中心に蓄積されるので、
他の炉心構成に比べて小さくなる。核分裂性物質
の富化度が一種類であるため、燃料ピンの製造が
容易である。 本発明のハンバーガ炉心は、前述したように出
力分布が著しく平坦化されるので、最大線出力密
度および燃料ピンの最大燃焼度を減少できる。こ
のため燃料ピンの健全性を損わずに、炉心領域の
高さと燃料ピン内のガスプレナムの長さを短縮し
て軸方向ブランケツト領域の厚みを14%増大する
ことができる。軸方向ブランケツト領域の厚みを
増すことは増殖作用の向上につながる。 炉心領域の高さを減らして軸方向ブランケツト
領域の厚みを増大したハンバーガ炉心を適用した
高速増殖炉の好適な実施例を第14図〜第18図
に基づいて説明する。 高速増殖炉は、上端部を回転プラグ22にて封
鎖された原子炉容器21、多数の燃料集合体25
から構成される炉心24、原子炉容器21に取付
けられて燃料集合体25を支持する炉心支持板4
5を有している。燃料集合体25は、炉心支持板
45に取付けられる流量調整管47内に燃料集合
体25の下端部にあるエントランスノズル41を
挿入することにより保持される。燃料集合体25
の構造を第15図に示す。燃料集合体25は、ラ
ツパ管39の両端を下部遮蔽体40と上部遮蔽体
43に取付け、ラツパ管39内に配置される多数
の燃料ピン26を下部遮蔽体40に取付けて構成
される。冷却材であるNaが流入する開口42を
有するエントランスノズル41が、下部遮蔽体4
0の下部に設けられる。 中間熱交換器(図示せず)にて冷却された冷却
材であるNaは、入口ノズル23より原子炉容器
21内の下部プレナム48内に流入する。その
後、Naは、開口49を通つて高圧プレナム46
内に流入し、さらに、流量調整管47に設けられ
た開口および開口42を通つて燃料集合体25内
に導かれる。Naは、燃料集合体25内で燃料ピ
ン26によつて加熱され、昇温する。高温のNa
は、出口ノズル23から原子炉容器21外に流出
し、前述の中間熱交換器に送られる。 多数の燃料集合体25によつて構成される炉心
24の縦断面の概略構造を、第16図に示す。外
部ブランケツト領域(半径方向ブランケツト領域
3、軸方向ブランケツト領域4Aおよび4B)に
取囲まれる炉心領域50の軸方向中央に、水平方
向に伸びる内部ブランケツト領域51が存在す
る。内部ブランケツト領域51の軸方向の厚みは
2段階に変化している。すなわち、内部ブランケ
ツト領域51の周辺部における厚みH4は、その
中央部の厚みH3よりも薄くなつている。本実施
例においても、第8図の炉心と同様に半径方向に
内部ブランケツト領域を有する柱状の第層、第
層の内部ブランケツト領域を有する環状の第
層、内部ブランケツト領域を有しない環状の第
層および半径方向ブランケツト領域を形成する環
状の第層が順に同心状に配置されている。内部
ブランケツト領域51の最外周面は、炉心領域5
0を間に介在させて半径方向ブランケツト領域3
に対向している。しかし、本実施例における第
層の内部ブランケツト領域の軸方向の厚みは、半
径方向に一定であり、第8図の炉心における第
層のように変化しない。これは、後述するように
第層に一種類の燃料集合体を配置すればよく、
燃料集合体の製造が容易になつてその燃料集合体
の装荷が容易である。第層の内部ブランケツト
領域と第層のブランケツト領域は隣接してい
る。 炉心領域の燃料は、核分裂性物質が天然に比べ
て濃縮された状態のものである。ブランケツト領
域の燃料は、少なくとも炉心への初期装荷時に
は、減損ウランまたは天然ウラン等のように主に
燃料親物質からなつている。 本実施例のハンバーガ炉心の寸法は、D1=405
cm、D2=325cm、d1=256cm、d2=194cm、H1
175cm、H2=95cm、H3=22cmおよびH4=12cmで
ある。前述した各々の炉心に比べて炉心領域50
の高さが5cm低くなり、しかも軸方向ブランケツ
ト領域4Aおよび4Bの厚みが各々5cm増えてい
る。炉心領域50の核分裂性物質の富化度は第8
図の炉心よりも高くなるが、炉心領域50への核
分裂性物質の装荷量は約3%減少する。すなわ
ち、本実施例の核分裂性物質の装荷量は、約3400
Kgである。 第層、第層、第層および第層に装荷さ
れる燃料集合体の構造を第18A図〜第18D図
に基づいて説明する。第層に装荷される燃料集
合体25Aは、第15図に示す燃料集合体25内
の燃料ピン26として第18A図に示す燃料ピン
26Aを用いたものである。燃料ピン26Aは、
端栓28および29にて両端を密封した被覆管2
7内に2種類の燃料ペレツト、すなわち、炉心燃
料ペレツトおよびブランケツト燃料ペレツトを充
填したものである。被覆管27内には、上方、す
なわち、端栓28側より上部ブランケツト領域3
1A、炉心領域32A、中部ブランケツト領域3
3、炉心領域32Bおよび下部ブランケツト領域
31Bが順に配置される。下部ブランケツト領域
31Bの下方には、核分裂によつて生じる核分裂
生成ガスを蓄えるガスプレナム34が存在する。
上部ブランケツト領域31A、中央ブランケツト
領域33および下部ブランケツト領域31Bは、
ウラン−238を多量に含む天然ウランよりなるブ
ランケツト燃料ペレツトが充填されている。上部
ブランケツト領域31A、中部ブランケツト領域
33および下部ブランケツト領域の長さは、各
各、40cm、22cmおよび40cmである。炉心領域32
Aおよび32Bは、プルトニウム−239が富化さ
れたPuO2−UO2からなる炉心燃料ペレツトが充
填されている。各々の炉心領域32Aおよび32
Bの長さは、36.5cmである。上部ブランケツト領
域31A上端から下部ブランケツト領域下端まで
の長さは、175cm(=H1)である。ワイヤスペー
サ30が、被覆管27の外周に取付けられる。 第層に装荷される燃料集合体25Bは、燃料
集合体25の燃料ピン26として第18B図の燃
料ピン26Bを用いたものである。燃料ピン26
Bは、燃料ピン26Aに比べて炉心領域35Aお
よび35Bの長さを長くして中部ブランケツト領
域36の長さを短くしたものである。炉心領域3
5Aおよび35Bには炉心燃料ペレツトが充填さ
れ、各々の領域の長さは41.5cmである。ブランケ
ツト燃料ペレツトが充填される中部ブランケツト
領域36の長さは、12cmである。第18C図の燃
料ピン26Cを燃料集合体25の燃料ピン26と
していることにより、第層に装荷される燃料集
合体25Cが構成される。燃料ピン26Cは、被
覆管27内の上部ブランケツト領域31Aと下部
ブランケツト領域31Bとの間に、炉心燃料ペレ
ツトのみが充填される炉心領域37を配置したも
のである。第18D図の燃料ピン26Dは、被覆
管27内のガスプレナム34より上方に、ブラン
ケツト燃料ペレツトのみを充填したブランケツト
領域38を形成したものである。第層に装荷さ
れる燃料集合体25Dは、燃料集合体25の燃料
ピン26として前述の燃料ピン26Dを用いたも
のである。なお、燃料ピン26A,26B,26
Cおよび26D内のガスプレナム34の長さはす
べて等しく、各燃料ピンの長さは前述した各炉心
における燃料ピンの長さと同一である。また各々
の燃料ピンの炉心燃料ペレツトにおけるプルトニ
ウム−239の富化度もすべて等しい。 本実施例のハンバーガ炉心においても第層お
よび第層が設けられているので、第8図に示す
ハンバーガ炉心と同様に出力分布が著しく平坦化
される。炉心の半径方向と軸方向の出力分布を第
19図および第20図に示す。なお、第20図に
示す制御棒は、BOC時のみに炉心上方より炉心
中心(軸方向)まで挿入されている。その後、制
御棒は、炉心より引抜かれてしまう。 本実施例のハンバーガ炉心は、出力分布が著し
く平坦化され、しかも炉心領域50の高さを低く
して軸方向ブランケツト領域の厚みを増している
ので、外部ブランケツト領域、特に、軸方向ブラ
ンケツト領域4Aおよび4B内のウラン−238の
中性子捕獲反応および核分裂反応が著しく活発に
なる。このため、増殖率は、第8図の炉心に比べ
て0.8%増大し、1.29となる。これと核分裂性物
質の装荷量の減少に伴つて倍増時間は、16.6年ま
で著しく短縮される。これは、前述した寸法を有
する本実施例(d1/D2=0.79)の値である。一
方、d1/D2=0.81のハンバーガ炉心の倍増時間
は、16.5年となる。 本発明によれば、炉心領域周辺部における出力
低下を抑制できるので、炉心の出力分布を著しく
平坦化できる。また、倍増時間も著しく短縮でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は高速増殖炉における従来の均質炉心の
概略縦断面図、第2図は第1図の−断面図、
第3図は第1図の均質炉心の半径方向の出力分布
を示す特性図、第4図は高速増殖炉における従来
のパフエー炉心の概略縦断面図、第5図は第4図
のパフエー炉心の半径方向における出力分布を示
す特性図、第6図は高速増殖炉の従来の軸方向非
均質炉心の概略縦断面図、第7図は第6図の軸方
向非均質炉心の半径方向における出力分布を示す
特性図、第8図は本発明の一実施例である高速増
殖炉に用いるハンバーガ炉心の概略縦断面図、第
9図は第8図の部の拡大図、第10図は第8図
のハンバーガ炉心の軸方向における中性子束分布
を示す特性図、第11図は第8図のハンバーガ炉
心の半径方向における出力分布を示す特性図、第
12図は中性子エネルギーと中性子束およびP239
のηとの関係を示す特性図、第13図は第8図の
ハンバーガ炉心の内部ブランケツトの形状と倍増
時間との関係を示した特性図、第14図は本発明
の一実施例である高速増殖炉の縦断面図、第15
図は第14図の炉心に装荷される燃料集合体の構
造図、第16図は第14図の高速増殖炉に用いら
れるハンバーガ炉心の一実施例の概略縦断面図、
第17図は第14図および第16図の−
断面図、第18A図は第16図の第層に装荷さ
れる燃料集合体を構成する燃料ピンの縦断面図、
第18B図は第16図の第層に装荷される燃料
集合体を構成する燃料ピンの縦断面図、第18C
図は第16図の第層に装荷される燃料集合体を
構成する燃料ピンの縦断面図、第18D図は第1
6図の第層に装荷される燃料集合体を構成する
燃料ピンの縦断面図、第19図は第16図のハン
バーガ炉心の半径方向における出力分布を示す特
性図、第20図は第16図のハンバーガ炉心の軸
方向における出力分布を示す特性図である。 3……半径方向ブランケツト領域、4A,4B
……軸方向ブランケツト領域、12,50……炉
心領域、13,51……内部ブランケツト領域、
21……原子炉容器、24……炉心、25……燃
料集合体、26,26A,26B,26C,26
D……燃料棒。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 核分裂性物質を有する炉心と、前記炉心領域
    の外側を取り囲んで燃料親物質を有する外部ブラ
    ケツト領域と、前記炉心領域内に配置されて燃料
    親物質を有する内部ブランケツト領域とから成る
    高速増殖炉の炉心において、前記内部ブランケツ
    ト領域の軸方向の厚みを前記内部ブランケツト領
    域の中央部分で厚くするとともに前記内部ブラン
    ケツト領域の径方向周辺部分で薄く減少し、前記
    径方向周辺部分と前記外部ブランケツトとの径方
    向の間に前記炉心領域を介在したことを特徴とし
    た高速増殖炉の炉心。 2 前記内部ブランケツト領域の径方向周辺部分
    は径方向外側にゆくにしたがい段階的に軸方向厚
    みが減少する形状であることを特徴とした特許請
    求の範囲第1項に記載の高速増殖炉の炉心。 3 前記内部ブランケツト領域の径方向周辺部分
    の軸方向厚みの減少の段階は、1段階であること
    を特徴とした特許請求の範囲の第1項に記載の高
    速増殖炉の炉心。 4 前記内部ブランケツト領域の径方向周辺部分
    の軸方向厚みの減少の段階は、複数段階であるこ
    とを特徴とした特許請求の範囲の第1項に記載の
    高速増殖炉の炉心。 5 前記炉心領域の核分裂性物質の富化度を一様
    にする特許請求の範囲の第1項に記載の高速増殖
    炉の炉心。
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