JPH02504343A - 改良された包装性をもつ品質低下のないガム組成物 - Google Patents

改良された包装性をもつ品質低下のないガム組成物

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JPH02504343A
JPH02504343A JP1505803A JP50580389A JPH02504343A JP H02504343 A JPH02504343 A JP H02504343A JP 1505803 A JP1505803 A JP 1505803A JP 50580389 A JP50580389 A JP 50580389A JP H02504343 A JPH02504343 A JP H02504343A
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バーナッツ ケヴィン ジェイ
ピルスバリー ロン ダブリュー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 改良された包装性をもつ品質低下のないガム組成物見見立立亘 本発明は改良された包装特性を有する、品質低下(static)のないチュー イングガム組成物の製法および該組成物自体に関するものである。
11しとl夙 チューイングガムは、一般にガムベース、水性柔軟剤(例えば、コーンシロップ )、甘味剤並びに増量剤および香料を含む、場合によって添加される着色剤およ び加工助副成分も周知である。
チューイングガムは、一般にガムベースと水性柔軟剤とを3〜5分間混合し、次 いで固体甘味料および香料を添加することにより調製される。このガムを該ミキ サから取出し、圧延し、所定の形状に切断する。
チューイングガムが品質低下を起こしめいことも周知である。
周囲の相対温度がガム組成物の平衡相対温度(E R)()よりも低い場合、ガ ムから水分が失われる0時間の経過後、該ガムは味が劣化しかつ脆くなる。
この問題を克服するために様々な提五がなされている。ライソラニル(Wetz el)等の米国特許第4.166、134号(以下“ライソラニル2という)は ガムのERHを増大する保温剤を含むガム組成物を開示している。ライソラニル は保温剤として糟アルコールを開示し、ソルビトールが好ましいとしている。ま た、ライソラニルは該糟アルコールの量が該ガム組成物の約2〜約50%である べきであると述べている。ライソラニルは、更に該保湿剤を該水性柔軟剤と有効 に分敵すべきであることを述べ、またまず該ガムベースと水性柔軟剤との混合物 と該甘味剤とを混合した後に該ソルビトールを添加する方法を開示している。事 実、ライソラニルの実施例8では、ソルビトール10%、コーンシロップ17% および50%の糖を含む同一の成分をもつ2つのガム組成物を比較している。実 施例8の試料は該糖の添加後にソルビトールを添加することにより調製され、一 方コントロ5フル試料では該糖の添加前にソルビトールを混合している。100 °Fにて72時間貯蔵した後該コントロール試料は著しい発汗を起こし、かつ− 緒に固着され、一方実施例8の試料は容易に分離され、良好な耐発汗性を示すこ とが報告された。
エンカンディア(Enchand ia)等の米国特許第3.632.358号 (以下エンカンディアという)はチューイングガムの製法を開示しており、そこ では約0.1〜約1重量%(ガム重量基準で)のグリセリンが添加されている。
このグリセリンは該糖の2/3を混合した後に添加される。グリセリンは液体で あり、かつ公知の保湿特性をもつ。実際、グリセリンの吸水傾向は非常に強くて 、しばしば乾燥剤を想起させるほどである。
本発明の完成以前に、本願発明の譲受人は、ガムベース、コーンシロップ、糖お よび少量(約1%未満)のソルビトールを含むガム組成物を作製し、販売した。
このソルビトールは糖をガムベースおよびコーンシロップと混合した後にガム組 成物に添加された。この少量のソルビトールは該ガムのERHには大きな影響を 与えないが、該ガムの長期に亘る柔軟性を改良することがわかった。しかし、こ の作製されたガムは過度に軟く、かつ圧延/切断操作と包装操作との間の典型的 には24一時間の冷却期間後においても包装は困難であった。
簡単な発明の開示 本発明は、改良された包装特性をもつガムを与えるテ二一イングガムの製法に対 する改良を提供する。この方法は、一般に約15〜約35重量部のガムベースと 、約50〜約80重量部の糖、約5〜約30重量部のコーンシロップ、有効量の 香料、随意成分としての着色剤およびその他の成分とを混合する工程を含む、改 良は、約0.25〜約2,0重量部の粉末ソルビトールとガムベースとを、該ガ ム組成物に1/2を越える糖を混入する前に、混合する工程を含む、この改良法 において、該ソルビトールは初めに該ガムベースで覆われる。
このような手順によって、包装前の典型的な24一時間の冷却後に十分な堅固さ をもつガムが得られ、これは容易に包装できかつ糟の添加後にソルビトールを添 加して得たガムベースについてみられる寸法安定性に係る問題をもたないことが わかった。しかし、標準的な包装体(水透過性)で包装した後、この改良法で作 られたガムは依然として所定の非硬化特性を示すこともわかった。
の−細な記゛木およびその ましい電標本発明は主として糖およびガムベース( ガムベースの型は問わない)を含むガムにおいて利用される0本明細書で用いる 用語チューイングガムとは、従ってチューイングガムおよび風船ガム組成物両者 を包含する。用語糟とは一般に2、クロースをいうが、スクロースと50%まで のデキストロース、フルクトースまたはその混合物との混合物をも意図する。
本発明は多くの公知のガム成分および処理工程の使用を包含する。第1頁に記載 の基本的ガム製造工程を、ここに概説する付随的な考察を行いつつ利用できる0 本発明の方法で使用する成分の濃度は以下の通りである。
ガムベース      15〜35% 糟          50〜80% コーンシロップ     5〜30% ソルビトール    0.25〜2% 勿論、随意の有効量の香料、着色料および加工助荊並びに前のパンチからのトリ ムガムを加えることもできる。
本発明の一部として、この処方で用いる糟の約1/2を越える量を添加する前に 、かつ好ましくは該糖の1/3を越える量を添加する前にソルビトールを加えな ければならない。このソルビトールは好ましくは約0.5〜約1.25%、より 好ましくは約0.65〜約0.95%の濃度で使用する。糖含量と比較して、糟 対粉末ソルビトールの比は好ましくは約30:1を越えおよびより好ましくは約 60:1以上である。
どれくらい早く該ソルビトールを加えることができるかについては何の制限もな いが、通常ガムベースとコーンシロップとをまず混合した後に添加される。
ソルビトールをこの工程の初期段階で混合する場合に、ソルビトールは該ガムベ ースで覆われるものと考えられている。結果として、該ガムの吸水速度が低下す る。従って、混合後の初めの24時間の間、該ガムは取扱えないかつ歪なしには 包装できない程には軟化しない。しかし、一定の時間後、このガムは平衡に達し 、かつ非硬化特性を維持する。
グリセリンの強い保温性のために、本発明のガム組成物のグリセリン含量は約2 %を越えてはならない。この濃度以上では、粉末ソルビトールの効果が賠蔽され てしまい、しかも高いグリセリン含有率のために改善された該ガムの他の特性が 本発明の利点を取るに足りないものとしてしまうと考えられている。
トリムガムの量は全組成物の40%にも達し得る。このトリムガムは、勿論糖を 含む。しかし、糖含量はソルビトール添加の適正時間決定では無視される。換言 すれば全組成物の20%がトリムガムである場合(トリムガムは60%の糖含有 率をもつ)およびソルビトールの添加前にトリムガムをミキサに添加した場合、 このトリムガムからの12%という糖含有率は計算されず、添加すべき新たな全 糖量の半分までがソルビトールの混合前に添加される。トリムガム中の糖分は既 に該トリムガムのガムベース中に混合されているので、新たなガムベースによる 新たなソルビトールの被覆は阻止されない。
本発明の改良法の好ましい態様は以下の実施例1によって与えられる。
スー施−伝−上 公知のガムミキサを49℃(120@F)に加熱する。ペレット化したガムベー ス20重量部をこのミキサに装入し、咳ペレントをすりつぶす。次に、45.5 ボーメをもちかつコーンシロップが流動し、しかも2分以内にミキサに添加し得 るような温度のコーンシロップ18重量部を、0.75重量部のグリセリンと共 に加える。ミキサに装入する場合、コーンシロップ以外のすべての成分は室温で 添加される。これら成分を3.5分間混合し、この時点で20重量部の粉末糖お よび0.9重量部の粉末ソルビトールを加える。混合を更に4分間@綺した後、 追加の20重量部の糟と0.75重量部のペパーミント香料を加える。次いで、 混合を更に4分間続け、この時点で19.6重量部の糟を添加する。全混合時間 17.5分後、この組成物をミキサから取出し、圧延しかつ切断する。この切断 したガムを放置し、室温まで冷却した後、包装する。
本発明の組成物は、重量基準で、はぼ以下の成分を含む。
15〜35%のガムベース 50〜80%の樒 0.25〜2%の粉末ソルビトール 5〜30%のコーンシロップおよび 随意成分としての香料、着色剤および他の成分。
本発明のガム組成物は、更に粉末ソルビトールはガムベースによりまず被覆され るという事実によって特徴付けられ、その結果該ガムを室温まで冷却し、かつガ ムの個々のシートを包装するのに十分な時間、ガムは大気からかなりの湿分を取 込むことはない。
以下の例は本発明の範囲内のもう一つの組成物を与え、かつ本発明の方法および 組成物で使用する少量のソルビトールによって与えられる非硬化特性を示す。
11LJL叢 ガムの実施例による試料およびコントロール試料を以下の組成で調製した。
大笈斑   コントロール tJ!          59.84     60.52ガムベース      19.82      19.82コーンンロ、プ   18.37       18.37グリセリン     0.70      0.70香料     0.59   0.59 ソルビトール     0.68 実施例のガムは本発明の方法で作製した。但し、ソルビトールは、酸糖をその2 /1を越える量で添加する前に組成物に混合した。
相対温度35%(これは極めて乾燥した状態に等しい)で保存した後、サンプル を標準ティパー(Taber)テスト装置で試験した。
この装置はある度数、この場合には150”、ガムスティックを曲げるのに要す る力を一般に測定する。
実施例2のガムの保存時間とティパー値とを以下の第1表に示実施例      コントロール 0日    50       50 11日    73      15314日    80      196 第】表から理解されるように、少量のソルビトールの添加により、良好な非特性 劣化を与える。この結果は、ことに2%未満のソルビトールが使用され、しかも ウィンツエルの開示とは逆に糟がその半分量を越える量で添加される前にソルビ トールをガム組成物に混合していることから、驚くべきことである。
上記本発明の詳述された態様に対する変更を本発明から逸脱することなしに行う ことができる0例えば、コーンシロ、プ以外の水性柔軟剤、例えば水添殿粉水解 物シロップも、これらが該組成物の長期柔軟性並びに初期柔軟性に同様な効果を もつ限りにおいて使用することができる。使用可能な付随的成分のいくつがとし ては、人工甘味料、封入もしくは噴霧乾燥香料、香味および風味改良剤、着色剤 および薬剤を含む、混合スケジュールは変えることができる。但し、ソルビトー ルおよび糟の添加の所定のタイミングを維持しなければならない。
これらの並びに他の変更がなし得るので、上記詳述した記載は本発明を制限する というよりも例示するものと見なすべきであり、かつあらゆる等価なものを含む 以下の請求の範囲が本発明の範囲を規定するものと理解すべきである。
平成   年   月   日 特許F5:長官吉田文毅殿 1、事件の表示  PCT/US 891011073、補正をする者 事件との関係  aU人 5、補正命令の日付  自  発 国際調i報告

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.約15〜約35重量部のガムベースを、約50〜約80重量部の糖、約5〜 約30重量部のコーンシロップ、有効量の香料および随意の着色剤および他の成 分と混合する工程を含むチューイングガム組成物の製法において、該ガム組成物 に該糖を前記糖の量の1/2を越える量で混合する前に約0.25〜約2.0重 量部の粉末ソルビトールを該ガムベースと混合する工程を含む上記方法。
  2. 2.該粉末ソルビトールを、該ガム組成物に該糖を前記糖の量の約1/3を越え る量で混合する前に、該ガムベースと混合する請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.該ガム組成物が約2重量部未満のグリセリンを含む請求の範囲第1項記載の 方法。
  4. 4.該コーンシロップとガムベースとをまず一緒に混合し、このコーンシロップ とガムベースとの混合後、かつあらゆる追加の糖を該ミキサーに混合する前に、 該糖の1/3と該粉末ソルビトールとを該組成物に混合する請求の範囲第1項記 載の方法。
  5. 5.該粉末ソルビトールが該ガム組成物の約0.5〜約1.25%である請求の 範囲第1項記載の方法。
  6. 6.該粉末ソルビトールが該ガム組成物の約0.65〜約0.95%である請求 の範囲第1項記載の方法。
  7. 7.品質低下のなくかつ改善された包装性をもつチューイングガム組成物の製法 であって、 (a)チューイングガム組成物ミキサを準備し、(b)該ミキサに15〜35重 量部のガムベースを加え、(c)0.25〜2.0重量部の粉末ソルビトールと 、50〜80重量部の糖を供給し、 (d)該糖とソルビトールとを該ガムベースと混合して、該粉末ソルビトールの すべてを、該糖の半分を越える量を該ガムベースと混合する前に、該ガムベース と混合し、(e)付随的な成分を該ガムベースと混合して、チューイングガム組 成物を得、 (f)該チューイングガム組成物を個々の片に形成し、および(g)該片を包装 する、 各工程を含むことを特徴とする上記製法。
  8. 8.該糖の1/3を越える量が該ガムベースと混合される前に、該粉末ソルビト ールのすべてが該ガムベースと混合される請求の範囲第7項記載の製法。
  9. 9.該ガム組成物が混合後圧延されかつ切断され、また包装する前に室温まで冷 却される請求の範囲第7項記載の製法。
  10. 10.糖対粉末ソルビトールの比が約30:1よりも大きい請求の範囲第7項記 載の製法。
  11. 11.該糖対粉末ソルビトールの比が約60:1以上である請求の範囲第7項記 載の製法。
  12. 12.約40重量部までのトリムガムを該ガム組成物に混入する請求の範囲第7 項記載の製法。
  13. 13.重量基準で (a)約15〜35%のガムベース (b)約50〜80%の糖 (c)約0.25〜2%の粉末ソルビトール(d)約5〜30%のコーンシロッ プおよび(e)随意成分としての香料、着色料および他の成分を含み、かつ該粉 末ソルビトールがまず該ガムベースで被覆されることを特徴とするチューイング ガム組成物。
  14. 14.該粉末ソルビトールが該組成物の約0.5〜約1.25%で含まれる請求 の範囲第13項記載の組成物。
  15. 15.該粉末ソルビトールが該組成物の約0.65〜約0.95%で含まれる請 求の範囲第13項記載の組成物。
  16. 16.該ソルビトールの被覆により、該ガム組成物の個々の片を冷却しかつ包装 するのに十分な時間後まで大気からのかなりの水分の取込みに関して該ソルビト ールが保湿剤として機能することから防止される請求の範囲第13項記載の組成 物。
  17. 17.上記請求の範囲第1項記載の方法により作られるチューイングガム組成物 。
  18. 18.上記請求の範囲第7項記載の方法によって作られる包装されたチューイン グガム組成物。
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