JPH02504021A - パッケージ・アダプタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 パッケージ・７ダブタ 背景技術 本発明は繊維ストランド材料パッケージを取扱う装置、さらに詳しくは一連のこ の寸法と形式のパッケージに適合し保持できる装置に関する。

繊維技術に通暁する技術者には理解されているように、織物などの繊維材料の製 造において各工程間で材料の取扱いを容易にするため巻取られたパッケージにお ける糸などストランド材料をパッケージすることが要望されることが少なくない 。以下詳述する本発明の一つの応用例を説明することだけを目的にした一例は多 数（時には数百、数千）の繊維ストランド材料のパッケージがクリールに取付け られ、これらのパッケージから材料が引出され、後で織機に取付けられるビーム に巻かれる織機用のビームを巻くことにある。その他の例は技術者には容易に考 えつくことがあろう。

繊維加工方法は細長い中空コアの周りにストランド材料を巻付けることによって 形成される種々様々の形状寸法のパッケージを従来から用いてきた。二つの例だ けは糸を完全な円柱状コアに巻付けて形が成る種のチーズに似ていることから時 には「チーズ」として知られてもいるパッケージにすることおよび円錐形コアに 糸を巻付けることがある。

この両側において、パフケージコアの寸法と完成したノくツタージは製造業者各 自の理由からパッケージの形状寸法を選ぶことが多（それぞれの製造業者によっ て異なる。

注意深い読者には理解されるように、パッケージの形式や寸法が増加してゆくこ とはこの繊維材料をさらに加工する場合にこのようなストランドを使用する製造 業者、例えば製織工場などにとっては種々の問題となっている。ストランド材料 および供給業者を徹底して選ぶことに十分注意しなければ、多数の異なるパッケ ージ形状や形式のストランド材料が工場に使用されることになる。こういうこと になると、各種の寸法形式のパッケージに何等かの調整が必要である。

本発明の以前には、こうした調整に成功した例はごく限られていた。さらに詳し く述べると、一種類以上の寸法および形式のパッケージを受入れできるマウント を使用しようとする試みがなされ、二つか、あるいは多分三つのこうした寸法ま たは形式のパッケージを受付は取扱うことができるアダプタを得ることに若干の 成功があった。こうした多くのアダプタには受入れられたパッケージが使用のた め所定位置に保持されることを確実にするため流体圧作動装置が使用されてきた 。また別のアダプタでは種々の寸法形式のパッケージに対応するため手動交換を 必要とした構成要素が設けられていた。理解されるように、両方の取組み方法と も複雑性と故障の危険性が増えるかまたは作業員の注意力の必要性の増加と製造 効率の低下という固有の困難を伴うものであった。

発明の詳細な説明 叙上のことを念頭において、本発明の目的は各種の繊維機械に容易に使用でき種 々様々の繊維ストランドパッケージを受入れることができる７ダブタを提供する ことにある。

本発明のこの目的を達成する場合、本発明のアダプタは細長いスピンドルに取付 けられ、これと相対運動するため且つ繊維材料パッケージの細長いコアの縦方向 にコア内に隔設された箇所と係合するための細長いスピンドルおよび要素を有す る。この保合要素は相互に且つスピンドルに連結されて種々の形式および寸法の パッケージを受取り支持するのを容易にしている。

本発明のさらに別の目的は作業員がすぐ前に使用された異なるパッケージに順応 するため容易に迅速に置き替えできる前記形式のパッケージ７ダブタを提供する ことにある。

本発明の目的を達成すると、先行装置の従来の問題点は軽減乃至除去される。

図面の簡単な説明 本発明の目的の幾つかを述べたが、その他の目的は添付の図面を参考にしておこ なう以下の説明が進むにつれて明白になる。

第１図は本発明の装置の分解組立図、第２図は本発明の装置を使用位置に示した 断面正面図、第３図は円筒状パッケージコアを所定位置につけた第１図および第 ２図の装置を示す第２図同様の図である。

発明の詳細な説明 本発明はその好ましき一実施例を示す添付の図面を参考に以下にさらに詳しく説 明する示、先ず理解されたいことは当業技術者はここに説明する本発明を一部改 変して本発明の好都合な結果を達成できるということである。従って、以下の記 載は当業技術者に向けられた広範な教示的開示として理解されたく、本発明を制 限するものではないことを理解されたい。

次の説明を進めるためには、細長い中空コアに巻付けた糸などのストランド材料 で形成された繊維パッケージが基端部とこの基端部から遠い方の端部、即ち遠隔 端とを有するものと仮定される。円錐形コアの場合は、基端部は従来はもつと開 いた、または大きい直径端である。本発明のアダプタは中心軸１０と、この軸に 取付けられて、以下に詳述するごとく、パッケージの基端部と遠隔端に隣接する 絹長い中空コアの内径とに係合する装置とを有する。

本発明の７ダブタは中心軸部材１０を有し、この軸部材には、図示の形において は、アダプタを所定位置に保持するため一対の薄ナツト１１が係合する。軸１０ の前記薄ナツ）１１から遠い方の端部は自由端である。軸１０は本装置の付属要 素がこの軸の縦軸の中心に自由に回転するように横断面円形（図示のごとく）か 、または上記付属要素が回転しないようにするため横断面六角形のごときやや正 多角形にすることができる。

中心軸にはパッケージコアの基端部と係合する後側支持体１２と、パッケージコ アの遠隔端に隣接するパッケージコアの内径と係合する多数（好ましくは３本） の掴みフィンガ１４とが取付けられている。フィンガ１４は軸１０の軸に向って 引寄せられる引込み位置と、フィンガ１４の外端部が外方へ偏倚されて本発明の ７ダブタに取付けられたパッケージのコアの内径に当接する延伸した位置との間 を枢動するように支持されている（第２図および第３図）。

フィンガ１４は軸１０に取付けられた一対のフィンガ取付具１５．１６に支えら れている。後側支持体１２およびフィンガ１４はフィンガ取付具１５，１６と、 棒１８の形をした連結装置と、固定アーム１９およびフィンガ取付けばね２０． ２１とに形成されたラッチ機構とを含む要素により連結されている。

固定７−ム１９は軸１０の外径よりやや大きい直径を有するように形成された開 口を有する。従って、固定７−ムは常時は軸に沿って摺動可能である。しかし、 軸に対し傾くと、この固定アームは軸に押し当てられ、軸に沿って動かなくなる 。この固定特性が本発明の装置における重要な用途を持っている。

フィンガ取付けばね２０．２１は１個のフィンガ取付具１５と軸１０との間、お よびフィンガ取付具１５．１６との間に作動し、連結装置とラッチ要素と協動し てフィンガ１４の固定およびナックル運動を起す。各フィンガ１４は一対の枢着 ナックル部材と、好ましくはゴムなどの摩擦性材料より形成されたコア係合部材 とによって形成されている。フィンガ取付具１５．１６間に作用するフィンガ取 付けばね２１によってフィンガ１４は折りたたまれた位置、即ち引込まれた位置 へ偏倚される。一方のばね取付具１５と軸１０との間で作用する他方のフィンガ 取付けばね２０はフィンガ取付具１５．１６が本装置への損傷を回避するだけの 十分な移動を与えると共にアーム１９に棒１８を介して作用するラッチ力を提供 する。

さらに詳しく述べると、７ダブタを使用のため組立てて取付けると、作業員は任 意の所望形式または寸法のパッケージを７ダブタに配置しパッケージコアの基部 を後側支持体１２の方へ動かす。パッケージは後側支持体１２と係合するので、 支持体は軸１０に沿って移動し、りンク棒１８は一方のフィンガ取付具１６を他 方のフィンガ取付具１５の方へ両者間に作用するばね２１の力に抗して移動させ 、ばね２１はフィンガ１４を取付けられているパッケージのコアの内径へ向けて 外側へはじき出す。内径にフィンガ１４が係合するので、パフケージと後側支持 体１２とが軸１０に対して移動を続け、このため固定７−ム１９は他方のフィン ガ取付ばね２０が圧縮されるにつれて傾く。前記した要素に形成されたラッチ機 構の作用で、フィンガ１４および後側支持体１２はパッケージが取付けられる時 に到達したそれぞれの位置に保持される。

取付けられたパッケージが使い尽されるかさもなくば取り替えようとする時は、 作業員はフィンガ取付ばね２０゜２１の力に抗して固定アーム１８を単に動かす だけで後側支持体１２は釈放されて軸ｌＯに沿って移動し１　フィンガ１４は軸 １０の軸に向って折りたたまれる。

図示説明の特定の？ツチ機構は、フィンガ、後側支持体および主体間の相互作用 が本明Ｊ書を読むことで理イされると、機械設計の応用技術に通暁の技術者によ る種々の変型が可能であることは理解されよう。さらに詳しくは、相互作用は後 側支持体の軸に対する運動とこれに付属して起るフィンガの外側への枢動とにあ ること、後側支持体の連続的運動とこれに付随して使用中パッケージを支える要 素を所定位置に保持するラッチをセットすることにあること、およびパッケージ コアを外すと要素が釈放されて出発位置に戻ることにあることが理解されよう。

後側支持体１２は形状が円錐形であるので、多種多様な寸法および形式のパッケ ージの基端部を受けてこれに係合する一方、こうしたパッケージを全て軸１０に 集中させることができることが注目される。さらに、フィンガ１４（３本の場合 ）は同様に多種多様の寸法および形式のパッケージコアと係合しその中心に集る ことによって本発明の７ダブタに万能に近い望ましい結果をもたらす。この万能 性の例は円錐形コアに用いた７ダブタが示された第３図と正円形円錐コアに用い たアダプタが示された第４図とを比較することで示されている。

以上図面および明細書において本発明の好ましき実施例を開示した。特定の用語 を用いたが、説明では用語は一般的説明的意味においてのみ用いたもので制限を 目的として月い１こものではない。

ＦＩＧ、２ ＦＩＧ、　　３ 匡＠調斎報告

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．自由端を有する細長い中心軸装置と、該軸装置に取付けられていてこれに沿 って移動するたわ且つ該軸装置を取巻いて配置されたパッケージコアの端部と係 合する摺動接触を形成するためのコア端と係合する後側支持装置と、上記軸装置 の軸に向つて引寄せられる引込み位置と上記軸装置を取巻いて位置するパッケー ジコアの内径と外側へ向って偏倚されて係合する延伸位置との間で上記軸装置に 取付けられてこれと相対運動するための複数のフインが装置と、上記後側支持装 置が上記軸装置に沿つて上記自由端から離れる方向へ移動すると上記フインが装 置を上記引込み位置から上記延伸位置へ向つて動かし、上記軸装置を取巻いて位 置する細長い中空コアの端部および内径と係合する位置に上記後側支持装置およ びフインが装置を釈放自在に錠掛けするため上記後側支持装置と上記フインが装 置と上記軸装置とを動作可能に相互に接続する装置とよりなる細長い中空コアに 巻付けたストランド材料のパッケージを受けこれと係合する装置。
2. ２．自由端を有する細長い中心軸装置と、該軸装置に取付けられていてこれに沿 つて移動するため且つ該軸装置を取巻いて配置されたパッケージコアの端部と係 合する摺動接触を形成するためのコア端と係合する後側支持装置と、上記軸装置 の軸に向つて引寄せられる引込み位置と上記フインが装置が外側へ偏倚されて上 記軸装置を取巻いて位置するパッケージコアの内径と係合する延伸位置との間で 上記軸に取付けられてこれと相対運動するための複数のフインが装置と、上記後 側支持装置が上記軸装置に沿つて上記自由端から離れる方向へ移動すると上記フ インが装置を上記引込み位置から上記延伸位置へ向つて動かすため上記後側支持 装置と上記フインが装置と動作可能に接続するリンク装置と、上記軸装置を取巻 いて位置する細長い中空コアの端部および内径と係合する位置で上記後側支持装 置およびフインが装置を釈放自在に錠掛けするラッチ装置と、使用中ストランド を容易に釈放するためおよび必要なだけのパッケージの交換を容易にするためス トランド材料パッケージを取付けるのに協動する上記軸装置、後側支持装置、フ インが装置、リンク装置およびラッチ装置とよりなる細長い中空コアに巻付けた ストランド材料のパッケージを受けこれと係合する装置。
3. ３．前記フインガを前記引込み位置の方に偏倚させるため前記軸装置と前記フイ ンが装置との間で作動する弾力装置よりなる、請求の範囲第１項または第２項に 記載の装置。
4. ４．前記軸装置が環状横断面を有し、前記後側支持装置および前記フインが装置 が上記軸装置を中心に回転するため該軸装置に取付けられた請求の範囲第１項ま たは第２項に記載の装置。
5. ５．前記後側支持装置および前記フインが装置が前記軸装置に取付けられ軸を中 心に回転しない上うに固着された請求の範囲第１項または第２項に記載の装置。
6. ６．種々異なる直径のコア端部と係合するため前記後側支持装置が全体が円錐形 状を有する請求の範囲第１項または第２項に記載の装置。
7. ７．前記フインが装置が前記軸装置に対し枢動ずるために取付けられ該軸装置の 周面に相互に均等に隔離配置された少なくとも３本のフインが部材よりなる請求 の範囲第１項または第２項に記載の装置。
8. ８．前記フインが装置が前記延伸位置へ移動すると前記フインが装置の前記軸装 置から最も離れた部分が画く円の直径の変化に順応するため前記軸装置と前記フ インが装置との間に作動する弾力装置よりなる請求の範囲第１項または第２項に 記載の装置。
9. ９．本装置に取付けられた細長い中空コアの内径と摩擦係合して掴持するため前 記フインが装置の一部分を形成する摩擦装置よりなる請求の範囲第１項または第 ２項に記載の装置。
10. １０．自由端を有する細長い中心軸装置と、該軸装置に取付けられていてこれに 沿つて移動するため且つ該軸装置を取巻いて配置されたパッケージコアの端部と 係合する摺動接触を形成するためのコア端と係合する後側支持装置と、該後側支 持装置は種々異なる直径のコア端と係合するため全体が円錐形状を有すること、 上記軸装置の軸に向つて引寄せられる引込み位置と上記軸装置を取巻いて位置す るパッケージコアの内径と上記フインが部材が外側へ向つて偏倚されて係合する 延伸位置との間で上記軸装置と相対運動するため該軸装置に取付けられた少なく とも３本のフインが部材と、本装置に取付けられた細長い中空コアの内径と摩擦 係合して掴持するため上記フインが部材の一部分を形成する摩擦装置と、上記フ インが部材を前記引込み位置へ偏倚させるに前記軸装置と上記フインが部材との 間で作動する弾力装置と、前記後側支持装置が該軸装置に沿つて前記自由端から 離れた方向へ移動すると上記フインが部材を上記引込み位置から上記延伸位置へ 向つて移動させるため前記後側支持装置と上記フインが部材とを作動可能に連結 するリンク装置と、前記軸装置を取巻いて位置する細長い中空コアの端部および 内径と係合する位置に前記後側支持装置および前記フインが部材を釈放自在に錠 掛けするため前記後側支持装置と前記フインが部材と前記弾力装置とに動作可能 に相互に接続されたラッチ装置と、使用中ストランドを容易に釈放するためおよ び必要なだけのパッケージの交換を容易にするためストランド材料パッケージを 取付けるために協動する前記軸装置、後側支持装置、フインが装置、リンク装置 およびラッチ装置とよりなる細長い中空コアに巻付けたストランド材料のパッケ ージを受けこれと係合する装置。